JP2002135691A - 再生装置、再生方法、及び記憶媒体 - Google Patents

再生装置、再生方法、及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2002135691A
JP2002135691A JP2000323981A JP2000323981A JP2002135691A JP 2002135691 A JP2002135691 A JP 2002135691A JP 2000323981 A JP2000323981 A JP 2000323981A JP 2000323981 A JP2000323981 A JP 2000323981A JP 2002135691 A JP2002135691 A JP 2002135691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reproducing
information data
data
reproduced
pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000323981A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Kotani
拓矢 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000323981A priority Critical patent/JP2002135691A/ja
Publication of JP2002135691A publication Critical patent/JP2002135691A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶媒体のアクセス速度が異なる場合でも規
定された再生手順に従って再生可能とする。 【解決手段】 再生装置は、記録媒体に記録された複数
の情報データの再生手順を示すプログラムデータに従っ
て前記複数の情報データを再生する装置であって、前記
プログラムデータと前記装置の再生環境とに基づいて前
記複数の情報データの中から再生すべき情報データを選
択し、この選択された情報データを再生する構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は再生装置、再生方
法、及び記憶媒体に関し、特には、複数の情報データの
再生処理に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像データや音声データを圧縮符
号化するための種々の技術が考えられている。これらの
圧縮符号化方式のうち、現在、MPEG2方式がDVD
ビデオ等で用いられ、注目されている。特に、MPEG
2におけるトランスポートストリーム(以下、MPEG
2−TS)はストリーム全体がパケットと呼ばれる固定
長のデータ列に分割されており、ネットワークなどを用
いたデータ転送に向いているため、デジタルTV放送で
用いられている。
【0003】また、MPEG2−TSは複数の動画像や
音声のストリームを多重化しているため、近年ではMP
EG2−TSを磁気テープやハードディスク、光磁気デ
ィスク等に記録する技術も提案されている。
【0004】また、近年、このように記録された動画像
データや音声データ等の再生処理を制御するための記述
言語が普及している。
【0005】例えば、SMIL(Synchronized Multimed
ia Integration Language)などがその一例である。SM
ILでは、regionという任意サイズの矩形再生領域を任
意の個数規定し、regionに表示する動画像や静止画像な
どの画像データの同期再生、逐次再生や、あるいは、テ
キストや音声など、他のメディアデータの再生処理を指
示することができる。また、画像データの表示切り替え
時に適用される遷移効果なども指定できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、SMILのよ
うなデータ記述言語を用いて自由な再生手順を記述可能
となっても、実際に再生処理を行う再生環境によっては
指示されたとおりの再生が不可能である場合がある。例
えば、再生環境の能力をこえた数のメディアデータを同
時に再生する場合が挙げられる。また、再生環境によっ
ては遷移効果がリアルタイムに処理できず、遷移効果に
関する記述が無視されてしまうこともある。
【0007】また、これらメディアデータを記憶する記
憶媒体のアクセス時間が無視できないほど長い場合、記
述されたとおりにメディアデータを再生できなくなって
しまうことも考えられる。
【0008】本発明は前述の如き問題点を解決すること
を目的とする。
【0009】本発明の他の目的は、再生手順を規定する
ための記述言語にて規定された処理が再生環境の能力を
こえる場合であっても、より自然な再生を行う処にあ
る。
【0010】また、本発明の更に他の目的は、記憶媒体
のアクセス速度が異なる場合でも規定された再生手順に
従って再生可能とする処にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の如き目的を達成す
るため、本発明は、複数の情報データを記録媒体から再
生する再生手段と、前記複数の情報データの再生手順を
示すプログラムデータに従って前記再生手段により前記
複数の情報データを再生可能か否かを判別する判別手段
と、前記判別手段の判別結果に基づき、前記複数の情報
データの中から再生するべき情報データを選択する選択
手段と、前記選択手段により選択された情報データを再
生するよう前記再生手段を制御する制御手段とを備える
構成とした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0013】図1は本発明が適用される再生装置の構成
を示すブロック図である。本形態の記録再生装置は、M
PEG2−TSの形式で符号化され、光磁気ディスクに
記録された画像情報と音声情報とを再生するものであ
る。
【0014】まず、通常の再生動作について説明する。
【0015】図1において、再生部103はディスク1
01を駆動するためのメカニズム、及びディスク101
からデータを読み取るための周知の光ピックアップヘッ
ド等を有し、ディスク101に記録されているデータを
読み取ってバッファメモリ105に出力する。バッファ
メモリ105に記憶され再生データは所定のタイミング
で読み出され、デマルチプレクサ107に出力される。
【0016】デマルチプレクサ107は、再生データ中
に含まれるPAT,PMT等のプログラム仕様情報と各
TSパケットに含まれるパケットIDとに従って再生デ
ータ中の画像データと音声データを判別し、画像データ
を画像デコーダ109に出力すると共に、音声データを
音声デコーダ113に出力する。
【0017】また、デマルチプレクサ107は再生デー
タ中から、ディスク101に記録された画像、音声デー
タの再生手順を記述したプログラムデータを検出し、C
PU121に出力する。この、プログラムデータを用い
た再生動作については後述する。
【0018】画像デコーダ109はデマルチプレクサ1
07から出力された画像データをデコードし、画像処理
部111に出力する。画像処理部111は後述の如く再
生されたプログラムデータに従いCPU121から出力
される制御信号に基づき、デコードされた画像データの
表示位置の制御、特殊効果処理等を行い、出力部117
に出力する。
【0019】また、音声デコーダ113はデマルチプレ
クサ107から出力された音声データをデコードし、音
声処理部115に出力する。音声処理部115は後述の
如く再生されたプログラムデータに従いCPU121か
ら出力される制御信号に基づき、再生された音声データ
を処理して出力部117に出力する。出力部117は画
像処理部111からの画像データと音声処理部115か
らの音声データを外部モニタ119に適した形式に変更
し、出力する。
【0020】CPU121は操作部127による指示に
従って装置各部の動作を制御すると共に、再生されたプ
ログラムデータに従う再生手順にて画像データ、音声デ
ータを再生するよう装置各部の動作を制御する。また、
ROM123には再生装置100の再生環境を示すテー
ブルが記憶されている。CPU121はROM123に
記憶されているテーブルを参照するだけで、再生装置1
00の再生環境を確認することができる。
【0021】次に、本形態におけるプログラムデータに
ついて説明する。
【0022】本形態においては、一つの動画像ストリー
ム、音声ストリーム、あるいは、動画像と音声とが多重
されたストリームがそれぞれ一つのファイルとしてディ
スク101に記録されている。そして、プログラムデー
タはこれら動画像、音声データのファイルとは異なるフ
ァイルとして記録されている。
【0023】また、本形態では、プログラムデータは前
述のSMILにて記述されている。プログラムデータの
例を図2に示す。
【0024】図2では、4つの動画像ファイルの再生手
順を示している。
【0025】図2において、<layout>と</layout>に囲
まれた部分は表示領域を規定しており、図2では、area
1とarea2の表示領域を規定している。また、図2では、
その後で、wipe1という特殊効果について規定してお
り、ここでは、wipeで規定される処理を2秒間行うと規
定している。
【0026】次に、<par>と</par>に囲まれた部分は同
時に並行して再生されることを示し、<seq>と</seq>に
囲まれた部分は順番に再生されることを示している。
【0027】図2では、<seq>と</seq>で囲まれた部分
とsample3、sample4という2つの動画像ファイルを選択
し、sample4はbeginパラメータにて指定された期間、こ
こでは0.5秒間ファイルの先頭から経過した位置から
再生される。
【0028】また、<seq>と</seq>で囲まれた部分で
は、sample1のファイルの再生終了後にsample2のファイ
ルが再生され、sample1からsample2への切り替え時にwi
pe1で規定された特殊効果を実行する。
【0029】図2のプログラムデータに従って理想的に
4つの動画像データ(sample1,sample2,sample3,sample
4)を再生した場合の様子を図3に示す。
【0030】ここで、前述の通り、再生装置の能力の違
いにより、図2あるいは図3に示した理想的な再生を行
うことができないような状況も考えられる。
【0031】以下、本形態においては、このようにプロ
グラムデータに規定された理想的な再生動作を行うこと
ができない場合の処理について説明する。
【0032】図4はプログラムデータに基づいてディス
ク101からデータを再生する場合のCPU121の全
体の処理を説明するフローチャートである。
【0033】プログラムデータに基づく再生開始の指示
があると、CPU121はROM123に記憶された再
生環境を示すテーブルを参照し、再生装置100の再生
環境をチェックする(S401)。ここでいう再生環境
とは、アクセス時間、同時にデコード処理可能な動画像
ファイルの数や、特殊効果処理の能力等が含まれる。本
形態では、二つ以上の動画像データを同時にデコードで
きないものとし、また、特殊効果処理をリアルタイムに
実行できないものとする。
【0034】次に、ディスク101から再生され、メモ
リ125に記憶されている図2の如きプログラムデータ
の内容と、S401で得られた再生環境とに基づいて、
新たに再生スケジュールを示すタイムテーブルを生成
し、メモリ125に記憶する(S402)。そして、生
成されたタイムテーブルに従ってディスク101からデ
ータを再生する(S403)。
【0035】次に、S402のスケジュール生成処理に
ついて説明する。
【0036】図5はCPU121によるスケジュール生
成処理を示すフローチャートである。
【0037】スケジュール生成処理においては、まず、
メモリ125に記憶されているプログラムデータに基づ
き、プログラムデータにて記述されている全てのオブジ
ェクトの再生開始、終了時間を検出する(S501)。
そして、検出された再生開始、終了時間に基づいて、同
時に再生不能となるn個以上の同じ種類のオブジェクト
の同時再生が指定されているm個の期間Ptcを検出す
る(S502)。本形態では図6に示すように、二つ以
上の動画像データの同時再生が指定されている期間とし
て、P1、P2の二つの期間を検出する。
【0038】そして、変数tcを0にリセットし(S5
03)、変数tcに1を加え(S504)、各区間Pt
cにおいて再生するべきオブジェクトを決定する(S5
05)。その後、変数tcがS502にて求めた区間P
の総数mと同じになると、処理を終了する(S50
6)。
【0039】次に、S505の再生オブジェクト決定処
理について説明する。
【0040】本形態では、再生能力をこえる数のオブジ
ェクトの同時再生がプログラムデータにて指定されてい
る場合、決められた優先度に従ってその期間において再
生するべきオブジェクトを決定している。
【0041】即ち、複数のオブジェクトの再生開始タイ
ミングが同じ場合には、プログラムデータにおいて先に
記述されているオブジェクトを選択する。また、あるオ
ブジェクトの再生中、他のオブジェクトの再生が新たに
指定された場合には、この新たなオブジェクトを優先し
て再生する。
【0042】また、本形態では、再生するべきオブジェ
クトを決定する際、この優先度に加えて、再生装置10
0のアクセス速度も考慮している。
【0043】即ち、再生開始が指定されたオブジェクト
の再生期間がアクセス時間よりも短かった場合、ディス
ク上で指定されたオブジェクトのデータを読み出してデ
コードし、出力を行うまでの間に次のオブジェクトの再
生開始の指示がきてしまうことになる。その場合、先に
指定された、アクセス時間よりも短い再生期間のオブジ
ェクトは全く出力されないことになり、その分のディス
クに対するアクセスが全く無駄になってしまう。
【0044】そこで、本形態では、再生装置のアクセス
速度を考慮することで、優先度に従って選択されたオブ
ジェクトの再生期間が再生装置のアクセス時間よりも短
い場合にもこのような問題が起きないよう、再生するべ
きオブジェクトを指定している。なお、本形態では、ア
クセス速度を1秒としている。
【0045】次に、図5のステップS505における再
生オブジェクト決定処理について、図7のフローチャー
トを用いて説明する。図7は再生オブジェクト決定処理
におけるCPU121の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【0046】まず、ある区間Ptcにおいて再生が指示
されている各オブジェクト、即ち、例えば図6のP1に
おいては、sample1,sample3,sample4の3つの動画像デ
ータの再生開始、終了点を、メモリ125に記憶されて
いるプログラムデータに基づいて検出する(S70
1)。そして、この再生開始、終了点に基づき、区間P
tcを再生開始、終了点で分割した複数の部分Xに分割
する(S702)。
【0047】分割した例を図8に示す。
【0048】例えば、図6のP1に関して、再生開始、
終了点として、801,803,804を検出する。そ
して、本形態では、再生の部分X1については、再生装
置のアクセス速度を考慮し、再生開始点801から1秒
間となる802までを部分X1とし、X2、X3につい
ては、それぞれ802〜803の間、803〜804の
間としている。
【0049】複数の部分Xに分割した後、Xの変数td
を1とし(S703)、まず、優先度に従って部分Xt
d、ここではX1において再生すべきn個のオブジェク
ト、ここでは1つのオブジェクトを決定する(S70
4)。
【0050】本形態における優先度は以下の通りであ
る。
【0051】まず、同時に複数のオブジェクトの再生が
指示されている場合、先に記述されているものを優先す
る。また、再生時間が遅いものを優先する。
【0052】例えば、図8では、sample1とsample3は同
時に再生が指示されているが、先に記述されているsamp
le1を優先して出力する。
【0053】部分X1におけるオブジェクトが決定する
と、次に変数tdに1を加え、部分X2が1秒間以上あ
るか、即ちアクセス時間よりも長いか否かを判別する
(S705、S706)。部分Xtdが1秒以上の場
合、先に述べた優先度に従ってオブジェクトを選択する
(S707)。また、部分Xtdが1秒未満の場合、そ
の部分については、アクセスの変更を指示した場合であ
っても、実際に再生画像データが出力される前に次の部
分の再生指示がきてしまうため、直前の部分Xtd−1
で再生されていたオブジェクトをそのまま再生する(S
709)。
【0054】図8では、部分X2,X3共にアクセス時
間、つまり1秒以上であるため、部分X2、X3共にsam
ple4を選択する。また、オブジェクトの遷移タイミング
においては、前述のようにアクセス時間として1秒間を
要するため、この間、所定の画像を静止画像として出力
している。例えば、オブジェクトを切り替えるときに
は、直前の画面を静止画として出力するよう出力部11
7を制御すればよい。
【0055】そして、全てのtdが分割した部分の総数
pとなったら終了する(S708)。
【0056】図3に示した各オブジェクトの再生スケジ
ュールを前述のように変更した結果、本形態では図9に
示すように各オブジェクトを再生する。CPU121は
図9のす再生スケジュールを示すデータ、即ち、再生開
始からの再生期間と各再生期間において再生するべきオ
ブジェクトを指定したデータを生成し、メモリ125に
書き込む。
【0057】また、例えば、ディスク101から再生さ
れたプログラムデータにて指示されている内容が、図1
0の通りであった場合、CPU121は前述の通り、区
間P1を6つの部分X1〜X6に分割する。
【0058】そして、X1,X2についてはsample1を
選択するが、X3においては本来の優先度に従うとsamp
le4を選択するべきであるところ、部分X3の長さがア
クセス時間よりも短い0.5秒であるため、直前の部
分、ここでは部分X2にて選択されていたオブジェク
ト、即ちsample1を選択する。その後、部分X4におい
てはsample5を選択し、X6、X7においてはそれぞれs
ample4を選択する。
【0059】このように、本形態では、プログラムデー
タにて指定されているオブジェクトの再生機能が、再生
装置の能力を超えている場合、所定の優先度に従って再
生するべきオブジェクトを選択し、施すべき処理を決定
しているので、プログラムデータに指示されている機能
を実現可能な再生環境にない場合であって、より自然な
様子でオブジェクトの再生を行うことができる。
【0060】また、本形態では、アクセス時間を考慮し
て再生するべきオブジェクトを選択しているので、アク
セス時間が長い場合であっても無駄なサーチを行わずに
済み、より滑らかな再生画像を得ることができる。
【0061】なお、本形態では、アクセス時間を1秒と
したため、図8、あるいは図10においてX1の期間を
1秒間としたが、この期間は再生装置のアクセス速度に
従う長さとする。例えば、アクセス時間が0.5秒であ
った場合には、最初の部分X1を0.5秒間とする。ま
た、例えばアクセス時間が0.5秒であった場合には、
各部分Xの再生期間が0.5秒よりも短い場合には直前
の部分にて選択されていたオブジェクトを再生し、0.
5秒を超える場合には優先度に従って再生するべきオブ
ジェクトを選択する。
【0062】また、再生するべきオブジェクトを変更す
る際、変更する直前のオブジェクトの最後の画面を静止
画像としてアクセス時間に対応した期間出力していた
が、この間出力する画像は他の画像でもよく、例えば、
ユーザが予め選択しておいた画像や次のオブジェクトの
先頭画像を予め再生し、出力部117のメモリに記憶し
ておき、出力してもよい。
【0063】また、前述の実施形態では画像データの再
生処理について説明したが、音声データの場合にも同様
に処理を行うことができる。
【0064】また、前述の実施形態ではプログラムデー
タをSMILにて記述していたが、これ以外にも、XM
L(Extensible Markup Language)、SGML(Standard
Generalized Markup Language)、HTML(Hyper Text
Markup Language)等にて記述することも可能である。
【0065】また、本形態では画像、音声データのデコ
ード処理や合成処理等をハード構成にて実現したが、マ
イクロコンピュータを用いたソフトウェア処理にて実現
してもよい。また、この場合、再生装置の再生環境につ
いては、装置内のROMに予め記憶していたが、例え
ば、各ソフトウェアにおけるプログラムにてベンチマー
クテストを行うことで、再生環境の情報を得るようにし
てもよい。
【0066】また、前述の実施形態では、再生環境とし
て、再生時間(アクセス速度)やデコード能力等につい
てチェックしたが、これ以外にも、例えば、表示するた
めのモニタやグラフィックカードの能力、即ち表示解像
度やフレームレート、表示色数等の情報や、音声モニタ
における再生チャンネル数等の情報を考慮してもよい。
【0067】また、この場合、前記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、およびその
プログラムコードをコンピュータに供給するための手
段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体
は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶す
る記憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)デ
ィスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROM等を用いることができる。
【0068】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態で説
明機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコード
がコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーテ
ィングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等
の共同して上述の実施の形態で示した機能が実現される
場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に
含まれることは言うまでもない。
【0069】更に、供給されたプログラムコードがコン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、その
プログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボード
や機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一
部または全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0070】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、再
生装置の再生環境に応じた最適な再生処理を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される再生装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の装置にて扱うプログラムデータの記述例
を示す図である。
【図3】図2のプログラムデータに従う再生状態を示す
図である。
【図4】図1の装置によるプログラム再生処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】図4のスケジュール生成処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】図5の処理を説明するための図である。
【図7】図5のオブジェクト決定処理を説明するための
フローチャートである。
【図8】図7の処理を説明するための図である。
【図9】図4の処理により生成されたスケジュールに従
う再生処理の様子を示す図である。
【図10】他のプログラムデータによる再生処理の様子
を示す図である。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報データを記録媒体から再生す
    る再生手段と、 前記複数の情報データの再生手順を示すプログラムデー
    タに従って前記再生手段により前記複数の情報データを
    再生可能か否かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づき、前記複数の情報デー
    タの中から再生するべき情報データを選択する選択手段
    と、 前記選択手段により選択された情報データを再生するよ
    う前記再生手段を制御する制御手段とを備える再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は前記プログラムデータに
    従って前記再生手段により前記複数の情報データを同時
    に再生可能か否かを判別することを特徴とする請求項1
    記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、前記プログラムデータ
    によって同時再生が指定されている複数の前記情報デー
    タのうち、より後から再生開始が指定されている情報デ
    ータを選択することを特徴とする請求項2記載の再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、所定の優先度に従って
    前記複数の情報データの中から再生するべき情報データ
    を選択することを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  5. 【請求項5】 前記判別手段は、前記プログラムデータ
    と前記再生手段による前記記録媒体に対するアクセス速
    度とに基づいて前記判別処理を行うことを特徴とする請
    求項1記載の再生装置。
  6. 【請求項6】 前記判別手段は、前記再生手段が前記記
    録媒体より同時に再生可能な前記情報データの数に基づ
    いて前記判別処理を行うことを特徴とする請求項1記載
    の再生装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の情報データは符号化されてお
    り、前記再生手段は前記情報データを復号する復号手段
    を含むことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段は前記復号手段が前記複数
    の情報データを同時に復号可能か否かを判別することを
    特徴とする請求項7記載の再生装置。
  9. 【請求項9】 前記選択手段は前記プログラムデータに
    従う再生期間を複数の期間に分割し、前記複数の期間に
    おいて、それぞれ前記判別手段の判別結果に基づいて前
    記複数の情報データから再生するべき情報データを選択
    することを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の情報データは画像データを
    含み、前記制御手段は、前記複数の期間のうち連続する
    二つの期間において選択された画像データが変更される
    場合、変更される直前に再生されていた画像データのう
    ちの一画面を変更後の画像データが再生されるまでの間
    出力するよう前記再生手段を制御することを特徴とする
    請求項9記載の再生装置。
  11. 【請求項11】 前記選択手段は、前記複数の期間にお
    いてそれぞれ所定の優先度に従って再生するべき情報デ
    ータを選択することを特徴とする請求項9記載の再生装
    置。
  12. 【請求項12】 前記選択手段は更に、前記再生手段に
    よる前記記録媒体に対するアクセス時間に基づいて再生
    するべき情報データを選択することを特徴とする請求項
    11記載の再生装置。
  13. 【請求項13】 前記選択手段は、前記複数の期間がそ
    れぞれ前記アクセス時間よりも短い場合には、前記優先
    度にかかわらず直前の期間にて選択されていた情報デー
    タを選択することを特徴とする請求項12記載の再生装
    置。
  14. 【請求項14】 前記判別手段は、前記再生手段の再生
    能力を示す能力データに基づいて前記判別処理を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  15. 【請求項15】 前記判別手段は前記能力データを記憶
    したメモリを有し、前記メモリに記憶された能力データ
    を用いて前記判別処理を行うことを特徴とする請求項1
    0記載の再生装置。
  16. 【請求項16】 前記判別手段はベンチマーク処理を行
    うことにより前記能力データを得ることを特徴とする請
    求項10記載の再生装置。
  17. 【請求項17】 前記再生手段は更に、前記プログラム
    データを前記記録媒体から再生することを特徴とする請
    求項1記載の再生装置。
  18. 【請求項18】 前記記録媒体はディスク状記録媒体を
    含むことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  19. 【請求項19】 複数の情報データを記録媒体から再生
    する再生手段と、 前記複数の情報データの再生手順を示すプログラムデー
    タと前記再生手段の再生能力とに基づき、前記複数の情
    報データの中から再生するべき情報データを選択する選
    択手段と、 前記選択手段により選択された情報データを再生するよ
    う前記再生手段を制御する制御手段とを備える再生装
    置。
  20. 【請求項20】 前記再生能力は同時に再生可能な前記
    情報データの数を含むことを特徴とする請求項19記載
    の再生装置。
  21. 【請求項21】 前記再生能力は前記記録媒体より実質
    的に同時に読み出し可能な前記情報データの数を含むこ
    とを特徴とする請求項19記載の再生装置。
  22. 【請求項22】 前記情報データは符号化されており、
    前記再生能力は前記再生手段により実質的に同時に復号
    可能な前記情報データの数を含むことを特徴とする請求
    項19記載の再生装置。
  23. 【請求項23】 前記情報データは画像データを含み、
    前記再生能力は再生された前記画像データに対する特殊
    効果処理の能力を含むことを特徴とする請求項19記載
    の再生装置。
  24. 【請求項24】 前記再生手段は再生された前記情報デ
    ータを外部モニタに出力する出力部を有し、前記再生能
    力は前記外部モニタに対する前記出力部の情報データの
    出力条件を含むことを特徴とする請求項19記載の再生
    装置。
  25. 【請求項25】 記録媒体に記録された複数の情報デー
    タの再生手順を示すプログラムデータに従って前記複数
    の情報データを再生する装置であって、 前記プログラムデータと前記装置の再生環境とに基づい
    て前記複数の情報データの中から再生すべき情報データ
    を選択し、この選択された情報データを再生することを
    特徴とする再生装置。
  26. 【請求項26】 複数の情報データを記録媒体から再生
    する再生方法において、 前記複数の情報データの再生手順を示すプログラムデー
    タに従い前記複数の情報データを再生可能か否かを判別
    し、 前記判別結果に基づき、前記複数の情報データの中から
    再生するべき情報データを選択し、 前記選択された情報データを再生する再生方法。
  27. 【請求項27】 複数の情報データを記録媒体から再生
    する方法において、 前記複数の情報データの再生手順を示すプログラムデー
    タと前記再生手段の再生能力とに基づき、前記複数の情
    報データの中から再生するべき情報データを選択し、前
    記選択された情報データを再生する再生方法。
  28. 【請求項28】 記録媒体に記録された複数の情報デー
    タの再生手順を示すプログラムデータに従って前記複数
    の情報データを再生する方法であって、 前記プログラムデータと前記装置の再生環境とに基づい
    て前記複数の情報データの中から再生すべき情報データ
    を選択し、この選択された情報データを再生することを
    特徴とする再生方法。
  29. 【請求項29】 請求項26から請求項28に記載の方
    法をコンピュータを用いて実現するためのプログラムを
    記憶した記憶媒体。
JP2000323981A 2000-10-24 2000-10-24 再生装置、再生方法、及び記憶媒体 Withdrawn JP2002135691A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000323981A JP2002135691A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 再生装置、再生方法、及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000323981A JP2002135691A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 再生装置、再生方法、及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002135691A true JP2002135691A (ja) 2002-05-10

Family

ID=18801581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000323981A Withdrawn JP2002135691A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 再生装置、再生方法、及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002135691A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007073178A (ja) * 2006-10-11 2007-03-22 Sony Corp 記録装置、再生装置、記録方法、再生方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007073178A (ja) * 2006-10-11 2007-03-22 Sony Corp 記録装置、再生装置、記録方法、再生方法
JP4661760B2 (ja) * 2006-10-11 2011-03-30 ソニー株式会社 記録装置、再生装置、記録方法、再生方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4421156B2 (ja) 画像再生装置および画像記録再生装置
JP4270379B2 (ja) デジタル情報の効率的な伝送および再生
US8886010B2 (en) Apparatus and method for decoding data for providing browsable slide show, and data storage medium therefor
JP2006520986A (ja) ストリームバッファチャネル用のcpiデータ
US20040190405A1 (en) Information playback apparatus and information playback method
US7359621B2 (en) Recording apparatus
US6111592A (en) DMA data transfer apparatus, motion picture decoding apparatus using the same, and DMA data transfer method
EP1744553A1 (en) Recording/reproduction/edition device
US6718119B1 (en) Video/audio decoding apparatus and method
JP4613000B2 (ja) 再生装置
KR20040086877A (ko) 동영상 데이터 및 부가 데이터를 저장한 정보 저장 매체,그 재생 장치 및 방법
JP2006221750A (ja) 情報記録媒体及び情報再生装置及び情報記録方法
KR100537393B1 (ko) 기록 방법, 기록 매체 및 기록 장치
WO2005043901A1 (ja) レジューム再生システム
JP2002135691A (ja) 再生装置、再生方法、及び記憶媒体
JP3403870B2 (ja) メニューストリーム作成装置
JP2006049988A (ja) デジタルデータ記録再生装置
JP3177470B2 (ja) 再生装置
JP2003324690A (ja) 映像記録再生装置
JP2005051631A (ja) プログラム、データ処理方法およびその装置
WO2006101053A1 (ja) 記録装置、再生装置、記録媒体、記録方法、及びlsi
JP3436818B2 (ja) コンピュータシステムおよび動画再生方法
JP4425134B2 (ja) デジタルコンテンツ分割装置、デジタルコンテンツ再生装置、及びデジタルコンテンツ分割方法
JP4441572B2 (ja) 記録装置
JP4314923B2 (ja) プログラム、データ処理方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080108