JP2002141968A - データパケット転送方法および装置 - Google Patents

データパケット転送方法および装置

Info

Publication number
JP2002141968A
JP2002141968A JP2001270240A JP2001270240A JP2002141968A JP 2002141968 A JP2002141968 A JP 2002141968A JP 2001270240 A JP2001270240 A JP 2001270240A JP 2001270240 A JP2001270240 A JP 2001270240A JP 2002141968 A JP2002141968 A JP 2002141968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
stream
data packet
packets
extended
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001270240A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3425140B2 (ja
Inventor
Carsten Burmeister
ブルマイスター カールステン
Rolf Hakenberg
ハーケンベルク ロルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Publication of JP2002141968A publication Critical patent/JP2002141968A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3425140B2 publication Critical patent/JP3425140B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/04Protocols for data compression, e.g. ROHC
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/22Parsing or analysis of headers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮されたヘッダを有するデータパケットを
パケットストリームの形で転送する方法および装置にお
いて、圧縮効率とロバスト性の両方を向上させる。 【解決手段】 ヘッダを圧縮する際に使用したコンテク
ストを示すデータを含んだ更新パケットと非更新パケッ
トを転送する。パケットストリームの不規則な変化を検
出し(200)、パケットストリームの少なくとも1つ
のパラメータ(N2,N3)を求める(220,24
0)。求めたパラメータに応じて、それぞれ上記不規則
な変化に関する情報を含んだ拡張更新パケットもしくは
拡張非更新パケットのどちらか一方を転送する(26
0,270)。さらに、本発明は、上記パケットストリ
ームのパラメータを推定する工程と安全係数を適用する
工程を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信頼性を保証しな
い伝送路上でデータパケットをパケットストリームの形
で転送する方法および装置に関し、特に、圧縮されたヘ
ッダを有するデータパケットの転送に関する。
【0002】
【従来の技術】端末間でデータを転送する通信技術はい
くつか存在するが、そのうちで最も一般的に利用される
技術はセルラ電話とインタネットである。また、インタ
ネット電話などのメディアオンデマンドの会話型サービ
スも開発されている。これらのサービスの大部分は音声
と画像のコンテンツを含む実時間データの転送を必要と
している。
【0003】そのような目的の手段となるのが、リアル
タイムデータ転送プロトコル、すなわちRTP(Real-ti
me Transport Protocol)である。このRTPはリアルタ
イムあるいはそれに近い形でデータを転送するインタネ
ットプロトコルである。RTP自体はリアルタイムのデ
ータ配信を保証しないが、送信側および受信側アプリケ
ーションがデータのストリーミングをサポートするため
の仕組みを提供する。通常、RTPはユーザデータグラ
ムプロトコル、すなわちUDP(User DatagramProtoco
l)の上位プロトコルとして機能する。UDPはコネクシ
ョンレス型のプロトコルであり、伝送制御プロトコル、
すなわちTCPと同様にIPネットワークの上位層で機
能する。TCP/IPとは異なり、UDP/IPは、誤
り回復サービスを提供しないかわりに、IPネットワー
ク上でデータグラムを送受信する直接的な方法を提供す
る。
【0004】RTPは固定型ネットワーク用に開発され
たものであるが、移動体ネットワークにも使用可能であ
る。しかしながら、移動体ネットワーク上でRTPを使
用する際の問題点は、移動体伝送路内の帯域幅が限定さ
れていることである。これは、RTP、UDPおよびI
Pの各プロトコルがそれぞれ独自のヘッダを有している
ことによるものである。その場合、パケットは、リンク
層のフレーム指示に加えて、20バイトのIPヘッダ
と、8バイトのUDPヘッダと、12バイトのRTPヘ
ッダを含む少なくとも合計40バイトにもなるヘッダを
有することになる。
【0005】このヘッダは非常に冗長であるので、オー
バーヘッドを小さくするために、ヘッダ圧縮機構が開発
されている。ヘッダ圧縮プロトコルは、ヘッダの冗長性
をなくし、情報を効率的に符号化する。これにより、元
のヘッダを最善で1バイトまで圧縮させることができ
る。
【0006】ヘッダ圧縮プロトコルを用いたシステムを
図1に示す。送信器は、元のヘッダを圧縮するために使
用するコンプレッサ100を備えている。圧縮されたヘ
ッダは、受信器に送信され、そこでデコンプレッサ11
0により伸張される。
【0007】コンテクスト120は、コンプレッサがヘ
ッダを圧縮するために使用する状態のことである。コン
テクストは変数の集合であり、基本的に最新のヘッダの
ヘッダフィールドの非圧縮バージョンからなる。実際の
ヘッダフィールドの他に、コンテクストは、連続する一
連のパケット間で一定であると検出されたヘッダフィー
ルドの一次差分など、さらに変数を備えている。さら
に、コンテクストは、例えば、代表的なパケット間のシ
ーケンス番号やタイムスタンプの増分など、パケットス
トリームを記述する情報も含んでいる。
【0008】動作時には、コンプレッサ100とデコン
プレッサ110は共通のコンテクストを維持することが
要求される。デコンプレッサ110のコンテクスト13
0がコンプレッサ100のコンテクスト120と一致し
ていない場合は、ヘッダの伸張に失敗する。この状況
は、データパケットが信頼性の保証がない伝送路、例え
ば、無線伝送路上で転送される場合に起こる。それは、
そのような場合には、パケットがコンプレッサ100と
デコンプレッサ110との間で喪失したり一部が欠けた
りするからである。
【0009】したがって、デコンプレッサ110のコン
テクスト130が無効になると、再同期化手続を開始す
る必要がある。この目的のため、コンプレッサ100の
コンテクスト120に含まれている情報をデコンプレッ
サ110に転送する更新パケット(以下、UPパケット
と称する)が設けられている。UPパケットを使用する
ことにより、コンテクスト130が更新される。
【0010】ヘッダ圧縮スキーマの性能は、2つのパラ
メータ、すなわち、圧縮効率とロバスト性で説明するこ
とができる。ロバストなスキーマは、パケットをさらに
喪失したり、誤りをさらに導いたり、帯域幅をより多く
使用することなく、ヘッダ圧縮が起こるリンク上の誤り
に対して耐性を有する。UPパケットを使用することに
より、一方ではロバスト性が増大するが、UPパケット
のサイズが大きいことから圧縮効率の低下を招く。その
ため、UPパケットに加えて、非常に小型で先行のUP
パケットにのみ依存する非更新パケット(以下、NUP
パケットと称する)も使用される。これにより、NUP
パケットがコンテクストを更新しないので、NUPパケ
ットが喪失しても、デコンプレッサ110のコンテクス
ト130は有効でありつづけ、その結果、受信器はなお
次のパケットを伸張させることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】圧縮されるパケットス
トリームは、通常、非常に規則的に振舞う。ヘッダフィ
ールドの大部分は、そのストリームの生存期間の間は一
定であり、変化しない。一部のフィールドはパケットご
とに変化する(例えば、シーケンス番号、タイムスタン
プなど)。これらのフィールドの値がシーケンス番号に
同期しており、したがって、この番号から算出可能であ
るならば、そのストリームには規則性がある。これらの
フィールドが、例えば、RTPのタイムスタンプフィー
ルドに非線形の飛越しがあるせいで不規則であると、上
記の同期が乱れる。フィールドが不規則な場合には、シ
ーケンス番号からは変化したフィールドの値を算出する
ことができない。このような不規則性は非常に頻繁に発
生し、例えば、会話型音声ストリームの場合には平均し
て1秒毎に発生する。
【0012】不規則な変化が発生すると、その情報をデ
コンプレッサに転送しなければならない。したがって、
UPパケットかNUPパケットのどちらかをこの情報の
分だけ拡張させる必要がある。これは、例えば、ヘッダ
内に拡張ビットをセットし、そのヘッダの予め定義済み
の拡張フィールド内に不規則に関する情報を置くことに
よって可能である。しかしながら、拡張UP(extUP)
パケットを使用するとロバスト性が低下する一方、拡張
NUP(extNUP)パケットを使用すると圧縮効率が低下
する。
【0013】したがって、本発明は、圧縮効率とロバス
ト性の両方を向上させることができる、ストリーム形式
のデータパケット転送方法および装置を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、パケットス
トリームの少なくとも1つのパラメータに基づいて、拡
張UPパケットを送出するのかあるいは拡張NUPパケ
ットを送出するのかを決定する。したがって、本発明
は、伝送路特性とパケットストリーム特性に対して転送
スキーマを動的に適応させることによって圧縮効率とパ
ケットストリームのロバスト性の両方に関して最適の状
態を求めることができる。その結果、パケットストリー
ムが不規則に変化しても平均ヘッダサイズを小さくする
ことができる。
【0015】本発明によれば、少数のパケットに対して
のみ不規則な変化が有効である場合には、拡張NUPパ
ケットを送出できるので特に有利である。その理由は、
不規則性が少ない場合に拡張UPパケットを使用すれ
ば、デコンプレッサのコンテクストが無効になりやす
く、新たなUPパケットを正しく受け取るまではデコン
プレッサが後続の全てのパケットを伸張することができ
なくなるからである。すなわち、本発明によれば、拡張
UPパケットのみで不規則性を転送する転送スキーマと
比較してパケットストリームのロバスト性を向上させる
ことができる。
【0016】さらに、本発明は、拡張NUPパケットだ
けを使用することを控えているので有利である。通常、
NUPパケットの数がUPパケットの数より多いので、
可能な限り拡張UPパケットを送出することにより、圧
縮効率を向上させることができる。
【0017】本発明の好ましい実施形態は、従属請求項
で規定されている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】以下の説明から分かるように、本発明はパ
ケットストリームの少なくとも1つのパラメータを使用
する。パケットストリームのパラメータとは、不規則な
変化に関する情報をデコンプレッサに送信する時期と方
法を決定するのに適するような何らかの情報を少なくと
も間接的に提供できる伝送路特性、パケットストリーム
特性およびコンプレッサ状態特性を意味する。好ましい
実施形態では、以下のパラメータが使用される。
【0020】N1:最新の更新シーケンス後に送出され
たパケットの数 N2:伝送路上での最大連続パケットロス数、すなわ
ち、パケットストリーム中で連続的に喪失したパケット
の最大数 N3:ストリーム中の不規則な変化が有効な後続パケッ
ト数、すなわち、不規則性のデータパケット単位の時間
的長さ 図2に示すように、拡張UPパケット使用時期および拡
張NUPパケット使用時期を決定する際には、最初にス
テップ200において、コンプレッサ100が不規則な
変化が発生したか否かを判定する。不規則な変化が発生
していない場合は、拡張パケットを転送する必要は全く
ないので、処理は戻る。しかしながら、ステップ200
で不規則な変化が発生したと判定すると、コンプレッサ
100は、どちらのパケットを拡張すべきかを決定する
ために2つの別々の条件を検査する。
【0021】第1の条件を検査する際、ステップ210
において、コンプレッサ100がパラメータN1を求め
る。そして、ステップ220で、パラメータN2が取り
出される。パラメータN2は、例えば、図3に基づいて
後述する処理を使用して予め推定されていてもよい。そ
の場合、コンプレッサは、記憶装置あるいは他の種類の
データバッファからそのパラメータを取り出すだけで済
む。
【0022】パラメータN1およびN2が求められると、
ステップ230において、コンプレッサ100が両方の
値を比較する。パラメータN1がパラメータN2以下であ
る場合には、ステップ270で拡張NUPパケットを転
送することが決定される。そうでない場合は、処理はス
テップ240に進む。
【0023】第2の条件を検査する際には、ステップ2
40において、コンプレッサ100が予め推定した値に
アクセスすることによって再度パラメータN3を取り出
す。その後、ステップ250において、N2がN3より大
きいか否かを判定し、そうである場合は、拡張NUPパ
ケットをデコンプレッサに転送することが再度決定され
る。そうでない場合は、ステップ260において、デコ
ンプレッサが拡張UPパケットを介して不規則な変化の
情報を受け取る。
【0024】したがって、両方の条件230、250を
満たす場合にのみ拡張UPパケットが転送される。少な
くとも1つの条件が満たされなければ、拡張NUPパケ
ットの転送を決定する。
【0025】この処理により、全てのパケットにおいて
不規則な変化が転送されるわけではないので、すなわ
ち、新たなコンテクストが確立された後にはそれ以上大
きな拡張NUPパケットを転送する必要はないので、圧
縮効率が向上する。さらに、必要な時は常に拡張UPパ
ケットを送出することによって、ロバスト性が向上す
る。
【0026】図2を説明する際に、条件230を条件2
50より前に検査するように述べたが、当業者であれ
ば、条件250を最初に検査することも可能であること
は理解できるはずである。
【0027】好ましくは、ステップ260において、デ
コンプレッサのコンテクスト内で不規則性を確立しやす
くするため、1シーケンス内の拡張UPパケット数をパ
ラメータN2に適応させる。好ましい実施形態では、拡
張UPパケット数をN2と等しくなるように設定する。
【0028】上述したように、ステップ220および2
40において、パラメータN2とN3を何らかの記憶装置
から取り出すことが好ましく、これらパラメータを予め
推定しておく必要がある。図3はパラメータN2を推定
する好ましい実施形態を示し、一方、図4(a)および
図4(b)に基づいてN3推定値の生成を説明する。
【0029】図3に示すように、最大連続パケットロス
数の推定は、デコンプレッサ110からコンプレッサ1
00に送出された否定応答パケット(以下、NACKパ
ケットと称する)に基づく。NACKパケットは、UP
パケットの喪失のせいでデコンプレッサが無効なコンテ
クストを検出した場合に送出される。無効なコンテクス
トは、デコンプレッサのコンテクストに記憶されている
ものと異なるシーケンス表示ビットを含んだ最初のNU
Pパケットを受け取ったときに検出される。
【0030】ステップ300では、コンプレッサがデコ
ンプレッサからNACKパケットすなわちNACKメッ
セージを受け取り、そして、このNACKメッセージか
ら最後に正しく伸張されたパケット、すなわち、コンテ
クストが今も有効なパケットのシーケンス番号を抽出す
る(ステップ310)。その後、ステップ320におい
て、コンプレッサが現在のシーケンス番号を入手する。
コンプレッサは、抽出したシーケンス番号と現在のシー
ケンス番号から、最後に正しく受け取られたパケットの
転送時間とNACKメッセージの受信時間との間でデコ
ンプレッサに送出されたパケットの量を算出することが
できる。ステップ330では、コンプレッサが、この場
合、NACKメッセージを発するのと受信するのとに必
要な時間であるラウンドトリップ時間(RTT)を求め
る。そして、コンプレッサは、算出したパケット量から
RTTの値を減算することにより連続的に喪失したパケ
ットの数を算出する(ステップ340)。その後、この
数値はパラメータN2としてコンプレッサにアクセス可
能になる。
【0031】N3の推定は、図4(a)および図4
(b)に示すようにして行われることが好ましい。図4
(a)の処理では、使用された圧縮伸張技術、すなわ
ち、コーデックとその特性に関する知識を利用し、図4
(b)の処理では、パケットストリームを観測して過去
の経験値から将来の推定値を求める。当業者であればわ
かるように、図4(a)および図4(b)の処理を一方
だけ使用してもよいし、組み合わせて使用してもよい。
【0032】図4(a)において、コンプレッサは異な
るコーデックから生じる異なるストリーム特性を識別す
る。この情報はコンプレッサのルックアップテーブルに
格納されている。ステップ400では、コンプレッサが
RTPヘッダのペイロードタイプフィールドを検査する
ことによって使用されたコーデックを識別する。その
後、ステップ410で、コンプレッサがルックアップテ
ーブルから必要なコーデックに関する情報を取り出し、
取り出した情報を使用してパラメータN3を算出する
(ステップ420)。
【0033】図4(b)の処理では、ステップ440に
おいて、コンプレッサが、不規則な変化検出後のその変
化が有効な後続パケットの数の、最大値、最小値、平均
値、平均値の分散等の観測済みパケットストリーム特性
を取り出す。これらの特性は、コンプレッサのメモリに
格納されていることが好ましい。ステップ450では、
この情報から、コンプレッサが所望のロバスト度に応じ
てパラメータN3の推定値を算出する。ロバスト性を高
くしようとすれば、選択した値が最小パケット数に近づ
くことになる。
【0034】図3、図4(a)および図4(b)からわ
かるように、推定処理は安全係数を適用する工程35
0、430をさらに備えている。これは、パラメータN
2およびN3の算出値が推定値に過ぎないことを考慮して
いる。すなわち、スキーマのロバスト性を確保するため
に、推定値N3は1より大きい安全係数で除算されるこ
とが好ましく、推定値N2はこの係数で乗算されること
が好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】UPパケットとNUPパケットを使用するコー
デックシステムを示すブロック図。
【図2】本発明にしたがって拡張UPパケットあるいは
拡張NUPパケットの転送時期を決定する処理を示すフ
ロー図。
【図3】本発明の好ましい実施形態にしたがって最大連
続パケットロス数を推定する処理を示すフロー図。
【図4】(a)および(b)はそれぞれ不規則な変化が
有効な後続パケット数を推定する処理の好ましい実施形
態を示すフロー図である。
【符号の説明】
100 コンプレッサ 110 デコンプレッサ 120,130 コンテクスト
フロントページの続き (72)発明者 ロルフ ハーケンベルク ドイツ国 63225 ランゲン モンツァシ ュトラーセ 4シー パナソニック ヨー ロピアン ラボラトリーズ ゲーエムベー ハー内 Fターム(参考) 5K014 AA02 AA04 DA02 EA01 HA05 5K030 HA08 HB01 HB02 HB21 LA01 LA07 MB13 5K034 AA02 CC02 CC05 DD03 EE11 HH01 HH02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮されたヘッダを有するデータパケッ
    トをパケットストリームの形で転送する方法であって、 コンテクスト(120)を使用してヘッダを圧縮する工
    程と、 上記コンテクストを示すデータを含んだ少なくとも1つ
    の更新パケットを転送する工程と、 少なくとも1つの非更新パケットを転送する工程と、 上記パケットストリームの不規則な変化を検出する工程
    (200)と、 上記パケットストリームの少なくとも1つのパラメータ
    (N2,N3)を求める工程(220,240)と、 上記求めたパケットストリームのパラメータに応じて、
    それぞれ上記不規則な変化に関する情報を含んだ拡張更
    新パケットもしくは拡張非更新パケットのどちらか一方
    を転送する工程(260,270)とを備えているデー
    タパケット転送方法。
  2. 【請求項2】 上記パケットストリームのパラメータは
    最大連続パケットロス数(N2)である請求項1記載の
    データパケット転送方法。
  3. 【請求項3】 最後の更新段階より後に送出されたパケ
    ットの数(N1)が上記最大連続パケットロス数(N2
    より大きい場合にコンテクストの更新段階に入る工程
    (230)をさらに備えている請求項2記載のデータパ
    ケット転送方法。
  4. 【請求項4】 上記最大連続パケットロス数(N2
    は、受信した否定応答メッセージからシーケンス番号を
    抽出し(300,310)、該抽出したシーケンス番号
    と現在のシーケンス番号とを比較する(320,34
    0)ことによって推定されたものである請求項2または
    3記載のデータパケット転送方法。
  5. 【請求項5】 上記拡張更新パケットの数を上記パケッ
    トストリームのパラメータに応じて設定する請求項2な
    いし4のいずれかに記載のデータパケット転送方法。
  6. 【請求項6】 上記パケットストリームの少なくとも1
    つのパラメータを求める工程は、上記不規則な変化検出
    後のその変化が有効な後続パケットの数(N 3)を求め
    る工程を備えている請求項2ないし5のいずれかに記載
    のデータパケット転送方法。
  7. 【請求項7】 上記最大連続パケットロス数(N2)と
    上記不規則な変化検出後のその変化が有効な後続パケッ
    トの数(N3)とを比較する工程(250)をさらに備
    え、上記不規則な変化が有効な後続パケットの数
    (N3)が上記最大連続パケットロス数(N2)より大き
    い場合にのみ拡張更新パケットを送出する(260)請
    求項6記載のデータパケット転送方法。
  8. 【請求項8】 上記不規則な変化が有効な後続パケット
    の数(N3)は、RTPのペイロードタイプフィールド
    を検査し(400)、コーデックのルックアップテーブ
    ルにアクセスすることによって推定されたものである請
    求項6または7記載のデータパケット転送方法。
  9. 【請求項9】 上記不規則な変化が有効な後続パケット
    の数(N3)は、観測済みのパケットストリーム特性を
    取り出す(440)ことによって推定されたものである
    請求項6または7記載のデータパケット転送方法。
  10. 【請求項10】 上記パケットストリームの少なくとも
    1つのパラメータを求める工程は、安全係数を適用する
    工程(350,430)をさらに備えている請求項1な
    いし9のいずれかに記載のデータパケット転送方法。
  11. 【請求項11】 圧縮されたヘッダを有するデータパケ
    ットをパケットストリームの形で転送する装置であっ
    て、 コンテクスト(120)を使用してヘッダを圧縮するコ
    ンプレッサ(100)と、 上記コンテクストを示すデータを含んだ少なくとも1つ
    の更新パケットと少なくとも1つの非更新パケットを転
    送する転送手段と、 上記パケットストリームの不規則な変化を検出する検出
    手段と、 上記パケットストリームの少なくとも1つのパラメータ
    を求めるとともに、該求めたパケットストリームのパラ
    メータに応じてそれぞれ上記不規則な変化に関する情報
    を含んだ拡張更新パケットもしくは拡張非更新パケット
    のどちらか一方を転送するよう上記転送手段を制御する
    制御手段とを備えているデータパケット転送装置。
  12. 【請求項12】 上記請求項1ないし10のいずれかに
    記載の方法を実行するよう構成されている請求項11記
    載のデータパケット転送装置。
JP2001270240A 2000-09-07 2001-09-06 データパケット転送方法および装置 Expired - Fee Related JP3425140B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP00119566.8 2000-09-07
EP00119566A EP1187416B1 (en) 2000-09-07 2000-09-07 Method and apparatus for transmitting data packets

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002141968A true JP2002141968A (ja) 2002-05-17
JP3425140B2 JP3425140B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=8169783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001270240A Expired - Fee Related JP3425140B2 (ja) 2000-09-07 2001-09-06 データパケット転送方法および装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7158518B2 (ja)
EP (1) EP1187416B1 (ja)
JP (1) JP3425140B2 (ja)
CN (2) CN1156124C (ja)
CA (1) CA2353144C (ja)
DE (1) DE60018927T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003030435A1 (en) * 2001-09-28 2003-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Header compression packet reception apparatus and method
JP2009522954A (ja) * 2006-01-06 2009-06-11 クゥアルコム・インコーポレイテッド サイレント抑圧時のrohcパフォーマンスを向上させる方法と装置

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1187417B1 (en) 2000-09-07 2005-05-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for transmitting data packets
US6766376B2 (en) 2000-09-12 2004-07-20 Sn Acquisition, L.L.C Streaming media buffering system
AU2003239207A1 (en) * 2002-06-10 2003-12-22 Qualcomm, Incorporated Packet flow processing in a communication system
US7272658B1 (en) 2003-02-13 2007-09-18 Adobe Systems Incorporated Real-time priority-based media communication
US7768919B1 (en) * 2003-04-28 2010-08-03 Verizon Laboratories Inc. Selective packet discard apparatus and method
EP1645095B1 (en) * 2003-07-03 2020-09-02 Panasonic Corporation Transmitter and method for digital multi-carrier transmission using wavelets
DE102004003551A1 (de) * 2004-01-23 2005-08-18 Siemens Ag Kompressionsverfahren für einen Bytestrom in Netzwerkprotokollen
FI20040817A0 (fi) * 2004-06-14 2004-06-14 Nokia Corp Pakkausparametrien siirto matkaviestinjärjestelmässä
CN101146025B (zh) * 2006-09-13 2010-12-08 华为技术有限公司 压缩实时传输协议的报文传输方法和系统以及压缩端单元
EP2130333A4 (en) * 2007-03-26 2014-06-25 Korea Electronics Telecomm WIRELESS PACKAGE COMMUNICATION SYSTEM AND RESOURCE PLANNING METHOD THEREFOR
US7961878B2 (en) 2007-10-15 2011-06-14 Adobe Systems Incorporated Imparting cryptographic information in network communications
JP5332854B2 (ja) * 2009-04-20 2013-11-06 ソニー株式会社 無線送信機、無線送信方法、無線受信機および無線受信方法
KR101074010B1 (ko) 2009-09-04 2011-10-17 (주)이스트소프트 블록 단위 데이터 압축 및 복원 방법 및 그 장치
KR101016776B1 (ko) * 2009-09-21 2011-02-25 (주)이스트소프트 상위 호환성 보장형 압축 및 복원 방법 및 장치
CN101706970B (zh) * 2009-11-25 2011-12-21 广东威创视讯科技股份有限公司 一种分层处理操作对象的方法及应用
US9432458B2 (en) 2013-01-09 2016-08-30 Dell Products, Lp System and method for enhancing server media throughput in mismatched networks
GB2521883B (en) 2014-05-02 2016-03-30 Imagination Tech Ltd Media controller
US10672274B2 (en) * 2014-11-11 2020-06-02 Harman International Industries, Incorporated Trajectory detection
US11678332B2 (en) * 2017-08-22 2023-06-13 Qualcomm Incorporated Control and data multiplexing in uplink wireless transmissions
JP7414526B2 (ja) * 2018-04-16 2024-01-16 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線電力伝送システムにおいてデータストリームの送信を行う装置及び方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5535199A (en) * 1994-09-06 1996-07-09 Sun Microsystems, Inc. TCP/IP header compression X.25 networks
FI107000B (fi) * 1999-02-17 2001-05-15 Nokia Mobile Phones Ltd Otsikon pakkaaminen reaaliaikaisissa palveluissa
WO2000051307A1 (en) * 1999-02-26 2000-08-31 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Adaptive header compression for packet communications
US6754231B1 (en) * 1999-06-18 2004-06-22 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Robust header compression in packet communications
US6680921B1 (en) * 1999-06-18 2004-01-20 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Estimation of time stamps in real-time packet communications
US6680955B1 (en) * 1999-08-20 2004-01-20 Nokia Networks Oy Technique for compressing a header field in a data packet
US6882637B1 (en) * 1999-10-14 2005-04-19 Nokia Networks Oy Method and system for transmitting and receiving packets
US7058728B1 (en) * 1999-10-29 2006-06-06 Nokia Corporation Method and apparatus for initiating compression of headers of packets and refreshing the context related to the packets
US6782047B1 (en) * 1999-11-09 2004-08-24 Nokia Networks Oy Variable length encoding of compressed data
US6300887B1 (en) * 1999-11-09 2001-10-09 Nokia Networks Oy Efficient handoff procedure for header compression
US6535925B1 (en) * 1999-11-09 2003-03-18 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Packet header compression using division remainders
US6608841B1 (en) * 1999-12-30 2003-08-19 Nokia Networks Oy System and method for achieving robust IP/UDP/RTP header compression in the presence of unreliable networks
US6839339B1 (en) * 2000-02-02 2005-01-04 Lucent Technologies Inc. Header compression for general packet radio service tunneling protocol (GTP)-encapsulated packets
US6970476B1 (en) * 2000-03-07 2005-11-29 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Efficient header compression context update in packet communications
EP1187417B1 (en) * 2000-09-07 2005-05-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for transmitting data packets

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003030435A1 (en) * 2001-09-28 2003-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Header compression packet reception apparatus and method
US7197687B2 (en) 2001-09-28 2007-03-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Header compressed packet receiving apparatus and method
JP2009522954A (ja) * 2006-01-06 2009-06-11 クゥアルコム・インコーポレイテッド サイレント抑圧時のrohcパフォーマンスを向上させる方法と装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE60018927D1 (de) 2005-04-28
EP1187416A1 (en) 2002-03-13
CA2353144C (en) 2005-08-09
CN1156124C (zh) 2004-06-30
CN100446514C (zh) 2008-12-24
JP3425140B2 (ja) 2003-07-07
CA2353144A1 (en) 2002-03-07
CN1555171A (zh) 2004-12-15
DE60018927T2 (de) 2005-07-28
US7158518B2 (en) 2007-01-02
EP1187416B1 (en) 2005-03-23
CN1343057A (zh) 2002-04-03
US20020027918A1 (en) 2002-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3425140B2 (ja) データパケット転送方法および装置
USRE43100E1 (en) Apparatus and method for header decompression
EP1180871B1 (en) Method and apparatus for header compression
JP4582565B2 (ja) パケット通信におけるロバストヘッダ圧縮
US10631202B2 (en) Header compression optimization method during and after handovers in cellular communication network
EP1187417B1 (en) Method and apparatus for transmitting data packets
KR20040019578A (ko) 헤더 압축에 의한 패킷 데이터의 송신 방법 및 장치
JP2003304299A (ja) 圧縮ヘッダデータを送信する方法、装置、およびシステム
US7024490B2 (en) Scheme, apparatus, and program for header compression
EP1482668A1 (en) PACKET TRANSMITTER, PACKET RECEIVER AND PACKET TRANSMISSION METHOD
JP2002094553A (ja) パケット伝送装置およびパケット伝送方法
JP2002204260A (ja) ヘッダ圧縮方法及び装置並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3425140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees