JP2002136103A - 電源システム - Google Patents

電源システム

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JP2002136103A
JP2002136103A JP2001229049A JP2001229049A JP2002136103A JP 2002136103 A JP2002136103 A JP 2002136103A JP 2001229049 A JP2001229049 A JP 2001229049A JP 2001229049 A JP2001229049 A JP 2001229049A JP 2002136103 A JP2002136103 A JP 2002136103A
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power supply
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JP2001229049A
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Shiro Sakiyama
史朗 崎山
Jun Kajiwara
準 梶原
Masayoshi Kinoshita
雅善 木下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧を被駆動デバイスに間欠的に供給す
る間欠動作モードを有する電源システムにおいて、バイ
パスコンデンサの充放電電流を抑制する。 【解決手段】 間欠動作モードでは、スイッチ30を常
時開いて大容量のコンデンサ40を非接続状態とし、こ
の状態において被駆動デバイス20に電源電圧を間欠的
に供給する。これにより、間欠動作モード時でのコンデ
ンサの充放電電流は小容量のコンデンサ41の充放電電
流のみとなるので、低消費電力化が図られる。また、電
源電圧変換回路10から被駆動デバイス20への電流パ
ス上にスイッチ30が位置しないので、電源電圧変換回
路10から被駆動デバイス20に供給される電圧の低下
はスイッチ30の存在によっては生じない。電源電圧を
被駆動デバイス20に連続的に供給する連続動作モード
時では、スイッチ30を常時閉とし、大容量のコンデン
サ40を電源システムに接続し、これにより、電源の低
ノイズ化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間欠動作モードを
有する電源のパワーマネジメントによる低消費電力化を
実現する電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プロセスの微細化技術に伴うCM
OSトランジスタの閾値電圧は、処理速度向上のために
低閾値電圧化の方向にある。しかし、CMOSトランジ
スタの低閾値化は、半導体集積回路の静止時のトランジ
スタのリーク電流の増大を招く。
【0003】従来の携帯機器(特に携帯電話機等)で
は、待ち受け時間の長寿命化のために、間欠動作モード
と呼ばれるアプローチが採られている。間欠動作モード
とは、低消費電力化のためのパワーマネジメント技術の
一つであり、短時間の間に動作と非動作を繰り返す動作
モードである。
【0004】例えば、携帯電話機では、200ms〜8
00ms毎に間欠的に受信動作を行っている。一般に、
受信動作時は、そのタスクに対し必要な機能の部品に電
源電圧やクロックを与え、非動作時にはクロックの供給
を止めるアプローチが採られている。
【0005】しかし、トランジスタのリーク電流の増大
に伴って、クロック供給を止めただけでは静止電流が無
視できず、低消費電力化できないという問題が発生して
いる。
【0006】そこで、図16に示すように、LSIに供
給する電源をオフし、静止リーク電流をカットして、非
動作時の低消費電力化を図るというアプローチがなされ
ている。
【0007】図16において、10は出力のオンオフが
可能な電源電圧変換回路、40はコンデンサ、20は半
導体集積回路(LSI)である。動作時は、電源電圧変
換回路10をオンし、LSI20に電圧を与えるが、非
動作時には、電源電圧変換回路10をオフし、LSI2
0への電源電圧の供給をオフとする。これにより、従来
LSI20の非動作時に流れていた静止電流をカットす
ることができるため、より低消費電力化が可能となる。
【0008】図17に、電源電圧変換回路10が出力す
る電圧Vcの出力電圧波形を示す。図17は、間欠動作
モードでの動作例を示しており、動作時は、電源電圧変
換回路10の出力電圧をLSIの動作電圧(Vc (o
n))まで駆動し、非動作モードでは、電源電圧変換回路
10の出力をカットする。これにより、非動作時では、
LSI20の静止リーク電流により、電圧Vc(on)は
接地電圧レベルまで次第に下がっていく。しかし、前記
従来の方式では、以下の課題がある。
【0009】一般に、LSIにはバイパスコンデンサと
呼ばれるコンデンサ40が挿入される。これは、電源の
高周波インピーダンスを下げるためにあり、LSIの消
費電流やノイズレベルにもよるが、比較的大容量のコン
デンサ(数μF(マイクロファラッド)程度)が必要とな
る。
【0010】図16の構成では、動作時から非動作時に
移行するとき、コンデンサ40に蓄えられているエネル
ギーは、静止リーク電流により全て消費されてしまい、
次に非動作時から動作時に移行する時、そのコンデンサ
40にエネルギーをチャージしなければならない。これ
に要する平均消費電流は(数1)で表すことができる。
【0011】(数1) Ic1 = C Vc(on) /T ここで、Ic1はコンデンサ40での平均消費電流、C
はコンデンサ40の容量値、Vc(on)は電源電圧変換
回路10がオンの時の出力電圧、Tは間欠動作モードで
の間欠周期である。電源電圧変換回路10の出力をオフ
にすることにより、LSI20での静止リーク電流をカ
ットすることは可能だが、間欠周期Tが短く且つコンデ
ンサ40の容量値Cが大きい場合は、コンデンサ40で
の電力消費が大きくなる。
【0012】これを解決するための手段が特許公開番号
P2000−37036Aに示されている。この内容
を、図18を用いて簡単に説明する。図18において、
10は出力のオンオフが可能な電源電圧変換回路、40
はコンデンサ、20は半導体集積回路(LSI)であ
り、更に、ダイオード50、スイッチ30が加わる。
尚、図面での各部品番号で共通の部品に対しては、同じ
番号を付している。
【0013】間欠動作モードでの動作時は、電源電圧変
換回路10の出力をオンし、且つスイッチ30をオンさ
せる。これにより、LSI20にVc(on)の電圧を供
給することができる。非動作時は、電源電圧変換回路1
0の出力をオフし、且つスイッチ30をオフさせる。こ
れにより、LSIへの電力供給はカットされる。
【0014】この時、コンデンサ40の両端の電圧は、
(数2)で示される。
【0015】 (数2) Vc(off) = Vdd−2Vf ここで、Vc(off)は、電源電圧変換回路10がオフ
時の出力電圧Vc、Vddは電源電圧変換回路10に供
給される電源電圧、Vfはダイオード50の順方向バイ
アス電圧である。ダイオード50の段数を調整すること
により、電圧Vc(off)を電圧Vc(on)よりも少し
低く(ΔVだけ低く)設定しておく。
【0016】図19に、電源電圧変換回路10が出力す
る電圧Vcの出力電圧波形を示す。図19は、図18の
回路における間欠動作モードでの動作例を示しており、
動作時は、電源電圧変換回路10の出力電圧をLSI2
0の動作電圧(Vc (on))まで駆動し、非動作モード
では、電源電圧変換回路10の出力をカットする。
【0017】これにより、非動作時は、コンデンサ40
やスイッチ30などのリーク電流により、電圧Vcは電
圧Vc(off)まで次第に下がっていく。
【0018】この時、コンデンサ40で消費される平均
消費電流は、(数3)で示される。
【0019】(数3) Ic2 = C ΔVc /T ここで、Ic2は図18のコンデンサ40での平均消費
電流、Cはコンデンサ40の容量値、ΔVcは電圧Vc
(on)と電圧Vc(off)の差電圧である。
【0020】差電圧ΔVcがほぼゼロとなるように調整
できれば、コンデンサ40の充放電電流はほとんど無視
できるようになる。
【0021】電源電圧変換回路10は、出力電圧Vcを
オンオフ(駆動と被駆動)する機能があると述べたが、
この実現方法についても簡単に説明しておく。図20は
一般的にリニアレギュレータと呼ばれる降圧電源電圧変
換回路である。同図の電源電圧変換回路10において、
60はオペアンプ、61は基準電圧発生回路、62は出
力トランジスタ、31、32はスイッチ(制御手段)で
ある。
【0022】間欠動作モードでの動作時は、オペアンプ
60は、基準電圧発生回路61からの出力電圧Vref
と電源電圧変換回路10の出力電圧Vcとが等しくなる
ように、出力トランジスタ62のゲート電圧をフィード
バック制御する。
【0023】この時、オペアンプ60のグランドノード
は、スイッチ32によりグランドに接続され、また、ス
イッチ31をオフしているため、オペアンプは通常通り
出力電圧Vcの駆動動作を行う。出力電圧Vcの非駆動
時には、スイッチ32をオフし、且つスイッチ31をオ
ンすることにより、出力トランジスタ62のゲート電圧
を電源電圧Vddとして、出力トランジスタ62を完全
にオフすることができる。
【0024】これらのスイッチ31、32を付加するこ
とにより、出力電圧Vcのオンオフ機能を持つ電源電圧
変換回路10を実現することができる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
で示す電源システムの構成では、間欠動作モードでのコ
ンデンサ40の充放電電流を抑制する優れた効果を有す
るが、以下の課題がある。
【0026】1点目の課題は、前記式(数2)で示され
るように、電圧Vc(off)は電源電圧Vddに依存し
て変化してしまうことである。これにより、電源電圧V
ddが大きく変動するシステムに対しては、前記構成で
の低消費電力化の効果は少なくなる。
【0027】2点目の課題は、スイッチ30のオン抵抗
による電圧ドロップである。間欠動作モードでの動作時
の電流パスは、電源電圧変換回路10の出力トランジス
タ62を介し、スイッチ30を通過してLSI20に流
れる。この時、スイッチ30のオン抵抗により、LSI
20に入力される電圧はドロップする。
【0028】また、携帯電話機等では、LSIの動作モ
ードとして、非通話時の間欠動作モードと、通話時の連
続動作モードとがあるが、間欠動作モードでの動作時の
電流と、連続動作モードでの動作電流とを比較すると、
一般的に連続動作モードでの動作電流の方が大きい。
【0029】そのため、図18に示した構成の場合で
は、間欠動作モードでの動作時のスイッチ30による電
圧ドロップよりも、むしろ連続動作モードでのスイッチ
30による電圧ドロップの方が大きいため、LSI20
の安定動作の確保が大きな課題となる。
【0030】本発明は前記の課題を解決するものであ
り、その目的は、間欠動作モードではコンデンサの充放
電電流を小さく制限して実効的な低消費電力化を図ると
共に、電源電圧変換回路から被駆動LSIへの電流パス
にはスイッチを介在させないようにして、被駆動デバイ
スへの入力電源電圧の低下を招かないようにすることに
ある。
【0031】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明では、連続動作モード用のコンデンサと間欠
動作モード用のコンデンサとを設け、間欠動作モードで
は前記連続動作モード用のコンデンサを電流パスから切
り離すこととする。
【0032】すなわち、請求項1記載の発明の電源シス
テムは、第1の電圧を第2の電圧に変換すると共に、こ
の第2の電圧を出力する出力ノードと、前記第2の電圧
の駆動と被駆動とを制御する制御手段とを有し、前記制
御手段により前記第2の電圧を連続的に出力する連続動
作モードと間欠的に出力する間欠動作モードとに切換わ
ることが可能な電源電圧変換回路と、前記電源電圧変換
回路の出力ノードと接地の間に挿入された第1のコンデ
ンサと、前記電源電圧変換回路の第2の電圧を供給され
て駆動される被駆動デバイスと、電源電圧変換回路の出
力ノードと前記第1のコンデンサとの間、又は前記第1
のコンデンサと接地との間に配置されるスイッチ手段と
を備えたことを特徴とする。
【0033】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の電源システムにおいて、前記被駆動デバイスが前記電
源電圧変換回路の第2の電圧で連続的に駆動される連続
動作モードでは、前記スイッチ手段は接続状態となり、
前記被駆動デバイスが前記電源電圧変換回路の第2の電
圧で間欠的に駆動される間欠動作モードでは、前記スイ
ッチ手段は非接続状態となることを特徴とする。
【0034】請求項3記載の発明は、前記請求項1又は
2記載の電源システムにおいて、前記電源電圧変換回路
の出力ノードと接地との間に挿入された第2のコンデン
サを有することを特徴とする。
【0035】請求項4記載の発明は、前記請求項3記載
の電源システムにおいて、前記第1のコンデンサは容量
値が大きく、前記第2のコンデンサは容量値が小さいこ
とを特徴とする。
【0036】請求項5記載の発明の電源電圧変換回路
は、第1の電圧を第2の電圧に変換し、前記第2の電圧
の駆動と被駆動とを制御する制御手段を有し、前記制御
手段により前記第2の電圧を連続的に出力する連続動作
モードと間欠的に出力する間欠動作モードとに切換わる
ことが可能な電源電圧変換回路であって、前記電源電圧
変換回路を構成する素子と共に集積化されたスイッチ手
段と、前記第2の電圧を前記スイッチ手段を介さずに直
接出力する第1の出力ノードと、前記第2の電圧を前記
スイッチ手段を介して出力する第2の出力ノードとを含
むことを特徴とする。
【0037】請求項6記載の発明の電源電圧変換回路
は、第1の電圧を第2の電圧に変換し、前記第2の電圧
の駆動と被駆動とを制御する制御手段を有し、前記制御
手段により前記第2の電圧を連続的に出力する連続動作
モードと間欠的に出力する間欠動作モードとに切換わる
ことが可能な電源電圧変換回路であって、前記電源電圧
変換回路を構成する素子と共に集積化されたスイッチ手
段と、前記第2の電圧を前記スイッチ手段を介さずに直
接出力する出力ノードと、前記スイッチ手段を介して接
地に接続される入力ノードとを有することを特徴とす
る。
【0038】請求項7記載の発明は、前記請求項5又は
6記載の電源電圧変換回路において、前記スイッチ手段
は、前記電源電圧変換回路が連続動作モードで動作する
ときに接続状態となり、間欠動作モードで動作するとき
に非接続状態となることを特徴とする。
【0039】請求項8記載の発明の電源システムは、請
求項5記載の電源電圧変換回路と、前記電源電圧変換回
路の第2の出力ノードと接地との間に挿入されたコンデ
ンサと、前記電源電圧変換回路の第1の出力ノードから
第2の電圧を供給されて駆動される被駆動デバイスとを
備えたことを特徴とする。
【0040】請求項9記載の発明の電源システムは、請
求項6記載の電源電圧変換回路と、前記出力ノードと前
記入力ノードとの間に挿入されたコンデンサと、前記電
源電圧変換回路の前記出力ノードから第2の電圧を供給
されて駆動される被駆動デバイスとを備えたことを特徴
とする。
【0041】請求項10記載の発明の被駆動デバイス
は、外部から電圧を供給されて駆動される被駆動デバイ
スであって、前記被駆動デバイスを構成する素子と共に
集積化されたスイッチ手段と、前記供給された電圧を前
記スイッチ手段を介して出力する出力ノードとを有する
ことを特徴とする。
【0042】請求項11記載の発明の被駆動デバイス
は、外部から電圧を供給されて駆動される被駆動デバイ
スであって、前記被駆動デバイスを構成する素子と共に
集積化されたスイッチ手段と、前記スイッチ手段を介し
て接地に接続される入力ノードとを有することを特徴と
する。
【0043】請求項12記載の発明は、前記請求項10
又は11記載の被駆動デバイスにおいて、前記被駆動デ
バイスは、外部から電圧が連続的に供給される連続動作
モードと電圧が間欠的に供給される間欠動作モードとで
駆動され、前記スイッチ手段は、前記被駆動デバイスの
連続動作モードでの駆動時には接続状態となり、間欠動
作モードでの駆動時には非接続状態となることを特徴と
する。
【0044】請求項13記載の発明の電源システムは、
第1の電圧を第2の電圧に変換し、前記第2の電圧の駆
動と被駆動とを制御する制御手段を有し、前記制御手段
により前記第2の電圧を連続的に出力する連続動作モー
ドと間欠的に出力する間欠動作モードとに切換わること
が可能な電源電圧変換回路と、請求項10記載の被駆動
デバイスと、前記被駆動デバイスの出力ノードと接地と
の間に挿入されたコンデンサとを備えたことを特徴とす
る。
【0045】請求項14記載の発明の電源システムは、
第1の電圧を第2の電圧に変換すると共に、この第2の
電圧を出力する出力ノードと、前記第2の電圧の駆動と
被駆動とを制御する制御手段とを有し、前記制御手段に
より前記第2の電圧を連続的に出力する連続動作モード
と間欠的に出力する間欠動作モードとに切換わることが
可能な電源電圧変換回路と、前記電源電圧変換回路の前
記出力ノードから第2の電圧を供給されて駆動される前
記請求項11記載の被駆動デバイスと、前記電源電圧変
換回路の出力ノードと前記被駆動デバイスの入力ノード
との間に挿入されたコンデンサとを備えたことを特徴と
する。
【0046】請求項15記載の発明の半導体集積回路
は、第1の電圧を第2の電圧に変換し、前記第2の電圧
の駆動と被駆動とを制御する制御手段を有し、前記制御
手段により前記第2の電圧を連続的に出力する連続動作
モードと間欠的に出力する間欠動作モードとに切換わる
ことが可能な電源電圧変換回路と、前記電源電圧変換回
路の第2の電圧を供給されて駆動される被駆動デバイス
と、前記電源電圧変換回路を構成する素子及び前記被駆
動デバイスを構成する素子と集積化されたスイッチ手段
と、前記電源電圧変換回路により変換された第2の電圧
を直接に出力する第1の出力ノードと、前記電源電圧変
換回路により変換された第2の電圧を前記スイッチ手段
を介して出力する第2の出力ノードとを有することを特
徴とする。
【0047】請求項16記載の発明の半導体集積回路
は、第1の電圧を第2の電圧に変換し、前記第2の電圧
の駆動と被駆動とを制御する制御手段を有し、前記制御
手段により前記第2の電圧を連続的に出力する連続動作
モードと間欠的に出力する間欠動作モードとに切換わる
ことが可能な電源電圧変換回路と、前記電源電圧変換回
路の第2の電圧を供給されて駆動される被駆動デバイス
と、前記電源電圧変換回路を構成する素子及び前記被駆
動デバイスを構成する素子と集積化されたスイッチ手段
と、前記電源電圧変換回路により変換された第2の電圧
を直接に出力する出力ノードと、前記スイッチ手段を介
して接地された入力ノードとを有することを特徴とす
る。
【0048】請求項17記載の発明は、前記請求項15
又は16記載の半導体集積回路において、前記スイッチ
手段は、前記電源電圧変換回路の連続動作モードでの動
作時に接続状態となり、間欠動作モードでの動作時に非
接続状態となることを特徴とする。
【0049】請求項18記載の発明の電源システムは、
請求項15記載の半導体集積回路と、前記半導体集積回
路の第2の出力ノードと接地との間に挿入されたコンデ
ンサとを備えたことを特徴とする。
【0050】請求項19記載の発明の電源システムは、
請求項16記載の半導体集積回路と、前記半導体集積回
路の出力ノードと入力ノードとの間に挿入されたコンデ
ンサとを備えたことを特徴とする。
【0051】請求項20記載の発明のチップコンデンサ
は、第1、第2及び第3の接続ノードを有するチップコ
ンデンサであって、一方の電極が前記第1の接続ノード
に接続されたコンデンサと、前記コンデンサと共に集積
化されると共に、一端が前記コンデンサの他方の電極に
直列に接続され、他端が前記第2の接続ノードに接続さ
れたスイッチ手段と、前記第3の接続ノードとして前記
スイッチ手段の開閉を制御する制御ノードとを備えたこ
とを特徴とする。
【0052】請求項21記載の発明の電源システムは、
第1の電圧を第2の電圧に変換すると共に、この第2の
電圧を出力する出力ノードと、前記第2の電圧の駆動と
被駆動とを制御する制御手段とを有し、前記制御手段に
より前記第2の電圧を連続的に出力する連続動作モード
と間欠的に出力する間欠動作モードとに切換わることが
可能な電源電圧変換回路と、前記電源電圧変換回路から
第2の電圧を供給されて駆動される被駆動デバイスと、
前記第1及び第2の接続ノードのうち一方が前記電源電
圧変換回路の出力ノードに接続され、他方の第2又は第
1の接続ノードが接地された請求項20記載のチップコ
ンデンサとを備えたことを特徴とする。
【0053】請求項22記載の発明は、前記請求項1、
8、9、13、14、18、19若しくは21記載の電
源システム、請求項10若しくは11記載の被駆動デバ
イス、又は請求項15若しくは16記載の半導体集積回
路において、被駆動デバイスは、前記電源電圧変換回路
の連続動作モードで駆動される通話時と間欠動作モード
で駆動される待ち受け時とに区分される携帯電話機であ
ることを特徴とする。
【0054】請求項23記載の発明の電圧制御方法は、
被駆動デバイスに電圧を供給して駆動する場合、前記被
駆動デバイスと並列に接続される第1のコンデンサ及び
第2のコンデンサを用い、前記被駆動デバイスに電圧を
連続的に供給する連続動作モードでは、前記第1及び第
2のコンデンサの双方に電圧を供給しながら前記被駆動
デバイスに電圧を供給し、一方、前記被駆動デバイスに
電圧を間欠的に供給する間欠動作モードでは、前記第1
のコンデンサへの電圧の供給を遮断して、前記両コンデ
ンサのうち前記第2のコンデンサのみに電圧を供給しな
がら、前記被駆動デバイスに電圧を供給することを特徴
とする。
【0055】以上により、本発明では次の作用を奏す
る。即ち、例えば携帯電話機を被駆動デバイスとする電
源システムにおいて、間欠動作モードでは、スイッチ手
段を開いて大容量の第1のコンデンサを電源システムか
ら切り離し、この状態で、電源電圧変換回路により第2
の電圧を間欠的に出力し、この電圧を被駆動デバイスに
供給する。これにより、第2の電圧が出力される動作時
には、コンデンサの充放電電流は小容量の第2のコンデ
ンサの充放電電流のみとなるので、間欠動作モードでの
実効的な低消費電力化が図られる。更に、スイッチ手段
は大容量の第1のコンデンサの接続、切り離しに使用さ
れ、このスイッチ手段は電源電圧変換回路から被駆動デ
バイスへの電流パス上にないので、従来のようにスイッ
チのオン抵抗に起因して被駆動デバイスの入力電源電圧
が低下することはない。
【0056】しかも、連続動作モードでは、スイッチ手
段が閉じられて大容量の第1のコンデンサが電源システ
ムに接続される。従って、この連続動作モード時での被
駆動デバイスに入力される電源電圧の低ノイズ化が図ら
れる。
【0057】加えて、電源システムの要部が集積化され
るので、電源システムを構成する際の部品点数を削減で
き、電源システムの低コスト化、小実装面積化に貢献す
る。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0059】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る電源システムの構成を示すブロッ
ク図である。図1において、10は電源電圧(第1の電
圧)Voを受ける電源電圧変換回路である。この電源電
圧変換回路10は、既に図20に示したように、前記電
源電圧(第1の電圧)Voを電圧(第2の電圧)Vcに
変換すると共に、この変換した電圧Vcを出力する出力
ノード10aを有する。また、この電源電圧変換回路1
0は、既述したようにスイッチ32の接続(閉)状態で
は電圧Vcを連続的に出力する連続動作モードに切換わ
り、スイッチ32が接続と非接続(開)とに交互に切換
わる状態では電圧Vcを間欠的に出力する間欠動作モー
ドに切換わる。
【0060】また、図1において、20は携帯電話機な
どの被駆動デバイス、40は第1のコンデンサ、41は
第2のコンデンサであって、これ等は並列に接続される
と共に、前記電源電圧変換回路10の出力ノード10a
から電圧Vcが供給される。30はスイッチ(スイッチ
手段)であって、前記電源電圧変換回路10の出力ノー
ド10aと第1のコンデンサ40との間に配置される。
【0061】本実施の形態の電源システムにおいて、連
続動作モード及び間欠動作モードでの各構成部品のオン
オフ状態を図3に示す。本実施の形態では、被駆動デバ
イス20を連続的に動作させる連続動作モードでは、ス
イッチ30を常時オン(閉)させておく。被駆動デバイ
ス20を間欠的に動作させる間欠動作モードでは、スイ
ッチ30を常時オフ(閉)させておき、動作時には電源
電圧変換回路10から電圧Vcを出力し、非動作時には
電圧Vcの出力を停止する。
【0062】一般に、携帯電話機では、連続動作モード
は通話時の動作等に相当し、間欠動作モードは待ち受け
時の間欠受信動作等に相当する。従って連続動作モード
での被駆動デバイス20の消費電流は、間欠動作モード
での動作時の消費電流よりも大きい。被駆動デバイス2
0の入力電源電圧を安定化させるためには、一般に消費
電流の増大に伴い、より大きな容量のバイパスコンデン
サを必要とする。
【0063】図1の第1のコンデンサ40の容量は、連
続動作モードにおいて被駆動デバイス20の入力電源電
圧を安定化するのに十分な大容量に設定され、第2のコ
ンデンサ41は、間欠動作モードでの動作において被駆
動デバイス20の入力電源電圧を安定化するのに十分な
小容量に設定されている。
【0064】特に、第1のコンデンサ40としては、比
較的容量値が大きく且つ低周波特性に優れた電解コンデ
ンサを使用し、第2のコンデンサ41としては、高周波
特性に優れた小容量のセラミックコンデンサを使用する
と一層良い。
【0065】本実施の形態の電源システムでは、間欠動
作モードにおいてコンデンサの充放電で消費される電流
は、小容量の第2のコンデンサ41のみとなるので、コ
ンデンサの充放電による平均電流を大きく削減すること
が可能となる。
【0066】また、連続動作モードでは、スイッチ30
がオンして、第1のコンデンサ40が電源電圧変換回路
10の出力ノード10aに接続されるので、被駆動デバ
イス20の入力電源電圧は安定化される。更に、被駆動
デバイス20への電流パス上にはスイッチ30が介在し
ていないので、従来のようなスイッチのオン抵抗による
被駆動デバイスの入力電源電圧のドロップは生じない。
【0067】本実施の形態の電源システムにおいて間欠
動作モードでの低消費電流化効果を、図4及び図5を用
いて説明する。図4に示すように、間欠動作モードで
は、動作時間t1=20msとし、間欠周期をt2=6
40msと仮定した。また、間欠動作モードでの動作時
の動作電流値(t1期間の電流値)を8mAとし、非動
作時のリーク電流値(クロックを止めた時の被駆動デバ
イス20の静止リーク電流値)を400μAと仮定す
る。この仮定の下では、電源電圧変換回路10を間欠動
作モードとはせず且つクロック信号を止めただけの制御
では、非動作時に約387.5μAの平均リーク電流が
流れることとなる。
【0068】従来の図16の電源システムでは、コンデ
ンサ40の容量を47μFとした場合、LSI20の静
止リーク電流は、コンデンサ40の充放電電流に取って
代り、等価的に約132μAの平均リーク電流と見なす
ことができる。
【0069】本実施の形態の図1に示す電源システムに
おいて、第1の電解コンデンサ40の容量値を47μ
F、第2のセラミックコンデンサ41の容量値を0.1
μFと仮定した場合、間欠動作モードでは、第2のセラ
ミックコンデンサ41に対する充放電しか行わないの
で、等価的な平均リーク電流は僅か0.28μAとな
る。これは、図5に示す間欠動作モードでの動作時の平
均電流値(250μA)と比較して極めて小さく、ほとん
ど無視できる値である。
【0070】被駆動デバイス(例えば携帯電話)20の
間欠動作モード(例えば待ち受け時)での動作が外付け
のバイパスコンデンサなしでも可能な場合には、図2に
示すように、図1の第2のコンデンサ41を取り除いた
構成とすることができる。図2の構成は、被駆動デバイ
ス20の内部に十分な電源間容量が挿入されており、被
駆動デバイス20の間欠動作モードでの動作時の電流が
小さく、外付けのバイパスコンデンサを必要としない場
合、又は電源電圧変換回路10の出力インピーダンスが
極めて小さい場合に適用できる。
【0071】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態の電源システムを図6に示す。図6の構成
部品は図1の構成部品と同じであり、各々同じ番号を付
している。本実施の形態と図1に示す第1の実施の形態
との違いは、図1のスイッチ30が電源電圧変換回路1
0の出力ノード10aと第1のコンデンサ40との接続
制御を行っていたのに対し、図6のスイッチ30は第1
のコンデンサ40と接地との接続制御を行っている点で
ある。
【0072】本実施の形態の電源システムにおける連続
動作モード及び間欠動作モードでの各構成部品のオンオ
フ制御は、前記第1の実施の形態で示した図3と同一で
ある。従って、第1の実施の形態と同様の低消費電流化
の効果が期待できる。
【0073】また、間欠動作モードでの動作が外付けの
バイパスコンデンサなしでも動作可能な場合は、図2の
構成と同様に、第2のコンデンサ41を取り除いた図7
の構成とすることができる。図7の構成は、被駆動デバ
イス20の内部に十分な電源間容量が挿入されていて被
駆動デバイス20の間欠動作モードでの動作時の電流が
小さくて、外付けのバイパスコンデンサを必要としない
場合、又は電源電圧変換回路10の出力インピーダンス
が極めて小さい場合に適用できる。
【0074】(第3の実施の形態)続いて、本発明の第
3の実施の形態の電源システムを図8に示す。図8の構
成は、図1と構成部品が全く同一であり、各々同じ番号
を付している。但し、図8の電源電圧変換回路11は、
図1での電源電圧変換回路10を構成する素子とスイッ
チ30とを集積化した構成となっている。この電源電圧
変換回路11は、前記集積化に伴い、第2の電圧Vcを
直接に出力する第1の出力ノード11aと、第2の電圧
Vcを前記集積化されたスイッチ30を経て出力する第
2の出力ノード11bとを有する。前記第1の出力ノー
ド11aには、前記被駆動デバイス20と第2のコンデ
ンサ41とが並列に接続され、第2の出力ノード11b
には前記第1のコンデンサ40が接続される。前記電源
電圧変換回路10とスイッチ30との集積化により、電
源システムの部品点数の削減が期待できる。
【0075】図9の構成は、図6と構成部品が全く同一
であり、各々同じ番号を付している。但し、図9の電源
電圧変換回路12は、図6での電源電圧変換回路10と
スイッチ30とを集積化した構成となっている。この電
源電圧変換回路12は、前記集積化に伴い、第2の電圧
Vcを直接に出力する出力ノード12aと、前記集積化
されたスイッチ30を経て接地される入力ノード12b
とを有する。前記出力ノード12aには、前記被駆動デ
バイス20と第1のコンデンサ40の一方の電極と第2
のコンデンサ41の一方の電極とが並列に接続され、入
力ノード12bには前記第1のコンデンサ40の他方の
電極が接続される。前記電源電圧変換回路10とスイッ
チ30との集積化により、電源システムの部品点数の削
減が期待できる。
【0076】(第4の実施の形態)更に、本発明の第4
の実施の形態の電源システムを図10に示す。図10の
構成は、図1と構成部品が全く同一であり、各々同じ番
号を付している。但し、図10の被駆動デバイス21
は、図1での被駆動デバイス20とスイッチ30とを集
積化した構成となっている。この被駆動デバイス21
は、前記集積化に伴い、前記電源電圧変換回路10から
第2の電圧Vcが供給される入力ノード21aと、この
供給された第2の電圧Vcを前記集積化されたスイッチ
30を経て出力する出力ノード21bとを有する。前記
入力ノード21aには電源電圧変換回路10の出力ノー
ド10aと第1のコンデンサ40の一方の電極とが接続
され、前記出力ノード21bには第2のコンデンサ41
の一方の電極が接続される。前記被駆動デバイス20と
スイッチ30との集積化により、電源システムの部品点
数の削減が期待できる。
【0077】図11の構成は、図6と構成部品が全く同
一であり、各々同じ番号を付している。但し、図11の
被駆動デバイス22は、図6での被駆動デバイス20と
スイッチ30とを集積化した構成となっている。この被
駆動デバイス22は、前記集積化に伴い、前記電源電圧
変換回路10から第2の電圧Vcが供給される入力ノー
ド22aと、前記集積化されたスイッチ30を経て接地
される入力ノード22bとを有する。前記入力ノード2
1aには電源電圧変換回路10の出力ノード10aと第
1のコンデンサ40の一方の電極と第2のコンデンサの
一方の電極とが並列に接続され、前記入力ノード22b
には前記第2のコンデンサ41の他方の電極が接続され
る。前記被駆動デバイス20とスイッチ30との集積化
により、電源システムの部品点数の削減が期待できる。
【0078】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態の電源システムを図12に示す。図12の構成
は、図1と構成部品が全く同一であり、各々同じ番号を
付している。但し、図12の半導体集積回路(以下、L
SIという)23は、図1での電源電圧変換回路10と
被駆動デバイス20とスイッチ30とが集積化された構
成となっている。前記LSI23は、電源電圧変換回路
10から出力される第2の電圧Vcを外部出力する第1
の出力ノード23aと、この第2の電圧Vcを前記集積
化されたスイッチ30を経て外部出力する第2の出力ノ
ード23bとを有する。前記第1の出力ノード23aに
は、第1のコンデンサ40の一方の電極が接続され、前
記第2の出力ノード23bには第2のコンデンサ41の
一方の電極が接続される。前記電源電圧変換回路10と
被駆動デバイス20とスイッチ30との集積化により、
電源システムの部品点数の削減が期待できる。
【0079】図13の構成は、図6と構成部品が全く同
一であり、各々同じ番号を付している。但し、図13の
LSI24は、図6での電源電圧変換回路10と被駆動
デバイス20とスイッチ30とを集積化した構成となっ
ている。前記LSI24は、電源電圧変換回路10から
出力される第2の電圧Vcを外部出力する出力ノード2
4aと、前記集積化されたスイッチ30を経て接地され
る入力ノード24bとを有する。前記出力ノード24a
には、第1のコンデンサ40の一方の電極と第2のコン
デンサ41の一方の電極とが接続され、前記入力ノード
24bには前記第2のコンデンサ41の他方の電極が接
続される。前記電源電圧変換回路10と被駆動デバイス
20とスイッチ30との集積化により、電源システムの
部品点数の削減が期待できる。
【0080】(第6の実施の形態)続いて、本発明の第
6の実施の形態の電源システムを図14に示す。図14
の構成は、図1と構成部品、接続形態とも全く同一であ
り、各々同じ番号を付している。但し、図14の大容量
の第1のコンデンサ40はスイッチ30と共に集積化さ
れてチップコンデンサ42を構成している。このチップ
コンデンサ42において、第1のコンデンサ40の一方
の電極は第1の接続ノード42aに接続され、他方の電
極は前記スイッチ30の一端に直列に接続され、前記ス
イッチ30の他端は第2の接続ノード42bに接続され
る。このチップコンデンサ42には、前記スイッチ30
の開閉を制御する制御ノードとして第3の制御ノード4
2cを有する。前記チップコンデンサ42の第1の接続
ノード42aは接地され、第2の接続ノード42bは電
源電圧変換回路10の出力ノード10aに接続されてい
る。
【0081】従って、本実施の形態では、スイッチ30
と第1のコンデンサ40とが集積化されているので、電
源システムの部品点数の削減が期待できる。
【0082】図15の構成は、図14と構成部品と全く
同一であり、各々同じ番号を付している。異なる点は、
チップコンデンサ42の第1の接続ノード42aが電源
電圧変換回路10の出力ノード10aに接続され、第2
の接続ノード42bが接地されている点である。従っ
て、図14の構成と同様に電源システムの部品点数の削
減が期待できる。
【0083】以上のように、携帯電話機などの被駆動デ
バイスに電圧を供給して駆動させる場合、被駆動デバイ
スと共に電圧供給される大容量コンデンサと小容量コン
デンサとを用い、間欠動作モードでは、前記大容量コン
デンサに接続したスイッチを常時オフとして、小容量コ
ンデンサと被駆動デバイスとに電圧を供給する電圧制御
方法により、間欠動作モードでの実効的な低消費電力化
を図ることが可能である。
【0084】しかも、連続動作モードでは、大容量コン
デンサに接続したスイッチを常時オンとした状態で被駆
動デバイスに電圧供給を行うので、被駆動デバイスの入
力電源電圧の低ノイズ化が図られる。
【0085】尚、以上の説明では、本発明を携帯電話機
に適用した場合を例に挙げたが、本発明は携帯電話機に
限定されず、他の被駆動デバイスが連続動作モードと間
欠動作モードとを有すれば、この被駆動デバイスを含む
電源システムにも同様に適用できるのは勿論である。こ
の場合、連続動作モード用と間欠動作モード用とに区別
してコンデンサを2個配置するときには、間欠動作モー
ド用のコンデンサの容量値が連続動作モード用のコンデ
ンサの容量値よりも大きく設定されても良い。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電源シス
テムによれば、間欠動作モードでは、コンデンサの充放
電電流を一部のコンデンサの充放電電流のみにでき、間
欠動作モードでの実効的な低消費電力化を図ることが可
能である。しかも、電源電圧変換回路から被駆動デバイ
スへの電流パスにスイッチを配置しないので、被駆動デ
バイスの入力電源電圧がスイッチのオン抵抗によって低
下する従来の問題を解消できる。
【0087】更に、連続動作モード時では、連続動作モ
ード用のコンデンサを電源システムに接続した状態で第
2の電圧が連続的に出力されるので、被駆動デバイスの
入力電源電圧の低ノイズ化を図ることができる。
【0088】加えて、電源システムの一部を集積化する
ので、電源システムを構成する際の部品点数を削減で
き、電源システムの低コスト化及び小実装面積化に貢献
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電源システム
の構成例を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態に係る電源システムの他の構成例
を示すブロック図である。
【図3】同実施の形態における各構成要素の動作状態を
示す図である。
【図4】同実施の形態の電源システムの間欠動作モード
での間欠周期の一例を示す図である。
【図5】同実施の形態の電源システムでの低消費電流化
の効果を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る電源システム
の構成例を示すブロック図である。
【図7】同実施の形態に係る電源システムの他の構成例
を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る電源電圧変換
回路及び電源システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図9】同実施の形態に係る電源電圧変換回路及び電源
システムの他の構成例を示すブロック図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係る被駆動デバ
イス及び電源システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図11】同実施の形態に係る被駆動デバイス及び電源
システムの他の構成例を示すブロック図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態に係る半導体集積
回路及び電源システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図13】同実施の形態に係る半導体集積回路及び電源
システムの他の構成例を示すブロック図である。
【図14】本発明の第6の実施の形態に係るチップコン
デンサ及び電源システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図15】同実施の形態に係るチップコンデンサ及び電
源システムの他の構成例を示すブロック図である。
【図16】従来の電源システムの構成例を示すブロック
図である。
【図17】従来の電源システムの動作を示す図である。
【図18】従来の電源システムの他の構成例を示すブロ
ック図である。
【図19】図18に示した従来の電源システムの動作を
示す図である。
【図20】電源電圧変換回路の構成の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10〜12 電源電圧変換回路 10a 出力ノード 11a 第1の出力ノード 11b 第2の出力ノード 12a 出力ノード 12b 入力ノード Vo 電源電圧(第1の電圧) Vc 変換電圧(第2の電圧) 20〜22 被駆動デバイス 21a 第1の出力ノード 21b 第2の出力ノード 22a 出力ノード 22b 入力ノード 23、24 LSI(半導体集積回路) 23a 第1の出力ノード 23b 第2の出力ノード 24a 出力ノード 24b 入力ノード 30 スイッチ(スイッチ手段) 31、32 スイッチ(制御手段) 40 第1のコンデンサ 41 第2のコンデンサ 42 チップコンデンサ 42a 第1の接続ノード 42b 第2の接続ノード 42c 制御ノード(第3の接続ノード)
フロントページの続き (72)発明者 木下 雅善 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H730 AA16 AS00 AS01 BB03 DD04 EE07 EE42 EE49 EE60

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電圧を第2の電圧に変換すると共
    に、この第2の電圧を出力する出力ノードと、前記第2
    の電圧の駆動と被駆動とを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段により前記第2の電圧を連続的に出力する
    連続動作モードと間欠的に出力する間欠動作モードとに
    切換わることが可能な電源電圧変換回路と、 前記電源電圧変換回路の出力ノードと接地の間に挿入さ
    れた第1のコンデンサと、 前記電源電圧変換回路の第2の電圧を供給されて駆動さ
    れる被駆動デバイスと、 電源電圧変換回路の出力ノードと前記第1のコンデンサ
    との間、又は前記第1のコンデンサと接地との間に配置
    されるスイッチ手段とを備えたことを特徴とする電源シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記被駆動デバイスが前記電源電圧変換
    回路の第2の電圧で連続的に駆動される連続動作モード
    では、前記スイッチ手段は接続状態となり、 前記被駆動デバイスが前記電源電圧変換回路の第2の電
    圧で間欠的に駆動される間欠動作モードでは、前記スイ
    ッチ手段は非接続状態となることを特徴とする請求項1
    記載の電源システム。
  3. 【請求項3】 前記電源電圧変換回路の出力ノードと接
    地との間に挿入された第2のコンデンサを有することを
    特徴とする請求項1又は2記載の電源システム。
  4. 【請求項4】 前記第1のコンデンサは容量値が大き
    く、前記第2のコンデンサは容量値が小さいことを特徴
    とする請求項3記載の電源システム。
  5. 【請求項5】 第1の電圧を第2の電圧に変換し、前記
    第2の電圧の駆動と被駆動とを制御する制御手段を有
    し、前記制御手段により前記第2の電圧を連続的に出力
    する連続動作モードと間欠的に出力する間欠動作モード
    とに切換わることが可能な電源電圧変換回路であって、 前記電源電圧変換回路を構成する素子と共に集積化され
    たスイッチ手段と、 前記第2の電圧を前記スイッチ手段を介さずに直接出力
    する第1の出力ノードと、 前記第2の電圧を前記スイッチ手段を介して出力する第
    2の出力ノードとを含むことを特徴とする電源電圧変換
    回路。
  6. 【請求項6】 第1の電圧を第2の電圧に変換し、前記
    第2の電圧の駆動と被駆動とを制御する制御手段を有
    し、前記制御手段により前記第2の電圧を連続的に出力
    する連続動作モードと間欠的に出力する間欠動作モード
    とに切換わることが可能な電源電圧変換回路であって、 前記電源電圧変換回路を構成する素子と共に集積化され
    たスイッチ手段と、 前記第2の電圧を前記スイッチ手段を介さずに直接出力
    する出力ノードと、 前記スイッチ手段を介して接地に接続される入力ノード
    とを有することを特徴とする電源電圧変換回路。
  7. 【請求項7】 前記スイッチ手段は、前記電源電圧変換
    回路が連続動作モードで動作するときに接続状態とな
    り、間欠動作モードで動作するときに非接続状態となる
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の電源電圧変換回
    路。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の電源電圧変換回路と、 前記電源電圧変換回路の第2の出力ノードと接地との間
    に挿入されたコンデンサと、 前記電源電圧変換回路の第1の出力ノードから第2の電
    圧を供給されて駆動される被駆動デバイスとを備えたこ
    とを特徴とする電源システム。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の電源電圧変換回路と、 前記出力ノードと前記入力ノードとの間に挿入されたコ
    ンデンサと、 前記電源電圧変換回路の前記出力ノードから第2の電圧
    を供給されて駆動される被駆動デバイスとを備えたこと
    を特徴とする電源システム。
  10. 【請求項10】 外部から電圧を供給されて駆動される
    被駆動デバイスであって、 前記被駆動デバイスを構成する素子と共に集積化された
    スイッチ手段と、 前記供給された電圧を前記スイッチ手段を介して出力す
    る出力ノードとを有することを特徴とする被駆動デバイ
    ス。
  11. 【請求項11】 外部から電圧を供給されて駆動される
    被駆動デバイスであって、 前記被駆動デバイスを構成する素子と共に集積化された
    スイッチ手段と、 前記スイッチ手段を介して接地に接続される入力ノード
    とを有することを特徴とする被駆動デバイス。
  12. 【請求項12】 前記被駆動デバイスは、外部から電圧
    が連続的に供給される連続動作モードと電圧が間欠的に
    供給される間欠動作モードとで駆動され、 前記スイッチ手段は、前記被駆動デバイスの連続動作モ
    ードでの駆動時には接続状態となり、間欠動作モードで
    の駆動時には非接続状態となることを特徴とする請求項
    10又は11記載の被駆動デバイス。
  13. 【請求項13】 第1の電圧を第2の電圧に変換し、前
    記第2の電圧の駆動と被駆動とを制御する制御手段を有
    し、前記制御手段により前記第2の電圧を連続的に出力
    する連続動作モードと間欠的に出力する間欠動作モード
    とに切換わることが可能な電源電圧変換回路と、 請求項10記載の被駆動デバイスと、 前記被駆動デバイスの出力ノードと接地との間に挿入さ
    れたコンデンサとを備えたことを特徴とする電源システ
    ム。
  14. 【請求項14】 第1の電圧を第2の電圧に変換すると
    共に、この第2の電圧を出力する出力ノードと、前記第
    2の電圧の駆動と被駆動とを制御する制御手段とを有
    し、前記制御手段により前記第2の電圧を連続的に出力
    する連続動作モードと間欠的に出力する間欠動作モード
    とに切換わることが可能な電源電圧変換回路と、 前記電源電圧変換回路の前記出力ノードから第2の電圧
    を供給されて駆動される前記請求項11記載の被駆動デ
    バイスと、 前記電源電圧変換回路の出力ノードと前記被駆動デバイ
    スの入力ノードとの間に挿入されたコンデンサとを備え
    たことを特徴とする電源システム。
  15. 【請求項15】第1の電圧を第2の電圧に変換し、前記
    第2の電圧の駆動と被駆動とを制御する制御手段を有
    し、前記制御手段により前記第2の電圧を連続的に出力
    する連続動作モードと間欠的に出力する間欠動作モード
    とに切換わることが可能な電源電圧変換回路と、 前記電源電圧変換回路の第2の電圧を供給されて駆動さ
    れる被駆動デバイスと、 前記電源電圧変換回路を構成する素子及び前記被駆動デ
    バイスを構成する素子と集積化されたスイッチ手段と、 前記電源電圧変換回路により変換された第2の電圧を直
    接に出力する第1の出力ノードと、 前記電源電圧変換回路により変換された第2の電圧を前
    記スイッチ手段を介して出力する第2の出力ノードとを
    有することを特徴とする半導体集積回路。
  16. 【請求項16】第1の電圧を第2の電圧に変換し、前記
    第2の電圧の駆動と被駆動とを制御する制御手段を有
    し、前記制御手段により前記第2の電圧を連続的に出力
    する連続動作モードと間欠的に出力する間欠動作モード
    とに切換わることが可能な電源電圧変換回路と、 前記電源電圧変換回路の第2の電圧を供給されて駆動さ
    れる被駆動デバイスと、 前記電源電圧変換回路を構成する素子及び前記被駆動デ
    バイスを構成する素子と集積化されたスイッチ手段と、 前記電源電圧変換回路により変換された第2の電圧を直
    接に出力する出力ノードと、 前記スイッチ手段を介して接地された入力ノードとを有
    することを特徴とする半導体集積回路。
  17. 【請求項17】 前記スイッチ手段は、前記電源電圧変
    換回路の連続動作モードでの動作時に接続状態となり、
    間欠動作モードでの動作時に非接続状態となることを特
    徴とする請求項15又は16記載の半導体集積回路。
  18. 【請求項18】 請求項15記載の半導体集積回路と、 前記半導体集積回路の第2の出力ノードと接地との間に
    挿入されたコンデンサとを備えたことを特徴とする電源
    システム。
  19. 【請求項19】 請求項16記載の半導体集積回路と、 前記半導体集積回路の出力ノードと入力ノードとの間に
    挿入されたコンデンサとを備えたことを特徴とする電源
    システム。
  20. 【請求項20】 第1、第2及び第3の接続ノードを有
    するチップコンデンサであって、 一方の電極が前記第1の接続ノードに接続されたコンデ
    ンサと、 前記コンデンサと共に集積化されると共に、一端が前記
    コンデンサの他方の電極に直列に接続され、他端が前記
    第2の接続ノードに接続されたスイッチ手段と、 前記第3の接続ノードとして前記スイッチ手段の開閉を
    制御する制御ノードとを備えたことを特徴とするチップ
    コンデンサ。
  21. 【請求項21】 第1の電圧を第2の電圧に変換すると
    共に、この第2の電圧を出力する出力ノードと、前記第
    2の電圧の駆動と被駆動とを制御する制御手段とを有
    し、前記制御手段により前記第2の電圧を連続的に出力
    する連続動作モードと間欠的に出力する間欠動作モード
    とに切換わることが可能な電源電圧変換回路と、 前記電源電圧変換回路から第2の電圧を供給されて駆動
    される被駆動デバイスと、 前記第1及び第2の接続ノードのうち一方が前記電源電
    圧変換回路の出力ノードに接続され、他方の第2又は第
    1の接続ノードが接地された請求項20記載のチップコ
    ンデンサとを備えたことを特徴とする電源システム。
  22. 【請求項22】 被駆動デバイスは、前記電源電圧変換
    回路の連続動作モードで駆動される通話時と間欠動作モ
    ードで駆動される待ち受け時とに区分される携帯電話機
    であることを特徴とする請求項1、8、9、13、1
    4、18、19若しくは21記載の電源システム、請求
    項10若しくは11記載の被駆動デバイス、又は請求項
    15若しくは16記載の半導体集積回路。
  23. 【請求項23】 被駆動デバイスに電圧を供給して駆動
    する場合、前記被駆動デバイスと並列に接続される第1
    のコンデンサ及び第2のコンデンサを用い、前記被駆動
    デバイスに電圧を連続的に供給する連続動作モードで
    は、前記第1及び第2のコンデンサの双方に電圧を供給
    しながら前記被駆動デバイスに電圧を供給し、一方、 前記被駆動デバイスに電圧を間欠的に供給する間欠動作
    モードでは、前記第1のコンデンサへの電圧の供給を遮
    断して、前記両コンデンサのうち前記第2のコンデンサ
    のみに電圧を供給しながら、前記被駆動デバイスに電圧
    を供給することを特徴とする電圧制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008170827A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Nec Electronics Corp 表示装置用電源回路および表示装置
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CN112578365A (zh) * 2020-12-29 2021-03-30 宁波飞芯电子科技有限公司 一种集成电源管理模块的探测系统

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