JP2002147539A - ロープ連結具 - Google Patents
ロープ連結具Info
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- JP2002147539A JP2002147539A JP2000341084A JP2000341084A JP2002147539A JP 2002147539 A JP2002147539 A JP 2002147539A JP 2000341084 A JP2000341084 A JP 2000341084A JP 2000341084 A JP2000341084 A JP 2000341084A JP 2002147539 A JP2002147539 A JP 2002147539A
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- JP
- Japan
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- rope
- cotter
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- connector
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロープ連結具に於て、ロープの抜き作業時に
於けるコッタの飛び出しやロープの暴れを防止すると共
に、コッタの紛失を防止する。 【解決手段】 ソケット10内にテーパー形状に形成さ
れた嵌合孔9内に、コッタ8に掛け回したロープ6を該
コッタ8と共に嵌め込んで該ロープ6をくさび止めにて
連結するロープ連結具18に於て、前記コッタ8の中央
部に長孔19を形成すると共に、前記嵌合孔9を形成す
る前記ソケット10の両側板11,11にピン孔20,
20を設け、且つ、該ピン孔20,20と前記コッタ8
の長孔19にピン21を貫通させて、前記コッタ8を前
記ソケット10の嵌合孔9内に摺動自在且つ揺動自在に
設けたロープ連結具を提供する。
於けるコッタの飛び出しやロープの暴れを防止すると共
に、コッタの紛失を防止する。 【解決手段】 ソケット10内にテーパー形状に形成さ
れた嵌合孔9内に、コッタ8に掛け回したロープ6を該
コッタ8と共に嵌め込んで該ロープ6をくさび止めにて
連結するロープ連結具18に於て、前記コッタ8の中央
部に長孔19を形成すると共に、前記嵌合孔9を形成す
る前記ソケット10の両側板11,11にピン孔20,
20を設け、且つ、該ピン孔20,20と前記コッタ8
の長孔19にピン21を貫通させて、前記コッタ8を前
記ソケット10の嵌合孔9内に摺動自在且つ揺動自在に
設けたロープ連結具を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロープ連結具に
関するものであり、特に、ロープをコッタに掛け回して
ソケットの嵌合孔に嵌め込み、該ロープをくさび止めに
て連結するロープ連結具に関するものである。
関するものであり、特に、ロープをコッタに掛け回して
ソケットの嵌合孔に嵌め込み、該ロープをくさび止めに
て連結するロープ連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種ロープ連結具を図7乃至図1
1に従って説明する。図7に於て1はクローラクレーン
であり、該クローラクレーン1は該クローラクレーン1
のブーム2先端からフック3が吊り下げられ、該フック
3を係止するフックブロック4とブームトップ5とのシ
ーブ(図示せず)間に巻上げ用のロープ6が掛け回され
ている。
1に従って説明する。図7に於て1はクローラクレーン
であり、該クローラクレーン1は該クローラクレーン1
のブーム2先端からフック3が吊り下げられ、該フック
3を係止するフックブロック4とブームトップ5とのシ
ーブ(図示せず)間に巻上げ用のロープ6が掛け回され
ている。
【0003】そして、前記巻上げ用のロープ6の端部は
ロープ連結具7に連結され、該ロープ連結具7は前記ブ
ームトップ5又は前記フックブロック4に取付られてい
る。
ロープ連結具7に連結され、該ロープ連結具7は前記ブ
ームトップ5又は前記フックブロック4に取付られてい
る。
【0004】而して、前記ロープ連結具7は図8及び図
9に示す如く、略くさび形状の平板から成り、且つ、側
面に前記ロープ6を掛け回すための溝8aが形成された
コッタ8と、前記ロープ6を該コッタ8と共に嵌合させ
るための嵌合孔9が形成されたソケット10とから成
る。
9に示す如く、略くさび形状の平板から成り、且つ、側
面に前記ロープ6を掛け回すための溝8aが形成された
コッタ8と、前記ロープ6を該コッタ8と共に嵌合させ
るための嵌合孔9が形成されたソケット10とから成
る。
【0005】そして、該ソケット10は2枚の側板1
1,11が対峙して平行に設けられ、図9(b)に示す
ように該側板11,11の上方右半部は右端下方に向か
って斜設されており、該斜設部に上板12が固着され、
且つ、前記側板11,11の下方右半部の前記上板12
と対応する位置に下板13が設けられ、該上板12と該
下板13と前記側板11,11とで上面がテーパー形状
となった前記嵌合孔9が形成されており、該嵌合孔9の
右端に小開口9aが開口され、左端に大開口9bが開口
されている。更に、前記側板11,11の左端近傍に丸
孔形状の係止孔14,14が対峙して設けられている。
1,11が対峙して平行に設けられ、図9(b)に示す
ように該側板11,11の上方右半部は右端下方に向か
って斜設されており、該斜設部に上板12が固着され、
且つ、前記側板11,11の下方右半部の前記上板12
と対応する位置に下板13が設けられ、該上板12と該
下板13と前記側板11,11とで上面がテーパー形状
となった前記嵌合孔9が形成されており、該嵌合孔9の
右端に小開口9aが開口され、左端に大開口9bが開口
されている。更に、前記側板11,11の左端近傍に丸
孔形状の係止孔14,14が対峙して設けられている。
【0006】そして、図10に示す如く、前記ロープ連
結具7にロープ6を連結する場合は、前記ソケット10
に設けた前記嵌合孔9の小開口9a側から矢印Aの如く
前記ロープ6を挿入して前記嵌合孔9の大開口9bから
取り出し、該大開口9b側から取り出した前記ロープ6
を屈曲させて屈曲部6aを形成し、更に、該屈曲部6a
を前記大開口9bの外方に形成した状態を維持して、該
ロープ6の先端部を再度前記大開口9bから矢印Bの如
く前記嵌合孔9に挿入し前記小開口9a側から取り出
す。
結具7にロープ6を連結する場合は、前記ソケット10
に設けた前記嵌合孔9の小開口9a側から矢印Aの如く
前記ロープ6を挿入して前記嵌合孔9の大開口9bから
取り出し、該大開口9b側から取り出した前記ロープ6
を屈曲させて屈曲部6aを形成し、更に、該屈曲部6a
を前記大開口9bの外方に形成した状態を維持して、該
ロープ6の先端部を再度前記大開口9bから矢印Bの如
く前記嵌合孔9に挿入し前記小開口9a側から取り出
す。
【0007】この状態で前記屈曲部6a内に矢印Cの如
く前記コッタ8を挿入し、そして、前記ロープ6を該コ
ッタ8の溝8aに掛け回しながら前記小開口9aの外側
に於て前記ロープ6,6を矢印Dのように引張し、一
方、前記ソケット10の前記係止孔14周辺部を矢印E
のように反対方向に引張すると前記コッタ8と該コッタ
8の溝8aに掛け回された前記ロープ6は前記ソケット
10の前記嵌合孔9内に完全に嵌り込み、前記コッタ8
と前記ソケット10のくさび止め作用により前記ロープ
6は前記ロープ連結具7に強固に連結される。
く前記コッタ8を挿入し、そして、前記ロープ6を該コ
ッタ8の溝8aに掛け回しながら前記小開口9aの外側
に於て前記ロープ6,6を矢印Dのように引張し、一
方、前記ソケット10の前記係止孔14周辺部を矢印E
のように反対方向に引張すると前記コッタ8と該コッタ
8の溝8aに掛け回された前記ロープ6は前記ソケット
10の前記嵌合孔9内に完全に嵌り込み、前記コッタ8
と前記ソケット10のくさび止め作用により前記ロープ
6は前記ロープ連結具7に強固に連結される。
【0008】又、前記ロープ連結具7から前記ロープ6
を外す時は図11(a)に示す如く前記ロープ連結具7
を足15で固定しながら該ロープ連結具7の前記小開口
9a側から鉄棒16を介してハンマ17で矢印Fの如く
前記コッタ8を叩くと、図11(b)に示す如く該コッ
タ8が前記大開口9b側から抜け、前記ロープ6の端部
も前記大開口9bから抜けて前記ロープ6と前記ソケッ
ト10との連結が外れる。
を外す時は図11(a)に示す如く前記ロープ連結具7
を足15で固定しながら該ロープ連結具7の前記小開口
9a側から鉄棒16を介してハンマ17で矢印Fの如く
前記コッタ8を叩くと、図11(b)に示す如く該コッ
タ8が前記大開口9b側から抜け、前記ロープ6の端部
も前記大開口9bから抜けて前記ロープ6と前記ソケッ
ト10との連結が外れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のロープ連
結具は、略くさび形状の平板から成り、且つ、側面に前
記ロープを掛け回すための溝が形成されたコッタと、ロ
ープを該コッタと共に嵌合させるための嵌合孔が形成さ
れたソケットとから成り、前記ロープを前記コッタに掛
け回して前記ソケットの前記嵌合孔に嵌合させ、該ソケ
ットと前記ロープとを反対方向に引張することにより該
ロープを前記ロープ連結具に連結させ、更に、該ロープ
がロープ連結具に連結された状態で前記コッタをハンマ
等で叩くことにより前記ロープと前記ロープ連結具との
連結を外すように構成されているが、該ロープとロープ
連結具との連結を外す時に、前記コッタが飛び出した
り、又、前記ロープが暴れたりする虞があり危険であっ
た。
結具は、略くさび形状の平板から成り、且つ、側面に前
記ロープを掛け回すための溝が形成されたコッタと、ロ
ープを該コッタと共に嵌合させるための嵌合孔が形成さ
れたソケットとから成り、前記ロープを前記コッタに掛
け回して前記ソケットの前記嵌合孔に嵌合させ、該ソケ
ットと前記ロープとを反対方向に引張することにより該
ロープを前記ロープ連結具に連結させ、更に、該ロープ
がロープ連結具に連結された状態で前記コッタをハンマ
等で叩くことにより前記ロープと前記ロープ連結具との
連結を外すように構成されているが、該ロープとロープ
連結具との連結を外す時に、前記コッタが飛び出した
り、又、前記ロープが暴れたりする虞があり危険であっ
た。
【0010】更に、該ロープを外すと前記コッタも同時
に外れてしまい該コッタが建設現場に於て紛失してしま
うという問題があり、又、種々のロープ径を有するロー
プを用いる場合に於ては、適用するソケットとコッタの
組み合わせの判別が困難となる問題があった。
に外れてしまい該コッタが建設現場に於て紛失してしま
うという問題があり、又、種々のロープ径を有するロー
プを用いる場合に於ては、適用するソケットとコッタの
組み合わせの判別が困難となる問題があった。
【0011】そこで、ロープ連結具に於て、ロープの抜
き作業時に於けるコッタの飛び出しやロープの暴れを防
止すると共に、コッタの紛失を防止するために解決すべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題
を解決することを目的とする。
き作業時に於けるコッタの飛び出しやロープの暴れを防
止すると共に、コッタの紛失を防止するために解決すべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題
を解決することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、ソケット内にテーパ
ー形状に形成された嵌合孔内に、コッタに掛け回したロ
ープを該コッタと共に嵌め込んで該ロープをくさび止め
にて連結するロープ連結具に於て、前記コッタの中央部
に長孔を形成すると共に、前記嵌合孔を形成する前記ソ
ケットの両側板にピン孔を設け、且つ、該ピン孔と前記
コッタの長孔にピンを貫通させて、前記コッタを前記ソ
ケットの嵌合孔内に摺動自在且つ揺動自在に設けたロー
プ連結具を提供するものである。
するために提案されたものであり、ソケット内にテーパ
ー形状に形成された嵌合孔内に、コッタに掛け回したロ
ープを該コッタと共に嵌め込んで該ロープをくさび止め
にて連結するロープ連結具に於て、前記コッタの中央部
に長孔を形成すると共に、前記嵌合孔を形成する前記ソ
ケットの両側板にピン孔を設け、且つ、該ピン孔と前記
コッタの長孔にピンを貫通させて、前記コッタを前記ソ
ケットの嵌合孔内に摺動自在且つ揺動自在に設けたロー
プ連結具を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図6に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来
例と同一構成部分については同一符号を付してその説明
を省略する。図1は本発明のロープ連結具を示し、図2
は前記ロープ連結具にロープを連結した状態を示し、図
3は前記ロープ連結具のコッタを示し、図4は前記ロー
プ連結具のソケットを示す。
1乃至図6に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来
例と同一構成部分については同一符号を付してその説明
を省略する。図1は本発明のロープ連結具を示し、図2
は前記ロープ連結具にロープを連結した状態を示し、図
3は前記ロープ連結具のコッタを示し、図4は前記ロー
プ連結具のソケットを示す。
【0014】図1乃至図4に於て18はロープ連結具で
あり、該ロープ連結具18のコッタ8には中央部に長孔
19が形成され、且つ、ソケット10には嵌合孔9を形
成する両側板11,11にピン孔20,20が設けられ
る。そして、前記ピン孔20,20及び前記コッタ8の
長孔19を貫通させてピン21が設けられ、前記コッタ
8は前記長孔19によって前記ピン21を基点として摺
動自在、且つ、揺動自在に前記嵌合孔9内に収納され
る。
あり、該ロープ連結具18のコッタ8には中央部に長孔
19が形成され、且つ、ソケット10には嵌合孔9を形
成する両側板11,11にピン孔20,20が設けられ
る。そして、前記ピン孔20,20及び前記コッタ8の
長孔19を貫通させてピン21が設けられ、前記コッタ
8は前記長孔19によって前記ピン21を基点として摺
動自在、且つ、揺動自在に前記嵌合孔9内に収納され
る。
【0015】而して、図5に示す如く、前記ロープ連結
具18にロープ6を連結する場合は、前記ソケット10
に設けた前記嵌合孔9の小開口9a側から矢印Gの如く
前記ロープ6を挿入して前記コッタ8の下方を通過させ
前記嵌合孔9の大開口9bから取り出し、該大開口9b
側から取り出した前記ロープ6を屈曲させて屈曲部6a
を作り、更に、該ロープ6の先端部を再度前記大開口9
bから矢印Hの如く前記嵌合孔9に挿入して前記コッタ
8の上方を通過させ前記小開口9a側から取り出す。
具18にロープ6を連結する場合は、前記ソケット10
に設けた前記嵌合孔9の小開口9a側から矢印Gの如く
前記ロープ6を挿入して前記コッタ8の下方を通過させ
前記嵌合孔9の大開口9bから取り出し、該大開口9b
側から取り出した前記ロープ6を屈曲させて屈曲部6a
を作り、更に、該ロープ6の先端部を再度前記大開口9
bから矢印Hの如く前記嵌合孔9に挿入して前記コッタ
8の上方を通過させ前記小開口9a側から取り出す。
【0016】そして、前記ロープ6を前記コッタ8の溝
8aに掛け回しながら前記小開口9aの外側に於て前記
ロープ6,6を矢印Jのように引張し、一方、前記ソケ
ット10の係止孔14周辺部を矢印Kのように反対方向
に引張すると、前記コッタ8は前記長孔19により摺動
及び揺動し、該コッタ8と該コッタ8の溝8aに掛け回
された前記ロープ6とは前記ソケット10の前記嵌合孔
9内に嵌り込み、前記コッタ8と前記ソケット10との
くさび止め作用により前記ロープ6は前記ロープ連結具
18に強固に連結される。
8aに掛け回しながら前記小開口9aの外側に於て前記
ロープ6,6を矢印Jのように引張し、一方、前記ソケ
ット10の係止孔14周辺部を矢印Kのように反対方向
に引張すると、前記コッタ8は前記長孔19により摺動
及び揺動し、該コッタ8と該コッタ8の溝8aに掛け回
された前記ロープ6とは前記ソケット10の前記嵌合孔
9内に嵌り込み、前記コッタ8と前記ソケット10との
くさび止め作用により前記ロープ6は前記ロープ連結具
18に強固に連結される。
【0017】又、図6に示す如く、前記ロープ連結具1
8から前記ロープ6を外す時は図6(a)に示す如く前
記ロープ連結具18を足15で固定しながら該ロープ連
結具18の前記小開口9a側から鉄棒16を介してハン
マ17で矢印Lの如く前記コッタ8を叩くと図6(b)
に示す如く該コッタ8が前記長孔19によって左方へ摺
動、且つ、揺動し、前記ロープ6を連結状態から外すこ
とができる状態になる。
8から前記ロープ6を外す時は図6(a)に示す如く前
記ロープ連結具18を足15で固定しながら該ロープ連
結具18の前記小開口9a側から鉄棒16を介してハン
マ17で矢印Lの如く前記コッタ8を叩くと図6(b)
に示す如く該コッタ8が前記長孔19によって左方へ摺
動、且つ、揺動し、前記ロープ6を連結状態から外すこ
とができる状態になる。
【0018】この時、前記ロープ6は前記嵌合孔9から
完全に抜け出していないため、該ロープ6が暴れること
がなく、該ロープ6を慎重に該嵌合孔9から外すことが
できる。又、前記コッタ8は前記ピン21に係合してい
るため、該コッタ8が飛び出すことがなく安全であり、
更に、該コッタ8の紛失の虞もなく、又、種々のロープ
径のロープを用いる場合に於て、適用するソケットとコ
ッタの組み合わせの判別が困難となるという問題も発生
しない。
完全に抜け出していないため、該ロープ6が暴れること
がなく、該ロープ6を慎重に該嵌合孔9から外すことが
できる。又、前記コッタ8は前記ピン21に係合してい
るため、該コッタ8が飛び出すことがなく安全であり、
更に、該コッタ8の紛失の虞もなく、又、種々のロープ
径のロープを用いる場合に於て、適用するソケットとコ
ッタの組み合わせの判別が困難となるという問題も発生
しない。
【0019】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態に詳述したよ
うに、ソケット内にテーパー形状に形成された嵌合孔内
に、コッタに掛け回したロープを該コッタと共に嵌め込
んで該ロープをくさび止めにて連結するロープ連結具に
於て、前記コッタの中央部に長孔を形成すると共に、前
記嵌合孔を形成する前記ソケットの両側板にピン孔を設
け、且つ、該ピン孔と前記コッタの長孔にピンを貫通さ
せて、前記コッタを前記ソケットの嵌合孔内に摺動自在
且つ揺動自在に設けたから、前記コッタは常時前記ピン
に係合して前記ソケットと離れることがないため、ロー
プの抜き作業時に於けるコッタの飛び出しやロープの暴
れを防止できると共に、コッタの紛失を防止することが
可能となる等、正に著大なる効果を奏する発明である。
うに、ソケット内にテーパー形状に形成された嵌合孔内
に、コッタに掛け回したロープを該コッタと共に嵌め込
んで該ロープをくさび止めにて連結するロープ連結具に
於て、前記コッタの中央部に長孔を形成すると共に、前
記嵌合孔を形成する前記ソケットの両側板にピン孔を設
け、且つ、該ピン孔と前記コッタの長孔にピンを貫通さ
せて、前記コッタを前記ソケットの嵌合孔内に摺動自在
且つ揺動自在に設けたから、前記コッタは常時前記ピン
に係合して前記ソケットと離れることがないため、ロー
プの抜き作業時に於けるコッタの飛び出しやロープの暴
れを防止できると共に、コッタの紛失を防止することが
可能となる等、正に著大なる効果を奏する発明である。
【図1】本発明の一実施の形態を示し、ロープ連結具の
側断面図。
側断面図。
【図2】(a)本発明の一実施の形態を示し、ロープを
連結したロープ連結具の水平断面図。 (b)本発明の一実施の形態を示し、ロープを連結した
ロープ連結具の側断面図。
連結したロープ連結具の水平断面図。 (b)本発明の一実施の形態を示し、ロープを連結した
ロープ連結具の側断面図。
【図3】(a)図1のコッタの正面図。 (b)図1のコッタの側面図。
【図4】(a)図1のソケットの平面図。 (b)図1のソケットの側面図。 (c)図1のソケットの背面図。
【図5】(a)〜(f)本発明の一実施の形態を示し、
ロープをロープ連結具に連結する手順を示す操作手順
図。
ロープをロープ連結具に連結する手順を示す操作手順
図。
【図6】(a)、(b)本発明の一実施の形態を示し、
ロープをロープ連結具との連結から外す手順を示す操作
手順図。
ロープをロープ連結具との連結から外す手順を示す操作
手順図。
【図7】従来例を示し、クローラクレーンの側面図。
【図8】(a)従来例を示し、コッタの正面図。 (b)従来例を示し、コッタの側面図。
【図9】(a)従来例を示し、ソケットの平面図。 (b)従来例を示し、ソケットの側面図。 (c)従来例を示し、ソケットの背面図。
【図10】(a)〜(g)従来例を示し、ロープをロー
プ連結具に連結する手順を示す操作手順図。
プ連結具に連結する手順を示す操作手順図。
【図11】(a)、(b)従来例を示し、ロープをロー
プ連結具との連結から外す手順を示す操作手順図。
プ連結具との連結から外す手順を示す操作手順図。
6 ロープ 8 コッタ 9 嵌合孔 10 ソケット 11 側板 18 ロープ連結具 19 長孔 20 ピン孔 21 ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 ソケット内にテーパー形状に形成された
嵌合孔内に、コッタに掛け回したロープを該コッタと共
に嵌め込んで該ロープをくさび止めにて連結するロープ
連結具に於て、前記コッタの中央部に長孔を形成すると
共に、前記嵌合孔を形成する前記ソケットの両側板にピ
ン孔を設け、且つ、該ピン孔と前記コッタの長孔にピン
を貫通させて、前記コッタを前記ソケットの嵌合孔内に
摺動自在且つ揺動自在に設けたことを特徴とするロープ
連結具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000341084A JP2002147539A (ja) | 2000-11-08 | 2000-11-08 | ロープ連結具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000341084A JP2002147539A (ja) | 2000-11-08 | 2000-11-08 | ロープ連結具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002147539A true JP2002147539A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18815878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000341084A Pending JP2002147539A (ja) | 2000-11-08 | 2000-11-08 | ロープ連結具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002147539A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104675923A (zh) * | 2013-11-30 | 2015-06-03 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 一种用于海缆埋设收放系统的钢丝绳连接装置 |
RU168713U1 (ru) * | 2016-06-16 | 2017-02-16 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Северный (Арктический) федеральный университет имени М.В. Ломоносова" (САФУ) | Замок для соединения канатов |
-
2000
- 2000-11-08 JP JP2000341084A patent/JP2002147539A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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