JP2002142803A - ゴルフ靴 - Google Patents

ゴルフ靴

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JP2002142803A
JP2002142803A JP2000348621A JP2000348621A JP2002142803A JP 2002142803 A JP2002142803 A JP 2002142803A JP 2000348621 A JP2000348621 A JP 2000348621A JP 2000348621 A JP2000348621 A JP 2000348621A JP 2002142803 A JP2002142803 A JP 2002142803A
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sole portion
golf shoe
evaluation value
toe
flexibility evaluation
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JP2000348621A
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English (en)
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Kazuhiko Kobayashi
和彦 小林
Masatake Sakagami
正剛 阪上
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/001Golf shoes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B13/00Soles; Sole-and-heel integral units
    • A43B13/14Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/141Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form with a part of the sole being flexible, e.g. permitting articulation or torsion

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩きやすくて疲労が少なく、しかもスイング
の安定に寄与するゴルフ靴1の提供。 【解決手段】 ゴルフ靴1は、ソール部(アウトソー
ル)3とアッパー部5とを備えている。ソール部3は、
架橋ゴム、合成樹脂等の弾性材料から形成されている。
このゴルフ靴1の爪先側可撓性評価値(Gt)の値は、
0.0015以上0.0100以下である。爪先側可撓
性評価値(Gt)は、下記数式(I)によって算出され
る。 Gt=(20/L)/Ft −−−(I) この数式(I)において、Lはソール部の全長(mm)
を表す。また、Ftは踵寄り半分のソール部を固定して
爪先寄り前端を引っ張ることにより前端を20mm変位
させるのに要する引張荷重(N)を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフ靴に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】かつては、ソール部にスパイクピンと称
される金属鋲が設けられたゴルフ靴が主流であった。こ
の金属鋲は、地面に突き刺さることによってゴルファー
のスイングを安定させることに寄与する。金属鋲は接地
面に対して常に垂直を保つ必要があり、スイング中の揺
動も阻止されなければならない。このため、ソール部は
高剛性な材料から形成され、これによってスパイクピン
の固定が堅固とされている。また、このゴルフ靴ではス
パイクピンを固定するための座金がソール部に埋設され
る必要があるので、この座金によってソール部がよりい
っそう高剛性となる。
【0003】多くのプロゴルファーや上級アマチュアゴ
ルファー(以下、「上級ゴルファー」と総称される)
は、高剛性なソール部を有効に利用してゴルフクラブを
スイングする。例えばテイクバックでは、ゴルファーは
蹴足(右利きゴルファーにとっての右足)のソール部の
内側エッジを効かせて、体重の移動(いわゆるスエー)
を防止する。また、ダウンスイングの初期では、ゴルフ
ァーは蹴足のソール部の内側エッジを効かせて地面を蹴
り、その力をゴルフクラブに伝える。さらに、ダウンス
イングの後半では、ゴルファーは軸足(右利きゴルファ
ーにとっての左足)のソール部の外側エッジを効かせ
て、軸足の安定を図る。
【0004】近年、金属鋲に代えて合成樹脂、ゴム等の
弾性材料からなる突起が形成されたソール部を備えた、
いわゆるスパイクレスシューズが普及し、ゴルフ靴の主
流となりつつある。このスパイクレスシューズではスパ
イクピンを堅固に固定する必要がないので、ソール部が
高剛性な材料から形成される必要は、もはやない。しか
し、上級ゴルファーは高剛性なソール部に適したスイン
グフォームを体得している。金属鋲を備えたゴルフ靴か
らスパイクレスシューズへの円滑な移行を図る観点か
ら、スパイクレスシューズにおいても高剛性なソール部
がそのまま踏襲されている。
【0005】高剛性なソール部は、歩行時に屈曲しにく
い。従って、このソール部を備えたゴルフ靴を着用した
ゴルファーが長時間歩行すると、足が疲労しやすい。上
級でない多くのゴルファー(ほとんどのアマチュアゴル
ファーは上級ではない)はスイング速度が遅いこともあ
り、高剛性なソール部によって受けるメリットは少な
い。多くのアマチュアゴルファーは、スイングしやすさ
よりも歩行しやすいゴルフ靴(すなわち屈曲性に優れる
ゴルフ靴)を望んでいるのが実状である。
【0006】実開平6−17502号には、ソール部に
溝が形成されたゴルフ靴が開示されている。このゴルフ
靴では、鋲の近傍を避けて形成された溝によって、ソー
ル部の屈曲性が高められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソール
部に溝が形成された前述のゴルフ靴でも、ソール部には
鋲を固定するための座金が埋設されている。従って、ソ
ール部の屈曲性は未だ不十分である。溝を極端に深くす
れば全体的な屈曲性は向上するが、この場合はスイング
の安定性が損なわれてしまうおそれがある。
【0008】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであり、歩きやすくて疲労が少なく、しかもスイン
グの安定に寄与するゴルフ靴の提供をその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めになされた発明は、ソール部及びアッパー部を備えて
おり、爪先側可撓性評価値(Gt)の値が0.0015
以上0.0100以下であるゴルフ靴、である。
【0010】このゴルフ靴は、適度な屈曲性を備えてい
る。従って歩行時の疲労抑制とスイングの安定とが両立
される。
【0011】爪先側可撓性評価値(Gt)は、下記数式
(I)によって算出される。 Gt=(20/L)/Ft −−−(I) この数式(I)において、Lはソール部の全長(mm)
を表す。また、Ftは踵寄り半分のソール部を固定して
爪先寄り前端を引っ張ることにより前端を20mm変位
させるのに要する引張荷重(N)を表す。
【0012】好ましくは、踵側可撓性評価値(Gh)は
0.0020以上0.0090以下である。これによ
り、歩行時の疲労がより抑制され、スイングがより安定
する。
【0013】踵側可撓性評価値(Gh)は、下記数式
(II)によって算出される。 Gh=(20/L)/Fh −−−(II) この数式(II)において、Lはソール部の全長(mm)
を表す。また、Fhは爪先寄り半分のソール部を固定し
て踵寄り後端を引っ張ることにより後端を20mm変位
させるのに要する引張荷重(N)を表す。
【0014】好ましくは、爪先側可撓性評価値(Gt)
と踵側可撓性評価値(Gh)との比(Gt/Gh)は、
0.4以上1.4以下である。これにより、スイングが
より安定する。また、ゴルフ靴の屈曲パターンが人体の
足の自然な屈曲パターンと近似し、歩行時の疲労がより
抑制される。
【0015】本発明は、ソール部に金属製鋲やセラミク
ス製の鋲が形成されず、弾性材料からなる突起が形成さ
れたゴルフ靴に特に適している。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面が参照されつつ、
本発明の実施形態が説明される。
【0017】図1は、本発明の一実施形態にかかるゴル
フ靴1が示された側面図である。このゴルフ靴1は、ソ
ール部(アウトソール)3とアッパー部5とを備えてい
る。ソール部3は、架橋ゴム、合成樹脂等の弾性材料か
ら形成されている。図示されていないが、ソール部3は
接地面に多数の突起を備えている。この突起はソール部
3の本体と一体的に形成されてもよく、本体とは別個に
形成されて本体に取り付けられてもよい。突起も、架橋
ゴム、合成樹脂等の弾性材料から形成されている。アッ
パー部5は、皮革、合成皮革等から形成されている。図
1において両矢印Lで示されているのは、ソール部3の
全長(mm)である。全長Lは、底面からみたソール部
3の輪郭内に画かれうる最長の線分の長さを意味する。
全長Lは、ソール部3の前端7から後端9までの距離で
もある。
【0018】このゴルフ靴1の爪先側可撓性評価値(G
t)の値は、0.0015以上0.0100以下であ
る。爪先側可撓性評価値(Gt)の測定では、まず図2
に示されるように、接地面が鉛直方向であって前端7が
上方となるようにゴルフ靴1がセットされる。ソール部
3は、第1挟持板11と第2挟持板13とによって挟持
される。両挟持板11、13の上面は、全長Lの中間点
である。すなわち、ソール部3の踵寄り半分は挟持板1
1、13によって固定され、曲がりが阻止されている。
ソール部3の爪先寄り半分は、この部分に相当するアッ
パー部5とともに、変形可能である。
【0019】次に、ソール部3の前端7にフック15が
引っかけられる。このフック15には、ワイヤー17が
連結されている。ワイヤー17の途中には、荷重計19
(例えばロードセル)が取り付けられている。ワイヤー
17の先端(図2における右端)が矢印Aで示される方
向(すなわち、水平方向であってソール部3からアッパ
ー部5へ向かう方向)に引っ張られる。これにより、図
2において仮想線(二点鎖線)で示されるようにゴルフ
靴1が変形し、前端7が変位する。そして、前端7の変
位量が20mmとなるときの引張荷重(N)が荷重計1
9で測定され、Ftとされる。このFtが下記数式
(I)に代入され、爪先側可撓性評価値(Gt)が算出
される。 Gt=(20/L)/Ft −−−(I) 爪先側可撓性評価値(Gt)の測定は、気温が23℃で
あり相対湿度が60%の環境下で行われる。また、この
測定環境下で5時間以上養生されたゴルフ靴1が、測定
に供される。ゴルフ靴1が着脱自在な突起を備えている
場合は、実用の状態、すなわち突起が装着された状態
で、爪先側可撓性評価値(Gt)が測定される。
【0020】上記数式(I)における(20/L)はい
わば曲げ比率であり、Ftはこの曲げ比率を達成するの
に要する荷重である。すなわち、爪先側可撓性評価値
(Gt)は、ゴルフ靴1の爪先寄り半分の曲がり易さを
示す指標である。爪先側可撓性評価値(Gt)が0.0
015未満であると、歩行による疲労が十分には抑制さ
れないことがある。この観点から、爪先側可撓性評価値
(Gt)は0.0020以上がより好ましく、0.00
30以上が特に好ましい。逆に、爪先側可撓性評価値
(Gt)が0.0100を超えると、スイングの安定性
が損なわれることがある。この観点から、爪先側可撓性
評価値(Gt)は0.0090以下がより好ましく、
0.0080以下が特に好ましい。
【0021】このゴルフ靴1の踵側可撓性評価値(G
h)の値は、0.0020以上0.0090以下が好ま
しい。踵側可撓性評価値(Gh)の測定では、まず図3
に示されるように、接地面が鉛直方向であって後端9が
上方となるようにゴルフ靴1がセットされる。ソール部
3は、第1挟持板21と第2挟持板23とによって挟持
される。両挟持板21、23の上面は、全長Lの中間点
である。すなわち、ソール部3の爪先寄り半分は挟持板
21、23によって固定され、曲がりが阻止されてい
る。ソール部3の踵寄り半分は、この部分に相当するア
ッパー部5とともに、変形可能である。
【0022】次に、ソール部3の後端9にフック15が
引っかけられる。このフック15には、ワイヤー17が
連結されている。ワイヤー17の途中には、荷重計19
が取り付けられている。ワイヤー17の先端(図3にお
ける右端)が矢印Aで示される方向(すなわち、水平方
向であってソール部3からアッパー部5へ向かう方向)
に引っ張られる。これにより、図3において仮想線(二
点鎖線)で示されるようにゴルフ靴1が変形し、後端9
が変位する。そして、後端9の変位量が20mmとなる
ときの引張荷重(N)が荷重計19で測定され、Fhと
される。このFhが下記数式(II)に代入され、踵側可
撓性評価値(Gh)が算出される。 Gh=(20/L)/Fh −−−(II) 踵側可撓性評価値(Gh)の測定は、気温が23℃であ
り相対湿度が60%の環境下で行われる。また、この測
定環境下で5時間以上養生されたゴルフ靴1が、測定に
供される。ゴルフ靴1が着脱自在な突起を備えている場
合は、実用の状態、すなわち突起が装着された状態で、
踵側可撓性評価値(Gh)が測定される。
【0023】上記数式(II)における(20/L)はい
わば曲げ比率であり、Fhはこの曲げ比率を達成するの
に要する荷重である。すなわち、踵側可撓性評価値(G
h)は、ゴルフ靴1の踵寄り半分の曲がり易さを示す指
標である。踵側可撓性評価値(Gh)が0.0020未
満であると、歩行による疲労が十分には抑制されないこ
とがある。この観点から、踵側可撓性評価値(Gh)は
0.0025以上がより好ましく、0.0028以上が
特に好ましい。逆に、踵側可撓性評価値(Gh)が0.
0090を超えると、スイングの安定性が損なわれるこ
とがある。この観点から、踵側可撓性評価値(Gh)は
0.0080以下がより好ましく、0.0060以下が
特に好ましい。
【0024】爪先側可撓性評価値(Gt)及び踵側可撓
性評価値(Gh)の調整は、種々の手段によってなされ
うる。例えば、ソール部3の弾性材料のヤング率が高く
設定されることにより可撓性評価値(Gt及びGh)が
高くなり、このヤング率が低く設定されることによって
可撓性評価値(Gt及びGh)が低くなる。また、ソー
ル部3の厚みが厚くされることにより可撓性評価値(G
t及びGh)が高くなり、この厚みが薄くされることに
よって可撓性評価値(Gt及びGh)が低くなる。ま
た、アッパー部5に高硬度な材料が用いられることによ
り可撓性評価値(Gt及びGh)が高くなり、柔軟な材
料が用いられることによって可撓性評価値(Gt及びG
h)が低くなる。また、ソール部3にシャンクが埋設さ
れることによって、可撓性評価値(Gt及びGh)が高
くなる。さらに、ソール部3に多数の切れ込みを設ける
ことによって、可撓性評価値(Gt及びGh)が低くな
る。ソール部3の爪先寄り半分の仕様と踵寄り半分の仕
様とが別個に設定されることにより、爪先側可撓性評価
値(Gt)と踵側可撓性評価値(Gh)とが別個に調整
されうる。
【0025】このゴルフ靴1における爪先側可撓性評価
値(Gt)と踵側可撓性評価値(Gh)との比(Gt/
Gh)は、0.4以上1.4以下が好ましい。この比が
0.4未満であると、ゴルフ靴の屈曲パターンが人体の
足の自然な屈曲パターンから乖離し、歩行時にゴルファ
ーが疲労を感じやすくなることがある。この観点から、
この比は0.45以上がより好ましく、0.8以上が特
に好ましい。逆に、この比が1.4を超えると、ソール
部3の踵寄りの安定が損なわれ、スイングに支障を来す
ことがある。この観点から、この比は1.3以下がより
好ましく、1.2以下が特に好ましい。
【0026】ソール部3の突起は、どのようなパターン
で形成されてもよい。スイングにおける右足と左足との
役割の相違が考慮され、右足用のゴルフ靴1の突起パタ
ーンと左足用のゴルフ靴1の突起パターンとが非対称と
されてもよい。これにより、スイング速度の速い上級ゴ
ルファーでも、違和感なく本発明のゴルフ靴1を使用す
ることができる。なお、突起に代えて、または突起と共
に、金属やセラミクスからなる鋲が設けられてもよい
が、鋲の固定のための座金によってソール部3が高剛性
となってしまうのを防止する観点からは、ソール部3に
弾性材料からなる突起のみが形成されるのが好ましい。
【0027】
【実施例】以下、実施例によって本発明の効果が明らか
にされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定
的に解釈されるべきでないことはもちろんである。
【0028】[実施例1]市販のゴルフ靴(住友ゴム工
業社の商品名「DUNLOP S−3233」)を用意
した。このゴルフ靴のアッパー部は撥水加工牛革からな
り、ソール部3は架橋ゴムからなる。また、このゴルフ
靴は、シャンクを備えている。ソール部3の全長Lは2
85mmである。このソール部3に、図4に示されるよ
うな、幅方向に延びる切れ込み25をカッターナイフで
形成した。切れ込み25の深さを、3mmとした。爪先
寄り半分における切れ込み25、25同士の間隔を、1
0mmとした。また、踵寄り半分における切れ込み2
5、25同士の間隔を、8mmとした。こうして、実施
例1のゴルフ靴を得た。
【0029】[実施例2から4及び比較例1]ソール部
3の爪先寄り半分における切れ込み間隔と踵寄り半分に
おける切れ込み間隔とを下記の表1に示されるように設
定した他は実施例1と同様にして、実施例2から4及び
比較例1のゴルフ靴を得た。
【0030】[比較例2]ソール部3の踵寄り半分にお
ける切れ込み間隔を下記の表1に示されるように設定
し、爪先寄り半分に切れ込み25を形成しなかった他は
実施例1と同様にして、比較例2のゴルフ靴を得た。
【0031】[実用試験]各実施例及び各比較例のゴル
フ靴を、それぞれ10名のゴルファーに着用させて、ゴ
ルフ場でゴルフのプレーを行わせた。各ゴルフ靴ごとに
3ホールずつのランドを行わせて、歩き易さとスイング
時の安定性とを「1」から「5」の5段階で評価させ
た。歩き易さについては、最も歩きにくいものを「1」
とし、最も歩きやすいものを「5」とした。また、安定
性については、最も安定しないものを「1」とし、最も
安定するものを「5」とした。10名のゴルファーの評
価値の平均が、下記の表1に示されている。
【0032】
【表1】
【0033】表1の評価結果より、以下のことが解る。
まず、爪先側可撓性評価値(Gt)の値が大きすぎる比
較例1のゴルフ靴は、スイング時の安定性が得られにく
い。また、爪先側可撓性評価値(Gt)の値が小さすぎ
る比較例2のゴルフ靴は、歩行しにくい。これに対し、
各実施例のゴルフ靴は、歩行しやすく、しかも安定性に
も優れる。この評価より、本発明の優位性は明らかであ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明されたように、本発明のゴルフ
靴は歩きやすくて疲労が少なく、しかもスイングの安定
にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態にかかるゴルフ靴
が示された側面図である。
【図2】図2は、図1のゴルフ靴の爪先側可撓性評価値
(Gt)の測定の様子が示された模式図である。
【図3】図3は、図1のゴルフ靴の踵側可撓性評価値
(Gh)の測定の様子が示された模式図である。
【図4】図4(a)は本発明の実施例のゴルフ靴が示さ
れた模式的底面図であり、図4(b)はその側面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・ゴルフ靴 3・・・ソール部 5・・・アッパー部 7・・・前端 9・・・後端 11、13、21、23・・・挟持板 15・・・フック 17・・・ワイヤー 19・・・荷重計 25・・・切れ込み

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソール部及びアッパー部を備えており、
    下記数式(I)で算出される爪先側可撓性評価値(G
    t)の値が0.0015以上0.0100以下であるゴ
    ルフ靴。 Gt=(20/L)/Ft −−−(I) (数式(I)において、Lはソール部の全長(mm)を
    表し、Ftは踵寄り半分のソール部を固定して爪先寄り
    前端を引っ張ることにより前端を20mm変位させるの
    に要する引張荷重(N)を表す。)
  2. 【請求項2】 下記数式(II)で算出される踵側可撓性
    評価値(Gh)の値が0.0020以上0.0090以
    下である請求項1に記載のゴルフ靴。 Gh=(20/L)/Fh −−−(II) (数式(II)において、Lはソール部の全長(mm)を
    表し、Fhは爪先寄り半分のソール部を固定して踵寄り
    後端を引っ張ることにより後端を20mm変位させるの
    に要する引張荷重(N)を表す。)
  3. 【請求項3】 上記爪先側可撓性評価値(Gt)と踵側
    可撓性評価値(Gh)との比(Gt/Gh)が0.4以
    上1.4以下である請求項1又は請求項2に記載のゴル
    フ靴。
  4. 【請求項4】 上記ソール部に弾性材料からなる突起が
    形成された請求項1から請求項3のいずれか1項に記載
    のゴルフ靴。
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