JP2002147044A - 移動観覧席 - Google Patents

移動観覧席

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JP2002147044A JP2000348865A JP2000348865A JP2002147044A JP 2002147044 A JP2002147044 A JP 2002147044A JP 2000348865 A JP2000348865 A JP 2000348865A JP 2000348865 A JP2000348865 A JP 2000348865A JP 2002147044 A JP2002147044 A JP 2002147044A
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泰寛 小池
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寛次 楠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建築物に作り込みをせずとも、観覧席本体の蛇
行検知、蛇行修正を的確に行えるようにする。 【解決手段】観覧席本体1を進退駆動する駆動機構3を
備えているものにおいて、観覧席本体1の進退方向に設
定した基準線Lに沿って光を発光又は受光し得る受発光
部5を静止させて設けるとともに、観覧席本体1の受発
光部5に相対する位置に回帰式の反射板6を設け、この
反射部6で反射した反射光の受発光部5における受光状
態の変化に基づいて観覧席本体1の蛇行を検知し、これ
により駆動機構3を通じて観覧席本体1を蛇行修正制御
することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多目的ホール等に
おいて好適に利用される移動観覧席に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ホールに移動観覧席を設置する際、何ら
のガイドもなしに観覧席本体を駆動機構によって駆動す
るだけでは、床の精度、仕上などの不確定事項によって
駆動状態が左右され、設置状態が不安定となる。
【0003】そこで、ホール壁面とのクリアランスが小
さい場合は、ホール壁面側にL型鋼等のガイドレールを
設け、対する移動観覧席本体側にガイドローラ、蛇行検
知リミットスイッチを設置して、多少の蛇行であればガ
イドレールにガイドローラを沿わせることによる矯正を
行い、蛇行が極度に進んだ場合(ローラが破損した場
合)にはリミットスイッチで事態を検知して緊急停止さ
せるという手法が検討されている。
【0004】また、上記のようなガイドレールを常設で
きない場合には、床面に着脱式のガイドローラを設け、
本体側にガイドレールを設置する方策もとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、壁面式
のものでは、ガイドレール側にローラの耐荷重を支持す
るだけの強度が必要になり、壁面内装の制限が大きくな
るといった問題や、蛇行時にローラにかかる負荷(損
傷)があるため、メンテナンス効率が悪いといった問題
等がある。
【0006】一方、床面式のものでは、床面に要求する
制約が大きく、また設置の際にもガイドローラの設置に
時間と労力を費やすものとなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解消する
ために、本発明は、次のような手段を講じたものであ
る。
【0008】すなわち、本発明の移動観覧席は、観覧席
本体を進退駆動する駆動機構を備えてなるものにおい
て、前記観覧席本体の進退方向に設定した仮想的な基準
線に沿って光を発光又は受光し得る受発光部を静止させ
て設けるとともに、観覧席本体の前記受発光部に相対す
る位置に反射部を設け、この反射部で反射した反射光の
前記受発光部における受光状態の変化に基づいて観覧席
本体の蛇行を検知し、これにより前記駆動機構を通じて
観覧席本体を基準線側に蛇行修正制御することを特徴と
する。
【0009】なお、ここに言う受発光部には、受光器と
発光器を一体に作り込んだもののみならず、別体の受光
器と発光器をペアで用いるものも含まれる。
【0010】このような構成において、進退時に観覧席
本体が床の不陸等によって左右の進退速度に偏りを生
じ、その結果、観覧席本体に設けた反射部が移動した場
合には、受発光部における受光状態が変化するので、こ
の変化を捉えることによって蛇行を検知し、駆動機構を
通じて観覧席本体を基準線側に蛇行修正制御することが
できる。このため、観覧席本体の設置等が不適切となる
ことを有効に回避することが可能になる。しかも、本発
明は光学的手法によって非接触で蛇行検知を行い、修正
を駆動機構の駆動力の制御によって行うようにしている
ため、蛇行検知部分に大きな負荷が掛かることがなく、
ホール等の建築物側に別段の作り込みをすることも不要
にすることができる。
【0011】具体的な実施の一態様としては、基準線を
挟んで当該基準線とほぼ直交する方向に受発光部を一対
に設け、一方の受発光部から発光した光が反射部を外れ
て反射光が当該受発光部に受光されなくなることをもっ
て、観覧席本体の蛇行方向を検知するようにしているも
のが挙げられる。
【0012】この場合、蛇行修正を実効あらしめ、かつ
効率良く行うためには、蛇行検知時間が長びくにつれて
蛇行修正制御力を増大させることが有効となる。
【0013】何らかの原因で観覧席が許容限度を越えて
蛇行したり、駆動系の付近に障害物が存在する場合の事
故や故障等の発生を未然に回避するためには、両受発光
部に反射光が受光されなくなることをもって観覧席本体
を停止させるようにしておくことが望ましい。
【0014】また、具体的な実施の他の態様としては、
基準線を挟んで当該基準線とほぼ直交する方向に複数の
受発光部の配列からなる受発光群を一対に設け、一方の
受発光群を構成する各受発光部から発光した光が順次反
射部を外れて反射光が当該受発光部に受光されなくなる
ことをもって、観覧席本体の蛇行方向及び蛇行程度を検
知するようにしているものが挙げられる。
【0015】この場合も、蛇行修正を効率良く行うため
には、検知する蛇行程度が大きくなるにつれて蛇行修正
制御力を増大させることが有効となる。
【0016】過度の蛇行や障害物の存在による事故や故
障等の発生を未然に防止するためには、少なくとも基準
線を挟んで隣接する受発光部にともに反射光が受光され
なくなることをもって観覧席本体を停止させるようにし
ておくことが望ましい。
【0017】更に、上記以外の具体的な実施の態様とし
ては、基準線を挟んで当該基準線とほぼ直交する方向に
複数の受発光部の配列からなる受発光群を一対に設け、
各受発光群のうち基準線に近い一部の受発光部のみが当
初に反射光を受光している状態にしておき、観覧席本体
の蛇行と共に、一方の受発光群を構成する受発光部のう
ち反射光を受光していたものが新たに受光しなくなる状
態変化を来たす時期と、他方の受発光群を構成する受発
光部のうち反射光を受光していなかったものが新たに受
光する状態変化を来たす時期とが交互に到来するように
構成し、これにより該観覧席本体の蛇行方向及び蛇行程
度を検知するようにしているものが挙げられる。
【0018】蛇行修正制御後に再度蛇行が即発すること
を有効に防止するためには、蛇行修正制御の結果、一旦
反射光が受光されなくなった受発光部が再度反射光を受
光した際に起動して一定時間を計測するタイマを設け、
このタイマの起動中、引き続き蛇行修正制御を続行する
ことが効果的である。
【0019】観覧席本体が使用時に雛段状に展開され収
納時に上下方向に重合される複数段の段床からなる場合
には、反射部をその最前段の段床に設けておくことが望
ましい。
【0020】以上において、観覧席本体の蛇行によって
反射部に振れ角が生じても、反射光を正規の位置に適切
に反射できるようにするためには、反射部に、回帰式反
射板を用いることが好ましい。
【0021】本発明に用いる光には、直進性に優れたレ
ーザ光を用いることが好適である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0023】図1〜図5は、本実施形態に係る移動観覧
席の概要を作動経過と共に示す模式的な平面図である。
この移動観覧席は、観覧席本体1が高さの異なる6段の
段床2(2a、2b、2c、2d、2e、2f)からな
り、ホールに配置されるもので、ホールの壁面に沿って
進退移動することにより、使用時に最前段の段床2aか
ら最後段の段床2fに亘って階段状に高くなるように雛
段状に展開し、収納時に前段側の段床2を後段側の段床
2の下に潜り込ませるようにして上下方向に重合させる
ことができるものである。
【0024】この観覧席本体1を駆動するために、ホー
ルの後方には、観覧席本体1の進退方向と直交する方向
に離間させて一対の駆動機構3、3が配置してある。各
駆動機構3は、駆動モータ31と、この駆動モータ31
によって繰り出し又は巻取られるラダーチェーン32と
を具備しており、各ラダーチェーン32の駆動端は最前
段の段床2aに接続されて、この最前段の段床2aに他
の段床2b〜2fを連動させるようにしている。そし
て、これらの駆動モータ31は、図6に示すプログラマ
ブルコントローラ4aとインバータ4bからなる制御盤
4に接続され、この制御盤4から各駆動モータ31に対
応するインバータ4bの周波数変調によって駆動力の調
整を行うようにしている。
【0025】このような構成において、本実施形態は、
前記観覧席本体1が後退した際に格納される収納庫(図
示省略)の後方位置に床に固定して光を発光又は受光し
得る受発光部5を設けるとともに、観覧席本体1の一部
に反射部たる回帰式反射板6を設けている。そして、こ
の反射板6で反射した反射光の前記受発光部5における
受光状態の変化に基づいて、観覧席本体1の蛇行を検知
し、これにより前記駆動機構3を通じて観覧席本体1を
蛇行修正制御するようにしている。
【0026】具体的に説明すると、受発光部5は、光軸
をともに平行に保って発光窓と受光窓を近接配置した一
般的構成からなるもので、発光窓内にはレーザー発光器
が、また受光窓内にはレーザー受光器が内設されている
(図示省略)。勿論、他の構成として、共通の窓を通じ
て受発光を行うものなど種々のものが利用可能である。
本実施形態では、観覧席本体1の幅方向の中心部を通り
同観覧席本体1の進退方向に延びる基準線Lを仮定し、
この基準線Lを挟んで該基準線Lと直交する方向に所定
ピッチPで一対の受発光部5、5を隣接させている。各
受発光部5を構成する発光窓と受光窓の光軸はともに上
記基準線Lにほぼ平行をなして前向きに設定してある。
【0027】一方、回帰式反射板6は、観覧席本体1を
構成する最前段の段床2aの下面等に設けてあるもの
で、両受発光部5、5間のピッチPよりも大きい幅寸法
Wを有し、観覧席本体1が蛇行状態にないときに幅方向
中心部が基準線L上にあり、且つ、反射板6の中心から
左右へ等距離だけ変位した部位が両受発光部5、5に同
時に垂直に相対するように設定されている。この回帰式
反射板6は、観覧席本体1が蛇行時に傾いて法線方向が
基準線Lに対して振れ角をもつようになっても、ある程
度の振れ角(例えば30°程度)であれば受光された正
規の方向に反射光を送り返し、受発光部に確実に回帰さ
せる機能を有するものである。
【0028】そして、一方の受発光部5から発光した光
が反射板6を外れて反射光が当該受発光部5に受光され
なくなることをもって、前記プログラマブルコントロー
ラ4aが蛇行を検知し、これによりインバータ4bの周
波数変調を行って観覧席本体の蛇行修正を図るようにし
ている。
【0029】図7はプログラマブルコントローラ4aに
格納されている制御プログラムの概要を示すフローチャ
ートである。以下、このフローチャートに沿って、移動
観覧席の作動を説明する。なお、このフローチャートは
あくまで例示に過ぎない。
【0030】先ず、プログラムがスタートすると、ステ
ップS1でフラグCが1か否かを判断する。そして、Y
ESの場合は即座にプログラムを終了する。フラグC
は、両受発光部5、5が反射光を受光しないためにエラ
ー停止している状態を示すものである。例えば、図5に
示すようにレーザー光路上に人等の障害物Xがあって受
発光が遮られている場合や、何らかの原因により蛇行が
大幅に進行して受光ができなくなった場合等が挙げられ
る。この場合は、フラグCをリセットしない限り移動観
覧席は再駆動できないようになっている。
【0031】前記ステップS1がNOの場合は、ステッ
プS2に移って、両受発光部5、5の受光が共にOFF
となったか否かを判断する。新たに受光がOFFになっ
たときは、ステップS21で駆動をOFFにして移動観
覧席をエラー停止させ、ステップS22でフラグCを1
にセットして、プログラムを終える。ステップS2でN
Oと判断された場合には、ステップS3に移って、何れ
かの受発光部5の受光がOFFであるか否かを判断す
る。適正に駆動が開始したのであれば、両受発光部5は
共に適正に受光しているはずであるから、ステップS3
ではNOと判断され、ステップS4に移ってフラグAが
1か否かを判断する。このフラグAは蛇行制御を開始し
た時に立てるものであり、最初はNOであるから、ステ
ップ2に戻る。すなわち、ステップS2、S3、S4に
おいて、観覧席本体1に緊急停止の必要があるか否、蛇
行修正の必要があるか否が常時監視されている。
【0032】今、観覧席本体1が例えば進行方向に向か
って右側へ蛇行を始め、図1に示すように正規の位置か
ら一定距離(この実施形態では、(W−P)/2ないし
その近傍の値)以上移動すると、左側の受発光部5から
発射された光が反射板6を外れ、当該左側の受発光部5
の受光がOFFになる。このため、ステップS3でYE
Sを判断され、ステップS5に移る。このステップS5
では、蛇行制御がONになっているか否かを判断する。
最初はNOであるから、ステップS6に移って蛇行制御
をONにし、ステップS7でフラグAに1を立てて、ス
テップS2に戻る。2回目以降にステップS5を通ると
きにはYESとなるから、そのままステップS2に戻
る。蛇行制御は次のようにして行われる。進行方向に向
かって観覧席本体1が右側に蛇行し、左側の受発光部の
受光がOFFになると、左側の駆動モータ31よりも右
側の駆動モータ31の駆動力を大きくする必要がある。
そこで、例えば通常制御モードで両駆動モータ31に通
電するためのインバータ4bが60Hzに設定されてい
たとすると、図2に示すように右側の駆動モータ31の
インバータ4bを70Hzに、左側の駆動モータ31の
インバータ4bを50Hzにそれぞれ切り換える。これ
によって、右側の駆動モータ31の駆動力が左側の駆動
モータ31の駆動力に対して勝り、観覧席本体1は徐々
に左側に軌道修正を始め、基準線L側に戻る。
【0033】蛇行がある程度解消すると、左側の受発光
部5から発射した光が反射板6に当たるようになり、反
射光が当該左側の受発光部5に受光されるので、受光状
態がONになる。これにより、ステップS3でNOと判
断され、ステップS4に移る。このとき、フラグAは1
にセットされているから、今度はステップS8に移る。
そして、タイマがONになっているか否かを判断する。
プログラマブルコントローラ4aはタイマ機能を有して
いて、そのタイマは後述するステップS10でONにさ
れるが、最初はONになっていないため、ステップS8
はNOとなり、ステップS9に進む。このステップS9
では、フラグBが1か否かが判断される。このフラグB
はタイマ作動直後に立てられるものであり、最初はNO
であるから、ステップS10に移ってタイマをONに
し、ステップS11でフラグBに1を立てて、ステップ
S2に戻る。タイマの設定時間は、センサ5が蛇行を検
知しなくなってから蛇行が解消されるまでの想定時間と
される。2回目以降であってタイマ作動中にステップS
8を通るときにはYESと判断されるから、そのままス
テップS2に戻る。そして、図4に示すようにタイマが
OFFになると、ステップS8で再びNOと判断され
て、ステップS9に移る。このとき、フラグBは1であ
るから、今度はステップS12に移って蛇行制御をOF
Fにし、ステップS13でフラグA、Bを0にして、ス
テップS2に戻り、再び蛇行監視体制をとる。
【0034】以上とは逆に、観覧席本体1が左側に蛇行
したときには、右側の受発光部5の受光がOFFになる
ため、左側の駆動モータ31のインバータ4bを70H
zに、右側の駆動モータ31のインバータ4bを50H
zに切り換える。タイマ作動状況等は上記と同様であ
る。
【0035】なお、フローチャートには図示されていな
いが、始動時に一方の受発光部5の受光が既にOFFに
なっているときにも、障害物が検知されているものとし
てエラーを発生させる。また、駆動モータ31の出力変
更幅、及びタイマーの設定等は、各物件の状況に合わせ
て調整される。
【0036】以上のようにして、本実施形態の移動観覧
席は、駆動機構3を通じて観覧席本体1を進退駆動する
ものであるが、観覧席本体1の進退方向に設定した基準
線Lに沿って光を発光又は受光し得る受発光部5を静止
位置に設けるとともに、観覧席本体1の前記受発光部5
に相対する位置に反射板6を設け、この反射板6で反射
した反射光の前記受発光部5における受光状態の変化に
基づいて観覧席本体1の蛇行を検知し、これにより前記
駆動機構3を通じて観覧席本体1を基準線L側に蛇行修
正制御するようにしたものである。
【0037】すなわち、進退時に観覧席本体1が床の不
陸等に起因して左右の進退速度に偏りを生じ、その結
果、観覧席本体1に設けた反射板6の中心が基準線Lか
ら一定以上外れた場合には、受発光部5における受光状
態が変化するので、この変化を捉えることによって蛇行
を検知し、駆動機構3を通じて観覧席本体1を基準線L
側に蛇行修正制御することができるものである。このた
め、観覧席本体1を所要位置に的確に繰り出し、或いは
収納庫に的確に引き込むことを可能にして、移動観覧席
の作動の安定性と確実性を有効に向上させることができ
る。しかも、本実施形態は、光学的手法によって非接触
で蛇行検知を行い、修正を駆動機構3の駆動力の制御に
よって行うようにしているため、蛇行検知部分に大きな
負荷が掛かることがなく、ホールを構成する壁面や床面
に別段の作り込みをすることも不要にして、当該ホール
の多目的機能を有効に確保しておくことができる。
【0038】なお、静止位置に発光部を設け、観覧席本
体側に受光部を設ける構成も考えられるが、このような
構成に比べて本実施形態のものは、受発光部が可動部に
ないために信頼性や耐久性の面で優れ、また観覧席本体
側に複雑な配線の引き回しが不要であるため構造も簡素
化できる利点も得られるものである。
【0039】具体的には、基準線Lを挟んで当該基準線
Lとほぼ直交する方向に受発光部5を一対に設け、一方
の受発光部5から発光した光が反射板6を外れて反射光
が当該受発光部5に受光されなくなることをもって観覧
席本体1の蛇行方向を検知するようにしているため、受
発光部5、5間の配設ピッチP次第で蛇行許容量を自由
に設定することができ、目的、用途に応じた適切な設定
を行うことが可能になる。
【0040】また、両受発光部5、5に反射光が受光さ
れなくなることをもって観覧席本体1を停止させるよう
にしているため、何らかの原因で観覧席本体1が許容限
度を越えて蛇行したり、駆動機構31の付近に人が入り
込んだり、障害物が存在する場合などにおける事故や故
障等の発生を未然に回避することができ、移動観覧席の
安全性と信頼性をより有効に向上させることができる。
【0041】さらに、一旦反射光が受光されなくなった
受発光部5が、蛇行修正制御の結果、再度反射光を受光
した際には、蛇行検出そのものは完了するものである
が、本実施形態ではその時点で起動して一定時間を計測
するタイマを設け、このタイマの起動中、引き続き蛇行
修正制御を続行するようにしているため、十分に観覧席
本体1の体制を立て直して、蛇行修正制御後に再度蛇行
が即発することを有効に防止することができる。
【0042】特に、この実施形態の移動観覧席は、観覧
席本体1が使用時に雛段状に展開され収納時に上下方向
に重合される複数段の段床2a〜2fからなるものであ
るが、反射板2aをその最前段の段床2aに設けている
ため、最も左右に振られ易い位置で蛇行を確実に検知し
て、蛇行修正制御の確度を高めることが可能になる。
【0043】とりわけ、反射板6には、反射光を正規の
方向に送り返す回帰式のものを採用しているので、観覧
席本体1の蛇行によって反射板6に振れ角が生じても3
0°程度までの振れ角であれば適正な検知を続行するこ
とができ、制御の確度を有効に高めることが可能にな
る。
【0044】また、光にレーザ光を採用しているので、
その直進性を利用して制御の精度を有効に高めることが
可能になる。
【0045】なお、各部の具体的な構成は、上述した実
施形態のみに限定されるものではない。
【0046】例えば、蛇行検知時間が長びくにつれて、
蛇行修正制御力を60Hz→70Hz→80Hzと増大
させるようにしてもよい。このようにすれば、蛇行修正
を効率良く行って速やかに蛇行を解消することができ、
エラー停止も未然に回避することが可能になる。
【0047】また、上記実施形態では、受発光部を基準
線を挟んで両側に1基づつ設けた構成によったが、基準
線を挟んで当該基準線とほぼ直交する方向に2基又は3
基以上の受発光部の配列からなる受発光群を一対に設
け、一方の受発光群を構成する各受発光部から発光した
光が順次反射部を外れて反射光が当該受発光部に受光さ
れなくなることをもって、観覧席本体の蛇行方向及び蛇
行程度を検知するようにすることも有効である。このよ
うにすると、受発光部の配列ピッチごとに蛇行進行程度
を検出できるので、例えば検知する蛇行程度が大きくな
るにつれてインバータ周波数を60→70Hz→80H
zと大きくしてゆき、緊急停止に至る前に蛇行修正を実
効をもって効率良く行うことが可能になる。
【0048】この場合にも、少なくとも基準線を挟んで
隣接する受発光部にともに反射光が受光されなくなるこ
とをもって観覧席本体を停止させるようにしておけば、
過度の蛇行や障害物の存在による事故、故障等の発生を
未然に防止することができる。
【0049】あるいは、観覧席本体の片側に蛇行癖があ
る場合、観覧席本体の両端で進行方向に対する出位置が
異なる恐れがある。これを制御するために、進行中の蛇
行修正プログラム作動時間を記録し、その時間に対し
て、観覧席本体が前進完了する際の左右の駆動モータの
停止時期にタイムラグを設けてもよい。通常、観覧席本
体の前進停止位置はエンコーダの設定値によるものと
し、何れかの駆動モータの回転数がエンコーダの設定値
を越えた時に、その側のモータが先ず停止し、他方のモ
ータをそのエンコーダの設定値に等しくなるまで駆動す
るようにすればよい。
【0050】また、既述したものは受発光部が反射光を
受光している状態から受光しなくなる状態変化をもって
蛇行を検知したが、その逆の受光状態の変化を少なくと
も一部に取り入れることもできる。例えば、図8に示す
ものは、基準線Lを挟んで当該基準線Lとほぼ直交する
方向に複数(2基)の受発光部5の配列からなる受発光
群5xを一対に設けて、各受発光群5xのうちの基準線
Lに近い一部の受発光部5xのみが当初に反射光を受光
している状態にしておく。これにより、例えば観覧席本
体が右側に蛇行したときは、左側の受発光群5xを構成
する受発光部5のうち反射光を受光していた基準線Lよ
りのものが新たに受光しなくなる状態変化が先ず生じ
(図9)、次に、右側の受発光群5xを構成する受発光
部5のうちそれまで反射光を受光していなかったものが
新たに反射光を受光する状態変化が生じる(図10)。
観覧席本体が左側に蛇行したときも同様である。このよ
うに構成しても、観覧席本体の蛇行方向及び蛇行程度を
有効に検出することができる。そして、この場合にも、
全ての受発光部5が受光しなくなることをもって大幅蛇
行か障害物の可能性を検知できるので、移動観覧席のエ
ラー停止を有効に行うことは可能である。勿論、各受発
光群を構成する受発光部の数は3基以上であってもよ
い。
【0051】また、本発明において、受発光部を設置す
る際には、衝撃や汚れ、粉塵などに起因して損傷、破損
することがないように、保護壁を併設しておくことが有
効である。
【0052】さらに、受発光部の発光窓を直接覗き込む
とレーザー光が目に入ってたいへん危険となる場合もあ
るので、レーザー光が観覧席本体よりも前方に漏れるこ
とがないように、遮断壁を最前段の段床の下面に設ける
など適宜の対策を講じれば、移動観覧席の安全性を有効
に向上させることができる。
【0053】さらにまた、レーザー光の発光は移動観覧
席の作動中に限るようにしたり、収納庫の周囲には関係
者以外が立ち入りできないように防護柵を設けるなどの
対策を講じることで、安全性確保の実効を図ることが可
能になる。
【0054】その他、駆動機構としてラダーチェーン以
外にキャタピラ式のものを利用したり、駆動方式として
上記実施形態のフロントドライブに替えてリアドライブ
方式を採用するなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形が可能である。また、移動観覧席の形態も、全
体移動式や平床式を始め、適用対象が限定されるもので
はない。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載される効果を奏する。
【0056】すなわち、本発明の移動観覧席は、観覧席
本体の進退方向に基準線を設定し、この基準線に沿って
受発光部を静止状態で設けるとともに、その受発光部に
相対する関係で観覧席本体に反射部を設け、反射部で反
射した反射光の前記受発光部における受光状態の変化に
基づいて観覧席本体の蛇行検知を行い、駆動機構をフィ
ードバック制御するようにしたものである。
【0057】このため、観覧席本体を適正に駆動して、
設置や格納を的確に行うことができる。しかも、本発明
は光学的手法によって非接触で蛇行検知を行い、修正を
駆動力の制御を通じて行うようにしているので、ホール
等の建築物側に別段の作り込みをすることを不要にして
ホールの機能性や機動性を有効に担保することができ、
実施に要するコストの削減を図ることも可能になる。
【0058】具体的態様として、基準線を挟む位置に受
発光部を一対に設け、何れかの受発光部が反射光を受光
しなくなったことをもって蛇行検知を行う構成を採用す
れば、受発光部の配設ピッチを通じて適用対象、適用場
所に応じた適切な蛇行修正の開始条件の設定が可能にな
る。
【0059】この場合、蛇行検知時間が長びくにつれて
蛇行修正制御力を増大させるようにすれば、過度の蛇行
に対してはフィードバックゲインを大きくすることがで
きるので、緊急停止の事態を未然に回避し、また蛇行修
正に要する時間も効率良く短縮することが可能になる。
【0060】両受発光部に反射光が受光されないときに
観覧席本体を停止させるようにすれば、蛇行修正不能な
事態や駆動系付近への障害物の侵入などに起因した事故
や故障等の発生を未然に回避することが可能になる。
【0061】また、基準線を挟む両側に複数の受発光部
の配列からなる受発光群を一対に設け、一方の受発光群
を構成する各受発光部が順次反射光を受光しなくなるこ
とをもって観覧席本体の蛇行方向及び蛇行程度を検知す
るようにすれば、検知する蛇行程度が大きくなるにつれ
て蛇行修正制御力を増大させること等ができるので、や
はり緊急停止の事態を未然に回避し、また蛇行修正に要
する時間も効率良く短縮することが可能になる。
【0062】この場合にも、少なくとも基準線を挟んで
隣接する受発光部にともに反射光が受光されなくなるこ
とをもって観覧席本体を停止させるようにすれば、過度
の蛇行や障害物の存在による事故や故障等の発生を未然
に防止することができる。
【0063】さらに、上記以外の具体的な実施の態様と
して、基準線を挟んで当該基準線とほぼ直交する方向に
複数の受発光部の配列からなる受発光群を一対に設け、
各受発光群のうち基準線に近い一部の受発光部のみが当
初に反射光を受光している状態にしておき、観覧席本体
の蛇行と共に、一方の受発光群を構成する受発光部のう
ち反射光を受光していたものが新たに受光しなくなる状
態変化を来たす時期と、他方の受発光群を構成する受発
光部のうち反射光を受光していなかったものが新たに受
光する状態変化を来たす時期とが交互に到来するように
構成しても、観覧席本体の蛇行方向及び蛇行程度の検知
を有効に行うことができる。
【0064】蛇行検知の終了時点で起動して一定時間を
計測するタイマを設け、このタイマの起動中、引き続き
蛇行修正制御を続行するようにすれば、蛇行修正制御後
に再度蛇行が即発することを有効に防止することがで
き、蛇行修正制御の実効を図ることができる。
【0065】観覧席本体が使用時に雛段状に展開され収
納時に上下方向に重合される複数段の段床からなる場合
に、反射部をその最前段の段床に設けておけば、左右に
最も振れ易い位置の蛇行を検知することができるので、
蛇行修正制御を効率良く速やかに行うことができる。
【0066】以上において、反射部に回帰式反射板を用
いれば、観覧席本体の蛇行によって反射部に振れ角が生
じても適正な制御を有効に続行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態をある作動状態において示
す摸式的な平面図。
【図2】同実施形態を他の作動状態において示す摸式的
な平面図。
【図3】同実施形態を上記以外の作動状態において示す
摸式的な平面図。
【図4】同実施形態を上記以外の作動状態において示す
摸式的な平面図。
【図5】同実施形態を上記以外の作動状態において示す
摸式的な平面図。
【図6】同実施形態の制御装置を示すブロック図。
【図7】同実施形態における制御の概要を示すフローチ
ャート。
【図8】本発明の変形例を示す図。
【図9】図8に対応した作用説明図。
【図10】図8に対応した作用説明図。
【符号の説明】
1…観覧席本体 2(2a、2b、2c、2d、2e、2f)…段床 2a…最前段の段床 3…駆動機構 5…受発光部 6…反射部(回帰式反射板) L…基準線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA07 BB15 CC00 FF44 GG04 HH04 JJ01 JJ05 LL16 3B099 FA01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】観覧席本体を進退駆動する駆動機構を備え
    てなるものにおいて、 前記観覧席本体の進退方向に設定した仮想的な基準線に
    沿って光を発光又は受光し得る受発光部を静止させて設
    けるとともに、観覧席本体の前記受発光部に相対する位
    置に反射部を設け、この反射部で反射した反射光の前記
    受発光部における受光状態の変化に基づいて観覧席本体
    の蛇行を検知し、これにより前記駆動機構を通じて観覧
    席本体を蛇行修正制御することを特徴とする移動観覧
    席。
  2. 【請求項2】基準線を挟んで当該基準線とほぼ直交する
    方向に受発光部を一対に設け、一方の受発光部から発光
    した光が反射部を外れて反射光が当該受発光部に受光さ
    れなくなることをもって、観覧席本体の蛇行方向を検知
    することを特徴とする請求項1記載の移動観覧席。
  3. 【請求項3】蛇行検知時間が長びくにつれて、蛇行修正
    制御力を増大させることを特徴とする請求項2記載の移
    動観覧席。
  4. 【請求項4】両受発光部に反射光が受光されなくなるこ
    とをもって、観覧席本体を停止させることを特徴とする
    請求項2又は3記載の移動観覧席。
  5. 【請求項5】基準線を挟んで当該基準線とほぼ直交する
    方向に複数の受発光部の配列からなる受発光群を一対に
    設け、一方の受発光群を構成する各受発光部から発光し
    た光が順次反射部を外れて反射光が当該受発光部に受光
    されなくなることをもって、観覧席本体の蛇行方向及び
    蛇行程度を検知することを特徴とする請求項1記載の移
    動観覧席。
  6. 【請求項6】検知する蛇行程度が大きくなるにつれて、
    蛇行修正制御力を増大させることを特徴とする請求項5
    記載の移動観覧席。
  7. 【請求項7】少なくとも基準線を挟んで隣接する受発光
    部にともに反射光が受光されなくなることをもって、観
    覧席本体を停止させることを特徴とする請求項6又は7
    記載の移動観覧席。
  8. 【請求項8】基準線を挟んで当該基準線とほぼ直交する
    方向に複数の受発光部の配列からなる受発光群を一対に
    設け、各受発光群のうち基準線に近い一部の受発光部の
    みが当初に反射光を受光している状態にしておき、観覧
    席本体の蛇行と共に、一方の受発光群を構成する受発光
    部のうち反射光を受光していたものが新たに受光しなく
    なる状態変化を来たす時期と、他方の受発光群を構成す
    る受発光部のうち反射光を受光していなかったものが新
    たに受光する状態変化を来たす時期とが交互に到来する
    ように構成し、これにより該観覧席本体の蛇行方向及び
    蛇行程度を検知することを特徴とする請求項1記載の移
    動観覧席。
  9. 【請求項9】蛇行修正制御の結果、一旦反射光が受光さ
    れなくなった受発光部が再度反射光を受光した際に起動
    して一定時間を計測するタイマを設け、このタイマの起
    動中、引き続き蛇行修正制御を続行することを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の移動
    観覧席。
  10. 【請求項10】観覧席本体が使用時に雛段状に展開され
    収納時に上下方向に重合される複数段の段床からなるも
    のであり、反射部がその最前段の段床に設けられている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9記載の移動観覧席。
  11. 【請求項11】反射部が、回帰式反射板であることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又
    は10記載の移動観覧席。
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