JP2002136932A - 樹脂選別装置、樹脂選別システム、及び樹脂選別方法 - Google Patents

樹脂選別装置、樹脂選別システム、及び樹脂選別方法

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JP2002136932A JP2001251396A JP2001251396A JP2002136932A JP 2002136932 A JP2002136932 A JP 2002136932A JP 2001251396 A JP2001251396 A JP 2001251396A JP 2001251396 A JP2001251396 A JP 2001251396A JP 2002136932 A JP2002136932 A JP 2002136932A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回収した樹脂成形品を、複数種類の樹脂が混
合しないように粉砕した後に、粉砕樹脂の材質を判別し
て分別する。 【解決手段】 樹脂成形品を成形品毎に粉砕する手段
と、粉砕樹脂を透明な収容袋に収容する手段と、粉砕樹
脂収容袋の搬送手段と、搬送経路上の判別位置の近傍に
設けられた光学的原理に基づく判別手段と、収容袋が分
別位置へ到達する到達予定時刻と粉砕樹脂の種類とを対
応つけて記憶する手段と、到達予定時刻に分別位置に到
達した収容袋内の粉砕樹脂の種類を該到達予定時刻に対
応つけて記憶されている種類として分別回収する手段を
有する樹脂選別システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄された機器
(例:電気・電子機器)から回収した樹脂成形品から樹
脂材料をリサイクルする際に、樹脂を種類(=材質)毎
に、望ましくは樹脂に添加されている難燃剤の種類毎
に、選別する装置に関する。また、選別前に樹脂成形品
の容積を減ずる(=減容化する)選別システムに関す
る。また、選別前に樹脂成形品を減容化する選別方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂成形品は、軽量で、且つ、デザイン
の多様化に対応できるという特徴を有するため、広範な
用途に向けて、多種類、且つ、多量に用いられている。
なかでも、家庭電気用品やOA機器等の電気・電子機器
では、キャビネット部をはじめとする多くの部材で樹脂
成形品が用いられており、平均的には、機器重量の15
〜20重量%近くが樹脂であるといわれている。近年の
環境問題に対する意識の高まりの中で、循環型社会の構
築に向けた施策が打ち出されており、上記の樹脂成形品
に用いられた樹脂材料のマテリアルリサイクルが要求さ
れている。とりわけ、再び同一用途の樹脂成形品に使用
できるような、高品位の樹脂材料のマテリアルリサイク
ルが要求されている。
【0003】高品位の樹脂材料のマテリアルリサイクル
を実現するためには、難燃剤等の添加剤種を含む樹脂の
材質を、高精度で選別する必要がある。このため、現
在、一部で運用されつつある高品位の樹脂成形品の再利
用システムでは、廃棄された電子・電気機器を分解して
樹脂成形品を回収する際に、樹脂の材質が何であるかを
予め特定できる特定の樹脂成形品のみを回収して粉砕し
た後、リサイクル工場にて再生材料として生産すること
が行われている。しかし、この方式では、特定のごく少
量の樹脂成形品にしか対応できず、経済的に効率が悪か
った。高品位のマテリアルリサイクルを経済的に行うた
めには、1)対象となる樹脂量を増加させること,2)
経済的な材質選別方法を確立すること,が必須となる
他、いくつか考慮すべき問題がある。
【0004】例えば、分解工場にて電子・電気機器等か
ら回収される樹脂成形品は種々多様な形状をしているた
め、その嵩密度はかなり低い。このため、回収された樹
脂成形品をそのまま保管・運搬することは、実質の樹脂
量が僅かでありながら大きなスペースが必要となるた
め、保管費や物流コストの高騰を招く。このため、回収
された樹脂成形品を粉砕機によって粉砕すること、即
ち、減容化することが一般に広く行われている。材質が
何であるかを特定できる一部の限られた成形品のみを回
収して粉砕・減容化することは、他種類の樹脂の混合が
無いため高純度であり、高品位のリサイクルに好適であ
る。しかしながら、材質が何であるかを特定できない他
の多くの樹脂成形品に関しては、まとめて粉砕・減容化
せざるを得ず、その場合には、多種類の樹脂が混合した
粉砕品しか得ることができない。このような多種類の樹
脂の混合粉砕品からは、再び同一用途で使用できる高品
位の樹脂成形品をリサイクルすることは不可能であり、
低級用途のリサイクルや高炉の還元剤とし処理された
り、廃棄物として処理されているのが現状である。
【0005】高品位のリサイクルを進めるためには、樹
脂成形品の材質の識別と分離を高精度に実施することが
必須となる。樹脂成形品の材質の識別に関しては、最
近、高性能の樹脂識別装置が開発されており、現実的な
手段となりつつある。しかしながら、その機構上、運転
・保守点検等でかなりの配慮が必要であり、価格的にも
高価である。このような樹脂識別装置を各分解工場に設
置して、樹脂成形品の材質を識別する方法は、材質を識
別するという観点からは最も効率のよい方法かもしれな
いが、経済的な観点や、機器の安定運用の観点からは、
問題があると言わざるを得ない。
【0006】安定的に管理された状態で上記の樹脂識別
装置を運用するためには、樹脂成形品を回収する分解工
場と、樹脂識別装置の設置場所とを、別個の場所とする
ことが望ましい。その場合には、分解工場から樹脂識別
装置の設置場所まで、樹脂成形品を輸送する必要が生ず
る。ここで問題となるのが、樹脂成形品の嵩密度が低い
ことに起因して生ずる輸送効率の悪さである。このた
め、経済的に望ましいサイズ(=適度な輸送効率を達成
できるサイズ)まで粉砕して輸送することが望まれる。
しかし、そのようにすると、樹脂の材質が何であるかを
特定されていない多くの樹脂成形品では、多種類の樹脂
成形品が混合された状態で粉砕されることになり、その
結果、多種類の樹脂が混合した粉砕品を樹脂識別装置に
て識別することになる。そのような識別は原理的には可
能であるが、膨大な数の粉砕片ひとつひとつの樹脂の種
類の識別と、識別後の材質毎の選別に大規模な装置が必
要となり、工業的に実現することは困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電気・電子
機器等から回収した樹脂成形品の材質が何であるかを特
定することなく複数種類の樹脂が混合しないようにして
粉砕し、該粉砕した樹脂の材質を判別し、該判別した各
粉砕樹脂が混合しないように分別できるようにすること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、透明
部を備えた収容袋を搬送するための搬送手段と、搬送経
路上の所定の判別位置(識別位置)の近傍に設けられ、
該判別位置を通過(又は該判別位置に判別に必要な時間
停止)する収容袋の透明部を通して該収容袋内の粉砕樹
脂に光を照射し、その反射光に基づいて該粉砕樹脂の種
類を判別(識別)する判別手段(識別手段)と、判別さ
れた粉砕樹脂の種類と該粉砕樹脂の収容袋が搬送経路上
の所定の分別位置に到達すべき到達予定時刻とを対応つ
けて記憶する記憶手段と、前記所定の分別位置の近傍に
設けられ、該分別位置に到達する収容袋内の粉砕樹脂の
種類を現在時刻と同じ到達予定時刻に対応つけて記憶さ
れている種類であるとして各収容袋を分別回収する分別
手段と、を有することを特徴とする樹脂選別装置であ
る。
【0009】透明部は、粉砕樹脂に照射・反射されて検
出される光に、収容袋を通過することによる影響が現れ
ないようにするために必要である。したがって、収容袋
を通過することによる影響が、検出上、無視できる程度
であれば、透明部は必ずしも透明でなくてもよい。要
は、上記の影響を無視できる光の通過領域(透明部)を
収容袋が備えていればよく、そのような光の通過領域
を、本明細書では透明部という。透明部は、収容袋の全
域であってもよい。全域が透明部である収容袋として
は、例えば、ポリエチレン製の袋を例示することができ
る。なお、厚さは、一般には100μm以下である。そ
の他の樹脂フィルムや、樹脂ネット、金網等を用いた袋
も、収容袋として用いることができる。判別手段として
は、ラマンスペクトル分析に基づいて樹脂の種類を識別
する手段を挙げることができる。即ち、検出対象の樹脂
(=収容袋内の粉砕樹脂)からの反射光のラマンスペク
トルを、予め用意しておいた材質が既知の種々の樹脂か
らの反射光のラマンスペクトルと順に比較して、合致す
る樹脂を探し出す手法を挙げることができる。ラマンス
ペクトル分析に基づく手法は、粉砕樹脂の色調や表面の
汚れ等の影響が少ないため好適である。なお、ラマンス
ペクトル分析以外にも、近赤外スペクトル分析や、中赤
外スペクトル分析を利用する手法も用いることができ
る。所定の分別位置は、樹脂の種類毎に異なっていても
よい。その場合には、例えば、樹脂Aが収容されている
収容袋は樹脂A用の分別位置にて搬送経路から回収さ
れ、樹脂Bが収容されている収容袋は樹脂B用の分別位
置にて搬送経路上から回収されというように、分別回収
が行われることになる。所定の分別位置は、樹脂の種類
にかかわらず特定の一位置であってもよい。その場合に
は、分別位置に到達した樹脂Aの収容袋(樹脂Aが収容
されている収容袋)は搬送経路上から樹脂A用の回収容
器等へ導かれ、分別位置に到達した樹脂Bの収容袋は搬
送経路上から樹脂B用の回収容器等へ導かれというよう
に、分別回収が行われることになる。到達予定時刻は、
判別時刻、判別位置〜分別位置間の距離、及び搬送速度
から求めることができる。これらのデータから、その都
度、到達予定時刻を演算してもよいが、上記の距離と搬
送速度とは、通常は固定されているため、判別時刻から
所定時間後の時刻として演算してもよい。
【0010】請求項2の発明は、相当直径が1〜50m
mの範囲にある粉砕樹脂が70%以上となるように樹脂
成形品を成形品毎に粉砕するための粉砕手段と、前記粉
砕手段により粉砕された成形品毎の粉砕樹脂を透明な収
容袋に収容する収容手段と、前記収容袋を搬送するため
の搬送手段と、搬送経路上の所定の判別位置の近傍に設
けられ、該判別位置を通過(又は該判別位置に判別に必
要な時間停止)する収容袋の透明部を通して該収容袋内
の粉砕樹脂に光を照射し、その反射光に基づいて該粉砕
樹脂の種類を判別する判別手段と、判別された粉砕樹脂
の種類と該粉砕樹脂の収容袋が搬送経路上の所定の分別
位置に到達すべき到達予定時刻とを対応つけて記憶する
記憶手段と、前記所定の分別位置の近傍に設けられ、該
分別位置に到達する収容袋内の粉砕樹脂の種類を現在時
刻と同じ到達予定時刻に対応つけて記憶されている種類
であるとして各収容袋を分別回収する分別手段と、を有
することを特徴とする樹脂選別システムである。上記に
於いて、相当直径とは、投影対象物の投影面積を円の面
積に換算した場合に於ける当該円の直径をいう。請求項
2の発明では、粉砕樹脂の中で相当直径が1〜50mm
の範囲にある粉砕樹脂の割合が70%以上である。粉砕
樹脂の相当直径の範囲は、好ましくは3〜40mm、更
に好ましくは5〜30mである。また、相当直径がこれ
らの範囲に含まれる粉砕樹脂の割合は、好ましくは80
%以上、更に好ましくは90%以上である。粉砕樹脂の
相当直径が1mmより小さいと、粉体化してしまうた
め、後に研磨等の方法によって粉砕樹脂を洗浄しようと
しても、研磨等ができなくて異物を除去できなくなると
いう不具合が生ずる。また、静電気によって粉砕機内に
付着したり、収容袋に付着するという不具合も生ずる。
一方、粉砕樹脂の相当直径が50mmを越えると、粉砕
樹脂が立体的となってしまう恐れがあるため、十分に減
容化できなくなるという不具合が生ずる。粉砕は、一段
階で行ってもよいが、成形品が大きすぎて通常の粉砕機
に投入できないような場合には、まず、粗粉砕を行って
小さくした後に通常の粉砕機に投入するというように、
2以上の段階で行ってもよい。樹脂成型品1つは1種類
の樹脂により成形されることから成型品一個毎に粉砕
し、直ちに収容袋に収容することにより、成型品を効果
的に減容すると同時に、細かく粉砕された成型品の混合
を防ぐことができる。手分解工場にて製品を分解するこ
とにより回収した樹脂成型品を成型品一個毎に粉砕、収
容袋に収容し、収容袋を輸送することで輸送効率は向上
する。またこのようにして収容された収容袋中の樹脂は
同一の1種類の樹脂であるので収容袋毎に樹脂の選別を
実施することにより経済的な選別ができる。ただし、更
なる作業効率の向上のため全く同一の樹脂で作られてい
るということが、あらかじめ容易に確認できた成形部材
の場合にはこれらをまとめて粉砕し、1つの収容袋に収
容してもよい。例えばある製品に、同じ形状で同じ機能
の複数の成型部材がある場合(複写機のサイズの異なる
複数の給紙トレイ等)にはこれらが同一の樹脂で成型さ
れていることが確認できるときには複数まとめて粉砕
し、収容袋に収容してもよい。この方法は1つの製品に
小さな、類似形状の同一樹脂からなる樹脂部材が多数あ
る場合には作業効率向上のために好ましい。請求項3の
発明は、樹脂成形品を成形品毎に粉砕する粉砕工程、粉
砕された樹脂を成形品の粉砕樹脂毎にそれぞれ透明な収
容袋に収容する収容工程、収容袋を通して該収容袋内の
粉砕樹脂に光を照射し、その反射光に基づいて該粉砕樹
脂の種類を判別する判別工程、判別された粉砕樹脂の種
類とその収容袋とを対応つける対応工程、対応つけられ
ている種類毎に収容袋を分別する分別工程、を順に実行
することを特徴とする樹脂選別方法である。粉砕樹脂の
種類とその収容袋との対応つけは、直接的でもよく、間
接的でもよい。間接的とは、例えば、請求項1や2のよ
うに、所定時刻に所定の分別位置に到達する収容袋に粉
砕樹脂の種類を対応つけることをいう。要は、分別工程
に於いて、収容袋を、その内部に収容されている粉砕樹
脂の種類に応じて分別できるように対応つけられていれ
ばよい。
【0011】本発明により選別される樹脂成形品として
は、例えば、OA家電機器分野、電気・電子分野、通信
機器分野、サニタリー分野、自動車分野、雑貨分野等の
各種の機器のハウジングや各種のパーツとして使用され
ている樹脂成形品が挙げられる。具体的には、コピー
機、プリンタ、パソコン、テレビ、各種のモニタ、携帯
電話等の各種の樹脂筐体、トレイ、内部樹脂部品等が挙
げられる。本発明により選別される樹脂成形品の材料と
しては、例えば、アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン樹脂,ポリスチレン樹脂,アクリロニトリル−スチ
レン樹脂等の各種のスチレン系樹脂、ポリカーボネート
樹脂,ポリエチレン,ポリプロピレン等のオレフィン系
樹脂、PA6,PA66,PA46,PA12等のポリ
アミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート,ポリエチレ
ンテレフタレート,ポリアクリレート等のポリエステル
樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂,ポリアセタール,
塩化ビニル樹脂,ポリスルフォン,PPS,ポリエーテ
ルスルフォン,エチレン−酢酸ビニル共重合体,エチレ
ン−エチルアクリレート共重合体,EVOH,ポリアミ
ド系エラストマー,ポリエステル系エラストマー,及び
これらが2種以上混合したアロイなどが挙げられる。何
れも識別が可能である。本発明により選別される樹脂成
形品中の添加剤としては、例えば、ハロゲン系難燃剤や
リン系難燃剤等の各種難燃剤、三酸化アンチモン,四酸
化アンチモン,五酸化アンチモン,塩素化ポリエチレ
ン,テトラフルオロエチレン重合体等の各種難燃助剤、
ガラス繊維,炭素繊維,金属繊維,タルク,マイカ等の
無機充填材、抗菌剤,防カビ剤,可塑剤,帯電防止剤,
シリコンオイル等が挙げられる。これらの添加剤が樹脂
成形品中に相当量、具体的には樹脂成形品100重量部
中に1重量部以上、好ましくは2重量部以上添加されて
いるものであれば、何れも識別が可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は実施の形態の樹脂選別シス
テムを示す。図示のシステムは、樹脂粉砕機11と、収
容袋15の搬送装置21と、樹脂識別装置(樹脂判別装
置)31と、分別回収装置41a〜41cとを有する。
【0013】樹脂粉砕機11は、相当直径が1〜50m
mの範囲にある粉砕樹脂が70%以上となるように樹脂
成形品を粉砕する装置である。樹脂成形品は、成形品1
個毎に粉砕されて、樹脂粉砕機11の下方位置に取り付
けられた収容袋15に収容される。また、樹脂粉砕機1
1は、図では一段階で粉砕を行う装置が示されている
が、成形品が大きすぎて通常の粉砕機に投入できないよ
うな場合には、粗粉砕を行うための粉砕機と、粗粉砕後
の樹脂品を相当直径が1〜50mmの範囲にある粉砕樹
脂が70%以上となるように粉砕する粉砕機とを設け
て、2段階以上で行うように構成してもよい。
【0014】収容袋15は透明なポリエチレン製であ
り、サイズは縦23cmで横17cm、厚さは40μm
である。収容袋15は、後段の樹脂識別装置31に於い
て、袋内の粉砕樹脂の識別を妨げない材質であれば、透
明でなくてもよく、また、ポリエチレン製でなくてもよ
い。また、フィルム状でなくてもよい。
【0015】搬送装置21は、粉砕樹脂が収容された収
容袋を、所定速度Vで搬送する装置である。また、必要
に応じて停止する装置である。停止は、例えば、樹脂識
別装置31(後述)の演算速度が遅い等の理由で樹脂識
別に時間を要するような場合に必要とされる場合があ
る。搬送装置21は、例えば、排出機構付コンベアを用
い、到達予定時刻(後述)になると、該当する(後述)
排出機構を稼働させて、その上の収容袋を下方位置の回
収箱に投下するように構成してもよい。なお、粉砕機1
1と、搬送装置21(及び樹脂識別装置31等)とは、
図1では同じ作業所内に設けられているが、別の作業所
内に設けて、粉砕機11で粉砕して収容袋15に袋詰め
した粉砕樹脂を、搬送装置21等が設けられている作業
所まで輸送するように構成することも可能である。つま
り、そのように構成しても、樹脂が減容化されているた
め、輸送コストを低く抑えることができる。
【0016】樹脂識別装置31は、ラマンスペクトル分
析に基づいて収容袋15内の粉砕樹脂の種類を識別する
装置である。即ち、検出位置(判別位置)を通過する
(又は識別に時間を要する場合にはその時間だけ停止す
る)収容袋15内の粉砕樹脂にレーザ光を照射し、その
反射光を検出してラマンスペクトルを求め、これを、種
類が既知の樹脂からの反射光から予め求めておいたラマ
ンスペクトル(種々の樹脂について予め求めておいたラ
マンスペクトル)と順に比較して、ラマンスペクトルが
合致する樹脂を探し出し、その樹脂を、検出対象の粉砕
樹脂の種類として決定する装置である。このため、樹脂
識別装置31は、種々の樹脂について予め求めたラマン
スペクトルを記憶している。
【0017】分別回収装置41aは樹脂A用の分別回収
装置である。同様に、分別回収装置41bは樹脂B用の
分別回収装置であり、分別回収装置41cは樹脂C用の
分別回収装置である。なお、樹脂が4種類以上であれ
ば、それに応じて分別回収装置の数も適宜に増加される
ものとする。分別回収装置41aの分別回収位置と樹脂
識別装置31の検出位置との距離はa、分別回収装置4
1bの分別回収位置と樹脂識別装置31の検出位置との
距離はb、分別回収装置41cの分別回収位置と樹脂識
別装置31の検出位置との距離はcである。現在時刻が
到達予定時刻(後述)になると、該到達予定時刻に対応
つけられている樹脂の種類に対応する分別回収装置が動
作されて、該分別回収装置の分別回収位置に在る収容袋
が、下方の回収箱に回収される。なお、分別回収装置
は、図示のように、排出機構付きコンベアの排出機構を
稼働させて下方位置の回収箱に収容袋を投下する方式に
限定されない。例えば、上方位置にハンドを設けて、コ
ンベア上の収容袋をつり上げて回収するように構成して
もよい。また、コンベア上の収容袋をロッド等の押出手
段で押し出すプッシャーによって構成してもよい。ま
た、分別回収装置を樹脂の種類毎に設けず、単一の回収
装置で回収した収容袋を、樹脂の種類に応じてそれぞれ
の回収箱等に振り分ける装置として構成してもよい。
【0018】図2は実施の形態のシステムの制御部の入
出力を示すブロック図、図3は樹脂の識別と分別回収の
制御手順を示すフローチャートである。以下、図2と図
3を参照して説明する。
【0019】まず、搬送装置21が起動される(S0
1)。樹脂識別装置31から識別結果(識別位置を通過
する(又は識別位置に識別所要時間だけ停止されてい
た)収容袋15内の樹脂の種類)が入力されると(S1
1でYES)、時計ICから取得した現在時刻と、識別
された樹脂の種類に応じて定まる分別回収装置までの距
離(例:識別結果が樹脂Aであれば分別回収装置41a
までの距離a)と、搬送装置21の搬送速度Vとから、
当該収容袋(識別された樹脂を収容している収容袋)
が、当該分別回収装置(上記の括弧書きの例では分別回
収装置41a)に到達するべき到達予定時刻が演算され
て、該樹脂の種類(即ち、該分別回収装置)に対応つけ
て、制御部35が持つメモリ(不図示)に記憶される
(S13)。なお、搬送速度Vと、上記の距離(a/b
/c)とは決まっているため、樹脂の種類に応じて決ま
る搬送所要時間を、現在時刻に加算するように、上記の
演算を行ってもよい。
【0020】現在時刻が、制御部35が持つメモリ(不
図示)に記憶されている何れかの到達時刻になると(S
21でYES)、該到達予定時刻に対応つけて記憶され
ている分別回収装置に対して、制御部35から動作指令
が出力される。これにより当該分別回収装置が動作され
て、該分別回収装置の分別回収位置に在る収容袋がその
下方位置の回収箱に回収される(S23)。その後、当
該到達予定時刻と該到達予定時刻に対応つけて記憶され
ている分別回収装置のデータがメモリから消去される
(S25)。
【0021】〔1〕実施例(識別に関する実施例):下
記1〜3の樹脂材料の成形品(3辺の寸法が15cm,
10cm,10cmで、厚さ3mmの箱状成形品)を、
成形部材毎に別々に粉砕機(ホーライ社製・UG−28
0粉砕機(使用スクリーン20mm))にかけて粉砕し
た。粉砕樹脂サイズは、相当直径で平均10mm程度で
あった。ここで、相当直径とは粉砕樹脂の投影面積と同
面積の円の直径をいう。上記の粉砕樹脂を、各成形部材
の粉砕物毎に別々に収容袋(ポリエチレン袋(縦23c
mで横17cmで、厚さ40μm))に収容し、それぞ
れ樹脂識別装置(スペクトラコード社製・RP−1,ラ
マンスペクトル分析に基づく樹脂識別装置)で樹脂の種
類を識別して、識別所要時間を測定した。結果を表1に
示す。表中、○は全てのサンプルを識別できた場合、×
は識別できないサンプルが存在した場合である。 記: 1.アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン. 2.ポリスチレン. 3.ポリカーボネート/アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン.
【0022】〔2〕比較例(識別に関する比較例):実
施例と略同様である。実施例と異なる点は、上記1〜3
の樹脂材料の成形品を別々ではなく同時に粉砕機で粉砕
した点と、同時に粉砕したために3種類の樹脂が混合さ
れた粉砕樹脂を収容袋に入れることなく一つ一つ樹脂識
別装置で種類を識別した点である。結果を表1に示す。
表1で、識別試験点数は、 『識別試験点数=粉砕前の成形品重量/粉砕品の標準重
量』 という式で推定した。粉砕前の製品重量は702g、粉
砕品の標準重量は0.259gであり、これから、識別
試験点数は2700となる。これは、実施例の約900
倍の識別試験点数である。なお、粉砕品の標準重量とし
ては相当直径約10mmの円板状粉砕品10個の平均重
量を用いた。また、表1で、識別所要時間は、 『識別所要時間=全粉砕品の重量/1分間で識別できた
粉砕品重量』 という式で推定した。全粉砕品の重量は702g、1分
間に識別できた粉砕品重量は5.21gであり、これか
ら、識別所要時間は135分となる。これは、実施例の
約900倍の識別所要時間である。なお、相当直径1m
m以下の粉砕品では、識別機への位置合わせが困難であ
ったり、ラマンスペクトル強度が低くなったため、識別
ができないものがあった。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明では、粉砕樹脂の収容袋
の搬送手段と、搬送経路上の判別位置の近傍に設けられ
た光学的原理に基づく判別手段と、収容袋が分別位置へ
到達する到達予定時刻と粉砕樹脂の種類とを対応つけて
記憶する記憶手段と、到達予定時刻に分別位置に到達す
る収容袋内の粉砕樹脂の種類を該到達予定時刻に対応つ
けて記憶されている種類として分別回収する分別手段と
を有するため、粉砕した樹脂の材質を判別して分別する
ことができる。請求項2の発明では、相当直径が1〜5
0mmの範囲にある粉砕樹脂が70%以上となるように
成形品毎に粉砕する粉砕手段と、成形品毎の粉砕樹脂を
透明な収容袋に収容する収容手段と、粉砕樹脂の収容袋
の搬送手段と、搬送経路上の判別位置の近傍に設けられ
た光学的原理に基づく判別手段と、収容袋が分別位置へ
到達する到達予定時刻と粉砕樹脂の種類とを対応つけて
記憶する記憶手段と、到達予定時刻に分別位置に到達す
る収容袋内の粉砕樹脂の種類を該到達予定時刻に対応つ
けて記憶されている種類として分別回収する分別手段と
を有するため、回収した樹脂成形品を複数種類の樹脂が
混合しないように粉砕した後に材質を判別して分別する
ことができる。請求項3の発明では、樹脂成形品を成形
品毎に粉砕し、粉砕樹脂を成形品の粉砕樹脂毎にそれぞ
れ透明な収容袋に収容し、収容袋の上から内部の粉砕樹
脂の種類を判別し、粉砕樹脂の種類とその収容袋とを対
応つけ、対応つけられている種類毎に収容袋を分別する
ため、回収した樹脂成形品を複数種類の樹脂が混合しな
いように粉砕した後に材質を判別して分別することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の樹脂選別システムを示す説明図。
【図2】図1のシステムの制御部の入出力を示すブロッ
ク図。
【図3】樹脂判別・分別回収制御手順を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
11 樹脂粉砕機 15 収容袋 31 樹脂識別装置 41a〜41c 分別回収装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 高照 東京都中央区京橋一丁目18番1号 テクノ ポリマー株式会社内 Fターム(参考) 2G043 BA14 CA05 DA05 EA03 NA06 2G059 AA01 BB08 CC12 DD12 EE02 EE03 EE12 HH01 MM05 MM10 3F079 AB00 BA28 CA09 CA31 CB28 CB33 CB35 CC01 DA11 EA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明部を備えた収容袋を搬送するための
    搬送手段と、 搬送経路上の所定の判別位置の近傍に設けられ、該判別
    位置を通過する収容袋の透明部を通して該収容袋内の粉
    砕樹脂に光を照射し、その反射光に基づいて該粉砕樹脂
    の種類を判別する判別手段と、 判別された粉砕樹脂の種類と、該粉砕樹脂の収容袋が搬
    送経路上の所定の分別位置に到達すべき到達予定時刻と
    を、対応つけて記憶する記憶手段と、 前記所定の分別位置の近傍に設けられ、該分別位置に到
    達する収容袋内の粉砕樹脂の種類を、現在時刻と同じ到
    達予定時刻に対応つけて記憶されている種類であるとし
    て各収容袋を分別回収する分別手段と、 を有することを特徴とする樹脂選別装置。
  2. 【請求項2】 相当直径が1〜50mmの範囲にある粉
    砕樹脂が70%以上となるように樹脂成形品を成形品毎
    に粉砕するための粉砕手段と、 前記粉砕手段により粉砕された成形品毎の粉砕樹脂を透
    明な収容袋に収容する収容手段と、 前記収容袋を搬送するための搬送手段と、 搬送経路上の所定の判別位置の近傍に設けられ、該判別
    位置を通過する収容袋の透明部を通して該収容袋内の粉
    砕樹脂に光を照射し、その反射光に基づいて該粉砕樹脂
    の種類を判別する判別手段と、 判別された粉砕樹脂の種類と、該粉砕樹脂の収容袋が搬
    送経路上の所定の分別位置に到達すべき到達予定時刻と
    を、対応つけて記憶する記憶手段と、 前記所定の分別位置の近傍に設けられ、該分別位置に到
    達する収容袋内の粉砕樹脂の種類を、現在時刻と同じ到
    達予定時刻に対応つけて記憶されている種類であるとし
    て各収容袋を分別回収する分別手段と、 を有することを特徴とする樹脂選別システム。
  3. 【請求項3】 樹脂成形品を成形品毎に粉砕する粉砕工
    程、 粉砕された樹脂を成形品の粉砕樹脂毎にそれぞれ透明な
    収容袋に収容する収容工程、 収容袋を通して該収容袋内の粉砕樹脂に光を照射し、そ
    の反射光に基づいて該粉砕樹脂の種類を判別する判別工
    程、 判別された粉砕樹脂の種類とその収容袋とを対応つける
    対応工程、 対応つけられている種類毎に収容袋を分別する分別工
    程、 を順に実行することを特徴とする樹脂選別方法。
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