JP2002144264A - ペット・ロボット装置およびペット・ロボット・ネットワーク・システム - Google Patents

ペット・ロボット装置およびペット・ロボット・ネットワーク・システム

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JP2002144264A
JP2002144264A JP2000340696A JP2000340696A JP2002144264A JP 2002144264 A JP2002144264 A JP 2002144264A JP 2000340696 A JP2000340696 A JP 2000340696A JP 2000340696 A JP2000340696 A JP 2000340696A JP 2002144264 A JP2002144264 A JP 2002144264A
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robot device
animal
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JP2000340696A
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Kazuhiro Kayashima
一弘 萱嶋
Takeshi Abe
健 阿部
Hiroyuki Miyazaki
浩行 宮崎
Akira Oyama
顕 大山
Hidekazu Tanigawa
英和 谷川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペット・ロボット所有者の生活情報の極端な
不足にも適切に対応することができるペット・ロボット
装置およびペット・ロボット・ネットワーク・システム
を提供する。 【解決手段】 ペット・ロボットが受信した生活情報等
を音声出力部21から出力し、さらに該情報のカテゴリ
に応じた所望の動作を伴わせることにより、所有者の生
活情報の極端な不足にも適切に対応することができるペ
ット・ロボットおよびペット・ロボット・ネットワーク・
システムを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペット・ロボット
装置およびペット・ロボット・ネットワーク・システム
に関し、特に動物の形状を有するペット・ロボット装置
および該ペット・ロボット装置とネットワークを介して
通信する通信センタとを有するペット・ロボット・ネッ
トワーク・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動物の形状を有するペット・ロボ
ット装置(以下、単に「ペット・ロボット」と省略す
る)は、その所有者等からペット・ロボットへの音声に
よる働きかけにより所望の動作を行っている。この所望
の動作は現実の動物の動作と類似しているため、事情に
より現実の動物を飼うことができない者にとっては精神
的な安らぎを得ることができるという効果があると言わ
れている。
【0003】一方、近年における高齢化社会の到来に伴
い、高齢者の独居世帯が増加する傾向があり、これらの
高齢者を介護する介護人員の不足が深刻化している。こ
の介護人員の不足は、独居世帯の高齢者に対して日常生
活における精神的負担の増加と生活情報の極端な不足と
を招くという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の問題を解決する
ために、独居世帯の高齢者がペット・ロボットを所有
し、日常生活における精神的な負担を減少させるという
方法がある。しかし、ペット・ロボットの動作は、上述
のように主として所有者の音声による働きかけに対する
動作であるため、精神的な負担を減少させることは可能
であっても、生活情報の極端な不足には対応できないと
いう問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
するためになされたものであり、ペット・ロボット所有
者の生活情報の極端な不足にも適切に対応することがで
きるペット・ロボット装置およびペット・ロボット・ネッ
トワーク・システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のペット・ロボ
ット装置は、動物の形状を有するペット・ロボット装置
であって、データを受信する受信部と、前記受信部で入
力したデータに基づいて所定の出力を行う出力部とを備
えたものである。
【0007】この発明のペット・ロボット装置は、動物
の形状を有するペット・ロボット装置であって、音声を
受信する音声受信部と、前記音声受信部で受信された音
声を認識し、該認識の明瞭さを含む認識結果を出力する
音声認識部と、前記音声認識部の認識結果に基づいて動
物の所定の動作を起こさせることを指示する処理部と、
前記処理部で指示された動物の動作を起こさせる動作部
とを備えたものである。
【0008】この発明のペット・ロボット装置は、動物
の形状を有するペット・ロボット装置であって、データ
と該データの種類を識別する識別子とを受信する受信部
と、前記受信部で受信されたデータと識別子とを記録し
た記録部と、前記記録部に記録された識別子に基づいて
動物の動作の生成を指示する処理部と、前記処理部で指
示された動物の動作を起こさせる動作部とを備えたもの
である。
【0009】この発明のペット・ロボット・ネットワー
ク・システムは、動物の形状を有するペット・ロボット
装置と、ネットワークを介して該ペット・ロボット装置
と通信を行う通信センタとを有するペット・ロボット・
ネットワーク・システムであって、前記ペット・ロボッ
ト装置は、前記通信センタから伝送されたデータを受信
する受信部と、前記受信部で受信したデータに基づいて
所定の出力を行う出力部と、前記ペット・ロボット装置
から前記通信センタへデータを送信する送信部とを備
え、前記通信センタは、前記送信部から送信されたデー
タを受信する通信センタ側受信部と、前記ペット・ロボ
ット装置へデータを送信する通信センタ側送信部とを備
えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
各実施の形態を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明のペット・ロボットの内部
回路の概要をブロック図で示す。図1において、符号1
1はペット・ロボット装置へ音声を入力するマイク等の
音声受信部、12はペット・ロボットへの接触を圧力と
して検知する圧力センサ等の圧力検知部、13はペット
・ロボットの周囲の温度を測定する温度センサ等の温度
検知部、14はペット・ロボットの周囲の明るさを検知
する光センサ等の光検知部、15はペット・ロボットに
対して時刻を通知する時計、10はペット・ロボット装
置が受信可能な音声受信部11、圧力検知部12、温度
検知部13、光検知部13および時計15等の入力情報
受付部である。
【0012】符号102は音声受信部11で受信した音
声データを認識し、その明瞭さを含む認識結果を出力す
る音声認識部である。音声認識部102では、まず音声
から特徴パラメータの時系列を抽出する音響分析を行
う。この特徴パラメータの時系列の抽出は、FFT分析
や線形予測分析等により行うことができる。次に、音響
分析で得られた音素と所定の音素パターンとのパターン
・マッチングを行い、音素候補列を得る音素認識を行
う。このパターン・マッチングは、例えば確率統計モデ
ル等の手法を用いることができる。次に、音素認識で得
られた音素候補列と単語辞書とを比較して認識結果を出
力する単語認識を行う。単語認識は特定話者であっても
不特定話者であっても適宜単語辞書を用意することによ
り可能である。単語認識の後に、構文解析を行い、所定
の構文パターンとのマッチングを行う。この際、どの程
度明瞭に構文パターンとマッチングがとれたかを示す認
識結果を出力する。この認識結果は、例えば所定の構文
パターンと90%一致した等の認識率により示すことが
できる。以上の音声認識は、例えば特徴パラメータとし
てゼロクロス値とパワーとを使用し、既登録音声の特徴
パラメータとテンプレート・マッチングを行うことによ
っても実現することができる。あるいはまた、通常用い
られている音声認識ボードを用いることによっても実現
することができる。
【0013】符号104は圧力センサ等の圧力検知部1
2から入力された圧力を認識する感覚認識部である。圧
力センサとしては、圧電気効果を利用する圧電素子やヒ
ラリ効果を利用する磁気ひずみゲージ等を用いることが
できる。
【0014】符号106は温度センサ等の温度検知部1
3、光センサ等の光検知部14および時計15から入力
された温度、明るさおよび時刻を入力し、ペット・ロボ
ットの周囲の環境を認識する環境認識部である。温度セ
ンサとしては抵抗温度計やサーミスタ温度計等を用いる
ことができ、光センサとしては光電効果を利用した光電
素子を用いることができる。
【0015】上述の音声認識部102、感覚認識部10
4および環境認識部106等により認識部100が構成
される。
【0016】次に、符号110は、認識部100で認識
された認識結果に基づいて、所定の出力の生成を生成部
120(後述)に指示する処理部である。処理部110
は、所定の認識結果に対応して具体的な出力を生成する
予め用意された対応表を用いて生成部110に指示を行
う。
【0017】図2は、上述の対応表の一例を示す。図2
において、符号150は対応表、152は入力情報受付
部10または受信部130で受け付けられた情報または
データを示す情報欄、154は情報欄152に示される
情報を認識部100で認識した結果に基づいて、生成部
120に所定の出力を生成させる条件を示す条件欄、1
56は条件欄152に示される条件が成立した場合、処
理部100が生成部120へ指示する内容を示す指示欄
である。例えば、音声受信部11に音声データとして
「おはよう」が受信され、この音声データが音声認識部
102により所定以上の認識率、例えば90%以上の認
識率で認識されたものとする。この場合、図2の対応表
150のA行に示されるように、情報欄152の値が
「音声データ」であって、かつ条件欄154に示される
条件「認識率≧90%」が成立するため、処理部100
は指示欄156に示される「音声合成部:「ニャーニャ
ー」、動作部:「頭部を頷かせる」」というような指示
を出力する。すなわち処理部100は、音声認識部10
2の認識結果「おはよう」に基づいて、音声合成部12
2に「ニャーニャー」という音声を合成させる指示と、
動作部126にペット・ロボットの頭部を頷かせるよう
な動作を起こさせる指示とを行う。対応表150の内容
の例として、音声認識部102の認識結果とそれに対応
する音声合成部122と動作部126とへの指示につい
て説明したが、これはあくまでも例示であって、他の組
み合わせを有することはもちろんである。
【0018】次に、符号122は処理部110からの指
示に基づいて音声合成を行う音声合成部である。音声合
成部122は格納された所定の音声データを合成して、
スピーカ等の音声出力部21で出力させる。音声データ
は、種々の圧縮方式、例えば16−8ビット対数圧縮方
式で格納しておくことができる。
【0019】符号124は処理部110からの指示に基
づいて画像を生成する画像生成部である。画像生成部1
24は所定の画像を生成して、液晶ディスプレイ等の画
像出力部22に表示させる。ペット・ロボットの顔部に
液晶ディスプレイ等の画像出力部22を設けておき、上
述の対応表にペット・ロボットの種々の表情を画像生成
部124に生成させるような指示を記録しておくことが
できる。画像の生成は、予め種々の画像パターンを記録
しておいて、その記録された画像パターンの中から所望
の画像パターンを検索することにより生成することがで
きる。あるいは、ある画像パターンからモーフィング
(morphing)等の方法により別の画像パターンを得るこ
ともできる。
【0020】符号126は処理部110からの指示に基
づいて動作を起こさせる動作部である。動作部126は
所定の動作をペット・ロボットの耳部、頭部等のDCモ
ータ等で構成される駆動部23を用いて起こさせること
ができる。
【0021】上述の音声合成部122、画像生成部12
4および動作部126等により生成部120が構成され
る。さらに音声出力部21、画像出力部22および駆動
部23等により出力情報部が構成される。上述の処理部
110、生成部120および出力情報部20等により出
力部が構成される。
【0022】符号134はディジタルまたはアナログ通
信回線網320と接続され、外部の例えば通信センタと
の通信を行う通信インタフェースである。通信インタフ
ェース134を介してデータは受信部130に受信され
る。受信部130は受信したデータを一時的に格納する
ことが可能な所望のビット数分のレジスタ等を有してい
る。受信したデータには何らかのカテゴリ(テキスト、
音声または画像等)が存在するため、各データにはこの
カテゴリを識別するための識別子を付しておくことがで
きる。受信したデータと識別子とはディスク等の記録部
140にファイルとして保存しておくことができる。処
理部110は記録部140に保存された識別子に応じた
指示を生成部120に生成させることができる。例え
ば、識別子が画像というカテゴリを示している場合に
は、処理部110は画像生成部124に対して受信した
データにより画像を生成させる指示を与えることができ
る。この結果画像出力部22に受信したデータを表示す
ることができる。カテゴリには、テキスト、音声または
画像といったデータ自体の形式の他に、そのデータが例
えば悲しい情報であるというようなカテゴリもある。こ
の場合、処理部110は画像生成部124に対して悲し
いような表情を生成する指示を与えることができる。こ
の結果、画像出力部22に悲しい表情を表示することが
できる。表情を示す画像パターンの生成は、上述のよう
に予め記録された画像パターンの中から所望の画像パタ
ーンを検索することにより生成することができ、あるい
はモーフィング等の方法によりある表情を示す画像パタ
ーンから別の表情を示す画像パターンを得ることもでき
る。なお、処理部110は一度記録部140に記録され
たデータを用いずに、受信部130に受信されたデータ
を直接用いて上述の処理を行うこともできる。さらに処
理部110は送信部150に外部へデータを送信させる
こともできる。送信部150は通信インタフェース13
4を介して外部へデータを送信する。
【0023】図3は、本発明のペット・ロボットの外形
を入力情報受付部10を中心に例示する。図3におい
て、符号200はデフォルメされた猫型ぬいぐるみの外
形をした猫型ペット・ロボット、202は圧力検知部1
2を内部に備えた頭部、204は音声受信部11を内部
に備えた耳部、206は圧力検知部12を内部に備えた
胴体部、208は圧力検知部12を内部に備えた尻尾部
である。図3に示されるように、猫型ペット・ロボット
200は、高さが約25cm、幅が約25cm、奥行き
が約25cmであることが好適である。しかし、ペット
・ロボットの所有者が持つことができるサイズであれば
上述のサイズに限定されるものではない。
【0024】図4は、本発明のペット・ロボットの外形
を出力情報部20を中心に例示する。図4において、猫
型ペット・ロボット200の耳部204は駆動部23
(内部にあるため不図示)により動作可能となってお
り、同様に頭部202も駆動部23により動作可能とな
っている。図4で符号221は液晶ディスプレイ等の画
像出力部23を備え、画像生成部124により生成され
た表情を表示することができる目部、204は音声受信
部11を内部に備えた耳部、223は音声出力部21を
内部に備えた口部、226は駆動部23を内部に備え、
動作可能な腕部、228は駆動部23を内部に備え、動
作可能な脚部である。
【0025】上述のように、音声受信部11により受信
した音声を音声認識部102が認識した結果、低い認識
率であると判断される場合もある。この場合は、図2の
対応表150のB行に示されるように、情報欄152の
値が「音声データ」であって、かつ条件欄154に示さ
れる条件「認識率<90%」が成立するため、処理部1
00は指示欄156に示される「画像生成部:「疑問符
マーク(?)の表示」、動作部:「頭部を傾けさせ
る」」というような指示を出力する。すなわちペット・
ロボット200の目部221に疑問符マーク(?)を表
示させたり、頭部202を傾けさせてみたりすることに
より、適切に音声認識を行うことができなかったことを
表現させることができる。逆に、音声を高い認識率で認
識できた場合は、上述のように対応表に頭部202を頷
かせるように動作させるような動作部126への指示を
記録しておくことにより、適切に音声認識を行うことが
できたことを表現させることができる。
【0026】上述の説明では、ペット・ロボットとして
猫型を例示したが、動物の形状を有していれば猫型に限
定されるものではない。例えば現実には飼うことができ
ないような危険な蛇、蝙蝠または爬虫類等であってもよ
い。この場合、動作部126により蛇行させたりジャン
プさせたりすることもでき、ペット・ロボット同士で超
音波または赤外線等により通信可能な通信部を持たせる
こともできる。
【0027】図5は、本発明のペット・ロボットと通信
センタ等とを有するペット・ロボット・ネットワーク・
システムを示す。図5において、符号300はペット・
ロボットの所有者が互いに読み書き可能な掲示板の情
報、日々の生活に関するデイケア情報等の生活情報31
2を発信する情報発信センタ、320は通信回線網、3
51ないし361は高齢者の独居世帯、350は独居世
帯351ないし361を総称する独居世帯群、314は
独居世帯群350中の独居世帯351等から送られた高
齢者の看視情報、310は看視情報を管理する看視セン
タである。看視情報は、高齢者が所有するペット・ロボ
ットの入力情報受付部10から得られた情報であり、例
えば当該高齢者の体温、脈拍または血圧等の情報であ
る。上述の説明では便宜上省略したが、入力情報受付部
10にはこのような当該高齢者の体温、脈拍または血圧
等を測定する測定部を設けておくこともできる。図5で
は情報発信センタ300と看視センタ310とを分けて
示したが、両者は同一の通信センタ内にあってもよい。
この場合、1つの通信センタ内に情報発信センタと看視
センタとが存在することになる。
【0028】図6は、本発明のペット・ロボット・ネッ
トワーク・システムの概要を示す。図6で図5と同じ符
号を付した箇所は同じ要素を示すため説明は省略する。
図6に示されるように、ペット・ロボットの所有者であ
る高齢者独居世帯351等の高齢者の血圧、脈拍または
体温等の看視データは、適宜猫型ペット・ロボット20
0に備えられた測定装置(不図示)により測定される。
この看視データは通信インタフェース134を介して接
続された通信回線網320を通して、情報発信センタ3
00または看視センタ310(通信センタ)へ看視情報
314として送信部150から送信される。この看視デ
ータは通信センタ側の受信部により受信される。通信セ
ンタは、受信した看視データに基づいて、当該高齢者に
とって必要と考えられる生活情報312を選択し、送信
部150を介してペット・ロボット側へ送信される。
【0029】図6に示されるように、例えば、情報発信
センタ300または看視センタ310から生活情報31
2として「明朝10時からバザーがA会館で開かれま
す」というデータを高齢者独居世帯351が受信する
と、この世帯351にいるペット・ロボット200は、
当該データをスピーカ21から音声として出力すること
ができる。さらにこの際、ペット・ロボットの腕部や脚
部の駆動部23を駆動させてバタバタとした動作を行わ
せることもできる。詳しくは、図2の対応表150のM
行に示されるように、情報欄152の値が「受信部のデ
ータ」であって、かつ条件欄154に示される条件「識
別子=催事情報」が成立するため、処理部100は指示
欄156に示される「音声合成部:「受信音声の出
力」、動作部:「腕部、脚部をバタバタさせる」」とい
うような指示を出力する。
【0030】あるいは生活情報312として「地震警報
が発令されました」というデータを高齢者独居世帯35
4が受信すると、この世帯351にいるペット・ロボッ
ト200は、当該データを音声出力部21から音声とし
て出力することができる。さらにこの際、動物に固有の
吼え声を音声出力部21から出力させることもできる。
詳しくは、図2の対応表150のN行に示されるよう
に、情報欄152の値が「受信部のデータ」であって、
かつ条件欄154に示される条件「識別子=緊急情報」
が成立するため、処理部100は指示欄156に示され
る「音声合成部:「受信音声の出力」、「吼え声の出
力」」というような指示を出力する。
【0031】高齢者独居世帯360の高齢者が介護を特
に必要とする人である場合は、その旨の看視情報314
が送信部150を介して情報発信センタ300または看
視センタ310の通信センタ側受信部へ送られる。情報
発信センタ300等では、この看視情報314を記録し
ておいて、適切なタイミングで高齢者独居世帯360に
対して生活情報312「元気?」を通信センタ側送信部
から送信する。この世帯360にいるペット・ロボット
200は、受信した当該データを音声出力部21から音
声として出力することができる。詳しくは、図2の対応
表150のQ行に示されるように、情報欄152の値が
「受信部のデータ」であって、かつ条件欄154に示さ
れる条件「識別子=介護情報」が成立するため、処理部
100は指示欄156に示される「音声合成部:「受信
音声の出力」というような指示を出力する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のペット・
ロボットおよびペット・ロボット・ネットワーク・シス
テムによれば、ペット・ロボットが受信した生活情報等
をスピーカ21から出力し、さらに該情報のカテゴリに
応じた所望の動作を伴わせることにより、所有者の生活
情報の極端な不足にも適切に対応することができるペッ
ト・ロボットおよびペット・ロボット・ネットワーク・シ
ステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペット・ロボットの内部回路の概要を
示すブロック図
【図2】対応表の一例を示す図
【図3】本発明のペット・ロボットの外形を入力情報受
付部を中心に例示する図
【図4】本発明のペット・ロボットの外形を出力情報部
を中心に例示する図
【図5】本発明のペット・ロボットと通信センタ等とを
有するペット・ロボット・ネットワーク・システムを示
す図
【図6】本発明のペット・ロボット・ネットワーク・シ
ステムの動作を説明する図。
【符号の説明】
10 入力情報受付部 11 音声受信部 12 圧力検知部 13 温度検知部 14 光検知部 15 時計 20 出力情報部 21 音声出力部 22 画像表示部 23 駆動部 100 認識部 102 音声認識部 104 感覚認識部 106 環境認識部 110 処理部 122 音声合成部 124 画像生成部 126 動作部 130 受信部 134 通信インタフェース 140 記録部 150 送信部 320 通信回線網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/18 G10L 3/00 537H 15/00 551H 15/22 561C 15/28 561A (72)発明者 宮崎 浩行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大山 顕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 谷川 英和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3F059 AA00 DD08 DD18 FC08 3F060 AA00 CA14 HA02 5D015 AA02 BB02 HH04 HH11 KK01 KK04 LL05 LL06 5D045 AB11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動物の形状を有するペット・ロボット装
    置であって、 データを受信する受信部と、 前記受信部で入力したデータに基づいて所定の出力を行
    う出力部とを備えたことを特徴とするペット・ロボット
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のペット・ロボット装置に
    おいて、 前記出力部が行う所定の出力は、動物の動作であること
    を特徴とするペット・ロボット装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のペット・ロボッ
    ト装置において、 情報を受け付ける入力情報受付部と、 前記入力情報受付部で受け付けたデータを認識し、認識
    結果を出力する認識部とをさらに備え、 前記出力部は、 前記認識部の認識結果に基づいて所定の出力の生成を指
    示する処理部と、 前記処理部で指示された所定の出力を生成する生成部
    と、 前記生成部で生成された所定の出力を行う出力情報部と
    を備えたことを特徴とするペット・ロボット装置。
  4. 【請求項4】 動物の形状を有するペット・ロボット装
    置であって、 音声を受信する音声受信部と、 前記音声受信部で受信された音声を認識し、該認識の明
    瞭さを含む認識結果を出力する音声認識部と、 前記音声認識部の認識結果に基づいて動物の所定の動作
    を起こさせることを指示する処理部と、 前記処理部で指示された動物の動作を起こさせる動作部
    とを備えたことを特徴とするペット・ロボット装置。
  5. 【請求項5】 動物の形状を有するペット・ロボット装
    置であって、 データと該データの種類を識別する識別子とを受信する
    受信部と、 前記受信部で受信された識別子に基づいて動物の所定の
    動作を起こさせることを指示する処理部と、 前記処理部で指示された動物の動作を起こさせる動作部
    とを備えたことを特徴とするペット・ロボット装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のペット・ロボット装置に
    おいて、前記識別子は、前記データが有する意味を識別
    するものであることを特徴とするペット・ロボット装
    置。
  7. 【請求項7】 動物の形状を有するペット・ロボット装
    置と、ネットワークを介して該ペット・ロボット装置と
    通信を行う通信センタとを有するペット・ロボット・ネ
    ットワーク・システムであって、 前記ペット・ロボット装置は、 前記通信センタから伝送されたデータを受信する受信部
    と、 前記受信部で受信したデータに基づいて所定の出力を行
    う出力部と、 前記ペット・ロボット装置から前記通信センタへデータ
    を送信する送信部とを備え、 前記通信センタは、 前記送信部から送信されたデータを受信する通信センタ
    側受信部と、 前記ペット・ロボット装置へデータを送信する通信セン
    タ側送信部とを備えたことを特徴とするペット・ロボッ
    ト・ネットワーク・システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019000495A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 株式会社長谷工アネシス 体操支援方法、体操支援システム、及び体操支援プログラム

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