JP2002135611A - 色校正用カラーチャートおよびカラー画像出力装置 - Google Patents

色校正用カラーチャートおよびカラー画像出力装置

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JP2002135611A
JP2002135611A JP2000325319A JP2000325319A JP2002135611A JP 2002135611 A JP2002135611 A JP 2002135611A JP 2000325319 A JP2000325319 A JP 2000325319A JP 2000325319 A JP2000325319 A JP 2000325319A JP 2002135611 A JP2002135611 A JP 2002135611A
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chart
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JP2000325319A
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Etsuko Sato
悦子 佐藤
Seiichiro Hiratsuka
誠一郎 平塚
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像出力機器の色校正を行うにあたっ
て、簡単で、わかりやすい色校正を提供する。 【解決手段】 基準となる階調変調方式と、実際のカラ
ープリンタで印字に用いる階調変調方式の2種類の階調
変調方式を用いて再現された領域がランダムに分配さ
れ、それを背景として数字が重畳された色校正用カラー
チャート21を用い、重畳された数字がはっきり見える
数字を選択し、その数字からプリンタエンジンのγ補正
テーブルを再計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー出力機器の
設置環境による色再現特性の変化を校正する色校正用カ
ラーチャートおよびカラー画像出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの演算能力の向上、
ネットワーク技術の進歩に合わせて、画像をデジタルデ
ータとして取り扱う機会が急速に増加してきている。ス
キャナなどを用いてデジタルデータ化された画像情報
は、コンピュータ上で編集加工したり、さらには文字や
イラスト等のデータを付加することも比較的容易に行え
る。このようなデジタル化された画像情報に基づいたハ
ードコピーを作成するものとして、インクジェットプリ
ンタ、カラーレーザプリンタ、昇華型熱転写プリンタ、
溶融型熱転写プリンタなどが挙げられる。
【0003】これらのプリンタは、数ミクロンから数1
0ミクロンのドットを用いて、面積階調変調により、階
調表現を行っている。多値である1画素毎のデジタルデ
ータをドットを打つか打たないかの二値に変換する。
【0004】図14に本発明の従来の技術における階調
再現技術として基本的なディザ法を示す概念図を示す。
【0005】この図14においては、左側から右側にか
けて、デジタルデータ値の原画像45、ディザマトリッ
クス46、ならびに出力画像47をそれぞれ示してお
り、塗りつぶされているセルが、プリンタでドットを打
つ場所である。原画像45のセルの値が、それに対応す
るディザマトリックス46のセルの値より大きければ、
ドットを打つ。ここで、図14に示したのは原画像が1
6値の場合である。
【0006】ディザマトリックスのパターンは、ドット
集中型、渦巻き型、網点型など多くのマトリックスが提
案されている。プリンタから出力される階調再現は、こ
のディザ法などの階調変調技術の特徴とプリンタ印字機
構の機械的、光学的精度の特性により異なる。すなわ
ち、画像の入力濃度信号と出力濃度の特性は、それぞれ
のディザマトリックスによって異なる。
【0007】さらに、図15に、あるカラープリンタの
階調変調方式の出力濃度特性線を示す。
【0008】横軸はプリンタへの入力濃度信号の値を示
し、縦軸は入力濃度信号に対する出力濃度の値を示す。
出力濃度は、濃度計などで測定された値である。図中の
折れ線はカラープリンタ階調変調方式の出力濃度特性線
16であり、直線は入力濃度信号に対して出力濃度が比
例している理想線17を示す。通常、入力濃度信号に対
して出力濃度は比例していることが望まれる。
【0009】図15において、入力濃度信号が値18の
場合、出力したい濃度は値19である。値19の出力濃
度を得るためには、値20の濃度信号を入力しなければ
ならない。これら値18と値20との関係を全入力濃度
信号で得、テーブルを作成する。
【0010】このテーブルを用い、入力濃度信号を出力
したい濃度を出力できる入力濃度信号に変換する。この
処理を、プリンタエンジンγ補正処理という。この処理
によって、入力濃度に対して比例した出力濃度を得るこ
とができる。
【0011】しかしながら、出力濃度特性は、前述のよ
うにプリンタの特性により異なるが、その特性が設置環
境、使用年数によっても変化する。そこで、プリンタの
出力濃度特性の変化を校正する方法が考えられてきてい
る。
【0012】以下に従来の方法を説明する。
【0013】図16にCMYK各単色の中間調の校正用
カラーチャートを示す。校正用のカラーチャートをプリ
ンタから出力する。その出力結果と、図17に示す予め
供給してあるCMYK各単色の色見本との濃度が一致す
るパッチをユーザがカラーチャートの中から選びだす。
【0014】その選び出したパッチの調整値をCMYK
各色で入力する。パッチの調整値は点線48で囲んであ
る中の数値である。この調整値を入力することによって
現像バイアス電圧などを各単色で調整し、各単色での濃
度を補正する。
【0015】上記方法により、校正用カラーチャートを
出力したときのプリンタの状態において、CMYK各単
色の出力濃度の校正を行うことができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような濃度の比較をユーザの視覚で判定する色校正方法
では、プリンタから出力された校正用チャートと出力色
見本との比較が、微小の濃度変化の範囲で判断しなけれ
ばならず、ユーザによる判断が困難であり、チャートの
選択の判断が難しく、わかりにくいという問題がある。
【0017】そこで、本発明は、異なる階調変調方式を
含むカラーチャートを用いることにより、より簡単に校
正値が判断できる色校正用カラーチャートおよびカラー
画像出力装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の色校正カラーチャートは、少なくとも2種
類以上の階調再現方法で再現される領域からなり、前記
領域にパターンを重畳しているものである。
【0019】これにより、各階調再現方法で再現される
領域の中にパターンの形を認識することにより、色校正
値を簡単に判断することができる。
【0020】また、この課題を解決するために、本発明
の色校正カラーチャートは、前記2種類以上の階調再現
方法で再現される領域がランダムに配置されているもの
である。
【0021】これにより、規則正しく配置されたチャー
トよりも重畳したパターンが判別しにくくなり、パター
ンが判別できる各階調再現方法でされる領域の濃度差の
範囲を小さくし、より精度を上げた判定が可能になる。
【0022】さらに、この課題を解決するために、本発
明の色校正カラーチャートは、前記重畳するパターンが
数字よりなるものである。
【0023】これにより、数字をそのまま色校正用のパ
ラメータとして用いることができる。
【0024】また、この課題を解決するために、本発明
の色校正カラーチャートは、前記重畳するパターンの濃
度レベルが、2種類以上の階調再現方法で再現される領
域の濃度レベルと異なるものである。
【0025】これにより、パターンを認識することがで
きる。
【0026】さらに、この課題を解決するために、本発
明の色校正カラーチャートは、前記2種類以上の階調再
現方法で再現される領域の幅が、重畳するパターンの幅
の1/2から2倍であるものである。
【0027】これにより、パターンが判別できる各階調
再現方法でされる領域の濃度差の範囲を小さくし、より
精度を上げた判定が可能になる。
【0028】また、この課題を解決するために、本発明
の色校正カラーチャートは、前記2種類以上の階調再現
方法の中の一つの階調再現方法で再現される領域の濃度
レベルが一定であるものである。
【0029】これにより、一つの濃度を基準として、基
準とする濃度での一致が簡単に判定できる。
【0030】さらに、この課題を解決するために、本発
明のカラー画像出力装置は、色校正用カラーチャートを
出力するカラーチャート出力手段と、色校正用カラーチ
ャートの重畳されたパターンを選ぶパターン選択手段
と、選択パターンの情報を入力するパターン情報入力手
段と、入力情報に従って出力特性補正用係数を再計算す
る補正処理手段とを有するものである。
【0031】これにより、簡単にパターンを選択でき、
容易に色校正が可能になる。
【0032】また、この課題を解決するために、本発明
のカラー画像出力装置は、前記カラーチャート出力手段
が、初回の電源入力時に必ずカラーチャートを出力する
ように設定されているものである。
【0033】これにより、出荷後のカラー画像出力装置
の設置状態に合わせた色校正が忘れずに行うことができ
る。
【0034】さらに、この課題を解決するために、本発
明のカラー画像出力装置は、データの制御を行うドライ
バによって色校正用カラーチャートを出力するカラーチ
ャート出力設定手段を有するものである。
【0035】これにより、色校正用カラーチャート出力
をコンピュータなどの端末によって処理できる。
【0036】また、この課題を解決するために、本発明
のカラー画像出力装置は、前記パターン情報入力手段
が、スイッチボタンによってパターン情報を入力する構
成よりなるものである。
【0037】これにより、カラー画像出力装置のみで簡
単に色校正が可能になる。
【0038】さらに、この課題を解決するために、本発
明のカラー画像出力装置は、前記パターン情報入力手段
が、データの制御を行うドライバによってパターン情報
を入力するものである。
【0039】これにより、パターン情報の入力をコンピ
ュータなどの端末によって処理できる。
【0040】また、この課題を解決するために、本発明
のカラー画像出力装置は、前記補正処理手段により、再
計算された出力特性補正用係数と再計算前の出力特性補
正用係数とを少なくとも1つ以上保持しておく記憶手段
を有するものである。
【0041】これにより、色校正されたデータが正常に
処理されなかった場合でも前の出力特性補正用係数を持
っておくことにより、校正開始前の状態が保持できる。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
少なくとも2種類以上の階調再現方法で再現される領域
からなり、領域にパターンを重畳していることを特徴と
する色校正用カラーチャートであり、各階調再現方法で
再現される領域の中にパターンの形を認識することによ
り、色校正値を簡単に判断できるという作用を有する。
【0043】また、本発明の請求項2記載の発明は、請
求項1記載の発明において、2種類以上の階調再現方法
で再現される領域がランダムに配置されていることを特
徴とする色校正用カラーチャートであり、規則正しく配
置されたチャートよりも、重畳したパターンが判別しに
くくなり、パターンが判別できる各階調再現方法でされ
る領域の濃度差の範囲を小さくし、より精度を上げた判
定が可能になるという作用を有する。
【0044】さらに、本発明の請求項3記載の発明は、
請求項1記載の発明において、重畳するパターンが数字
であることを特徴とする色校正用カラーチャートであ
り、数字をそのまま色校正用のパラメータとして用いる
ことができるという作用を有する。
【0045】また、本発明の請求項4記載の発明は、請
求項1記載の発明において、重畳するパターンの濃度レ
ベルが、2種類以上の階調再現方法で再現される領域の
濃度レベルと異なることを特徴とする色校正用カラーチ
ャートであり、パターンを認識することができるという
作用を有する。
【0046】さらに、本発明の請求項5記載の発明は、
請求項1記載の発明において、2種類以上の階調再現方
法で再現される領域の幅が、重畳するパターンの幅の1
/2から2倍であることを特徴とする色校正用カラーチ
ャートであり、パターンが判別できる各階調再現方法で
される領域の濃度差の範囲を小さくし、より精度を上げ
た判定が可能になるという作用を有する。
【0047】また、本発明の請求項6記載の発明は、請
求項1記載の発明において、2種類以上の階調再現方法
の中の一つの階調再現方法で再現される領域の濃度レベ
ルが一定であることを特徴とする色校正用カラーチャー
トであり、一つの濃度を基準として、基準とする濃度で
の一致が簡単に判定できるという作用を有する。
【0048】さらに、本発明の請求項7記載の発明は、
色校正用カラーチャートを出力するカラーチャート出力
手段と、色校正用カラーチャートの重畳されたパターン
を選ぶパターン選択手段と、選択パターンの情報を入力
するパターン情報入力手段と、入力情報に従って出力特
性補正用係数を再計算する補正処理手段とを有すること
を特徴とするカラー画像出力装置であり、簡単にパター
ンを選択でき、容易に色校正が可能になるという作用を
有する。
【0049】また、本発明の請求項8記載の発明は、請
求項7記載の発明において、カラーチャート出力手段
が、初回の電源入力時に必ずカラーチャートを出力する
ように設定されていることを特徴とする色校正装置であ
り、出荷後のカラー画像出力装置の設置状態に合わせた
色校正が忘れずに行うことができるという作用を有す
る。
【0050】さらに、本発明の請求項9記載の発明は、
請求項7記載の発明において、データの制御を行うドラ
イバによって色校正用カラーチャートを出力するカラー
チャート出力設定手段を有することを特徴とする色校正
装置であり、色校正用カラーチャート出力をコンピュー
タなどの端末によって処理できるという作用を有する。
【0051】また、本発明の請求項10記載の発明は、
請求項7記載の発明において、パターン情報入力手段
が、スイッチボタンによってパターン情報を入力する構
成よりなることを特徴とする色校正装置であり、カラー
画像出力装置のみで簡単に色校正が可能になるという作
用を有する。
【0052】さらに、本発明の請求項11記載の発明
は、請求項7記載の発明において、パターン情報入力手
段が、データの制御を行うドライバによってパターン情
報を入力することを特徴とする色校正装置であり、これ
を用いることにより、パターン情報の入力をコンピュー
タなどの端末によって処理できるという作用を有する。
【0053】また、本発明の請求項12記載の発明は、
請求項7記載の発明において、補正処理手段により、再
計算された出力特性補正用係数と再計算前の出力特性補
正用係数とを少なくとも1つ以上保持しておく記憶手段
を有することを特徴とする色校正装置であり、色校正さ
れたデータが正常に処理されなかった場合でも前の出力
特性補正用係数を記憶しておくことにより、校正開始前
の状態が保持できるという作用を有する。
【0054】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図13を用いて説明する。なお、これらの図面にお
いて同一の部材には同一の符号を付しており、また、重
複した説明は省略されている。
【0055】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるカラー画像出力装置を示す構成図、図2は
同カラープリンタのカラープリンタ色補正処理部を示す
構成図、図3は同エンジンγ補正用カラーチャート、図
4は同色校正用カラーチャート、図5は同色校正処理の
フローチャート、図6は同カラープリンタの設定パネル
を示す説明図、図7は同カラープリンタのカラーチャー
ト出力設定画面を示す説明図、図8は同カラープリンタ
のカラーチャート判定値設定画面を示す説明図、図9は
同色校正前後の出力濃度特性線を示すグラフ、図10は
同色校正前後の入力濃度信号と出力濃度の値を示す説明
図である。
【0056】本実施の形態1において、カラー画像出力
装置は、図1に示すように、カラーディスプレイ1、コ
ンピュータ2、ならびにカラープリンタ(カラーチャー
ト出力手段)3から構成されている。
【0057】カラーディスプレイ1は、画面上にカラー
画像など、またはアプリケーション等のグラフィックユ
ーザインターフェース(以下、「GUI」という。)を
表示し、RGB信号によって色を表示している。
【0058】コンピュータ2は、カラー画像の色調整を
行い、RGB信号を再計算したり、色信号の入出力の制
御を行う。カラープリンタ3は、コンピュータ2から送
信されたカラー画像RGB信号をCMYK濃度信号に変
換し、カラー画像を出力するカラープリンタである。
【0059】また、カラープリンタ3に設けられたカラ
ープリンタ色補正処理部の構成を図2に示す。
【0060】カラープリンタ色補正処理部は、濃度変換
処理部5R,5G,5B、プリンタ色補正処理部7、エ
ンジンγ補正処理部(補正処理手段)9C,9M,9
Y,9K、および階調変調処理部11から構成されてい
る。
【0061】濃度変換処理部5R,5G,5Bは、カラ
ー画像信号RGBを濃度信号に変換する。プリンタ色補
正処理部7は、RGB濃度信号DrDgDbから、プリ
ンタのCMYの濃度を計算する。このプリンタ色補正処
理部7における色補正処理は、3列3行の行列演算で行
うマスキング方法、3次元参照テーブル補間方法などで
行われる。
【0062】エンジンγ補正処理部9C,9M,9Y,
9K、は、プリンタの階調再現を線形に補正する処理を
行う。階調変調処理部11は、0から255の多値の値
を二値に変換し、濃度をドットの面積階調によって表現
するカラープリンタ3で処理される値に変換する。
【0063】ここで、図2を用いてカラープリンタ色補
正処理部の各処理について説明する。
【0064】まず、コンピュータ2から出力されたRG
Bの値であるカラー画像信号4R、4G、4Bは、濃度
変換処理部5R,5G,5Bによって輝度データから濃
度データに変換される。その変換式は次式で表される。
【0065】 dx=255/dmax・log(X/255) (式1) ただし、dxは、濃度データでdr、dg、dbを示
し、Xは、輝度データでR、G、Bを示す。
【0066】この式1によりRGB輝度信号はRGB濃
度信号Dr,Dg,Dbに変換される。
【0067】そして、濃度変換処理部5R,5G,5B
から出力された濃度信号6Dr,6Dg,6Dbは、プ
リンタ色補正処理部7によってCMYの濃度が計算さ
れ、濃度信号8C,8M,8Y,8Kとして出力され
る。
【0068】その後、エンジンγ補正処理部9C,9
M,9Y,9Kによって、プリンタの階調再現が線形に
補正され、CMYK濃度10C,10M,10Y,10
Kとして出力される。
【0069】階調変調処理部11は、0から255の多
値からなるCMYK濃度10C,10M,10Y,10
Kを二値の値に変換し、濃度をドットの面積階調によっ
て表現するカラープリンタ3で処理される値に変換す
る。
【0070】この変換された値に基づいてC、M、Y、
Kの各ドットでカラー画像がカラープリンタ3によって
再現される。また、色校正は、エンジンγ補正係数を再
計算することによって行われる。
【0071】以下に、出荷時、最初に組み込まれるエン
ジンγ補正係数の算出方法について説明する。
【0072】図3にエンジンγ補正係数算出用に用いる
カラーチャートを示す。このカラーチャート13は、C
MYK各単色で印字される。
【0073】この図において、左端には、出力する最大
濃度255の値を入れたときのカラーパッチ14、右端
には何も印字されていない紙白15を示している。カラ
ーパッチ14から白紙15の間のカラーパッチは0から
255の濃度レベルを等分割にしたレベルのカラーパッ
チである。
【0074】図15にカラーチャート13における各カ
ラーパッチの濃度測定のグラフを示す。また、図15に
おける構成、ならびに図15から作成したエンジンγ補
正テーブルは、従来の技術と同様であるから説明を省略
する。
【0075】そして、作成したエンジンγ補正テーブル
は、カラープリンタが保持するメモリ(記憶手段)など
に格納されており、エンジンγ補正処理を行う場合にア
クセスされる。
【0076】次に、本発明の実施の形態1におけるエン
ジンγ補正係数の校正方法について説明する。
【0077】図4に色校正用のチャートを示す。この図
4の色校正用のチャートにおいて、各色校正用カラーチ
ャート21の領域の中で領域22が、プリンタの印字で
用いている階調変調方式である印字用階調変調方式によ
って再現されている。
【0078】領域23が印字用階調変調方式とは別の階
調変調方式で印字用の階調変調方式と比較のときに基準
となる基準階調変調方式で再現されている。各領域は、
各カラーパッチ内でランダムに配置されている。
【0079】基準階調変調方式の領域の濃度は常に一定
にしておき、各カラーパッチ毎に印字用階調変調方式の
領域の濃度を変化させて、印字している。また、各カラ
ーパッチには数字が重畳されている。重畳される数字の
濃度は、基準階調変調方式の領域の濃度と印字用階調変
調方式の領域の濃度とは異なる。
【0080】基準階調変調方式の領域の濃度信号をD
s、印字用階調変調方式の領域の濃度信号をDp、数字
の領域の濃度信号をDnとすると、数字の領域の中で、
基準階調変調方式の領域の濃度信号はDs+Dn、印字
用階調変調方式の領域の濃度信号はDp+Dnとなる。
【0081】色校正用カラーチャート21の中で、’
4’、’5’、’8’、’7’の数字が重畳されている
パッチは数字が認識しにくい。これは、基準階調変調方
式の領域の濃度と印字用階調変調方式の領域の濃度が大
きく異なるため、各領域が作るランダムなパターンに数
字が埋もれてしまうためである。
【0082】一方、カラーパッチの中で、’6’の数字
は、はっきり認識される。これは各階調変調方式が再現
する濃度がほぼ一致し、重畳された数字の濃度が認識さ
れるためである。
【0083】このカラーチャートを用いたエンジンγ補
正テーブルの校正方法について説明する。
【0084】図5にカラーチャートを用いたエンジンγ
補正テーブル校正方法のフローチャートを示す。このフ
ローチャートに従って、エンジンγ補正テーブル校正方
法を説明する。
【0085】まず、カラーチャートをカラープリンタ3
で印字する(ステップS101)。カラープリンタ3は
出荷時に、電源入力時、カラーチャートが出力する設定
になっている。出力設定を変更するには、カラープリン
タに設置された設定パネル(パターン選択手段、パター
ン情報入力手段)により行う。
【0086】設定パネルは、図6に示すように、液晶画
面24、メニューキー25、マイナス(−)キー26、
プラス(+)キー27、および決定キー28から構成さ
れている。
【0087】液晶画面24は、プリンタの設定状態を表
示する。メニューキー25は、該メニューキー25を押
すことによって液晶画面24にメニュー画面が表示され
る。マイナスキー26、プラスキー27は、メニュー画
面の中の項目を選択するためのカーソルを移動する。決
定キー28は、メニュー項目を選択し、カーソルを移動
したら決定キーを押して、その選択を決定する。
【0088】図7にカラーチャートの出力設定画面の一
例を示す。
【0089】図7(a)はメニュー画面を示しており、
メニューの’カラーチャート出力設定’にマイナスキー
26、プラスキー27でカーソルを移動し、決定キー2
8を押す。
【0090】そうすると、図7(b)に示すような画面
が表示される。画面上では、すでに設定されているほう
にカーソルがある。この場合は電源入力時にカラーチャ
ートを出力する設定となっており、ONの方にカーソル
がある。
【0091】この設定をOFFにする場合には、マイナ
スキー26、プラスキー27を押し、OFFにカーソル
を移動し、決定キー28を押す。以上で、電源入力時に
カラーチャートは印字されなくなる。
【0092】そして、出力されたカラーチャートを見
て、最もはっきり見える数字を判定する(ステップS1
02)。図4に示すチャートでは、’7’を判定値とす
る。
【0093】判定された値を図6で示した設定パネルに
よってプリンタに入力する(ステップS103)。カラ
ーチャートが出力された時点で、設定パネルの液晶画面
24には図8(a)に示される画面が表示される。シア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各設定値が表示さ
れている。
【0094】マイナスキー26、プラスキー27によ
り、数値をステップS102の処理において判定した判
定値にし、決定キー28を押す。この決定キー28が押
されると、カーソルは次の色の設定値に移動する。シア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラックの順に設定値のカー
ソルが移動する。
【0095】ブラックの設定が終わり決定キーが押され
たら、図8(b)の画面が液晶画面24に表示される。
設定が終了したら、’YES’にカーソルをマイナスキ
ー26、プラスキー27で移動し、決定キー28を押
す。
【0096】設定を修正したい場合は、’NO’にカー
ソルをマイナスキー26、プラスキー27で移動し、決
定キー28を押す。この場合、図8(a)の画像が表示
され、前記の通り、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラ
ックの順に設定値を入力する。
【0097】そして、すでに登録してある値とステップ
S103の処理にて入力した値とが等しいかを比較する
(ステップS104)。等しければ、処理が終了し、等
しくなければ、変更された設定値を用いて、エンジンγ
補正テーブルの再計算を行う(ステップS105)。
【0098】図9に印字用階調変調方式と基準階調変調
方式の出力濃度特性を示す。横軸は入力濃度信号を示し
ており、各CMYK信号の値を示す。縦軸は、色彩計で
測定された濃度の大きさを示している。
【0099】三角形を結んだ実線は、印字用階調変調方
式の出力濃度特性線29を示す。四角形を結んだ小さい
間隔の点線は、基準階調変調方式の出力濃度特性線30
である。
【0100】黒丸31は、色校正用カラーチャート21
において基準階調変調方式の領域の入力濃度信号Dsと
濃度Dsoを示す点である。黒三角形32は、印字用階
調変調方式の領域の入力濃度信号Dp1とプリンタで再
現される濃度を示す点である。
【0101】図示した印字用階調変調方式の出力濃度特
性線29と基準階調変調方式の出力濃度特性線30は、
プリンタ出荷時の特性線である。黒四角形33は、色校
正用カラーチャート21をプリンタで出力して得られた
判定値から計算された入力濃度信号Dp2と出力濃度を
示す点である。
【0102】基準階調変調方式はプリンタの設置環境
や、状況によってほとんど出力特性は変わらないので、
常に入力濃度信号Dsと出力濃度Dsoの関係は変わら
ないものとする。
【0103】出力濃度Dsoを再現する印字用階調変調
方式の入力濃度信号がDp1からDp2に変化したこと
を示している。
【0104】色校正用カラーチャート21は、入力濃度
信号Dsを基準としてその位置での入力信号の数字を5
としている。数字5に対して数が大きくなっていく方向
に印字用階調変調方式の領域の濃度信号Dpは小さくな
っている。
【0105】印字用階調変調方式の領域の濃度Dpと数
字nとの関係を式2に示す。
【0106】 Dp=Ds+ΔD・(5−n) (式2) ΔDはチャートを作るとき濃度間隔であり、基準階調変
調方式と印字用階調変調方式の階調再現に依存する。本
実施の形態1では、ΔDは16とし、判定値’6’をn
に代入してDp2=112となる。
【0107】印字用階調変調方式でDsoの濃度を出力
する入力信号のレベルは、Dp1からDp2に変化して
いる。この変化したときの特性線を算出する。
【0108】図10にエンジンγ補正係数算出用に用い
るカラーチャートの入力濃度信号と出力濃度の関係のテ
ーブルを示す。図10(a)は色校正前のテーブルを示
す。各入力濃度信号に対する出力濃度が格納されてい
る。図10(b)は色校正後のテーブルである。Dso
の濃度を再現できる入力濃度信号のレベルがDp1から
Dp2に変化している。この値を、各テーブルの入力濃
度信号のレベルを変えることにより、特性線を求める。
【0109】入力濃度信号Diと変化量ΔDiの関係を
式3に示す。
【0110】 ΔDi=a・Di2・(Di−255)2 (式3) aは定数で、Dp1、Dp2の値により、式4によって
求められる。
【0111】 a=ΔDi/(Di2・(Di−255)2) =(Dp1−Dp2)/ (Dp12・(Dp1−255)2) (式4) 以上の方法により、求められた特性線が図9のアスタリ
スクを結んだ大きい間隔の点線34である。この特性線
より、図15の方法からエンジンγ補正テーブルを求め
る。
【0112】そして、ステップS105の処理において
計算されたエンジンγ補正テーブルと、旧エンジンγ補
正テーブルを置き換える(ステップS106)。これら
ステップS101〜S106の処理により、色校正の処
理が行われることになる。
【0113】それにより、本実施の形態1においては、
現状のカラープリンタ3に適当なエンジンγ補正テーブ
ルを用い、補正を行うことができる。
【0114】(実施の形態2)図11は本発明の実施の
形態2におけるカラープリンタの印刷設定ダイアログウ
ィンドウを示す説明図、図12は同カラープリンタの色
校正ダイアログウィンドウを示す説明図、図13は同カ
ラープリンタの色校正完了メッセージダイアログを示す
説明図である。
【0115】本発明の実施の形態2では、色校正用カラ
ーチャートの出力、校正値入力設定をカラープリンタに
設置されているパネルによって行っており、図1に示す
カラープリンタ3とコンピュータ2などの端末との間で
データの制御を行うドライバを用いて、前記情報入力を
行う形態である。
【0116】また、本実施の形態2においても、カラー
画像出力装置(図1)の構成は、前記実施の形態1と同
様に、カラープリンタ(カラーチャート出力設定手段)
3がコンピュータ2に接続されており、該コンピュータ
2から送られてきた画像データがカラープリンタ3によ
り、プリントされる。この画像データをカラープリンタ
3用に制御するソフトウェアが、プリンタドライバと呼
ばれるものである。
【0117】以下、本実施の形態2のプリンタドライバ
における色校正の操作を説明する。
【0118】文書作成アプリケーションソフトなどでは
印刷機能があり、印刷の機能を選択すると、印刷設定の
ダイアログウィンドウが画面に現れる。
【0119】図11に印刷設定ダイアログウィンドウを
示す。
【0120】図中の上方にはプリンタの機種を設定する
ダイアログ36、左下には、印刷するページを設定する
ダイアログ37、右下には、印刷部数を設定するダイア
ログボックス38、該ダイアログボックス38の下方に
は印刷を実行するか否かのボタン39が位置している。
【0121】ダイアログ36は、矢印ボタンでコンピュ
ータに登録しているプリンタを選択することができる。
ダイアログ37は、作成した文書のすべてのページを印
刷する場合は’すべて’を選択し、ページ数を指定する
場合は’ページ’を選択し、テキストボックスの中に印
刷するページ数を書き込む。
【0122】ダイアログボックス38は、印刷する部数
をテキストボックスに書き込み、ボタン39は印刷を実
行するか否かのボタンを示す。印刷開始のときは’O
K’ボタン、印刷キャンセルの場合は、’キャンセル’
ボタンを押す。
【0123】プリンタ設定のダイアログ36にある’プ
ロパティ’ボタンを押し、選択したプリンタに付属して
いる機能の設定を行うダイアログウィンドウを表示する
ことができる。色校正は、プリンタに付属している機能
であるので、’プロパティ’ボタンを押し、以下のよう
な設定を行う。
【0124】また、図12にカラープリンタのプロパテ
ィを示すダイアログウィンドウ(パターン情報入力手
段)を示す。
【0125】図12において、上方から下方にかけて、
セル40、ボタン41、ダイアログ42、ボタン43,
44をそれぞれ示している。
【0126】セル40は、各CMYKのカラーチャート
の判定値をそれぞれ入力する。各セルの数値は上下ボタ
ンにより値を変更でき、また、カーソルを入力したいセ
ルに移動しテンキーによる入力も可能である。
【0127】ボタン41はカラーチャートを出力す
る。’出力’ボタンを押すと、カラーチャートがプリン
タから出力される。ダイアログ42は、ファイル形式で
保存されているエンジンγ補正テーブルを読み込む設定
を行うダイアログである。’参照’ボタンを押し、エン
ジンγ補正テーブルのファイル名を選択し、読み込むこ
とが可能である。
【0128】ダイアログ42内のチェックボックスをチ
ェックすることによって、セル40の値は無効となる。
ボタン43内の’OK’ボタンを押すことによって、選
択されたエンジンγ補正テーブルがエンジンγ補正処理
部で用いられるテーブルとして、設定される。これは、
出荷時のテーブルや、以前、校正したときのテーブルを
用いたいときに利用する。
【0129】ボタン43の’OK’ボタンは、設定値が
入力し、その値によって校正する場合に押す。’キャン
セル’ボタンは、設定をキャンセルする場合に押し、設
定値の値は、前の値に戻される。
【0130】’OK’ボタンを押した場合、図13に示
すダイアログボックスが示される。図13のダイアログ
ボックス内の’OK’ボタンを押すと、校正前と同様に
図12のダイアログボックスが表示される。
【0131】すべての設定が終わり、ボタン44内の’
OK’ボタンを押すと、コンピュータのディスプレイの
画面は図11に示されるダイアログウィンドウが現れ
る。上記設定の後、ボタン39内の’OK’ボタンを押
すことにより、上記の設定で印字することができる。
【0132】それにより、本実施の形態2によれば、コ
ンピュータなどの端末との間でデータの制御を行うドラ
イバのGUIによって、簡単な色校正を可能にすること
ができる。
【0133】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、簡単に
濃度差の違いを判断できるカラーチャートを用い色校正
を行うことにより、簡単な色校正を実現することができ
るという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるカラー画像出力
装置を示す構成図
【図2】本発明の実施の形態1におけるカラープリンタ
のカラープリンタ色補正処理部を示す構成図
【図3】本発明の実施の形態1におけるエンジンγ補正
用カラーチャート
【図4】本発明の実施の形態1における色校正用カラー
チャート
【図5】本発明の実施の形態1における色校正処理のフ
ローチャート
【図6】本発明の実施の形態1におけるカラープリンタ
の設定パネルを示す説明図
【図7】本発明の実施の形態1におけるカラープリンタ
のカラーチャート出力設定画面を示す説明図
【図8】本発明の実施の形態1におけるカラープリンタ
のカラーチャート判定値設定画面を示す説明図
【図9】本発明の実施の形態1における色校正前後の出
力濃度特性線を示すグラフ
【図10】本発明の実施の形態1における色校正前後の
入力濃度信号と出力濃度の値を示す説明図
【図11】本発明の実施の形態2におけるカラープリン
タの印刷設定ダイアログウィンドウを示す説明図
【図12】本発明の実施の形態2におけるカラープリン
タの色校正ダイアログウィンドウを示す説明図
【図13】本発明の実施の形態2におけるカラープリン
タの色校正完了メッセージダイアログを示す説明図
【図14】本発明の従来の技術における階調再現技術の
基本的なディザ法を示す概念図
【図15】本発明の実施の形態1における出力濃度特性
線を示すグラフ
【図16】本発明の従来の技術におけるカラープリンタ
から出力されるカラーチャート
【図17】本発明の従来の技術におけるカラープリンタ
に付属している色見本を示す説明図
【符号の説明】
3 カラープリンタ(カラーチャート出力手段、カラー
チャート出力設定手段) 9C,9M,9Y,9K エンジンγ補正処理部(補正
処理手段) 21 色校正用カラーチャート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA02 BA25 BA26 CA01 CA07 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CB19 CC01 CE08 CE11 CE13 CE17 CE18 CH18 DA04 DA16 5C077 LL12 LL17 MM27 MP08 PP15 PP32 PP33 PP37 PQ08 PQ12 PQ20 PQ22 PQ23 SS05 TT02 5C079 LA12 LA31 LA40 LB00 LC01 MA01 MA10 MA11 MA19 NA03 NA21 NA27 PA03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2種類以上の階調再現方法で再
    現される領域からなり、前記領域にパターンを重畳して
    いることを特徴とする色校正用カラーチャート。
  2. 【請求項2】前記2種類以上の階調再現方法で再現され
    る領域がランダムに配置されていることを特徴とする請
    求項1記載の色校正用カラーチャート。
  3. 【請求項3】前記重畳するパターンが数字であることを
    特徴とする請求項1記載の色校正用カラーチャート。
  4. 【請求項4】前記重畳するパターンの濃度レベルが、前
    記2種類以上の階調再現方法で再現される領域の濃度レ
    ベルと異なることを特徴とする請求項1記載の色校正用
    カラーチャート。
  5. 【請求項5】前記2種類以上の階調再現方法で再現され
    る領域の幅が、前記重畳するパターンの幅の1/2から
    2倍であることを特徴とする請求項1記載の色校正用カ
    ラーチャート。
  6. 【請求項6】前記2種類以上の階調再現方法の中の一つ
    の階調再現方法で再現される領域の濃度レベルが一定で
    あることを特徴とする請求項1記載の色校正用カラーチ
    ャート。
  7. 【請求項7】色校正用カラーチャートを出力するカラー
    チャート出力手段と、前記色校正用カラーチャートの重
    畳されたパターンを選ぶパターン選択手段と、 前記選択パターンの情報を入力するパターン情報入力手
    段と、 前記入力情報に従って出力特性補正用係数を再計算する
    補正処理手段とを有することを特徴とするカラー画像出
    力装置。
  8. 【請求項8】前記カラーチャート出力手段が、初回の電
    源入力時に必ずカラーチャートを出力するように設定さ
    れていることを特徴とする請求項7記載のカラー画像出
    力装置。
  9. 【請求項9】データの制御を行うドライバによって色校
    正用カラーチャートを出力するカラーチャート出力設定
    手段を有することを特徴とする請求項7記載の色校正装
    置。
  10. 【請求項10】前記パターン情報入力手段が、スイッチ
    ボタンによってパターン情報を入力する構成よりなるこ
    とを特徴とする請求項7記載の色校正装置。
  11. 【請求項11】前記パターン情報入力手段が、データの
    制御を行うドライバによってパターン情報を入力するこ
    とを特徴とする請求項7記載の色校正装置。
  12. 【請求項12】前記補正処理手段により、再計算された
    出力特性補正用係数と再計算前の出力特性補正用係数と
    を少なくとも1つ以上保持しておく記憶手段を有するこ
    とを特徴とする請求項7記載の色校正装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005035301A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Toshiba Corp カラー画像出力装置の色校正方法、および濃度校正方法
JP2005035298A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Xerox Corp 初期原色データ値の調整方法

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