JP2002149330A - 遮光スリット、遮光スリットを備えた受光素子及び光学式タッチパネル装置 - Google Patents

遮光スリット、遮光スリットを備えた受光素子及び光学式タッチパネル装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学式タッチパネル装置において、受光素子
が配置されている側のパネル枠部の小型化を可能とす
る。 【解決手段】 角筒部25と、筒内空間を等分に仕切る
互いに平行な複数の平板部26とによって、操作面11
aと垂直方向に少なくとも3段の空隙27が構成されて
いる遮光スリット24を受光素子15の前面に配置す
る。この遮光スリット24により、操作面11a上から
入射する外乱光線19による受光素子15の誤動作が防
止される。空隙27の幅Dを小さくすることにより、遮
光スリット24の長さLを短かくでき、よって受光素子
15を従来よりも操作面11aに近づけることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は発光素子と対とさ
れて、発光素子からの光線を受光する受光素子の前面
に、外乱光線の入射を防止すべく配置される遮光スリッ
トに関し、さらにそのような遮光スリットを一体に具備
した受光素子及び光学式タッチパネル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学的にタッチ操作位置を検出する光学
式タッチパネル装置においては、タッチ操作される操作
面上に、その操作面の縦方向と横方向とにそれぞれ複数
の平行光路が構成され、それら光路群の遮断状態によっ
て操作位置を検出するものとなっており、操作面を挟ん
で発光素子と受光素子とが縦方向、横方向にそれぞれ対
向されて配列されている。この種の光学式タッチパネル
装置においては、発光素子以外からの外乱光線が受光素
子に入射すると、検出すべき発光素子からの光線が認識
できなくなり、例えばタッチ操作によって発光素子から
の光線が遮断されているにもかかわらず、それを検出す
ることができないといったような状況が生じ、位置検出
が不能になるといった問題が発生する。
【0003】このような外乱光線は光学式タッチパネル
装置の操作面上から入射して受光素子に到達してしまう
ものであり、従ってこのような外乱光線による誤動作を
防止すべく、従来においては例えば受光素子の前面側に
外乱光線を遮るための遮光体を設けたり、あるいは受光
素子の配置位置を操作面の端縁から離れた位置に、つま
り外乱光線が入射しない奥まった位置にするといったこ
とが行われていた。図7は遮光体が設けられた従来の光
学式タッチパネル装置の要部構造を示したものであり、
図中、11は上面が操作面11aとされた保護板、12
はベゼル、13は可視光線をカットするフィルタを示
す。なお、図には示していないが、保護板11の下には
例えば液晶素子等の表示素子が配設されている。
【0004】発光素子14及び受光素子15はそれぞれ
プリント基板16上に実装されており、図に示したよう
に操作面11aを挟んで互いに対向するように配置され
ている。図中、17は発光素子14から発光された位置
検出用の光線を示す。なお、これら発光素子14及び受
光素子15は操作面11aの縦横の辺にそれぞれ沿って
所要数配列されている。遮光体18はベゼル12の内面
側に配設され、その一端がフィルタ13の内面に沿って
所定量延びた(突出した)形状とされており、フィルタ
13の一部を遮蔽する構造とされている。
【0005】この遮光体18により、操作面11a上か
ら入射する、つまり受光素子15の光軸に対して傾いた
方向から入射する外乱光線19は図7Bに示したように
遮断され、受光素子15への外乱光線19の入射を防止
できるものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示し
たような遮光体18を用いる従来の光学式タッチパネル
装置においては、受光素子15が実装される側のパネル
枠部の大きさがかなり大きくなるという欠点があった。
即ち、受光素子15の光軸に対し、入射角θが例えば3
°以上の外乱光線19を遮光しようとすると、図7B中
に示したように、光線が透過する部分の幅(遮光体18
の下端位置18aから受光素子15の受光面下端位置1
5aまでの垂直距離)をD′とし、これら位置18a,
15a間の水平距離をL′として、D′を例えば1.5
mmとすると、L′は約28mmも必要となる。
【0007】一方、遮光体18を設けない場合には、受
光素子15を操作面11aからさらに奥まった位置に位
置させなければならず、受光素子15が実装される側の
パネル枠部がさらに大きくなるという問題があった。こ
の発明の目的は上述した問題に鑑み、光軸に対して傾い
た方向からの外乱光線の入射を防止すべく、受光素子の
前面に配置される遮光スリットであって、その光軸方向
の長さ(大きさ)を小さくできる遮光スリットを提供す
ることにあり、さらにそのような遮光スリットを具備し
た受光素子及び光学式タッチパネル装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、受光素子の前面に、その光軸に対して傾いた方向か
らの外乱光線の入射を防止すべく配置される遮光スリッ
トは、多数の円筒状をなすパイプが束ねられて互いに接
着固定されてなり、それらパイプは上記光軸に対する外
乱光線の傾き方向に少なくとも3段の層を構成している
ものとされる。請求項2の発明によれば、受光素子の前
面に、その光軸に対して傾いた方向からの外乱光線の入
射を防止すべく配置される遮光スリットは、角筒部と、
その角筒の軸に平行に配置されて筒内空間を等分に仕切
る互いに平行な複数の平板部とよりなり、角筒部と平板
部とによって、上記光軸に対する外乱光線の傾き方向に
少なくとも3段の空隙が構成されているものとされる。
【0009】請求項3の発明によれば、光軸に対して傾
いた方向からの外乱光線の入射を防止する遮光スリット
が前面部に一体形成されてなる受光素子は、遮光スリッ
トが上記光軸と平行に等間隔に配置された複数の平板部
によって、上記光軸に対する外乱光線の傾き方向に少な
くとも3段の空隙が構成されてなるものとされる。請求
項4の発明によれば、操作面を挟んで発光素子と受光素
子とが対向配列されて操作面上に縦横に光路群が形成さ
れ、それら光路群の遮断状態によって操作面への操作位
置を検出する構成とされた光学式タッチパネル装置にお
いて、各受光素子の前面に遮光スリットが配置され、各
遮光スリットは多数の円筒状をなすパイプが束ねられて
互いに接着固定され、それらパイプが上記操作面と垂直
方向に少なくとも3段の層を構成しているものとされ
る。
【0010】請求項5の発明によれば、操作面を挟んで
発光素子と受光素子とが対向配列されて操作面上に縦横
に光路群が形成され、それら光路群の遮断状態によって
操作面への操作位置を検出する構成とされた光学式タッ
チパネル装置において、各受光素子の前面に遮光スリッ
トが配置され、各遮光スリットは角筒部と、その角筒の
軸に平行に配置されて筒内空間を等分に仕切る互いに平
行な複数の平板部とよりなり、角筒部と平板部とによっ
て上記操作面と垂直方向に少なくとも3段の空隙が構成
されているものとされる。
【0011】請求項6の発明によれば、操作面を挟んで
発光素子と受光素子とが対向配列されて操作面上に縦横
に光路群が形成され、それら光路群の遮断状態によって
操作面への操作位置を検出する構成とされた光学式タッ
チパネル装置において、受光素子の、上記操作面の一つ
の辺に沿う配列全体に渡って、それら受光素子の前面に
遮光スリットが配置され、その遮光スリットは各受光素
子と対向する部分にそれぞれ上記操作面と垂直方向に少
なくとも3段の空隙を具備しているものとされる。
【0012】請求項7の発明によれば、操作面を挟んで
発光素子と受光素子とが対向配列されて操作面上に縦横
に光路群が形成され、それら光路群の遮断状態によって
操作面への操作位置を検出する構成とされた光学式タッ
チパネル装置において、各受光素子は、その前面部に遮
光スリットが一体形成されたものとされ、その遮光スリ
ットは受光素子の光軸と平行に等間隔に配置された複数
の平板部によって上記操作面と垂直方向に少なくとも3
段の空隙を構成するものとされている。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。図1はこの発明による遮
光スリットの一構成例を示したものである。この例では
遮光スリット21は多数の円筒状をなす細径のパイプ2
2が束ねられて互いに接着固定されてなるものとされ
る。この遮光スリット21は受光素子の前面に配置さ
れ、つまり受光素子の受光面と対向されて配置され、パ
イプ22の軸が受光素子の光軸と平行とされて使用され
るもので、光軸に対して傾いた方向から受光素子に入射
する外乱光線のその傾き方向にパイプ22が少なくとも
3段の層を構成しているものとされる。
【0014】パイプ22は例えば樹脂製とされ、光を吸
収・散乱する材質とされる。一例をあげれば黒色のAB
S樹脂等が使用される。図中、黒塗りで示した部分は接
着層23を示す。接着剤としては例えばエポキシ系接着
剤が使用される。この遮光スリット21によれば、受光
素子と光軸が一致されて対向配置された発光素子から発
光された光線は各パイプ22の軸に対し、ほぼ角度0°
で入射し、そのままパイプ22の中空空間を通って受光
素子の受光面に到達する。一方、外乱光線はパイプ22
の軸に対し、傾きをもって入射するため、パイプ22に
よって吸収・散乱され、つまり遮光されて受光素子に入
射しないものとなる。なお、パイプ22の径(内径)及
び長さは遮光すべき外乱光線の入射角に対応して選定さ
れる。
【0015】一方、図2はこの発明による遮光スリット
の他の構成を示したものである。この例では遮光スリッ
ト24は角筒部25とその筒内に一体形成された複数の
平板部26とよりなるものとされる。複数の平板部26
は互いに平行とされ、かつ角筒部25の軸に平行に配置
されて筒内空間を等分に仕切るものとされ、角筒部25
とこれら平板部26とによって少なくとも3段の空隙2
7が構成されているものとされる。この遮光スリット2
4は例えば樹脂成形によって形成される。使用材料とし
ては前述したパイプ22と同様、黒色のABS樹脂等が
用いられる。なお、樹脂製ブロックにエンドミル等で空
隙(矩形状の穴)27を加工・形成するといった機械加
工によって形成することも可能である。
【0016】図3は上述した遮光スリットの使用形態の
一例として、光学式タッチパネル装置の受光素子の前面
に、図2に示した構成の遮光スリット24を配置した例
を示したものである。なお、図7と対応する部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。遮光スリット24
はプリント基板16上に搭載されており、この例では4
段の空隙27を具備するものとされている。角筒部25
の軸、つまり空隙27の貫通方向は受光素子15の光軸
と平行とされている。
【0017】発光素子14から発光された光線17は角
筒部25の軸に対し、ほぼ角度0°で入射するため、こ
の遮光スリット24の空隙27を通過して受光素子15
に入射する。ここで、図3Bに示したように遮光スリッ
ト24の長さをL、各空隙27の幅をDとすると、受光
素子15の光軸に対して、tanθ=D/Lで表わされ
る角度θ以上で入射する光線は受光素子15に入射しな
いものとなる。今、入射角θが3°以上の外乱光線19
を遮光する場合を考えると、Dを0.3mmとした場
合、Lは5.7mmとなる。図7に示した遮光体18を
用いる場合のL′はこのLと等価的に取り扱うことがで
き、つまり従来においてはLが約28mmも必要であっ
たのに対し、この例では5.7mmでよいことになり、
よってその分、パネル枠部の大きさを小さくすることが
できるものとなる。なお、Dを0.3mmより小さい値
に選定すれば、さらにLを小さくすることができ、よっ
てさらにパネル枠部の大きさを小さくすることができ
る。
【0018】遮光スリット24の平板部26の厚さは例
えば0.1mm程度に選定されるが、この厚さは受光効
率の点で極力小さくするのが好ましい。上記において
は、角筒部25と平板部26とよりなる遮光スリット2
4を光学式タッチパネル装置に配置した例を説明した
が、この遮光スリット24に替えて図1に示したパイプ
22が束ねられてなる遮光スリット21を配置してもよ
い。この場合のパイプ22の径は例えば外径0.5m
m、内径0.3mmとされる。一方、図4は各受光素子
毎にそれぞれ遮光スリットを個別に配置するのではな
く、例えば光学式タッチパネル装置の操作面11aの一
つの辺に沿う受光素子15の配列全体に渡って長尺のブ
ロック状をなす遮光スリット31を配置するようにした
例を示したものである。
【0019】この例では、遮光スリット31は各受光素
子15の受光面と対向する部分に、それぞれ少なくとも
3段の空隙(矩形状の穴)32を具備するものとなって
おり、この空隙32は図2に示した遮光スリット24の
空隙27と対応し、同様に機能するものとされる。な
お、受光素子15が実装されているプリント基板16
は、この例ではその板面が操作面11aと垂直とされて
おり、遮光スリット31は図には示していないが、例え
ばその両端がこのプリント基板16にネジ止め固定され
て取り付けられるものとなっている。この際、各受光素
子15は遮光スリット31に形成されている凹部33に
それぞれ収容されるものとなっている。
【0020】ここで、上記における受光素子15の構造
について簡単に説明する。受光素子15はこの例では図
5に示したように、ベース41上に受光素子チップ42
が搭載され、そのチップ42の電極43とベース41上
の電極44とがワイヤボンディングにより接続され、そ
のワイヤ45及びチップ42が樹脂モールド体46に内
蔵されてなるもので、この樹脂モールド体46は透明体
とされ、そのチップ42と対向する上面に樹脂レンズ4
7を一体に具備するものとなっている。
【0021】入射光線は樹脂レンズ47によって集光さ
れてチップ42に到達し、即ちこの樹脂レンズ47部分
が受光面を構成している。図中、48はプリント基板等
への実装用の電極を示し、この例ではプリント基板の板
面に対し、樹脂レンズ47が上向き、横向きの両方の実
装形態をとれるように、図には示していないが、ベース
41の下面から側面にかけて、つまりL字状に電極48
が設けられている。図6は図5に示したような構造を有
する受光素子に遮光スリットを一体形成した例を示した
ものである。
【0022】この例では受光素子の前面部、つまり樹脂
レンズ47部分に光軸と平行に複数の平板部51が一体
形成されたものとなっている。平板部51は光を吸収・
散乱する材質で形成され、例えば黒色のABS樹脂等の
樹脂製とされる。従って、透明の樹脂モールド体46と
二色成形することによって、このような遮光スリット付
き受光素子52を形成することができる。複数の平板部
51は等間隔に配置されており、これら平板部51によ
って少なくとも3段の空隙53が構成される。この空隙
53は図2における空隙27と同様に機能し、即ち光軸
に対して傾いた方向からの外乱光線の入射を防止できる
ものとなっている。
【0023】図3に示したような受光素子15と遮光ス
リット24との組み合わせに替えて、このような遮光ス
リット付き受光素子52を光学式タッチパネル装置に組
み込めば、パネル枠部の大きさを大きくすることなく、
外乱光線の入射を防止でき、かつ部品点数を削減できる
ものとなる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
光軸に対して傾いた方向からの外乱光線の入射を防止す
べく、受光素子の前面に配置される遮光スリットであっ
て、小型かつ簡易な構造で、光軸方向の長さを小さくで
き、外乱光線を良好に遮光することができる遮光スリッ
トを得ることができる。さらに、このような遮光スリッ
トを光学式タッチパネル装置の受光素子の前面に配置す
る構成を採用することにより、外乱光線による誤動作を
防止すべく、例えば遮光体が設けられている従来の光学
式タッチパネル装置に比し、受光素子を大幅に操作面側
に近づけることができ、つまり受光素子が配置されてい
る側のパネル枠部の大きさを大幅に小さく(短かく)す
ることができ、よって光学式タッチパネル装置の小型化
を図ることができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を示す斜視図。
【図2】請求項2の発明の実施例を示す斜視図。
【図3】Aは請求項5の発明の実施例を説明するための
図、Bはその要部拡大図。
【図4】Aは請求項6の発明の実施例を説明するための
図、BはAにおける遮光スリットの正面図、Cはその遮
光スリットの配置構造を説明するための図。
【図5】受光素子の構造を説明するための図。
【図6】請求項3の発明の実施例を示す断面図。
【図7】Aは従来の光学式タッチパネル装置において、
遮光体が設けられた構成を説明するための図、Bはその
要部拡大図。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光素子の前面に、その光軸に対して傾
    いた方向からの外乱光線の入射を防止すべく配置される
    遮光スリットであって、 多数の円筒状をなすパイプが束ねられて互いに接着固定
    されてなり、 それらパイプは上記光軸に対する上記外乱光線の傾き方
    向に少なくとも3段の層を構成していることを特徴とす
    る遮光スリット。
  2. 【請求項2】 受光素子の前面に、その光軸に対して傾
    いた方向からの外乱光線の入射を防止すべく配置される
    遮光スリットであって、 角筒部と、その角筒の軸に平行に配置されて筒内空間を
    等分に仕切る互いに平行な複数の平板部とよりなり、 上記角筒部と平板部とによって、上記光軸に対する上記
    外乱光線の傾き方向に少なくとも3段の空隙が構成され
    ていることを特徴とする遮光スリット。
  3. 【請求項3】 光軸に対して傾いた方向からの外乱光線
    の入射を防止する遮光スリットが前面部に一体形成され
    てなる受光素子であって、 上記遮光スリットは上記光軸と平行に等間隔に配置され
    た複数の平板部によって、上記光軸に対する上記外乱光
    線の傾き方向に少なくとも3段の空隙が構成されてなる
    ものとされていることを特徴とする遮光スリット付き受
    光素子。
  4. 【請求項4】 操作面を挟んで発光素子と受光素子とが
    対向配列されて操作面上に縦横に光路群が形成され、そ
    れら光路群の遮断状態によって操作面への操作位置を検
    出する構成とされた光学式タッチパネル装置において、 上記各受光素子の前面に遮光スリットが配置され、 上記各遮光スリットは多数の円筒状をなすパイプが束ね
    られて互いに接着固定され、それらパイプが上記操作面
    と垂直方向に少なくとも3段の層を構成していることを
    特徴とする光学式タッチパネル装置。
  5. 【請求項5】 操作面を挟んで発光素子と受光素子とが
    対向配列されて操作面上に縦横に光路群が形成され、そ
    れら光路群の遮断状態によって操作面への操作位置を検
    出する構成とされた光学式タッチパネル装置において、 上記各受光素子の前面に遮光スリットが配置され、 上記各遮光スリットは角筒部と、その角筒の軸に平行に
    配置されて筒内空間を等分に仕切る互いに平行な複数の
    平板部とよりなり、上記角筒部と平板部とによって上記
    操作面と垂直方向に少なくとも3段の空隙が構成されて
    いることを特徴とする光学式タッチパネル装置。
  6. 【請求項6】 操作面を挟んで発光素子と受光素子とが
    対向配列されて操作面上に縦横に光路群が形成され、そ
    れら光路群の遮断状態によって操作面への操作位置を検
    出する構成とされた光学式タッチパネル装置において、 上記受光素子の、上記操作面の一つの辺に沿う配列全体
    に渡って、それら受光素子の前面に遮光スリットが配置
    され、 上記遮光スリットは上記各受光素子と対向する部分にそ
    れぞれ上記操作面と垂直方向に少なくとも3段の空隙を
    具備していることを特徴とする光学式タッチパネル装
    置。
  7. 【請求項7】 操作面を挟んで発光素子と受光素子とが
    対向配列されて操作面上に縦横に光路群が形成され、そ
    れら光路群の遮断状態によって操作面への操作位置を検
    出する構成とされた光学式タッチパネル装置において、 上記各受光素子は、その前面部に遮光スリットが一体形
    成されたものとされ、 上記遮光スリットは上記受光素子の光軸と平行に等間隔
    に配置された複数の平板部によって上記操作面と垂直方
    向に少なくとも3段の空隙を構成するものとされている
    ことを特徴とする光学式タッチパネル装置。
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