JP2002142919A - コーラルサンドまたは銀添コーラルサンドを主充填物とする保健寝具、保健衣料、保健介護用品類 - Google Patents

コーラルサンドまたは銀添コーラルサンドを主充填物とする保健寝具、保健衣料、保健介護用品類

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JP2002142919A
JP2002142919A JP2000348701A JP2000348701A JP2002142919A JP 2002142919 A JP2002142919 A JP 2002142919A JP 2000348701 A JP2000348701 A JP 2000348701A JP 2000348701 A JP2000348701 A JP 2000348701A JP 2002142919 A JP2002142919 A JP 2002142919A
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Japan
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health
coral sand
clothing
bedding
health care
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JP2000348701A
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Norio Someya
宣男 染谷
Takashi Toyama
高志 外山
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Marine Bio Co Ltd Japan
Original Assignee
Marine Bio Co Ltd Japan
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保健寝具、保健衣料、保健介護用品類におけ
る充填物の脆さを解消し、波動の発生による作用効果に
より安眠が保たれる、制菌・抗菌性に優れ、人体に優し
い、枕、パッド、布団、衣料などの保健寝具、保健衣
料、保健介護用品類を提供する。 【解決手段】 コーラルサンドおよび/または銀添コー
ラルサンド、貝殻、竹炭などの内1つ以上を、従来の寝
具類などに充填してなる。枕などの寝具類において、活
性サンゴ粉体や銀添コーラルサンドを主充填物とし、適
宜従来充填物と混合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然素材からなる
コーラルサンド殊に銀添コーラルサンドなどを充填した
寝具類、衣料類に関し、殊に活性サンゴから派生する波
動および銀添コーラルの有する制菌・抗菌作用を活かし
た保健寝具、保健衣料、保健介護用品類に関する。
【0002】
【従来の技術】社会構造が複雑な昨今、睡眠、安眠は人
にとって極めて重要な健康のための要素であり、そのた
め、枕、シ−ツ、パッド、布団などに種々様々な工夫が
凝らされてきた。ウオ−タ−ベッド、セラミックス枕、
羽毛布団などがその例である。また、一般衣料や、など
にも健康を考慮し、種々様々な提案がなされてきてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、睡眠、
安眠のためのこれまでの寝具類は高額な商品であった
り、その作用効果が不確かなものが多く提案されてきて
いたのが実情であった。また、一般衣料や、などにおけ
る種々様々な提案も、その作用効果が不確かなものが多
いのが実情であった。また、日常必ず使用される寝具類
は、衛生面でも十分に気をつける必要があり、殊に病弱
な人の使用する寝具類は抗菌仕様のものが望まれてきて
いるのが実情である。
【0004】本発明者らに係わる特許第1310293
号に記述の如く、風化造礁サンゴを焼成して得られる活
性サンゴは、従来ミネラルウォ−タ−造水剤、食品添加
物、栄養補助食品、化粧品原料などの用途向けに開発さ
れている。これらの用途では、活性サンゴ自体の強度の
低さ、脆さなどの物性については問題はなく、むしろミ
ネラル溶出量、粉体化からみて加工のし易さにもなって
いた。しかしながら、コーラルサンドは脆い構造体であ
り、そのまま枕、パッド、上掛け布団、敷布団、座布
団、衣料、帽子、靴中敷に組み入れ使用すると破砕し易
く、そのまま組み入れ使用することは実用的ではなかっ
た。なおまた、寝具、衣料、介護用品などにおいては、
活性コーラルの有するミネラルイオンによるバリア性、
吸湿性、通気性ならびに波動性を与える為、活性コーラ
ルを組み入れるためにはその脆い構造体から破砕・粉体
化を防止して組み入れる必要があった。
【0005】本発明は、コーラルサンドの有する強度、
脆さの問題点を解決し、焼成して作られた活性サンゴを
容易に、枕、パッド、上掛け布団、敷布団、座布団、衣
料類に組み入れた保健寝具類、保健衣料類である。
【0006】本発明は、殊にカルシウム、マグネシウム
を主として必須微量ミネラルをバランス良く含有し、多
孔性の活性サンゴが有するサンゴミネラルの波動性を枕
などの寝具類、衣料類に保持密着させることで、睡眠中
又は着用時に疲れを取り、リラックス効果を挙げる保健
寝具類、保健衣料類である。
【0007】活性サンゴの有するカルシウム、マグネシ
ウムのカルシウムイオン、マグネシウムイオンは特定の
バランスを持って皮膚が本来持っている修復機能を活性
化させ、バリア機能を改善させる働きを持っているため
に有効である。また、活性サンゴの有する波動は、体の
細胞に有効であって、保健効果を有する寝具類および衣
料に組み入れ使用が有効である。また、銀添コーラルサ
ンドは、人体に接触し、また保健寝具、保健衣料、保健
介護用品類に発生あるいはまた増殖するおそれのある細
菌、バクテリアなどの微生物に対して銀添コーラルから
発生する銀イオンが制菌する働きを賦与するものであ
る。
【0008】本発明は、このような現状に鑑み、鋭意検
討を重ねた結果、コーラルサンドの風化造礁サンゴを焼
成して得られた活性サンゴが破砕し難い点に着目したも
のであり、活性サンゴの身体への密着性を良くして破砕
し難い組み入れ、担持方法を見い出したものである。ま
た、本発明においては上記コーラルサンドの風化造礁サ
ンゴを焼成して得られた活性サンゴの他に、貝殻、竹炭
などの自然素材を使用し、それぞれの有する作用を活か
し、上記保健寝具、保健衣料、保健介護用品類への組み
入れなどを図ったものである。さらにまた、上述のよう
に銀添コーラルサンドにより、制菌・抗菌作用のある保
健寝具、保健衣料、保健介護用品類を見いだしたもので
ある。
【0009】本発明は、このように従来技術の有する不
具合に鑑み、考慮してなされたものであり、抗菌性に優
れ、人体に優しく、睡眠、安眠が保たれる枕、パッドな
どの寝具類、衣料類および皮膚への親和性が良好な、介
護用品、衣料などの保健寝具、保健衣料、保健介護用品
類などを提供することを目的とする。さらにまた、従来
の制菌・抗菌性を有することを特徴とする製品に対して
も銀添コーラルサンドの組み入れを提案し、これらの作
用の強化を図るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、コーラルサンドおよび/
または銀添コーラルサンド、貝殻、竹炭などの内、1つ
以上を保健寝具、保健衣料、保健介護用品類に充填して
なることを特徴とする。この発明においては、コーラル
サンドおよび/または銀添コーラルサンド、貝殻、竹炭
などの内1つ以上を、従来の寝具類などに充填してなる
もので、これらの素材の本来有する身体に与える制菌・
抗菌性などの良好な作用を効果的に活かすものである。
【0011】また上記目的を達成するため、請求項2に
記載の発明は、前記保健寝具、衣料類が、枕、パッド、
上掛け寝具、下敷寝具、毛布、敷布、座布団、保健衣
料、保健介護用品などである、請求項1に記載の保健寝
具、保健衣料、保健介護用品類である。この発明におい
ては、コーラルサンドおよび/または銀添コーラルサン
ド、貝殻、竹炭などの内1つ以上を、従来の枕、パッ
ド、上掛け布団、敷布団、座布団、保健衣料、保健介護
用品、などの具体的製品に充填してなるものであり、こ
れらの素材の本来有する身体に与える制菌・抗菌性など
の良好な作用を効果的に活かすものである。
【0012】また上記目的を達成するため、請求項3に
記載の発明は、コーラルサンドおよび/または銀添コー
ラルサンド、貝殻、竹炭などの内1つ以上を、上記保健
寝具、衣料類の組み入れ部位に充填してなることを特徴
とする。この発明においては、コーラルサンドおよび/
または銀添コーラルサンドなどを従来の寝具類などに組
み入れ充填、即ち必要部位に限定的に充填してなるもの
であり、これらの素材の本来有する身体に与える制菌・
抗菌性などの良好な作用を効果的に活かすものである。
【0013】また上記目的を達成するため、請求項4に
記載の発明は、コーラルサンドおよび/または銀添コー
ラルサンド、貝殻、竹炭などの内1つ以上を、上記保健
寝具、保健衣料、保健介護用品類の素材および/または
充填剤と混在、混合してなることを特徴とする。この発
明においては、コーラルサンドおよび/または銀添コー
ラルサンドなどを従来の寝具材などと混在、混合してな
るものであり、これらの素材の本来有する身体に与える
制菌・抗菌性などの良好な作用を従来素材の特性と相俟
って効果的に活かすものである。
【0014】また上記目的を達成するため、請求項5に
記載の発明は、コーラルサンドおよび/または銀添コー
ラルサンド、貝殻、竹炭などの内1つ以上を、上記保健
寝具、保健衣料、保健介護用品類の素材および/または
充填剤と合成または一体成型してなることを特徴とす
る。この発明においては、コーラルサンドおよび/また
は銀添コーラルサンドなどを従来の寝具材などと合成ま
たは一体成型してなるものであり、これらの素材の本来
有する身体に与える制菌・抗菌性などの良好な作用を従
来素材の特性と相俟って効果的に活かすものである。
【0015】また上記目的を達成するため、請求項6に
記載の発明は、前記コーラルサンドおよび/または銀添
コーラルサンド、貝殻、竹炭などの内1つ以上を、貫通
気泡を有するポリウレタンなどの発泡材と組み合わせて
使用することを特長とする。この発明においては、上記
活性サンゴなどを通気性を有し、且つ当該充填活性サン
ゴの粒度より細かい開孔部を有する織物、不織布或いは
プラスチックフィルムに充填し、貫通気泡を有するポリ
ウレタンなどの発泡材と組み合わせ、充填した脆弱な構
造材に直接加重、衝激などを与えない構造体とするもの
である。これは、その他の木炭などの脆弱な構造体の充
填においても同様であり、制菌・抗菌性などの良好な作
用を生ずる。
【0016】また上記目的を達成するため、請求項7に
記載の発明は、コーラルサンドおよび/または銀添コー
ラルサンド、貝殻、竹炭など炭酸カルシウムを主とする
ミネラル類を乳酸などで溶解したミネラル含有溶液に、
単繊維、糸布織物、繊維製品を含浸させて成ることを特
長とする。この発明においては、コーラルサンドおよび
/または銀添コーラルサンドなどのミネラル含有溶液に
繊維製品類を含浸させたものであり、これらの素材の本
来有する身体に与える制菌・抗菌性などの良好な作用を
より直接的且つ効果的に活かすものである。また、当該
ミネラル含有溶液をスプレーなどにより保健寝具、保健
衣料、保健介護用品類に担持させてもよい。
【0017】また上記目的を達成するため、請求項8に
記載の発明は、コーラルサンドおよび/または銀添コー
ラルサンド、貝殻、竹炭など炭酸カルシウムを主とする
ミネラル類を酸性染料により染色可能な繊維製品を染色
する際に溶解させ、当該繊維製品にミネラル分を含有さ
せて成ることを特長とする。この発明においては、コー
ラルサンドおよび/または銀添コーラルサンドなどのミ
ネラル類を繊維などの染色時に含有させたものであり、
これらの素材の本来有する身体に与える制菌・抗菌性な
どの良好な作用をより直接的且つ効果的に活かすもので
ある。殊に、当該活性サンゴの有するミネラルが溶解抽
出され、繊維原料あるいは繊維製品に当該ミネラルイオ
ンが反応してそこに含有されるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の要旨は、銀添コーラルサ
ンドを保健寝具、保健衣料、保健介護用品類の主充填素
材と使用することにある。また、素材特性から脆さを有
する風化造礁サンゴを低温で活性化して強度を低下させ
ないよう製造した素材を、保健寝具、保健衣料、保健介
護用品類に使用することにある。なおまた、木炭などに
あっては堅木の原料を用い、活性強度の高いものを選択
するのが好ましい。本発明は、活性化された風化造礁サ
ンゴのカルシウム、マグネシウムを始めとする必須微量
ミネラル類のミネラルイオンによって皮膚が本来有して
いる修復機能を活性させるバリア機能、多孔質構造体ゆ
えの吸湿性、通気性、サンゴミネラルの有する波動性を
活かしたもので、寝具、衣料、介護用品類など保健寝
具、保健衣料、保健介護用品類に組み入れ、皮膚との密
着効果を図り、睡眠中または着用中に疲れを取り、リラ
ックス効果をあげるものである。また、活性サンゴの効
果に加え、銀添コーラルサンドは活性コーラルの表面に
銀を添着し、銀イオンの有する制菌・抗菌効果を賦与し
て密接する皮膚あるいはまた保健寝具、保健衣料、保健
介護用品類に発生あるいは増殖するおそれのある細菌、
バクテリア類などに対して制菌・抗菌効果をあげるもの
である。この銀添方法は、活性化したコーラルサンドを
硝酸銀水溶液に浸漬させ、空気中または窒素雰囲気中で
200℃以上の温度で加熱しながら銀を還元添加して銀
添コーラルサンドを作るものである。この結果、多孔質
の活性コーラルの表面に金属銀が添着し、水分、水溶液
に接触することで銀イオンが溶出し、制菌・抗菌効果を
発揮するものである。
【0019】本発明に用いるコーラルサンドは、造礁サ
ンゴの化石から得られるものである。従って、天然物質
のカルシウム含有物質であり、炭酸カルシウム、を主成
分とするばかりでなく、マグネシウム、ナトリウム、カ
リウム、リンなどをはじめとして、微量の鉄、銅、亜
鉛、マンガン、コバルト、クロムなどの人体に有用な元
素を多く含有している。
【0020】これらの元素は、腔腸動物である造礁サン
ゴの生命活動によって蓄積して風化し化石したものであ
る。このため、コーラルサンドは化学的処理によって得
られる物質とは異なり、生体起源の化学組織を備えてお
り、皮膚に対して大きな親和力があり、皮膚に対してス
トレスを発生させることなく、安全に用いることができ
る。また、コーラルサンドの粉体は多孔質のため、皮膚
呼吸を妨げることもないばかりでなく、皮脂、汗、その
他の皮膚からの排泄物を多数の小孔で効率よく吸収する
ことができ、皮膚の清浄化を行うことができる。さらに
は、コーラルサンドは弱アルカリ性を呈しており、疲労
によって弱酸性となっている皮膚への中和作用を有する
ため、皮膚を活性化させることができる。さらにはま
た、制菌・抗菌性を有することを特徴とする従来製品に
対しても、銀添コーラルサンドを使用することにより、
密着する皮膚あるいは活性コーラルの多数の小孔で吸収
した皮脂、汗、その他の皮膚からの排泄物における細
菌、バクテリア類の発生、増殖を防ぐ効果を発揮する。
【0021】なお、かかるコーラルサンドの粉体は、多
数の細孔を有していると共に、網目状の骨格構造となっ
ており、これらによってコーラルサンドの粉体は紫外線
を多方向に乱反射させて遮蔽することができる。また、
このコーラルサンドは、上記のように多数の細孔を有し
ているので経時変化の少ない担持作用がある。
【0022】コーラルサンド、殊に風化造礁サンゴを焼
成してなる活性サンゴを主充填物とする、枕、パッド、
上掛け布団、敷布団、座布団、衣料、介護用品などの保
健寝具、保健衣料、保健介護用品類は、この活性サンゴ
由来の波動を発生し、人体に極めて有効な作用があるこ
とが判明している。
【0023】なおまた本発明においては、風化造礁サン
ゴを低温焼成して、活性サンゴを製造し、風化造礁サン
ゴの有する強度を低温処理して低下させぬように製造す
る。この低温焼成して得られた活性サンゴなどを枕、パ
ッド、上掛け布団、敷布団、座布団、衣料類に充填す
る。または、低温焼成して得られた活性サンゴなどを枕
材、パッド材、上掛け布団材、敷布団材、座布団材、衣
料材などの保健寝具、保健衣料、保健介護用品類の素材
と混在、混合する。あるいはまた、低温焼成して得られ
た活性サンゴを枕材、パッド材、上掛け布団材、敷布団
材、座布団材、衣料材などの保健寝具、保健衣料、保健
介護用品類の素材と合成または一体成型する。
【0024】以下、本発明による保健寝具、保健衣料の
代表例を図面に沿って説明する。図1、本発明による一
実施例にかかる枕の製造過程における、コルゲートシー
トの巻き取り状態を示す斜視図であり、図中1はコルゲ
ートシート本体であり、2は銀添コーラルサンド(活性
コーラル)充填箇所を示し、3はヒートシール箇所を表
しており、4は貫通気孔のポリウレタンフォーム(又は
打ち抜き体)を示し、ロール状に巻いたものである。ま
た、図2は、コルゲートシートのユニット状態を示す斜
視図であり、ポリウレタン糸とアクリル糸の交撚の伸縮
性を有する筒状ネット(不図示)でカバーして得られる
ブロック5ケの組み合わせを表しているものである。図
3は、製造された最終製品であるピローケース入り枕を
示す斜視図である。
【0025】また図4は、本発明の他の実施例であるコ
ルゲートシートを収納した上掛けおよび下敷きパットを
示す斜視図である。この図においては、シーツ2枚を上
下縫製し、活性サンゴを充填したコルゲートシートを収
納した上掛けならびに下敷きパットを製造し、加重を均
等に分散し、充填物の偏りを防いだ構造体を得るもので
ある。
【0026】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げるが、これらは
本発明を説明するための例示に過ぎず、本発明を何ら制
限するものではない。 (実施例1)ヒートシール性のある不織布の間に一定の
間隔で連続する3mm×2.5mmの充填箇所に銀添コーラ
ルサンド(活性コーラル)を充填してヒートシールした
活性サンゴ840g/m2 の通気性のあるコルゲートシ
ートを貫通気孔のポリウレタンフォームまたは打ち抜き
体にロール状に巻き(図1)、ポリウレタン糸とアクリ
ル糸の交撚の伸縮性を有する筒状ネットでカバーして得
られるブロック5ケを組み合わせ(図2)、ピローケー
スに充填することで得られる枕を製造(図3)した結
果、頭部が安定し、睡眠に適した弾性とむれの少ない安
眠効果を有する枕と認められた。
【0027】(実施例2)シーツ2枚を上下縫製し、活
性サンゴを充填したコルゲートシート(図4)を収納し
た上掛けならびに下敷きパットを製造し、加重を均等に
分散し、充填物の偏りを防いだ構造体を得ることができ
た。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコーラル
サンド、銀添コーラルサンドを主成分とする、枕、パッ
ド、布団、座布団、衣料は、天然素材を出発物質とする
ため、人体への親和性が良好で、皮膚呼吸を妨げること
がない。しかも銀添コーラルサンドの使用により制菌・
抗菌性が極めて優れており、就寝時に、コーラルサンド
由来のミネラルのバリア効果ならびに波動の発生によ
り、人体へ極めて好影響を与え、誘眠効果を生じ、睡眠
中に疲れを取りリラックス効果を与え、安眠を保てる作
用効果がある。また、本発明による衣料も上述の作用効
果により、被服される身体部位の疲労感を取り除く効果
がある。上記の銀添コーラルサンドは、人体に接触し、
また保健寝具、保健衣料、保健介護用品類に発生あるい
はまた増殖するおそれのある細菌、バクテリアなどの微
生物に対して銀添コーラルから発生する銀イオンが制菌
する働きを賦与するものである。さらにはまた、制菌・
抗菌性を有することを特徴とする従来製品に対しても、
銀添コーラルサンドを使用することにより、密着する皮
膚あるいは活性コーラルの多数の小孔で吸収した皮脂、
汗、その他の皮膚からの排泄物における細菌、バクテリ
ア類の発生、増殖を防ぐ効果を発揮する。また、このコ
ーラルサンドは、上記のように多数の細孔を有している
ので経時変化の少ない担持作用がある。
【0029】また、請求項1の発明によれば、コーラル
サンドおよび/または銀添コーラルサンド、貝殻、竹炭
などの内1つ以上を、従来の寝具類などに充填してなる
もので、これらの素材の本来有する身体に与える良好な
作用を効果的に活かすものであり、殊に人体に優しい、
波動を発生させ、しかも制菌・抗菌性が優れ、通気性の
ある保健寝具、保健衣料、保健介護用品類を得ることが
できる。
【0030】また、請求項2の発明によれば、コーラル
サンドおよび/または銀添コーラルサンド、貝殻、竹炭
などの内1つ以上を、従来の枕、パッド、上掛け布団、
敷布団、座布団、保健衣料、保健介護用品、などの具体
的製品に充填してなるものであるので、これらの素材の
本来有する身体に与える良好な作用を効果的に活かすも
のであり、殊に人体に優しい、波動を発生させ、しかも
制菌・抗菌性が優れ、通気性のある保健寝具、保健衣
料、保健介護用品類を得ることができる。
【0031】また、請求項3の発明によれば、コーラル
サンドおよび/または銀添コーラルサンドなどを従来の
寝具類などに組み入れ充填してなるものであり、これら
の素材の本来有する身体に与える良好な作用を効果的に
活かすものであり、殊に人体に優しい、波動を発生さ
せ、しかも制菌・抗菌性が優れ、通気性のある保健寝
具、保健衣料、保健介護用品類を得ることができる。
【0032】また、請求項4の発明によれば、コーラル
サンドおよび/または銀添コーラルサンドなどを従来の
寝具材などと混在、混合してなるものであるので、これ
らの素材の本来有する身体に与える良好な作用を従来素
材の特性と相俟って効果的に活かすものであり、殊に人
体に優しい波動を発生させ、しかも制菌・抗菌性が優
れ、通気性のある保健寝具、保健衣料、保健介護用品類
を得ることができる。
【0033】また、請求項5の発明によれば、コーラル
サンドおよび/または銀添コーラルサンドなどを従来の
寝具材などと合成または一体成型してなるものであり、
これらの素材の本来有する身体に与える良好な作用を従
来素材の特性と相俟って効果的に活かすものであり、殊
に人体に優しい波動を発生させ、しかも制菌・抗菌性が
優れ、通気性のある保健寝具、保健衣料、保健介護用品
類を得ることができる。
【0034】また、請求項6の発明によれば、上記活性
サンゴなどを通気性を有し、且つ当該充填活性サンゴの
粒度より細かい開孔部を有する織物、不織布或いはプラ
スチックフィルムに充填し、貫通気泡を有するポリウレ
タンなどの発泡材と組み合わせたので、充填した脆弱な
構造材に直接加重、衝激などを与えない構造体とするこ
とができる。これは、その他の木炭などの脆弱な構造体
の充填においても同様であり、良好な作用効果を生ず
る。
【0035】また、請求項7の発明によれば、コーラル
サンドおよび/または銀添コーラルサンドなどのミネラ
ル含有溶液に繊維製品類を含浸させたものであるので、
これらの素材の本来有する身体に与える良好な作用をよ
り直接的且つ効果的に活かすものであり、殊に人体に優
しい波動を発生させ、しかも制菌・抗菌性が優れ、通気
性のある保健寝具、保健衣料、保健介護用品類を得るこ
とができる。また、当該ミネラル含有溶液をスプレーな
どにより保健寝具、保健衣料、保健介護用品類に担持さ
せた場合でも同様な作用効果を得ることができる。
【0036】また、請求項8の発明によれば、コーラル
サンドおよび/または銀添コーラルサンドなどのミネラ
ル類を繊維などの染色時に含有させたので、これらの素
材の本来有する身体に与える良好な作用をより直接的且
つ効果的に活かすものである。殊に、当該活性サンゴの
有するミネラルが溶解抽出され、繊維原料あるいは繊維
製品に当該ミネラルイオンが反応してそこに含有され、
人体に優しい波動を発生させ、しかも制菌・抗菌性が優
れ、通気性のある保健寝具、保健衣料、保健介護用品類
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例にかかる枕の製造過程に
おける、コルゲートシートの巻き取り状態を示す斜視図
である。
【図2】同実施例における、コルゲートシートのユニッ
ト状態を示す斜視図である。
【図3】同実施例における、製造された枕を示す斜視図
である。
【図4】本発明における他の実施例にかかるコルゲート
シートを収納した上掛けおよび下敷きパットを示す斜視
図である。
【符号の説明】
1・・コルゲートシート本体 2・・活性コーラル充填箇所 3・・ヒートシール部 4・・ポリウレタンフォーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B096 AC16 AD01 3B102 AB00 AB05 AB07 BA00 BA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーラルサンドおよび/または銀添コー
    ラルサンド、貝殻、竹炭などの内1つ以上を充填してな
    ることを特徴とする保健寝具、保健衣料、保健介護用品
    類。
  2. 【請求項2】 前記保健寝具、衣料類は、枕、パッド、
    上掛け寝具、下敷寝具、毛布、敷布、座布団、保健衣
    料、保健介護用品、などである、請求項1に記載の保健
    寝具、保健衣料、保健介護用品類。
  3. 【請求項3】 前記コーラルサンドおよび/または銀添
    コーラルサンド、貝殻、竹炭などの内1つ以上を、上記
    保健寝具、衣料類の組み入れ部位に充填してなることを
    特徴とする保健寝具、保健衣料、保健介護用品類。
  4. 【請求項4】 前記コーラルサンドおよび/または銀添
    コーラルサンド、貝殻、竹炭などの内1つ以上を、上記
    保健寝具、保健衣料、保健介護用品類の素材および/ま
    たは充填剤と混在、混合してなることを特徴とする保健
    寝具、保健衣料、保健介護用品類。
  5. 【請求項5】 前記コーラルサンドおよび/または銀添
    コーラルサンド、貝殻、竹炭などの内1つ以上を上記保
    健寝具、保健衣料、保健介護用品類の素材および/また
    は充填剤と合成または一体成型してなることを特徴とす
    る保健寝具、保健衣料、保健介護用品類。
  6. 【請求項6】 前記コーラルサンドおよび/または銀添
    コーラルサンド、貝殻、竹炭などの内1つ以上を、貫通
    気泡を有するポリウレタンなどの発泡材と組み合わせて
    使用することを特長とする請求項1〜5に記載の保健寝
    具、保健衣料、保健介護用品類。
  7. 【請求項7】 コーラルサンドおよび/または銀添コー
    ラルサンド、貝殻、竹炭など炭酸カルシウムを主とする
    ミネラル類を乳酸などで溶解したミネラル含有溶液に、
    単繊維、糸布織物、繊維製品を含浸させて成ることを特
    長とする保健寝具、保健衣料、保健介護用品類。
  8. 【請求項8】 コーラルサンドおよび/または銀添コー
    ラルサンド、貝殻、竹炭など炭酸カルシウムを主とする
    ミネラル類を酸性染料により染色可能な繊維製品を染色
    する際に溶解させ、当該繊維製品にミネラル分を含有さ
    せて成ることを特長とする保健寝具、保健衣料、保健介
    護用品類。
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