JP2002142582A - 水耕栽培酸素供給システム - Google Patents

水耕栽培酸素供給システム

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JP2002142582A
JP2002142582A JP2000348703A JP2000348703A JP2002142582A JP 2002142582 A JP2002142582 A JP 2002142582A JP 2000348703 A JP2000348703 A JP 2000348703A JP 2000348703 A JP2000348703 A JP 2000348703A JP 2002142582 A JP2002142582 A JP 2002142582A
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pressurized liquid
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Toshihiko Yahiro
俊彦 八尋
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AURA TEC KK
Aura Tec Co Ltd
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AURA TEC KK
Aura Tec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 10μm程度のマイクロバブルにより溶液中
の溶存酸素を増加させて、植物の毛根からの養分と酸素
の吸入を促進することのできる水耕栽培酸素供給システ
ムを提供する。 【解決手段】 加圧液体と気体との導入部と円筒状の気
泡発生空間を有し、前記導入部内に、前記気泡発生空間
に開口する加圧液体導入孔と気体導入孔を形成し、前記
加圧液体導入孔を前記導入部の端面に開口し、前記気体
導入孔を前記導入部の側面に開口したマイクロバブル発
生ノズル10と、栽培作物62を植え付けた定植パネル
61を備えた栽培ベッド60と、この栽培ベッド60に
養液を供給するパイプ15と、このパイプ15の途中ま
たは先端に取り付けた前記マイクロバブル発生ノズル1
0に養液を圧送するポンプ50とを備えた水耕栽培酸素
供給システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水耕栽培において
栽培ベッド養液中の溶存酸素量を増加させて栽培作物の
生育を早める水耕栽培酸素供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の植物栽培方法に特開平11−00
0066号公報に記載されたものがある。これは、肥料
成分を含有する培養液に植物の根を浸し、植物の栽培期
間中継続的に培養液中に炭酸ガス濃度の高い空気をポン
プにより強制的に吹き込みながら植物を育成する人工光
源を用いた植物栽培方法において、常時植物の根を根元
まで十分に上記培養液に浸した構造を採用している。上
記炭酸ガス濃度の高い空気は栽培植物の直下近辺から気
泡を発生させることにより与えられる。
【0003】特開2000−266724号公報には、
地中に埋めた複数の栽培容器に溶液供給装置から個別に
溶液を供給すると共に、各栽培容器の底の方に空気貯溜
部を設けてそこに空気を供給し、空気貯溜部の下方に溜
まった空気(酸素)を溶液に溶かし込む水耕栽培システ
ムが開示されている。
【0004】さらに特開2000−236762号公報
には、水耕栽培における培養液に、微細にして大量のマ
イクロバブルを効率よく混合して、溶存酸素量の多い培
養液を安定して連続供給できる水耕栽培システムが開示
されている。そのマイクロバブル発生器は、外形が略漏
斗状をなす円錐容体の一方にマイクロバブル培養液の吐
出口を設け、その対向側には中央に空気吸入口を有する
漏斗壁を取り付けてマイクロバブル発生器を形成し、さ
らに円錐容体の漏斗壁側周部には、対向する2箇所に円
錐容体内壁に沿う角度に培養液の流入管を形成した気液
混合装置を、栽培槽に環流連結した経路管にポンプと共
に介在させたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前掲の
特開平11−000066号公報に記載された植物栽培
方法においては、養液中に空気を送り込むため溶解効率
が悪いという問題があった。また、特開2000−26
6724号公報に開示された水耕栽培システムにおいて
は、養液中に空気を溜めて溶かし込むため、時間がかか
り効率が悪いという問題があった。さらに特開2000
−236762号公報においては、10μm程度のマイ
クロバブル発生が困難という問題があった。
【0006】本発明者の知見によれば、溶液中の溶存酸
素を増加させるには、10μm程度のマイクロバブル
(微細気泡)が最も有効である。また、補給水が水道水
の場合、残留塩素を除去するために、汲み置きまたは中
和のためのチオ硫酸ソーダの添加が必要であるが、マイ
クロバブルは脱塩素効果があることを見出した。そこで
本発明が解決しようとする課題は、10μm程度のマイ
クロバブルにより溶液中の溶存酸素を増加させて、植物
の毛根からの養分と酸素の吸入を促進することのできる
水耕栽培酸素供給システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の水耕栽培酸素供給システムは、加圧液体と
気体との導入部と円筒状の気泡発生空間を有し、前記導
入部内に、前記気泡発生空間に開口する加圧液体導入孔
と気体導入孔を形成し、前記加圧液体導入孔を前記導入
部の端面に開口し、前記気体導入孔を前記導入部の側面
に開口したマイクロバブル発生ノズルと、栽培作物を植
え付けた定植パネルを備えた栽培ベッドと、この栽培ベ
ッドに養液を供給するパイプと、このパイプの途中また
は先端に取り付けた前記マイクロバブル発生ノズルに養
液を圧送するポンプとを備えたものである。本発明の第
2の水耕栽培酸素供給システムは、栽培ベッドとは別に
設けた養液タンクに、マイクロバブル発生ノズルを設
け、この養液タンク内で発生させたマイクロバブルを含
む養液を前記栽培ベッドに供給するパイプ及びポンプを
設けたものである。本発明の第3の水耕栽培酸素供給シ
ステムは、補給水を貯留する処理タンクにマイクロバブ
ル発生ノズルを設け、このマイクロバブル発生ノズルか
ら発生したマイクロバブルにより曝気及び塩素除去さ
れ、かつ溶存酸素を富化された補給水を栽培ベッドに供
給する補給水供給管を設けたものである。これらの水耕
栽培酸素供給システムにおいて、栽培ベッドに配置した
パイプに、複数のマイクロバブル発生ノズルを所定間隔
を置いて設置することができる。また、これらの水耕栽
培酸素供給システムにおいて、ポンプの上流側のパイプ
にマイクロバブル発生ノズルを、下流側に、加圧液体の
導入部に複数の加圧液体導入孔を穿設し、前記複数の加
圧液体導入孔の吐出側開口を、前記導入部の吐出側に形
成した共通の気泡粉砕空間に連通させた気泡粉砕ノズル
を取り付けた構成とすることができる。さらに、これら
の水耕栽培酸素供給システムにおいて、マイクロバブル
発生ノズルの気泡発生空間形成用筒体と接続管との間
に、外部からの搬送物を導入する少なくとも1個の搬送
物導入孔を設けた搬送物導入筒を連結した構成とするこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、マイクロバブル発生ノズル10の
構造を示す。同図(a)は上面の加圧液体流入側から見
た導入部1の形態を、(b)は縦断面を、(c)は下面
の気泡吐出口側から見た図、(d)は(c)の拡大図,
(e)は気泡発生空間形成用筒体内部の拡大断面図であ
る。
【0009】同図(b)に示すように、ノズル10は、
加圧液体と気体との導入部1と、気泡発生空間2を有す
る。図においては、導入部1と気泡発生空間2を形成し
た気泡発生空間形成用筒体3は別体に形成し、それぞれ
を嵌合して一体化した構造を示しているが、当初から一
体に形成することもできる。
【0010】この導入部1内には、その上面に開口する
加圧液体導入孔4を形成し、導入部1の下に形成した気
泡発生空間2に開口している。この加圧液体導入孔4
は、円、楕円もしくは導入部1の上面を底面とする円錐
台または楕円錘台の形状をなし、径の大きさと数は、こ
のノズルの用途と加圧液体の種類によっても異なるが、
同図(a)に示すように、端面に対し、気泡発生空間2
の開口断面積が10〜40%になる程度の複数本(この
場合は3個)を端面でそれぞれが点対称位置になるよう
に開口し、導入部1内を貫通し、気泡発生空間2に開口
している。また加圧液体導入孔4の流入側開口の周囲4
aは、流入する液体の流れを円滑にするため、アールを
取っている。5は気体導入孔を示す。
【0011】この気体導入孔5は、側面の気体導入管接
続部6から導入部1の気体導入孔5に挿入された気体導
入管7によって形成され、気泡発生空間2に放射状また
は中央に1個(この場合は中央に1個、放射状に3個の
計4個)開口させるとともに、気体導入管7に気体導入
量調整弁8が取り付けられている。
【0012】なお、11は気体導入孔5内部を掃除する
場合必要とされる孔を塞ぐための気体導入孔メクラビ
ス、12は気泡発生空間形成用筒体3内面に形成され
た、加圧液体導入孔4に連通する円弧状の加圧液体誘導
溝、13は気泡発生空間形成用筒体3の端部に形成され
た接合用凸部、14は導入部1と気泡発生空間形成用筒
体3とを接合する接合用止具、15は導入部1を流体流
路に接続するための接続管、19は導入部1に接続され
る下流側接続管である。
【0013】加圧液体導入孔4の気泡吐出側の気泡発生
空間形成用筒体3の内壁は、直線加工でもよいが、図1
(e)に示すように下流側が広くなる段及び下流側に山
が偏倚しているタップを形成することによって気泡の微
細化を促進することができる。
【0014】図2は、気泡粉砕ノズル20の実施例を示
すもので、導入部21に加圧液体導入孔22を穿設した
ものである。加圧液体導入孔22の流入側の周面22a
はアールをとっている。導入部21の加圧液体導入孔2
2は、気泡発生空間24側で共通の気泡粉砕空間24に
放出される。加圧液体導入孔22の導入部21内部の気
泡粉砕管23は、図2(e)に示すように、内壁に、吐
出側に行くにつれて不連続的に大径となる複数の段を持
つ。また、内壁に、山が下流側に偏倚しているタップを
形成している。
【0015】この気泡粉砕ノズル20では、加圧液体導
入孔22から気泡粉砕管23を通して気泡粉砕空間24
に直接加圧液体を吐出させ、気泡粉砕管23における不
連続的に大径となる段と、山が下流側に偏倚しているタ
ップ及び気泡粉砕空間24の複合化したキャビテーショ
ン作用により、加圧液体に含まれる数100μmの気泡
を10μm程度に微細化してマイクロバブルとして吐出
する。
【0016】図3は、搬送物導入筒30の構造を示す。
この搬送物導入筒30は、図1のマイクロバブル発生ノ
ズル10の気泡発生空間形成用筒体3に接続され、1個
もしくは複数個(この場合は3個)の搬送物導入孔33
と搬入物導入管接続部32により搬送物導入管34に接
続されている。この実施例では、気泡発生空間形成用筒
体3と連結することにより、接続管端末に微細気泡と導
入物、例えば養分、PH調整液を均一に混合し搬送する
ことができる。
【0017】このマイクロバブル発生ノズル10、気泡
粉砕ノズル20、搬送物導入筒30を水耕栽培酸素供給
システムに採用することにより、気泡径が均一で溶存効
率が高いマイクロバブルを含む養液を植物に供給し、植
物の成長に必要な養分、酸素を十分に供給することがで
きる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
4は本発明の第1実施例に係る水耕栽培酸素供給システ
ム40aを示すものである。
【0019】図4において、60は栽培ベッド、61は
定植パネル、62は栽培作物である。栽培ベッド60の
外部には、循環パイプ15が設置されており、その一端
は栽培ベッド60の上流側、他端は下流側に取り付けら
れ、溶液はポンプ50によって栽培ベッド60、循環パ
イプ15を循環するように構成されている。循環パイプ
15の先端には、マイクロバブル発生ノズル10が設け
られ、循環パイプ15から圧送される溶液に気体導入管
7から取り入れられる空気をマイクロバブルとして混入
し、栽培ベッド60内に供給する。発生させる気泡径
は、気体導入量調整弁8によって調整することができ
る。また、栽培ベッド60における溶液の流速は、ポン
プ50の出力を調整したり、バルブ51の開度を調整す
ることで行う。このポンプ50は、水耕栽培で通常使用
される養液循環ポンプを用いるが、別系統として新たに
設置することも可能である。
【0020】この第1実施例においては、栽培ベッド6
0の上流側でマイクロバブル発生ノズル10から吐出さ
れたマイクロバブルは、溶液の流れとともに下流側に送
られる際に養液中に溶解もしくは気泡の状態で、定植パ
ネル61に植えられた栽培作物62の毛根の周囲に接触
付着し、毛根から溶液と共に酸素が吸い上げられる。
【0021】図5は本発明の第2実施例に係る水耕栽培
酸素供給システム40bを示すものである。この第2実
施例では、循環パイプ15を栽培ベッド60の底部にそ
の長手方向に沿って延出し、複数のマイクロバブル発生
ノズル10を所定間隔で循環パイプ15に取り付けたも
のである。本例では、各マイクロバブル発生ノズル10
毎にバルブ52を設け、吐出量の調整を行うことができ
るようにしている。この第2実施例においては、栽培ベ
ッド60の長さが長い場合でも、マイクロバブルの拡散
を長手方向に平均化することができる。
【0022】図6は本発明の第3実施例に係る水耕栽培
酸素供給システム40cを示すものである。この実施例
では、栽培ベッド60とは別に設けた養液タンク65に
循環パイプ15の中途部を接続し、この養液タンク65
に補助循環パイプ15’を設け、補助ポンプ50’で養
液を循環させ、補助循環パイプ15’の吐出側にマイク
ロバブル発生ノズル10を設けたものである。本実施例
では、養液タンク65内においてマイクロバブルを発生
させ、溶存酸素の豊富な養液をポンプ50により吸い上
げて栽培ベッド60に送る。この場合補助ポンプ50’
は養液コントロールのために通常使用される定量ポンプ
を用いるが、別系統として新たに設置することも可能で
ある。
【0023】図7は第3実施例の変形である本発明の水
耕栽培酸素供給システム40dを示すものである。この
第4実施例では、第3実施例の補助循環パイプ15’、
補助ポンプ50’を使用せず、循環パイプ15の吐出部
にマイクロバブル発生ノズル10を取り付けている。こ
れは、通常養液タンク65は栽培ベッド60よりも低い
場所、例えば地下に埋設されているので、その圧力差を
利用してマイクロバブル発生ノズル10に栽培ベッド6
0からの養液を圧送し、マイクロバブルを発生させるよ
うにしている。
【0024】図8はさらに第3実施例の変形である本発
明の第5実施例に係る水耕栽培酸素供給システム40e
を示すものである。本実施例では、補助ポンプ50’の
入り側の補助循環パイプ15’にマイクロバブル発生ノ
ズル10を接続し、補助ポンプ50’の出側に気泡粉砕
ノズル20を取り付けることにより、一旦マイクロバブ
ル発生ノズル10で発生させたマイクロバブルを気泡粉
砕ノズル20のキャビテーション作用によりさらに微細
化するものである。この場合も、図6の第3実施例同様
に、補助ポンプ50’は養液コントロールのために通常
設置される定量ポンプを併用することができる。
【0025】図9は本発明の第6実施例の水耕栽培酸素
供給システム40fを示すものである。この実施例で
は、補給水の処理タンク81を設け、循環パイプ15と
ポンプ50で処理タンク81内の水を循環させると共
に、マイクロバブル発生ノズル10と気泡粉砕ノズル2
0を取り付けて微細なマイクロバブルを処理タンク81
内に発生させる。このマイクロバブルの発生により補給
水の曝気と脱塩素が行われる。曝気と脱塩素が行われ、
溶存酸素が豊富になった補給水は電磁弁74、補給水供
給本管91、補給水供給ホース92を通って栽培ベッド
60内に供給される。この第6実施例において、栽培ベ
ッド60に液面計72を取り付け、計装配線71により
液面レベル信号を制御盤70に送り、電磁弁74を制御
することにより、補給水量供給の自動化を図ることがで
きる。
【0026】なお、直接は図示しないが、各実施例にお
いて、マイクロバブル発生ノズル10の気泡発生空間形
成用筒体3に図3に示す搬送物導入筒30を連結するこ
とにより、接続管端末に微細気泡と導入物、例えば養
分、PH調整液を均一に混合し搬送することができる。
【0027】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば下記の
効果を奏する。 (1)本発明のマイクロバブル発生ノズルを使用するこ
とにより、10μm程度のマイクロバブルを養液や補給
水に溶存させ、植物の毛根から養分と酸素の吸入を促進
させて、植物の栽培を効率的にすることができる。 (2)マイクロバブルは浮上速度が極めて遅いので、ベ
ッド全体に満遍なく行き渡り、高効率で溶解する。 (3)補給水曝気及び塩素除去タンクにより、塩素を除
去した酸素飽和水を作ることができる。これにより、補
給水が水道水の場合、汲み置きまたは中和のために必要
であったチオ硫酸ソーダの添加が不要となる。 (4)補給水供給管により各々の栽培作物に確実に処理
水を送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に使用するマイクロバブル発生ノズル
の実施例の構造を示すもので、(a)は上面の加圧液体
流入側から見た導入部の形態を、(b)は縦断面を、
(c)は下面の気泡吐出口側から見た図、(d)は
(c)の拡大図,(e)は気泡発生空間形成用筒体内部
の拡大断面図である。
【図2】 本発明に使用する気泡粉砕ノズルの実施例の
構造を示すもので、(a)は上面の加圧液体流入側から
見た導入部の形態を、(b)は縦断面を、(c)は下面
の気泡吐出口側から見た図、(d)は(c)の拡大図,
(e)は気液分離管内部の拡大断面図である。
【図3】 本発明に使用する搬送物導入筒の実施例の構
造を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は横断面図
である。
【図4】 本発明の水耕栽培酸素供給システムの第1実
施例を示す概略構成図である。
【図5】 本発明の水耕栽培酸素供給システムの第2実
施例を示す概略構成図である。
【図6】 本発明の水耕栽培酸素供給システムの第3実
施例を示す概略構成図である。
【図7】 本発明の水耕栽培酸素供給システムの第4実
施例を示す概略構成図である。
【図8】 本発明の水耕栽培酸素供給システムの第5実
施例を示す概略構成図である。
【図9】 本発明の水耕栽培酸素供給システムの第6実
施例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 マイクロバブル発生ノズル 1 導入部、2 気泡発生空間、3 気泡発生空間形成
用筒体、4 加圧液体導入孔、5 気体導入孔、6 気
体導入管接続部、7 気体導入管、8 気体導入量調整
弁 11 気体導入孔メクラビス、12 加圧液体誘導孔、
13 接合用凸部、14接合用止具、15,19 接続
管 20 気泡粉砕ノズル 21 導入部、22 加圧気液導入孔、23 気泡粉砕
管、24 気泡粉砕空間、25 気泡粉砕空間形成用筒
体 30 搬送物導入筒 31 乱流防止ツバ、32 搬送物導入管接続部、33
搬送物導入孔、34搬送物導入管 40 水耕栽培酸素供給システム 50 ポンプ、51,52 バルブ 50’補助ポンプ、51’ 補助バルブ 60 栽培ベッド 61 定植パネル、62 栽培作物 70 制御盤 71 計装配線 72 液面レベルセンサ 74 電磁弁 81 処理タンク 82 ボールタップ 83 補給水管、91 補給水供給本管、92 補給水
供給ホース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧液体と気体との導入部と円筒状の気
    泡発生空間を有し、前記導入部内に、前記気泡発生空間
    に開口する加圧液体導入孔と気体導入孔を形成し、前記
    加圧液体導入孔を前記導入部の端面に開口し、前記気体
    導入孔を前記導入部の側面に開口したマイクロバブル発
    生ノズルと、栽培作物を植え付けた定植パネルを備えた
    栽培ベッドと、この栽培ベッドに養液を供給するパイプ
    と、このパイプの途中または先端に取り付けた前記マイ
    クロバブル発生ノズルに養液を圧送するポンプとを備え
    たことを特徴とする水耕栽培酸素供給システム。
  2. 【請求項2】 栽培ベッドに配置したパイプに、複数の
    マイクロバブル発生ノズルを所定間隔を置いて設置した
    請求項1記載の水耕栽培酸素供給システム。
  3. 【請求項3】 栽培ベッドとは別に設けた養液タンク
    に、マイクロバブル発生ノズルを設け、この養液タンク
    内で発生させたマイクロバブルを含む養液を前記栽培ベ
    ッドに供給するパイプ及びポンプを設けたことを特徴と
    する水耕栽培酸素供給システム。
  4. 【請求項4】 補給水を貯留する処理タンクにマイクロ
    バブル発生ノズルを設け、このマイクロバブル発生ノズ
    ルから発生したマイクロバブルにより曝気及び塩素除去
    され、かつ溶存酸素を富化された補給水を栽培ベッドに
    供給する補給水供給管を設けたことを特徴とする水耕栽
    培酸素供給システム。
  5. 【請求項5】 ポンプの上流側のパイプにマイクロバブ
    ル発生ノズルを、下流側に、加圧液体の導入部に複数の
    加圧液体導入孔を穿設し、前記複数の加圧液体導入孔の
    吐出側開口を、前記導入部の吐出側に形成した共通の気
    泡粉砕空間に連通させた気泡粉砕ノズルを取り付けたこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれかの項に記載の
    水耕栽培酸素供給システム。
  6. 【請求項6】 マイクロバブル発生ノズルの気泡発生空
    間形成用筒体と接続管との間に、外部からの搬送物を導
    入する少なくとも1個の搬送物導入孔を設けた搬送物導
    入筒を連結したことを特徴とする請求項1から5のいず
    れかの項に記載の水耕栽培酸素供給システム。
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