JP2002135825A - 無線通信システム、無線通信システムおよび記録媒体、並びに、無線通信端末 - Google Patents

無線通信システム、無線通信システムおよび記録媒体、並びに、無線通信端末

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JP2002135825A
JP2002135825A JP2000329086A JP2000329086A JP2002135825A JP 2002135825 A JP2002135825 A JP 2002135825A JP 2000329086 A JP2000329086 A JP 2000329086A JP 2000329086 A JP2000329086 A JP 2000329086A JP 2002135825 A JP2002135825 A JP 2002135825A
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JP
Japan
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base station
wireless
radio base
radio
wireless communication
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Application number
JP2000329086A
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English (en)
Inventor
Fumitoshi Goto
文利 後藤
Yasuhiro Otomo
康宏 大友
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動機が通信を行うための無線基地局を複数
の中から選択可能なとき、最適な無線基地局を選択する
ことによって呼損率が低く通信品質の良い無線通信シス
テム、無線通信システムおよび記録媒体、並びに、無線
通信端末を提供すること。 【解決手段】 無線機は受信電界強度が一定レベル以上
の信号を受信できる無線基地局をサーチする。各無線基
地局からはそれぞれの選択優先度を含んだ下り制御チャ
ネル信号を発信しているため、移動局はサーチした無線
基地局の各選択優先度を比較することによって、最も優
先度の高い無線基地局を選択して捕捉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信システム、
無線通信方法、該方法を実行させるためのプログラムを
記録した記録媒体および無線通信端末に係り、特に、移
動機に最適な無線基地局を選択させるための選択制御を
行う無線通信システム、無線通信システムおよび記録媒
体、並びに、無線通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】無線基地局の無線ゾーン内に在る移動機
がこの無線基地局から遠ざかる方向に移動すると、移動
機が無線基地局から受信する信号の電界強度は徐々に小
さくなる。また、移動機が無線基地局の無線ゾーンから
完全に抜け出た位置では、前記無線基地局から送信され
る信号を移動機が受信したとしてもこの信号は電界強度
が小さくて利用できない。このとき、従来の無線通信シ
ステムでは、移動機は周囲の他の無線基地局から信号の
捕捉を試みて、信号の受信電界強度が一定レベル以上の
無線基地局の中から任意の一無線基地局を選択するか、
受信電界強度が最大の無線基地局を選択していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の無線通信シ
ステムにおいて、広域の無線ゾーンをカバーするための
高出力の無線基地局が設置され、かつ、この高出力無線
基地局では電波の届かない建物の陰等になっているエリ
アを補完したり、トラフィックが多くチャネルが不足し
がちなエリアを補完するための低出力の無線基地局が設
置されているとき、移動機が高出力無線基地局および低
出力無線基地局のどちらも選択可能な状態において移動
機が高出力無線基地局を選択してしまう割合が高いと、
高出力無線基地局における利用可能なスロットは枯渇し
てしまう。
【0004】このようなとき、高出力無線基地局とのみ
通信可能な他の移動機は通信を行うことができず、多く
の利用者が不便を被るといった問題点があった。したが
って、移動機が高出力無線基地局および低出力無線基地
局のどちらも選択可能であるとき、移動機は優先的に低
出力無線基地局を選択する方がシステム設計上望まし
い。
【0005】また、屋内に設けられた無線基地局と屋外
に設けられた無線基地局が混在する無線通信システムに
おいて、移動機が屋内にあり、かつ屋内無線基地局と屋
外無線基地局のどちらも選択可能な状態にあるときは、
屋外無線基地局から届く信号は概して不安定である場合
が多いため、無線機は優先的に屋内無線基地局を選択す
る方がシステム設計上望ましい。
【0006】また、選択可能な無線基地局の中にトラフ
ィックの多い無線基地局とトラフィックの少ない無線基
地局とがあるとき、トラフィックの分散化を図るため、
無線機はトラフィックの少ない無線基地局を選択する方
がシステム設計上望ましい。
【0007】さらに、選択可能な無線基地局の中に無線
ゾーンの広い無線基地局と無線ゾーンの狭い無線基地局
とがあるとき、無線ゾーンの広い無線基地局を選択して
しまう場合が多いと、この無線基地局で利用可能なスロ
ットが枯渇してしまい、無線ゾーンの広い無線基地局と
のみ通信可能なエリアでは通信不可能となってしまいか
ねないため、無線機は無線ゾーンの狭い無線基地局を選
択する方がシステム設計上望ましい。
【0008】しかしながら、上記従来の無線通信システ
ムにあっては、無線機が利用する無線基地局を複数の無
線基地局の中から選択する際にどの無線基地局を選択す
るかといった設定が明確でなく、上記のような好ましい
無線基地局を選択可能な機能が設けられていなかったた
め、集中的に利用される無線基地局におけるスロットの
枯渇によって発着呼ができなかったり、ハンドオーバが
頻繁に生じ得るという問題点があった。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、移動機が通信を行うための無線基地
局を複数の中から選択可能なとき、最適な無線基地局を
選択することによって呼損率が低く通信品質の良い無線
通信システム、無線通信システムおよび記録媒体、並び
に、無線通信端末を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る無線通信システムは、無線
通信を行う移動機が無線基地局を介して他の通信端末と
通信を行う無線通信システムであって、前記無線基地局
は、各無線基地局の選択情報を含んだ制御信号を周囲に
発信し、前記移動機は、他の無線基地局から送信された
制御信号に含まれる各選択情報に基づいて、実際に通信
する無線基地局を選択するものである。
【0011】また、請求項2に係る無線通信システム
は、請求項1に記載の無線通信システムにおいて、前記
移動機は、受信電界強度が所定レベル以上の制御信号を
発信した無線基地局の中から実際に通信する無線基地局
を選択するものである。
【0012】また、請求項3に係る無線通信システム
は、請求項1または2に記載の無線通信システムにおい
て、前記他の無線基地局から送信された選択情報が、無
線基地局を選択するための優先度であるとき、前記無線
機は、各無線基地局から送信された選択情報の中で優先
度が最も高い無線基地局を選択するものである。
【0013】また、請求項4に係る無線通信システム
は、請求項1または2に記載の無線通信システムにおい
て、前記他の無線基地局から送信された選択情報が、無
線基地局から発信される信号の出力レベルであるとき、
前記無線機は、各無線基地局から送信された選択情報の
中で最も出力レベルが低い無線基地局を選択するもので
ある。
【0014】また、請求項5に係る無線通信システム
は、請求項1または2に記載の無線通信システムにおい
て、前記他の無線基地局から送信された選択情報が、無
線基地局の設置状態を表す情報であるとき、前記無線機
は、各無線基地局から送信された選択情報の中で屋内に
設置された無線基地局を選択するものである。
【0015】また、請求項6に係る無線通信システム
は、請求項1または2に記載の無線通信システムにおい
て、前記他の無線基地局から送信された選択情報が、無
線基地局のトラフィックを表す情報であるとき、前記無
線機は、各無線基地局から送信された選択情報の中で最
もトラフィックが少ない無線基地局を選択するものであ
る。
【0016】また、請求項7に係る無線通信システム
は、請求項1または2に記載の無線通信システムにおい
て、前記他の無線基地局から送信された選択情報が、無
線基地局がカバーすることのできる無線ゾーンの広さを
表す情報であるとき、前記無線機は、各無線基地局から
送信された選択情報の中で最も無線ゾーンが狭い無線基
地局を選択するものである。
【0017】また、請求項8に係る無線通信システム
は、請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の無
線通信システムにおいて、選択された無線基地局が複数
あるとき、前記無線機は、前記選択された複数の無線基
地局の中から、各無線基地局から送信された制御信号の
受信電界強度が最も高い無線基地局を選択するものであ
る。
【0018】また、請求項9に係る無線通信システム
は、請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の無
線通信システムにおいて、選択された無線基地局が複数
あるとき、前記無線機は、前記選択された複数の無線基
地局の中から、各無線基地局から送信された制御信号の
エラー率が最も低い無線基地局を選択するものである。
【0019】また、請求項10に係る無線通信システム
は、請求項9に記載の無線通信システムにおいて、エラ
ー率が最も低い無線基地局が複数あるとき、前記無線機
は、前記エラー率が最も低い複数の無線基地局の中か
ら、各無線基地局から送信された制御信号の受信電界強
度が最も高い無線基地局を選択するものである。
【0020】また、請求項11に係る無線通信方法は、
無線通信を行う移動機が無線基地局を介して他の通信端
末と通信を行う無線通信方法であって、前記無線基地局
が、各無線基地局の選択情報を含んだ制御信号を周囲に
発信する制御信号発信ステップと、前記移動機が、他の
無線基地局から送信された制御信号に含まれる各選択情
報に基づいて、実際に通信する無線基地局を選択する第
1の選択ステップと、を有するものである。
【0021】また、請求項12に係る無線通信方法は、
請求項11に記載の無線通信方法において、前記第1の
選択ステップは、受信電界強度が所定レベル以上の制御
信号を発信した無線基地局の中から実際に通信する無線
基地局を選択するものである。
【0022】また、請求項13に係る無線通信方法は、
請求項11または12に記載の無線通信方法において、
前記他の無線基地局から送信された選択情報が、無線基
地局を選択するための優先度であるとき、前記第1の選
択ステップは、各無線基地局から送信された選択情報の
中で優先度が最も高い無線基地局を選択するものであ
る。
【0023】また、請求項14に係る無線通信方法は、
請求項11または12に記載の無線通信方法において、
前記他の無線基地局から送信された選択情報が、無線基
地局から発信される信号の出力レベルであるとき、前記
第1の選択ステップは、各無線基地局から送信された選
択情報の中で最も出力レベルが低い無線基地局を選択す
るものである。
【0024】また、請求項15に係る無線通信方法は、
請求項11または12に記載の無線通信方法において、
前記他の無線基地局から送信された選択情報が、無線基
地局の設置状態を表す情報であるとき、前記第1の選択
ステップは、各無線基地局から送信された選択情報の中
で屋内に設置された無線基地局を選択するものである。
【0025】また、請求項16に係る無線通信方法は、
請求項11または12に記載の無線通信方法において、
前記他の無線基地局から送信された選択情報が、無線基
地局のトラフィックを表す情報であるとき、前記第1の
選択ステップは、各無線基地局から送信された選択情報
の中で最もトラフィックが少ない無線基地局を選択する
ものである。
【0026】また、請求項17に係る無線通信方法は、
請求項11または12に記載の無線通信方法において、
前記他の無線基地局から送信された選択情報が、無線基
地局がカバーすることのできる無線ゾーンの広さを表す
情報であるとき、前記第1の選択ステップは、各無線基
地局から送信された選択情報の中で最も無線ゾーンが狭
い無線基地局を選択するものである。
【0027】また、請求項18に係る無線通信方法は、
請求項11、12、13、14、15、16または17
に記載の無線通信方法において、前記第1の選択ステッ
プで選択された無線基地局が複数あるとき、前記無線機
が、前記選択された複数の無線基地局の中から、各無線
基地局から送信された制御信号の受信電界強度が最も高
い無線基地局を選択する第2の選択ステップを有するも
のである。
【0028】また、請求項19に係る無線通信方法は、
請求項11、12、13、14、15、16または17
に記載の無線通信方法において、前記第1の選択ステッ
プで選択された無線基地局が複数あるとき、前記無線機
が、前記選択された複数の無線基地局の中から、各無線
基地局から送信された制御信号のエラー率が最も低い無
線基地局を選択する第3の選択ステップを有するもので
ある。
【0029】また、請求項20に係る無線通信方法は、
請求項19に記載の無線通信方法において、前記第3の
選択ステップで選択された無線基地局が複数あるとき、
前記無線機は、前記エラー率が最も低い複数の無線基地
局の中から、各無線基地局から送信された制御信号の受
信電界強度が最も高い無線基地局を選択する第4の選択
ステップを有するものである。
【0030】また、請求項21に係るコンピュータによ
り読み取り可能な記録媒体は、請求項11、12、1
3、14、15、16、17、18、19または20に
記載の無線通信方法をコンピュータに実行させるための
プログラムとして記録したものである。
【0031】また、請求項22に係る無線通信端末は、
他の無線基地局から送信された制御情報に含まれる各選
択情報に基づいて、実際に通信する無線基地局を選択す
るものである。
【0032】また、請求項23に係る無線通信端末は、
請求項22に記載の無線通信端末において、当該無線通
信端末は、受信電界強度が所定レベル以上の制御信号を
発信した無線基地局の中から実際に通信する無線基地局
を選択するものである。
【0033】また、請求項24に係る無線通信端末は、
請求項22または23に記載の無線通信端末において、
選択した無線基地局が複数あるとき、当該無線通信端末
は、前記選択した複数の無線基地局の中から、各無線基
地局から送信された制御信号の受信電界強度が最も高い
無線基地局を選択するものである。
【0034】また、請求項25に係る無線通信端末は、
請求項22または23に記載の無線通信端末において、
選択した無線基地局が複数あるとき、当該無線通信端末
は、前記選択した複数の無線基地局の中から、各無線基
地局から送信された制御信号のエラー率が最も低い無線
基地局を選択するものである。
【0035】さらに、請求項26に係る無線通信端末
は、請求項25に記載の無線通信端末において、エラー
率が最も低い無線基地局が複数あるとき、当該無線通信
端末は、前記エラー率が最も低い複数の無線基地局の中
から、各無線基地局から送信された制御信号の受信電界
強度が最も高い無線基地局を選択するものである。
【0036】本発明の請求項1に係る無線通信システ
ム、請求項11に係る無線通信方法、請求項21に係る
記録媒体および請求項22に係る無線通信端末では、無
線基地局(制御信号発信ステップ)において、各無線基
地局の選択情報を含んだ制御信号を周囲に発信し、移動
機(第1の選択ステップ)において、他の無線基地局か
ら送信された制御信号に含まれる各選択情報に基づい
て、実際に通信する無線基地局を選択している。
【0037】特に、請求項2に係る無線通信システム、
請求項12に係る無線通信方法、請求項21に係る記録
媒体および請求項23に係る無線通信端末では、移動機
(第1の選択ステップ)は、受信電界強度が所定レベル
以上の制御信号を発信した無線基地局の中から実際に通
信する無線基地局を選択している。
【0038】また、請求項3に係る無線通信システム、
請求項13に係る無線通信方法および請求項21に係る
記録媒体では、他の無線基地局から送信された選択情報
が無線基地局を選択するための優先度であるとき、無線
機(第1の選択ステップ)は、各無線基地局から送信さ
れた選択情報の中で優先度が最も高い無線基地局を選択
している。
【0039】したがって、受信電界強度が所定レベル以
上の制御信号を発信した無線基地局が複数ある場合で
も、各無線基地局の選択情報に従って、システム設計上
最適な無線基地局を選択することができる。例えば、高
出力無線基地局の優先度(選択情報)が低く設定され、
低出力無線基地局の優先度が低く設定されていれば、利
用率の高い高出力無線基地局のスロットが全て利用され
てしまうことによる枯渇状態を避けることができるた
め、呼損率を低くすることができる。
【0040】また、請求項4に係る無線通信システム、
請求項14に係る無線通信方法および請求項21に係る
記録媒体では、他の無線基地局から送信された選択情報
が、無線基地局から発信される信号の出力レベルである
とき、無線機(第1の選択ステップ)は、各無線基地局
から送信された選択情報の中で最も出力レベルが低い無
線基地局を選択しているため、より広範囲の無線ゾーン
をカバーし、より利用率の高い出力レベルの高い無線基
地局のスロットが全て利用されてしまうことによるスロ
ットの枯渇状態を避けることができる。結果として、呼
損率を低くすることができる。
【0041】また、請求項5に係る無線通信システム、
請求項15に係る無線通信方法および請求項21に係る
記録媒体では、他の無線基地局から送信された選択情報
が、無線基地局の設置状態を表す情報であるとき、無線
機(第1の選択ステップ)は、各無線基地局から送信さ
れた選択情報の中で屋内に設置された無線基地局を選択
している。一般に、屋外に設置された無線基地局から届
く信号は屋内に設置された無線基地局から届く信号と比
較して不安定である場合が多いため、無線基地局からの
信号を安定して受信することができる。
【0042】また、請求項6に係る無線通信システム、
請求項16に係る無線通信方法および請求項21に係る
記録媒体では、他の無線基地局から送信された選択情報
が、無線基地局のトラフィックを表す情報であるとき、
無線機(第1の選択ステップ)は、各無線基地局から送
信された選択情報の中で最もトラフィックが少ない無線
基地局を選択しているため、特定の無線基地局への通信
の集中を避けて、トラフィックを分散することができ
る。
【0043】また、請求項7に係る無線通信システム、
請求項17に係る無線通信方法および請求項21に係る
記録媒体では、他の無線基地局から送信された選択情報
が、無線基地局がカバーすることのできる無線ゾーンの
広さを表す情報であるとき、無線機(第1の選択ステッ
プ)は、各無線基地局から送信された選択情報の中で最
も無線ゾーンが狭い無線基地局を選択しているため、広
い無線ゾーンの利用率が高い無線基地局のスロットが全
て利用されてしまうことによるスロットの枯渇状態を避
けることができる。結果として、呼損率を低くすること
ができる。
【0044】また、請求項8に係る無線通信システム、
請求項18に係る無線通信方法、請求項21に係る記録
媒体および請求項24に係る無線通信端末では、選択さ
れた無線基地局が複数あるとき、無線機(第2の選択ス
テップ)は、選択された複数の無線基地局の中から、各
無線基地局から送信された制御信号の受信電界強度が最
も高い無線基地局を選択している。したがって、受信電
界強度がより高い無線基地局を選択することができる。
【0045】また、請求項9に係る無線通信システム、
請求項19に係る無線通信方法、請求項21に係る記録
媒体および請求項25に係る無線通信端末では、選択さ
れた無線基地局が複数あるとき、無線機(第3の選択ス
テップ)は、選択された複数の無線基地局の中から、各
無線基地局から送信された制御信号のエラー率が最も低
い無線基地局を選択している。したがって、通信状態の
より良い無線基地局が選択され、電波干渉などによって
無線品質が劣化している無線基地局は選択されないた
め、通信状態の良い無線基地局を選択することができ
る。
【0046】さらに、請求項10に係る無線通信システ
ム、請求項20に係る無線通信方法、請求項21に係る
記録媒体および請求項26に係る無線通信端末では、エ
ラー率が最も低い無線基地局が複数あるとき、無線機
(第4の選択ステップ)は、エラー率が最も低い複数の
無線基地局の中から、各無線基地局から送信された制御
信号の受信電界強度が最も高い無線基地局を選択してい
る。したがって、通信状態がより良く、受信電界強度が
より高い無線基地局を選択することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明に係る無線通信システム
は、PHSや携帯電話、自動車電話等に用いられる無線
通信システムで用いられ、以下、無線通信システムの実
施の形態について、〔第1の実施形態〕、〔第2の実施
形態〕、〔第3の実施形態〕、〔第4の実施形態〕、
〔第5の実施形態〕、〔第6の実施形態〕、〔第7の実
施形態〕の順に図面を参照して詳細に説明する。なお、
それぞれの実施形態の説明では、本発明に係る無線通信
システムおよび無線通信方法について詳述するが、本発
明に係る記録媒体については、無線通信方法を実行させ
るためのプログラムを記録した記録媒体であることか
ら、その説明は以下の無線通信方法の説明に含まれるも
のである。
【0048】〔第1の実施形態〕図1は、本発明の第1
の実施形態に係る無線通信システムを示す構成図であ
る。同図において、本実施形態の無線通信システムは、
通信ネットワーク10と、無線基地局20〜22と、ユ
ーザが使用する特許請求の範囲の無線通信端末に該当す
る移動機30とを備えて構成されている。
【0049】通信ネットワーク10は、無線基地局20
〜22をそれぞれ有線または無線で接続したり、他のネ
ットワークと接続するための交換機や回線網を含むもの
である。また、無線基地局20〜22は、移動機30が
他の通信機と通信を行うときに用いられる中継機であっ
て、図1においては、無線基地局20,21は低出力の
電波を出力可能な無線基地局(以下、低出力無線基地局
という)であり、無線基地局22は高出力の電波を出力
可能な無線基地局(以下、高出力無線基地局という)を
示す。なお、符号Z20は低出力無線基地局20の無線
ゾーンであり、符号Z21は低出力無線基地局21の無
線ゾーンであり、符号Z22は高出力無線基地局22の
無線ゾーンである。図1に示すように、無線ゾーンZ2
1は無線ゾーンZ22に含まれており、無線ゾーンZ2
0の一部は無線ゾーンZ21,X22の一部とそれぞれ
重なっている。
【0050】各無線基地局は、無線ゾーン内にある移動
機30に対して特許請求の範囲の制御信号に該当する下
り制御チャネル信号を送信する。図2にこの下り制御チ
ャネル信号の構成を示す。同図において、下り制御チャ
ネル信号2は、過渡応答用ランプタイムR、スタートシ
ンボルSS、プリアンブルPR、同期信号UW、チャネ
ル種別CI、発識別符号CS−ID、各種情報Iおよび
誤り検出用符号CRCによって構成されている。また、
発識別符号CS−IDは、事業者識別符号、一斉呼出エ
リア番号および付加IDによって構成され、特に、付加
IDの下位2ビットは自無線基地局の選択優先度を表
す。
【0051】図2においては、“00”は選択優先度1
を示し、“01”は選択優先度2を示し、“10”は選
択優先度3を示し、“11”は選択優先度4を示し、本
実施形態では数値が小さいほど高い優先度を示すものと
する。なお、システム設計上、高出力無線基地局と低出
力無線基地局のどちらかを選択する際には低出力無線基
地局を選択することが望ましいため、低出力無線基地局
の選択優先度は高出力無線基地局の選択優先度よりも高
く設定されている。また、本実施形態では選択優先度を
2ビットで表しているが、2ビットに限らず1ビットや
3ビット以上としても良い。
【0052】以下、移動機30が複数の無線基地局の中
から1つを選択する際の本実施形態の無線通信システム
の動作について、図3を参照して説明する。図3は、移
動機が複数の無線基地局の中から1つを選択するアルゴ
リズム(無線通信方法)を説明するフローチャートであ
る。
【0053】まず、ステップS1では、受信電界強度が
一定レベル以上の信号を受信可能な無線基地局をサーチ
する。次に、ステップS2では、ステップS1でサーチ
した結果得られた各無線基地局の発識別符号、各無線基
地局の発識別符号CS−IDに含まれている選択優先
度、各無線基地局から送信された信号の受信レベルおよ
び各受信信号のエラー率を移動機30が有する図示しな
いメモリに格納する。
【0054】図4および図5に、ステップS2でメモリ
に保存された情報の一例を示す。同図では発識別符号が
16進数で表されており、それぞれが異なる無線基地局
を表す。また、各無線基地局に対応する選択優先度、受
信レベルおよびエラー率が記憶されている。
【0055】次に、ステップS3では、ステップS2で
記録されたメモリの内容を参照して各無線基地局の選択
優先度を比較する。次に、ステップS4では、選択優先
度の最も高い無線基地局が1つであるかを判別し、1つ
である場合はステップS5に進み、複数ある場合はステ
ップS6に進む。ステップS5では、移動機30は選択
優先度の最も高い無線基地局を選択して、ステップS7
においてこの無線基地局を捕捉する。一方、ステップS
6では、選択優先度の最も高い無線基地局が複数あるた
め、さらにこれらの無線基地局の中から受信レベルが最
も高い無線基地局を選択して、ステップS7においてこ
の無線基地局を捕捉する。
【0056】以下、ステップS2において図4に示した
情報がメモリに格納された場合について説明する。図4
に示す情報は、例えば図1において、低出力無線基地局
21から送信される信号に含まれる発識別符号が“9E
00100001”であり、高出力無線基地局22から
送信される信号に含まれる発識別符号が“9E0010
0004”であるとき、移動機30が低出力無線基地局
20の無線ゾーンZ20から抜け出て、無線ゾーンZ2
0外の無線ゾーンZ21に位置して無線基地局をサーチ
した場合にメモリに格納される情報の一例である。
【0057】同図に示したように、ステップS1で無線
基地局をサーチした結果、発識別符号が“9E0010
0001”で表される高出力無線基地局22と、発識別
符号が“9E00100004”で表される低出力無線
基地局21が得られた。この例では低出力無線基地局
(9E00100004,21)の選択優先度の方が高
出力無線基地局(9E00100001,22)よりも
高いため、ステップS5では低出力無線基地局(9E0
0100004,21)を選択する。
【0058】次に、ステップS2において図5に示した
情報がメモリに格納された場合について説明する。同図
に示したように、ステップS1で無線基地局をサーチし
た結果、発識別符号が“9E00000001”の無線
基地局と、発識別符号が“9E00000004”の無
線基地局と、発識別符号が“9E00000008”の
無線基地局と、発識別符号が“9E0000000D”
の無線基地局と、発識別符号が“9E0000001
2”の無線基地局が得られた。この例では選択優先度が
最も高い無線基地局は発識別符号が“9E000000
04”,“9E00000008”の2つの無線基地局
の2つが得られるためステップS4からステップS6に
進む。ステップS6では、発識別符号が“9E0000
0004”の無線基地局の受信レベル(36dBμV)
と発識別符号が“9E00000008”の無線基地局
の受信レベル(45BμV)とを比較して高い方の無線
基地局、すなわち発識別符号が“9E0000000
8”の無線基地局を選択する。
【0059】以上説明したように、本実施形態の無線通
信システムでは、移動機30が複数の無線基地局の中か
ら1つを選択する際、選択優先度のより高い無線基地局
を選択し、選択優先度が同じ無線基地局が複数あるとき
には受信信号の受信レベルが高い無線基地局を選択して
いる。このため、低出力無線基地局の選択優先度が高出
力無線基地局の選択優先度よりも高く設定されていれ
ば、異なる出力の複数の無線基地局の中から低出力無線
基地局を選択することができる。したがって、利用率の
高い高出力無線基地局のスロットが全て利用されてしま
うことによるスロットの枯渇状態を避けることができ、
呼損率の低い無線通信システムを実現することができ
る。また、同じ選択優先度の無線基地局が複数あれば受
信レベルの高い無線基地局を選択することができるた
め、通信品質の良い無線通信システムを実現することが
できる。
【0060】なお、本実施形態では、下り制御チャネル
信号を構成する発識別符号CS−ID中の付加IDの最
後の2ビットに選択優先度を表す情報を割り当てている
が、付加IDの先頭1ビットや、図6に示すように、同
じく下り制御チャネル信号を構成する各種情報I中の空
きビットに割り当てても良い。
【0061】〔第2の実施形態〕図7は、本発明の第2
の実施形態に係る無線通信システムにおいて、移動機が
複数の無線基地局の中から1つを選択するアルゴリズム
を説明するフローチャートである。同図において、図3
(第1の実施形態)と重複する部分には同一の符号を附
して説明を省略する。
【0062】第1の実施形態の図3に示したフローチャ
ートではステップS6において、選択優先度の最も高い
複数の無線基地局の中から最も受信レベルの高い無線基
地局を選択しているが、本実施形態の図7に示すフロー
チャートでは、ステップS6の代わりにステップS6′
として、選択優先度の最も高い複数の無線基地局の中か
ら受信信号のエラー率が最も低い無線基地局を選択す
る。
【0063】以下、ステップS2において図8に示した
情報がメモリに格納された場合について説明する。同図
に示したように、ステップS1で無線基地局をサーチし
た結果、発識別符号が“9E00000001”の無線
基地局と、発識別符号が“9E00000004”の無
線基地局と、発識別符号が“9E00000008”の
無線基地局と、発識別符号が“9E0000000D”
の無線基地局と、発識別符号が“9E0000001
2”の無線基地局が得られた。この例では選択優先度の
最も高い無線基地局は発識別符号が“9E000000
04”,“9E00000008”の2つの無線基地局
が得られるためステップS4からステップS6′に進
む。ステップS6′では、発識別符号が“9E0000
0004”の無線基地局のエラー率(5%)と発識別符
号が“9E00000008”の無線基地局のエラー率
(0%)とを比較して低い方の無線基地局、すなわち発
識別符号が“9E00000008”の無線基地局を選
択する。
【0064】以上説明したように、本実施形態の無線通
信システムでは、移動機30が複数の無線基地局の中か
ら1つを選択する際、選択優先度が同じ無線基地局が複
数あるときには受信信号のエラー率が低い無線基地局を
選択している。したがって、選択優先度が最も高い無線
基地局が複数あり、この中から選択できるような場合に
おいては、通信状態のより良い無線基地局が選択され、
電波干渉などによって無線品質が劣化している無線基地
局は選択されないため、通信品質の良い無線通信システ
ムを実現することができる。
【0065】〔第3の実施形態〕図10は、本発明の第
3の実施形態に係る無線通信システムで用いられる、移
動機が複数の無線基地局の中から1つを選択するアルゴ
リズムを説明するフローチャートである。本実施形態で
は、受信信号のエラー率と受信レベルとの両方に基づい
て無線基地局を選択する。以下の図10を用いた説明で
は、図3(第1の実施形態)または図7(第2の実施形
態)と重複する部分には同一の符号を附して説明を省略
する。
【0066】図3および図7に示すステップS4におい
て、選択優先度の最も高い無線基地局が複数ある場合、
図10に示す本実施形態のフローチャートではステップ
S10に進む。ステップS10では、選択優先度の最も
高い複数の無線基地局の各受信信号のエラー率を比較す
る。次に、ステップS11では、エラー率の最も低い無
線基地局が1つであるかを判別し、1つである場合はス
テップS5に進んでその無線基地局を選択し、複数ある
場合はステップS12に進む。ステップS12では、エ
ラー率が最も低い複数の無線基地局の中から受信レベル
が最も高い無線基地局を選択して、ステップS9に進
む。
【0067】以下、ステップS2において図9に示した
情報がメモリに格納された場合について説明する。同図
に示したように、ステップS1で無線基地局をサーチし
た結果、発識別符号が“9E00000001”の無線
基地局と、発識別符号が“9E00000004”の無
線基地局と、発識別符号が“9E00000008”の
無線基地局と、発識別符号が“9E0000000D”
の無線基地局と、発識別符号が“9E0000001
2”の無線基地局と、発識別符号が“9E000000
20”の無線基地局が得られた。この例では、選択優先
度の最も高い無線基地局は発識別符号が“9E0000
0004”,“9E00000008”,“9E000
00020”の3つの無線基地局が得られるためステッ
プS4からステップS10に進む。
【0068】ステップS10では、発識別符号が“9E
00000004”の無線基地局のエラー率(5%)と
発識別符号が“9E00000008”の無線基地局の
エラー率(0%)と発識別符号が“9E0000002
0”の無線基地局のエラー率(0%)とを比較する。こ
の例では、エラー率が最も低い無線基地局は発識別符号
が“9E00000008”,“9E0000002
0”の2つの無線基地局が得られるためステップS11
からステップS12に進む。
【0069】ステップS12では、発識別符号が“9E
00000008”の無線基地局の受信レベル(31d
BμV)と発識別符号が“9E00000020”の無
線基地局の受信レベル(33dBμV)とを比較して高
い方の無線基地局、すなわち発識別符号が“9E000
00020”の無線基地局を選択する。
【0070】以上説明したように、本実施形態の無線通
信システムでは、移動機30が複数の無線基地局の中か
ら1つを選択する際、選択優先度が同じ無線基地局が複
数あるときにはまず受信信号のエラー率が低い無線基地
局を選択し、それでもエラー率が同じ無線基地局が複数
あるときには受信信号の受信レベルが高い無線基地局を
選択している。したがって、通信状態がより良く、受信
電界強度がより高い無線基地局を選択可能な無線通信シ
ステムを実現することができる。
【0071】〔第4の実施形態〕第1の実施形態の無線
通信システムでは、各無線基地局から送信される下り制
御チャネル信号の発識別符号CS−IDには選択優先度
が含まれ、この選択優先度に基づいて無線基地局を選択
している。第4の実施形態の無線通信システムでは、選
択優先度の代わりに、無線基地局が出力する信号の出力
レベルを表す出力種別が発識別符号CS−IDに含ま
れ、この出力種別に基づいて無線基地局を選択する。
【0072】出力種別は、第1の実施形態と同様に、各
無線基地局から送信される下り制御チャネル信号を構成
する発識別符号CS−ID中の付加IDの下位2ビット
で表される。図11では、“00”が出力10mWを示
し、“01”が出力20mWを示し、“10”が出力2
00mWを示し、“11”が出力500mWを示してい
る。なお、本実施形態では出力種別を2ビットで表して
いるが、2ビットに限らず1ビットや3ビット以上とし
ても良い。
【0073】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様のアルゴリズムを用いて複数の無線基地局の中から
1つの無線基地局を選択するが、図3に示すフローチャ
ート内のステップにおける選択優先度に関する事項を全
て出力種別に置き換え、ステップS3においては各無線
基地局の出力種別を比較する。本実施形態では、移動機
30が出力種別と優先度の関係を認識しており、システ
ム設計上、より出力の低い無線基地局を選択することが
望ましいため、出力の高い無線基地局よりも出力の低い
無線基地局の方が優先度が高く設定されている。
【0074】したがって、移動機30は複数の無線基地
局の中から最も出力の低い無線基地局、図11において
は2ビットで表された数値の最も低い無線基地局を選択
する。なお、出力種別が同じ無線基地局が複数あった場
合には、受信信号の受信レベルやエラー率に基づいて1
つを選択する。
【0075】以上説明したように、本実施形態の無線通
信システムでは、各無線基地局から送信される下り制御
チャネル信号にその無線基地局の出力種別が含まれ、移
動機30が複数の無線基地局の中から1つを選択する際
は、出力の最も低い無線基地局を選択している。したが
って、より広範囲の無線ゾーンをカバーし、より利用率
の高い出力の高い無線基地局が全て利用されてしまうこ
とによるスロットの枯渇状態を避けることができ、呼損
率の低い無線通信システムを実現することができる。
【0076】〔第5の実施形態〕第5の実施形態の無線
通信システムでは、第1の実施形態の選択優先度の代わ
りに、無線基地局の設置状態を表す設置状態種別が発識
別符号CS−IDに含まれ、この設置状態種別に基づい
て無線基地局を選択する。
【0077】設置状態種別は、第1の実施形態と同様
に、各無線基地局から送信される下り制御チャネル信号
を構成する発識別符号CS−ID中の付加IDの下位2
ビットで表され、屋内設置や屋外設置等を表す。図12
では、“00”が屋内設置を示し、“01”が屋外設置
を示している。なお、本実施形態では設置状態種別を2
ビットで表しているが、2ビットに限らず1ビットや3
ビット以上としても良い。
【0078】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様のアルゴリズムを用いて複数の無線基地局の中から
1つの無線基地局を選択するが、図3に示すフローチャ
ート内のステップにおける選択優先度に関する事項を全
て設置状態種別に置き換え、ステップS3においては各
無線基地局の設置状態種別を比較する。本実施形態で
は、第2の実施形態と同様に、移動機30が設置状態種
別と優先度の関係を認識している。一般に、屋外に設置
された無線基地局から届く信号は屋内に設置された無線
基地局から届く信号と比較して不安定である場合が多い
ため、システム設計上、屋内に設置された無線基地局を
選択することが望ましく、移動機30には屋外設置の無
線基地局よりも屋外設置の無線基地局の方が優先度が高
く設定されている。
【0079】したがって、移動機30は複数の無線基地
局の中から屋内に設置された無線基地局、図12におい
ては2ビットで表された数値が低い方の無線基地局を選
択する。なお、設置状態種別が同じ無線基地局が複数あ
った場合には、受信信号の受信レベルやエラー率に基づ
いて1つを選択する。
【0080】以上説明したように、本実施形態の無線通
信システムでは、各無線基地局から送信される下り制御
チャネル信号にその無線基地局の設置状態種別が含ま
れ、移動機30が複数の無線基地局の中から1つを選択
する際は、屋外に設置された無線基地局よりも屋内に設
置された無線基地局の方を選択している。したがって、
無線基地局からの信号を安定して受信することができる
ため、通信品質の良い無線通信システムを実現すること
ができる。
【0081】〔第6の実施形態〕第6の実施形態の無線
通信システムでは、第1の実施形態の選択優先度の代わ
りに、無線基地局のトラフィック状態を表すトラフィッ
ク量種別が発識別符号CS−IDに含まれ、このトラフ
ィック量種別に基づいて無線基地局を選択する。
【0082】設置状態種別は、第1の実施形態と同様
に、各無線基地局から送信される下り制御チャネル信号
を構成する発識別符号CS−ID中の付加IDの下位2
ビットで表される。図13では、“00”はトラフィッ
クが少ないことを示し、“01”はトラフィックが通常
であることを示し、“10”はトラフィックが多いこと
を示している。なお、本実施形態ではトラフィック量種
別を2ビットで表しているが、2ビットに限らず1ビッ
トや3ビット以上としても良い。
【0083】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様のアルゴリズムを用いて複数の無線基地局の中から
1つの無線基地局を選択するが、図3に示すフローチャ
ート内のステップにおける選択優先度に関する事項を全
てトラフィック量種別に置き換え、ステップS3におい
ては各無線基地局のトラフィック量種別を比較する。本
実施形態では、第2の実施形態と同様に、移動機30が
トラフィック量種別と優先度の関係を認識しており、シ
ステム設計上、よりトラフィックの少ない無線基地局を
選択することが望ましいため、移動機30はトラフィッ
クの多い無線基地局よりもトラフィックの少ない無線基
地局を優先して選択する。なお、トラフィック量の同じ
無線基地局が複数あった場合には、受信信号の受信レベ
ルやエラー率に基づいて1つを選択する。
【0084】以上説明したように、本実施形態の無線通
信システムでは、各無線基地局から送信される下り制御
チャネル信号にその無線基地局のトラフィック量種別が
含まれ、移動機30が複数の無線基地局の中から1つを
選択する際は、トラフィックの最も少ない無線基地局を
選択している。したがって、特定の無線基地局への通信
の集中を避けて、トラフィックを分散することができ
る。
【0085】〔第7の実施形態〕第7の実施形態の無線
通信システムでは、第1の実施形態の選択優先度の代わ
りに、無線基地局の無線ゾーン(カバレージエリア)の
広さを表すカバレージエリア種別が発識別符号CS−I
Dに含まれ、このカバレージエリア種別に基づいて無線
基地局を選択する。
【0086】カバレージエリア種別は、第1の実施形態
と同様に、各無線基地局から送信される下り制御チャネ
ル信号を構成する発識別符号CS−ID中の付加IDの
下位2ビットで表される。図14では、“00”はカバ
レージエリアが狭いことを示し、“01”はカバレージ
エリアが普通であることを示し、“10”はカバレージ
エリアが広いことを示している。なお、本実施形態では
カバレージエリア種別を2ビットで表しているが、2ビ
ットに限らず1ビットや3ビット以上としても良い。
【0087】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様のアルゴリズムを用いて複数の無線基地局の中から
1つの無線基地局を選択するが、図3に示すフローチャ
ート内のステップにおける選択優先度に関する事項を全
てカバレージエリア種別に置き換え、ステップS3にお
いては各無線基地局のカバレージエリア種別を比較す
る。本実施形態では、第2の実施形態と同様に、移動機
30がカバレージエリア種別と優先度の関係を認識して
おり、システム設計上、よりカバレージエリアの小さい
無線基地局を選択することが望ましいため、移動機30
はカバレージエリアの広い無線基地局よりもカバレージ
エリアの狭い無線基地局を優先して選択する。なお、カ
バレージエリアの同じ無線基地局が複数あった場合に
は、受信信号の受信レベルやエラー率に基づいて1つを
選択する。
【0088】以上説明したように、本実施形態の無線通
信システムでは、各無線基地局から送信される下り制御
チャネル信号にその無線基地局のカバレージエリア種別
が含まれ、移動機30が複数の無線基地局の中から1つ
を選択する際は、カバレージエリアの最も狭い無線基地
局を選択している。したがって、利用率の高い、広いカ
バレージエリアの無線基地局のスロットが全て利用され
てしまうことによるスロットの枯渇状態を避けることが
できるため、呼損率の低い無線通信システムを実現する
ことができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線通信
システム、無線通信システムおよび記録媒体、並びに、
無線通信端末によれば、無線基地局(制御信号発信ステ
ップ)において、各無線基地局の選択情報を含んだ制御
信号を周囲に発信し、移動機(第1の選択ステップ)に
おいて、他の無線基地局から送信された制御信号に含ま
れる各選択情報に基づいて、実際に通信する無線基地局
を選択している。特に、移動機(第1の選択ステップ)
は、受信電界強度が所定レベル以上の制御信号を発信し
た無線基地局の中から実際に通信する無線基地局を選択
している。
【0090】また、他の無線基地局から送信された選択
情報が無線基地局を選択するための優先度であるとき、
無線機(第1の選択ステップ)は、各無線基地局から送
信された選択情報の中で優先度が最も高い無線基地局を
選択している。
【0091】したがって、受信電界強度が所定レベル以
上の制御信号を発信した無線基地局が複数ある場合で
も、各無線基地局の選択情報に従って、システム設計上
最適な無線基地局を選択することができる。例えば、高
出力無線基地局の優先度(選択情報)が低く設定され、
低出力無線基地局の優先度が低く設定されていれば、利
用率の高い高出力無線基地局のスロットが全て利用され
てしまうことによる枯渇状態を避けることができるた
め、呼損率を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る無線通信システ
ムを示す構成図である。
【図2】第1の実施形態において無線基地局から送信さ
れる下り制御チャネル信号の構成を示す説明図である。
【図3】移動機が複数の無線基地局の中から1つを選択
するアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図4】第1の実施形態において移動機のメモリに保存
された情報の一例を示す説明図である。
【図5】第1の実施形態において移動機のメモリに保存
された情報の他の例を示す説明図である。
【図6】無線基地局から送信される下り制御チャネル信
号の他の構成を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る無線通信システ
ムにおいて、移動機が複数の無線基地局の中から1つを
選択するアルゴリズムを説明するフローチャートであ
る。
【図8】第2の実施形態において移動機のメモリに保存
された情報の一例を示す説明図である。
【図9】第3の実施形態において移動機のメモリに保存
された情報の一例を示す説明図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る無線通信シス
テムにおいて、移動機が複数の無線基地局の中から1つ
を選択するアルゴリズムを説明するフローチャートであ
る。
【図11】第4の実施形態において無線基地局から送信
される下り制御チャネル信号の構成を示す説明図であ
る。
【図12】第5の実施形態において無線基地局から送信
される下り制御チャネル信号の構成を示す説明図であ
る。
【図13】第6の実施形態において無線基地局から送信
される下り制御チャネル信号の構成を示す説明図であ
る。
【図14】第7の実施形態において無線基地局から送信
される下り制御チャネル信号の構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 通信ネットワーク 20〜22 無線基地局 30 移動機
フロントページの続き Fターム(参考) 5K067 AA25 BB04 BB43 BB45 DD11 DD19 EE02 EE10 EE54 FF03 HH23 JJ12 JJ52 JJ54 JJ71 JJ72 JJ73 KK15

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信を行う移動機が無線基地局を介
    して他の通信端末と通信を行う無線通信システムであっ
    て、 前記無線基地局は、各無線基地局の選択情報を含んだ制
    御信号を周囲に発信し、 前記移動機は、他の無線基地局から送信された制御信号
    に含まれる各選択情報に基づいて、実際に通信する無線
    基地局を選択することを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 前記移動機は、受信電界強度が所定レベ
    ル以上の制御信号を発信した無線基地局の中から実際に
    通信する無線基地局を選択することを特徴とする請求項
    1記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記他の無線基地局から送信された選択
    情報が、無線基地局を選択するための優先度であると
    き、 前記無線機は、各無線基地局から送信された選択情報の
    中で優先度が最も高い無線基地局を選択することを特徴
    とする請求項1または2記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記他の無線基地局から送信された選択
    情報が、無線基地局から発信される信号の出力レベルで
    あるとき、 前記無線機は、各無線基地局から送信された選択情報の
    中で最も出力レベルが低い無線基地局を選択することを
    特徴とする請求項1または2記載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記他の無線基地局から送信された選択
    情報が、無線基地局の設置状態を表す情報であるとき、 前記無線機は、各無線基地局から送信された選択情報の
    中で屋内に設置された無線基地局を選択することを特徴
    とする請求項1または2記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】 前記他の無線基地局から送信された選択
    情報が、無線基地局のトラフィックを表す情報であると
    き、 前記無線機は、各無線基地局から送信された選択情報の
    中で最もトラフィックが少ない無線基地局を選択するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の無線通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記他の無線基地局から送信された選択
    情報が、無線基地局がカバーすることのできる無線ゾー
    ンの広さを表す情報であるとき、 前記無線機は、各無線基地局から送信された選択情報の
    中で最も無線ゾーンが狭い無線基地局を選択することを
    特徴とする請求項1または2記載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】 選択された無線基地局が複数あるとき、 前記無線機は、前記選択された複数の無線基地局の中か
    ら、各無線基地局から送信された制御信号の受信電界強
    度が最も高い無線基地局を選択することを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6または7記載の無線通信シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 選択された無線基地局が複数あるとき、 前記無線機は、前記選択された複数の無線基地局の中か
    ら、各無線基地局から送信された制御信号のエラー率が
    最も低い無線基地局を選択することを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6または7記載の無線通信システ
    ム。
  10. 【請求項10】 エラー率が最も低い無線基地局が複数
    あるとき、 前記無線機は、前記エラー率が最も低い複数の無線基地
    局の中から、各無線基地局から送信された制御信号の受
    信電界強度が最も高い無線基地局を選択することを特徴
    とする請求項9記載の無線通信システム。
  11. 【請求項11】 無線通信を行う移動機が無線基地局を
    介して他の通信端末と通信を行う無線通信方法であっ
    て、 前記無線基地局が、各無線基地局の選択情報を含んだ制
    御信号を周囲に発信する制御信号発信ステップと、 前記移動機が、他の無線基地局から送信された制御信号
    に含まれる各選択情報に基づいて、実際に通信する無線
    基地局を選択する第1の選択ステップと、を有すること
    を特徴とする無線通信方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の選択ステップは、受信電界
    強度が所定レベル以上の制御信号を発信した無線基地局
    の中から実際に通信する無線基地局を選択することを特
    徴とする請求項11記載の無線通信方法。
  13. 【請求項13】 前記他の無線基地局から送信された選
    択情報が、無線基地局を選択するための優先度であると
    き、 前記第1の選択ステップは、各無線基地局から送信され
    た選択情報の中で優先度が最も高い無線基地局を選択す
    ることを特徴とする請求項11または12記載の無線通
    信方法。
  14. 【請求項14】 前記他の無線基地局から送信された選
    択情報が、無線基地局から発信される信号の出力レベル
    であるとき、 前記第1の選択ステップは、各無線基地局から送信され
    た選択情報の中で最も出力レベルが低い無線基地局を選
    択することを特徴とする請求項11または12記載の無
    線通信方法。
  15. 【請求項15】 前記他の無線基地局から送信された選
    択情報が、無線基地局の設置状態を表す情報であると
    き、 前記第1の選択ステップは、各無線基地局から送信され
    た選択情報の中で屋内に設置された無線基地局を選択す
    ることを特徴とする請求項11または12記載の無線通
    信方法。
  16. 【請求項16】 前記他の無線基地局から送信された選
    択情報が、無線基地局のトラフィックを表す情報である
    とき、 前記第1の選択ステップは、各無線基地局から送信され
    た選択情報の中で最もトラフィックが少ない無線基地局
    を選択することを特徴とする請求項11または12記載
    の無線通信方法。
  17. 【請求項17】 前記他の無線基地局から送信された選
    択情報が、無線基地局がカバーすることのできる無線ゾ
    ーンの広さを表す情報であるとき、 前記第1の選択ステップは、各無線基地局から送信され
    た選択情報の中で最も無線ゾーンが狭い無線基地局を選
    択することを特徴とする請求項11または12記載の無
    線通信方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の選択ステップで選択された
    無線基地局が複数あるとき、 前記無線機が、前記選択された複数の無線基地局の中か
    ら、各無線基地局から送信された制御信号の受信電界強
    度が最も高い無線基地局を選択する第2の選択ステップ
    を有することを特徴とする請求項11、12、13、1
    4、15、16または17記載の無線通信方法。
  19. 【請求項19】 前記第1の選択ステップで選択された
    無線基地局が複数あるとき、 前記無線機が、前記選択された複数の無線基地局の中か
    ら、各無線基地局から送信された制御信号のエラー率が
    最も低い無線基地局を選択する第3の選択ステップを有
    することを特徴とする請求項11、12、13、14、
    15、16または17記載の無線通信方法。
  20. 【請求項20】 前記第3の選択ステップで選択された
    無線基地局が複数あるとき、 前記無線機は、前記エラー率が最も低い複数の無線基地
    局の中から、各無線基地局から送信された制御信号の受
    信電界強度が最も高い無線基地局を選択する第4の選択
    ステップを有することを特徴とする請求項19記載の無
    線通信方法。
  21. 【請求項21】 請求項11、12、13、14、1
    5、16、17、18、19または20に記載の無線通
    信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムと
    して記録したコンピュータにより読み取り可能な記録媒
    体。
  22. 【請求項22】 他の無線基地局から送信された制御情
    報に含まれる各選択情報に基づいて、実際に通信する無
    線基地局を選択することを特徴とする無線通信端末。
  23. 【請求項23】 当該無線通信端末は、受信電界強度が
    所定レベル以上の制御信号を発信した無線基地局の中か
    ら実際に通信する無線基地局を選択することを特徴とす
    る請求項22記載の無線通信端末。
  24. 【請求項24】 選択した無線基地局が複数あるとき、 当該無線通信端末は、前記選択した複数の無線基地局の
    中から、各無線基地局から送信された制御信号の受信電
    界強度が最も高い無線基地局を選択することを特徴とす
    る請求項22または23記載の無線通信端末。
  25. 【請求項25】 選択した無線基地局が複数あるとき、 当該無線通信端末は、前記選択した複数の無線基地局の
    中から、各無線基地局から送信された制御信号のエラー
    率が最も低い無線基地局を選択することを特徴とする請
    求項22または23記載の無線通信端末。
  26. 【請求項26】 エラー率が最も低い無線基地局が複数
    あるとき、 当該無線通信端末は、前記エラー率が最も低い複数の無
    線基地局の中から、各無線基地局から送信された制御信
    号の受信電界強度が最も高い無線基地局を選択すること
    を特徴とする請求項25記載の無線通信端末。
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