JP2002148026A - 3次元形状測定装置、3次元情報計測方法及び薄膜評価測定方法 - Google Patents

3次元形状測定装置、3次元情報計測方法及び薄膜評価測定方法

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JP2002148026A JP2000345436A JP2000345436A JP2002148026A JP 2002148026 A JP2002148026 A JP 2002148026A JP 2000345436 A JP2000345436 A JP 2000345436A JP 2000345436 A JP2000345436 A JP 2000345436A JP 2002148026 A JP2002148026 A JP 2002148026A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、3次元形状の簡単な測定、ドラム
等の円筒体に形成された透明樹脂膜の膜厚の高精度な測
定を実現する3次元形状測定装置、3次元情報計測方法
及び薄膜評価測定方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 一対の投光部と受光部とから構成されて
レーザ光を帯状に所定の範囲に放射して被測定部材に遮
光される範囲を測定して非接触状態で被測定部材の外径
を測定する外径計測手段と、被測定部材または外径計測
手段を所定の回転軸で回転させる回転手段と、被測定部
材/外径計測手段を所定の軸上で直線移動させる直線移
動手段と、外径計測手段からの信号を取り込んで測定条
件を制御するデータ取り込み制御手段と、回転手段と直
線移動手段を制御する位置制御手段と、データ取り込み
制御手段に取り込まれたデータを保存する記憶手段と、
記憶手段のデータを基に所望の関数によるデータ処理を
行う解析処理手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体の3次元形状
を計測する技術に係り、特に3次元形状の簡単な測定を
実現するとともに、ドラム等の円筒体に形成された透明
樹脂膜の膜厚の高精度な測定を実現する3次元形状測定
装置、3次元情報計測方法及び薄膜評価測定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、塗工膜の膜厚を測定する方法とし
て、マイクロメータや渦電流方式を用いた接触方式の膜
厚計があった(第1の従来技術)。
【0003】一方、基体となる金属ドラムの歪も大きく
画像影響を及ぼすため、高精度での基体の歪測定も要求
されている。従来、3次元の形状を測定する装置とし
て、特開平8−145636号公報に記載の外径測定機
を用いた形状測定方法が開示されている(第2の従来技
術)。すなわち、第2の従来技術は、被測定物の断面が
真円、または真の楕円でない場合でも高精度に断面形状
を測定することを目的とするものであって、平行光を被
測定物に照射し、被測定物を通過した後の平行光を受光
し、被測定物の影により生じた平行光の明暗の境界の位
置を外径測定機の持つ原点からの距離として表したD1
およびD2から、被測定物の外径を測定する外径測定機
を用いる形状測定方法であって、外径測定機と被測定物
とを同一平面(X−Y平面)上で相対的に回転し、回転
中の一定角度間隔毎に回転角θと明暗の境界の位置D
1,D2とを組み合わせ測定・記録し、外径測定機と被
測定物との回転中心を回転軸に沿って回転平面に垂直
(Z軸)方向に移動し、回転角θおよび明暗の境界の位
置D1,D2を任意Z軸断面上で測定・記録し、測定値
(θ,D1,D2,Z)から、回転平面をX,Y座標
面、軸移動方向をZ軸として得られるX−Y−Z座標系
上における被測定物に対する接線の式を任意の断面毎に
演算し、任意の断面毎に求めた全ての接線の式が構成す
る包絡線の式、または包絡線上の点の座標を演算し、そ
の値から任意の断面の断面形状を求めるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来技術の膜厚計は塗工膜の特定部分をピックアッ
プして測定するものであって、膜全体の作製状態を評価
するものではないという問題点があった。最近では、薄
膜によって電気物性を制御することなどがあり、塗膜し
た全範囲の膜厚を必要とすることが多くなりつつある。
特に、電子写真プリンタの分野においては、金属ドラム
表面に特定の有機分子を分散した樹脂膜(例えば、感光
体)上に電気的な画像を形成する必要がある。当該樹脂
膜においては、樹脂膜中の一部分の欠陥も印刷画像に影
響するため、精密な膜制御が必要となってくる。また、
ドキュメントのカラー化が進むに従い、より高画質画像
が要求され、電気的画像の制御もより厳しくなり、従っ
てより一層の樹脂膜厚制御が望まれている。
【0005】また、上記第2の従来技術は断面形状を評
価するものであって、作製した膜全体の作成状態や透明
樹脂薄膜を測定評価することが難しいという問題点があ
った。さらに膜厚評価で要求されるサブミクロンまでの
測定には適さないという問題点もあった。
【0006】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、3次元形状の簡単
な測定を実現するとともに、ドラム等の円筒体に形成さ
れた透明樹脂膜の膜厚の高精度な測定を実現する3次元
形状測定装置、3次元情報計測方法及び薄膜評価測定方
法を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の発明の要旨は、物体の3次元形状を計測する3次元
形状測定装置であって、一対の投光部と受光部とから構
成されてレーザ光を帯状に所定の範囲に放射して被測定
部材に遮光される範囲を測定することによって非接触状
態で当該被測定部材の外径を測定する外径計測手段と、
前記被測定部材または前記外径計測手段を所定の回転軸
で回転させる回転手段と、前記被測定部材または前記外
径計測手段を所定の軸上で直線移動させる直線移動手段
と、前記外径計測手段からの信号を取り込んで測定条件
を制御するデータ取り込み制御手段と、前記回転手段と
前記直線移動手段を制御するための位置制御手段と、前
記データ取り込み制御手段に取り込まれたデータを保存
するための記憶手段と、前記記憶手段のデータを基に所
望の関数によってデータ処理を行う解析処理手段とを有
することを特徴とする3次元形状測定装置に存する。ま
た、この発明の請求項2に記載の発明の要旨は、3次元
形状を計測する3次元形状測定装置であって、外的影響
因子を測定するための外的因子測定手段と、前記データ
取り込み制御手段に取り込まれたデータを基に前記外的
因子測定手段によって測定された外的影響因子を削除補
正するための環境制御手段とを有することを特徴とする
請求項1に記載の3次元形状測定装置に存する。また、
この発明の請求項3に記載の発明の要旨は、前記レーザ
光を所定の角度範囲で測定基体に入射させて円柱上の透
明体を測定する手段を有することを特徴とする請求項1
または2に記載の3次元形状測定装置に存する。また、
この発明の請求項4に記載の発明の要旨は、物体の3次
元情報を計測する3次元情報計測方法であって、被測定
部材と計測装置の位置関係を変更しながら複数の所定の
位置の外径を測定する第1の計測工程と、前記被測定部
材の3次元形状データを前記計測装置と前記被測定部材
との位置関係と測定データとを関連づけて記憶する第1
の記憶工程と、前記第1の計測工程における前記被測定
部材と前記計測装置の位置関係と同一位置関係において
複数の所定の位置の外径を測定する第2の計測工程と、
前記第2の計測工程で計測された前記被測定部材の3次
元形状データを前記計測装置と前記被測定部材との位置
関係と測定データとを関連づけて記憶する第2の記憶工
程と、前記第1の記憶工程で記憶された前記被測定部材
の3次元形状と前記第2の記憶工程で記憶された前記被
測定部材の3次元形状の外径の差を基に3次元状態の変
化を算出する変形算出工程と、前記変形算出工程で得ら
れた計算値と測定位置を基に3次元的な情報を生成して
イメージとして出力する3次元情報処理工程とを含むこ
とを特徴とする3次元情報計測方法に存する。また、こ
の発明の請求項5に記載の発明の要旨は、3次元物体上
に作製された薄膜を測定する薄膜評価測定方法であっ
て、被測定部材と計測装置の位置関係を変更しながら複
数の所定の位置の外径を測定する第1の計測工程と、前
記被測定部材の3次元形状データを前記計測装置と前記
被測定部材との位置関係と測定データとを関連づけて記
憶する第1の記憶工程と、前記第1の計測工程における
前記被測定部材と前記計測装置の位置関係と同一位置関
係において複数の所定の位置の外径を測定する第2の計
測工程と、前記第2の計測工程で計測された前記被測定
部材の3次元形状データを前記計測装置と前記被測定部
材との位置関係と測定データとを関連づけて記憶する第
2の記憶工程と、前記第1の記憶工程で記憶された前記
被測定部材の3次元形状と前記第2の記憶工程で記憶さ
れた前記被測定部材の3次元形状の外径の差を基に3次
元状態の変化を算出する変形算出工程と、前記変形算出
工程で得られた計算値と測定位置を基に3次元的な情報
を生成してイメージとして出力する3次元情報処理工程
と、測定時に外的影響因子を測定する第1の外的影響因
子計測工程と、前記第1の記憶工程と前記第2の記憶工
程で記憶された測定データに対して外的影響因子を削除
する外的影響因子削除工程とを含むことを特徴とする薄
膜評価測定方法に存する。また、この発明の請求項6に
記載の発明の要旨は、3次元物体上に作製された薄膜を
測定する薄膜評価測定方法であって、形成前の3次元被
測定部材と計測装置の位置関係を変更しながら、所望の
位置の外径を測定する第1の計測工程と、前記形成前の
3次元被測定部材の形状データを記憶する第1の記憶工
程と、薄膜を形成した後に外径計測を行う第2の計測工
程と、形成後の3次元被測定部材の形状データを記憶手
段に記憶させる第2の記憶工程と、前記形成前の3次元
被測定部材の外径形状と前記形成後の3次元被測定部材
の外径形状の差を基に、作製した薄膜の膜厚を算出する
膜厚算出工程とを含むことを特徴とする薄膜評価測定方
法に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、物体の3次元形状を計
測する測定装置において、一対の投光部と受光部とから
構成されてレーザ光を帯状に所定の範囲に放射して被測
定部材に遮光される範囲を測定することによって非接触
状態で当該被測定部材の外径を測定する外径計測手段
と、当該被測定部材または外径計測手段を所定の回転軸
で回転させる回転手段と、当該被測定部材または外径計
測手段を所定の軸上で直線移動させる直線移動手段と、
当該外径計測手段からの信号を取り込み測定条件を制御
するデータ取り込み制御手段と、当該回転手段と当該直
線移動手段を制御するための位置制御手段と、データ取
り込み制御手段に取り込まれたデータを保存するための
記憶手段と、当該環境制御手段のデータを基に所望の関
数によってデータ処理を行う解析処理手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0009】上記構成を設けることによって、本発明
は、非接触で被測定部材を傷つけたりすることなく、3
次元形状を容易に計測して、簡単な3次元形状データと
して記憶手段に保存することができる。また、3次元デ
ータとして保存しているので、解析処理手段によって処
理することによって、様々な2次元画像情報、3次元画
像情報として計算解析処理が可能であり、応用範囲も広
いといった効果を奏する。
【0010】また、本発明では、3次元の形状を所定の
軸を基準として外径測定装置と被測定部材との位置関係
を変更し、その基準軸から距離データとして蓄積保存し
て、3次元の形状データを簡潔化している。これによっ
て、解析計算、3次元情報の画像化を容易にし、解析処
理を高速化及び簡素化でき、さらに、一般の表計算ソフ
トウェア(プログラム)でも解析することができ、新た
に複雑なソフトウェア(プログラム)を開発することな
く低価格で3次元計測が実現できるといった効果を奏す
る。以下、図面に基づき本発明の各種実施の形態を説明
する。
【0011】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る3次元形状測定装置20を説明す
るための機能ブロック図である。また、図2は、第1の
実施の外径計測手段23における投光部23Aと受光部
23B、及び被測定部材10の位置関係を説明するため
の配置図である。
【0012】図1を参照すると、第1の実施の形態の3
次元形状測定装置20は、レーザ光を用いて非接触状態
で被測定部材10の外径を測定する外径計測手段23
と、被測定部材10を所定の回転軸で回転させる回転手
段22と、外径計測手段23を所定の軸上で直線移動さ
せる直線移動手段21と、外径計測手段23からの信号
を取り込み測定条件を制御するデータ取り込み制御手段
25と、回転手段22と直線移動手段21を制御するた
めの位置制御手段26と、データ取り込み制御手段25
に取り込まれたデータを保存するための記憶手段27
と、測定したデータを基に所望の関数によってデータ処
理を行う解析処理手段28と、解析された結果を画像イ
メージとして出力するイメージ出力手段29を中心にし
て構成されている。
【0013】さらに、3次元形状測定装置20を構成す
る個々の部位について詳細に説明する。図2を参照する
と、外径計測手段23は、投光部23Aからレーザ光の
照射面23Cを帯状に放射して、受光部23Bで受け、
被測定部材10に遮られた範囲、すなわち外径を被接触
で測定することができる。
【0014】外径計測手段23は、リニアステージ(不
図示)などの直線移動手段21と接続され、レーザ光の
照射面23Cと垂直に移動させることができる。
【0015】被測定部材10は、回転手段22と接続さ
れ、直線移動方向と平行な回転軸で回転させることがで
きる。
【0016】回転手段22と直線移動手段21は、位置
制御手段26によって制御され、被測定部材10と外径
計測手段23との位置関係を変更することができる。
【0017】データ取り込み制御手段25は、外径計測
手段23と通信ケーブル(不図示)によって接続されて
いて、外径計測手段23を駆動制御して測定したデータ
を受信している。また、データ取り込み制御手段25と
位置制御手段26とは記憶手段27に接続され、外径計
測手段23と被測定部材10との特定の位置関係と計測
された外径データとを関連づけて記憶している。
【0018】記憶手段27に保存されたデータは、解析
処理手段28によって解析され、位置データとその位置
関係における外径測定データを基に所望の解析を行った
後に、イメージ出力手段29によって3次元情報を出力
する。
【0019】次に3次元形状測定装置20の動作(3次
元情報計測方法及び薄膜評価測定方法)について説明す
る。図3は、第1の実施形態を用いて3次元形状を計測
する3次元情報計測方法を説明するためのフローチャー
トである。
【0020】図3を参照すると、本測定方法では、ま
ず、第1の計測工程(ステップS1)において、回転手
段22及び直線移動手段21を用いて外径計測手段23
及び被測定部材10の所望の位置関係における3次元形
状を測定し、データ取り込み制御手段25を介して記憶
手段27に保存(ステップS2:第1の記憶工程)す
る。
【0021】被測定部材10の3次元形状のみであるな
らば、この状態で測定を中止して、3次元情報処理工程
(ステップS6)に進み、位置情報と外径情報を3次元
情報として表示モニタ25A(後述、図4参照)に出力
表示して解析できる。
【0022】被測定部材10の変形情報を解析したい場
合には、変形処理後に外径計測手段23との位置関係が
第1の計測工程(ステップS1)と同一になるように固
定治具に固定して、回転手段22及び直線移動手段21
を用いて外径計測手段23及び被測定部材10の所望の
位置関係における3次元形状を測定(ステップS3:第
2の計測工程)して、データ取り込み制御手段25を介
して記憶手段27に保存(ステップS4:第2の記憶工
程)する。
【0023】次に、変形算出工程(ステップS5)を実
行し、測定された所定の部位における変形を解析処理手
段28によって算出して、被測定部材10の各位置と変
形量を記憶する。
【0024】その後、被測定部材10の位置と変形量
を、イメージ出力手段29に3次元情報として表示する
(ステップS6:3次元情報処理工程)。
【0025】次に、本発明の実施の形態を、さらに具体
的な装置を示して説明する。図4は、主に円柱状の物体
の3次元形状及び変形量を測定する3次元形状測定装置
20の装置概略図である。
【0026】図4を参照すると、実施の形態のドラム解
析装置(3次元形状測定装置20)は、レーザ光を用い
て非接触状態で円柱体(被測定部材10)の外径を測定
する外径計測手段23と、円柱体(被測定部材10)を
円柱の中心軸で回転させる回転機構(回転手段22)
と、外径計測手段23を所定の軸上を直線移動させる直
線移動機構(直線移動手段21)と、外径計測手段23
からの信号を取り込み測定条件を制御するデータ取り込
み制御手段25と、回転機構(回転手段22)と直線移
動機構(直線移動手段21)を制御するための位置制御
手段26と、データ取り込み制御手段25に取り込まれ
たデータを記憶手段27に保存して所望の関数によって
データの解析を行い(解析処理手段28)、当該解析さ
れた結果を画像イメージとして表示モニタ25A等に出
力するイメージ出力手段29(CPU30内に存在)を
中心にして構成されている。
【0027】回転機構(回転手段22)は、支持台座2
4上に構成され、円柱体(被測定部材10)の中心軸を
中心に回転する駆動部側回転固定治具22Bと自由回転
固定治具22Cによって円柱体(被測定部材10)を固
定して、回転モータ22Aによって円柱体(被測定部材
10)を回転させる機構となっている。
【0028】また、直線移動機構(直線移動手段21)
は、外径計測手段23の固設された直線移動ステージ2
1Cが、位置制御信号ケーブル26Aを介して位置制御
手段26によって移動制御可能な直線移動用駆動モータ
21Aによって円柱体(被測定部材10)の中心軸に対
して垂直状態が保たれたまま、直線移動ガイドレール2
1B上を移動する機構となっている。
【0029】回転機構(回転手段22)及び直線移動機
構(直線移動手段21)は、位置コントローラ(位置制
御手段26)に接続されて、さらに続くCPU30によ
って円柱体(被測定部材10)及び外径計測手段23と
の位置関係を制御する。
【0030】本実施の形態では、両駆動機構(回転機構
(回転手段22)及び直線移動機構(直線移動手段2
1))は、第1の計測工程(ステップS1)と第2の計
測工程(ステップS3)の間に被測定部材10の取り外
しが行われた際に、両計測工程(第1の計測工程(ステ
ップS1)及び第2の計測工程(ステップS3))間で
位置ずれを起こさないように、あらかじめ被測定部材1
0上に付けられた基準点を基に原点検出を行ってから、
各測定部位に移動させている。記憶手段27(CPU3
0内に存在)に保存される位置データはすべてこの基準
点が基になっている。
【0031】外径計測手段23は、図2に示すように投
光部23Aからレーザ光の照射面23Cを帯状に放射し
て、受光部23Bで受け、円柱体(被測定部材10)に
遮られた範囲、すなわち外径を被接触で測定することが
できる。
【0032】第1の計測工程(ステップS1)及び第1
の記憶工程(ステップS2)は、表示していない入力手
段を用いてCPU30に入力命令することによって行わ
れる。第1の計測工程(ステップS1)は、測定条件の
入力、原点検出、外径計測、データ保存の順で行われ
る。さらに、外径計測は、測定位置移動、安定化待機、
外径計測の順で測定範囲終了まで繰り返し行われる。
【0033】次に実際に円柱体(被測定部材10)を測
定した例を基に説明する。図5は、第1の実施の形態の
3次元形状測定装置20によって得られた円柱体(被測
定部材10)の3次元情報の出力例(円柱体(被測定部
材10)の3次元合成イメージ出力例)である。図中点
線枠は、図上にある切断表示面(図6、図7参照)の位
置を示している。この切断面は、CPU30に切断面表
示を入力することによって変更可能である。また、図5
は[011]視点方向からの3次元図となっているが、
視点位置は変更でき、円柱体以外の部材を用いるときに
有効である。また、部分的な拡大もでき、被測定部材1
0の傷や変形を観察できる。
【0034】図6は、図5の円柱体(被測定部材10)
をYZ平面(X軸に垂直な面)で切断した場合の2次元
イメージ出力例であって、視点方向が[100]に相当
する図5中の点線枠における切断面となっている。Z軸
方向のスケールは任意に設定可能であり、図6では、2
0.0mm(ミリメートル)から20.5mmを拡大し
て表示している例である。また、図5に示したX軸まわ
りに回転するカーソル(矢印)によって、測定された外
径を表示可能である。
【0035】これにより、各部位での円柱の変形を明確
に示すことができ、また真円度を算出して歪み値などを
計算できる。さらに、第1の計測工程(ステップS1)
で円筒管の変形前を計測して、第2の計測工程(ステッ
プS3)において、例えば、圧力を加えた後の円筒管を
計測することによって、圧力変形度、耐圧力性、他の位
置への影響などを位置分割して計測して変形量を算出解
析することができる。
【0036】図7は、図5の円柱体(被測定部材10)
をXZ平面(Y軸に垂直な面)で切断した場合の2次元
イメージ出力例である。本実施の形態では、Z軸方向の
スケールは任意に設定可能であり、図7では、20.0
mmから20.5mmを拡大して表示している例であ
る。また、図5に示したX軸に沿って移動するカーソル
(矢印)によって、測定された外径を表示可能である。
これにより、各部位での円柱の変形を明確に示すことが
でき、また外径変化の計算を算出して歪み値などを計算
できる。
【0037】次に、本発明の3次元形状測定装置20を
用いて円柱体(被測定部材10)上に作製した透明薄膜
の膜厚の測定結果を示す。
【0038】図8は、第1の実施の形態の3次元形状測
定装置20によって得られた円柱体(被測定部材10)
の3次元情報の出力例(膜厚測定結果例)のグラフであ
る。図8では、薄膜の歪みを見やすくするために、薄膜
部の厚みを拡大して示している。上記第1の実施の形態
を用いることによって、0.025μm(ミクロン)程
度の精度で透明薄膜の膜厚を測定でき、さらには円柱上
に作製した薄膜の3次元形状を計測評価可能である。
【0039】次に、実際に円柱体(被測定部材10)上
に作製した透明樹脂薄膜の摩耗試験を行った際の外径変
化を、上記第1の実施の形態を用いて測定評価した例を
図9を参照して説明する。図9は、第1の実施の形態の
3次元形状測定装置20によって得られた円柱体(被測
定部材10)の摩耗測定結果例であって、同図(a)は
傷深さと変化及び位置の関係を示すグラフ、同図(b)
は膜強度評価結果(摩耗回数による平滑性変化との関
係)を示すテーブルである。
【0040】摩耗試験は市販の摩耗輪の摩耗面を円柱体
(被測定部材10)上に作製した透明樹脂薄膜の樹脂面
に荷重をかけ、摩耗輪が回転可能な状態で押し当てた状
態で、円筒管を回転させて樹脂膜を微小に摩耗させた。
その結果、図9(a)に示すように、サブミクロン範囲
における面内の膜厚減衰が測定できた。このように、高
精度で膜厚の変化や形状変化が測定でき、その結果、図
9(b)のテーブルに示すような平滑性の数値化が可能
となる。ここでは、表面の平滑性を、所定の範囲におけ
る膜厚の標準偏差を用いて求め評価した。さらに、その
結果、サンプル1及びサンプル2と標準サンプルとの比
較によって膜の耐久性能を数値化することが可能とな
る。
【0041】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、非接触で被測定部材10を傷つけたりすることな
く、3次元形状を容易に計測して、簡単な3次元形状デ
ータとして記憶手段27に保存することができる。さら
に加えて、3次元データとして保存しているので、解析
処理手段28によって処理することによって、様々な2
次元画像情報、3次元画像情報として計算解析処理が可
能であり、応用範囲も広いといった効果を奏する(第1
の効果)。
【0042】また、本実施の形態では3次元の形状を所
定の軸を基準として外径計測手段23と被測定部材10
との位置関係を変更し、その基準軸から距離データとし
て蓄積保存して、3次元の形状データを簡潔化してい
る。これにより、解析計算、3次元情報の画像化を容易
とし、解析処理を高速化及び簡素化でき、さらに、一般
の表計算ソフトウェア(プログラム)でも解析すること
ができ、新たに複雑なソフトウェア(プログラム)を開
発することなく低価格で3次元計測が実現できるといっ
た効果を奏する(第2の効果)。
【0043】また、本実施の形態は、レーザ光を所定の
角度範囲で測定部材に入射させている。屈折率の異なる
界面(空気と透明体との界面)に低角でレーザを進入さ
せることによってレーザを反射させ、遮光された影とし
て外径計測することで、円柱上の透明体の計測を可能と
している。その結果、円柱上の形成された液体または固
体の透明膜の膜厚を高精度かつ高速に測定することがで
き、さらには3次元形状を測定できるといった効果を奏
する(第3の効果)。
【0044】(第2の実施の形態)図10は、本発明の
第2の実施の形態に係る3次元形状測定装置20を説明
するための機能ブロック図である。なお、上記第1の実
施の形態において既に記述したものと同一の部分につい
ては、同一符号を付し、重複した説明は省略する。
【0045】図10を参照すると、第2の実施の形態で
は、外径計測手段23を固定して、被測定部材10を回
転および直線移動させている点に特徴を有している。そ
の結果、上記第1の実施の形態で示した効果に加えて、
位置移動の固定が困難である被測定部材10の外形形状
を簡単に測定できるといった効果を奏する。
【0046】(第3の実施の形態)図11は、本発明の
第3の実施の形態に係る3次元形状測定装置20を説明
するための機能ブロック図である。なお、上記第1の実
施の形態において既に記述したものと同一の部分につい
ては、同一符号を付し、重複した説明は省略する。
【0047】図11を参照すると、第3の実施の形態で
は、第1の回転手段222によって被測定部材10を回
転可能とし、さらに外径計測手段23を第1の回転手段
222と回転軸の異なる第2の回転手段224によって
回転可能および直線移動を可能とする構成とした点に特
徴を有している。
【0048】これにより、上記第1の実施の形態で示し
た効果に加えて、より複雑な物体の外形を詳細に解析で
きるといった効果を奏する。
【0049】(第4の実施の形態)図12は、本発明の
第4の実施の形態に係る3次元形状測定装置20を説明
するための機能ブロック図である。なお、上記第1の実
施の形態において既に記述したものと同一の部分につい
ては、同一符号を付し、重複した説明は省略する。
【0050】図12を参照すると、第4の実施の形態で
は、上記第1の実施の形態に外的因子測定手段50を付
加するとともに、被測定部材10が外的因子測定手段5
0とともに環境制御手段40及び解析制御手段31によ
って制御される構成としている点に特徴を有している。
【0051】これにより、上記第1の実施の形態で示し
た効果に加えて、形状測定における外的因子を明確にで
きるようになる。さらに加えて、外径測定データをその
外的因子と関連づけて記憶手段27に保存することによ
って、より高精度の測定を実現できるといった効果を奏
する。
【0052】また、データとして取り込まれたデータか
ら外的因子の影響を削除補正できる。その結果、温度、
湿度、圧力などの外的因子の影響を削除して高精度の3
次元形状の測定を可能とし、被測定部材10に発生した
微細な変化を計測できるようになるといった効果を奏す
る。
【0053】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施
の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また上
記構成部材の数、位置、形状等は上記各実施の形態に限
定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状
等にすることができる。また、各図において、同一構成
要素には同一符号を付している。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、非
接触で被測定部材を傷つけたりすることなく、3次元形
状を容易に計測して、簡単な3次元形状データとして記
憶手段に保存することができる。さらに加えて、3次元
データとして保存しているので、解析処理手段によって
処理することによって、様々な2次元画像情報、3次元
画像情報として計算解析処理が可能であり、応用範囲も
広いといった効果を奏する(第1の効果)。
【0055】また、本発明では3次元の形状を所定の軸
を基準として外径計測手段と被測定部材との位置関係を
変更し、その基準軸から距離データとして蓄積保存し
て、3次元の形状データを簡潔化している。これによ
り、解析計算、3次元情報の画像化を容易とし、解析処
理を高速化及び簡素化でき、さらに、一般の表計算ソフ
トウェア(プログラム)でも解析することができ、新た
に複雑なソフトウェア(プログラム)を開発することな
く低価格で3次元計測が実現できるといった効果を奏す
る(第2の効果)。
【0056】また、本発明は、レーザ光を所定の角度範
囲で測定部材に入射させている。屈折率の異なる界面
(空気と透明体との界面)に低角でレーザを進入させる
ことによってレーザを反射させ、遮光された影として外
径計測することで、円柱上の透明体の計測を可能として
いる。その結果、円柱上の形成された液体または固体の
透明膜の膜厚を高精度かつ高速に測定することができ、
さらには3次元形状を測定できるといった効果を奏する
(第3の効果)。
【0057】また、本発明の3次元形状測定装置は、外
的因子測定手段と環境制御手段を有している。これによ
り、データとして取り込まれたデータから外的因子の影
響を削除補正できる。その結果、温度、湿度、圧力など
の外的因子の影響を削除して高精度の3次元形状の測定
を可能とし、被測定部材に発生した微細な変化を計測で
きるようになるといった効果を奏する(第4の効果)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る3次元形状測
定装置を説明するための機能ブロック図である。
【図2】第1の実施の外径計測手段における投光部と受
光部、及び被測定部材の位置関係を説明するための配置
図である。
【図3】第1の実施形態を用いて3次元形状を計測する
3次元情報計測方法を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】主に円柱状の物体の3次元形状及び変形量を測
定する3次元形状測定装置の装置概略図である。
【図5】第1の実施の形態の3次元形状測定装置によっ
て得られた円柱体の3次元情報の出力例(円柱体の3次
元合成イメージ出力例)である。
【図6】図5の円柱体をYZ平面で切断した場合の2次
元イメージ出力例である。
【図7】図5の円柱体をXZ平面で切断した場合の2次
元イメージ出力例である。
【図8】第1の実施の形態の3次元形状測定装置によっ
て得られた円柱体の3次元情報の出力例のグラフであ
る。
【図9】第1の実施の形態の3次元形状測定装置によっ
て得られた円柱体の摩耗測定結果例である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る3次元形状
測定装置を説明するための機能ブロック図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る3次元形状
測定装置を説明するための機能ブロック図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係る3次元形状
測定装置を説明するための機能ブロック図である。
【符号の説明】
10…被測定部材 20…3次元形状測定装置 21…直線移動手段 21A…直線移動用駆動モータ 21B…直線移動ガイドレール 21C…直線移動ステージ 22…回転手段 222…第1の回転手段 224…第2の回転手段 22A…回転モータ 22B…駆動部側回転固定治具 22C…自由回転固定治具 23…外径計測手段 23A…投光部 23B…受光部 23C…レーザ光の照射面 24…支持台座 25…データ取り込み制御手段 25A…表示モニタ 26…位置制御手段 26A…位置制御信号ケーブル 27…記憶手段 28…解析処理手段 29…イメージ出力手段 30…CPU 31…解析制御手段 40…環境制御手段 50…外的因子測定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA26 AA30 AA53 AA65 BB06 BB16 CC31 FF02 GG04 HH05 HH15 JJ02 MM04 MM07 PP22 QQ13 QQ23 QQ41 SS13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の3次元形状を計測する3次元形状
    測定装置であって、 一対の投光部と受光部とから構成されてレーザ光を帯状
    に所定の範囲に放射して被測定部材に遮光される範囲を
    測定することによって非接触状態で当該被測定部材の外
    径を測定する外径計測手段と、 前記被測定部材または前記外径計測手段を所定の回転軸
    で回転させる回転手段と、 前記被測定部材または前記外径計測手段を所定の軸上で
    直線移動させる直線移動手段と、 前記外径計測手段からの信号を取り込んで測定条件を制
    御するデータ取り込み制御手段と、 前記回転手段と前記直線移動手段を制御するための位置
    制御手段と、 前記データ取り込み制御手段に取り込まれたデータを保
    存するための記憶手段と、 前記記憶手段のデータを基に所望の関数によってデータ
    処理を行う解析処理手段とを有することを特徴とする3
    次元形状測定装置。
  2. 【請求項2】 3次元形状を計測する3次元形状測定装
    置であって、 外的影響因子を測定するための外的因子測定手段と、 前記データ取り込み制御手段に取り込まれたデータを基
    に前記外的因子測定手段によって測定された外的影響因
    子を削除補正するための環境制御手段とを有することを
    特徴とする請求項1に記載の3次元形状測定装置。
  3. 【請求項3】 前記レーザ光を所定の角度範囲で測定基
    体に入射させて円柱上の透明体を測定する手段を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の3次元形状
    測定装置。
  4. 【請求項4】 物体の3次元情報を計測する3次元情報
    計測方法であって、 被測定部材と計測装置の位置関係を変更しながら複数の
    所定の位置の外径を測定する第1の計測工程と、 前記被測定部材の3次元形状データを前記計測装置と前
    記被測定部材との位置関係と測定データとを関連づけて
    記憶する第1の記憶工程と、 前記第1の計測工程における前記被測定部材と前記計測
    装置の位置関係と同一位置関係において複数の所定の位
    置の外径を測定する第2の計測工程と、 前記第2の計測工程で計測された前記被測定部材の3次
    元形状データを前記計測装置と前記被測定部材との位置
    関係と測定データとを関連づけて記憶する第2の記憶工
    程と、 前記第1の記憶工程で記憶された前記被測定部材の3次
    元形状と前記第2の記憶工程で記憶された前記被測定部
    材の3次元形状の外径の差を基に3次元状態の変化を算
    出する変形算出工程と、 前記変形算出工程で得られた計算値と測定位置を基に3
    次元的な情報を生成してイメージとして出力する3次元
    情報処理工程とを含むことを特徴とする3次元情報計測
    方法。
  5. 【請求項5】 3次元物体上に作製された薄膜を測定す
    る薄膜評価測定方法であって、 被測定部材と計測装置の位置関係を変更しながら複数の
    所定の位置の外径を測定する第1の計測工程と、 前記被測定部材の3次元形状データを前記計測装置と前
    記被測定部材との位置関係と測定データとを関連づけて
    記憶する第1の記憶工程と、 前記第1の計測工程における前記被測定部材と前記計測
    装置の位置関係と同一位置関係において複数の所定の位
    置の外径を測定する第2の計測工程と、 前記第2の計測工程で計測された前記被測定部材の3次
    元形状データを前記計測装置と前記被測定部材との位置
    関係と測定データとを関連づけて記憶する第2の記憶工
    程と、 前記第1の記憶工程で記憶された前記被測定部材の3次
    元形状と前記第2の記憶工程で記憶された前記被測定部
    材の3次元形状の外径の差を基に3次元状態の変化を算
    出する変形算出工程と、 前記変形算出工程で得られた計算値と測定位置を基に3
    次元的な情報を生成してイメージとして出力する3次元
    情報処理工程と、 測定時に外的影響因子を測定する第1の外的影響因子計
    測工程と、 前記第1の記憶工程と前記第2の記憶工程で記憶された
    測定データに対して外的影響因子を削除する外的影響因
    子削除工程とを含むことを特徴とする薄膜評価測定方
    法。
  6. 【請求項6】 3次元物体上に作製された薄膜を測定す
    る薄膜評価測定方法であって、 形成前の3次元被測定部材と計測装置の位置関係を変更
    しながら、所望の位置の外径を測定する第1の計測工程
    と、 前記形成前の3次元被測定部材の形状データを記憶する
    第1の記憶工程と、 薄膜を形成した後に外径計測を行う第2の計測工程と、 形成後の3次元被測定部材の形状データを記憶手段に記
    憶させる第2の記憶工程と、 前記形成前の3次元被測定部材の外径形状と前記形成後
    の3次元被測定部材の外径形状の差を基に、作製した薄
    膜の膜厚を算出する膜厚算出工程とを含むことを特徴と
    する薄膜評価測定方法。
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