JP2002141900A - モバイルコンピューティングサービスシステム - Google Patents
モバイルコンピューティングサービスシステムInfo
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- H04L63/04—Network architectures or network communication protocols for network security for providing a confidential data exchange among entities communicating through data packet networks
- H04L63/0428—Network architectures or network communication protocols for network security for providing a confidential data exchange among entities communicating through data packet networks wherein the data content is protected, e.g. by encrypting or encapsulating the payload
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プログラムを格納したモバイルメディアを携
行することによって異なる作業場所においても同じコン
ピューティング環境を実現できるモバイルコンピューテ
ィングサービスシステムを提供する。 【解決手段】 ユーザは、ワークコンピュータ２からサ
ーバコンピュータ４にワークコンピュータ３の利用を予
約し、個人認証情報とディジタル署名の発行を受け、モ
バイルメディア５に格納する。このモバイルメディア５
を携行してワークコンピュータ３に装着する。ワークコ
ンピュータ３は、モバイルメディア５に格納されている
個人認証情報とディジタル署名によりユーザの認証を行
った後、モバイルメディア５から起動し、ワークコンピ
ュータ２を使用したときと同じコンピューティング環境
を提供する。
行することによって異なる作業場所においても同じコン
ピューティング環境を実現できるモバイルコンピューテ
ィングサービスシステムを提供する。 【解決手段】 ユーザは、ワークコンピュータ２からサ
ーバコンピュータ４にワークコンピュータ３の利用を予
約し、個人認証情報とディジタル署名の発行を受け、モ
バイルメディア５に格納する。このモバイルメディア５
を携行してワークコンピュータ３に装着する。ワークコ
ンピュータ３は、モバイルメディア５に格納されている
個人認証情報とディジタル署名によりユーザの認証を行
った後、モバイルメディア５から起動し、ワークコンピ
ュータ２を使用したときと同じコンピューティング環境
を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ通信ネッ
トワークによって接続された複数のコンピュータからな
るシステムにおいて、ユーザが移動する際には、コンピ
ュータに取り外し可能に装着されたモバイルメディアを
携行し、サーバに登録されている移動先のコンピュータ
に装着することによって、ユーザが使用していたコンピ
ュータと同じコンピューティング環境を実現するモバイ
ルコンピューティングサービスシステムに関する。
トワークによって接続された複数のコンピュータからな
るシステムにおいて、ユーザが移動する際には、コンピ
ュータに取り外し可能に装着されたモバイルメディアを
携行し、サーバに登録されている移動先のコンピュータ
に装着することによって、ユーザが使用していたコンピ
ュータと同じコンピューティング環境を実現するモバイ
ルコンピューティングサービスシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの性能の
飛躍的な向上や通信ネットワーク技術の向上に伴い、イ
ンターネットなどのデータ通信ネットワークを用いたコ
ンピュータ通信が急速に拡充してきており、このネット
ワークに接続されたパーソナルコンピュータを通して種
々の情報を有料で供給するサービスが盛んになってい
る。このようなサービスを利用して業務に必要な情報を
取得することは、業務を進める上で欠くことのできない
手段になりつつあり、移動先、例えば、訪問先の事務所
や作業現場へ移動した際などにもネットワークに接続さ
れたパーソナルコンピュータの利用が必要になる。一
方、パーソナルコンピュータは、個人情報端末であるこ
とから、多くの場合、各個人がフロントエンドプロセッ
サを各個人の好みのものに設定したり、画面構成を自由
に設定したりすることで、各個人の専用端末として利用
されている。また、パーソナルコンピュータで作られた
プレゼンテーション資料などは、同じアプリケーション
を持つパーソナルコンピュータにおいて同様に処理でき
ることから、一般にリムーバブルメディアにデータをコ
ピーして携行し、移動先のコンピュータで処理すること
が行われてきた。
飛躍的な向上や通信ネットワーク技術の向上に伴い、イ
ンターネットなどのデータ通信ネットワークを用いたコ
ンピュータ通信が急速に拡充してきており、このネット
ワークに接続されたパーソナルコンピュータを通して種
々の情報を有料で供給するサービスが盛んになってい
る。このようなサービスを利用して業務に必要な情報を
取得することは、業務を進める上で欠くことのできない
手段になりつつあり、移動先、例えば、訪問先の事務所
や作業現場へ移動した際などにもネットワークに接続さ
れたパーソナルコンピュータの利用が必要になる。一
方、パーソナルコンピュータは、個人情報端末であるこ
とから、多くの場合、各個人がフロントエンドプロセッ
サを各個人の好みのものに設定したり、画面構成を自由
に設定したりすることで、各個人の専用端末として利用
されている。また、パーソナルコンピュータで作られた
プレゼンテーション資料などは、同じアプリケーション
を持つパーソナルコンピュータにおいて同様に処理でき
ることから、一般にリムーバブルメディアにデータをコ
ピーして携行し、移動先のコンピュータで処理すること
が行われてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、パーソナルコンピュータの操作環境は、各個
人の好みに合わせて設定されていることが多いため、デ
ータをコピーしたリムーバブルメディアを携行して移動
先のパーソナルコンピュータに装着して作業を行う際に
は、異なった操作環境下で作業を行わなければならず、
操作性が良くないために作業効率が低下するという問題
があった。また、同じ作業環境を確保するためにはパー
ソナルコンピュータ本体、例えば、ノート型パーソナル
コンピュータなどを持ち運ぶ必要があるという問題があ
った。
たように、パーソナルコンピュータの操作環境は、各個
人の好みに合わせて設定されていることが多いため、デ
ータをコピーしたリムーバブルメディアを携行して移動
先のパーソナルコンピュータに装着して作業を行う際に
は、異なった操作環境下で作業を行わなければならず、
操作性が良くないために作業効率が低下するという問題
があった。また、同じ作業環境を確保するためにはパー
ソナルコンピュータ本体、例えば、ノート型パーソナル
コンピュータなどを持ち運ぶ必要があるという問題があ
った。
【０００４】この発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、個人ごとのコンピューティング環境
を設定したプログラムを格納したモバイルメディアを携
行し、サーバに登録されたコンピュータに装着すること
によって異なる作業場所においても同じコンピューティ
ング環境を実現できるモバイルコンピューティングサー
ビスシステムを提供することにある。また、他の目的
は、サーバに登録されたコンピュータの設置場所や利用
可能時間を調べて利用予約を行うことができるモバイル
コンピューティングサービスシステムを提供することに
ある。
ので、その目的は、個人ごとのコンピューティング環境
を設定したプログラムを格納したモバイルメディアを携
行し、サーバに登録されたコンピュータに装着すること
によって異なる作業場所においても同じコンピューティ
ング環境を実現できるモバイルコンピューティングサー
ビスシステムを提供することにある。また、他の目的
は、サーバに登録されたコンピュータの設置場所や利用
可能時間を調べて利用予約を行うことができるモバイル
コンピューティングサービスシステムを提供することに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項１に記載の発明は、所定のサービスを提供
するサーバコンピュータと、データ通信網と、該データ
通信網を介して、前記サーバコンピュータから所望のサ
ービスの提供を受ける第１のワークコンピュータと、前
期データ通信網を介して前期サーバコンピュータに接続
された１または複数の第２のワークコンピュータとから
なるモバイルコンピューティングサービスシステムであ
って、前記第１のワークコンピュータは、取り外し可能
に装着され、暗号化された個人認証情報および当該ワー
クコンピュータの動作に必要なプログラムを格納するモ
バイルメディアと、前記データ通信網を介して前記サー
バコンピュータに接続する通信手段と、該通信手段によ
り前記サーバコンピュータにアクセスしてデータの転送
および受信処理を行う中央演算処理装置とを備え、前記
サーバコンピュータは、前記データ通信網を介して前記
第１のワークコンピュータからアップロードされた個人
認識情報を記録する記録装置を少なくとも備え、前記第
２のワークコンピュータは、前記データ通信網を介して
前記サーバコンピュータに接続する通信手段と、前記サ
ーバコンピュータからダウンロードされた個人認識情報
を記録する記録装置と、前記モバイルメディアが装着さ
れた場合、当該モバイルメディアから必要なプログラム
を読み出し、前記通信手段により前記サーバコンピュー
タにアクセスしてデータの転送および受信処理を行う中
央演算処理装置とを備え、前記第１のワークコンピュー
タから前記サーバコンピュータを介して前記第２のワー
クコンピュータへ個人認証情報を送り、前記第２のワー
クコンピュータは、受信した個人認証情報を記憶し、当
該第２のワークコンピュータに前記第１のワークコンピ
ュータから取り外された前記モバイルメディアが装着さ
れた際に、前記モバイルメディアに記憶されている個人
認証情報を照合して認証処理を行い、認証結果に基づい
て前記モバイルメディアに格納されているプログラムを
読み出し、当該第２のワークコンピュータを起動させて
前記第１のワークコンピュータと同じ環境を提供するこ
とを特徴とするモバイルコンピューティングサービスシ
ステムである。
めに、請求項１に記載の発明は、所定のサービスを提供
するサーバコンピュータと、データ通信網と、該データ
通信網を介して、前記サーバコンピュータから所望のサ
ービスの提供を受ける第１のワークコンピュータと、前
期データ通信網を介して前期サーバコンピュータに接続
された１または複数の第２のワークコンピュータとから
なるモバイルコンピューティングサービスシステムであ
って、前記第１のワークコンピュータは、取り外し可能
に装着され、暗号化された個人認証情報および当該ワー
クコンピュータの動作に必要なプログラムを格納するモ
バイルメディアと、前記データ通信網を介して前記サー
バコンピュータに接続する通信手段と、該通信手段によ
り前記サーバコンピュータにアクセスしてデータの転送
および受信処理を行う中央演算処理装置とを備え、前記
サーバコンピュータは、前記データ通信網を介して前記
第１のワークコンピュータからアップロードされた個人
認識情報を記録する記録装置を少なくとも備え、前記第
２のワークコンピュータは、前記データ通信網を介して
前記サーバコンピュータに接続する通信手段と、前記サ
ーバコンピュータからダウンロードされた個人認識情報
を記録する記録装置と、前記モバイルメディアが装着さ
れた場合、当該モバイルメディアから必要なプログラム
を読み出し、前記通信手段により前記サーバコンピュー
タにアクセスしてデータの転送および受信処理を行う中
央演算処理装置とを備え、前記第１のワークコンピュー
タから前記サーバコンピュータを介して前記第２のワー
クコンピュータへ個人認証情報を送り、前記第２のワー
クコンピュータは、受信した個人認証情報を記憶し、当
該第２のワークコンピュータに前記第１のワークコンピ
ュータから取り外された前記モバイルメディアが装着さ
れた際に、前記モバイルメディアに記憶されている個人
認証情報を照合して認証処理を行い、認証結果に基づい
て前記モバイルメディアに格納されているプログラムを
読み出し、当該第２のワークコンピュータを起動させて
前記第１のワークコンピュータと同じ環境を提供するこ
とを特徴とするモバイルコンピューティングサービスシ
ステムである。
【０００６】また、請求項２に記載の発明は、請求項１
に記載のモバイルコンピューティングサービスシステム
において、前記サーバコンピュータは、登録された前記
１または複数の第２のワークコンピュータの設置場所、
利用可能時間などからなる登録情報を格納するデータベ
ースを備え、前記第１のワークコンピュータによって前
記データベースの登録情報を参照して前記第２のワーク
コンピュータが予約された際に、予約したユーザの個人
認証情報と予約情報を当該第２のワークコンピュータに
転送することを特徴とする。
に記載のモバイルコンピューティングサービスシステム
において、前記サーバコンピュータは、登録された前記
１または複数の第２のワークコンピュータの設置場所、
利用可能時間などからなる登録情報を格納するデータベ
ースを備え、前記第１のワークコンピュータによって前
記データベースの登録情報を参照して前記第２のワーク
コンピュータが予約された際に、予約したユーザの個人
認証情報と予約情報を当該第２のワークコンピュータに
転送することを特徴とする。
【０００７】また、請求項３に記載の発明は、請求項１
および請求項２に記載のモバイルコンピューティングサ
ービスシステムにおいて、前記サーバコンピュータは、
予め会費を納入し、登録した会員に対してのみ前記第２
のワークコンピュータ利用の予約を受け付け、前記個人
認証情報および予約情報を当該第２のワークコンピュー
タに転送することを特徴とする。
および請求項２に記載のモバイルコンピューティングサ
ービスシステムにおいて、前記サーバコンピュータは、
予め会費を納入し、登録した会員に対してのみ前記第２
のワークコンピュータ利用の予約を受け付け、前記個人
認証情報および予約情報を当該第２のワークコンピュー
タに転送することを特徴とする。
【０００８】また、請求項４に記載の発明は、請求項１
ないし請求項３のいずれかに記載のモバイルコンピュー
ティングサービスシステムにおいて、前記第１のワーク
コンピュータ、前記第２のワークコンピュータおよび前
記サーバコンピュータは、同一方式の暗号／復号化手段
を有し、転送する個人認証情報と予約情報の暗号化およ
び受信した情報の復号化を行うことを特徴とする。
ないし請求項３のいずれかに記載のモバイルコンピュー
ティングサービスシステムにおいて、前記第１のワーク
コンピュータ、前記第２のワークコンピュータおよび前
記サーバコンピュータは、同一方式の暗号／復号化手段
を有し、転送する個人認証情報と予約情報の暗号化およ
び受信した情報の復号化を行うことを特徴とする。
【０００９】また、請求項５に記載の発明は、請求項１
に記載のモバイルコンピューティングサービスシステム
において、前記モバイルメディアを装着した前記第１の
ワークコンピュータまたは前記第２のワークコンピュー
タは、当該モバイルメディアから起動することを特徴と
する。
に記載のモバイルコンピューティングサービスシステム
において、前記モバイルメディアを装着した前記第１の
ワークコンピュータまたは前記第２のワークコンピュー
タは、当該モバイルメディアから起動することを特徴と
する。
【００１０】また、請求項６に記載の発明は、請求項１
に記載のモバイルコンピューティングサービスシステム
において、前記モバイルメディアは、磁気ディスク装置
と、該磁気ディスク装置のデータ書き込みと読み出し処
理を制御するコントローラとを備えることを特徴とす
る。
に記載のモバイルコンピューティングサービスシステム
において、前記モバイルメディアは、磁気ディスク装置
と、該磁気ディスク装置のデータ書き込みと読み出し処
理を制御するコントローラとを備えることを特徴とす
る。
【００１１】また、請求項７に記載の発明は、請求項１
に記載のモバイルコンピューティングサービスシステム
において、前記第２のワークコンピュータは、個人認識
情報の入力手段をさらに備え、前記モバイルメディアに
格納された個人認証情報に基づく認証処理と、前記入力
手段から入力された個人認識情報に基づく認証処理によ
ってユーザの認証を行うことを特徴とする。
に記載のモバイルコンピューティングサービスシステム
において、前記第２のワークコンピュータは、個人認識
情報の入力手段をさらに備え、前記モバイルメディアに
格納された個人認証情報に基づく認証処理と、前記入力
手段から入力された個人認識情報に基づく認証処理によ
ってユーザの認証を行うことを特徴とする。
【００１２】また、請求項８に記載の発明は、請求項１
に記載のモバイルコンピューティングサービスシステム
において、前記第２のワークコンピュータは、データ通
信回線によって接続された２つのワークコンピュータか
らなり、一方のワークコンピュータは、前記データ通信
網を介して前記サーバコンピュータに接続され、他方の
ワークコンピュータと前記サーバコンピュータ間のデー
タ転送処理を制御することを特徴とする。
に記載のモバイルコンピューティングサービスシステム
において、前記第２のワークコンピュータは、データ通
信回線によって接続された２つのワークコンピュータか
らなり、一方のワークコンピュータは、前記データ通信
網を介して前記サーバコンピュータに接続され、他方の
ワークコンピュータと前記サーバコンピュータ間のデー
タ転送処理を制御することを特徴とする。
【００１３】また、請求項９に記載の発明は、請求項１
ないし請求項８のいずれかに記載のモバイルコンピュー
ティングサービスシステムにおいて、前記第２のワーク
コンピュータは、当該第２のワークコンピュータの作業
が終了した時点で前記個人認証情報を記憶装置から消去
して使用開始／終了時間などの使用情報を前記サーバコ
ンピュータへ送出し、前記サーバコンピュータは、受信
した使用情報に基づき使用料を積算することを特徴とす
る
ないし請求項８のいずれかに記載のモバイルコンピュー
ティングサービスシステムにおいて、前記第２のワーク
コンピュータは、当該第２のワークコンピュータの作業
が終了した時点で前記個人認証情報を記憶装置から消去
して使用開始／終了時間などの使用情報を前記サーバコ
ンピュータへ送出し、前記サーバコンピュータは、受信
した使用情報に基づき使用料を積算することを特徴とす
る
【００１４】また、請求項１０に記載の発明は、請求項
１ないし請求項９のいずれかに記載のモバイルコンピュ
ーティングサービスシステムにおいて、前記サーバコン
ピュータは、前記第２のワークコンピュータの設置場所
などに関する広告を掲載し、前記第２のワークコンピュ
ータを提供するサービス会社から広告掲載料を徴収する
ことを特徴とする。
１ないし請求項９のいずれかに記載のモバイルコンピュ
ーティングサービスシステムにおいて、前記サーバコン
ピュータは、前記第２のワークコンピュータの設置場所
などに関する広告を掲載し、前記第２のワークコンピュ
ータを提供するサービス会社から広告掲載料を徴収する
ことを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】（第１の実施の形態）以下、図面
を参照してこの発明の第１の実施の形態について説明す
る。図１は、同実施形態によるモバイルコンピューティ
ングサービスシステムの構成を示す概念図である。同図
において、２は、個人認証情報とワークコンピュータの
動作に必要なプログラムを格納したモバイルメディア５
を装着し、データ通信網１を介して所望のサービスの提
供を受けるワークコンピュータである。３は、ワークコ
ンピュータの提供サービスを行うサービス会社が設置す
るワークコンピュータであり、モバイルメディア５が装
着された場合、当該モバイルメディア５から起動され
る。設置するワークコンピュータ３の数に制限はなく、
サービス会社が任意に選択することができる。４は、モ
バイルコンピューティングサービスを行う会社が提供す
るサービス情報、登録されたユーザの個人認証情報、ワ
ークコンピュータ情報を格納し、ホームページを運用し
てデータ通信網１を介し、ワークコンピュータ２、３に
ディジタル署名の発行、個人認証情報の転送、サービス
情報の提供などを行うサーバコンピュータである。
を参照してこの発明の第１の実施の形態について説明す
る。図１は、同実施形態によるモバイルコンピューティ
ングサービスシステムの構成を示す概念図である。同図
において、２は、個人認証情報とワークコンピュータの
動作に必要なプログラムを格納したモバイルメディア５
を装着し、データ通信網１を介して所望のサービスの提
供を受けるワークコンピュータである。３は、ワークコ
ンピュータの提供サービスを行うサービス会社が設置す
るワークコンピュータであり、モバイルメディア５が装
着された場合、当該モバイルメディア５から起動され
る。設置するワークコンピュータ３の数に制限はなく、
サービス会社が任意に選択することができる。４は、モ
バイルコンピューティングサービスを行う会社が提供す
るサービス情報、登録されたユーザの個人認証情報、ワ
ークコンピュータ情報を格納し、ホームページを運用し
てデータ通信網１を介し、ワークコンピュータ２、３に
ディジタル署名の発行、個人認証情報の転送、サービス
情報の提供などを行うサーバコンピュータである。
【００１６】ワークコンピュータ２、３およびサーバコ
ンピュータ４は、同一方式の暗号／複合化装置を有し、
個人認証情報やワークコンピュータの予約情報を暗号化
して通信を行う。データ通信網１には、公衆データ通信
網、例えば、インターネットなどが用いられる。モバイ
ルメディア５は、ワークコンピュータ２に取り外し可能
に装着されており、ユーザが移動する際に、携行して移
動先のワークコンピュータ３に装着して使用される。こ
こで、ワークコンピュータ２、３は、装着されたモバイ
ルメディア５からブートアップできるように設定されて
いるものとする。
ンピュータ４は、同一方式の暗号／複合化装置を有し、
個人認証情報やワークコンピュータの予約情報を暗号化
して通信を行う。データ通信網１には、公衆データ通信
網、例えば、インターネットなどが用いられる。モバイ
ルメディア５は、ワークコンピュータ２に取り外し可能
に装着されており、ユーザが移動する際に、携行して移
動先のワークコンピュータ３に装着して使用される。こ
こで、ワークコンピュータ２、３は、装着されたモバイ
ルメディア５からブートアップできるように設定されて
いるものとする。
【００１７】図４は、モバイルメディア５の構成を示す
ブロック図である。同図に示す記録メディア５２は、コ
ンピューティング環境、例えばＯＳ（オペレーティング
システム）、フロントエンドプロセッサ、アプリケーシ
ョンプログラム、データファイルなどが格納された記録
媒体、例えば磁気ディスクなどである。ＩＣカードＬＳ
Ｉ（大規模集積回路）５４は、個人認証情報とディジタ
ル署名情報を格納する。ＨＤＣ（ハードディスクコント
ローラ）５１は、インターフェイスコネクタ５５を介し
てワークコンピュータ２または３と接続され記録メディ
ア５２とワークコンピュータ２または３のデータ転送を
処理する。ＨＤＣ５１には、例えばＩＤＥ（Integrated
Device Electronics） インターフェイス対応のＨＤＣ
が用いられる。ＣＰＵ（中央演算処理装置）５３は、ワ
ークコンピュータ２または３との情報の交換とモバイル
メディア５におけるデータ処理の制御を行う。
ブロック図である。同図に示す記録メディア５２は、コ
ンピューティング環境、例えばＯＳ（オペレーティング
システム）、フロントエンドプロセッサ、アプリケーシ
ョンプログラム、データファイルなどが格納された記録
媒体、例えば磁気ディスクなどである。ＩＣカードＬＳ
Ｉ（大規模集積回路）５４は、個人認証情報とディジタ
ル署名情報を格納する。ＨＤＣ（ハードディスクコント
ローラ）５１は、インターフェイスコネクタ５５を介し
てワークコンピュータ２または３と接続され記録メディ
ア５２とワークコンピュータ２または３のデータ転送を
処理する。ＨＤＣ５１には、例えばＩＤＥ（Integrated
Device Electronics） インターフェイス対応のＨＤＣ
が用いられる。ＣＰＵ（中央演算処理装置）５３は、ワ
ークコンピュータ２または３との情報の交換とモバイル
メディア５におけるデータ処理の制御を行う。
【００１８】図５は、モバイルメディア５の他の構成を
示すブロック図である。同図に示すＨＤＣ５６は、ＩＤ
ＣインターフェイスおよびＩＣカードＬＳＩ・５４とワ
ークコンピュータ２または３との情報の交換の機能を統
合したコントローラである。ＣＰＵ５７は、ＨＤＣ５６
を介して行われるＩＣカードＬＳＩ・５４とワークコン
ピュータ２または３との情報の交換とモバイルメディア
５におけるデータ処理の制御を行う。
示すブロック図である。同図に示すＨＤＣ５６は、ＩＤ
ＣインターフェイスおよびＩＣカードＬＳＩ・５４とワ
ークコンピュータ２または３との情報の交換の機能を統
合したコントローラである。ＣＰＵ５７は、ＨＤＣ５６
を介して行われるＩＣカードＬＳＩ・５４とワークコン
ピュータ２または３との情報の交換とモバイルメディア
５におけるデータ処理の制御を行う。
【００１９】以下、図１を参照してモバイルコンピュー
ティングサービスシステムの動作を詳細に説明する。先
ず、ワークコンピュータ２のユーザは、データ通信網１
を介してモバイルコンピューティングサービス会社が運
用するサーバコンピュータ４にアクセスして契約し、ユ
ーザを特定できる情報、例えば、指紋情報やパスワード
などの個人認識情報をサーバコンピュータ４に供給して
会員登録を行う。登録された会員には、サーバコンピュ
ータ４から個人認証情報とディジタル署名が発行され
る。ワークコンピュータ２は、発行された個人認証情報
とディジタル署名を受信してモバイルメディア５へ格納
する。一方、モバイルコンピューティングサービス会社
はワークコンピュータ３を提供するサービス会社と契約
し、ワークコンピュータ３の登録を行い、その利用可能
時間、利用可能場所などに関するデータベースをサーバ
コンピュータ４に構築する。
ティングサービスシステムの動作を詳細に説明する。先
ず、ワークコンピュータ２のユーザは、データ通信網１
を介してモバイルコンピューティングサービス会社が運
用するサーバコンピュータ４にアクセスして契約し、ユ
ーザを特定できる情報、例えば、指紋情報やパスワード
などの個人認識情報をサーバコンピュータ４に供給して
会員登録を行う。登録された会員には、サーバコンピュ
ータ４から個人認証情報とディジタル署名が発行され
る。ワークコンピュータ２は、発行された個人認証情報
とディジタル署名を受信してモバイルメディア５へ格納
する。一方、モバイルコンピューティングサービス会社
はワークコンピュータ３を提供するサービス会社と契約
し、ワークコンピュータ３の登録を行い、その利用可能
時間、利用可能場所などに関するデータベースをサーバ
コンピュータ４に構築する。
【００２０】次に、ワークコンピュータ３を利用する場
合、ワークコンピュータ２のユーザは、サーバコンピュ
ータ４へデータ通信網１を介してログインし、モバイル
コンピューティングサービス会社のホームページを表示
させる。表示されたホームページの指示に従いデータベ
ースにアクセスして所望の場所に設置されているワーク
コンピュータ３の利用可能な時間を調べる。そして、所
望の時間に利用可能であることを確認し、利用時間を予
約する。サーバコンピュータ４は、この利用予約に基づ
き、予約情報を暗号化してワークコンピュータ２に送出
する。ワークコンピュータ２は、受信した予約情報をモ
バイルメディア５に格納する。次いで、サーバコンピュ
ータ４は、ワークコンピュータ３を予約したユーザの個
人認証情報と予約情報および予約情報を解読する暗号化
された鍵を、予約されたワークコンピュータ３へデータ
通信網１を介して送る。
合、ワークコンピュータ２のユーザは、サーバコンピュ
ータ４へデータ通信網１を介してログインし、モバイル
コンピューティングサービス会社のホームページを表示
させる。表示されたホームページの指示に従いデータベ
ースにアクセスして所望の場所に設置されているワーク
コンピュータ３の利用可能な時間を調べる。そして、所
望の時間に利用可能であることを確認し、利用時間を予
約する。サーバコンピュータ４は、この利用予約に基づ
き、予約情報を暗号化してワークコンピュータ２に送出
する。ワークコンピュータ２は、受信した予約情報をモ
バイルメディア５に格納する。次いで、サーバコンピュ
ータ４は、ワークコンピュータ３を予約したユーザの個
人認証情報と予約情報および予約情報を解読する暗号化
された鍵を、予約されたワークコンピュータ３へデータ
通信網１を介して送る。
【００２１】ワークコンピュータ３を利用する際に、予
約したユーザは、予約情報を格納したモバイルメディア
５を携行し、ワークコンピュータ３が設置されている場
所において、モバイルメディア５をワークコンピュータ
３に装着する。ワークコンピュータ３は、モバイルメデ
ィア５に格納されているデータを読み出して個人認証情
報、ディジタル署名の照合、予約情報の解読を行い、当
該ワークコンピュータ３を使用するユーザが登録された
会員であり、利用予約していることを確認する。次い
で、モバイルメディア５からブートアップし、ワークコ
ンピュータ２を使用したときと同じコンピューティング
環境を提供する。作業が終了すると、ワークコンピュー
タ３は、記憶している個人認証情報を記憶装置から消去
する。そして、ユーザの使用開始／終了時間、使用時間
などの使用情報を暗号化してサーバコンピュータ４へ送
出する。サーバコンピュータ４は、この使用情報に基づ
いて使用料金を積算する。モバイルコンピューティング
サービス会社は、所定の期間にわたり積算された使用料
金によりユーザから使用料金を徴収する。
約したユーザは、予約情報を格納したモバイルメディア
５を携行し、ワークコンピュータ３が設置されている場
所において、モバイルメディア５をワークコンピュータ
３に装着する。ワークコンピュータ３は、モバイルメデ
ィア５に格納されているデータを読み出して個人認証情
報、ディジタル署名の照合、予約情報の解読を行い、当
該ワークコンピュータ３を使用するユーザが登録された
会員であり、利用予約していることを確認する。次い
で、モバイルメディア５からブートアップし、ワークコ
ンピュータ２を使用したときと同じコンピューティング
環境を提供する。作業が終了すると、ワークコンピュー
タ３は、記憶している個人認証情報を記憶装置から消去
する。そして、ユーザの使用開始／終了時間、使用時間
などの使用情報を暗号化してサーバコンピュータ４へ送
出する。サーバコンピュータ４は、この使用情報に基づ
いて使用料金を積算する。モバイルコンピューティング
サービス会社は、所定の期間にわたり積算された使用料
金によりユーザから使用料金を徴収する。
【００２２】（第２の実施の形態）次に、この発明の第
２の実施形態について図面を参照して説明する。図２
は、同実施形態によるモバイルコンピューティングサー
ビスシステムの構成を示す概念図である。なお、同図に
おいて、図１と同一部分には同一の符号を付してその説
明を省略する。先ず、ワークコンピュータ３を利用する
ユーザは、上述の動作により、ワークコンピュータ３の
使用時間を予約し、サーバコンピュータ４から受信した
予約情報をモバイルメディア５に格納する。次に、ワー
クコンピュータ３を利用する際に、予約したユーザは、
予約情報を格納したモバイルメディア５を携行し、ワー
クコンピュータ３が設置されている場所において、モバ
イルメディア５をワークコンピュータ３に装着する。
２の実施形態について図面を参照して説明する。図２
は、同実施形態によるモバイルコンピューティングサー
ビスシステムの構成を示す概念図である。なお、同図に
おいて、図１と同一部分には同一の符号を付してその説
明を省略する。先ず、ワークコンピュータ３を利用する
ユーザは、上述の動作により、ワークコンピュータ３の
使用時間を予約し、サーバコンピュータ４から受信した
予約情報をモバイルメディア５に格納する。次に、ワー
クコンピュータ３を利用する際に、予約したユーザは、
予約情報を格納したモバイルメディア５を携行し、ワー
クコンピュータ３が設置されている場所において、モバ
イルメディア５をワークコンピュータ３に装着する。
【００２３】ワークコンピュータ３は、モバイルメディ
ア５に格納されているデータを読み出して個人認証情
報、ディジタル署名の照合、予約情報の解読を行い、当
該ワークコンピュータ３を使用するユーザが登録された
会員であり、利用予約しているか否かの第一の認証を行
う。会員登録と利用予約が確認された場合、個人認識情
報入力装置６によってユーザを特定する情報の入力を促
す。ワークコンピュータ３は、個人認識情報入力装置６
から入力された情報と記憶されている個人認証情報とを
照合してユーザが登録された会員であるか否かの第二の
認証を行う。そして、登録会員であることが確認された
後、モバイルメディア５からワークコンピュータ３を起
動させてワークコンピュータ２を使用するときと同じコ
ンピューティング環境を提供する。以下、上述の動作と
同様に使用時間の積算、使用料金の徴収が行われる。
ア５に格納されているデータを読み出して個人認証情
報、ディジタル署名の照合、予約情報の解読を行い、当
該ワークコンピュータ３を使用するユーザが登録された
会員であり、利用予約しているか否かの第一の認証を行
う。会員登録と利用予約が確認された場合、個人認識情
報入力装置６によってユーザを特定する情報の入力を促
す。ワークコンピュータ３は、個人認識情報入力装置６
から入力された情報と記憶されている個人認証情報とを
照合してユーザが登録された会員であるか否かの第二の
認証を行う。そして、登録会員であることが確認された
後、モバイルメディア５からワークコンピュータ３を起
動させてワークコンピュータ２を使用するときと同じコ
ンピューティング環境を提供する。以下、上述の動作と
同様に使用時間の積算、使用料金の徴収が行われる。
【００２４】（第３の実施の形態）次に、この発明の第
３の実施形態について図面を参照して説明する。図３
は、同実施形態によるモバイルコンピューティングサー
ビスシステムの構成を示す概念図である。同図に示すよ
うにワークコンピュータのサービス会社が設置するワー
クコンピュータは、データ通信網１を介してサーバコン
ピュータ４に接続されたワークコンピュータ３１とデー
タ通信回線３３を介してワークコンピュータ３１に接続
されたワークコンピュータ３２からなる。ワークコンピ
ュータ３２が、例えば航空機などに置かれたコンピュー
タである場合、ワークコンピュータ３１は航空会社のデ
ータベースに相当し、航空券予約システムと連動して動
作する。ワークコンピュータ３２は、ワークコンピュー
タ３１を介してサーバコンピュータ４にログインする。
３の実施形態について図面を参照して説明する。図３
は、同実施形態によるモバイルコンピューティングサー
ビスシステムの構成を示す概念図である。同図に示すよ
うにワークコンピュータのサービス会社が設置するワー
クコンピュータは、データ通信網１を介してサーバコン
ピュータ４に接続されたワークコンピュータ３１とデー
タ通信回線３３を介してワークコンピュータ３１に接続
されたワークコンピュータ３２からなる。ワークコンピ
ュータ３２が、例えば航空機などに置かれたコンピュー
タである場合、ワークコンピュータ３１は航空会社のデ
ータベースに相当し、航空券予約システムと連動して動
作する。ワークコンピュータ３２は、ワークコンピュー
タ３１を介してサーバコンピュータ４にログインする。
【００２５】先ず、ワークコンピュータ３２を利用する
ユーザは、上述の動作により、サーバコンピュータ４か
ら供給された個人認証情報と予約情報をモバイルメディ
ア５に格納する。また、サーバコンピュータ４は、個人
認証情報と予約情報をワークコンピュータ３１を介して
ワークコンピュータ３２に転送する。次に、ワークコン
ピュータ３２を利用する際に、ユーザは、このモバイル
メディア５を携行し、ワークコンピュータ３２が設置さ
れている場所において、モバイルメディア５をワークコ
ンピュータ３２に装着する。ワークコンピュータ３２
は、上述のユーザの認証処理を行った後、モバイルメデ
ィア５から当該ワークコンピュータ３２を起動させて、
ワークコンピュータ２を使用したときと同じコンピュー
ティング環境を提供する。
ユーザは、上述の動作により、サーバコンピュータ４か
ら供給された個人認証情報と予約情報をモバイルメディ
ア５に格納する。また、サーバコンピュータ４は、個人
認証情報と予約情報をワークコンピュータ３１を介して
ワークコンピュータ３２に転送する。次に、ワークコン
ピュータ３２を利用する際に、ユーザは、このモバイル
メディア５を携行し、ワークコンピュータ３２が設置さ
れている場所において、モバイルメディア５をワークコ
ンピュータ３２に装着する。ワークコンピュータ３２
は、上述のユーザの認証処理を行った後、モバイルメデ
ィア５から当該ワークコンピュータ３２を起動させて、
ワークコンピュータ２を使用したときと同じコンピュー
ティング環境を提供する。
【００２６】なお、サーバコンピュータ４には、サービ
ス会社の広告、例えば、ワークコンピュータ３が設置し
てある場所やサービス会社がインターネットカフェであ
る場合にはコーヒーの値段や種類などの広告を掲載する
ことができる。モバイルコンピューティングサービス会
社は、このようにサービス会社の広告を掲載して広告料
金を徴収することで、会員の利用料金を低減することも
可能である。
ス会社の広告、例えば、ワークコンピュータ３が設置し
てある場所やサービス会社がインターネットカフェであ
る場合にはコーヒーの値段や種類などの広告を掲載する
ことができる。モバイルコンピューティングサービス会
社は、このようにサービス会社の広告を掲載して広告料
金を徴収することで、会員の利用料金を低減することも
可能である。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
個人ごとのコンピューティング環境を設定したプログラ
ムを格納したモバイルメディアを携行し、移動先でサー
バに登録されたコンピュータに装着することによって作
業場所を変えても同じコンピューティング環境を実現で
きるようにしたのでコンピュータの操作環境が変わるこ
とによる操作性の低下を防ぎ作業効率を高めることがで
きるという効果が得られる。また、サーバに登録された
コンピュータの設置場所や利用可能時間を調べて利用予
約を行うことができるのでモバイルメディアを携行する
だけで良く、ノート型パーソナルコンピュータなどコン
ピュータ本体を持ち運びする必要がなくなるという効果
が得られる。
個人ごとのコンピューティング環境を設定したプログラ
ムを格納したモバイルメディアを携行し、移動先でサー
バに登録されたコンピュータに装着することによって作
業場所を変えても同じコンピューティング環境を実現で
きるようにしたのでコンピュータの操作環境が変わるこ
とによる操作性の低下を防ぎ作業効率を高めることがで
きるという効果が得られる。また、サーバに登録された
コンピュータの設置場所や利用可能時間を調べて利用予
約を行うことができるのでモバイルメディアを携行する
だけで良く、ノート型パーソナルコンピュータなどコン
ピュータ本体を持ち運びする必要がなくなるという効果
が得られる。
【図１】 この発明の第１の実施の形態によるモバイル
コンピューティングサービスシステムを示す概念図であ
る。
コンピューティングサービスシステムを示す概念図であ
る。
【図２】 この発明の第２の実施の形態によるモバイル
コンピューティングサービスシステムを示す概念図であ
る。
コンピューティングサービスシステムを示す概念図であ
る。
【図３】 この発明の第３の実施の形態によるモバイル
コンピューティングサービスシステムを示す概念図であ
る。
コンピューティングサービスシステムを示す概念図であ
る。
【図４】 モバイルメディアの構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図５】 モバイルメディアの構成を示すブロック図で
ある。
ある。
１ データ通信網 ２，３ ワークコンピュータ ４ サーバコンピュータ ５ モバイルメディア ６ 個人認識情報入力装置 ５１，５６ ＨＤＣ（ハードディスクコントローラ） ５２ 記録メディア ５３，５７ ＣＰＵ（中央演算処理装置） ５４ ＩＣカードＬＳＩ（大規模集積回路） ５５，５８ インターフェイスコネクタ
Claims (10)
- 【請求項１】 所定のサービスを提供するサーバコンピ
ュータと、データ通信網と、該データ通信網を介して、
前記サーバコンピュータから所望のサービスの提供を受
ける第１のワークコンピュータと、前期データ通信網を
介して前期サーバコンピュータに接続された１または複
数の第２のワークコンピュータとからなるモバイルコン
ピューティングサービスシステムであって、 前記第１のワークコンピュータは、取り外し可能に装着
され、暗号化された個人認証情報および当該ワークコン
ピュータの動作に必要なプログラムを格納したモバイル
メディアと、前記データ通信網を介して前記サーバコン
ピュータに接続する通信手段と、該通信手段により前記
サーバコンピュータにアクセスしてデータの転送および
受信処理を行う中央演算処理装置とを備え、 前記サーバコンピュータは、前記データ通信網を介して
前記第１のワークコンピュータからアップロードされた
個人認識情報を記録する記録装置を少なくとも備え、 前記第２のワークコンピュータは、前記データ通信網を
介して前記サーバコンピュータに接続する通信手段と、
前記サーバコンピュータからダウンロードされた個人認
証情報を記録する記録装置と、前記モバイルメディアが
装着された場合、当該モバイルメディアから必要なプロ
グラムを読み出し、前記通信手段により前記サーバコン
ピュータにアクセスしてデータの転送および受信処理を
行う中央演算処理装置とを備え、 前記第１のワークコンピュータから前記サーバコンピュ
ータを介して前記第２のワークコンピュータへ個人認証
情報を送り、前記第２のワークコンピュータは、受信し
た個人認証情報を記憶し、当該第２のワークコンピュー
タに前記第１のワークコンピュータから取り外された前
記モバイルメディアが装着された際に、前記モバイルメ
ディアに記憶されている個人認証情報を照合して認証処
理を行い、認証結果に基づいて前記モバイルメディアに
格納されているプログラムを読み出し、当該第２のワー
クコンピュータを起動させて前記第１のワークコンピュ
ータと同じ環境を提供することを特徴とするモバイルコ
ンピューティングサービスシステム。 - 【請求項２】 前記サーバコンピュータは、登録された
前記１または複数の第２のワークコンピュータの設置場
所、利用可能時間などからなる登録情報を格納するデー
タベースを備え、前記第１のワークコンピュータによっ
て前記データベースの登録情報を参照して前記第２のワ
ークコンピュータが予約された際に、予約したユーザの
個人認証情報と予約情報を当該第２のワークコンピュー
タに転送することを特徴とする請求項１に記載のモバイ
ルコンピューティングサービスシステム。 - 【請求項３】 前記サーバコンピュータは、予め会費を
納入し、登録した会員に対してのみ前記第２のワークコ
ンピュータ利用の予約を受け付け、前記個人認証情報お
よび予約情報を当該第２のワークコンピュータに転送す
ることを特徴とする請求項１および請求項２に記載のモ
バイルコンピューティングサービスシステム。 - 【請求項４】 前記第１のワークコンピュータ、前記第
２のワークコンピュータおよび前記サーバコンピュータ
は、同一方式の暗号／復号化手段を有し、転送する個人
認証情報と予約情報の暗号化および受信した情報の復号
化を行うことを特徴とする請求項１ないし請求項４のい
ずれかに記載のモバイルコンピューティングサービスシ
ステム。 - 【請求項５】 前記モバイルメディアを装着した前記第
１のワークコンピュータまたは前記第２のワークコンピ
ュータは、当該モバイルメディアから起動することを特
徴とする請求項１に記載のモバイルコンピューティング
サービスシステム。 - 【請求項６】 前記モバイルメディアは、磁気ディスク
装置と、該磁気ディスク装置のデータ書き込みと読み出
し処理を制御するコントローラとを備えることを特徴と
する請求項１に記載のモバイルコンピューティングサー
ビスシステム。 - 【請求項７】 前記第２のワークコンピュータは、個人
認識情報の入力手段をさらに備え、前記モバイルメディ
アに格納された個人認証情報に基づく認証処理と、前記
入力手段から入力された個人認識情報に基づく認証処理
によってユーザの認証を行うことを特徴とする請求項１
に記載のモバイルコンピューティングサービスシステ
ム。 - 【請求項８】 前記第２のワークコンピュータは、デー
タ通信回線によって接続された２つのワークコンピュー
タからなり、一方のワークコンピュータは、前記データ
通信網を介して前記サーバコンピュータに接続され、他
方のワークコンピュータと前記サーバコンピュータ間の
データ転送を制御することを特徴とする請求項１に記載
のモバイルコンピューティングサービスシステム。 - 【請求項９】 前記第２のワークコンピュータは、当該
第２のワークコンピュータの作業が終了した時点で前記
個人認証情報を記憶装置から消去して使用開始／終了時
間などの使用情報を前記サーバコンピュータへ送出し、
前記サーバコンピュータは、受信した使用情報に基づき
使用料を積算することを特徴とする請求項１ないし請求
項８のいずれかに記載のモバイルコンピューティングサ
ービスシステム。 - 【請求項１０】 前記サーバコンピュータは、前記第２
のワークコンピュータの設置場所などに関する広告を掲
載し、前記第２のワークコンピュータを提供するサービ
ス会社から広告掲載料を徴収することを特徴とする請求
項１ないし請求項９のいずれかに記載のモバイルコンピ
ューティングサービスシステム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000334843A JP2002141900A (ja) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | モバイルコンピューティングサービスシステム |
| US10/033,292 US7133920B2 (en) | 2000-11-01 | 2001-10-25 | Mobile computing service system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000334843A JP2002141900A (ja) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | モバイルコンピューティングサービスシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002141900A true JP2002141900A (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=18810686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000334843A Pending JP2002141900A (ja) | 2000-11-01 | 2000-11-01 | モバイルコンピューティングサービスシステム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7133920B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002141900A (ja) |
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| JP2008140143A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Sharp Corp | 情報処理システム、端末装置、及び、記録媒体 |
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| US7298836B2 (en) | 2002-09-24 | 2007-11-20 | At&T Bls Intellectual Property, Inc. | Network-based healthcare information systems |
| US8343235B2 (en) * | 2002-12-11 | 2013-01-01 | Broadcom Corporation | Theft prevention of media peripherals in a media exchange network |
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| EP1530392A1 (fr) * | 2003-11-04 | 2005-05-11 | Nagracard S.A. | Méthode de gestion de la sécurité d'applications avec un module de sécurité |
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| US7849020B2 (en) * | 2005-04-19 | 2010-12-07 | Microsoft Corporation | Method and apparatus for network transactions |
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| US9041511B2 (en) * | 2011-05-03 | 2015-05-26 | Verizon Patent And Licensing Inc. | Facility management using mobile devices |
| US9363264B2 (en) * | 2013-11-25 | 2016-06-07 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Networked device access control |
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| US5936542A (en) * | 1995-09-11 | 1999-08-10 | Nomadix, Llc | Convention ID badge system |
| US5960085A (en) * | 1997-04-14 | 1999-09-28 | De La Huerga; Carlos | Security badge for automated access control and secure data gathering |
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2000
- 2000-11-01 JP JP2000334843A patent/JP2002141900A/ja active Pending
-
2001
- 2001-10-25 US US10/033,292 patent/US7133920B2/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060606 |