JP2002142162A - ディジタル放送受信機の復調処理装置 - Google Patents

ディジタル放送受信機の復調処理装置

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JP2002142162A
JP2002142162A JP2000331355A JP2000331355A JP2002142162A JP 2002142162 A JP2002142162 A JP 2002142162A JP 2000331355 A JP2000331355 A JP 2000331355A JP 2000331355 A JP2000331355 A JP 2000331355A JP 2002142162 A JP2002142162 A JP 2002142162A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送中のビットエラーがあっても、受信時に
画面上で、そのビットエラーによる画像品質の劣化を目
立たなくするようにしたディジタル放送受信機である。 【解決手段】 エラーマクロブロックのアドレスを記録
するアドレスメモリ手段11と、ビットエラーを検出す
るエラー検出手段12と、記録された上記アドレスを適
宜のタイミングでクリアするリセット手段13と、該ビ
ットエラーに起因する画像品質の劣化を視覚的に抑制す
る処理を行うエラー処理手段14を備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル放送受
信機、特に、該装置において、圧縮ビデオストリーム例
えばMPEGビデオストリームを復号する復号処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図22は、ディジタル放送受信機の一般
的な概略構成を示す図である。本図において、ディジタ
ル放送受信機1は、例えばOFDM(Orthogonal Frequ
ency Division Multiplex)方式により変調された信号を
アンテナ2にて受信し、無線周波増幅部(RF)3にて
増幅する。その増幅信号は、復調部(DEC)にてトラ
ンスポートストリーム(TS)として再生され、さら
に、ディジタル/アナログ変換部(D/A)5を介し
て、アナログオーディオ信号およびアナログビデオ信号
に変換されて、スピーカ6およびディスプレイ7にそれ
ぞれ供給される。この場合、ディスプレイ7に対しては
通常、上記TSより抽出されたMPEGビデオストリー
ムとして再生されこれに供給される。
【0003】上記の構成の中で、本発明は復調部(DE
C)4に関係し、特に上記TSより抽出されたMPEG
ビデオストリームに含まれるエラーに対する処理機能も
備えた復調処理装置に関係する。ここで本発明に関連す
る一般事項について図を参照して簡単に触れておく。図
23はトランスポートストリームを階層構造で表す図で
ある。
【0004】図22の復調部4に入力される信号はトラ
ンスポートストリームTS(Transport Stream) の形式
を有し、一連のTSパケットからなる。各TSパケット
は、それぞれのパケットID(PID)が付与されると
共に、TSヘッダの部分と放送のコンテンツを含むTS
ペイロードの部分とを有してなる。
【0005】これらTSペイロードは、パケット化エレ
メンタリストリームPES(Packetized Elementary St
ream) を構成し、またセクション(Section)を構成す
る。セクションは、サービス情報SI(Service Inform
ation)またはプログラム特定情報PSI(Program Spec
ific Information) を含む。上記PESは、PESペイ
ロードを含み、該PESペイロードは、さらにエレメン
タリストリームES(Elementary Stream)を構成する。
そしてこのESは、主として、オーディオ用のオーディ
オESとビデオ用のビデオESとに区分される。後者の
ビデオESは一般にMPEG方式により圧縮されてお
り、本発明ではこれをMPEGビデオストリームと称す
る。なお本発明はMPEG方式以外の圧縮方式にも適用
可能であるが、MPEGビデオストリームを例にとって
以下の説明を行う。
【0006】図24はMPEGビデオストリームを階層
構造で表す図である。この階層構造は、最上位のシーケ
ンス層から、GOP(Group of Picture) 層、ピクチャ
層、スライス層、マクロブロック層を経て、最下位のブ
ロック層に至る。このブロック層は、ビデオ情報の最小
基本単位であるDCT(Discrete Cosine Transform)ブ
ロックからなり、このDCTブロックは8×8画素で構
成される。
【0007】このDCTブロックは複数集ってマクロブ
ロックMB(Macro Block)を形成する。各マクロブロッ
クは、Y成分(輝度成分)と、U,V成分(色差成分)
の各情報を含む。このようなマクロブロックMBが複数
集ってスライス層をなし、このスライス層のスライスを
複数積み上げると、ピクチャ層のピクチャとなる。本図
ではMPEG2によるピクチャとMPEG1によるピク
チャが示されている。
【0008】このようなピクチャ構造をもって、GOP
層のIピクチャ、BピクチャおよびPピクチャが構成さ
れる。このようなGOPを複数、各シーケンスヘッダS
H(Sequence Header)を挟んで、シリーズに配列してシ
ーケンス層が形成され、MPEGビデオストリームとな
る。なお、MPEGではVLC(Variable Length Cod
e) を用いて送信側での符号化が行われているので、こ
れを図4に示す。
【0009】図25はVLC(Variable Length Code)
の一部を示すテーブル(その1)、図26は同テーブル
(その2)である。図25および図26のテーブルは、
DCT(Discrete Cosine Transform)係数のラン(run)
とレベル(level)の組合せにそれぞれ対応させたVLC
が割り当てられており、ハフマンコードを用いている。
発生頻度の高い組合せには短いコード、発生頻度の低い
組合せには長いコードが割り振られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル放送で利用
される上記のMPEGビデオストリーム等の圧縮ビデオ
ストリームに含まれる伝送エラーは、インタリーブおよ
び誤り訂正機能により回復可能であり、通常はこのよう
な伝送エラー処理を経て、圧縮(MPEG)ビデオスト
リームとして復号部(DEC)4にて復号される。
【0011】ところが、その伝送エラー処理によって回
復できるのはある程度までの伝送エラーであり、回復で
きずに残ったビットエラーはそのまま画像劣化として残
り、人間の眼に感じる視覚的な画像品質の低下を引き起
こす、という問題がある。また、ひとたびビットエラー
が発生すると、復号部4の復号過程で、上記VLCの参
照を多用すること、差分情報を使用すること、画像予測
復号が行われること等に起因して、1ビットのビットエ
ラーが多大な画像劣化をもたらす場合があり、このよう
な場合は、視覚的な画像品質が最悪になる、という問題
もある。
【0012】したがって本発明は上記問題点に鑑み、1
ビットまたは複数ビットのビットエラーが発生したとし
ても、人間の眼に感じる視覚的な画像品質の劣化を最小
限に抑えることのできる復号処理を行う、ディジタル放
送受信機の復号処理装置を提供することを目的とするも
のである。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る復調
装置の全体構成を示す図である。本図において、本発明
に係る復調装置10は、まず図22に示す復調部(DE
C)4を内包し、無線周波部(RF)3を介して放送波
を受信して、MPEGビデオストリームを再生する機能
を備える。ここに、このMPEGビデオストリームは一
連のマクロブロックMBからなり、かつ、各マクロブロ
ックMBは複数のDCTブロックで構成される(図24
参照)。
【0014】復調装置10は、上記復調部4と協働する
4つの手段の少なくとも1つをさらに含んで構成され
る。図示するアドレスメモリ手段11、エラー検出手段
12、リセット手段13およびエラー処理手段14であ
る。ただし、このうち少なくともアドレスメモリ手段1
1は必須の手段である。このアドレスメモリ手段11
は、ビットエラーが発生したDCTブロックを含む少な
くとも1つのエラーマクロブロックがあるとき、当該エ
ラーマクロブロックのアドレスを記録する。
【0015】エラー検出手段12は、上記のビットエラ
ーの発生を検出する。リセット手段13は、アドレスメ
モリ手段11に記録されたアドレスをリセットする。こ
のリセットは、所期のエラー処理の実行を終了した後に
行われる。そして、このエラー処理を行うのがエラー処
理手段14である。エラー処理手段14は、エラー検出
手段12によりビットエラーの発生が検出されたとき、
このビットエラーに起因する画像品質の劣化を視覚的に
抑制するようにエラー処理を行う。
【0016】かくして、本発明に係る復調装置10はま
ずエラーマクロブロックのアドレスを記録することを基
本とする。このために、ビットエラー検出手段12があ
り、他方、リセット手段13がある。アドレスが記録さ
れたエラーマクロブロックに対しては、画像品質の劣化
を抑制するようなエラー処理がエラー処理手段14によ
りなされる。つまり1画面中にビットエラーを含むDC
Tブロックが存在したとしても、これを当該画面内で目
立たなくするようなエラー処理を施す。これを行うのが
エラー処理手段14である。このエラー処理には、種々
の態様があるが、これらについて後に詳述する。
【0017】
【発明の実施の形態】図2はアドレスメモリ手段11に
よる記録の第1の態様を表す図である。なお、全図を通
じて同様の構成要素には同一の参照番号または記号を付
して示す。本図において、21はディスプレイイメージ
で表した1画面であり、複数のマクロブロック22(図
24のMB)により構成される。また各マクロブロック
22は所定個数のDCTブロック(図24のDCTブロ
ック)からなる。
【0018】本図の例によれば、ハッチングを付したD
CTブロックにビットエラーが含まれており、これをD
CTブロック23′として示す。そして、このようなビ
ットエラーを含むDCTブロック23′が存在するマク
ロブロック22を、エラーマクロブロック22′として
表す。マクロブロック22は、「1」→「2」→「3」
…の順番で1画面21内に配置されるが、このうち3番
目のマクロブロックがエラーマクロブロック22′とな
る。
【0019】そこで、このエラーマクロブロック22′
のアドレスを、アドレスメモリ手段11例えばRAMに
記録する。なお、該アドレスは、各マクロブロック内の
所定ビット位置にもともと書き込まれている。図3はア
ドレスメモリ手段11による記録の第2の態様を表す図
である。この第2の態様は、既述した2つの問題点のう
ちの後者の問題を解決するのに特に適している。すなわ
ち、アドレスメモリ手段11は、1つのエラーマクロブ
ロック22′に続き次のスライス開始コードSSCが検
出されるまでの一連のマクロブロック22(「4」→
「5」→…→「7」)の各アドレスも記録する。
【0020】これは1ビットエラーが、当該スライス内
で、後続のマクロブロック全てに影響を及ぼすことに着
目し、これらマクロブロック(「4」…「7」)もエラ
ーマクロブロックと見なして、これらのアドレスも記録
するようにする。次にエラー検出手段12について見て
みる。その第1の態様によれば、エラー検出手段12
は、MPEGビデオストリームを構成する各TSパケッ
トを監視し、異常なTSパケットからビットエラーを検
出する。
【0021】前述した図23のTSパケットから、特に
そのTSヘッダから異常なTSパケットを検出すること
ができる。さらに詳細には図4を参照して明らかにす
る。図4は異常TSパケットの検出例を説明するフォー
マット図である。本図は1つの多重化TSパケットをビ
ット展開したフォーマットを示し、特にこの中で注目す
べき情報エリアは、左から9ビット目の“エラーインジ
ケータ”フラグである。TSパケット内にエラーが含ま
れていることが、例えばCRC演算等により割り出され
たときは、この“エラーインジケータ”フラグが0から
1になる。この1を監視することにより異常の有無が分
かる。
【0022】次にエラー検出手段12の第2の態様につ
いて見てみる。この第2の態様によれば、エラー検出手
段14は、MPEGビデオストリームを構成する各DC
Tブロック内のハフマンコードをその復号過程で監視
し、異常なハフマンコードからビットエラーを検出す
る。このハフマンコードについては既に図25および図
26のテーブルで例示している。もしこのテーブルに合
致しないハフマンコードが見つかれば一応それはビット
エラーであると推定してエラー検出する。
【0023】次にリセット手段13について見てみる。
一旦アドレスメモリ手段11に記録されたアドレスは、
本発明に基づくエラー処理が終了したときは遅滞なくク
リアしておく必要がある。これがリセットである。第1
の態様のもとでのリセット手段13は、エラー回復ポイ
ントを検出したとき、記録されたアドレスをリセットす
る。このエラー回復ポイントは、一旦発生したビットエ
ラーの影響が、当該マクロブロックのみならずこれに続
く一連のマクロブロックに波及した場合に、これをある
ポイントで断ち切って元の正常状態に回復させるために
採用される。この回復ポイントとしては、階層開始コー
ドの中のいずれかを利用することができる。
【0024】図5は各種階層開始コードを示す図であ
る。上記第1の態様のリセット手段13において用いて
好適な上記回復ポイントは、図5内の(a)欄に示す
“GOP層の開始”を示すGOP層開始コード(group st
art code) である。なお、図3に示したスライス開始
コードSSCは、図5内の(b)欄に slice start
codeとして示されている。
【0025】この図5について説明を補足すると次のと
おりである。MPEGビデオストリームの階層構造を実
現するために、開始コードと呼ばれる特別のコードがあ
る。開始コードは8ビットであるが、パラメータやフラ
グのビットストリームが開始コードと一致するパターン
を形成しないために、24ビットの接頭語(16進表示
で0x000001)を開始コードの先頭に付加し、合
計32ビットのコードとして使用する。ほとんどの開始
コードは固定値であるが、スライスの垂直位置を表す開
始コードである前述のスライス開始コードSCSは変数
値である。
【0026】さらに第2の態様について説明する。この
第2の態様のもとでのリセット手段13は、最後のエラ
ーマクロブロックが発生した後、一定時間内に新たなエ
ラーマクロブロックが発生しなかったとき、記録された
アドレスをリセットする。図6は第2の態様に係るリセ
ット手段13を説明するための図である。本図中、上記
最後のエラーマクロブロックは時刻T1で発生し、その
後上記一定時間tが経過するまでに、新たなエラーマク
ロブロックが出現しなければ、図中の時刻T2で、リセ
ット手段13によるアドレスメモリ手段11内の記録ア
ドレスをリセットする。なお、一定時間tは任意に決め
るものであるが、例えばIピクチャが所定数出現するま
での時間によって定めることができる。
【0027】上記の第1の態様ではリセットのタイミン
グを、一例として、GOP層開始コードの出現タイミン
グで決めていたが、このようなGOP層が常に存在する
とは限らない。すなわち、MPEG1ではそのGOP層
の存在は必須であるが、MPEG2では通常そのような
GOP層は含まれていない。そこで、後者のMPEG2
に対処するような場合には、上記一定時間tの経過によ
るリセットが有効となる。
【0028】次にエラー処理手段14について説明す
る。この手段14は、前述のとおり、ビットエラーに起
因するすなわちエラーマクロブロック23′による、1
画面21の画像品質の劣化を視覚的に抑制するようにエ
ラー処理するものである。このエラー処理の各種態様は
後に詳しく述べる。エラー処理手段14として最初にな
すべきことは、エラー処理を実行するかしないかの判断
である。
【0029】図7はエラー処理実行の可否判断について
説明するための図である。概括的に言えば、エラー処理
手段14は、1画面21内のマクロブロック22の数に
対する1画面21内に出現したエラーマクロブロック2
2′の数の割合が所定の閾値を超えたときに、エラー処
理を実行する。本図の例に従えば、1画面21中の全マ
クロブロック22(22′を含む)の数は100であ
る。そしてこの1画面21中に出現したエラーマクロブ
ロック22′の数は3である(エラーDCTブロック2
3′の数)。なお、この数3はアドレスメモリ手段11
をアクセスすれば即座に判明する。一方、上記の数10
0は固定値である。
【0030】そうすると全マクロブロックの数(10
0)に対するエラーマクロブロックの数(3)の上記の
割合は「3/100」となる。ここでその割合について
所定の閾値を予め設定し、例えば「2/100」をその
割合の閾値とすれば、図7の例では、エラー処理を実行
しなければならない。エラー処理を実行することになっ
たとき、そのエラー処理の具体的な手法には種々ある。
【0031】第1のエラー処理手法のもとでは、エラー
処理手段14は、PピクチャおよびBピクチャの再生時
に、ビットエラーの発生を検出したときは、これらのピ
クチャの再生のために、時間的にその前後に現れるピク
チャの参照を禁止する。第2のエラー処理手法のもとで
は、エラー処理手段14は、PピクチャおよびBピクチ
ャの再生時に、ビットエラーの発生を検出したときは、
これらのピクチャの再生を禁止すると共に、Iピクチャ
のみの復号を行う。
【0032】第3のエラー処理手法のもとでは、エラー
処理手段14は、PピクチャおよびBピクチャの再生時
に、前記の割合が所定の閾値(図7での「3/10
0」)を超えたときは、これらのピクチャの再生を禁止
すると共に、Iピクチャのみの復号を行う。上記第1の
エラー処理手法によれば、正常でない隣接ピクチャは参
照しないことによって、最低限の画像品質を維持するこ
とができる。
【0033】上記第2のエラー処理手法(ならびに第3
のエラー処理手法)によれば、再生画像の劣化が見込ま
れるPピクチャおよびBピクチャの各復号は行わず、こ
ま落し画像とすることによって最低限の画像品質を維持
する。以上の第1〜第3のエラー処理手法の理解を助け
るために、図8を示しておく。
【0034】図8はIピクチャ、PピクチャおよびBピ
クチャ間の相互関連を表す図である。MPEGは、動画
像を高能率圧縮とランダムアクセスの要求を満たすた
め、ビデオシーケンス内のピクチャを図8に示すように
3つのタイプに分類して符号化を行っている。
【0035】Iピクチャ(Intra coded picture):他
のピクチャの情報を使用せず、JPEGのようにそれ自
身のピクチャ情報のみで符号化される。第2および第3
のエラー処理手法は、この性質を利用している。 Pピクチャ(Predictive coded picture):過去のI
ピクチャまたは、Pピクチャを参照ピクチャとして、時
間軸上で前向き動き予測符号化される。第1〜第3のエ
ラー処理手法は、この性質を考慮している。
【0036】Bピクチャ(Bidirectionally predictive
coded picture):過去と将来のIピクチャまたはP
ピクチャを参照ピクチャとして、時間軸上で前向きおよ
び後ろ向き動き予測符号化される。第1〜第3のエラー
処理手法は、この性質を考慮している。上記第1〜第3
のエラー処理手法に続いて、さらに第4、第5および第
6のエラー処理手法について述べる。
【0037】第4のエラー処理手法のもとでのエラー処
理手段14は、1画面21中にエラーマクロブロック2
2′が存在するときは、この1画面21全体のマクロブ
ロック22に対し、(i)色差成分(U,V)の量子化
スケール値および(ii)輝度成分(Y)の量子化スケ
ール値のうちの高域成分に属する量子化スケール値、の
少なくとも一方、を調整する。
【0038】第5のエラー処理手法のもとでのエラー処
理手段14は、1画面21中にエラーマクロブロック2
2′が存在するときは、このエラーマクロブロック2
2′を包囲する周辺マクロブロックに対し、(i)色差
成分(U,V)の量子化スケール値および(ii)輝度
成分(Y)の量子化スケール値のうちの高域成分に属す
る量子化スケール値、の少なくとも一方、を調整する。
【0039】第6のエラー処理手法のもとでのエラー処
理手段14は、1画面21について前述した図7におい
て説明した割合(エラーマクロブロック数/全マクロブ
ロック数)が所定の閾値を超えたときは、この1画面2
1全体のマクロブロック22に対し、(i)色差成分
(U,V)の量子化スケール値および(ii)輝度成分
(Y)の量子化スケール値のうちの高域成分に属する量
子化スケール値、の少なくとも一方、を調整する。
【0040】以上の第4〜第6のエラー処理手法はいず
れも、エラーマクロブロックに起因する局所的な視覚的
劣化を軽減すること、すなわち目立たなくすることを意
図したものである。図9は第4のエラー処理手法におい
て色差成分のみを調整する場合を表す図である。
【0041】本図において、1画面21全体にハッチン
グを付した部分(U,V)は、色差成分(U,V)の量
子化スケール値を、エラーマクロブロック22′が目立
たなくなるように調整したことを表す。図10は第4の
エラー処理手法において輝度成分のみを調整する場合を
表す図である。
【0042】本図において、1画面21全体にハッチン
グを付した部分(Y)は、輝度成分(Y)の量子化スケ
ール値のうちの高域成分に属する量子化スケール値のみ
を、エラーマクロブロック22′が目立たなくなるよう
に調整したことを表す。図11は第4のエラー処理手法
において色差成分と輝度成分の双方を調整する場合を表
す図である。
【0043】本図において、1画面21全体にハッチン
グを付した部分(U,V)および(Y)は、色差成分
(U,V)の量子化スケール値と、輝度成分(Y)の量
子化スケール値のうちの高域成分に属する量子化スケー
ル値とを、エラーマクロブロック22′が目立たなくな
るように調整したことを表す。図12は第5のエラー処
理手法において色差成分のみを調整する場合を表す図で
ある。
【0044】本図において、エラーマクロブロック2
2′の周辺マクロブロックに対しハッチングを付した部
分(U,V)は、色差成分(U,V)の量子化スケール
値のみを、エラーマクロブロック22′が目立たなくな
るように調整したことを表す。図13は第5のエラー処
理手法において輝度成分のみを調整する場合を表す図で
ある。
【0045】本図において、エラーマクロブロック2
2′の周辺マクロブロックに対しハッチングを付した部
分(Y)は、輝度成分(Y)の量子化スケール値のうち
の高域成分に属する量子化スケール値のみを、エラーマ
クロブロック22′が目立たなくなるように調整したこ
とを表す。図14は第5のエラー処理手法において色差
成分と輝度成分の双方を調整する場合を表す図である。
【0046】本図において、エラーマクロブロック2
2′の周辺マクロブロックに対しハッチングを付した部
分(U,V)および(Y)は、色差成分(U,V)の量
子化スケール値と、輝度成分(Y)の量子化スケール値
のうちの高域成分に属する量子化スケール値とを、エラ
ーマクロブロック22′が目立たなくなるように調整し
たことを表す。
【0047】図15は第6のエラー処理手法において色
差成分のみを調整する場合を表す図である。本図におい
て、1画面21全体にハッチングを付した部分(U,
V)は、色差成分(U,V)の量子化スケール値のみ
を、エラーマクロブロック22′が目立たなくなるよう
に調整したことを表す。
【0048】図16は第6のエラー処理手法において輝
度成分のみを調整する場合を表す図である。本図におい
て、1画面21全体にハッチングを付した部分(Y)
は、輝度成分(Y)の量子化スケール値のうちの高域成
分に属する量子化スケール値のみを、エラーマクロブロ
ック22′が目立たなくなるように調整したことを表
す。
【0049】図17は第6のエラー処理手法において色
差成分と輝度成分の双方を調整する場合を表す図であ
る。本図において、1画面21全体にハッチングを付し
た部分(U,V)および(Y)は、色差成分(U,V)
の量子化スケール値と、輝度成分(Y)の量子化スケー
ル値のうちの高域成分に属する量子化スケール値とを、
エラーマクロブロック22′が目立たなくなるように調
整したことを表す。
【0050】以上の第4〜第6のエラー処理手法の理解
を助けるために、図18と図19を示しておく。図18
は量子化スケール値を説明するための一般的な概念図で
あり、図19は一般的なジグザグ変換を表す図である。
まず図18を参照しながら、〔RGB←→YUV変換〕
と、〔DCT変換〕と、〔量子化〕と、〔エントロピー
符号化(ハフマン符号化)〕について説明するが、この
うち、上記第4〜第6のエラー処理手法については、特
に〔量子化〕が関係する。 〔RGB←→YUV変換〕YUV信号は、色を輝度成分
(Y)と色差成分〔青み(U)と赤み(V)〕に分解す
るカラーモデルであり、人間の視覚が色味の変化より明
るさの変化に敏感に反応する性質を利用して色味の情報
を簡素化する時、一度YUV信号へデータ変換する必要
がある。 〔DCT変換〕画像を周波数で処理することを考える
と、画像の中で周波数の高い成分とは、細かい図柄が多
く明暗の差が大きい箇所であり、周波数の低い部分と
は、大まかな図柄が占め明暗の差があまりない箇所を指
す。一般に、画像の高周波成分が欠けていても、それほ
ど画像品質の劣化を感じることはない。従って画像デー
タを周波数成分に変換し、その高周波成分を省くことに
より画像劣化を最小限に抑えながらデータ量を少なくす
ることができる。
【0051】JPEGでは、DCT(離散コサイン変
換)と呼ばれる周波数スペクトルを計算する方法を採用
している。DCT変換はDCTブロックと呼ぶ8×8画
素から構成されるブロック単位(2次元配列)で行い6
4個のDCT変換係数を生成する。 〔量子化〕DCT変換で生成されたDCT変換係数は量
子化と呼ぶ手続きを経て精度を制限される。これはあら
かじめ定められた量子化テーブルに用意された因数でD
CT変換係数を割った整数値で丸められる。
【0052】一般的に、量子化テーブルは輝度成分と色
差成分UVにつきそれぞれ1種類ずつ用意される。量子
化テーブルの因数は空間周波数が高いほど大きくなり、
実際に量子化を行うと色差成分において量子化変換され
たDCT係数は、その大部分が0になるようになってい
る。すなわちこの量子化の手法により、画像における冗
長度が省略されると共に、元のデータの一部を喪失する
ことになる。 〔エントロピー符号化(ハフマン符号化)〕ハフマン符
号化とは、発生確率の高いデータに対しては短い符号長
の符号語を割り当てることによって平均符号長(データ
量)を小さくしようとする可逆圧縮手法である。DCT
変換および量子化されたデータ列(2次元配列)は、そ
の大部分が0となっている(発生確率が高い)。さらに
ハフマン符号前処理としてDCTブロックをジグザグ変
換(1次元配列)すると高能率圧縮が可能となる。
【0053】このジグザグ変換は図19に表されてい
る。DCTブロックで見た場合、DCT変換係数をこの
ジグザグの矢印の順番に並べると、高域成分は、本図の
1ヶ所(右下)に向って集中する。上記第6のエラー処
理手法(図15〜図17)において、前述の割合(図7
で説明)が所定の閾値(「2/100」)を超えたとき
に、量子化スケール値を調整することについて述べた
が、この所定の閾値を複数段階的に設定し、各段階の閾
値を超える毎に、調整の度合いを強めるようにしても良
い。すなわち量子化スケール値を変える。このようにす
れば、より適応的に視覚的な画像品質を変えることがで
きる。
【0054】図20は量子化スケール値を段階的に変え
ることを表す図(その1)であり、図21は同図(その
2)である。図20および図21の場合は、図7で一例
として説明した割合の閾値である「2/100」にさら
に「6/100」を加えたものである。図20の場合は
エラーマクロブロック22′の数が5であり、閾値「2
/100」を超え閾値「6/100」以下である。図2
1の場合は、エラーマクロブロック22′の数が8で、
閾値「6/100」を超えている。
【0055】かくしてエラーマクロブロックの数に対し
て適応的に量子化スケール値を変え、エラーブロックが
なるべく目立たないようにすることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、M
PEGビットストリームから再生された画像において、
人間の眼に感じる視覚的な画像品質の劣化を極力目立た
なくすることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る復調装置の全体構成を示す図であ
る。
【図2】アドレスメモリ手段11による記録の第1の態
様を表す図である。
【図3】アドレスメモリ手段11による記録の第2の態
様を表す図である。
【図4】異常TSパケットの検出例を説明するフォーマ
ット図である。
【図5】各種階層開始コードを示す図である。
【図6】第2の態様に係るリセット手段13を説明する
ための図である。
【図7】エラー処理実行の可否判断について説明するた
めの図である。
【図8】Iピクチャ、PピクチャおよびBピクチャ間の
相互関連を表す図である。
【図9】第4のエラー処理手法において色差成分のみを
調整する場合を表す図である。
【図10】第4のエラー処理手法において輝度成分のみ
を調整する場合を表す図である。
【図11】第4のエラー処理手法において色差成分と輝
度成分の双方を調整する場合を表す図である。
【図12】第5のエラー処理手法において色差成分のみ
を調整する場合を表す図である。
【図13】第5のエラー処理手法において輝度成分のみ
を調整する場合を表す図である。
【図14】第5のエラー処理手法において色差成分と輝
度成分の双方を調整する場合を表す図である。
【図15】第6のエラー処理手法において色差成分のみ
を調整する場合を表す図である。
【図16】第6のエラー処理手法において輝度成分のみ
を調整する場合を表す図である。
【図17】第6のエラー処理手法において色差成分と輝
度成分の双方を調整する場合を表す図である。
【図18】量子化スケール値を説明するための一般的な
概念図である。
【図19】一般的なジグザグ変換を表す図である。
【図20】量子化スケール値を段階的に変えることを表
す図(その1)である。
【図21】量子化スケール値を段階的に変えることを表
す図(その2)である。
【図22】ディジタル放送受信機の一般的な概略構成を
示す図である。
【図23】トランスポートストリームを階層構造で表す
図である。
【図24】MPEGビデオストリームを階層構造で表す
図である。
【図25】VLC(Variable Length Code) の一部を示
すテーブル(その1)である。
【図26】VLC(Variable Length Code) の一部を示
すテーブル(その2)である。
【符号の説明】
1…ディジタル放送受信機 3…無線周波増幅部(RF) 4…復調部(DEC) 5…D/A 10…復調装置 11…アドレスメモリ手段 12…エラー検出手段 13…リセット手段 14…エラー処理手段 21…1画面 22…マクロブロック(MB) 22′…エラーマクロブロック 23…DCTブロック 23′…エラーDCTブロック

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送波を受信して、圧縮ビデオストリー
    ムを再生する機能を備える装置であって、該圧縮ビデオ
    ストリームは一連のマクロブロックからなり、かつ、各
    該マクロブロックは複数のDCTブロックで構成され
    る、ディジタル放送受信機の復調処理装置において、 ビットエラーが発生したDCTブロックを含む少なくと
    も1つのエラーマクロブロックがあるとき、当該エラー
    マクロブロックのアドレスを記録するアドレスメモリ手
    段をさらに備えることを特徴とするディジタル放送受信
    機の復調処理装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレスメモリ手段は、1つの前記
    エラーマクロブロックに続き次のスライス開始コードが
    検出されるまでの一連のマクロブロックの各アドレスも
    記録することを特徴とする請求項1に記載の復調処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ビットエラーの発生を検出するエラ
    ー検出手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に
    記載の復調処理装置。
  4. 【請求項4】 前記エラー検出手段は、前記圧縮ビデオ
    ストリームを構成する各TSパケットを監視し、異常な
    TSパケットから前記ビットエラーを検出することを特
    徴とする請求項3に記載の復調処理装置。
  5. 【請求項5】 前記エラー検出手段は、前記圧縮ビデオ
    ストリームを構成する各前記DCTブロック内のハフマ
    ンコードをその復号過程で監視し、異常なハフマンコー
    ドから前記ビットエラーを検出することを特徴とする請
    求項3に記載の復調処理装置。
  6. 【請求項6】 前記アドレスメモリ手段に記録された前
    記アドレスをリセットするリセット手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の復調処理装置。
  7. 【請求項7】 前記リセット手段は、エラー回復ポイン
    トを検出したとき、記録された前記アドレスをリセット
    することを特徴とする請求項1に記載の復調処理装置。
  8. 【請求項8】 前記リセット手段は、最後の前記エラー
    マクロブロックが発生した後、一定時間内に新たなエラ
    ーマクロブロックが発生しなかったとき、記録された前
    記アドレスをリセットすることを特徴とする請求項1に
    記載の復調処理装置。
  9. 【請求項9】 前記エラー検出手段により前記ビットエ
    ラーの発生が検出されたとき、該ビットエラーに起因す
    る画像品質の劣化を視覚的に抑制するエラー処理を行う
    エラー処理手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    3に記載の復調処理装置。
  10. 【請求項10】 前記エラー処理手段は、1画面内の前
    記マクロブロックの数に対する該1画面内に出現した前
    記エラーマクロブロックの数の割合が所定の閾値を超え
    たときに、前記エラー処理を実行することを特徴とする
    請求項9に記載の復調処理装置。
  11. 【請求項11】 前記エラー処理手段は、Pピクチャお
    よびBピクチャの再生時に、前記ビットエラーの発生を
    検出したときは、これらのピクチャの再生のために、時
    間的にその前後に現れるピクチャの参照を禁止すること
    を特徴とする請求項9に記載の復調処理装置。
  12. 【請求項12】 前記エラー処理手段は、Pピクチャお
    よびBピクチャの再生時に、前記ビットエラーの発生を
    検出したときは、これらのピクチャの再生を禁止すると
    共に、Iピクチャのみの復号を行うことを特徴とする請
    求項9に記載の復調処理装置。
  13. 【請求項13】 前記エラー処理手段は、Pピクチャお
    よびBピクチャの再生時に、前記割合が所定の閾値を超
    えたときは、これらのピクチャの再生を禁止すると共
    に、Iピクチャのみの復号を行うことを特徴とする請求
    項10に記載の復調処理装置。
  14. 【請求項14】 前記エラー処理手段は、1画面中に前
    記エラーマクロブロックが存在するときは、該1画面全
    体の前記マクロブロックに対し、 (i)色差成分(U,V)の量子化スケール値および
    (ii)輝度成分(Y)の量子化スケール値のうちの高
    域成分に属する量子化スケール値、 の少なくとも一方、を調整することを特徴とする請求項
    9に記載の復調処理装置。
  15. 【請求項15】 前記エラー処理手段は、1画面中に前
    記エラーマクロブロックが存在するときは、該エラーマ
    クロブロックを包囲する周辺マクロブロックに対し、 (i)色差成分(U,V)の量子化スケール値および
    (ii)輝度成分(Y)の量子化スケール値のうちの高
    域成分に属する量子化スケール値、の少なくとも一方、
    を調整することを特徴とする請求項9に記載の復調処理
    装置。
  16. 【請求項16】 前記エラー処理手段は、前記1画面に
    ついて前記割合が所定の閾値を超えたときは、該1画面
    全体の前記マクロブロックに対し、 (i)色差成分(U,V)の量子化スケール値および
    (ii)輝度成分(Y)の量子化スケール値のうちの高
    域成分に属する量子化スケール値、の少なくとも一方、
    を調整することを特徴とする請求項10に記載の復調処
    理装置。
  17. 【請求項17】 前記所定の閾値を複数段階的に設定
    し、各段階の該閾値を超える毎に、前記調整の度合いを
    強めることを特徴とする請求項16に記載の復調処理装
    置。
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