JP2002146765A - 転圧ローラ - Google Patents

転圧ローラ

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JP2002146765A
JP2002146765A JP2000350436A JP2000350436A JP2002146765A JP 2002146765 A JP2002146765 A JP 2002146765A JP 2000350436 A JP2000350436 A JP 2000350436A JP 2000350436 A JP2000350436 A JP 2000350436A JP 2002146765 A JP2002146765 A JP 2002146765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary drum
auxiliary
bracket
roller
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000350436A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenobu Kamei
秀伸 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Densetsu Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Densetsu Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Densetsu Co Ltd filed Critical Sumitomo Densetsu Co Ltd
Priority to JP2000350436A priority Critical patent/JP2002146765A/ja
Publication of JP2002146765A publication Critical patent/JP2002146765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)
  • Shovels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 胴幅を簡単に変更できる転圧ローラを提供す
ることである。 【解決手段】 回転胴2の一端側に補助回転胴3を、回
転胴2と外径を合致させて継ぎ足し、補助回転胴3の軸
方向に貫通した中心部に、中心軸1の一端側と、ここか
ら離脱されたブラケット5aとを連結する補助軸4を挿
入し、このブラケット5aと中心軸1の他端側を支持す
るブラケット5bとを、主フレーム6aの両側に継ぎ足
された各補助フレーム6bに固定することにより、転圧
ローラの胴幅を溝等の梅戻し幅に合わせて簡単に変更可
能とし、地面の締め固め作業の効率を向上できるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地面の締め固め
に使用される転圧ローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】掘削された溝等の埋め戻し後の地面の締
め固めに使用される転圧ローラは、両端を左右一対のブ
ラケットに固定された中心軸に、軸受により回転自在に
支持されたものが多い。これらの転圧ローラは、自走車
両に取り付けられる自走式のものと、手押し式のものと
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の転圧ロ
ーラは胴幅が一定であるので、埋め戻された溝等の幅が
変わると、締め固め効率が悪い問題がある。すなわち、
溝等の埋め戻し幅が転圧ローラの胴幅よりも広いとき
は、転圧ローラを往復させる回数が増加し、逆に、埋め
戻し幅が胴幅よりも狭いときは、締め固めのための圧力
が不要な部分に分散する。したがって、転圧ローラの胴
幅を埋め戻し幅に合わせることができれば、締め固め作
業の効率を高めることができる。
【0004】そこで、この発明の課題は、胴幅を簡単に
変更できる転圧ローラを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、両端を左右一対のブラケットに固定
された中心軸に、回転胴が軸受により回転自在に支持さ
れた転圧ローラにおいて、前記左右のブラケットの少な
くとも一方を前記中心軸と離脱可能とし、このブラケッ
トを離脱可能とした側の前記回転胴の胴端に、この回転
胴の中心軸と合致させて、回転胴と同一外径の補助回転
胴を1つ以上継ぎ足し、この補助回転胴の中心部を軸方
向に貫通させ、この貫通した中心部に、前記ブラケット
を離脱される中心軸の端部を同軸上で支持する補助軸を
挿入し、この補助軸の基端側を前記離脱されるブラケッ
トに固定する構成を採用した。
【0006】すなわち、左右のブラケットの少なくとも
一方を中心軸と離脱可能とし、このブラケットを離脱可
能とした側の回転胴の胴端に、1つ以上の補助回転胴を
回転胴と外径を合致させて継ぎ足し、この補助回転胴の
軸方向に貫通させた中心部に、ブラケットを離脱された
中心軸の端部を支持する補助軸を挿入し、この補助軸の
基端側を離脱されたブラケットに固定することにより、
転圧ローラの胴幅を簡単に変更できるようにした。
【0007】前記左右一対のブラケットを、スパン長が
調節可能なフレームに取り付け、このフレームの前記転
圧ローラ取り付け側と反対側に、前記転圧ローラの転動
方向を自走車両の走行方向に合致させて、転圧ローラを
自走車両に取り付ける取り付け具を設けることにより、
胴幅可変の転圧ローラを自走車両に装着して効率よく締
め固め作業を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。この転圧ローラは、図1
乃至図3に示すように、中心軸1に回転自在に支持され
た回転胴2と、回転胴2と同一外径で、回転胴2に継ぎ
足される補助回転胴3と、補助回転胴3の中心部を貫通
させて挿入され、中心軸1の一端側に連結される補助軸
4と、中心軸1の他端側と補助軸4の基端側を支持する
左右のブラケット5a、5bと、これらのブラケット5
a、5bの上端部が取り付けられるスパン長を調節可能
とされたフレーム6と、フレーム6の上面側に取り付け
られる左右一対の取り付け具7とで、基本的に構成され
ている。
【0009】前記回転胴2は、筒状の胴板8と左右の側
板9とで中空に形成され、各側板9の内周端に設けられ
たケーシング10に組み込まれた軸受11を介して、中
心軸1に回転自在に取り付けられている。また、胴板8
の両端内周側には、補助回転胴3を継ぎ足すためのフラ
ンジ12が、胴板8の両端よりも凹ませて取り付けられ
ている。
【0010】前記補助回転胴4は、回転胴2と等径の胴
板13の一端側にのみ側板14が設けられ、側板14の
内周端に補助軸4が挿入される案内リング15が取り付
けられている。また、開放端とされた胴板13の他端内
周側には、前記フランジ12とボルト締めで結合される
フランジ16が、端面から突出させて取り付けられ、こ
のフランジ16の外周で両胴板8、13がスムーズに接
続されるようになっている。側板14の外周側部分に
は、ボルト締めの周方向位置に合わせて、ボルト締め用
の工具を挿入する孔17が設けられている。
【0011】前記補助軸4は、案内リング15に挿入さ
れ、先端に中心軸1の一端が嵌め込まれる穴18が設け
られた軸部19と、軸部19の基端側で半径方向に延び
るアーム部20とから成り、軸部19の中心に設けられ
た貫通孔21に通されるボルト22で、中心軸1の一端
と一方のブラケット5aとが、補助軸4を介して連結さ
れる。なお、基端側のアーム部20もブラケット5aに
ボルト締めで結合される。
【0012】前記フレーム6は、中央の主フレーム6a
と、主フレーム6aの左右両側にボルト締めで継ぎ足さ
れる補助フレーム6bとから成り、各補助フレーム6b
の端面に、補助軸4と結合されたブラケット5aと、中
心軸1の他端を支持するブラケット5bとが、ボルト締
めで基端部を固定されている。
【0013】なお、図4は、補助回転胴4を取り外し
て、転圧ローラの胴幅を狭くした状態を示す。この場合
は、主フレーム6aの両端に直接左右のブラケット5
a、5bが取り付けられ、回転胴2の中心軸1も直接左
右のブラケット5a、5bに取り付けられている。な
お、中心軸1、回転胴2、ブラケット5a、5bおよび
主フレーム6aは、いずれも左右対称に形成されている
ので、補助回転胴4は回転胴2の左右いずれの側にも継
ぎ足すことができる。
【0014】前記取り付け具7は、図5に示す自走掘削
機23のバケットアーム24の先端に設けられた掘削用
バケット25に転圧ローラを取り付けるものであり、フ
レーム6の前後方向に向けて、その上面に取り付けられ
た左右一対の受け板26と、受け板26の前端側と後端
側とに取り付けられ、それぞれバケット25の前壁と後
壁に当接される前後の抱えアーム27、28とから成
り、各抱えアーム27、28の先端部に取り付けられた
爪部材29で、それぞれバケット25の前壁と後壁の上
端縁を把持して、転圧ローラを自走掘削機23の走行方
向に向けて、バケット25に固定するようになってい
る。各受け板26の上面には、バケット25の後壁側の
底を受ける枕部材30も取り付けられている。
【0015】図2に示したように、前後の抱えアーム2
7、28は、それぞれブラケット31、32を介して、
各受け板26にその前後方向へ回動自在に枢着されてお
り、図5(a)、(b)に示すように、前後の抱えアー
ム27、28の先端側には、逆T字形の案内溝33が2
列に設けられ、各案内溝33にスライド自在に嵌め込ま
れた2つのナット34に差し渡して、爪部材29が2本
の把手35a付のボルト35で取り付けられている。し
たがって、各抱えアーム27、28を回動して、それぞ
れバケット25の前壁と後壁に沿わせたのち、各ナット
34を各抱えアーム27、28の先端側からスライドし
て、爪部材29の爪の先端をバケット25の上端縁から
嵌め込み、把手35aで各ボルト35を締め付けること
により、バケット25の上端縁を把持することができ
る。
【0016】上述した実施形態では、回転胴の一端側へ
1つの補助回転胴を継ぎ足したが、必要に応じて複数の
補助回転胴を継ぎ足すこともでき、これらを回転胴の両
側に継ぎ足すこともできる。
【0017】また、転圧ローラの取り付け具は、実施形
態のものに限定されることはなく、取り付け対象に応じ
て任意に設計することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明の転圧ローラ
は、左右のブラケットの少なくとも一方を中心軸と離脱
可能とし、このブラケットを離脱可能とした側の回転胴
の胴端に、1つ以上の補助回転胴を回転胴と外径を合致
させて継ぎ足し、この補助回転胴の軸方向に貫通させた
中心部に、ブラケットを離脱された中心軸の端部を支持
する補助軸を挿入し、この補助軸の基端側を離脱された
ブラケットに固定するようにしたので、転圧ローラの胴
幅を簡単に変更でき、地面の締め固め作業の効率を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の転圧ローラを示す切欠き正面図
【図2】図1の側面図
【図3】図1の分解正面図
【図4】図1の転圧ローラの胴幅を変更した状態を示す
切欠き正面図
【図5】図1の転圧ローラを自走掘削機に取り付けた状
態を示す正面図
【図6】aは図5の抱えアームの把持部の切欠き拡大断
面図、bはaのB−B線に沿った断面図
【符号の説明】
1 中心軸 2 回転胴 3 補助回転胴 4 補助軸 5a、5b ブラケット 6 フレーム 6a 主フレーム 6b 補助フレーム 7 取り付け具 8 胴板 9 側板 10 ケーシング 11 軸受 12 フランジ 13 胴板 14 側板 15 案内リング 16 フランジ 17 孔 18 穴 19 軸部 20 アーム部 21 貫通孔 22 ボルト 23 自走掘削機 24 バケットアーム 25 バケット 26 受け板 27、28 抱えアーム 29 爪部材 30 枕部材 31、32 ブラケット 33 案内溝 34 ナット 35 ボルト 35a 把手

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端を左右一対のブラケットに固定され
    た中心軸に、回転胴が軸受により回転自在に支持された
    転圧ローラにおいて、前記左右のブラケットの少なくと
    も一方を前記中心軸と離脱可能とし、このブラケットを
    離脱可能とした側の前記回転胴の胴端に、この回転胴の
    中心軸と合致させて、回転胴と同一外径の補助回転胴を
    1つ以上継ぎ足し、この補助回転胴の中心部を軸方向に
    貫通させ、この貫通した中心部に、前記ブラケットを離
    脱される中心軸の端部を同軸上で支持する補助軸を挿入
    し、この補助軸の基端側を前記離脱されるブラケットに
    固定するようにしたことを特徴とする転圧ローラ。
  2. 【請求項2】 前記左右一対のブラケットを、スパン長
    が調節可能なフレームに取り付け、このフレームの前記
    転圧ローラ取り付け側と反対側に、前記転圧ローラの転
    動方向を自走車両の走行方向に合致させて、転圧ローラ
    を自走車両に取り付ける取り付け具を設けた請求項1に
    記載の転圧ローラ。
JP2000350436A 2000-11-17 2000-11-17 転圧ローラ Pending JP2002146765A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015515559A (ja) * 2012-03-14 2015-05-28 ボーマーク・ゲー・エム・ベー・ハーBomag Gmbh 土壌締固めローラ用の剥離装置及び土壌締固めローラ、特にトレンチローラ
CN114892738A (zh) * 2022-05-12 2022-08-12 扬州统一机械有限公司 一种采用液压冷却系统的高卸轮式装载车

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