JP2002136635A - 交互踏込みで駆動するローラスケート - Google Patents
交互踏込みで駆動するローラスケートInfo
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- JP2002136635A JP2002136635A JP2000375280A JP2000375280A JP2002136635A JP 2002136635 A JP2002136635 A JP 2002136635A JP 2000375280 A JP2000375280 A JP 2000375280A JP 2000375280 A JP2000375280 A JP 2000375280A JP 2002136635 A JP2002136635 A JP 2002136635A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 交互踏込み駆動の方式に関し、踏込み面の
地面平行保持と長踏込み化と、高さと前後輪間長さおよ
び負荷量の調節と、高クッション化と、超体重負荷駆動
を可能とする。 【解決手段】 可変長のベースフレーム(1)面と靴部
(5)面を4本の可変長の平行リンク(7)で二組クラ
ンク機構状に連結したローラスケートベースと、ベース
フレーム(1)面上にクッション上面板(12b)面と
ベースフレーム(1)面を4本のクッション平行リンク
(12a)で二組クランク機構状に連結して圧力空気ゴ
ム袋(12c)を狭んだクッション(12)と、駆動ロ
ーラ(2)と、フリーローラ(3)と、ブレーキ(4)
と、円弧状固定歯(6)と、歯車群(9)と、一方向回
転伝達クラッチ(10)と、スプリング(11)と、踏
込み長さ調整部材(13)と、踏込み力付加紐(16)
とで構成する。
地面平行保持と長踏込み化と、高さと前後輪間長さおよ
び負荷量の調節と、高クッション化と、超体重負荷駆動
を可能とする。 【解決手段】 可変長のベースフレーム(1)面と靴部
(5)面を4本の可変長の平行リンク(7)で二組クラ
ンク機構状に連結したローラスケートベースと、ベース
フレーム(1)面上にクッション上面板(12b)面と
ベースフレーム(1)面を4本のクッション平行リンク
(12a)で二組クランク機構状に連結して圧力空気ゴ
ム袋(12c)を狭んだクッション(12)と、駆動ロ
ーラ(2)と、フリーローラ(3)と、ブレーキ(4)
と、円弧状固定歯(6)と、歯車群(9)と、一方向回
転伝達クラッチ(10)と、スプリング(11)と、踏
込み長さ調整部材(13)と、踏込み力付加紐(16)
とで構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体重を両靴部の交
互踏み替えにより掛け外ししてローラを駆動させるスポ
ーツ、交通手段等に使用できるローラスケートに関す
る。
互踏み替えにより掛け外ししてローラを駆動させるスポ
ーツ、交通手段等に使用できるローラスケートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】乗者が体重を使って駆動するローラスケ
ートに関する。特許第2619763号の例では靴部の
前側のフリーローラで爪先立ちしたり、後側に体重を掛
けてほぼ水平にする繰り返しで駆動ローラを駆動させる
方式であって靴部は駆動1サイクルの中で爪先立ちから
水平立ちに変化させるため、乗車体勢に不安定さを伴う
ものであった。特開平08−164234の例では足の
踏み変えで体重を片方の靴部から抜いて靴部(5)の一
部に当たる足踏み板を一旦ばねで押し上げさせてからそ
の踏み板を踏み込むか、または足踏み板の位置によって
は駆動1サイクルの中で爪先立ちから水平立ちにまたは
踵立ちから水平立ちに変化させて、踏み板を一旦上昇さ
せてから踏込み駆動ローラを駆動するため、足の一部が
靴部から一部が離れる時があり体勢に不安定さを伴うも
のであった。上述の従来技術はいずれも、駆動ストロー
クである踏込み長さを大きくすると靴部の傾斜変動が大
きくなり不安定度合が増大する構造であったため、駆動
ストロークを大きく出来なくて効率は良くなかった。ま
た、踏込み長さおよび平行リンク(7)長さを個人条
件、走行条件に合せて調整できるものは無く、当然、体
重を超える力で駆動することは出来なかった。さらに、
一般的なローラスケートに関することであるが,地面の
凹凸による衝撃を緩和させるゴム板方式、スプリング方
式以上のコンパクトで機能的なクッション構造の提言は
見当たらなかった。
ートに関する。特許第2619763号の例では靴部の
前側のフリーローラで爪先立ちしたり、後側に体重を掛
けてほぼ水平にする繰り返しで駆動ローラを駆動させる
方式であって靴部は駆動1サイクルの中で爪先立ちから
水平立ちに変化させるため、乗車体勢に不安定さを伴う
ものであった。特開平08−164234の例では足の
踏み変えで体重を片方の靴部から抜いて靴部(5)の一
部に当たる足踏み板を一旦ばねで押し上げさせてからそ
の踏み板を踏み込むか、または足踏み板の位置によって
は駆動1サイクルの中で爪先立ちから水平立ちにまたは
踵立ちから水平立ちに変化させて、踏み板を一旦上昇さ
せてから踏込み駆動ローラを駆動するため、足の一部が
靴部から一部が離れる時があり体勢に不安定さを伴うも
のであった。上述の従来技術はいずれも、駆動ストロー
クである踏込み長さを大きくすると靴部の傾斜変動が大
きくなり不安定度合が増大する構造であったため、駆動
ストロークを大きく出来なくて効率は良くなかった。ま
た、踏込み長さおよび平行リンク(7)長さを個人条
件、走行条件に合せて調整できるものは無く、当然、体
重を超える力で駆動することは出来なかった。さらに、
一般的なローラスケートに関することであるが,地面の
凹凸による衝撃を緩和させるゴム板方式、スプリング方
式以上のコンパクトで機能的なクッション構造の提言は
見当たらなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では次のよ
うな欠点があった。 イ、 ローラスケートの踏込み駆動時に靴部面を接地地
面に対して平行または一定の角度に保持することが出来
ないため、乗車体勢に不安定さを伴うものであった。 ロ、 構造上、踏込み長さは長くすると靴部面の全体又
は一部分が傾き足元の不安定度が増大するため、踏込み
長さを小さめに制限する必要があって高い推進性能は望
めなかった。 ハ、 踏込み長さが不十分気味であったため、その踏込
み長さおよび駆動されるリンク長さを個人条件、走行条
件に合せて調整することは無かった。 ニ、 体重を超える力で踏込み駆動することは出来なか
った。 ホ、 凸凹地面に対する充分でコンパクトなクッション
は設けられていなかった。本発明は、以上の欠点を解決
するためになされたものである。
うな欠点があった。 イ、 ローラスケートの踏込み駆動時に靴部面を接地地
面に対して平行または一定の角度に保持することが出来
ないため、乗車体勢に不安定さを伴うものであった。 ロ、 構造上、踏込み長さは長くすると靴部面の全体又
は一部分が傾き足元の不安定度が増大するため、踏込み
長さを小さめに制限する必要があって高い推進性能は望
めなかった。 ハ、 踏込み長さが不十分気味であったため、その踏込
み長さおよび駆動されるリンク長さを個人条件、走行条
件に合せて調整することは無かった。 ニ、 体重を超える力で踏込み駆動することは出来なか
った。 ホ、 凸凹地面に対する充分でコンパクトなクッション
は設けられていなかった。本発明は、以上の欠点を解決
するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は次の構成とした。可変長のベースフレーム
(1)をベースとし、その上に靴部(5)を平行に配置
し、それらの前後左右の四箇所を4本の可変長の平行リ
ンク(7)で二組クランク機構状に連結してベースフレ
ーム(1)面と靴部(5)面を常に平行に保持して二面
間を変動自在に構成し、さらにこの二面間のベースフレ
ーム(1)側に上記二面よりも幅狭のクッション上面板
(12b)面を平行に配置し、前記クッション上面板
(12b)面とベースフレーム(1)面を4本のクッシ
ョン平行リンク(12a)で二組クランク機構状に連結
してこの二面間に空気圧入したゴム袋(12c)を狭圧
してクッション(12)を構成する。そして、駆動ロー
ラ(2)と、フリーローラ(3)と、ブレーキ(4)
と、円弧状固定歯(6)と、前記円弧状固定歯(6)に
噛合い前記靴部(5)の運動を回転力に変換して駆動ロ
ーラ(2)に伝動する歯車群(9)と、前記歯車群
(9)と組合わせて用いられる一方向回転伝達クラッチ
(10)と、前記靴部(5)を戻すスプリング(11)
と、上限ストッパ(13a)および下限ストッパ(13
b)から成る踏込み長さ調整部材(13)と、踏込み力
付加紐(16)とで構成し、左右の靴部(5)を交互に
踏込みで駆動できるようにしたローラスケートである。
めに本発明は次の構成とした。可変長のベースフレーム
(1)をベースとし、その上に靴部(5)を平行に配置
し、それらの前後左右の四箇所を4本の可変長の平行リ
ンク(7)で二組クランク機構状に連結してベースフレ
ーム(1)面と靴部(5)面を常に平行に保持して二面
間を変動自在に構成し、さらにこの二面間のベースフレ
ーム(1)側に上記二面よりも幅狭のクッション上面板
(12b)面を平行に配置し、前記クッション上面板
(12b)面とベースフレーム(1)面を4本のクッシ
ョン平行リンク(12a)で二組クランク機構状に連結
してこの二面間に空気圧入したゴム袋(12c)を狭圧
してクッション(12)を構成する。そして、駆動ロー
ラ(2)と、フリーローラ(3)と、ブレーキ(4)
と、円弧状固定歯(6)と、前記円弧状固定歯(6)に
噛合い前記靴部(5)の運動を回転力に変換して駆動ロ
ーラ(2)に伝動する歯車群(9)と、前記歯車群
(9)と組合わせて用いられる一方向回転伝達クラッチ
(10)と、前記靴部(5)を戻すスプリング(11)
と、上限ストッパ(13a)および下限ストッパ(13
b)から成る踏込み長さ調整部材(13)と、踏込み力
付加紐(16)とで構成し、左右の靴部(5)を交互に
踏込みで駆動できるようにしたローラスケートである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。ローラスケートは左右対称のものであるた
め、以下、右側を省略して左側のローラスケートの図面
を中心に説明する。実施例1の基本構成と駆動原理から
説明する。次に要素の配置、組立て、使用方法を図1〜
18で説明する。まず、図1に示すように、可変長のベ
ースフレーム(1)面をベースとし、その上側に靴部
(5)面を平行に配置し、それらの前後左右の四箇所を
4本の同じ長さの可変長の平行リンク(7)で二組クラ
ンク機構状に廻り対偶で連結してベースフレーム(1)
面と靴部(5)面を常に平行に保持して二面間を変動自
在に構成し、さらにこの二面間のベースフレーム(1)
側に上記二面よりも幅狭のクッション上面板(12b)
面を平行に配置し、そのクッション上面板(12b)面
とベースフレーム(1)面を4本の同じ長さのクッショ
ン平行リンク(12a)で二組クランク機構状に廻り対
偶で連結して常に平行で所定間隔以内で変動出来るよう
に保持させた二面間に空気を圧入したゴム袋(12c)
を狭圧してクッション(12)を構成し、固定部材(1
2e)をベースフレーム(1)に接続固定させてクッシ
ョン上面板(12b)の上限高さを制限させる。そして
靴部(5)の踏込み長さ範囲を調整する上限ストッパ
(13a)と下限ストッパ(13b)から成る踏込み長
さ調整部材(13)を、前方左側の平行リンク(7)の
リンク支軸(17a)部で90度左回りに回転した方向
に一体に接続延長して成る駆動リンク(8)を介して調
整出来るようにベースフレーム(1)に組立て固定す
る。可変長のベースフレーム(1)は下側に駆動ローラ
(2)を取付けた上面ベースフレーム(1a)と、下側
に前輪舵方式のフリーローラ(3)関係のみを取付けた
下限ベースフレーム(1b)とから成っている。上面ベ
ースフレーム(1a)の上面には最左側部に円弧中心線
を図1の図面中心部にある上面ベースフレーム(1a)
の支柱(18a)に設けられたリンク支軸(17a)に
合せて円弧状固定歯(6)を上面ベースフレーム(1
a)に設けて固定し、駆動リンク(8)の左外面に前記
円弧状固定歯(6)と噛合う歯車群(9)の第一歯車
(9a)を垂直に軸支する。第一歯車(9a)内輪に一
方向回転伝達クラッチ(10)を設け、第一歯車(9
a)の右回転のみを一方向回転伝達クラッチ(10)の
内輪部(10b)と一体に接続された同軸上の隣接する
第二歯車(9b)に伝達するようにする。第3歯車(9
c)をリンク支軸(17a)に軸支し第二歯車(9b)
と噛合わせる。そして支柱(18a)右側に第3歯車
(9c)と同軸上で一体となって回転する第4歯車(8
d)を設け、支柱(18b)に支軸する第5歯車(9
e)と噛合わせ、支柱(18b)右側に第5歯車(9
e)と同軸上で一体となって回転する第6歯車(9f)
を連動回転させ、駆動ローラ(2)軸に軸支された第7
歯車(9g)に噛合わせて駆動ローラ(2)を駆動回転
させる。そして靴部(5)が図1状態から図6状態に踏
込まれて下がるとリンク支軸(17a)で廻り対偶で連
結されたクランクにあたる平行リンク(7a)およびこ
れと一体にリンク支軸(17a)で90度回転した方向
に接続された駆動リンク(8)が図1の矢印(X)で示
すように反時計回りに揺動回転して第一歯車(8a)が
円弧状固定歯(6)によって時計回りに回転し歯車群
(8)と一方向回転伝達クラッチ(10)により駆動ロ
ーラ(2)が反時計回りに駆動され回転走行する。靴部
(5)は踏込み力が抜かれと図6、図11に示すスプリ
ング(11)により駆動リンク(8)および平行リンク
(7)を介して上限高さへ引き戻されるが、この時の第
一歯車(9a)の反時計回りの回転は一方向回転伝達ク
ラッチ(10)によって駆動ローラ(2)には伝達され
ないで駆動ローラ(2)は惰性回転となる。駆動リンク
(8)と上限ストッパ(13a)と下限ストッパ(13
b)とスプリング(11)との関係は図11に示すよう
に、靴部(5)の踏込み長さはワンタッチ方式で上限ス
トッパ(13a)および下限ストッパ(13b)の位置
を調整して調整することが出来る構造ある。
て説明する。ローラスケートは左右対称のものであるた
め、以下、右側を省略して左側のローラスケートの図面
を中心に説明する。実施例1の基本構成と駆動原理から
説明する。次に要素の配置、組立て、使用方法を図1〜
18で説明する。まず、図1に示すように、可変長のベ
ースフレーム(1)面をベースとし、その上側に靴部
(5)面を平行に配置し、それらの前後左右の四箇所を
4本の同じ長さの可変長の平行リンク(7)で二組クラ
ンク機構状に廻り対偶で連結してベースフレーム(1)
面と靴部(5)面を常に平行に保持して二面間を変動自
在に構成し、さらにこの二面間のベースフレーム(1)
側に上記二面よりも幅狭のクッション上面板(12b)
面を平行に配置し、そのクッション上面板(12b)面
とベースフレーム(1)面を4本の同じ長さのクッショ
ン平行リンク(12a)で二組クランク機構状に廻り対
偶で連結して常に平行で所定間隔以内で変動出来るよう
に保持させた二面間に空気を圧入したゴム袋(12c)
を狭圧してクッション(12)を構成し、固定部材(1
2e)をベースフレーム(1)に接続固定させてクッシ
ョン上面板(12b)の上限高さを制限させる。そして
靴部(5)の踏込み長さ範囲を調整する上限ストッパ
(13a)と下限ストッパ(13b)から成る踏込み長
さ調整部材(13)を、前方左側の平行リンク(7)の
リンク支軸(17a)部で90度左回りに回転した方向
に一体に接続延長して成る駆動リンク(8)を介して調
整出来るようにベースフレーム(1)に組立て固定す
る。可変長のベースフレーム(1)は下側に駆動ローラ
(2)を取付けた上面ベースフレーム(1a)と、下側
に前輪舵方式のフリーローラ(3)関係のみを取付けた
下限ベースフレーム(1b)とから成っている。上面ベ
ースフレーム(1a)の上面には最左側部に円弧中心線
を図1の図面中心部にある上面ベースフレーム(1a)
の支柱(18a)に設けられたリンク支軸(17a)に
合せて円弧状固定歯(6)を上面ベースフレーム(1
a)に設けて固定し、駆動リンク(8)の左外面に前記
円弧状固定歯(6)と噛合う歯車群(9)の第一歯車
(9a)を垂直に軸支する。第一歯車(9a)内輪に一
方向回転伝達クラッチ(10)を設け、第一歯車(9
a)の右回転のみを一方向回転伝達クラッチ(10)の
内輪部(10b)と一体に接続された同軸上の隣接する
第二歯車(9b)に伝達するようにする。第3歯車(9
c)をリンク支軸(17a)に軸支し第二歯車(9b)
と噛合わせる。そして支柱(18a)右側に第3歯車
(9c)と同軸上で一体となって回転する第4歯車(8
d)を設け、支柱(18b)に支軸する第5歯車(9
e)と噛合わせ、支柱(18b)右側に第5歯車(9
e)と同軸上で一体となって回転する第6歯車(9f)
を連動回転させ、駆動ローラ(2)軸に軸支された第7
歯車(9g)に噛合わせて駆動ローラ(2)を駆動回転
させる。そして靴部(5)が図1状態から図6状態に踏
込まれて下がるとリンク支軸(17a)で廻り対偶で連
結されたクランクにあたる平行リンク(7a)およびこ
れと一体にリンク支軸(17a)で90度回転した方向
に接続された駆動リンク(8)が図1の矢印(X)で示
すように反時計回りに揺動回転して第一歯車(8a)が
円弧状固定歯(6)によって時計回りに回転し歯車群
(8)と一方向回転伝達クラッチ(10)により駆動ロ
ーラ(2)が反時計回りに駆動され回転走行する。靴部
(5)は踏込み力が抜かれと図6、図11に示すスプリ
ング(11)により駆動リンク(8)および平行リンク
(7)を介して上限高さへ引き戻されるが、この時の第
一歯車(9a)の反時計回りの回転は一方向回転伝達ク
ラッチ(10)によって駆動ローラ(2)には伝達され
ないで駆動ローラ(2)は惰性回転となる。駆動リンク
(8)と上限ストッパ(13a)と下限ストッパ(13
b)とスプリング(11)との関係は図11に示すよう
に、靴部(5)の踏込み長さはワンタッチ方式で上限ス
トッパ(13a)および下限ストッパ(13b)の位置
を調整して調整することが出来る構造ある。
【0006】一方向回転伝達クラッチ(10)の実施例
の縦断面図を図7に示す。外輪側の第一歯車(9a)の
矢印(Y)の右回転のみが内輪部(10b)側に伝達さ
れ、左回転時はクラッチボール(10a)が内輪部(1
0b)側に逃げて第一歯車(9a)と一方向回転伝達ク
ラッチ(10)間は自由に空回りする。内輪部(10
b)は右側隣接する同軸上の第2歯車(9b)に一体に
接続されており、第一歯車の右回転のみが一方向回転伝
達クラッチ(10)により第2歯車(9b)に伝達され
る。
の縦断面図を図7に示す。外輪側の第一歯車(9a)の
矢印(Y)の右回転のみが内輪部(10b)側に伝達さ
れ、左回転時はクラッチボール(10a)が内輪部(1
0b)側に逃げて第一歯車(9a)と一方向回転伝達ク
ラッチ(10)間は自由に空回りする。内輪部(10
b)は右側隣接する同軸上の第2歯車(9b)に一体に
接続されており、第一歯車の右回転のみが一方向回転伝
達クラッチ(10)により第2歯車(9b)に伝達され
る。
【0007】安定姿勢を保持し易い脚足踏込みの漕ぎ方
が出来る理由について説明する。ベースフレーム(1)
面と靴部(5)面を前記4本の平行リンク(7)で二組
クランク機構状に連結することによりベースフレーム
(1)面と靴部(5)面の二面が機構的に常に平行に保
持されるため、乗者は走行地面に常に平行に保たれる靴
部(5)面に乗って安定姿勢で靴部(5)の踏込みおよ
び脚足上げの繰り返し運動を行ってローラスケートを漕
ぎ、走行させることが出来る。
が出来る理由について説明する。ベースフレーム(1)
面と靴部(5)面を前記4本の平行リンク(7)で二組
クランク機構状に連結することによりベースフレーム
(1)面と靴部(5)面の二面が機構的に常に平行に保
持されるため、乗者は走行地面に常に平行に保たれる靴
部(5)面に乗って安定姿勢で靴部(5)の踏込みおよ
び脚足上げの繰り返し運動を行ってローラスケートを漕
ぎ、走行させることが出来る。
【0008】図4、図8および図9はクッション(1
8)の構造の一例を示したものである。以下、クッショ
ン(18)の圧力調整方法について説明する。クッショ
ン圧力は自転車のタイヤ同様に空気ポンプを用い逆止弁
(12d)を介して空気圧で調節する構造のもので、利
用者の脚力である踏込み力よりやや高めの力に調節する
と、利用者の踏込み負荷を超える地面からの衝撃に対し
て効率的に緩衝させることが出来る。ゴム袋(12c)
は機構的に常に平行に保持されたクッション上面板(1
2b)面と上部ベースフレーム(1a)面の2面で圧縮
され、ゴム袋(12c)は空気体積×空気圧力=一定の
関係が成り立つため、調節された力を超える力に対して
働き、どんな強力な衝撃に対しても間隔が零となってゴ
ツゴツと衝撃が伝わることは全く無く、優れたクッショ
ン効果を発揮する。
8)の構造の一例を示したものである。以下、クッショ
ン(18)の圧力調整方法について説明する。クッショ
ン圧力は自転車のタイヤ同様に空気ポンプを用い逆止弁
(12d)を介して空気圧で調節する構造のもので、利
用者の脚力である踏込み力よりやや高めの力に調節する
と、利用者の踏込み負荷を超える地面からの衝撃に対し
て効率的に緩衝させることが出来る。ゴム袋(12c)
は機構的に常に平行に保持されたクッション上面板(1
2b)面と上部ベースフレーム(1a)面の2面で圧縮
され、ゴム袋(12c)は空気体積×空気圧力=一定の
関係が成り立つため、調節された力を超える力に対して
働き、どんな強力な衝撃に対しても間隔が零となってゴ
ツゴツと衝撃が伝わることは全く無く、優れたクッショ
ン効果を発揮する。
【0009】次に、ブレーキ(4)の実施例について、
図1、図5および図10に基づいて説明する。構造は自
転車のブレーキ構造同様の芯索(4a)、鞘管(4b)
およびシュー(c)で制動させる方式である。操作は靴
部(5)で爪先側で立つようにして靴部(5)の踵当て
(5a)を持ち上げて行う。ブレーキを掛けたい時は、
爪先立ちして踵当て(5a)を持ち上げると、ブレーキ
の芯索が引き上げられ、図10のブレーキシューが引き
寄せられて第6歯車(9f)の歯部内輪側に当接して歯
車回転を制動させるものである。
図1、図5および図10に基づいて説明する。構造は自
転車のブレーキ構造同様の芯索(4a)、鞘管(4b)
およびシュー(c)で制動させる方式である。操作は靴
部(5)で爪先側で立つようにして靴部(5)の踵当て
(5a)を持ち上げて行う。ブレーキを掛けたい時は、
爪先立ちして踵当て(5a)を持ち上げると、ブレーキ
の芯索が引き上げられ、図10のブレーキシューが引き
寄せられて第6歯車(9f)の歯部内輪側に当接して歯
車回転を制動させるものである。
【0010】舵について説明する。方向変更ははローラ
ースケートの踏み替え時の方向変更で行うことは出来る
が、それだけでは不十分のため、より確実に方向変換で
きる舵方式を設けた。以下、舵構造について図3、図8
および図14に基づき説明する。前輪のフリーローラ
(3)の軸支持部(15a)は軸受(15b)を介して
下部ベースフレーム(1b)に垂直に保持され水平に回
転自在に取り付けられており、軸支持部(15a)に接
続し後方に伸ばされたハンドルアーム(15c)とハン
ドルローラ(15d)によって方向制御を行うものであ
る。ハンドルアーム(15c)はローラスケートのベー
スフレーム(1)が水平の時はスプリング(15e)に
より下部ベースフレーム(1b)中央に保持されてい
る。方向転換を行う時は、ベースフレーム(1)を向け
たい方向に傾斜させてハンドルローラ(15d)を地面
に押し当てて前輪の軸支持部(15a)を旋回させる方
式のものである。傾斜角度を大きくすると舵回転角度を
大きく制御することが出来る。
ースケートの踏み替え時の方向変更で行うことは出来る
が、それだけでは不十分のため、より確実に方向変換で
きる舵方式を設けた。以下、舵構造について図3、図8
および図14に基づき説明する。前輪のフリーローラ
(3)の軸支持部(15a)は軸受(15b)を介して
下部ベースフレーム(1b)に垂直に保持され水平に回
転自在に取り付けられており、軸支持部(15a)に接
続し後方に伸ばされたハンドルアーム(15c)とハン
ドルローラ(15d)によって方向制御を行うものであ
る。ハンドルアーム(15c)はローラスケートのベー
スフレーム(1)が水平の時はスプリング(15e)に
より下部ベースフレーム(1b)中央に保持されてい
る。方向転換を行う時は、ベースフレーム(1)を向け
たい方向に傾斜させてハンドルローラ(15d)を地面
に押し当てて前輪の軸支持部(15a)を旋回させる方
式のものである。傾斜角度を大きくすると舵回転角度を
大きく制御することが出来る。
【0011】次にローラスケートの使用方法を中心にさ
らに詳しくその構造と機能を説明する。ローラスケート
は従来同様に靴部(5)を足に履いて利用する。先ず、
走行開始時は靴部(5)を履いて後述するが個人条件、
走行条件に合せて調整し、両足で地面等に立てから図
5、図18に示すロックピン(14)のピン(14a)
を外せば準備完了である。漕ぎ出し始めは漕ぎ出したい
方の脚足を上げて靴部(5)から体重を外して靴部
(5)をスプリング(1)で上限に引き戻してから踏込
むのであるが、動いている上りエスカレータの階段に乗
り移る時の要領で漕ぎ出すと良い。つまり、脚足を急に
前に取られないようにつま先側に体重重心を掛けて階段
を上がるような姿勢の要領で静かに踏込むと踏込んだ足
側のローラスケートが前進駆動し始め徐々に加速される
ため上手く乗れる。そして下限まで踏込んでゆくと加速
は止まるが惰性で前進が続き、やがて惰性が無くなると
止まる。従って、止まる前にもう一方の足側のローラス
ケートを踏み込んで体重を乗せて行けばそちら側のロー
ラスケートが加速されながら前進駆動される。このよう
に両足のローラスケートを交互に繰り返し踏込めば、ロ
ーラスケートを連続走行させることが出来る。
らに詳しくその構造と機能を説明する。ローラスケート
は従来同様に靴部(5)を足に履いて利用する。先ず、
走行開始時は靴部(5)を履いて後述するが個人条件、
走行条件に合せて調整し、両足で地面等に立てから図
5、図18に示すロックピン(14)のピン(14a)
を外せば準備完了である。漕ぎ出し始めは漕ぎ出したい
方の脚足を上げて靴部(5)から体重を外して靴部
(5)をスプリング(1)で上限に引き戻してから踏込
むのであるが、動いている上りエスカレータの階段に乗
り移る時の要領で漕ぎ出すと良い。つまり、脚足を急に
前に取られないようにつま先側に体重重心を掛けて階段
を上がるような姿勢の要領で静かに踏込むと踏込んだ足
側のローラスケートが前進駆動し始め徐々に加速される
ため上手く乗れる。そして下限まで踏込んでゆくと加速
は止まるが惰性で前進が続き、やがて惰性が無くなると
止まる。従って、止まる前にもう一方の足側のローラス
ケートを踏み込んで体重を乗せて行けばそちら側のロー
ラスケートが加速されながら前進駆動される。このよう
に両足のローラスケートを交互に繰り返し踏込めば、ロ
ーラスケートを連続走行させることが出来る。
【0012】次に、体重以上の負荷を靴部(5)に付加
させることのできる踏込み力付加紐(16)について図
17に基づいて説明する。脚足踏込みをどんどん速くし
てゆくと、靴部(5)は踏込み下限まで降りてゆかなく
なって走行速度が上限にくると言う問題が生じてくる。
脚足の仕事量が体重重力の仕事量を超えてその超えた分
が走行仕事量に変換されないで体重を持ち上げているの
である。この走行速度の上限を取り除く方法が、次の脚
足踏込み力の逃げを防止する踏込み力付加紐(16)で
ある。靴部(5)中心部両側に立脚長さ(16e)の紐
を紐掛け部(17f)に接続し乗者の肩にズボン吊り状
に掛け腰紐(16c)で固定すると速漕ぎしても脚足踏
込みが下限まで踏込まれて踏込み力は全て走行エネルギ
ーに変換されて前述の速度上限を超えて高速走行が出来
るようになる。
させることのできる踏込み力付加紐(16)について図
17に基づいて説明する。脚足踏込みをどんどん速くし
てゆくと、靴部(5)は踏込み下限まで降りてゆかなく
なって走行速度が上限にくると言う問題が生じてくる。
脚足の仕事量が体重重力の仕事量を超えてその超えた分
が走行仕事量に変換されないで体重を持ち上げているの
である。この走行速度の上限を取り除く方法が、次の脚
足踏込み力の逃げを防止する踏込み力付加紐(16)で
ある。靴部(5)中心部両側に立脚長さ(16e)の紐
を紐掛け部(17f)に接続し乗者の肩にズボン吊り状
に掛け腰紐(16c)で固定すると速漕ぎしても脚足踏
込みが下限まで踏込まれて踏込み力は全て走行エネルギ
ーに変換されて前述の速度上限を超えて高速走行が出来
るようになる。
【0013】次に、実施例1の靴部(5)の踏込み長を
個人条件、走行条件に合せて調整する方法について図
1、11、12に基づき説明する。靴部(5)の踏込み
長さは踏込み長さ調整部材(13)の上限ストッパ(1
3a)および下限ストッパ(13b)で靴部(5)高さ
上下の踏込み長さを調整する。踏込み長さ調整部材(1
3)は図に示すような構造になっており、矢印(X)の
ように摘み部(13f)を摘むとストッパ側の歯(13
c)が案内棒(13d)の歯(13e)から外れ上限ス
トッパ(13a)および下限ストッパ(13b)が案内
棒(13d)上を自由に摺動するので希望の位置に位置
替えして摘み部(13f)を放すとスプリング(13
h)の作用で歯(13c)と歯(13e)が噛合い位置
が固定される。初心者、および子供は踏込み長を短めに
設定するのが良い。熟練者、運動量を多くして走行した
い人および坂道は踏込み長を長く設定すれば良い。
個人条件、走行条件に合せて調整する方法について図
1、11、12に基づき説明する。靴部(5)の踏込み
長さは踏込み長さ調整部材(13)の上限ストッパ(1
3a)および下限ストッパ(13b)で靴部(5)高さ
上下の踏込み長さを調整する。踏込み長さ調整部材(1
3)は図に示すような構造になっており、矢印(X)の
ように摘み部(13f)を摘むとストッパ側の歯(13
c)が案内棒(13d)の歯(13e)から外れ上限ス
トッパ(13a)および下限ストッパ(13b)が案内
棒(13d)上を自由に摺動するので希望の位置に位置
替えして摘み部(13f)を放すとスプリング(13
h)の作用で歯(13c)と歯(13e)が噛合い位置
が固定される。初心者、および子供は踏込み長を短めに
設定するのが良い。熟練者、運動量を多くして走行した
い人および坂道は踏込み長を長く設定すれば良い。
【0014】駆動ローラに対する速度比に当たる平行リ
ンク(7)長さを個人条件、走行条件に合せて調整する
方法について説明する。平行リンク(7)長さは長さ調
整部材(7c)を調整する。図13に示すような構造に
なっており、矢印のように摘み部(7f)を摘むとスト
ッパのピン(7d)が内筒の上部平行リンク(7a)に
設けられた位置固定用のピン穴(7e)から外れて外筒
の下部平行リンク(7b)内を自由に摺動できる状態に
なるので希望の位置に位置替えして摘み部(7f)を放
すとスプリングの作用でピン(7d)がピン穴(7e)
に嵌って位置が固定される。初心者、子供および坂道は
平行リンク(7)長を長めに設定するのが良い。熟練者
および強力踏込みで走行したい人は平行リンク(7)長
を短く即ち駆動ローラに対する速度比を大きくするよう
に設定すると良い。
ンク(7)長さを個人条件、走行条件に合せて調整する
方法について説明する。平行リンク(7)長さは長さ調
整部材(7c)を調整する。図13に示すような構造に
なっており、矢印のように摘み部(7f)を摘むとスト
ッパのピン(7d)が内筒の上部平行リンク(7a)に
設けられた位置固定用のピン穴(7e)から外れて外筒
の下部平行リンク(7b)内を自由に摺動できる状態に
なるので希望の位置に位置替えして摘み部(7f)を放
すとスプリングの作用でピン(7d)がピン穴(7e)
に嵌って位置が固定される。初心者、子供および坂道は
平行リンク(7)長を長めに設定するのが良い。熟練者
および強力踏込みで走行したい人は平行リンク(7)長
を短く即ち駆動ローラに対する速度比を大きくするよう
に設定すると良い。
【0015】その他、靴部(5)高さ支持位置を上限ス
トッパ(13a)と下限ストッパ(13b)で所望の高
さに固定し且つ駆動ローラ(2)を手持ちのロックピン
(14)を挿入しロックして見物したり、上限ストッパ
(13a)を最下限まで低めて駆動リンク(8)の動き
を止め且つ駆動ローラ(2)をロックピン(14)を挿
入しロックして階段を昇降したりもできる。
トッパ(13a)と下限ストッパ(13b)で所望の高
さに固定し且つ駆動ローラ(2)を手持ちのロックピン
(14)を挿入しロックして見物したり、上限ストッパ
(13a)を最下限まで低めて駆動リンク(8)の動き
を止め且つ駆動ローラ(2)をロックピン(14)を挿
入しロックして階段を昇降したりもできる。
【0016】次に安定高速走行方法について図3、4,
5、8、15、16により説明する。ベースフレーム
(1)は上部下部2枚重ねて縮小させて固定する図1状
態の縮小固定と、前輪のフリーローラ(3)と舵(1
5)を備えた下部フレームベース(1b)を引き出し伸
長させて固定する図15状態の伸長固定との2段固定が
できる構造としてある。図16にベースフレーム(1)
のロック装置の一例を示す。図8,15に示す摘み部
(1c)を摘むとアーム(1d)が支軸(1e)で回転
してピン(1f)がピン穴(1g)から外れ前後に摺動
自在になるので、下部フレームベース(1b)を上部フ
レームベース(1a)から引き出し図15の状態に伸長
させて摘み部(1C)を放すとフレームベース(1)は
伸長固定位置に固定される。従って、必要に応じて安定
高速走行時等は下部ベースフレーム(1b)を前方へ引
き出して伸長固定に固定し、前輪のフリーローラ(3)
と後輪の駆動ローラ(2)との間隔を長くすると、加
速、減速、坂道に対して大きく体重移動させても転倒す
ることなく安定姿勢を取れることが出来る。前述のベー
スフレーム(1)の伸長固定に対応して、更に、駆動リ
ンク(8)を長めに設定して靴部(5)即ち体重重心を
前方に寄せて安定化を図るのが好ましい。そして健脚で
鍛錬を望む人であれば、更に踏込み力付加紐(16)を
併用すると強力な高速走行や登坂走行が可能となる。
5、8、15、16により説明する。ベースフレーム
(1)は上部下部2枚重ねて縮小させて固定する図1状
態の縮小固定と、前輪のフリーローラ(3)と舵(1
5)を備えた下部フレームベース(1b)を引き出し伸
長させて固定する図15状態の伸長固定との2段固定が
できる構造としてある。図16にベースフレーム(1)
のロック装置の一例を示す。図8,15に示す摘み部
(1c)を摘むとアーム(1d)が支軸(1e)で回転
してピン(1f)がピン穴(1g)から外れ前後に摺動
自在になるので、下部フレームベース(1b)を上部フ
レームベース(1a)から引き出し図15の状態に伸長
させて摘み部(1C)を放すとフレームベース(1)は
伸長固定位置に固定される。従って、必要に応じて安定
高速走行時等は下部ベースフレーム(1b)を前方へ引
き出して伸長固定に固定し、前輪のフリーローラ(3)
と後輪の駆動ローラ(2)との間隔を長くすると、加
速、減速、坂道に対して大きく体重移動させても転倒す
ることなく安定姿勢を取れることが出来る。前述のベー
スフレーム(1)の伸長固定に対応して、更に、駆動リ
ンク(8)を長めに設定して靴部(5)即ち体重重心を
前方に寄せて安定化を図るのが好ましい。そして健脚で
鍛錬を望む人であれば、更に踏込み力付加紐(16)を
併用すると強力な高速走行や登坂走行が可能となる。
【0017】
【発明の効果】ローラスケートの踏込みは、踏込みおよ
び戻しの全工程に渡りが靴部(5)面が走行地面に対し
て常に平行に保持されるため、安定した体勢を維持して
行うことが出来るようになった。そして踏込み長さを長
くして推進能力の大きいローラスケートにすることがで
きた。さらに、踏込み長さおよび平行リンク(7)長さ
を個人条件、走行条件に合せて調整できるため総合効率
が向上した。また、体重以上の力で靴部(5)を踏込み
駆動させることができて走行能力が向上した。また、衝
撃に優れたクッションを設けることが出来、且つブレー
キ操作および方向変更操作を脚足操作のみで行うことが
出来る。その他、靴部(5)を高く支持し駆動ローラ
(2)をロックして見物したり、低めて支持し駆動ロー
ラ(2)をロックして階段を昇降したりもできる。以上
を要約すると、どこでも履けて個人の走行条件に合せて
快適走行ができる特にスポーツ用に適した、また交通手
段にも使えるローラスケートである。
び戻しの全工程に渡りが靴部(5)面が走行地面に対し
て常に平行に保持されるため、安定した体勢を維持して
行うことが出来るようになった。そして踏込み長さを長
くして推進能力の大きいローラスケートにすることがで
きた。さらに、踏込み長さおよび平行リンク(7)長さ
を個人条件、走行条件に合せて調整できるため総合効率
が向上した。また、体重以上の力で靴部(5)を踏込み
駆動させることができて走行能力が向上した。また、衝
撃に優れたクッションを設けることが出来、且つブレー
キ操作および方向変更操作を脚足操作のみで行うことが
出来る。その他、靴部(5)を高く支持し駆動ローラ
(2)をロックして見物したり、低めて支持し駆動ロー
ラ(2)をロックして階段を昇降したりもできる。以上
を要約すると、どこでも履けて個人の走行条件に合せて
快適走行ができる特にスポーツ用に適した、また交通手
段にも使えるローラスケートである。
【図1】本発明の実施例1の正面の断面図。
【図2】図1の上から見た平面図で歯車群等の一部を断
面図で示した。
面図で示した。
【図3】図1の下から見た平面図で一部を断面図で示し
た。
た。
【図4】図1の左から見た側面図で一部を断面図で示し
た。
た。
【図5】図1の右から見た平面図で一部を断面図で示し
た。
た。
【図6】第一歯車の内輪に設けた一方向回転伝達クラッ
チ(10)の一例を示した拡大縦断正面図。
チ(10)の一例を示した拡大縦断正面図。
【図7】ローラースケートを下限まで踏込んだ状態を示
した正面図。
した正面図。
【図8】クッション(12)の一例を示す正面図で、図
4の切断線A−Aから見たの断面図。
4の切断線A−Aから見たの断面図。
【図9】クッション(12)の一例を示す正面図で、図
4の切断線B−Bから見た平面図。
4の切断線B−Bから見た平面図。
【図10】ブレーキ(4)の一例を示す平面の拡大断面
図。
図。
【図11】駆動リンク(8)と上、下限ストッパ(13
a,13b)とスプリング(11)の関係図。
a,13b)とスプリング(11)の関係図。
【図12】上、下限ストッパ(13a、13b)の拡大
の正面図と平面図。
の正面図と平面図。
【図13】平行リンク(7)長さ調整部材(7c)の構
造の一例を示す拡大断面図。
造の一例を示す拡大断面図。
【図14】舵(15)の断面図で、フリーローラ(3)
軸を旋回させる方式の一例を示す。
軸を旋回させる方式の一例を示す。
【図15】伸縮式であるベースフレーム(1)の伸長状
態を示す縮小図。
態を示す縮小図。
【図16】ベースフレーム(1)の長短2段の固定式構
造の一例を示す拡大断面図。
造の一例を示す拡大断面図。
【図17】踏込み力付加紐(16)の一例を示す図。
【図18】ロックピン(14)の一例を示す拡大図
【符号の説明】 1 ベースフレーム 1a 上部ベースフレーム 1b 下部ベースフレーム 1c 摘み部 1d アーム 1e 支軸 1f ピン 1g ピン穴 1h 案内箱 1i スプリング 2 駆動ローラ 3 フリーローラ 4 ブレーキ 4a 芯索 4b 鞘管 4c シュー 5 靴部 5a 踵当て 5b 踵当台 5c 足首バンド 5d 爪先バンド 6 円弧状固定歯 7 平行リンク 7a 上部リンク 7b 下部リンク 7c 長さ調整部材 7d ピン 7e ピン穴 7f 摘み部 8 駆動リンク(平行リンクと一体になったもの) 9 歯車群 9a 第1歯車 9b 第2歯車 9c 第3歯車 9d 第4歯車 9e 第5歯車 9f 第6歯車 9fb 第6歯車のロックピン穴(複数個) 9g 第7歯車 10 一方向回転伝達クラッチ 10a クラッチボール 10b 内輪部 10c 軸受 10d 軸 11 スプリング 11a ガイドバー 11b 固定部材 12 クッション 12a クッション平行リンク 12b クッション上面板 12c ゴム袋 12d 逆止弁 12e 固定部材 13 踏込み長さ調整部材 13a 上限ストッパ 13b 下限ストッパ 13c 歯 13d 案内棒 13e 歯 13f 摘み部 13g 支軸 13h スプリング 14 ロックピン 14a ピン 14b 固定部材 14c ピン穴 15 舵 15a 軸支持部 15b 軸受部 15c ハンドルアーム 15d ハンドルロール 15e スプリング 15f 支持ロール 16 踏込み力付加紐 16a フック 16b 肩掛け 16c 腰紐 16d 胸紐 16e 立脚長さ 17 リンク支軸(abcdeは場所を示す) 17f 紐掛け部 18 支柱(1bに固定されたもの)で、abcdは
場所を示す。
場所を示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 ベースフレーム(1)と、駆動ローラ
(2)と、フリーローラ(3)と、ブレーキ(4)と、
靴部(5)と、円弧状固定歯(6)と、平行リンク
(7)と、前記円弧状固定歯(6)に噛合い前記靴部
(5)の運動を回転力に変換して駆動ローラ(2)に伝
動する歯車群(9)と、前記歯車群(9)と接続する一
方向回転伝達クラッチ(10)と、スプリング(11)
とを備え、前記ベースフレーム(1)面と靴部(5)面
を前記4本の平行リンク(7)で二組クランク機構状に
連結し常に平行で間隔は変動可能に保持しさせながら乗
者が左右の靴部(5)上での踏み換えしを繰り返して、
即ち体重を抜いた時にスプリング(11)で靴部(5)
を上限に戻し、その上限位置の靴部(5)に体重を掛け
て踏込み、その時に生ずる踏込み運動エネルギーを歯車
群(8)と一方向回転伝達クラッチ(10)で変換伝達
して駆動ローラ(2)を駆動する構成としたローラスケ
ート。 - 【請求項2】 靴部(5)またはクッション上面板(1
2b)と、ベースフレーム(1)と、4本のクッション
平行リンク(12a)を二組クランク機構状に連結し、
空気圧入したゴム袋(12)を前記靴部(5)面または
クッション上面板(12b)面とベースフレーム(1)
面間に狭圧して、所定間隔内で変動自在に固定させたク
ッション(12)装置を備えることを特徴とするローラ
スケート。 - 【請求項3】 踵当て(5a)を靴部(5)から爪先立
ちして上げ離して作動させるブレーキ(4)を備えた請
求項1記載のローラスケート。 - 【請求項4】 踏込み長さ調整部材(13)を備えた請
求項1記載のローラスケート。 - 【請求項5】 可変長の平行リンク(7)を備えた請求
項1記載のローラスケート。 - 【請求項6】 靴部(5)を右または左に傾けてハンド
ルロール(15d)を地面に押し当て、前輪の軸支持部
(15a)を旋回操作して方向変更する舵(15)装置
を備えた請求項1記載のローラスケート。 - 【請求項7】 可変長の ベースフレーム(1)を備え
た請求項1記載のローラスケート。 - 【請求項8】 踏込み力付加紐(16)を使用し、踏込
み時に体重以上の負荷を靴部(5)に掛けられるように
することを特徴とした請求項1記載のローラスケート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000375280A JP2002136635A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 交互踏込みで駆動するローラスケート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000375280A JP2002136635A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 交互踏込みで駆動するローラスケート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002136635A true JP2002136635A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18844314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000375280A Pending JP2002136635A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 交互踏込みで駆動するローラスケート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002136635A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1322904C (zh) * | 2004-10-22 | 2007-06-27 | 严辉 | 自行滑板 |
JP2008284173A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Seiji Kondo | 走行具 |
-
2000
- 2000-11-02 JP JP2000375280A patent/JP2002136635A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1322904C (zh) * | 2004-10-22 | 2007-06-27 | 严辉 | 自行滑板 |
JP2008284173A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Seiji Kondo | 走行具 |
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