JP2002138316A - 人工毛接着具 - Google Patents

人工毛接着具

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JP2002138316A
JP2002138316A JP2000325979A JP2000325979A JP2002138316A JP 2002138316 A JP2002138316 A JP 2002138316A JP 2000325979 A JP2000325979 A JP 2000325979A JP 2000325979 A JP2000325979 A JP 2000325979A JP 2002138316 A JP2002138316 A JP 2002138316A
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Shinji Okuno
眞司 奥野
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41GARTIFICIAL FLOWERS; WIGS; MASKS; FEATHERS
    • A41G5/00Hair pieces, inserts, rolls, pads, or the like; Toupées
    • A41G5/004Hair pieces
    • A41G5/0086Applicators or tools for applying hair extensions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、自毛に人工毛を簡単に且つ確実に
接着一体化させて頭髪量を増やすことができる人工毛接
着具を提供する。 【解決手段】 本発明の人工毛接着具Aは、頭髪収納部
51を並設してなる頭髪載置部材5と、下面に上記頭髪収
納部51の夫々に嵌脱自在に嵌まり込む押圧片41を並設し
てなる頭髪押圧部材4とを互いに接離自在に組み合わせ
てなり、上記頭髪収納部51と上記押圧片41との対向面間
に接着剤Bの存在下で自毛H1と人工毛H2とを集束状態に
配設して頭髪収納部51と押圧片41とで上記自毛H1と上記
人工毛H2とを挟圧することにより自毛H1と人工毛H2とを
接着一体化させるように構成しているので、上記頭髪収
納部51に自毛H1及び人工毛H2並びに接着剤Bを収納する
ともに上記頭髪収納部51内に上記押圧片41を嵌め込んで
これらの押圧片41と頭髪収納部51との対向面間で上記自
毛H1と上記人工毛H2とを挟圧することにより、上記自毛
H1に上記人工毛H2を簡単に且つ確実に接着一体化するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自毛に人工毛を簡
単に且つ正確に接着一体化させることができる人工毛接
着具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から頭髪を増やすために自毛の根元
に複数本の人工毛の基端部を接着剤、その他の方法によ
り一体化させて見かけの頭髪の本数を増やして薄毛の悩
みを解消する方法が提案されている。
【0003】しかしながら、上記方法は特殊な技術が必
要であるので、このような技術を持っている専門店をわ
ざわざ訪問する必要があり、しかも、上記施術には時間
と費用がかかり、自毛に人工毛を簡単に且つ確実に接着
一体化させて頭髪の本数を増やすことのできる器具が所
望されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、自毛に人工
毛を簡単に且つ確実に接着一体化させて頭髪量を増やす
ことができる人工毛接着具を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の人工毛
接着具は、上面に上向きに開口した複数の頭髪収納部を
並設してなる頭髪載置部材と、下面に上記頭髪収納部の
夫々に嵌脱自在に嵌まり込む押圧片を複数個、並設して
なる頭髪押圧部材とを互いに接離自在に組み合わせてな
り、上記頭髪上載部材の頭髪収納部と上記頭髪押圧部材
の押圧片との対向面間に接着剤の存在下で自毛と人工毛
とを集束状態に配設して頭髪収納部と押圧片とで上記自
毛と上記人工毛とを挟圧することにより自毛と人工毛と
を接着一体化させるように構成している。
【0006】請求項2に記載の人工毛接着具は、請求項
1に記載の人工毛接着具において、頭髪載置部材と頭髪
押圧部材とは互いに回動自在に枢着した上下挟圧部材の
上下対向面に夫々着脱自在に装着されてあり、頭髪載置
部材を装着している下側挟圧部材の前後端縁の夫々に全
長に亘って前後突条部を突設してこれら前後突条部と頭
髪載置部材の前後壁部との対向面間で接着剤収納溝を形
成していることを特徴としている。
【0007】さらに、請求項3に記載の人工毛接着具
は、請求項1に記載の人工毛接着具において、頭髪載置
部材の各頭髪収納部における前後壁部に毛挿入口を設け
ていると共に各頭髪収納部の内底面に上記前後の毛挿入
口に連通した頭髪載置用溝を凹設し、一方の毛挿入口か
ら自毛を、他方の毛挿入口から人工毛をそれぞれ頭髪載
置用溝上に挿入するように構成していることを特徴とす
る。
【0008】また、請求項4に記載の人工毛接着具は、
請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の人工毛接着
具において、頭髪押圧部材の押圧片は断面逆U字状に形
成されている一方、頭髪載置部材の各頭髪載置用溝の両
側端部に押圧片の両側部が嵌脱自在に嵌合可能な押圧片
係合溝を凹設していることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の人工毛接着具は、請求項
2に記載の人工毛接着具において、接着剤収納溝の先端
開口部及び基端開口部は閉塞されていることを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明の人工毛接着具の使用要領を説明する。
先ず、頭髪押圧部材の下方に配設している頭髪載置部材
の各頭髪収納部に一本の自毛と複数本の人工毛の基端部
分とを互いに集束状態となるように挿入、載置すると共
に各頭髪収納部内に接着剤を充填する。
【0011】しかる後、上記頭髪載置部材上に頭髪押圧
部材を押し付けて頭髪押圧部材の押圧片を頭髪収納部に
嵌合させると、頭髪収納部内に収納されている上記自毛
の先端部と上記人工毛の基端部とが頭髪収納部の内底面
と押圧片とによって挟まれた状態となるとともに上記頭
髪収納部内に充填している瞬間接着剤が自毛と人工毛と
の長さ方向に展圧されて上記自毛の先端部と上記人工毛
の基端部とを収束状態で簡単に且つ確実に接着一体化す
ることができ、頭髪の量を簡単に且つ確実に増加させて
薄毛の悩みの解消を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の人工毛接着具の一例を図
面を参照しつつ説明する。図1に示したように、人工毛
接着具Aは、上下一対の挟圧部材1、2の基端部を回動
自在に枢着3していると共に上側挟圧部材1の下面に頭
髪押圧部材4を、下側挟圧部材2の上面に頭髪載置部材
5を夫々着脱自在に装着してなるものである。また、上
記上下挟圧部材1、2の基端部に柄部1a、2aを延設して
あり、これらの柄部1a、2aの端部に回動操作用指掛け輪
11、21を一体に形成し、これらの指掛け輪11、21に親指
と中指又は薬指を挿入、係止させて上記一対の挟圧部材
1、2を開閉させ、これらの挟圧部材1、2に夫々装着
している上記頭髪載置部材4と頭髪押圧部材5との上下
対向面を接離させて互いに接合させた時には後述するよ
うに頭髪載置部材4上に載置した自毛H1と人工毛H2の基
端部とを挟圧するように構成している。
【0013】上記上下一対の挟圧部材1、2は、図1及
び図2に示したように、長辺縁を形成している前後端縁
間の幅が狭い一定長さを有する平面横長長方形状の棒状
体から形成されている。そして、上記下側挟圧部材2の
上面における前後端縁部には、全長に亘って断面略三角
形状の前側突条部21と後側突条部22とが夫々突設されて
いると共に、この下側挟圧部材2の上記前後突条部21、
22の対向面間における上面中央部には、頭髪載置部材5
が着脱自在に取付可能な平面横長長方形状の頭髪載置部
材取付溝23が全長に亘って且つこの下側挟圧部材2の先
端面に開口した状態に形成されている。
【0014】具体的には、上記頭髪載置部材取付溝23
は、その内底面が前方から後方に向かって斜め上方に傾
斜した平坦面に形成されていて該溝の開口方向は上方に
おける斜め前方を指向しており且つ上方に向かって徐々
に前後開口幅が大きくなるように構成されている。
【0015】更に、上記頭髪載置部材取付溝23の内底面
における前後方向の中央部には、上記頭髪載置部材取付
溝23の長さ方向の全長に亘って断面略円形状の突条部23
a が上方に向かって突設されている。
【0016】又、上記頭髪載置部材5は、長さが上記頭
髪載置部材取付溝23の長さに合致し且つ前後幅が上記頭
髪載置部材取付溝23の内底面の前後幅に合致していると
ともに上記前後突条部21、22の高さよりも若干高い高さ
を有する直方体形状に形成され、その上面には、該頭髪
載置部材5の上下高さの略半分に達する深さを有し且つ
上端が全面的に開口してなる平面矩形状の複数個の頭髪
収納部51がこの頭髪載置部材5の長さ方向に連なった状
態に区画、凹設されている。なお、上記頭髪収納部51の
内面全面にはポリテトラフルオロエチレンが層着されて
いる。
【0017】そして、上記頭髪載置部材5の外底面に
は、該頭髪載置部材5の先端面及び基端面の夫々に開口
し且つ上記頭髪載置部材取付溝23の突条部23a に嵌脱自
在に嵌合可能な断面略円形状の嵌合溝52が上記頭髪載置
部材5の長さ方向の全長に亘って凹設されている。
【0018】更に、上記各頭髪収納部51の前後壁部511
、512 の中央部には、一本の自毛と数本の人工毛とを
夫々挿入可能な幅を有し且つ上端が開放している一定深
さを有する前後毛挿入口511a、512aが内外面に亘って貫
通した状態に貫設されている。
【0019】又、上記各頭髪収納部51の内底面は、前後
端が上記前後毛挿入口511a、512aに連通し且つ両側端
(頭髪載置部材5の長さ方向)に向かって凹円弧状に湾
曲した頭髪載置用溝513 に形成されてあり、この頭部載
置用溝513 の両側端部には、頭髪押圧部材4の後述する
押圧片41が嵌脱自在に嵌合可能な押圧片係合溝514 、51
4 が凹設されている。
【0020】そして、上記頭髪載置部材5をその外底面
に設けている嵌合溝52と上記頭髪載置部材取付溝23の突
条部23a とを嵌合させた状態で上記頭髪載置部材取付溝
23内に取付けた状態においては、図3に示したように、
上記頭髪載置部材5は、その外底面が上記上記頭髪載置
部材取付溝23の内底面に全面的に当接した安定した状態
に上記頭髪載置部材取付溝23内に収納されるとともに、
上記頭髪載置部材5における各頭髪収納部51の前後壁部
511 、512 と上記下側挟圧部材2の前後突条部21、22と
の対向面間には、前後接着剤収納溝53、54が夫々形成さ
れている。
【0021】更に、上記前後接着剤収納溝53、54の先端
部は、上記前後突条部21、22の内側先端面から上記頭髪
載置部材5の前後先端面に向かって突設された閉塞壁部
21a、22a によって閉塞されている一方、上記前後接着
剤収納溝53、54の基端部は、上記前後突条部21、22を突
設している下側挟圧部材2の基端部20によって閉塞され
ている。又、上記頭髪収納部51、51・・・の前側毛挿入
口511a、511a・・・に対向する上記下側挟圧部材2の前
側突条部21における上端面には上記前側毛挿入口511a、
511a間の間隔と同一間隔でもってこれらの前側毛挿入口
511aに連通する自毛保持溝21b 、21b ・・・が凹設され
ている。
【0022】又、上記上側挟圧部材1は、図1及び図5
に示したように、上記下側挟圧部材2と同一長さを有す
る平面横長長方形状の棒状体から形成されている。そし
て、上記上側挟圧部材1の下面12は、上記下側挟圧部材
2の頭髪載置部材取付溝23の内底面に平行な平坦面に形
成され、上記上側挟圧部材1の下面12における前後方向
の中央部には断面略円形状の突条部12a が下方に向かっ
て突設されている。
【0023】そして、上記上側挟圧部材1の下面には頭
髪押圧部材4が着脱自在に取り付けられる。この頭髪押
圧部材4は、長さが上記上側挟圧部材1の長さに略合致
し且つ前後幅が上記頭髪載置部材5の前後幅に略合致し
た一定高さを有する直方体形状の押圧基体42と、この押
圧基体42の下面に該押圧基体42の長さ方向に連なった状
態に一体的に設けられた複数個の断面逆U字状の押圧片
41、41・・・とからなる。又、上記押圧片41の表面全面
にはポリテトラフルオロエチレンが層着されている。
【0024】なお、上記押圧基体42の上面は平坦面に形
成されており、その前後方向の中央部には上記上側挟圧
部材1の突条部12a に着脱自在に嵌合可能で且つ上記押
圧基体42の前後端面に開口してなる嵌合溝42a が上記押
圧基体42の長さ方向の全長に亘って凹設されてなる。
【0025】頭髪押圧部材4の下面に突設している上記
各押圧片41は、下側挟圧部材2の上面に装着されている
頭髪載置部材5の各頭髪収納部51に夫々上下に対向する
ように設けられてあり、これらの頭髪押圧部材4と頭髪
載置部材5とを上下に重ね合わせた時に、押圧片41が対
向する頭髪収納部51に図4(c)に示したように、嵌ま
り込んだ状態、具体的には、上記押圧片41の両側突出部
411 、411 が上記頭髪収納部51の押圧片係合溝514 、51
4 内に隙間なく嵌合した状態となるとともに、上記押圧
片41の両側突出部411 、411 の外壁面411a、411aとこれ
に対向する上記頭髪収納部51の内壁面とが隙間なく密接
した状態となるように構成している。
【0026】次に、上記人工毛接着具の使用要領を説明
する。先ず、図1及び図6に示したように、上記下側挟
圧部材2の頭髪載置部材取付溝23内にその先端開口部を
通じて上記頭髪載置部材5をその嵌合溝52を上記頭髪載
置部材取付溝23の突条部23aに被嵌させながら上記下側
挟圧部材2の長さ方向にスライドさせて安定した状態に
配設する一方、上記上側挟圧部材1の下面に上記頭髪押
圧部材4をその押圧基体42の嵌合溝42a を上記上側挟圧
部材1の突条部12a に被嵌させながら上記上側挟圧部材
1の長さ方向にスライドさせて安定した状態に配設す
る。
【0027】しかる後、何れか一方の手で上記人工毛接
着具Aの上下挟圧部材1、2の指掛け輪11、21に親指と
中指又は薬指を挿入、係止させて上下挟圧部材1、2を
開放状態に維持し、この状態で頭髪載置部材5の各頭髪
収納部51、51・・・の頭髪載置用溝513 、513 ・・・上
の夫々に所定量の瞬間接着剤Bを充填する。なお、この
瞬間接着剤Bは適度な粘度を有していることから上記頭
髪収納部51の前後毛挿入口511a、512aから流出すること
はない。
【0028】次いで、図3及び図4(a)に示したよう
に、複数本の人工毛H2、H2・・・をその基端部が上記頭
髪収納部51の各頭髪載置用溝513 、513 ・・・上に位置
し且つそれ以外の部分が上記頭髪収納部51の後側毛挿入
口512aを通じて上記頭髪収納部51の後方側に引き出され
た状態に配設するとともに、上記瞬間接着剤Bを上記人
工毛H2、H2間に浸透させる。なお、上記図3及び図4
(a)においては、瞬間接着剤Bを省略してある。
【0029】続いて、図4(b)に示したように、上記
頭髪収納部51内にその前側毛挿入口511aを通じて一本の
自毛H1の先端部を引き入れて、この自毛H1の先端部を上
記頭髪収納部51の頭髪載置用溝513 上に載置している人
工毛H2の基端部上に重ね合わせた状態にした後、更に、
上記人工毛H2及び上記自毛H1上に瞬間接着剤Bを再度供
給して上記記人工毛H2と上記自毛H1との間に瞬間接着剤
Bを浸透させる。なお、図4(b)においては瞬間接着
剤Bは省略してある。
【0030】この時、上記頭髪収納部51の前側毛挿入口
511aから前方に引き出されている上記自毛H1の先端部分
は上記下側挟圧部材2の前側突条部21に設けている自毛
保持溝21b 内に安定した状態に収納、保持されており、
上記頭髪収納部51内に配設された上記自毛H1の先端部が
上記頭髪収納部51の頭髪載置用溝513 の幅方向の中央部
に確実に保持される。
【0031】そして、上記人工毛接着具Aの上下挟圧部
材1、2の回動操作用指掛け輪11、21に挿入、係止して
いる指を操作することにより上下挟圧部材1、2を互い
に近接する方向に変位させて、上記下側挟圧部材2の頭
髪載置部材5と上記上側挟圧部材1の頭髪押圧部材4と
を上下方向に重ね合わせた状態とする。
【0032】すると、図4(c)及び図7に示したよう
に、上記頭髪押圧部材4の各押圧片41、41・・・の夫々
が上記頭髪載置部材5の頭髪収納部51、51・・・内に嵌
まり込んだ状態となって、上記押圧片41の両側突出部41
1 、411 間の下向き開口の凹溝部43の内面43a と上記頭
髪載置用溝513 の上面とによって上記自毛H1と上記人工
毛H2とが引き揃え状態で強力に挟圧されるとともに、瞬
間接着剤Bがこれらの自毛H1と人工毛H2の長さ方向に展
圧されて上記自毛H1と上記人工毛H2とをこの瞬間接着剤
Bによって強固に且つ確実に接着一体化し、図8に示し
たように、上記自毛H1の先端部には上記複数本の人工毛
H2が接着一体化された状態となる。
【0033】この時、上記頭髪収納部51内に瞬間接着剤
Bを入れすぎた場合、上記押圧片41の凹溝部43の内面と
上記頭髪載置用溝513 とによる挟持圧力によって上記頭
髪収納部51に貫設された前後毛挿入口511a、512aから上
記瞬間接着剤Bが溢流することがあるが、このような場
合であっても上記頭髪収納部51から溢れ出た瞬間接着剤
Bは、前後端部が閉塞された上記前後接着剤収納溝53、
54内に円滑に且つ確実に収納されて頭部側に流れ出ると
いった不測の事態は発生しない。
【0034】しかる後、上記人工毛接着具Aの上下挟圧
部材1、2を互いに離間させる方向に回動、変位させ
て、上記下側挟圧部材2に装着している頭髪載置部材5
の頭髪載置用溝513 から上側挟圧部材1に装着している
頭髪押圧部材4の押圧片41を離脱させて上記頭髪収納部
51の上端開口部が全面的に開放された状態とし、図8に
示したように、上記複数本の人工毛H2が接着一体化され
てなる上記自毛H1を上記頭髪収納部51の前後毛挿入口51
1a、512aの上端開口部を通じて上記頭髪収納部51から取
り出す。
【0035】そして、上記人口毛接着具Aを再度使用す
る時は、上記頭髪載置部材5を上記下側挟圧部材2から
取り外すとともに、上記頭髪押圧部材4を上記上側挟圧
部材1から取り外し、使用済の上記頭髪載置部材5及び
上記頭髪押圧部材4を洗浄した上で再度、上記下側挟圧
部材2に上記頭髪載置部材5を、上記上側挟圧部材1に
上記頭髪押圧部材4を取り付けて使用するか、或いは、
新しい頭髪載置部材5を上記下側挟圧部材2に、新しい
頭髪押圧部材4を上記上側挟圧部材1に取り付けて使用
すればよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の人工毛接着具によ
れば、請求項1に記載したように、上面に上向きに開口
した複数の頭髪収納部を並設してなる頭髪載置部材と、
下面に上記頭髪収納部の夫々に嵌脱自在に嵌まり込む押
圧片を複数個、並設してなる頭髪押圧部材とを互いに接
離自在に組み合わせてなり、上記頭髪載置部材の頭髪収
納部と上記頭髪押圧部材の押圧片との対向面間に接着剤
の存在下で自毛と人工毛とを集束状態に配設して頭髪収
納部と押圧片とで上記自毛と上記人工毛とを挟圧するこ
とにより自毛と人工毛とを接着一体化させるように構成
しているので、上記頭髪収納部に自毛及び人工毛並びに
接着剤を収納するともに上記頭髪収納部内に上記押圧片
を嵌め込んでこれらの押圧片と頭髪収納部との対向面間
で上記自毛と上記人工毛とを挟圧することにより、上記
自毛に上記人工毛を簡単に且つ確実に接着一体化するこ
とができる。
【0037】従って、上記人工毛接着具によれば、従来
のように特殊な技術を必要とすることなく、美容院や理
髪店等において、短時間のうちに自毛に人工毛を接着一
体化させて頭髪量の増量を図って薄毛の悩みを解消した
り或いはショートヘアをロングヘアに簡単に且つ確実に
変えることができる。
【0038】また、請求項2に係る発明は、上記頭髪載
置部材と頭髪押圧部材とを互いに回動自在に枢着した挟
圧部材の上下対向面に夫々着脱自在に装着させているの
で、頭髪載置部材と頭髪押圧部材とを互いに重ね合わせ
状に圧接させて頭髪載置部材の各頭髪収納部に引き揃え
状態で収納している自毛と人工毛との接着剤による接着
作業が円滑に行えるのは勿論、接着後において頭髪載置
部材と頭髪押圧部材とを上下挟圧部材から取り外すこと
により次の自毛と人工毛との接着作業の準備が容易に行
え、その上、頭髪載置部材を装着している下側挟圧部材
の前後端縁に全長に亘って突条部を突設してこの突条部
と頭髪載置部材の前後壁部との対向面間で接着剤収納溝
を形成しているので、押圧片と頭髪収納部との対向面間
で自毛と人工毛とを挟圧して接着剤により一体に接着す
る際に、頭髪収納部から溢れ出る余剰の接着剤を該接着
剤収納溝に収納することができ、他の頭髪や頭皮に接着
剤が不測に付着するといった事態は発生しない。
【0039】請求項3に係る発明によれば、頭髪載置部
材の各頭髪収納部における前後壁部に毛挿入口を設けて
いると共に各頭髪収納部の内底面に上記前後の毛挿入口
に連通した頭髪載置用溝を凹設し、一方の毛挿入口から
自毛を、他方の毛挿入口から人工毛をそれぞれ頭髪載置
用溝上に挿入するように構成しているので、自毛と人工
毛とを上記頭髪載置用溝上に集束状態に収納する作業が
容易に且つ正確に行えると共にこれらの自毛と人工毛と
を頭髪載置用溝上に確実に保持することができ、よっ
て、上記自毛に上記人工毛を確実に接着一体化すること
ができる。
【0040】さらに、請求項4に係る発明によれば、上
記頭髪押圧部材の押圧片を断面逆U字状に形成している
一方、頭髪載置部材の各頭髪載置用溝の両側端部に押圧
片の両側部が嵌脱自在に嵌合可能な押圧片係合溝を凹設
しているので、上記頭髪載置用溝上に集束状態に載置し
た自毛と人工毛とを上記押圧片と上記頭髪収納部との対
向内面間で確実に挟持して両者を円滑に且つ完全に接着
一体化することができる。
【0041】また請求項5に係る発明は、前後接着剤収
納溝の先端開口部及び基端開口部は閉塞されていること
を特徴とするものであるから、上下挟圧部材を傾倒させ
た場合においても、前後接着剤収納溝内に収納された接
着剤が外部に流出して他の頭髪や頭皮に接着剤が不測に
付着するといった事態は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の人工毛接着具を示した斜視図である。
【図2】下側挟圧部材と頭髪載置部材とを分離させた状
態を示した斜視図である。
【図3】頭髪収納部及び押圧片を示した縦断面図であ
る。
【図4】頭髪収納部及び押圧片を示した縦断面図であ
る。
【図5】(a)は上側挟圧部材と頭髪押圧部材とを分離
させた状態を示した斜視図、(b)は(a)に示した頭
髪押圧部材の押圧片部分を示した斜視図である。
【図6】図1の人工毛接着具の使用状態を示した斜視図
である。
【図7】上下挟圧部材部分を示した縦断面図である。
【図8】人工毛が接着一体化された自毛の一部を示した
斜視図である。
【符号の説明】 1 上側挟圧部材 2 下側挟圧部材 21 前側突条部 22 後側突条部 3 枢着部 4 頭髪押圧部材 41 押圧片 5 頭髪載置部材 51 頭髪収納部 511a前側毛挿入口 512a後側毛挿入口 513 頭髪載置用溝 514 押圧片係合溝 53 前側接着剤収納溝 54 後側接着剤収納溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に上向きに開口した複数の頭髪収納
    部を並設してなる頭髪載置部材と、下面に上記頭髪収納
    部の夫々に嵌脱自在に嵌まり込む押圧片を複数個、並設
    してなる頭髪押圧部材とを互いに接離自在に組み合わせ
    てなり、上記頭髪載置部材の頭髪収納部と上記頭髪押圧
    部材の押圧片との対向面間に接着剤の存在下で自毛と人
    工毛とを集束状態に配設して頭髪収納部と押圧片とで上
    記自毛と上記人工毛とを挟圧することにより自毛と人工
    毛とを接着一体化させるように構成したことを特徴とす
    る人工毛接着具。
  2. 【請求項2】 頭髪載置部材と頭髪押圧部材とは互いに
    回動自在に枢着した上下挟圧部材の上下対向面に夫々着
    脱自在に装着されてあり、頭髪載置部材を装着している
    上記下側挟圧部材の前後端縁の夫々に全長に亘って前後
    突条部を突設してこれら前後突条部と頭髪載置部材の前
    後壁部との対向面間で接着剤収納溝を形成していること
    を特徴とする請求項1に記載の人工毛接着具。
  3. 【請求項3】 頭髪載置部材の各頭髪収納部における前
    後壁部に毛挿入口を設けていると共に各頭髪収納部の内
    底面に上記前後の毛挿入口に連通した頭髪載置用溝を凹
    設し、一方の毛挿入口から自毛を、他方の毛挿入口から
    人工毛をそれぞれ頭髪載置用溝上に挿入するように構成
    していることを特徴とする請求項1に記載の人工毛接着
    具。
  4. 【請求項4】 頭髪押圧部材の押圧片は断面逆U字状に
    形成されている一方、頭髪載置部材の各頭髪載置用溝の
    両側端部に押圧片の両側部が嵌脱自在に嵌合可能な押圧
    片係合溝を凹設していることを特徴とする請求項1乃至
    請求項3の何れか1項に記載の人工毛接着具。
  5. 【請求項5】 前後接着剤収納溝の先端開口部及び基端
    開口部は閉塞されていることを特徴とする請求項2に記
    載の人工毛接着具。
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