JP2002146738A - 透水性舗装面用掃除装置 - Google Patents

透水性舗装面用掃除装置

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JP2002146738A
JP2002146738A JP2000343903A JP2000343903A JP2002146738A JP 2002146738 A JP2002146738 A JP 2002146738A JP 2000343903 A JP2000343903 A JP 2000343903A JP 2000343903 A JP2000343903 A JP 2000343903A JP 2002146738 A JP2002146738 A JP 2002146738A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透水性舗装面に詰まった土砂等の除去に使用
した水を吸引部に集中せしめる。 【解決手段】 車輛型掃除装置の送気パイプ1を進行方
向に直交状態に配設し、同パイプに空気ノズル2複数を
直線状に所望間隔で配設し、同ノズルの空気出口を直線
状スリットに形成し、同パイプの長手方向中央に位置す
る同ノズルの同出口は水平の横一直線に形成し、進行方
向前方に配設する同ノズルの同出口は中央より右に遠去
るにしたがい時計方向に角度を変え最も遠い位置に存在
する同出口は縦一直線前の角度に形成し、中央より左に
存在する同ノズルは右のものと対称に形成し、進行方向
後方に配設する同ノズルは前方のものと対称に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、透水性を有する
舗装面の透水孔の空隙に詰まった土砂や塵埃等を除去す
るに際して使用した水を掃除用空間に形成した水吸引部
に集中せしめるようにした透水性舗装用掃除装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】透水性を有する舗装とは、降雨水が透過
することができる多数の透水孔を表層に形成した舗装を
言い、基本的には雨天時の一般車輛の走行安全性確保の
ためにハイドロプレニング現象やスモーキング現象の抑
止効果を有すると同時に、タイヤ等から発生する騒音の
低減効果を有し、また降雨水の地下還元機能を付与する
ことを目的とするものであるが、他に地下水のかん養、
河川や下水道に流入する雨水の流量の抑制又は歩行性の
向上等も目的とされている。したがって前記透水孔は、
常時、その機能を維持することができる状態、すなわち
透水性を有していなければならないところ、歩行、車輛
走行又は風等の影響によって土砂又は塵埃等が前記透水
孔に詰まり、経年的にその機能の低下又は喪失を招来す
ることになり、このことは大きな現実的問題となってい
るところである。
【0003】そのためには、前記舗装面の透水孔に目詰
まりした前記土砂等を何らかの方法で除去しなければな
らない。
【0004】このように除去する方法として従来から水
を用いることが一般に行われている。すなわち、前記水
を舗装面に向けて噴水せしめ、この水による水圧によっ
て前記舗装面の透水孔に目詰まりした土砂等を洗掘浮上
させ、このように土砂等が混合した水を回収することに
よって前記土砂等を除去しようという方法である。
【0005】そのための具体的な装置としては、適宜な
濾過装置を具備した給水兼散水回収タンク(濾過装置を
具備した散水回収ノズルと給水タンクとを別体により構
成し、これをパイプで連結する場合もある。)及びブロ
アーを車輛に搭載するとともに、前記給水兼散水回収タ
ンクにパイプを介して連結した散水ノズルを舗装面に向
けて前記車輛下面に配設するとともに、前記タンクにパ
イプを介して連結した散水回収用ノズルを前記散水ノズ
ルの車輛進行方向の後方又は前後方で、舗装面に向けて
車輛下面に配設されていた。
【0006】そしてこの散水回収用ノズルは、前記タン
クを経由してブロアーの吸引側に連結することにより、
このブロアーの吸引力を利用して水を前記タンク内に回
収するように構成するとともに、前記散水回収用ノズル
の進行方向前方を除く周囲を舗装面に接するゴム板によ
って覆うように構成していたのである。
【0007】また前記ゴム板を用いずにブロアーに送気
パイプを介して連結した空気噴出ノズルを配設し、この
空気によって水、したがって溶解した土砂等が掃除用空
間から外部に散逸することを防止するものも存在した。
【0008】その結果、この掃除用車輛を走行せしめな
がら、前記給水兼散水回収タンク内の水を散水ノズルに
よって舗装面に散水し、この散水によって透水孔から浮
上した土砂等を含む水を回収ノズルによって同タンク
(給水タンクと散水回収タンクが別体で構成されている
場合は散水回収タンク)に回収して、この回収された水
は濾過作用を受けて再度散水用として用いられていたの
である。
【0009】また前記散水ノズルを配設した送水パイプ
は、掃除用車輛に対し着脱可能に配設されてはいたもの
の、その着脱の方向は上下方向への移動を伴う構造にな
っていたのであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した従
来例にあっては、舗装面の透水孔に目詰まりした土砂等
は、散水の水圧によって掘り起こされ、これを風圧によ
って回収することになるため、この溶解浮上には少なか
らざる時間を要しており、そのために車輛の走行速度を
高めることができず、一日の作業量は非常に短距離又は
狭面積となっており、はなはだ非能率的であった。
【0011】また掃除用車輛の進行方向前方及び両側下
面が開放されているため、これが傾斜している舗装面に
あっては、前記散水した水が散水回収ノズルによって回
収される前に、前記開放部から流失することになり水の
無駄が生じるのみならず、確実な回収を行うことができ
なかった。
【0012】さらに散水及び洗掘等が順調に行われた場
合において、散水回収用ノズルの直近には前記ゴム板が
存在し、このゴム板により外気との遮蔽がなされるため
に、このゴム板の近傍で水を回収する際にブロアーの吸
引力に大きな負荷が掛かり、前記吸引力が弱められるこ
とにもなっていた。また舗装面には細かな凹凸が存在す
るところ、前記ゴム板は前記車輛下面への散水を集める
ために使用するものであるから舗装面に強固に押し付け
る必要があり、その結果、車輛の走行速度を極端にゆる
やかなものにしなければならず、このことも作業量の減
少となっていたのであった。
【0013】また前記ゴム板は、車輛の進行方向に対し
て直角をなしているため、この車輛が進行方向を変更す
る場合(例えばコーナーを走行する場合)には、前記ゴ
ム板が舗装面に対して抵抗となるのみならず、経時的に
摩耗してしまうことにもなっていたのである。
【0014】一方、前記のように空気噴出ノズルを配設
したものにあっては、この空気が一種の壁を形成して解
放部から外部に流出を防止することが目的ではあった
が、現実には、それは十分になし得ず、しかし仮になし
得たとしても、この空気の壁は単なるエアカーテンの役
割を果たすのみであるから、このエアカーテンによって
囲まれた空間内の水を回収用ノズルまで導くための時間
が長く要することも問題として指摘されていた。
【0015】さらにこの散水ノズルから出る水は、基本
的には真水を用いるが、前記のように散水ノズルからで
た水を回収し、これを散水用に用いることが行われてい
るところ、この回収した水は、一応濾過装置を経由せし
めてはいるものの、十分な濾過が行われないのが一般
で、したがって前記散水ノズルは土砂等による目詰ま
り、又は土砂等によって摩耗が生じるために、送水パイ
プごと取り外し、修理、交換、点検を適当時期に行う必
要があったが、前記のように送水パイプの着脱を上下方
向に行わなければならないため、その取り外し及び取り
付け作業が煩雑であった。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明に係る透
水性舗装面用掃除装置の送気装置(請求項1)は前記の
課題を解決するために、車輛下面に形成される掃除用空
間に、舗装面に向けた送水装置及び送気装置を設けた透
水性舗装面用掃除装置において、送気装置の一部を構成
する送気パイプを、前記車輛の進行方向に直交する状態
に配設するとともに、この送気パイプに複数の空気噴出
ノズルを直線状かつ所望間隔で配設し、この空気噴出ノ
ズルの空気出口を直線状のスリットに形成し、前記送気
パイプの長手方向中央部分に位置する空気噴出ノズルの
空気出口は水平の横一直線に形成するとともに、前記掃
除用車輛の進行方向前方に配設する空気噴出ノズルのス
リット状の空気出口は中央より右に遠ざかるにしたがい
時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する空気
出口は縦一直線前の角度に形成し、一方、中央より左に
遠ざかるにしたがい反時計方向に角度を変えつつ最も遠
い位置に存在する空気出口は縦一直線前の角度に形成
し、また掃除用車輛の進行方向後方に配設する空気噴出
ノズルのスリット状の空気出口は中央より右に遠ざかる
にしたがい時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存
在する空気出口は縦一直線前の角度に形成し、一方、中
央より左に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変えつ
つ最も遠い位置に存在する空気出口は縦一直線前の角度
に形成したものである。
【0017】またこの発明に係る透水性舗装面用掃除装
置(請求項2)は前記の課題を解決するために、車輛下
面に形成される掃除用空間に、舗装面に向けた送水装置
及び送気装置を設けた透水性舗装面用掃除装置におい
て、送水装置の一部を構成する送水パイプを、前記車輛
の進行方向に直交する状態に配設するとともに、この送
水パイプに複数の散水ノズルを直線状かつ所望間隔で配
設し、この散水ノズルの散水出口を直線状のスリットに
形成し、前記送水パイプの長手方向中央部分に位置する
散水ノズルの散水出口は水平の横一直線に形成するとと
もに、前記掃除用車輛の進行方向前方に配設する散水ノ
ズルのスリット状の散水出口は中央より右に遠ざかるに
したがい時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在
する散水出口は縦一直線前の角度に形成し、一方、中央
より左に遠ざかるにしたがい反時計方向に角度を変えつ
つ最も遠い位置に存在する散水出口は縦一直線前の角度
に形成し、また掃除用車輛の進行方向後方に配設する散
水ノズルのスリット状の散水出口は中央より右に遠ざか
るにしたがい時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に
存在する散水出口は縦一直線前の角度に形成し、一方、
中央より左に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変え
つつ最も遠い位置に存在する散水出口は縦一直線前の角
度に形成したものである。
【0018】さらこの発明に係る透水性舗装面用掃除装
置(請求項3)は前記の課題を解決するために、車輛下
面に形成される掃除用空間に、舗装面に向けた散水ノズ
ル及び送気装置を設けた透水性舗装面用掃除装置におい
て、送気装置の一部を構成する送気パイプを、前記車輛
の進行方向に直交する状態に配設するとともに、この送
気パイプに複数の空気噴出ノズルを直線状かつ所望間隔
で配設し、この空気噴出ノズルの空気出口を直線状のス
リットに形成し、前記送気パイプの長手方向中央部分に
位置する空気噴出ノズルの空気出口は水平の横一直線に
形成するとともに、前記掃除用車輛の進行方向前方に配
設する空気噴出ノズルのスリット状の空気出口は中央よ
り右に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変えつつ最
も遠い位置に存在する空気出口は縦一直線前の角度に形
成し、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい反時計方
向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する空気出口は
縦一直線前の角度に形成し、また掃除用車輛の進行方向
後方に配設する空気噴出ノズルのスリット状の空気出口
は中央より右に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変
えつつ最も遠い位置に存在する空気出口は縦一直線前の
角度に形成し、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい
時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する空気
出口は縦一直線前の角度に形成し、前記送水装置の一部
を構成する送水パイプを、前記車輛の進行方向に直交す
る状態に配設するとともに、この送水パイプに複数の散
水ノズルを直線状かつ所望間隔で配設し、この散水ノズ
ルの散水出口を直線状のスリットに形成し、前記送水パ
イプの長手方向中央部分に位置する散水ノズルの散水出
口は水平の横一直線に形成するとともに、前記掃除用車
輛の進行方向前方に配設する散水ノズルのスリット状の
散水出口は中央より右に遠ざかるにしたがい時計方向に
角度を変えつつ最も遠い位置に存在する散水出口は縦一
直線前の角度に形成し、一方、中央より左に遠ざかるに
したがい反時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存
在する散水出口は縦一直線前の角度に形成し、また掃除
用車輛の進行方向後方に配設する散水ノズルのスリット
状の散水出口は中央より右に遠ざかるにしたがい時計方
向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する散水出口は
縦一直線前の角度に形成し、一方、中央より左に遠ざか
るにしたがい時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に
存在する散水出口は縦一直線前の角度に形成したもので
ある。
【0019】またこの発明に係る透水性舗装面用掃除装
置(請求項4)は前記の課題を解決するために、車輛下
面に形成される掃除用空間に、舗装面に向けた送水装置
及び送気装置を設けた透水性舗装面用掃除装置におい
て、前記掃除用空間の中間に近い側の位置に散水ノズル
を有する散水パイプを配設するとともに、この散水ノズ
ルに隣り合わせて送水パイプより掃除用空間中央よりも
遠い側に送気ノズルを有する空気噴出パイプを配設し、
前記散水ノズルと空気噴出ノズルの間に、これらを仕切
る制御板を配設したものである。
【0020】さらにこの発明に係る透水性舗装面用掃除
装置(請求項5)は前記の課題を解決するために、前記
散水ノズルから散水される水の軸線及び空気噴出ノズル
から出る空気の軸線が掃除用空間の反外側に向けた斜め
の角度となるように前記散水ノズル及び空気噴出ノズル
を配設するとともに、前記両軸線に平行するように制御
板を配設したものである。
【0021】またこの発明に係る透水性舗装面用掃除装
置(請求項6)は前記の課題を解決するために、車輛下
面に形成される掃除用空間に舗装面に向けた送水装置を
設けた透水性舗装面用掃除装置において、前記掃除用空
間に前記送水装置の一部を構成する散水ノズルを設けた
送水パイプがスライド自在かつ引き出し入れ可能に配設
したものである。
【0022】さらにこの発明に係る透水性舗装面用掃除
装置(請求項7)は前記の課題を解決するために、車輛
下面に形成される掃除用空間に、舗装面に向けた送水装
置及び送気装置を設けた透水性舗装面用掃除装置におい
て、前記送気装置の一部を構成する空気噴出ノズルは、
前記掃除用車輛装置の進行方向前後両側に配設したもの
である。
【0023】
【発明の実施の形態】次にこの発明に係る透水性舗装面
用掃除装置の実施の形態を図面に基づいて述べると、1
は複数の空気噴出ノズル2を配設した送気パイプであ
り、前記空気噴出ノズル2には直線状のスリット状の空
気出口3を形成してある。
【0024】そして前記送気パイプ1は掃除装置を搭載
した車輛(図示せず)に別途搭載したブロアー(図示せ
ず)に連結されているとともに、前記車輛下面に形成さ
れる掃除用空間Sにおいて、掃除用車輛の進行方向前後
に、間隔をおいて直交するように、すなわち横向きに配
設されている。
【0025】また前記直線状のスリット状空気出口3
は、前記送気パイプ1のうち、掃除用車輛の進行方向中
央部に位置するものにあっては横一直線に形成し、右に
遠ざかるにしたがい時計方向に順次角度を変えつつ、最
も遠い位置に存在する空気出口3が縦一直線前の角度に
形成してあり、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい
反時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する空
気出口3は縦一直線前の角度に形成してある。
【0026】また掃除用車輛の進行方向後方に配設する
送気パイプ1の空気出口3は、送気パイプ1の中央に位
置するものにあっては横一直線に形成し、右に遠ざかる
にしたがい反時計方向に順次角度を変えつつ、最も遠い
位置に存在する空気出口3を縦一直線前の角度に形成
し、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい時計方向に
順次角度を変えつつ、最も遠い位置に存在する空気出口
3を縦一直線前の角度に形成するのである。
【0027】以上の内容は、掃除用車輛の進行方向前方
及び後方の空気噴出ノズル2又はその中央位置から左右
に配設される空気出口3の角度が必ずしも対称でなけれ
ばならないことを意味するものではなく、しかし対称で
あってもよいことを意味するものである。
【0028】5は複数の散水ノズル6を配設した送水パ
イプであり、前記散水ノズル6には直線状のスリット状
の散水出口7を形成してある。
【0029】そして前記送水パイプ5は掃除装置を搭載
した車輛(図示せず)に別途搭載した貯水タンク(図示
せず)に連結されているとともに、前記車輛下面に形成
される掃除用空間Sにおいて、掃除用車輛の進行方向前
後に、間隔をおいて直交するように、すなわち横向きに
配設されている。
【0030】また前記直線状のスリット状散水出口7
は、前記送水パイプ5のうち、掃除用車輛の進行方向中
央部に位置するものにあっては横一直線に形成し、右に
遠ざかるにしたがい時計方向に順次角度を変えつつ、最
も遠い位置に存在する空気出口3が縦一直線前の角度に
形成してあり、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい
反時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する散
水出口7は縦一直線前の角度に形成してある。
【0031】また掃除用車輛の進行方向後方に配設する
送水パイプ5の散水出口7は、送水パイプ5の中央に位
置するものにあっては横一直線に形成し、右に遠ざかる
にしたがい反時計方向に順次角度を変えつつ、最も遠い
位置に存在する空気出口3を縦一直線前の角度に形成
し、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい時計方向に
順次角度を変えつつ、最も遠い位置に存在する散水出口
7を縦一直線前の角度に形成するのである。
【0032】以上の内容は、掃除用車輛の進行方向前方
及び後方の散水ノズル6又はその中央位置から左右に配
設される散水出口7の角度が必ずしも対称でなければな
らないことを意味するものではなく、しかし対称であっ
てもよいことを意味するものである。
【0033】しかして前記空気噴出ノズル2から噴出す
る空気は、スリット状の空気出口3から出るとあたかも
扇状に拡がり、したがってすべての空気出口3から出る
空気が連続した壁状を呈することになる。一方、散水ノ
ズル6から出る散水も、スリット状散水出口7から出る
と、あたかも扇状に広がる。
【0034】また空気出口3の及び散水出口7の形成角
度を前記のように形成してあるので、すべての空気出口
3から出るすべての空気の壁とすべての散水出口7から
出る散水の壁は並行し、散水出口7から舗装面に出る水
は、前記掃除用空間Sの内部方向に風圧によって導かれ
ることになる。すなわち空気出口3の角度をして空気出
口3から出る空気を全体的に集合せしめることになるの
である。しかし集合せしめるとは称しても、一点に集合
せしめるのではなく、掃除用空間Sの内部方向に集合せ
しめるという意味である。
【0035】したがって本発明者らの実験によると、こ
の発明に係る送気装置の送気パイプ1を掃除用車輛の進
行方向前後方にのみ配設し、両側方に配設せずとも、掃
除用の散水が両側に流出することがなかった。しかし掃
除用空間Sの両側にも空気噴出ノズル2付きの送気パイ
プ1を配設し、又はこれに代えてゴム板を配設してもか
まわない。
【0036】尚、前記のように空気出口から噴出する空
気によって導かれ、散水回収部4によって吸引され、図
示しない散水回収タンクに送られるのである。
【0037】図4及び図5に示す8は、前記散水ノズル
6及び空気噴出ノズル2の間に、これらを仕切るように
配設した制御板である。この制御板8は、例えば図4に
示すようにその下端が舗装面に接しない状態、すなわち
適度な空間をもって配設されてる場合もあるが、図5に
示すように、制御板8の静止の状態にあってはその下端
が舗装面に接するが、空気噴出ノズル2から出る風圧に
よって、その下端が押され、舗装面との間に事実上の空
隙が形成されるのである。
【0038】したがって散水ノズル6から水を、また空
気噴出ノズル2から空気を放出すると、散水回収ノズル
8から出た水が舗装面に達した後に前記空気噴出ノズル
2から出る空気によって風圧が作用する(空気は制御板
8の下端の空隙をくぐり抜け水に風圧をかけるため)こ
とになるので、水による舗装面の掃除に悪影響を来さな
いことになるのみならず、水の流動を規制することにな
るので、散水回収ノズル8に有効に導くことにもなるの
である。
【0039】上記の作用をより効率的に行うためには、
同図に示すように、散水ノズル6から出る水の軸線n、
空気噴出ノズル2’から出る空気の軸線n’が、掃除用
空間Sの反外側となるように前記散水ノズル6及び空気
噴出ノズル2’を傾かせ、かつ制御板8をこれらに平行
するように配設することが好ましい。
【0040】図6に示す9は、掃除用空間Sにおいて掃
除用車輛の下面に配設したフレームであり、このフレー
ム9に散水ノズル6を設けた送水パイプ5を配設(場合
によっては空気噴出ノズル2に設けた送気パイプ1も配
設する。)してある。そしてこの場合、送水パイプ5を
スライド自在かつ収納可能な溝状スペース10を有する
ように前記フレーム9を形成し、この溝状スペース10
内に前記送水パイプ5を箪笥の引き出し状に収納するの
である。
【0041】この結果、送水パイプ5をフレーム9の溝
状スペース10内をスライドさせながら横方向に引き出
すことができ、送水パイプ5の修理、点検、交換等、そ
の管理が容易になるのである。
【0042】次に請求項8に記載したこの発明に係る透
水性舗装面用掃除装置の一実施例を図1に基づいて述べ
ると、前記した空気噴出ノズル群れを有する送気パイプ
1を掃除用車輛の進行方向前後両側に配設するのであ
る。したがってこの発明においては、空気噴出ノズル
は、請求項1に記載したものであってもよいが、同一で
ないものであってもよい。
【0043】もっともこの場合も送水パイプ及び散水ノ
ズルを有するものであるが、掃除用車輛の進行方向前後
における送気パイプの間隔が狭い場合には、前記送気パ
イプ6から出る空気によって散水を掃除用空間Sに導く
ことができるとともに、掃除用空間Sの外部に水の不慮
の流出を防止することが可能であり、またこの水の不慮
の流出が懸念される場合は、掃除用空間Sの両側にゴム
板11を配設することによって防止することができるの
である。
【0044】
【発明の効果】前記のようにこの発明に係る透水性舗装
面用掃除装置(請求項1)によれば、車輛下面に形成さ
れる掃除用空間に、舗装面に向けた送水装置及び送気装
置を設けた透水性舗装面用掃除装置において、送気装置
の一部を構成する送気パイプを、前記車輛の進行方向に
直交する状態に配設するとともに、この送気パイプに複
数の空気噴出ノズルを直線状かつ所望間隔で配設し、こ
の空気噴出ノズルの空気出口を直線状のスリットに形成
し、前記送気パイプの長手方向中央部分に位置する空気
噴出ノズルの空気出口は水平の横一直線に形成するとと
もに、前記掃除用車輛の進行方向前方に配設する空気噴
出ノズルのスリット状の空気出口は中央より右に遠ざか
るにしたがい時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に
存在する空気出口は縦一直線前の角度に形成し、一方、
中央より左に遠ざかるにしたがい反時計方向に角度を変
えつつ最も遠い位置に存在する空気出口は縦一直線前の
角度に形成し、また掃除用車輛の進行方向後方に配設す
る空気噴出ノズルのスリット状の空気出口は中央より右
に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変えつつ最も遠
い位置に存在する空気出口は縦一直線前の角度に形成
し、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい時計方向に
角度を変えつつ最も遠い位置に存在する空気出口は縦一
直線前の角度に形成してあるので、散水ノズルからで出
る水を掃除用空間、すなわち散水吸引部方向に導くこと
ができ、かつ空気噴出ノズル群を配設した送気パイプ
を、掃除用車輛の進行方向前後にのみ設けることで十分
であり、したがってその数を減らすことができるという
効果を有するのである。
【0045】またこの発明に係る透水性舗装面用掃除装
置(請求項2)によれば、車輛下面に形成される掃除用
空間に、舗装面に向けた送水装置及び送気装置を設けた
透水性舗装面用掃除装置において、送水装置の一部を構
成する送水パイプを、前記車輛の進行方向に直交する状
態に配設するとともに、この送水パイプに複数の散水ノ
ズルを直線状かつ所望間隔で配設し、この散水ノズルの
散水出口を直線状のスリットに形成し、前記送水パイプ
の長手方向中央部分に位置する散水ノズルの散水出口は
水平の横一直線に形成するとともに、前記掃除用車輛の
進行方向前方に配設する散水ノズルのスリット状の散水
出口は中央より右に遠ざかるにしたがい時計方向に角度
を変えつつ最も遠い位置に存在する散水出口は縦一直線
前の角度に形成し、一方、中央より左に遠ざかるにした
がい反時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在す
る散水出口は縦一直線前の角度に形成し、また掃除用車
輛の進行方向後方に配設する散水ノズルのスリット状の
散水出口は中央より右に遠ざかるにしたがい時計方向に
角度を変えつつ最も遠い位置に存在する散水出口は縦一
直線前の角度に形成し、一方、中央より左に遠ざかるに
したがい時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在
する散水出口は縦一直線前の角度に形成してあるので、
散水ノズルに形成した散水出口の形状をして、散水ノズ
ルから出る散水が全体的に弓形形状の壁を構成し、した
がって散水同士のもたれ合いによって掃除用空間部、す
なわち散水吸引部方向に導くことができるという効果を
有するのである。
【0046】さらこの発明に係る透水性舗装面用掃除装
置(請求項3)によれば、車輛下面に形成される掃除用
空間に、舗装面に向けた散水ノズル及び送気装置を設け
た透水性舗装面用掃除装置において、送気装置の一部を
構成する送気パイプを、前記車輛の進行方向に直交する
状態に配設するとともに、この送気パイプに複数の空気
噴出ノズルを直線状かつ所望間隔で配設し、この空気噴
出ノズルの空気出口を直線状のスリットに形成し、前記
送気パイプの長手方向中央部分に位置する空気噴出ノズ
ルの空気出口は水平の横一直線に形成するとともに、前
記掃除用車輛の進行方向前方に配設する空気噴出ノズル
のスリット状の空気出口は中央より右に遠ざかるにした
がい時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する
空気出口は縦一直線前の角度に形成し、一方、中央より
左に遠ざかるにしたがい反時計方向に角度を変えつつ最
も遠い位置に存在する空気出口は縦一直線前の角度に形
成し、また掃除用車輛の進行方向後方に配設する空気噴
出ノズルのスリット状の空気出口は中央より右に遠ざか
るにしたがい時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に
存在する空気出口は縦一直線前の角度に形成し、一方、
中央より左に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変え
つつ最も遠い位置に存在する空気出口は縦一直線前の角
度に形成し、前記送水装置の一部を構成する送水パイプ
を、前記車輛の進行方向に直交する状態に配設するとと
もに、この送水パイプに複数の散水ノズルを直線状かつ
所望間隔で配設し、この散水ノズルの散水出口を直線状
のスリットに形成し、前記送水パイプの長手方向中央部
分に位置する散水ノズルの散水出口は水平の横一直線に
形成するとともに、前記掃除用車輛の進行方向前方に配
設する散水ノズルのスリット状の散水出口は中央より右
に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変えつつ最も遠
い位置に存在する散水出口は縦一直線前の角度に形成
し、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい反時計方向
に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する散水出口は縦
一直線前の角度に形成し、また掃除用車輛の進行方向後
方に配設する散水ノズルのスリット状の散水出口は中央
より右に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変えつつ
最も遠い位置に存在する散水出口は縦一直線前の角度に
形成し、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい時計方
向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する散水出口は
縦一直線前の角度に形成してあるので、散水ノズルから
で出る水を掃除用空間、すなわち散水吸引部方向に導く
ことができ、かつ空気噴出ノズル群を配設した送気パイ
プを、掃除用車輛の進行方向前後にのみ設けることで十
分であり、したがってその数を減らすことができるとい
う効果と散水ノズルに形成した散水出口の形状をして、
散水ノズルから出る散水が全体的に弓形形状の壁を構成
し、したがって散水同士のもたれ合いによって掃除用空
を、すなわち散水吸引部方向に導くことができるという
効果を有するのである。
【0047】またこの発明に係る透水性舗装面用掃除装
置(請求項4及び請求項5)によれば、車輛下面に形成
される掃除用空間に、舗装面に向けた散水ノズル及び送
気装置を設けた透水性舗装面用掃除装置において、前記
掃除用空間の中間に近い側の位置に送水ノズルを有する
散水パイプを配設するとともに、この散水ノズルに隣り
合わせて送水パイプより掃除用空間中央よりも遠い側に
送気ノズルを有する空気噴出パイプを配設し、前記散水
ノズルと空気噴出ノズルの間に、これらを仕切る制御板
を配設し、又は散水ノズルから散水される水の軸線及び
空気噴出ノズルから出る空気の軸線が掃除用空間の反外
側に向けた斜めの角度となるように前記散水ノズル及び
空気噴出ノズルを配設するとともに、前記両軸線に平行
するように制御板を配設してあるので、前記制御板をし
て散水ノズルから出た水に対して不慮の不必要な風圧を
加えることなく、しかもこの水が舗装面に達した時点で
風圧を作用させることができ、したがって舗装面の透水
孔の土砂等を有効に除去させることができるという効果
を有するのである。
【0048】さらにこの発明に係る透水性舗装面用掃除
装置(請求項6)によれば、車輛下面に形成される掃除
用空間に舗装面に向けた散水ノズルを設けた透水性舗装
面用掃除装置において、前記掃除用空間に散水ノズルを
設けた送水パイプがスライド自在かつ引き出し入れ可能
に配設してあるので、往々にして生じやすい散水ノズル
への目詰まりが生じたとしても、その点検、修理又は交
換が容易になるという効果を有するのである。
【0049】またこの発明に係る透水性舗装面用掃除装
置(請求項7)によれば、車輛下面に形成される掃除用
空間に、舗装面に向けた散水ノズル及び送気装置を設け
た透水性舗装面用掃除装置において、前記送気装置の一
部を構成する空気噴出ノズルは、前記掃除用車輛の進行
方向前後両側に配設してあるので、送気パイプの数を従
来例に比して減少せしめることができるという効果を有
するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る透水性舗装面用掃除装置の送気
装置の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線から視た送気パイプの側面図で
ある。
【図3】図1の裏面図(送気装置を下面から見上げた
図)である。
【図4】請求項4及び同5に記載したこの発明に係る透
水性舗装面用掃除機の一実施例を示す正面図である。
【図5】図4の他例を示す部分正面図である。
【図6】請求項6に記載したこの発明に係る透水性舗装
面用掃除機の一実施例を示す正面図であり、図中右側の
送水パイプを抜き出した状態を示してある。
【符号の説明】
1 送気パイプ 2 空気噴出ノズル 3 空気出口 4 散水回収部 5 送水パイプ 6 散水ノズル 7 散水出口 8 制御板 9 フレーム 10 溝状スペース 11 ゴム板 S 掃除用空間 n,n’ 軸線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輛下面に形成される掃除用空間に、舗
    装面に向けた送水装置及び送気装置を設けた透水性舗装
    面用掃除装置において、送気装置の一部を構成する送気
    パイプを、前記車輛の進行方向に直交する状態に配設す
    るとともに、この送気パイプに複数の空気噴出ノズルを
    直線状かつ所望間隔で配設し、この空気噴出ノズルの空
    気出口を直線状のスリットに形成し、前記送気パイプの
    長手方向中央部分に位置する空気噴出ノズルの空気出口
    は水平の横一直線に形成するとともに、前記掃除用車輛
    の進行方向前方に配設する空気噴出ノズルのスリット状
    の空気出口は中央より右に遠ざかるにしたがい時計方向
    に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する空気出口は縦
    一直線前の角度に形成し、一方、中央より左に遠ざかる
    にしたがい反時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に
    存在する空気出口は縦一直線前の角度に形成し、また掃
    除用車輛の進行方向後方に配設する空気噴出ノズルのス
    リット状の空気出口は中央より右に遠ざかるにしたがい
    時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する空気
    出口は縦一直線前の角度に形成し、一方、中央より左に
    遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変えつつ最も遠い
    位置に存在する空気出口は縦一直線前の角度に形成した
    ことを特徴とする透水性舗装面用掃除装置。
  2. 【請求項2】 車輛下面に形成される掃除用空間に、舗
    装面に向けた送水装置及び送気装置を設けた透水性舗装
    面用掃除装置において、送水装置の一部を構成する送水
    パイプを、前記車輛の進行方向に直交する状態に配設す
    るとともに、この送水パイプに複数の散水ノズルを直線
    状かつ所望間隔で配設し、この散水ノズルの散水出口を
    直線状のスリットに形成し、前記送水パイプの長手方向
    中央部分に位置する散水ノズルの散水出口は水平の横一
    直線に形成するとともに、前記掃除用車輛の進行方向前
    方に配設する散水ノズルのスリット状の散水出口は中央
    より右に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変えつつ
    最も遠い位置に存在する散水出口は縦一直線前の角度に
    形成し、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい反時計
    方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する散水出口
    は縦一直線前の角度に形成し、また掃除用車輛の進行方
    向後方に配設する散水ノズルのスリット状の散水出口は
    中央より右に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変え
    つつ最も遠い位置に存在する散水出口は縦一直線前の角
    度に形成し、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい時
    計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する散水出
    口は縦一直線前の角度に形成したことを特徴とする透水
    性舗装面用掃除装置。
  3. 【請求項3】 車輛下面に形成される掃除用空間に、舗
    装面に向けた散水ノズル及び送気装置を設けた透水性舗
    装面用掃除装置において、 送気装置の一部を構成する送気パイプを、前記車輛の進
    行方向に直交する状態に配設するとともに、この送気パ
    イプに複数の空気噴出ノズルを直線状かつ所望間隔で配
    設し、この空気噴出ノズルの空気出口を直線状のスリッ
    トに形成し、前記送気パイプの長手方向中央部分に位置
    する空気噴出ノズルの空気出口は水平の横一直線に形成
    するとともに、前記掃除用車輛の進行方向前方に配設す
    る空気噴出ノズルのスリット状の空気出口は中央より右
    に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変えつつ最も遠
    い位置に存在する空気出口は縦一直線前の角度に形成
    し、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい反時計方向
    に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する空気出口は縦
    一直線前の角度に形成し、また掃除用車輛の進行方向後
    方に配設する空気噴出ノズルのスリット状の空気出口は
    中央より右に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変え
    つつ最も遠い位置に存在する空気出口は縦一直線前の角
    度に形成し、一方、中央より左に遠ざかるにしたがい時
    計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在する空気出
    口は縦一直線前の角度に形成し、 前記送水装置の一部を構成する送水パイプを、前記車輛
    の進行方向に直交する状態に配設するとともに、この送
    水パイプに複数の散水ノズルを直線状かつ所望間隔で配
    設し、この散水ノズルの散水出口を直線状のスリットに
    形成し、前記送水パイプの長手方向中央部分に位置する
    散水ノズルの散水出口は水平の横一直線に形成するとと
    もに、前記掃除用車輛の進行方向前方に配設する散水ノ
    ズルのスリット状の散水出口は中央より右に遠ざかるに
    したがい時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に存在
    する散水出口は縦一直線前の角度に形成し、一方、中央
    より左に遠ざかるにしたがい反時計方向に角度を変えつ
    つ最も遠い位置に存在する散水出口は縦一直線前の角度
    に形成し、また掃除用車輛の進行方向後方に配設する散
    水ノズルのスリット状の散水出口は中央より右に遠ざか
    るにしたがい時計方向に角度を変えつつ最も遠い位置に
    存在する散水出口は縦一直線前の角度に形成し、一方、
    中央より左に遠ざかるにしたがい時計方向に角度を変え
    つつ最も遠い位置に存在する散水出口は縦一直線前の角
    度に形成したことを特徴とする透水性舗装面用掃除装置
  4. 【請求項4】 車輛下面に形成される掃除用空間に、舗
    装面に向けた送水装置及び送気装置を設けた透水性舗装
    面用掃除装置において、前記掃除用空間の中間に近い側
    の位置に散水ノズルを有する散水パイプを配設するとと
    もに、この散水ノズルに隣り合わせて送水パイプより掃
    除用空間中央よりも遠い側に送気ノズルを有する空気噴
    出パイプを配設し、前記散水ノズルと空気噴出ノズルの
    間に、これらを仕切る制御板を配設したことを特徴とす
    る透水性舗装面用掃除装置。
  5. 【請求項5】 散水ノズルから散水される水の軸線及び
    空気噴出ノズルから出る空気の軸線が掃除用空間の反外
    側に向けた斜めの角度となるように前記散水ノズル及び
    空気噴出ノズルを配設するとともに、前記両軸線に平行
    するように制御板を配設した請求項1、請求項2、請求
    項3又は請求項4記載の透水性舗装面用掃除装置。
  6. 【請求項6】 車輛下面に形成される掃除用空間に舗装
    面に向けた送水装置を設けた透水性舗装面用掃除装置に
    おいて、前記掃除用空間に前記送水装置の一部を構成す
    る散水ノズルを設けた送水パイプがスライド自在かつ引
    き出し入れ可能に配設したことを特徴とする透水性舗装
    面用掃除装置。
  7. 【請求項7】 車輛下面に形成される掃除用空間に、舗
    装面に向けた送水装置及び送気装置を設けた透水性舗装
    面用掃除装置において、前記送気装置の一部を構成する
    空気噴出ノズルは、前記掃除用車輛装置の進行方向前後
    両側に配設したことを特徴とする透水性舗装面用掃除装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007186912A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Doro Hozen Gijutsu Center 路面清掃装置及び路面清掃方法
CN107964911A (zh) * 2017-11-23 2018-04-27 徐工集团工程机械有限公司 对冲装置及环卫车辆

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JP2007186912A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Doro Hozen Gijutsu Center 路面清掃装置及び路面清掃方法
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