JP2002149192A - 情報取得装置 - Google Patents

情報取得装置

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JP2002149192A
JP2002149192A JP2000338735A JP2000338735A JP2002149192A JP 2002149192 A JP2002149192 A JP 2002149192A JP 2000338735 A JP2000338735 A JP 2000338735A JP 2000338735 A JP2000338735 A JP 2000338735A JP 2002149192 A JP2002149192 A JP 2002149192A
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Takako Fukuda
貴子 福田
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視線を表示画面上に向けなくとも、リクエス
ト可能な項目に対応する音声コマンドを把握することの
できる情報取得装置を提供すること。 【解決手段】 情報センター11より通信網を介して情
報を取得し、情報センター11から送信される音声認識
用データに基づいて、ユーザーが発声した音声コマンド
を認識する音声コマンド認識手段を備えた情報取得装置
において、認識手段で認識可能な音声コマンドを、音声
にてユーザーに案内する音声コマンド案内手段を装備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報取得装置に関
し、より詳細には、情報提供元より通信網を介して情報
を取得する情報取得装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車向けの情報提供サービスの一つと
して、株式会社トヨタメディアステーションが提供する
モネ(MONET:Mobile Network)があり、モネのサ
ービスメニュー(項目)からユーザーが所望のメニュー
(項目)をリクエストすると、携帯電話又は自動車電話
でモネ情報センターに接続され、情報が提供される。
【0003】図9はモネのシステム構成の要部を概略的
に示した図であり、情報提供のサービスを行うモネ情報
センター1より提供された情報を、電話網を通じ、携帯
電話2を介して情報取得ユニット3で取得し、取得した
情報については情報取得ユニット3に装備されたRAM
(図示せず)で保存するように構成されている。また、
必要に応じて情報取得ユニット3で取得した情報を、ナ
ビゲーション装置などに装備されている表示制御ユニッ
ト7を介して、表示装置8の表示パネル8aに表示させ
るようになっている。
【0004】また、リモコン4に設けられたジョイステ
ィック4aやボタンスイッチ4bから出力された信号
や、表示装置8に設けられたボタンスイッチ8b1 〜8
8 、マイク5から入力された音声信号が、情報取得ユ
ニット3に入力され、これらスイッチ信号に応じた処理
などが情報取得ユニット3で行われるようになってい
る。また、情報取得ユニット3にはスピーカ6が接続さ
れており、必要な情報を音声などで出力することができ
るようになっている。上記したモネ情報センター1が提
供するサービス情報には、例えば、道路交通情報、ニュ
ース、天気予報、電子メール、タウンマップ、お店の情
報などがある。
【0005】次に、モネ情報取得の流れについて説明す
る。情報取得ユニット3では、例えば、「現在地付近の
交通情報」を取得しようとする場合、以下に述べるよう
なユーザーの操作が必要になっている。まず、ユーザー
は情報取得ユニット3の動作機能のメニューを表示した
トップ画面(図10参照)を呼び出す操作を行い、表示
されたトップ画面から、例えば、表示装置8に設けられ
ているボタンスイッチ8b4 を押下して「新規リクエス
ト」を選択する。すると、情報取得ユニット3によっ
て、取得可能な情報の項目が並んだ画面(図11参照)
が表示される。
【0006】なお、これら取得可能な情報の項目に関す
る情報については、モネ情報センター1との通信を開始
したときに、モネ情報センター1から取得するものであ
り、また、前記項目に関する情報には、各項目に対応す
る情報をモネ情報センター1から取得するために利用す
るコードや、項目名を画面上に表示するための表示用デ
ータ、後述する音声コマンドに関するデータ(例えば、
音声認識用データ、音声合成用データ)などが含まれて
いる。
【0007】次いで、ユーザーがジョイスティック4a
を操作し、画面上のポインタPを移動させて、画面上に
並んだ項目の中の「道路交通情報」にポインタPを合わ
せて、表示装置8に設けられているボタンスイッチ8b
5 を押下して「選択」を選択するか、又はリモコン4に
設けられているジョイスティック4aを押下すると、さ
らに細かい項目が並んだ画面が表示される。
【0008】このように1画面、又は2画面以上から、
ユーザーがリクエストしたい項目「現在地付近の交通情
報」を選択すると、図12に示したような画面が表示さ
れ、この画面から、表示装置8に設けられているボタン
スイッチ8b8 を押下して「スタート」を選択すると、
モネ情報センター1に接続され、リクエスト項目に関す
る情報がモネ情報センター1から取得され、取得された
情報が情報取得ユニット3に装備されたRAMに保存さ
れる。その後、所定の操作を行うことによって、その情
報が表示パネル8a上に表示されるようになっている。
【0009】また、リクエストしたい項目の別の選択方
法として、ユーザーの声で選択する方法があり、トップ
画面(図10参照)から、表示装置8に設けられている
ボタンスイッチ8b5 を押下して「音声リクエスト」を
選択すると、図13に示したような画面が表示され、ス
ピーカ6から「ご希望のリクエスト名をお話し下さい。
どうぞ。」といったメッセージが出力される。
【0010】このメッセージの後に、呼び出したい項
目、例えば、ユーザーが「コーツージョーホー(交通情
報)」といった、予めRAMに保存されている音声コマ
ンドを発声すると、図14に示したような画面が表示さ
れると共に、スピーカ6から「コーツージョーホー(交
通情報)」という音声が出力される。
【0011】そして、この画面を通じて、表示装置8に
設けられているボタンスイッチ8b 8 を押下して「スタ
ート」を選択すると、上記した「新規リクエスト」の場
合と同様に、リクエスト項目に関する情報がモネ情報セ
ンター1から取得され、取得された情報が情報取得ユニ
ット3に装備されたRAMに保存され、その後、所定の
操作を行うことによって、その情報が表示パネル8a上
に表示されるようになっている。
【0012】また、図13に示した画面から、表示装置
8に設けられているボタンスイッチ8b8 を押下して
「リクエストリスト」が選択されると、図15に示した
ように、リクエスト可能な項目に対応する音声コマンド
のリストが表示される。また、このリストについては、
ユーザーが表示装置8に設けられているボタンスイッチ
8b6 、8b8 を押下することにより、上下にスクロー
ルさせることができるようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ユー
ザーは「音声リクエスト」を選択して、自分の声にてリ
クエストしたい項目を選択することができるため、非常
に簡単な操作で希望の情報をモネ情報センター1から取
得することができるようになっている。
【0014】また、音声コマンドは数多くあり、また頻
繁に更新されるため、ユーザーが全ての音声コマンドを
記憶しておくことは非常に難しいことであるが、図15
に示したように、音声コマンドのリストが表示され、こ
のリストを参照すれば、リクエスト可能な項目に対応す
る音声コマンドを把握することができるため、ユーザー
は音声コマンドを記憶しておかなくても良いようになっ
ている。
【0015】ところが、リクエスト可能な項目に対応す
る音声コマンドを把握するには、ユーザーの視線をリス
トが表示された画面上に向けて、音声コマンドを読み取
らなければならず、安全性にやや問題があった。
【0016】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、視線を表示画面上に向けなくとも、リクエスト可
能な項目に対応する音声コマンドを把握することのでき
る情報取得装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る情報取得装置(1)は、情
報提供元より通信網を介して情報を取得し、前記情報提
供元から送信される音声認識用データに基づいて、ユー
ザーが発声した音声コマンドを認識する音声コマンド認
識手段を備えた情報取得装置において、前記音声コマン
ド認識手段で認識可能な音声コマンドを、音声にてユー
ザーに案内する音声コマンド案内手段を備えていること
を特徴としている。
【0018】上記した情報取得装置(1)によれば、前
記音声コマンド認識手段で認識可能な音声コマンド(例
えば、モネ情報センターに対して、リクエスト可能な項
目に対応する音声コマンド)が音声にてユーザーに案内
される。これにより、従来のように、音声コマンドのリ
ストが表示された画面上に視線を向けなくても、リクエ
スト可能な項目に対応する音声コマンドを把握すること
ができるため、安全性の向上が図られる。
【0019】また本発明に係る情報取得装置(2)は、
上記情報取得装置(1)において、前記情報提供元から
送信される音声合成用データに基づいて、前記音声コマ
ンド認識手段で認識可能な音声コマンドの音声合成を行
う音声合成手段を備え、前記音声コマンド案内手段が、
前記音声合成手段により音声合成された音声コマンドを
音声にてユーザーに案内するものであることを特徴とし
ている。
【0020】上記した情報取得装置(2)によれば、音
声にてユーザーに案内する音声コマンドの音声合成が、
文字情報(例えば、音声コマンドの文字列)などに基づ
いて行われるのではなく、前記情報提供元から送信され
る音声合成用データに基づいて行われるため、ユーザー
にとって聞き易い音声にて音声コマンドの案内を行うこ
とができる。
【0021】また本発明に係る情報取得装置(3)は、
上記情報取得装置(1)又は(2)において、前記音声
コマンド案内手段が、各音声コマンドの案内間隔を所定
の時間以上にして、音声コマンドの案内を行うものであ
ると共に、前記音声コマンド認識手段により、ユーザー
が発声した音声コマンドを認識する期間に、前記案内間
隔が含まれていることを特徴としている。
【0022】また本発明に係る情報取得装置(4)は、
上記情報取得装置(3)において、前記所定の時間をユ
ーザーが設定するための第1の設定手段を備え、前記音
声コマンド案内手段が、前記第1の設定手段からの設定
に基づいて、音声コマンドの案内を行うものであること
を特徴としている。
【0023】上記した情報取得装置(3)又は(4)に
よれば、前記音声コマンド認識手段により、ユーザーが
発声した音声コマンドを認識する期間に、前記案内間隔
が含まれているため、ユーザーは案内された直後に、す
ぐにリクエストしたい項目に対応する音声コマンドを発
声することができる。また、前記所定の時間について
は、ユーザーが音声コマンドの発声に要する時間(例え
ば、1〜2秒)に設定しておけば良い。
【0024】さらに、上記した情報取得装置(4)によ
れば、前記所定の時間をユーザーが自由に設定すること
ができるため、ユーザーの好みに応じた、大変使い勝手
の良い装置にすることができる。
【0025】また本発明に係る情報取得装置(5)は、
上記情報取得装置(1)〜(4)のいずれかにおいて、
前記音声コマンド案内手段が、案内すべき音声コマンド
を残して、途中で音声案内を終了し、その次に音声コマ
ンドの案内を行う場合には、前回終了した続きから案内
を行うものであることを特徴としている。
【0026】また本発明に係る情報取得装置(6)は、
上記情報取得装置(1)〜(5)のいずれかにおいて、
前記音声コマンド認識手段で認識可能な音声コマンドの
更新があった場合には、前記音声コマンド案内手段が、
新規の音声コマンドを優先的にユーザーに案内するもの
であることを特徴としている。
【0027】また本発明に係る情報取得装置(7)は、
上記情報取得装置(1)〜(6)のいずれかにおいて、
前記音声コマンド案内手段が、前記音声コマンド認識手
段により認識された頻度に基づいて、案内すべき音声コ
マンドの差別化を図るものであることを特徴としてい
る。
【0028】また本発明に係る情報取得装置(8)は、
上記情報取得装置(7)において、前記音声コマンド案
内手段が、前記音声コマンド認識手段により認識された
回数の少ない音声コマンドを優先的にユーザーに案内す
るものであることを特徴としている。
【0029】また本発明に係る情報取得装置(9)は、
上記情報取得装置(7)又は(8)において、前記音声
コマンド案内手段が、前記音声コマンド認識手段により
認識されたことのある音声コマンドを案内しないもので
あることを特徴としている。
【0030】いま、案内すべき音声コマンドが30個あ
り、それぞれに1番から30番までの番号が割り当てら
れているものとし、これら音声コマンドが音声案内され
る場合に、毎回必ず1番から順番に案内されるようにな
っていると、下記イ、ロのような問題が生じることが考
えられる。
【0031】イ.1番から30番までの全ての音声コマ
ンドが案内されるまでに、何らかの理由で案内が終了す
ることがあると、番号の大きい音声コマンドが案内され
る回数が低くなる。
【0032】ロ.音声コマンドには、ユーザーが頻繁に
発声するもの、一度も発声したことのないもの、新規の
ものなど、いろいろなレベルの音声コマンドが存在する
にも関わらず、全ての音声コマンドを同レベルに扱って
はあまり有益でない。
【0033】上記した情報取得装置(5)によれば、案
内すべき音声コマンドを残して、途中で音声案内が終了
され、その次に音声コマンドの案内が行われる場合に
は、前回終了した続きから案内が行われるため、上記し
た問題イを解決することができる。
【0034】上記した情報取得装置(6)によれば、前
記音声コマンド認識手段で認識可能な音声コマンドの更
新があった場合、例えば、モネ情報センターへのリクエ
スト可能な項目に対応する音声コマンドの更新があった
場合には、新規の音声コマンドが優先的にユーザーに案
内されるため、上記した問題ロの一部を解決することが
できる。
【0035】上記した情報取得装置(7)〜(9)のい
ずれかによれば、前記音声コマンド認識手段により認識
された頻度(すなわち、ユーザーにより発声された頻
度)に基づいて、案内すべき音声コマンドの差別化が図
られるため、上記した問題ロの一部を解決することがで
きる。
【0036】さらに、上記した情報取得装置(8)によ
れば、前記音声コマンド認識手段により認識された回数
の少ない音声コマンド(すなわち、ユーザーにより発声
された回数の少ない音声コマンド)が優先的にユーザー
に案内されるため、より有益な装置にすることができ
る。
【0037】ところで、音声コマンドを案内するのは、
ユーザーにリクエスト可能な項目に対応する音声コマン
ドを把握させるためである。換言すれば、ユーザーが把
握している音声コマンドについては、案内しなくても良
い。むしろ、ユーザーに把握されている音声コマンドに
ついては案内せずに、ユーザーが把握していない音声コ
マンドだけを案内した方がより有益である。
【0038】上記した情報取得装置(9)によれば、前
記音声コマンド認識手段により認識されたことのある音
声コマンド(すなわち、ユーザーにより発声されたこと
があり、ユーザーに把握されていると看做すことのでき
る音声コマンド)が案内されないため、より有益な装置
にすることができる。
【0039】また本発明に係る情報取得装置(10)
は、上記情報取得装置(1)〜(9)のいずれかにおい
て、音声案内を必要とする音声コマンド、及び/又は不
必要とする音声コマンドをユーザーが設定するための第
2の設定手段を備え、前記音声コマンド案内手段が、前
記第2の設定手段からの設定に基づいて、音声コマンド
の音声案内を行うものであることを特徴としている。
【0040】上記した情報取得装置(10)によれば、
音声案内を必要とする音声コマンド、及び/又は不必要
とする音声コマンドをユーザーが自由に設定することが
できるため、ユーザーの好みに応じた、大変使い勝手の
良い装置にすることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報取得装置
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施の
形態(1)に係る情報取得装置の要部を概略的に示した
ブロック図である。
【0042】上記情報取得装置は、情報提供のサービス
を行う情報センター11より提供された情報を、電話網
を通じ、携帯電話2を介して情報取得ユニット13で取
得し、取得した情報については情報取得ユニット13に
装備されたRAM13bやEEPROM13cで保存さ
れるように構成されている。また、必要に応じて情報取
得ユニット13で取得した情報(例えば、道路情報、ニ
ュース、天気予報、電子メール、タウンマップ、お店の
情報など)を、ナビゲーション装置などに装備されてい
る表示制御ユニット7を介して、表示装置8の表示パネ
ル8aに表示させるようになっている。
【0043】また、情報センター11から取得する情報
には、道路情報やニュースなどといったサービス情報だ
けではなく、情報センター11から取得可能なサービス
情報の項目(メニュー)に関する情報があり、この情報
については、情報センター11との通信を開始したとき
に、情報センター11から送信されるものであり、情報
取得ユニット13のEEPROM13cで保存される。
【0044】図2に、EEPROM13cで保存される
情報であり、各項目に対応するサービス情報を情報セン
ター11から取得するために利用されるコードcdと、
音声コマンドに関するデータ(音声認識用データRD、
及び音声合成用データSD3)とを含んで構成される情
報テーブルの一例を示す。
【0045】また、リモコン4に設けられたジョイステ
ィック4aやボタンスイッチ4bから出力された信号
や、表示装置8に設けられたボタンスイッチ8b1 〜8
8 、マイク5から入力された音声信号が、情報取得ユ
ニット13に入力され、これらスイッチ信号に応じた処
理などが情報取得ユニット13のCPU13aで行われ
るようになっている。また、情報取得ユニット13には
スピーカ6が接続されており、必要な情報を音声などで
出力することができるようになっている。
【0046】次に、実施の形態(1)に係る情報取得装
置における情報取得ユニット13のCPU13aが行う
処理動作を図3、図4に示したフローチャートに基づ
いて説明する。但し、ここでは図5に示したトップ画面
が表示されて以降の処理動作について説明する。なお、
このトップ画面は情報取得ユニット13の動作機能のメ
ニューを表示した画面であり、リモコン4などで所定の
操作が行われると、呼び出されるようになっている。
【0047】まず、表示装置8に設けられているボタン
スイッチ8b5 が押下され、「音声リクエスト」が選択
されたか否かを判断し(ステップS1)、「音声リクエ
スト」が選択されたと判断すれば、図6に示したような
「音声リクエスト」画面を表示パネル8a上に表示する
と共に(ステップS2)、マイク5から入力された音声
に対する音声認識機能を起動する(ステップS3)。
【0048】次に、マイク5から音声の入力があったか
否かを判断し(ステップS4)、音声の入力があったと
判断すれば、入力された音声が音声コマンドであるか否
かを、EEPROM13cに保存されている音声認識用
データRD(図2参照)に基づいて判断する(ステップ
S5)。
【0049】入力された音声が音声コマンド(例えば、
「コーツージョーホー(交通情報)」)であると判断す
れば、音声認識機能を停止し(ステップS6)、図7に
示したような画面を表示すると共に(ステップS7)、
認識した音声コマンドをEEPROM13cに保存され
ている音声合成用データSD(図2参照)に基づいて、
音声合成を行い、スピーカ6から音声コマンドを音声
(例えば、「コーツージョーホー(交通情報)」)にて
出力する(ステップS8)。
【0050】続いて、タイマt1 を0にしてから起動さ
せて(ステップS9)、ボタンスイッチ8b8 が押下さ
れ、「スタート」が選択されたか否かを判断し(ステッ
プS10)、「スタート」が選択されたと判断すれば、
ステップS5における判断処理で認識された音声コマン
ド(すなわち、ユーザーからのリクエスト項目)に対応
するコードcd(図2参照)を使って、情報センター1
1から該当する情報を取得する(ステップS11)。
【0051】一方、「スタート」が選択されていないと
判断すれば、タイマt1 がt1 ’(例えば、10秒)以
上であるか否かを判断し(ステップS12)、タイマt
1 がt1 ’以上であると判断すれば、ステップS2へ戻
り、タイマt1 がt1 ’以上でないと判断すれば、ステ
ップS10へ戻り、再び「スタート」が選択されるのを
待つ。
【0052】また、ステップS5における判断処理で、
入力された音声が音声コマンドでないと判断すれば、図
6に示した画面からボタンスイッチ8b7 が押下され、
「リスト音声案内」が選択されたか否かを判断し(ステ
ップS13)、「リスト音声案内」が選択されていない
と判断すれば、その他の操作が行われたか否かを判断す
る(ステップS14)。
【0053】その他の操作が行われていないと判断すれ
ば、ステップS4へ戻り、一方、その他の操作(例え
ば、ボリュームの増減や、「リクエストリスト」の選択
など)が行われたと判断すれば、前記操作に応じて、従
来通りの処理を行い(ステップS15)、処理動作を
終了する。但し、ボリュームの増減などの操作の場合に
は、ステップS4へ戻る。
【0054】また、ステップS1における判断で、図5
に示した画面から「音声リクエスト」が選択されていな
いと判断すれば、その他の操作が行われたか否かを判断
し(ステップS16)、その他の操作が行われていない
と判断すれば、ステップS1へ戻り、一方、その他の操
作(例えば、「新規リクエスト」の選択など)が行われ
たと判断すれば、前記操作に応じて、従来通りの処理を
行い(ステップS17)、処理動作を終了する。
【0055】ところで、ステップS13における判断処
理で、図6に示した画面からボタンスイッチ8b7 が押
下され、「リスト音声案内」が選択されたと判断すれ
ば、図4に示したステップS21へ進み、図8に示した
ような画面を表示すると共に(ステップS21)、音声
認識機能を停止し(ステップS22)、EEPROM1
3cに保存されている音声合成用データ(図2参照)、
及びカウンタc(初期状態では、カウンタcは0であ
る)に基づいて、音声合成を行い、カウンタcに応じた
音声コマンドをスピーカ6から音声にて出力する(ステ
ップS23)。例えば、カウンタcが4である場合に
は、情報テーブルの4番目に記憶されている音声合成用
データSD4 の音声合成を行うことによって、音声コマ
ンドA4 をスピーカ6から音声にて出力する。
【0056】次に、音声認識機能を起動すると共に(ス
テップS24)、タイマt2 を0にしてから起動させて
(ステップS25)、マイク5から音声の入力があった
か否かを判断し(ステップS26)、音声の入力があっ
たと判断すれば、入力された音声がEEPROM13c
に保存されている音声認識用データRD(図2参照)に
基づいて、音声コマンドであるか否かを判断する(ステ
ップS27)。
【0057】入力された音声が音声コマンド(例えば、
「コーツージョーホー(交通情報)」)であると判断す
れば、音声認識機能を停止し(ステップS28)、図7
に示したような画面を表示すると共に(ステップS2
9)、認識した音声コマンドをEEPROM13cに保
存されている音声合成用データ(図2参照)に基づい
て、音声合成を行い、スピーカ6から音声コマンドを音
声(例えば、「コーツージョーホー(交通情報)」)に
て出力する(ステップS30)。
【0058】続いて、タイマt1 を0にしてから起動さ
せて(ステップS31)、図7に示した画面からボタン
スイッチ8b8 が押下され、「スタート」が選択された
か否かを判断し(ステップS32)、「スタート」が選
択されたと判断すれば、ステップS27における判断処
理で認識された音声コマンド(すなわち、ユーザーから
のリクエスト項目)に対応するコードcd(図2参照)
を使って、情報センター11から該当する情報を取得す
る(ステップS33)。
【0059】一方、「スタート」が選択されていないと
判断すれば、タイマt1 がt1 ’(例えば、10秒)以
上であるか否かを判断し(ステップS34)、タイマt
1 がt1 ’以上であると判断すれば、ステップS32へ
戻り、再び「スタート」が選択されるのを待つ。他方、
タイマt1 がt1 ’以上であると判断すれば、ステップ
S37へ進む。なお、ステップS37以降の処理動作に
ついては、後で説明する。
【0060】また、ステップS27における判断処理
で、入力された音声が音声コマンドでないと判断すれ
ば、図8に示した画面からボタンスイッチ8b7 が押下
され、「終了」が選択されたか否かを判断し(ステップ
S35)、「終了」が選択されたと判断すれば、図3に
示したステップS2へ戻り、一方、「終了」が選択され
ていないと判断すれば、タイマt2 がt2 ’(例えば、
2秒)以上であるか否かを判断する(ステップS3
6)。
【0061】タイマt2 がt2 ’以上でないと判断すれ
ば、ステップS36へ戻り、一方、タイマt2 がt2
以上であると判断すれば、カウンタcに1を加え(ステ
ップS37)、カウンタcがn(情報テーブルに記憶さ
れている音声コマンドの数)以上であるか否か、すなわ
ち、情報テーブルに記憶されている音声コマンドの音声
出力が全て終了したか否かを判断する(ステップS3
8)。
【0062】音声コマンドの音声出力が全て終了したと
判断すれば、カウンタcを0にして(ステップS3
9)、処理動作を終了し、一方、音声出力すべき音声
コマンドが残っていると判断すれば、ステップS22へ
戻る。
【0063】上記実施の形態(1)に係る情報取得装置
によれば、情報センター11に対して、リクエスト可能
な項目に対応する音声コマンドが音声にてユーザーに案
内される。これにより、従来のように、音声コマンドの
リストが表示された画面上に視線を向けなくても、リク
エスト可能な項目に対応する音声コマンドを把握するこ
とができるため、安全性の向上が図られる。
【0064】また、音声コマンドを音声案内した後に、
ユーザーが発声した音声が音声コマンドであるか否かを
認識する期間t2 ’を設けているため、ユーザーは案内
された直後に、すぐにリクエストしたい項目に対応する
音声コマンドを発声することができる。また、期間t
2 ’(ここでは、2秒に設定)については、ユーザーが
自由に設定できるようにすることによって、ユーザーの
好みに応じた、大変使い勝手の良い装置にすることがで
きる。
【0065】さらに、カウンタcについては、案内すべ
き音声コマンドが全て音声出力されてはじめて、0に設
定されるため、番号の大きい音声コマンドの案内回数が
少なくなるのを防止することができる。
【0066】また、上記実施の形態(1)に係る情報取
得装置では、全ての音声コマンドを同レベルに扱ってい
るが、別の実施の形態に係る情報取得装置では、ステッ
プS5や、ステップS27における判断処理で、認識さ
れた頻度(すなわち、ユーザーにより発声された頻度)
に基づいて、案内すべき音声コマンドの差別化を図るよ
うにしても良い。
【0067】例えば、認識された回数を音声コマンド毎
にEEPROM13cに記憶させておき、その回数に基
づいて、案内する順番を決めるようにしたり、又は認識
された回数ではなく、単に認識の有無を音声コマンド毎
にEEPROM13cに記憶させておき、認識されたこ
とのある音声コマンドについては案内を行わないように
する。
【0068】また、別の実施の形態に係る情報取得装置
では、情報センター11から取得可能なサービス情報の
項目(メニュー)に関する情報が更新された場合には、
更新後の情報と、更新前の情報とを比較し、更新前から
存在する音声コマンドよりも新規の音声コマンドを優先
的にユーザーに案内するようにしても良い。
【0069】さらに、別の実施の形態に係る情報取得装
置では、ユーザーが設定することのできる音声案内の必
要/不必要に関するデータを音声コマンド毎にEEPR
OM13cに記憶させておき、ユーザーが不必要と設定
した音声コマンドについては案内を行わないようにして
も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る情報取得装置
の要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係る情報取得装置における
情報取得ユニットのEEPROMに保存される情報テー
ブルの一例を示した図である。
【図3】実施の形態(1)に係る情報取得装置における
情報取得ユニットのCPUの行う処理動作を示したフロ
ーチャートである。
【図4】実施の形態(1)に係る情報取得装置における
情報取得ユニットのCPUの行う処理動作を示したフロ
ーチャートである。
【図5】〜
【図8】実施の形態(1)に係る情報取得装置の表示パ
ネルに表示される操作画面を示した図である。
【図9】従来におけるモネのシステム構成の要部を概略
的に示した図である。
【図10】〜
【図15】従来におけるモネのシステムの表示パネルに
表示される操作画面を示した図である。
【符号の説明】
2 携帯電話 5 マイク 8 表示装置 11 情報センター 13 情報取得ユニット 13a CPU 13b RAM 13c EEPROM

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報提供元より通信網を介して情報を取
    得し、前記情報提供元から送信される音声認識用データ
    に基づいて、ユーザーが発声した音声コマンドを認識す
    る音声コマンド認識手段を備えた情報取得装置におい
    て、 前記音声コマンド認識手段で認識可能な音声コマンド
    を、音声にてユーザーに案内する音声コマンド案内手段
    を備えていることを特徴とする情報取得装置。
  2. 【請求項2】 前記情報提供元から送信される音声合成
    用データに基づいて、前記音声コマンド認識手段で認識
    可能な音声コマンドの音声合成を行う音声合成手段を備
    え、 前記音声コマンド案内手段が、前記音声合成手段により
    音声合成された音声コマンドを音声にてユーザーに案内
    するものであることを特徴とする請求項1記載の情報取
    得装置。
  3. 【請求項3】 前記音声コマンド案内手段が、各音声コ
    マンドの案内間隔を所定の時間以上にして、音声コマン
    ドの案内を行うものであると共に、 前記音声コマンド認識手段により、ユーザーが発声した
    音声コマンドを認識する期間に、前記案内間隔が含まれ
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情
    報取得装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の時間をユーザーが設定するた
    めの第1の設定手段を備え、 前記音声コマンド案内手段が、前記第1の設定手段から
    の設定に基づいて、音声コマンドの案内を行うものであ
    ることを特徴とする請求項3記載の情報取得装置。
  5. 【請求項5】 前記音声コマンド案内手段が、案内すべ
    き音声コマンドを残して、途中で音声案内を終了し、 その次に音声コマンドの案内を行う場合には、前回終了
    した続きから案内を行うものであることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかの項に記載の情報取得装置。
  6. 【請求項6】 前記音声コマンド認識手段で認識可能な
    音声コマンドの更新があった場合には、 前記音声コマンド案内手段が、新規の音声コマンドを優
    先的にユーザーに案内するものであることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかの項に記載の情報取得装置。
  7. 【請求項7】 前記音声コマンド案内手段が、前記音声
    コマンド認識手段により認識された頻度に基づいて、案
    内すべき音声コマンドの差別化を図るものであることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の情報取
    得装置。
  8. 【請求項8】 前記音声コマンド案内手段が、前記音声
    コマンド認識手段により認識された回数の少ない音声コ
    マンドを優先的にユーザーに案内するものであることを
    特徴とする請求項7記載の情報取得装置。
  9. 【請求項9】 前記音声コマンド案内手段が、前記音声
    コマンド認識手段により認識されたことのある音声コマ
    ンドを案内しないものであることを特徴とする請求項7
    又は請求項8記載の情報取得装置。
  10. 【請求項10】 音声案内を必要とする音声コマンド、
    及び/又は不必要とする音声コマンドをユーザーが設定
    するための第2の設定手段を備え、 前記音声コマンド案内手段が、前記第2の設定手段から
    の設定に基づいて、音声コマンドの音声案内を行うもの
    であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかの項に
    記載の情報取得装置。
JP2000338735A 2000-11-07 2000-11-07 情報取得装置 Withdrawn JP2002149192A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7392194B2 (en) 2002-07-05 2008-06-24 Denso Corporation Voice-controlled navigation device requiring voice or manual user affirmation of recognized destination setting before execution
US8298828B2 (en) 2003-06-20 2012-10-30 Roche Diagnostics Operations, Inc. System and method for determining the concentration of an analyte in a sample fluid

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