JP2002136845A - ろ過体の洗浄方法及び装置 - Google Patents

ろ過体の洗浄方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通水性ろ過体の表面に対し水洗を行い、初期
値とほぼ同様なろ過Fluxを、長期間にわたって、安
定して得られる、生物処理汚水の固液分離装置のろ過体
の洗浄方法及び装置を提供する。 【解決手段】 生物反応槽から活性汚泥混合液を通水性
ろ過体を設置したろ過分離槽に供給し、該ろ過分離槽で
ろ過体表面に汚泥のダイナミックろ過層を形成させてろ
過を行ってろ過水を得る固液分離方法で、ろ過体を洗浄
する際に、ろ過分離槽内の活性汚泥混合液を生物反応槽
に完全に返送した時点で、ろ過体より上に設置された水
洗ユニットをろ過体に面する液の流路に降下させて、ろ
過体表面に対し水洗することを特徴とするろ過体の洗浄
方法。その装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚水処理に関する
もので、特に活性汚泥の固液分離や余剰汚泥の濃縮等に
使用する通水性ろ過体の洗浄に関するものであり、有機
性工業廃水や生活排水等の処理に用いることができる通
水性ろ過体の洗浄方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、活性汚泥による水処理では、処理
水を得るためには活性汚泥の固液分離を行わなければな
らない。通常では、活性汚泥を沈澱池に導入させ、重力
沈降によって、汚泥を沈降させ、上澄液を処理水として
沈澱池から流出させる方法が用いられる。この場合、活
性汚泥を沈降させるため十分な沈降ができるような大き
な沈降面積及び長い滞留時間を有する沈澱池が必要であ
り、処理装置の大型化と設置容積の増大要因となってい
る。また、活性汚泥がバルキング等、沈降性の悪化した
場合、沈澱池より汚泥が流出し、処理水の悪化を招く。
【0003】近年、沈澱池に代わって膜分離による活性
汚泥の固液分離を行う手法も用いられている。この場
合、固液分離用膜として、一般的に精密ろ過膜や限外ろ
過膜が用いられる。その際、ろ過分離手段としてポンプ
による吸引や加圧が必要であり、通常数十kPa〜数百
kPaの圧力で行うため、ポンプによる動力が大きく、
ランニングコストの増大となっている。また、膜分離で
SSの全くない清澄な処理水が得られる一方、透過Fl
uxが低く、膜汚染を防止するため、定期的に薬洗する
必要がある。
【0004】最近、沈澱池に代わる活性汚泥の固液分離
法として、曝気槽に不織布等の通気性シートからなるろ
過体を浸漬させ、低い水頭圧でろ過水を得る方法が知ら
れている(特開平5−185078)。この場合、ろ過
体表面に形成された汚泥のダイナミックろ過による分離
で清澄なろ過水が得られる。また、ろ過Flux低下時
のろ過体の洗浄方法としては、ろ過体より下に設置した
散気管より曝気すれば、ろ過体表面に形成された汚泥の
ダイナミックろ過層を容易に剥離し、安定したろ過Fl
uxが得られるとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ろ過体を曝気
槽に浸漬したまま、空洗のみによる洗浄では、ろ過Fl
uxが徐々に低下することが認められた。処理日数の増
加にともない、空洗直後のろ過Fluxが初期値に比べ
徐々に低下した。また、初期値に対する割合を示す回復
率も同様に低下し、空洗回数の増加にともない、その低
下が大きくなる。ろ過体を曝気槽に浸漬した場合、ろ過
体表面に形成された汚泥のダイナミックろ過層が空洗に
よって完全に剥離されなかった時、微細な汚泥フロック
がろ過体表面に付着し、長期ろ過にともない、付着汚泥
の微細化でろ過体表面の閉塞を引き起こす。また、付着
汚泥に有機物の吸着や分解等により汚泥性状が悪化し、
ろ過体表面に生物膜の形成でろ過Fluxの低下を招く
ことがある。この結果、空洗のみの洗浄効果が得られ
ず、経過時間とともにろ過Fluxの低下が大きくな
り、安定した処理を得ることが困難となる。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、通水性ろ過体の表面に対し水洗を
行い、初期値とほぼ同様なろ過Fluxを、長期間にわ
たって安定して得られ、しかも、安定した処理水量、水
質も得ることができる生物処理汚水の固液分離装置のろ
過体の洗浄方法及び装置を得ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記の課
題により、処理時間の経過と関係なく、常にろ過体の表
面に均一なダイナミックろ過層を形成する方法について
種々研究した。そして、ろ過体表面に対し水洗ノズルか
らろ過水を噴射すれば、通常の空洗では完全に剥離でき
なかったろ過体表面の微細なフロックを容易に洗い落と
すことが可能になることが確認できた。また、洗浄用の
水洗ノズルがろ過体表面に対し、投射角30〜120度
で洗浄水を噴射することにより、ろ過体表面に付着した
微細な汚泥を瞬時に洗い落とすことができることも確認
できた。さらに、洗浄後のろ過体に再び混合汚泥を供給
し、ダイナミックろ過層によるろ過を行えば、初期値と
ほぼ同様なろ過Fluxが得られることを見出した。
【0008】本発明は、このような知見に基づいてなさ
れたものであり、次の手段により前記の課題を解決し
た。 (1)原水を生物反応槽に流入し、好気的に活性汚泥に
よる処理を行った後、生物反応槽から活性汚泥混合液を
通水性ろ過体を設置したろ過分離槽に供給し、該ろ過分
離槽でろ過体表面に汚泥のダイナミックろ過層を形成さ
せてろ過を行ってろ過水を得、ろ過後の活性汚泥混合液
を生物反応槽に返送する固液分離法において、ろ過体洗
浄時に、ろ過分離槽内の活性汚泥混合液を生物反応槽に
完全に返送した時点で、ろ過体より上に設置された水洗
ユニットをろ過体に面する液の流路に降下させて、ろ過
体表面に対し水洗することを特徴とするろ過体の洗浄方
法。 (2)水洗ユニットが噴水ノズルより構成され、ろ過分
離槽に降下し、ろ過体に面する液の流路を上下移動させ
ながら、或いは停止して、ろ過体表面に対し、投射角3
0〜120度でノズルからろ過水を噴射することを特徴
とする前記(1)記載のろ過体の洗浄方法。
【0009】(3)通水性ろ過体を用い、ろ過体表面に
汚泥のダイナミックろ過層を形成してろ過水を得る生物
処理汚水の固液分離装置において、汚水が流入する生物
反応槽と別個に設けられたろ過分離槽内に浸漬されたダ
イナミックろ過層を形成した通水性ろ過体と、このろ過
体より下に配置されたろ過体浸漬中の空洗用の空洗散気
管と、ろ過分離槽内の活性汚泥混合液の生物反応槽への
完全返送時に、ろ過体に面する液の流路に下降させてろ
過体表面の水洗を行うためのろ過体より上に設置された
水洗ユニットを有することを特徴とするろ過体の洗浄装
置。 (4)水洗ユニットが噴水ノズルより構成され、かつろ
過分離槽内に降下し、ろ過体に面する液の流路を上下移
動中に、或いは停止中に、ろ過体表面に対し、投射角3
0〜120度のノズルからろ過水を噴射するように構成
されることを特徴とする前記(3)記載のろ過体の洗浄
装置。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によれば、通水性ろ過体を
用い、ろ過体表面に汚泥のダイナミックろ過層を形成し
てろ過水を得る汚泥混合液の固液分離方法において、ろ
過体を浸漬するろ過分離槽の上部に噴水ノズルを有する
水洗ユニットを設置し、定期的にろ過分離槽内の汚泥混
合液を一旦全部生物反応槽へ返送した後、水洗ユニット
をろ過分離槽内に降下させ、ろ過体に面する液の流路を
移動させながら、或いは停止中に水洗ユニットの噴水ノ
ズルから洗浄水をろ過体表面に噴射すれば、ろ過体表面
に付着した微細な汚泥粒子を容易に落とすことができ
る。通常の空洗ではろ過体表面に微細な汚泥粒子が付着
し、ろ過Fluxの回復が得られなかった場合、上記の
ような洗浄方法を行えば、ろ過Fluxが初期値に回復
する。洗浄後にろ過分離槽に再び汚泥混合液を供給し、
汚泥のダイナミックろ過層によるろ過を行えば、初期値
とほぼ同様なろ過Fluxが得られる。その結果、長期
間にわたって、安定したろ過Fluxが得られ、処理水
量、水質とも安定して得られる。
【0011】水洗ユニットが水洗浄を行わない場合は、
常時ろ過分離槽の上部に設置されており、水洗時はろ過
分離槽内に降下させればよいことから、容易に自動化す
ることができる。その際、処理状況や汚泥の性状に応じ
て水洗量や時間、頻度を変えることも可能である。さら
に、水洗ユニットに洗浄用のノズルが設置されており、
ろ過体表面に対し、投射角30〜120度で洗浄水を噴
射することにより、ろ過体表面に付着した微細な汚泥粒
子を瞬時に洗い落とすことができ、少ない洗浄水量で良
好な洗浄効果が得られる。ここで、洗浄水としてはろ過
水を用いることから、ろ過分離槽に新たな水を供給する
ことなく、安定した洗浄を行うことができる。
【0012】通水性ろ過体としては、多孔性耐圧性支持
体であれば、不織布、織布、金属網等のいずれを用いて
も同様な効果が得られる。また、ろ過体の形状として
は、平面型、円筒型、中空型のいずれを用いることも可
能であり、複数個を束ねてモジュールろ過体として用い
ることが可能である。通水性ろ過体によりろ過分離でき
る対象汚泥としては、活性汚泥、凝集汚泥、初沈汚泥等
の何れも可能である。また、SSの高い排水、河川水等
の固液分離手段として用いることも可能である。水洗ユ
ニットの形状は、ろ過体に面する液の流路に応じて、線
形、円筒形等のいずれを用いても同様な効果が得られ
る。平面型のろ過体を用いた場合、ろ過体とろ過体間の
液の流路を通過でき、ノズルを横一直線に接続した線形
水洗ユニットを用いればよい。円筒状のろ過体を用いた
場合、ろ過体間に侵入できる円筒状または球状の水洗ユ
ニットを用いれば、水洗時での自動化及び簡易化が容易
となる。
【0013】ろ過体へのろ過水による噴射洗浄は、水洗
ユニットをろ過槽内で垂直降下及び上昇中に行えば、ろ
過体表面のどの部分に対してもほぼ均一に洗浄すること
ができ、付着した微細汚泥を効果的に除去することがで
きる。また、場所によっては水洗ユニットを停止させ、
そこで噴射洗浄を行わせるようにすることもでき、汚泥
の付着量が多い場所に有効である。水洗ユニットを、ろ
過槽に設置されたろ過体間に垂直上昇または降下させる
場合、噴射ノズルとろ過体との距離を一定とするのが好
ましい。その方法としては、ろ過槽内部の両側に、水洗
ユニットが垂直通過できる固定レールを予め設置してお
けばよい。水洗ユニットのノズルの噴射水量は、ろ過体
表面積に対し、1〜5m3 /m2/h程度で、水洗圧力
を100〜200kPaとすれば、効果的な洗浄が得ら
れる。洗浄時間は数分程度で十分である。
【0014】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明す
る。ただし本発明はこの実施例のみに限定されるもので
はない。
【0015】実施例1 図1は、団地下水に対する本発明による処理法の一例を
フローシートで示すものである。図1に示す如く、流入
原水1が生物処理槽2に流入し、生物処理槽2において
曝気ブロワ4より散気管3へ空気を供給することにより
活性汚泥による好気処理を行う。活性汚泥混合液が、汚
泥供給ポンプ5よりろ過分離槽6に供給される。ろ過分
離槽6に流入した活性汚泥混合液は、通水性ろ過体9よ
り水頭圧△Hでろ過され、ろ過水取水管13を通じて流
出し、処理水として処理水槽16に流入する。なお、ろ
過後の汚泥混合液は、循環汚泥10として生物処理槽2
に返送される。また、この実施例では、「生物反応槽」
を「生物処理槽」という。
【0016】ろ過体9の洗浄法として、ろ過体浸漬中で
は、空洗によるろ過Fluxの安定化を行う。この時、
空洗ブロワ7から一定時間毎に、ろ過体9下部の空洗散
気管8に送気して行われる。水洗は定期的に行う。水洗
時は、ろ過槽6内の混合液汚泥を、汚泥混合液供給バル
ブ5aと移送バルブ5bの切換えで、汚泥混合液ポンプ
5より一旦曝気槽へ返送した後、図2に示すように、水
洗ユニット17を移動リフト19よりろ過分離槽6に降
下しながら、ろ過体9の表面に水洗ノズル15が達した
時点で水洗ポンプ11が起動し、処理水槽16から処理
水を圧送し、流量計14で水量を制御して、水洗配管1
2を通じて水洗ノズル15よりろ過体9表面に噴射され
る。このように、水洗ノズル15がろ過体9表面に対
し、降下及び上昇を繰り返しながらろ過水が噴射され
る。第1表に実施例1でのろ過分離槽の処理条件を示
す。また、第2表にろ過体の空洗及び水洗条件を示す。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】第2表にろ過分離槽6の処理条件を示す。
本実施例では、有効面積0.3m2、有効容積0.6m
3 の固液分離槽を用いた。ろ過分離槽6内部に有効面積
1m 2 /枚の平面形不織布ろ過体5枚をろ過体モジュー
ル9として浸漬設置した。不織布の素材としては、ポリ
エステル製で、目付60g/m2 、厚み0.4mm、孔
径約50〜100μmのものを用いた。なお、ろ過時の
平均水頭圧を約10cmとした。図3に実施例1におけ
るろ過Fluxの経過を示す。処理開始から約3ヵ月経
過しても、ろ過Fluxが4.2〜4.5m/dでほぼ
一定であり、週1回の水洗を加えたことにより、安定し
たろ過Fluxが得られた。なお、ろ過水の濁度が処理
期間中ほぼ5度前後であり、清澄であった。
【0020】比較例1 図4に実施例と同様な操作条件で、ろ過体表面に対する
水洗を行わなかった場合の平均ろ過Fluxの経過を示
す。平均ろ過Fluxは、処理開始時に実施例1とほぼ
同様の4.5m/dであった。しかし、処理経過ととも
にろ過Fluxが低下した。特に処理開始から10日後
にFluxの低下が速く、20日後に初期値の半分の2
m/dに低下した。その後も徐々に低下し、90日後に
ろ過Fluxが約1m/d以下となった。なお、ろ過水
濁度は常時10度以下で実施例1と大きな差異は認めら
れなかった。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、通水性ろ過体を用い、
ろ過体表面に汚泥のダイナミックろ過層を形成してろ過
水を得る汚泥混合液の固液分離方法において、ろ過体を
浸漬するろ過分離槽の上部に設置された水洗ユニットを
ろ過体に面する液の流路に降下させながら、ろ過体表面
に対し水洗ノズルからの水噴射を行えば、通常の空洗で
は完全に剥離できなかったろ過体表面の微細なフロック
を容易に洗い落とすことが可能となる。洗浄後のろ過体
に再び混合汚泥を供給し、ダイナミックろ過層によるろ
過を行えば、初期値とほぼ同様なろ過Fluxが得られ
る。その結果、長期間にわたって、安定したろ過Flu
xが得られ、処理水量、水質とも安定して得られる。
【0022】また、洗浄用の水洗ノズルがろ過体表面に
対し、投射角30〜120度で水を噴射することによ
り、ろ過体表面に付着した微細な汚泥を瞬時に洗い落と
すことができ、少ない洗浄水量で良好な洗浄効果が得ら
れる。さらに洗浄水としてはろ過水を用いれば、ろ過分
離槽に新たな水を供給することなく安定した洗浄を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通水性ろ過体の洗浄装置を含む生物処
理汚水の固液分離装置の概略説明図である。
【図2】本発明のろ過体の洗浄装置の作動状況の説明図
である。
【図3】本発明の実施例1の経過日数と平均ろ過Flu
xの関係を表すグラフを示す。
【図4】比較例1の経過日数と平均ろ過Fluxの関係
を表すグラフを示す。
【符号の説明】
1 流入原水 2 生物処理槽 3 散気管 4 曝気ブロワ 5 汚泥混合液ポンプ 5a 汚泥混合液供給バルブ 5b 汚泥混合液移送バルブ 6 ろ過分離槽 7 空洗ブロワ 8 空洗散気管 9 通水性ろ過体 10 汚泥循環液 11 水洗ポンプ 12 水洗配管 13 ろ過水取水管 14 流量計 15 水洗ノズル(噴射ノズル) 16 処理水槽 17 水洗ユニット 18 排泥ライン 19 移動リフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 3/12 C02F 3/12 S Fターム(参考) 3B116 AA46 AB51 BB22 BB44 CC05 3B201 AA46 AB51 BB22 BB44 BB92 BB98 CB12 CC21 CD22 4D006 GA02 HA93 JA31A JA34A JA39A JA51A JA52A KA02 KA13 KB22 KC13 KC14 KE02P KE02Q KE02R KE07Q KE07R KE28Q KE28R MA16 MC48X PB08 PC62 4D028 BC17 BD17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水を生物反応槽に流入し、好気的に活
    性汚泥による処理を行った後、生物反応槽から活性汚泥
    混合液を通水性ろ過体を設置したろ過分離槽に供給し、
    該ろ過分離槽でろ過体表面に汚泥のダイナミックろ過層
    を形成させてろ過を行ってろ過水を得、ろ過後の活性汚
    泥混合液を生物反応槽に返送する固液分離法において、
    ろ過体洗浄時に、ろ過分離槽内の活性汚泥混合液を生物
    反応槽に完全に返送した時点で、ろ過体より上に設置さ
    れた水洗ユニットをろ過体に面する液の流路に降下させ
    て、ろ過体表面に対し水洗することを特徴とするろ過体
    の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 水洗ユニットが噴水ノズルより構成さ
    れ、ろ過分離槽内に降下し、ろ過体に面する液の流路を
    上下移動させながら、或いは停止して、ろ過体表面に対
    し、投射角30〜120度でノズルからろ過水を噴射す
    ることを特徴とする請求項1記載のろ過体の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 通水性ろ過体を用い、ろ過体表面に汚泥
    のダイナミックろ過層を形成してろ過水を得る生物処理
    汚水の固液分離装置において、汚水が流入する生物反応
    槽と別個に設けられたろ過分離槽内に浸漬されたダイナ
    ミックろ過層を形成した通水性ろ過体と、このろ過体よ
    り下に配置されたろ過体浸漬中の空洗用の空洗散気管
    と、ろ過分離槽内の活性汚泥混合液の生物反応槽への完
    全返送時に、ろ過体に面する液の流路に下降させてろ過
    体表面の水洗を行うためのろ過体より上に設置された水
    洗ユニットを有することを特徴とするろ過体の洗浄装
    置。
  4. 【請求項4】 水洗ユニットが噴水ノズルより構成さ
    れ、かつろ過分離槽内に降下し、ろ過体に面する液の流
    路を上下移動中に、或いは停止中に、ろ過体表面に対
    し、投射角30〜120度のノズルからろ過水を噴射す
    るように構成されることを特徴とする請求項3記載のろ
    過体の洗浄装置。
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