JP2002135328A - トポロジ状態ルーティングプロトコルを有する通信ネットワークにおけるトポロジデータベースの再同期化のための方法および装置 - Google Patents

トポロジ状態ルーティングプロトコルを有する通信ネットワークにおけるトポロジデータベースの再同期化のための方法および装置

Info

Publication number
JP2002135328A
JP2002135328A JP2001270169A JP2001270169A JP2002135328A JP 2002135328 A JP2002135328 A JP 2002135328A JP 2001270169 A JP2001270169 A JP 2001270169A JP 2001270169 A JP2001270169 A JP 2001270169A JP 2002135328 A JP2002135328 A JP 2002135328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
node
state information
topology
topology state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001270169A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4755786B2 (ja
Inventor
Shawn P Mcallister
シヤウン・ピー・マクアリスター
Carl Rajsic
カール・ラジエシツク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia Canada Inc
Original Assignee
Alcatel Canada Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alcatel Canada Inc filed Critical Alcatel Canada Inc
Publication of JP2002135328A publication Critical patent/JP2002135328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4755786B2 publication Critical patent/JP4755786B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/28Routing or path finding of packets in data switching networks using route fault recovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/06Management of faults, events, alarms or notifications
    • H04L41/0654Management of faults, events, alarms or notifications using network fault recovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/12Discovery or management of network topologies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • H04L45/021Ensuring consistency of routing table updates, e.g. by using epoch numbers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • H04L45/028Dynamic adaptation of the update intervals, e.g. event-triggered updates
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • H04L45/03Topology update or discovery by updating link state protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • H04L45/04Interdomain routing, e.g. hierarchical routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/32Flooding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/58Association of routers
    • H04L45/586Association of routers of virtual routers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信ネットワークの2つのネットワークノー
ド間におけるトポロジ状態情報を同期化するための方法
と装置を提供すること。 【解決手段】 通信ネットワークは、ネットワークを通
じて、局所的な状態情報を断続的に通告するルーティン
グプロトコルを有する。2つのノードは、トポロジ状態
同期化要求を開始する要求ノードと、要求を受信する応
答ノードを含む。応答ノードは、要求ノードの所有しな
いトポロジ状態情報を、要求ノードに提供する。該方法
は、同期化の第1モードと第2モードの選択ステップを
含む。第1モードは、局所的な状態情報の断続的通告
が、要求ノードと応答ノードに関係しているので、局所
的な状態情報の断続的通告の中止を必要とするトポロジ
状態の同期化に備え、第2モードは、同情報の断続的通
告を維持するトポロジ状態の同期化に備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、トポロジ
状態ルーティングプロトコルを有する通信ネットワーク
でのネットワークトポロジデータベースの再同期化の分
野に関し、より具体的には、そのようなネットワークで
ネットワークトポロジデータベースの再同期化を達成す
るための方法および装置に関する。例えば、本発明は、
ネットワークのノードに関連する活動ルーティングエン
ティティに影響を与えるノードの故障またはリセットに
続く冗長性回復の状況におけるデータベースの再同期化
に非常に適している。
【0002】
【従来の技術】トポロジ状態ルーティングプロトコルは
通信ネットワークで使用され、そのようなネットワーク
内のノード間およびノードクラスタ間にトポロジ状態の
情報を伝達または通告する。通告されたトポロジ状態の
情報は、順次所与のネットワーク全体の通信の最適な経
路を計算するために使用される。本出願で使用されるよ
うに、トポロジ状態情報を参照することにより、ネット
ワークドメイン全体としての状態情報が示される。ある
ネットワークプロトコルでは、トポロジ状態情報はリン
クの状態情報とノードの状態情報の両方を含む。例え
ば、リンクの状態情報は、リンクの特性、リンクの動作
状況、ポート識別子、および、隣接する隣接ノードに関
する遠隔隣接ノード情報などの属性を含む。ノードの状
態情報は、ノード識別子、ピアグループ識別子、区分け
されたノードの選択状況、区分けされたノードのリーダ
ーシップ状況、および局所的到達可能なアドレス情報な
どの属性を含む。
【0003】トポロジ状態情報はネットワークドメイン
全体としての状態情報を指すが、本出願では、特定のネ
ットワークノードによって局所的に発信される状態情報
を取り扱う際に、局所的な状態情報を参照する。局所的
なリンク状況情報は、ピアノードとの通信状況に関する
所与のノードの認識を反映することになる。したがっ
て、局所的なリンク状況情報も、トポロジリンク状況情
報と同様に、リンクの特性、リンクの動作状況、ポート
識別子、および隣接する隣接ノードに関する遠隔隣接情
報などの属性を含むが、これらは、ネットワークドメイ
ンの一部を形成する様々なノードとは異なり、所与のネ
ットワークノードに関係することになる。同様に、局所
的なノードの状態情報は、ノード識別子、ピアグループ
識別子、区分けされたノードの選択状況、特別のノード
のリーダーシップ状況、および局所的な到達可能アドレ
ス情報などの属性を含む。ここでも、これらは、トポロ
ジのノード状態情報を参照する際に、ネットワークドメ
イン全体に関係する代わりに、局所的なノードの状態を
参照する際に、所与のノードに関係することになる。本
出願では、状態情報を参照することにより、トポロジ状
態情報と局所的な状態情報の両方が示される。
【0004】いくつかの知られているトポロジ状態プロ
トコルでは、通信ネットワークにある特定のノードは、
そのネットワークのルーティング機能を適切に動作させ
るために、特別のまたは追加の責務を担う可能性があ
る。例えば、1998年4月のJ.Moyによる「OS
PF Version2」、STD54、RFC232
8に記述されているオープンショーテストパスファース
ト(OSPF)IPルーティングプロトコルでは、指定
ルータ(DR)として認定されたノードが、そのような
責務を帯びることになる。同様に、プライベートネット
ワーク−ノードインタフェースまたはプライベートネッ
トワーク−トゥ−ネットワークインタフェース(PNN
I)プロトコルでは、ピアグループリーダー(PGL)
という名称のノードが、この性質の責務を帯びている。
PNNIプロトコルは、(i)1996年3月の「Pr
ivate Network Interface S
pecification Version 1.0:
専用ネットワークインタフェース仕様書1.0版」、A
TM Forum document no.af−p
nni−0055.000、(ii)1996年9月の
「Private Network−Network
Interface Specification V
ersion 1.0 Addendum(Soft
PVC MIB)専用ネットワーク―ネットワークイン
タフェース仕様書1.0版 補遺(Soft PVC
MIB)」、ATM Forum document
no.af−pnni−0066.000、(iii)
1997年1月の「Addendum to PNNI
V1.0 for ABR parameter n
egotiation」、ATM Forum doc
ument no.af−pnni−0075.000
という名称の文献、ならびに(iv)1997年5月の
「PNNI V1.0 Errata and PIC
S、ATM Forum document no.a
f−pnni−0081.000に見られる修正におい
て指定されている(これ以降、以上の文献(i)から
(iv)のすべては、包括的に一括して「PNNI仕
様」と呼ぶ)。PNNI仕様は、参照により本明細書に
組み込まれる。
【0005】ネットワーク空間内にある所与の物理ノー
ドは、分散選択として知られているプロセスによって、
上述したタイプの特別のネットワークの責務を獲得する
ことが可能である。分散選択のスキームでは、ネットワ
ーク階層の特定のレベルにあるすべてのノードは、トポ
ロジ状態プロトコルに関して追加のタスクまたは責務を
担うべきノードを選択するために通信する。当業者な
ら、分散選択のプロセスを実施することは、特定のネッ
トワーク環境に応じてかかる時間が変わることを理解す
るであろう。そのうえ、ダウンタイムのために、この特
別な立場が所与のネットワークノードによって埋められ
ない場合、ネットワークの一部またはネットワークドメ
イン全体のルーティング機能は、ダウンタイムの合間に
能力の低下または非効率を呈す可能性がある。したがっ
て、トポロジ状態プロトコルを使用する通信ネットワー
クでは、ネットワークノードの故障の後にネットワーク
ルーティングシステムが回復時間間隔を許容しなければ
ならない。例えばこれは、重大性の程度は変わるが、故
障したノードが先に言及した追加の責務を有する選択さ
れたネットワークノードの機能に影響を与えれば生じる
可能性がある。
【0006】あるルーティングプロトコルは、所与のレ
ベルのノード冗長性を指定する。この冗長性は、上述し
た種類の特別のプロトコル機能を実施するノードに影響
を与える故障の場合に、ネットワークルーティングシス
テムの回復時間を低減することを意図している。例え
ば、OSPFプロトコルでは、バックアップ指定ルータ
(BDR)の使用が指定されている。バックアップ指定
ルータに命令して、現在指定されている指定ルータに影
響を与える故障を検出させる。そのような故障を検出し
た時点で、バックアップ指定ルータは回復アクションを
取ることを要求され、故障した以前の指定ルータの代わ
りに、自身を新しい指定ルータに宣言する。共有ネット
ワークの影響を受けた部分上にあるすべての他のルータ
は、その後、新しい指定ルータノードの存在を通知され
る。したがって、指定ルータノードに影響を与えた故障
に続いて、OSPFプロトコルの下で動的選択プロセス
を再実行する必要はないが、それにも関わらず、ある期
間のネットワークルーティングの停止は、当初故障した
指定ルータノードによりサービスされていた共有ネット
ワーク上のすべてのルータとホストが経験することにな
る。これは、影響を受けたルータとホストが、関連する
指定ルータノードに影響を与える故障に続いて、ネット
ワークルーティングシステムの回復機能に携わっている
からである。
【0007】一方、PNNIプロトコルでは、特別ノー
ドの冗長性に対して、現在準備は行われていない。した
がって、分散選択プロセスとそれに関連するプロトコル
動作は、特別のネットワークノードに影響を与える故障
が発生した時点で再実行されなければならない。PNN
Iプロトコルでは、トポロジ階層の1つのレベルにおい
てピアグループリーダー機能を実施する物理ノードは、
この機能を階層のいくつかの他のレベルで実施している
ことがある。したがって、そのような物理ノードに影響
を与える故障は、集合ネットワークの大部分に非常に影
響を与える可能性がある。さらに、現在のPNNIプロ
トコルでは、バックアップピアグループリーダーが提供
されていない。したがって、上述した種類の複数レベル
のピアグループリーダーに影響を与える故障は、複数レ
ベルのピアグループリーダーによって代表される様々な
ピアグループの一部を形成するすべての論理ノードによ
って検出されなければならない。ネットワーク階層の異
なるレベルにあるこれらの論理ノードは、その後、新し
いピアグループリーダーを選択しなければならない。O
SPFプロトコルに関連して上記で示した例の場合のよ
うに、ピアグループリーダーの故障は、多くのノードが
知ることができるので、そのようなノードは、概ねすべ
て、ルーティングシステムの影響を受けた機能を回復す
ることに携わらなければならない。これを考慮すると、
PNNIネットワークにおけるピアグループリーダーの
故障は、ネットワークの大きな部分に影響を与え、多く
の場合、一定の間、サービスプロバイダまたはエンドユ
ーザにとって許容し得ないネットワークのルーティング
挙動の混乱を生じる可能性があることが考えられる。
【0008】上記の議論は、特別の責務を有するネット
ワークノードに影響を与える故障の影響を明らかにし
た。しかし、当業者なら、特別の責務を有していない通
常の物理ノードまたは論理ノードに関する故障も、故障
した通常のノードによってサービスされていた隣接ノー
ドまたはデバイスのルーティング機能にある程度の混乱
をもたらすことになることが理解されよう。あるノード
のアーテクチャでは、ルーティング機能が故障した場合
に、パケット転送またはコール処理などのあるネットワ
ーク機能を保持することが可能であろうが、OSPFお
よびPNNIなどのトポロジ状態プロトコルは、ドメイ
ンの各ネットワークノードが、ルーティングシステムに
参加する前にトポロジデータベースをその近隣と同期化
することを要求する。そのようなトポロジデータベース
の同期化は、ノードの故障から回復するために、これら
のネットワークプロトコルで行われなければならない。
同期化のプロセスは、状況に応じて、回復のスキーム全
体で、数秒から数分かかる可能性がある。同期化中、故
障したノードによってサービスされていたネットワーク
のデバイスは影響を受けることになり、したがって、ル
ーティング機能は、非常に混乱する可能性がある。上記
の議論は、ノードの故障から回復することにまつわる課
題を主眼としているが、当業者なら、ネットワークノー
ドに関連付けられているルーティングプロセッサのリセ
ットなど、ノードがトポロジデータベースの同期化を行
うことを要求する他のイベントから類似の問題が生じる
ことを理解できよう。
【0009】故障したルータを使用するホストにとって
トランスペアレントな方式で、別々のルータ間の切替え
を保証するある機構が従来の技術で開発されている。1
998年3月のT.Li.B.Cole、P.Mort
on、およびD.Liによる「Cisco Hot S
tandby Router Protocol(HS
RP)」RFC2281、に記述されているホットスタ
ンバイルータプロトコル、および1997年冬のP.H
igginsonおよびM.Shandの「Devel
opment of Router Clusters
to Provide Fast Failover
in IP Networks:IPネットワークに
おける高速障害回復を実行するルータラスタの開発」、
9 Digital Technical Journ
al、No.3によるIPスタンバイプロトコルは、そ
のようなトランスペアレントなルータ切替えスキームの
2つの例である。しかし、以下でより詳細に説明するよ
うに、この種の切替え機構は、一般に、故障したノード
に直接隣接する特定のホストまたはノードを超えて、切
替えがネットワークのルータまたはノードに広くトラン
スペアレントであることを保証しない。従来の技術で
は、ノードの故障は通常、別々の異なるノードによって
回復される。したがって、ノードのルーティング構成要
素の故障を、直近の隣接ノード以外のすべてのノードに
トランスペアレントな方式で、同じノードの他のルーテ
ィング構成要素によって回復することを可能にする機構
を提供することが有利である。
【0010】したがって、従来の技術のトポロジ状態ル
ーティングプロトコルは、ノードの故障から回復する状
況、または、ノードが、以前にそのトポロジデータベー
スを同期化した後、またそれを行うことを要求する可能
性がある他の状況に直面すると問題および課題を生じ、
これらの問題および課題は、故障によって即座に影響を
されたノードが特別の責務を有するか否かに関わらず発
生する。第1に、知られている回復機構は、通常、ネッ
トワークの少なくとも一部のルーティング機能を混乱さ
せ、ネットワークを使用するあるデバイスにサービス衝
撃を与える。影響を受けたネットワークの部分は、環境
により異なることになる。例えば、ネットワークの影響
を受けた部分は、特別の機能を実施するノードのほうが
そのような機能を実施しないノードの場合より広範囲に
わたることが予期できる。そのうえ、影響を受けた部分
は、OSPF指定ルータに影響を与える故障より、PN
NIピアグループリーダーに関する故障のほうがより広
大であることが予期できる。第2に、ノードまたはリン
クの故障から回復するのに必要な時間は変動するが、最
高で数分またはそれ以上の程度である可能性がある。上
述したように、この時間枠は、あるサービスプロバイダ
またはエンドユーザが許容できない可能性がある。第3
に、多くのノードが故障に気づかなければならず、した
がって、回復プロセスに携わることが必要なので、帯域
幅と処理時間の性質をおびたネットワークリソースが転
用されることになる。これは、一般に他のネットワーク
の活動を損ね、特にネットワークルーティングシステム
の性能と安定性を低減する可能性がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、一般に、トポロジ状態ルーティングプロトコル
を有するネットワークでデータベースを再同期化するた
めの方法と装置、具体的にはネットワークノードのルー
ティングエンティティに関連付けられているノードの故
障に続いて、特に冗長性回復の状況に適している方法と
装置を提供することを追求することであり、それに準じ
て、代替的な従来の技術およびデバイスによって提示さ
れた問題のいくつかを、いくつかの事例については、軽
減または克服することが可能である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の広範な態
様によれば、通信ネットワークの活動ルーティングエン
ティティに影響を与える故障から回復するための方法が
提供されている。活動ルーティングエンティティは、通
信ネットワークのネットワークノードに関連付けられて
おり、通信ネットワークは、ネットワークを通じて、局
所的な状態情報を断続的に通告するためのルーティング
プロトコルを備え、さらに、故障した際に、ネットワー
クノードのネットワーク接続を、活動ルーティングエン
ティティから転換することができる非活動ルーティング
エンティティを備え、その方法は、(a)故障した際
に、活動ルーティングエンティティと非活動ルーティン
グエンティティの間で活動切替えを実行し、ネットワー
クノードのネットワーク接続が、活動ルーティングエン
ティティから非活動ルーティングエンティティに転換さ
れ、それにより、非活動ルーティングエンティティを新
しい活動ルーティングエンティティに変換するステップ
と、(b)活動切替えに続いて、新しい活動ルーティン
グエンティティと前記故障に関連するネットワークノー
ドの各直接隣接する隣接ノードとの間でトポロジ状態情
報を交換し、したがって、新しい活動ルーティングエン
ティティと各前記直接隣接する隣接ノードが、それぞ
れ、同期化したトポロジ状態情報を所有するようにし、
新しい活動ルーティングエンティティと各前記直接隣接
する隣接ノードとの間のトポロジ状態情報の交換が、前
記故障に関連するネットワークノードと各前記直接隣接
する隣接ノードとによって、前記故障に関連するネット
ワークノードと各前記直接隣接する隣接ノードにそれぞ
れ関係しているときの局所的な状態情報の前記断続的な
通告を中止せずに実施されるステップとを含む。
【0013】本発明の第2の広範な態様によれば、ネッ
トワークを通じて、局所的な状態情報を断続的に通告す
るためのルーティングプロトコルを含む通信ネットワー
クにおける故障から回復するためのネットワーク要素が
提供されている。ネットワーク要素は、通信ネットワー
クに関するトポロジ状態情報に関連付けられている活動
ルーティングエンティティと、活動ルーティングエンテ
ィティの故障した際に、活動切替えが活動ルーティング
エンティティと非活動ルーティングエンティティの間で
実行され、それにより、ネットワーク接続を活動ルーテ
ィングエンティティから非活動ルーティングエンティテ
ィに転換し、非活動ルーティングエンティティを新しい
活動ルーティングエンティティに変換する非活動ルーテ
ィングエンティティと、活動切替えに続いて新しい活動
ルーティングエンティティとネットワーク要素の各直接
隣接する隣接ノードとの間でトポロジ状態情報の交換を
実施して、新しい活動ルーテロイングエンティティと各
前記直接隣接する隣接ノードが、それぞれ同期化したト
ポロジ状態情報を所有するようにし、新しい活動ルーテ
ィングエンティティと各前記直接隣接する隣接ノードと
の間のトポロジ状態情報の前記交換が、前記故障に関連
するネットワークノードと各前記直接隣接する隣接ノー
ドとによって、ネットワーク要素と各直接隣接する隣接
ノードにそれぞれ関係しているときの局所的な状態情報
の前記断続的な通告を中止せずに実施されるデータベー
ス同期化プロセッサとを備える。
【0014】本発明の第3の広範な態様によれば、通信
ネットワークにおける2つのネットワークノードの間で
トポロジ状態情報を同期化するための方法が提供されて
いる。通信ネットワークは、ネットワークを通じて局所
的な状態情報を断続的に通告するためのルーティングプ
ロトコルを備え、2つのネットワークノードは、トポロ
ジ状態を同期化する要求を開始する要求ノードと、前記
要求を受信し、要求ノードと通信して、要求ノードが前
記要求を開始したときに要求ノードによって所有されて
いないトポロジ状態情報を要求ノードに提供する応答ノ
ードとを備え、その方法は、前記要求が応答ノードに対
して要求ノードによって作成される前に、同期化の第1
モードと第2モードの間で選択するステップを備え、第
1前記モードは、前記要求ノードと前記応答ノードによ
って、要求ノードと応答ノードにそれぞれ関係している
ときの局所的な状態情報の前記断続的な通告を中止する
ことを必要とするトポロジ状態の同期化を行ない、第2
前記モードは、要求ノードと応答ノードにそれぞれ関係
しているときの局所的な状態情報の前記断続的な通告を
維持するトポロジ状態の同期化を行なう。
【0015】本発明の第4の広範な態様によれば、通信
ネットワークにおける2つのネットワークノードの間で
トポロジ状態情報を同期化するためのネットワーク要素
が提供されている。通信ネットワークは、ネットワーク
全体で局所的な状態情報を断続的に通告するためのルー
ティングプロトコルを備え、2つのネットワークノード
は、トポロジ状態を同期化する要求を開始する要求ノー
ドと、前記要求を受信し、要求ノードと通信して、要求
ノードが前記要求を開始したときに、要求ノードによっ
て所有されていないトポロジ状態情報を要求ノードに提
供する応答ノードとを備え、ネットワーク要素は、同期
化の2つのモードの一方で選択的に動作し、第1モード
は、要求ノードと応答ノードの間で、前記要求ノードと
前記応答ノードによって、要求ノードと応答ノードにそ
れぞれ関係しているときの局所的な状態情報の前記断続
的な中止を必要とするトポロジ状態の同期化を実施し、
第2モードは、要求ノードと応答ノードの間で、要求ノ
ードと応答ノードにそれぞれ関係しているときの局所的
な状態情報の前記断続的な通告を維持するトポロジ状態
の同期化を実施する。
【0016】本発明の第5の広範な態様によれば、通信
ネットワークにおける第1ネットワークノードと第2ネ
ットワークノードの間で、トポロジ状態情報の同期化を
実施する方法が提供されている。通信ネットワークはネ
ットワーク全体で局所的な状態情報を交換するためのル
ーティングプロトコルを備え、第1ネットワークノード
はトポロジ状態を同期化する要求を開始し、第2ネット
ワークノードは前記要求を受信し、第1ネットワークノ
ードと通信して、トポロジ状態情報を第1ネットワーク
ノードに提供し、トポロジ状態の同期化は、第1モード
により行われ、第1ネットワークノードと第2ネットワ
ークノードにそれぞれ関係しているときの局所的な状態
情報の前記交換は、中止されない。
【0017】本発明の第6の広範な態様によれば、通信
ネットワークにおける第1ネットワークノードと第2ネ
ットワークノードの間で、トポロジ状態情報を同期化す
るためのネットワーク要素が提供されている。通信ネッ
トワークはネットワークを通じて局所的な状態情報を交
換するためのルーティングプロトコルを備え、第1ネッ
トワークノードはトポロジ状態を同期化する要求を開始
し、第2ネットワークノードは前記要求を受信し、第1
ネットワークノードと通信して、トポロジ状態情報を第
1ネットワークノードに提供し、トポロジ状態の同期化
が第1モードにより行われ、第1ネットワークノードと
第2ネットワークノードにそれぞれ関係しているときの
前記局所的な状態情報の交換は中止されない。
【0018】
【発明の実施の形態】一般に、ホット冗長性技術など、
ネットワークの構成要素またはデバイスのための冗長性
技術は、当業者によく知られている。図1を参照する
と、これらの技術が、PNNIネットワークドメイン3
0の形態にある通信ネットワークの例示的な例を使用し
て説明されている。しかし、当業者なら、本発明は、局
所的な状態情報の断続的な通告がOSPF(Open
Shortest Path First:空き最短パ
ス第一)ルーティングプロトコルによって実施されるイ
ンターネットプロトコル(IP)ネットワークなど、他
のタイプのネットワークにも同様に適用または適応する
ことが可能であることを理解するであろう。そのうえ、
本発明は、ネットワークノードのルーティングエンティ
ティに関連する故障からの回復の状況だけでなく、ネッ
トワークノードがそのトポロジデータベースを再同期化
することが必要または望ましい可能性がある他の状況に
も適している。
【0019】トポロジ状態ルーティングプロトコルおよ
びトポロジデータベースの同期化通信ネットワーク2
は、各々通常交換機である、複数のネットワークノード
32から41を備える、ネットワークドメイン30を有
する。ネットワークノード32から41は、ネットワー
クドメインの2つの所与の交換機をそれぞれ接続する、
物理リンクまたは論理リンク42から53によって、相
互接続されている。PNNIネットワークドメイン30
のネットワーク要素またはノード56(または名称
「A.1.2」)は、「PG(A)」という名称である
親ピアグループのピアグループリーダーの役割りを担っ
ていることが示されており、親ピアグループのレベルに
あるノード36の存在は、ノード56のリーダー資格の
結果である。また、ノード36は、より低いレベルのネ
ットワークノード56から60を備える子ピアグループ
55(または名称「PG(A.1)」)の形態にあるネ
ットワークドメインを表す。より低いレベルのネットワ
ークノード56から60は、各々2つの所与のより低い
レベルの交換機を接続する物理リンクまたは論理リンク
62から67によって相互接続されている。PG(A.
1)のピアグループリーダーを定義する機能は、より低
いレベルのノード56(また名称「A.1.2」)を含
む交換機の上で実施される。PG(A.1)は、PG
(A)の子ピアグループであり、論理ノード36として
PG(A)に示されており、物理的な交換機56内で実
施される。同様に、「PG(A)」という名称の親ピア
グループは、それ自体は、単一論理ノード(図示せず)
によってルーティング階層のより高いレベルで示されて
いる子ピアグループとすることが可能である。
【0020】知られている冗長性技術によれば、耐故障
性保護が望ましい特定のノード、スイッチ、または他の
ネットワークエンティティは、通常、単一ネットワーク
要素内にある少なくとも2つのルーティングプロセッサ
を提供する。ルーティングプロセッサは、隣接する隣接
ノードへの接続性を維持し、かつそれらのノードとトポ
ロジ状態情報を共有する機能を実行する。ルーティング
プロセッサは、別々の物理構成要素によって構成される
ことが好ましい。例えば、物理構成要素は、各々、ネッ
トワークノード56(「A.1.2」)内など、同じネ
ットワークスイッチ内に用意された別々のハードウエア
カードの形態にあることが可能である。2つのプロセッ
サが冗長性のために提供されている場合、当該の物理構
成要素の一方は、冗長ネットワーク要素のための活動ル
ーティングエンティティの役割りを担い、したがって、
物理構成要素の他方は、冗長ネットワーク要素のための
非活動ルーティングエンティティの役割りを担う。
【0021】活動ルーティングエンティティの故障を検
出する際に、非活動ルーティングエンティティがサービ
スに呼び出され、故障した活動ルーティングエンティテ
ィの機能を引き継ぐ。この手順は、活動切替えと呼ばれ
る。これらのルーティングエンティティは、両方とも、
同じノード(ネットワークノード56など)に関連付け
られているので、ノード自体は、何ら特別の責務を放棄
する必要はない。同様に、直接隣接する親ピアグループ
ノード(ネットワークノード34、35、37、38)
とあらゆる直接隣接する子ピアグループノード(ネット
ワークノード57、59、60)の形態にある故障した
ノードの直近の隣接ノードのみを呼び出す必要がある
か、またはネットワークの回復に携わるようにリスト化
する必要がある。しかし、以下で議論するように、現在
のトポロジ状態プロトコルは、それにも関わらず、回復
プロセス中に、故障したノードの直近の隣接のノードよ
り多くのノード(例えば、ネットワークノード32、3
3、39、40、41、58)に影響を与え、それによ
り、回復を行うのに必要な時間ならびにプロセスにおい
て消費されるネットワークのリソースが増大する可能性
がある。
【0022】既存の機能と技術を使用して、PNNIネ
ットワークドメイン30など、所与のネットワークアー
キテクチャにおいて、冗長保護のスキームを実施するこ
とが可能である。例えば、これらの機能と技術は、様々
なネットワークノード内の活動状況の管理と、活動ルー
ティング構成要素と非活動ルーティリング構成要素の間
における状態情報の同期化を含むことが可能である。ネ
ットワークトポロジのこの状態情報は、通常、ルーティ
ングドメインの各ネットワークノードと関連付けられ、
トポロジデータベースとも呼ばれる同期化データベース
に格納されている。通常、同期化データベースは、当該
のネットワークノード内に格納されることになる。デー
タベースの同期化は、ネットワーク内の隣接ノードが、
ネットワークのトポロジ全体の共通な見解を共有するこ
とを保証する既存のトポロジ状態ルーティングプロトコ
ル機構である。ITU−TQ.2931など、いくつか
のシグナリングプロトコルは、2つのネットワークノー
ドの間で呼状態の同期化を実施する状況照会スキームな
どの機構を有する。
【0023】冗長性のいくつかの知られているスキーム
に関する1つの問題は、故障が、より高いレベルのノー
ド36を実施するノード56などのネットワークノード
において発生したとき、故障したノードに対して影響を
与えおよびそれから影響を受けたPG(A)44、4
5、47、51のリンクが、ある時間の後、またはPG
(A.1)の新しいPGLが、より高いレベルのノード
36を実施する責務の引き継ぎを開始する間、通告を受
けるのを停止することである。すなわち、新しい活動ル
ーティングプロセッサが、その仲間とデータベースの同
期化を開始するとき、現在のPNNIプロトコルは、同
期化に含まれている各ノードから局所的な状態情報を通
告することを、同期化が行われる時間まで、除去または
中止することを要求する。したがって、故障したノード
は局所的な状態情報の通告を停止し、故障したノードの
隣接ノードも、同様にそれぞれの局所的な状態情報の通
告を停止することになる。これは、現在知られているプ
ロトコルの下で実施されるあらゆる同期化に当てはま
り、活動切替えまたはプロセッサのリセット状態の後、
同期化が必要とされる。既存のPNNIプロトコルで
は、ホット冗長性機能を提供する故障したノードは、そ
のトポロジデータベースを隣接ノードと同期化すること
が必要とされる。これは、そのようなノードの活動ルー
ティングプロセッサと非活動ルーティングプロセッサ
が、一般に、故障の前に内部でトポロジ状態情報を交換
しているからであり、この交換は周期的に行われる。し
たがって、状態情報を最後に交換してから故障までの間
にトポロジ状況情報が損失される可能性が非常にあり、
この情報の損失は、以前は活動ルーティングプロセッサ
であり故障したルーティングプロセッサから活動切替え
をした際に、非活動ルーティングプロセスが被る。
【0024】やはりより高いレベルのノード36を実施
し、従来の技術による冗長機能を備える、ノード56な
どの故障したノードが、活動切替えによって再始動する
とき、活動切替えにより得られる新しい活動ルーティン
グエンティティは、したがって、影響を受けたノード5
6の出入りリンク62、63、64、および影響を受け
たより高いレベルのノード36の出入りリンク44、4
5、47、51を再確立しなければならない。ノード5
6などの故障したノードが、所与の数の子ピアグループ
ノード56、57、58、59、および60に対するピ
アグループリーダーである場合、子ピアグループの他の
リンクも再確立されなければならない。ネットワークト
ポロジの一部としてそれらの存在を再確立するために、
故障したノードとその隣接ノードはまず、各々他の存在
を認識しなければならない。PNNIプロトコルでは、
物理リンクまたはVPCによって接続されている最低レ
ベルのピアの場合に、両方向のハローパケットがこの隣
接ノード発見の機能を達成する。次に、故障したノード
とその各隣接ノードは、互いにトポロジデータベースサ
マリ情報を交換する。通常PNNIプロトコルでは、新
しく知り合ったノードがまず、PNNIトポロジ状態要
素ヘッダ(PTSE)を交換して、ノードが同期化され
ているか否かを決定する。同期化されていない場合、同
期化が行われる。ノードが、まだ有していないPTSE
を通告するPTSEヘッダ情報を受信するとき、通告さ
れたPTSEを要求して、それを受信した後、要求した
PTSEでトポロジデータベースを更新する。
【0025】同期化が完了した後、局所的な状態情報
は、ネットワークドメイン30のネットワークトポロジ
内の故障したノードとその隣接ノードの間で通告され、
それにより、各ノードは、すべての他の隣接ノードへの
到達可能性を通告する。例えば、PNNIプロトコルで
は、この通告は、フラッディング(flooding)
として知られている通常のプロセスによって行われる。
以前に説明したように、この再確立の知られているプロ
セスは、ネットワークのルーティング機能に悪い影響を
与える。さらに、ネットワークのリソースは、知られて
いる技術により、故障したノード56の再確立中に消費
される。
【0026】知られている隣接ピア有限状態機械、隣接
ピアデータ構造、およびデータサマリパケット構造に対
する変更 例示的な実施形態によれば、本発明は、図2の既存のプ
ロトコルに様々な変更を行うことによって、PNNIプ
ロトコルの状況で採用することが可能である。以下でよ
り詳細に説明するように、これらの変更は、一般に、知
られている隣接ピアの有限状態機械(FSM)5とそれ
に関連する遷移イベント、隣接ピアデータ構造の他の態
様、およびデータベースサマリパケット構造に関係す
る。図3を参照すると、データベースの再同期化を実施
するための2つの追加の状態が、変更した隣接ピア有限
状態機械10に対して定義されている。追加の状態は、
フル状態での交換(Exchange in Full
State)22およびフル状態でのローディング
(Loading in Full State)24
と名付けられている。フル状態での交換(Exchan
ge in FullState)22、フル状態での
ローディング(Loading in Full St
ate)24、およびそれらの関連する状態遷移につい
て、以下でより詳細に説明する。
【0027】隣接ピア状態の変化を生じさせる新しい遷
移イベントも、PNNI仕様のセクション5.7.3に
見られる既存の状態遷移に追加されている。これらの新
しい状態遷移は、DS(再同期化)Mismatchイ
ベント、および(再)同期化終了(Done)25イベ
ントと名付けることが可能である。交渉(フル)終了
(Done)28、ローディング(フル)終了(Don
e)27、および交換(フル)終了(Done)26な
ど他の追加の状態遷移は、本発明の新しい状態と共に使
用される。これらの追加の状態遷移は、それぞれ、交渉
終了(Done)15、ローディング終了(Done)
21、および交換終了(Done)17の既存の状態遷
移を反映している。これについては、表1を参照して、
以下でより詳細に説明する。追加された状態と、それに
関係する状態遷移を除いて、有限状態機械10を備える
様々な状態は、従来、PNNI仕様のセクション5.
7.2に定義されている。
【0028】通常PNNIプロトコルに存在し、PNN
I仕様のセクション5.7.1に定義されている隣接ピ
アデータ構造も、既存のプロトコルと比較すると、追加
のタイマと関連するタイマの間隔の定義によって、本発
明により変更されている。追加のタイマと間隔は、それ
ぞれ、記述の簡便化のために、再同期化非活動タイマお
よび再同期化非活動間隔と名付けることが可能である。
この新しい時間間隔が満了するとき、データベースの再
同期化に関する潜在的な問題が信号で示されることにな
る。そのような場合、データベースの同期化が、既存の
PNNIプロトコルにおいて当初行われた場合に通常起
こるように、交渉状態14からデータベースの再同期化
を実施するために、ノードの再同期化が要求される。
【0029】最後に、追加のビットが、本発明の一実施
形態により、データベースサマリパケット構造に提供さ
れる。追加のビットについては、以下でより完全に説明
し、これは、フル状態での同期化(Synch in
Full)(SF)ビットと名付けることが可能であ
る。このデータベースサマリパケット構造に追加された
ビットは、例えばルーティングエンティティの故障のた
めに、再同期化が行われており、したがって、この再同
期化が、既存のPNNIプロトコルにより続いて行われ
ないことを、隣接ノードに信号で示すことを意図してい
る。
【0030】図2を参照すると、知られている隣接ピア
有限状態機械5を既存のPNNI仕様において使用し
て、所与のノードとその近隣の隣接ピアの各々との間で
行われているデータベースの同期化の状況とフラッディ
ングが記述されている。知られているように、隣接ピア
に対して指定された有限状態機械5は、特定の隣接ピア
への活動リンクが存在しないことを示す初期状態12
(名称「NPダウン」)を有する。隣接ピアで近接性を
創出する第1ステップは、当業者に知られている交渉状
態14である。初期状態12から交渉状態14への遷移
をトリガするイベントは、追加ポートイベント13と名
付けられている。ここで、隣接ピアへのリンクのための
ハロー状態機械は、この分野に精通している者には知ら
れているように、通常、両方向インサイド状態に到達し
ている。交渉状態14では、2つの隣接ピアが、どちら
のノードが、データベースを交換するためのマスタであ
るかを決定し、初期DSシーケンス番号が選択される。
当業者なら、DSシーケンス番号を使用して、個々のデ
ータベースサマリパケットを識別することを理解するで
あろう。
【0031】交渉状態14が完了した後、隣接ピアノー
ドは、交換状態16中に、当該ノードから、データベー
スサマリパケットを受信する。したがって、交渉終了
(Done)イベント15は、有限状態機械10を交換
状態16に遷移させる。PNNIプロトコルにおいてす
でに知られているように、交換状態16では、当該ノー
ドは、隣接ノードへのトポロジデータベースを記述す
る。隣接ノードがデータベースサマリパケットを処理し
た後、必要とするPTSE情報の要求へと進むことがで
きる。そのような情報が要求された場合、交換終了(D
one)イベント17は、有限状態機械5をローでリン
グ状態18に遷移させる。
【0032】ローディング状態18中に、必要なPTS
E情報は、隣接ノードによって要求され、少なくとも1
つのPTSEヘッダは、まだそのノードによって受信さ
れていない。知られているPNNIプロトコルでは最後
に、2つのイベントのどちらかが生じた際に、フル状態
20が達成される。まず、ローディング終了(Don
e)イベント21によって、ローディング状態18に続
いて、PTSE情報の受信が完了した後、フル状態20
に到達する。代替として、データベースサマリパケット
の処理により、隣接ノードによってPTSE情報が要求
されないことが明らかになる場合、同期化終了(Don
e)イベント19によって、交換状態16に続いて、直
接フル状態20に到達することが可能である。フル状態
20では、隣接ピアから入手可能であることが知られて
いるすべてのPTSE情報が、当該ノードによって所有
され、その後、PTSEによって、隣接ピアへのリンク
を通告することができる。
【0033】上述したように、特に図3を参照すると、
本発明の一実施形態によって、新しい状態が知られてい
る有限状態機械5に追加され、変更した有限状態機械1
0が達成されている。これらは、フル状態での交換(E
xchange in Full State)22と
フル状態でのローディング(Loading inFu
ll State)24を含む。フル状態20のノード
が、故障の前またはさらに同期化するためのいくつかの
他の用件の前に、トポロジデータベースをすでに同期化
し、ノードがその後データベースの再同期化を要求する
場合、ノードは、初期化したデータベースサマリパケッ
トを隣接ピアノードに送信する。上記で触れたように、
これらのデータベースサマリパケットは、それぞれのフ
ル状態での同期化(Synch in Full)(S
F)ビットセットを有することになる。次いで、交渉
(フル)終了(Done)イベント28は、有限状態機
械10をフル状態での交換(Exchange in
Full State)22に遷移させる。フル状態で
の交換(Exchange in Full Stat
e)22において、ノードは、フル状態20に到達する
際に通告された隣接への局所状態情報の通告を中止せず
に、隣接ノードにトポロジデータベースを記述すること
を試みる。同様に、当該ノードが同期化している隣接ノ
ードも、データベースの再同期化を要求するノードに対
する、それぞれの局所的な状態情報の通告を中止しな
い。データベースサマリパケットは、再同期化を要求し
ているノードの隣接ピアに送信される。これらのデータ
ベースサマリパケットも、それぞれのフル状態での同期
化(Synch in Full)(SF)ビットセッ
トを有する。データベースサマリパケットを処理した結
果、故障したノードが、PTSEパケットが必要でない
と決定する場合、有限状態機械10は、(再)同期化終
了(Done)イベント25によって、フル状態20に
遷移する。
【0034】一方、PTSEパケットが必要な場合、有
限状態機械10は、フル状態でのローディング(Loa
ding in Full State)24に遷移す
るために、交換(フル)終了(Done)イベント26
を実行する。次いで、必要なPTSEが、フル状態20
の場合のように、依然として通告されている隣接ピアノ
ードへのリンクとの再同期化を必要としているノードに
よって要求される。すべての要求されたPTSEパケッ
トが、同期化を要求しているノードによって受信された
後、ローディング(フル)終了(Done)イベント2
7は、有限状態機械10をフル状態20に遷移させる。
したがって、再同期化を要求しているノードは、そのピ
アデータ構造が、フル状態20、フル状態での交換(E
xchange in Full State)22、
およびフル状態でのローディング(Loading i
n Full State)24にある間、データベー
スサマリ、PTSE要求、およびPTSPパケットを送
信および受信することになる。また、上述した同じ状態
遷移が、同期化を要求している故障したノードの隣接ピ
アノードに関して行われる。
【0035】したがって、本発明により、2つのデータ
ベース同期化手順が提供されており、一方は、ピアデー
タ構造がフル状態20にあるときに動作し、他方は、ピ
アデータ構造が交渉状態14にあるときに動作する。最
低レベルの隣接ピア間のリンクは、隣接ピアの有限状態
機械10が、フル状態20、フル状態での交換(Exc
hange in Full State)22、また
はフル状態でのローディング(Loading in
Full State)24にあるとき、PTSEにお
いてのみ通告される可能性がある。したがって、物理リ
ンクまたはVPCによって接続されている隣接する最低
レベルのピアについて、フル状態での交換(Excha
nge in Full State)22またはフル
状態でのローディング(Loading in Ful
l State)24以外の状態からフル状態20への
変化およびフル状態20、フル状態での交換(Exch
ange in Full State)22、および
フル状態でのローディング(Loading in F
ull State)24からなる状態のグループから
の変化により、同期化ノードまたは再同期化ノードに対
する1つまたは複数のPTSEの新しい事例が、発信ま
たはフラッシュされることになる。
【0036】図2に示した状態遷移のほかに、知られて
いるPNNIプロトコルは、4つの追加のイベントを有
する。これらは、DSMismatchイベント、Ba
dPTSERequestイベント、DropPort
Lastイベント、およびDropPortLastイ
ベントと名付けられている。DSMismatchイベ
ントおよびBadPTSERequestイベントの各
々は、状態を交渉状態14に遷移させる。DSMism
atchは、データベースサマリパケットが、以下の現
象のいずれかと共に受信されるときにはいつでも生じ
る。(i)予期しないDSシーケンス番号を有する、
(ii)予期せずに設定された初期化ビットを有する、
(iii)マスタビットの予期しないセッティングを有
する。本発明によれば、知られているDSMismat
chイベントは、データベースサマリパケットがフル状
態での同期化(Synch in Full)ビットの
予期しないセッティングを有するときにもいつでも生じ
るように変更されている。そのうえ、本発明によれば、
DSMismatchは、以前に記述したDS再同期化
非活動タイマが満了するときにも生じる。以上の条件の
いずれも、エラーがデータベース同期化プロセスに生じ
たことを示している。知られているDropPortL
astイベントは、何ら状態の変化を生じず、知られて
いるDrop Port Lastラストイベントは、
NPダウン状態12を強制する。知られているDrop
Port Lastイベントでは、隣接ピアへのリン
クに対するハロー状態機械は、両方向インサイド状態を
出すことになる。知られているDrop Port L
astラストイベントでは、隣接ノードへのすべてのポ
ートはドロップされていることが決定される。
【0037】上記で導入したように、DS(再同期化)
Mismatchイベントと名付けることが可能である
イベントは、データベースサマリパケットが、そのフル
状態での同期化(Synch in Full)ビット
が設定された状態で受信され、そのようなパケットが、
予期されずに設定された初期化ビットを有する時にはい
つでも行われるように定義されている。知られているP
NNIプロトコルにおけるDSMismatchイベン
トの議論の場合にように、DS Resynch Mi
smatchイベントの出現は、同様に、エラーがデー
タベース再同期化のプロセスにおいて生じたことを示
す。DS Resynch Mismatchは、デー
タベースの再同期化が、有限状態機械10が交渉状態1
4にドロップせずに、再試行されることを示す。
【0038】次に、本発明の一実施形態による隣接ピア
有限状態機械10について、以下に記述した表1を参照
して、より詳細に説明する。表1では、新しいフル状態
での交換(Exchange in Full Sta
te)22とフル状態でローディング状態24が、要約
した形態で、これらの状態の潜在的な遷移状態と共に示
されており、両方とも、知られているPNNIプロトコ
ルに存在し、本発明によって、新しく追加または変更さ
れている。表の各セルは、遷移イベントと指定された遷
移イベントの開始時におけるノードの現在の状態として
示された状態とのペアリングを表す。各セルは、指定さ
れた遷移イベントの結果として達成された新しい状態な
らびに当該ノードによって取られたアクションを反映し
ている。表1は、変更された有限状態機械10になるよ
うに、本発明によって変更された、または本発明を実施
するために追加の機能または手順によって補足されたP
NNIプロトコルの既存の隣接ピア有限状態機械5の態
様のみを表示している。既存のPNNIプロトコルに対
するこれらの変更と追加については、以下でさらに詳細
に議論する。
【表1】
【0039】既存のPNNI仕様のセクション5.7.
4の場合のように、FSM_ERRは、内部実施エラー
を表す。したがって、イベント交渉(フル)終了(Do
ne)28は、有限状態機械10がフル状態20以外の
状態の場合、通常生じない。同様に、イベント交換(フ
ル)終了(Done)26と(再)同期化終了(Don
e)25は、フル状態での交換(Exchange i
n Full State)22以外の状態中に生じな
い。そのうえ、ローディング(フル)終了(Done)
イベント27は、フル状態でのローディング(Load
ing inFull State)24を除くあらゆ
る状態において生じないことが予期される。さらに、D
S(再同期化)Mismatchイベントは、フル状態
での交換(Exchange in Full Sta
te)22とフル状態でのローディング(Loadin
g in Full State)24を除くあらゆる
状態において生じないことが予期される。
【0040】各既存のイベントである交渉終了(Don
e)15、交換終了(Done)17、同期化終了(D
one)19、およびローディング終了(Done)2
1は、本発明の新しい状態である交換フル22とローデ
ィングフル24において生じるように準備されていな
い。この理由のために、プロトコルのエラー条件FSM
_ERRが、前記既存のイベントを前記新しい状態にマ
ッピングするために、表1の下で反映されている。既存
のイベントは、以下でより完全に説明するように、類似
のイベントである交渉(フル)終了(Done)28、
交換(フル)終了(Done)26、(再)同期化終了
(Done)25、およびローディング(フル)終了
(Done)27によって置き換わっている。
【0041】当該ポートがNPダウン状態12にある間
に、イベント追加ポートが行われる場合、PNNI仕様
のセクション5.7.4においてDs1と名付けられて
いるアクションに対し、PNNIプロトコルに記述され
ている知られている手順が続く。一般に、手順は、PT
SEサマリを有さないデータベースサマリパケットを送
信することを必要とする。これらのデータベースサマリ
パケットは、隣接ピアデータ構造の知られているDS
Rxmt タイマによって指定された時間間隔で再送信
される。本発明のDs1手順との違いは、データベース
サマリパケットは、以前に記述したフル状態での同期化
(Synch in Full)ビットの形態にある追
加ビットを含むことである。表1で言及したDs1手順
では、当該データベースサマリパケットのフルビットに
おける同期化は設定されていない。追加ポートイベント
が、フル状態での交換(Exchange in Fu
ll State)22中またはフル状態でのローディ
ング(Loading in Full State)
24中に行われる場合、状態機械は、同じ状態に留まる
ことになる。物理リンクまたはVPCによって接続され
ている最低レベルの隣接ピアの場合、ポートIDが、隣
接ピアデータ構造のポートIDリストに追加される。そ
のうえ、隣接ピアへのリンクが追加され、PTSEの新
しい事例が発信される。このアクションのセットは、現
存するPNNIプロトコルに指定されたものと同じであ
り、PNNI仕様のセクション5.7.4では、アクシ
ョンDs8として表されている。
【0042】有限状態機械10がフル状態20にあり、
イベント交渉(フル)終了(Done)28が行われる
場合、フル状態での交換(Exchange in F
ull State)22への遷移がトリガされ、表1
でDs11と表されたアクションのセットが行われるこ
とになる。Ds11と名付けられたこのアクションのセ
ットの下で、知られているPNNIプロトコルにおいて
Ds2と名付けられているアクションの場合のように、
当該ノードが、トポロジデータベースのコンテンツのサ
マリを、データベースサマリパケットの形態にある隣接
ピアに送信し始める。このフル状態での交換(Exch
ange in Full State)22への遷移
に続く手順は、PNNI仕様のセクション5.7.4に
おいて、Ds2と表されているものと同一であるが、ノ
ードによって送信されたデータベースサマリパケット
が、フル状態での同期化(Synch in Ful
l)ビットセットを有する点が異なる。同様に、本発明
によれば、再同期化非活動タイマは、このタイマがまだ
動作していない場合、状態が遷移する際に、Ds2の手
順の一部として開始されることになる。
【0043】交換(フル)終了(Done)26のイベ
ントが、有限状態機械10のフル状態における交換22
中に注入される場合、フル状態でのローディング(Lo
ading in Full State)24への遷
移が行われることになる。その後、既存のPNNI仕様
のセクション5.7.4に記述されているDs3アクシ
ョンが続く。すなわち、DS Rxmt タイマが、以
前に停止されていない場合、停止されることになる。当
業者に知られているように、PTSEリクエストパケッ
トが、当該隣接ピアあるいは他の隣接ピアに送信される
か、または送信され続ける。各PTSEリクエストパケ
ットは、以前に発見されたが、まだ受信されていない、
隣接ピアのより最近のいくつかのPTSEを要求する。
これらのPTSEは、隣接ピアデータ構造において、P
TSEリクエストのリストにリストされる。
【0044】(再)同期化終了(Done)イベント2
5が、状態機械がフル状態での交換(Exchange
in Full State)22にある間に注入さ
れる場合、有限状態機械10は、フル状態20に遷移す
ることになる。フル状態での交換(Exchange
in Full State)22に関連付けられてい
るこのイベントは、交換状態16中に行われる同類物か
らこのイベントを区別するために、(再)同期化終了
(Done)イベント25と名付けられている。
【0045】ローディング(フル)終了(Done)イ
ベント27が、有限状態機械10がフル状態でのローデ
ィング(Loading in Full Stat
e)24にある間に注入される場合、状態機械は、フル
状態20に遷移することになる。フル状態でのローディ
ング(Loading in Full State)
24に関連付けられているこのイベントは、ローディン
グ状態18中に行われる類似物からこのイベントを区別
するために、図1では、ローディング(フル)終了(D
one)イベントと名付けられている。
【0046】ローディング(フル)終了(Done)イ
ベント27がフル状態でのローディング(Loadin
g in Full State)24中に行われる状
況、または(再)同期化終了(Done)イベント25
がフル状態での交換(Exchange in Ful
l State)22中に行われる状況では、本発明の
例示的な実施形態において導入され、上述したDS R
xmtタイマと再同期化非活動タイマは、停止されるこ
とになる。当該状態の変化に続くこれらのアクション
は、表1においてDs12と名付けられている。これ
は、データベースの再同期化が完了したことを表す。
【0047】DSMismatchイベントまたはBa
dPTSERequestイベントのどちらかが、交換
状態16中またはローディング状態18中に注入される
場合、交渉状態14への状態遷移が実施される。同様
に、既存のPNNIプロトコルでDs5と表されている
知られている手順が、当該状態遷移に続けて開始され
る。これらの手順は、PNNI仕様のセクション5.
7.4に記述されている。しかし、本発明によれば、知
られているプロトコルのピア遅延Ackタイマ、DSR
xmtタイマ、およびリクエスト Rxmtタイマの場
合のように、再同期化非活動タイマも、以前に停止され
ていない場合、停止されることになる。本発明によれ
ば、知られているDs5の手順で、ノードによって送信
されたデータベースサマリパケットのフルビットにおけ
る同期化は、設定されないことになる。
【0048】フル状態での交換(Exchange i
n Full State)22中またはフル状態での
ローディング(Loading in Full St
ate)24中に生じる表1のイベントDSMisma
tchおよびBadPTSERequestは、交渉状
態14に遷移することになる。行われるアクションは、
交換状態中またはローディング状態中に生じる同じイベ
ントの場合上記で指定されているように、PTSEが、
隣接へのリンクのあらゆる通告を排除するように変更さ
れる点が異なる。後者のステップは、既存のPNNIプ
ロトコルにおいて知られており、PNNI仕様のセクシ
ョン5.7.4において、アクションDs6として記述
されている。
【0049】有限状態機械10は、再同期化非活動タイ
マが満了するときにはいつでも、イベントDSMism
atchで実行される。これは、ノードに、現在PTS
Eにおいて通告されている非応答隣接へのすべてのリン
クを中止させる。次いで、有限状態機械10は、ノード
が、再度、交渉状態14から開始する知られている方式
で、データベースを同期化することを試みる場合、交渉
状態14への遷移が強制される。データベースの再同期
化が成功したイベントでは、再同期化非活動タイマが停
止される。
【0050】さらに表1を参照すると、DS(再同期
化)Mismatchが、フル状態での交換(Exch
ange in Full State)22中または
フル状態でのローディング(Loading in F
ull State)24中に生じるとき、フル状態に
戻る。この遷移イベントの際に行われるアクションによ
り、ピア遅延Ackタイマ、DS Rxmtタイマ、お
よびリクエスト Rxmt タイマが、以前に停止され
ていない場合、停止されることになる。前記タイマのす
べては、既存のPNNIプロトコルにおいて知られてい
る。ピア再送信リスト、ピア遅延Ackリスト、PTS
Eリクエストリスト、およびすべての関係するタイマも
クリアされる。フル状態での同期化(Synch in
Full)ビットが設定されたデータベースサマリの
交換を、再度やり直さなければならない。次いで、当該
ノードは、この隣接ピアのDSシーケンス番号を増加さ
せて、マスタビットを値1に設定することによって、自
身をマスタと宣言し、初期化ビット、モア(More)
ビット、マスタビット、およびフル状態での同期化(S
ynch in Full)ビットが設定されたデータ
ベースサマリパケットの送信を開始する。PTSEサマ
リは、これらのパケットに含まれていない。最後に、D
S Rxmtタイマが始動され、データベースサマリパ
ケットの受信を確認するDBサマリパケットが受信され
ない場合、各DSRxmt間隔時間ごとにデータベース
サマリパケットが再送信される。状態がフル状態20に
変化する際のこれらのアクションのすべては、表1では
Ds13と名付けられている。
【0051】有限状態機械10が、それぞれフル状態で
の交換(Exchange inFull Stat
e)22とフル状態でのローディング(Loading
in Full State)24の同じ状態にあれ
ば、表1のDrop Port Lastイベントは、
これらの状態を保有している有限状態機械10に帰着す
る。既存のPNNIプロトコルのセクション5.7.4
のDs9手順のように、当該リンクは、対応する隣接ピ
アデータ構造のポートIDリストから削除されている。
そのリンクを通告するPTSEが存在する場合、影響を
受けたPTSEの新しい事例が発信されることになる。
リンクが、隣接への最後の活動リンクである場合、Dr
op Port Lastラストイベントが生成される
ことになる。表1に示したように、Drop Port
Lastラストイベントは、有限状態機械10が、フ
ル状態での交換(Exchange in Full
State)22またはフル状態でのローディング(L
oading in Full State)24のど
ちらかにある場合にいつでも、有限状態機械10をNP
ダウン状態12に遷移させる。PNNIプロトコルにお
いて知られており、PNNI仕様のセクション5.7.
4においてDs10と名付けられているように、ピア遅
延Ackタイマ、DS Rxmtタイマ、およびリクエ
ストRxmtタイマは、以前に停止されていない場合、
停止される。既存のDs10手順において知られている
ように、ピア送信リスト、ピア遅延Acksリスト、お
よびPTSEリクエストリストは、それらの関係するタ
イマと共にクリアされる。しかし、本発明によれば、再
同期化非活動タイマも、以前に停止されていない場合、
停止されることになる。
【0052】データベースサマリパケットの送信 データベースサマリパケットの送信は、以下に示した点
を除いて、一般に、知られているPNNIプロトコルに
よって指定されている。しかし、フル状態20におい
て、ノードは、設定された初期化ビット、モアビット、
マスタビット、およびフル状態での同期化(Synch
in Full)ビットを有する空のデータベースサ
マリパケットを送信することによって、データベースの
再同期化を開始することが可能である。再同期化非活動
タイマは、このタイマがまだ動作していない場合、第1
のそのようなデータベースサマリパケットが送信された
ときに始動される。そのようなデータベースサマリパケ
ットを送信するとき、DSRxmtタイマが再始動され
なければならない。これらのパケットは、DS Rxm
tタイマがスタートするとき、DS Rxmt間隔秒ご
とに、データベースの再同期化を開始するノードによっ
て再送信される。
【0053】フル状態20のノードも、データベースの
再同期化を要求している隣接ピアから、設定された初期
化ビット、モアビット、マスタビット、およびフル状態
での同期化(Synch in Full)ビットを有
する受信したデータベースサマリパケットに応答して、
データベースサマリパケットを送信する。ノードが、デ
ータベースの再同期化を開始するとき、値1に設定され
ている、フル状態での同期化(Synch in Fu
ll)ビット、初期化ビット、モアビット、およびマス
タビットを有するデータベースサマリパケットを送信す
る。データベースの再同期化を要求している隣接ノード
に応答するノードは、以下でより完全に説明するよう
に、フル状態での同期化(Synch in Ful
l)ビット、初期化ビット、モアビット、およびマスタ
ビットを設定する。ノードが、データベースの再同期化
を要求している隣接ピアに対する第1のそのようなデー
タベースサマリパケットに応答するとき、ノードは、再
同期化非活動タイマがまだ動作していない場合、それを
始動させる。
【0054】交渉状態14において、当該ノードは、既
存のプロトコルのように、空のデータベースサマリパケ
ットを送信するが、フル状態での同期化(Synch
inFull)ビットが、前記フル状態での同期化(S
ynch in Full)ビットの形態で追加のビッ
トを含むように、本発明により変更されたデータベース
サマリパケットに設定されない点が異なる。フル状態で
の交換(Exchange in Full Stat
e)22において、当該ノードは、知られている交換状
態16におけるものと同一なデータベースサマリパケッ
トを送信するが、フル状態での同期化(Synch i
n Full)ビットは、そのようなデータベースサマ
リパケットにおいて設定されている。
【0055】データベースサマリパケットの受信 次に、ノードによる受信したデータベースサマリパケッ
トの処理について説明する。データベースサマリパケッ
トの受信は、一般に、知られているPNNIプロトコル
によって指定されているが、以下に指摘した点が異な
る。データベースサマリパケットが受け入れられる場
合、多くのパケットフィールドは、ラスト受信データベ
ースサマリパケットの識別情報として同定される知られ
ている記録の対応する隣接ピアデータ構造に保存され
る。したがって、初期化ビット、モアビット、マスタビ
ット、および予約ビットからなるパケットのフラグは、
DSシーケンス番号と共に、すべて既存のPNNIプロ
トコルにおいて知られている方式で保存される。しか
し、本発明のフル状態での同期化(Synch in
Full)ビットも、以上のビット共に保存される。こ
れらの保存された項目は、隣接ピアから受信された2つ
の連続データベースサマリパケットにおいて、全く同様
に設定される場合、第2のそのようなデータベースサマ
リパケットは、受信したデータベースサマリパケットの
処理において、重複であると見なされる。
【0056】知られているPNNIプロトコルの場合の
ように、データベースサマリパケットは、有限状態機械
10がNPダウン状態12にある場合、無視されなけれ
ばならない。
【0057】既存のPNNI仕様では、有限状態機械5
が交渉状態14にあるときに受信され、ヘッディング
「交渉」の下で、既存のPNNI仕様のセクション5.
7.6において指定された2つの場合の一つと整合する
データベースサマリパケットは、イベント交渉終了(D
one)を有し、交換状態16への遷移を有する有限状
態機械5を実行する。知られているプロトコルのこれら
の場合の第1では、初期化ビット、モアビット、および
マスタビットは、値1に設定されている。本発明では、
上記の値を有する初期化ビット、モアビット、およびマ
スタビットの他に、シーケンスにおいて次として受け入
れられ、セクション5.7.6のヘッディング「交渉」
の下で議論した第1の場合によるすでに知られている方
式でさらに処理するパケットに対して、フル状態での同
期化(Synch in Full)ビットが、値ゼロ
に設定されなければならない。知られているプロトコル
のこれらの場合の第2では、初期化とマスタのビット
は、値ゼロに設定される。本発明では、上記の値を有す
る初期化とマスタのビットの他に、フル状態での同期化
(Synch in Full)ビットが、シーケンス
において次として受け入れられ、セクション5.7.6
のヘッディング「交渉」の下で議論した第2の場合によ
るすでに知られている方式でさらに処理されるパケット
に対して、値ゼロに設定されなければならない。
【0058】有限状態機械10が交換状態16にあると
きに受信されるデータベースサマリパケットに対して、
セクション5.7.6のヘッディング「交換」の下で、
既存のPNNI仕様において設定された手順が続くが、
1つ例外がある。すなわち、セクション5.7.6の前
記ヘッディングの下で列挙した第3の既存のステップの
直後に、新しい条件が挿入される。この新しい条件は、
フル状態での同期化(Synch in Full)ビ
ットが設定される場合、イベントDSMismatch
が生成され、データベースサマリパケットの処理が停止
されることを要求する。交換状態16においてデータベ
ースサマリパケットを受信することに続く手順は、他の
場合は、既存のPNNI仕様に記述されている。
【0059】ノードがローディング状態18にあるとき
のデータベースサマリパケットの受信は、ノードが、デ
ータベースサマリパケットのシーケンス全体を送信およ
び受信したことを表す。したがって、そのように受信さ
れたパケットのみが、複製であるはずである。受信した
あらゆる他のデータベースサマリパケットは、イベント
DSMismatchを生成し、知られているPNNI
プロトコルにより、再びデータベースを同期化する2つ
のピアを有する交渉状態14に戻らなければならない。
ローディング状態18においてデータベースサマリパケ
ットを受信するときに続く手順は、したがって、既存の
PNNIプロトコルのセクション5.7.6に指定され
ている。
【0060】ノードがフル状態20にあり、受信したデ
ータベースサマリパケットが設定されたフル状態での同
期化(Synch in Full)ビットを有する場
合、受信したパットが、それに続く2つの場合の一つと
整合すれば、有限状態機械10は、交渉(フル)終了
(Done)イベント28で実行されなければならな
い。それにより、有限状態機械10は、フル状態での交
換(Exchange in Full State)
22に遷移する。その後、パケットは、シーケンスにお
いて次として受け入れられ、以下で記述するように、さ
らに処理される。
【0061】ケース1:受信ノードがスレーブである このケースは、初期化ビット、モアビット、およびマス
タのビットが値1に設定され、パケットのコンテンツが
空であり、隣接ピアノードIDが、受信ノードに関連付
けられているノードIDより大きい状況を扱っている。
【0062】この状況では、当該ノードがスレーブであ
り、交渉(フル)終了(Done)イベント28を生成
すると、スレーブノードは、以下のシーケンスのアクシ
ョンを取る。まず、DS Rxmtタイマを停止する。
次に、再同期化非活動タイマがまだ動作していない場
合、それを始動させる。次いで、マスタビットを値ゼロ
に設定し(所与のノードがスレーブであることを示
す)、初期化ビットも値ゼロに設定し、フル状態での同
期化(Synch in Full)ビットを値1に設
定し、DSシーケンス番号をマスタノードによって指定
された値に設定し、データベースサマリパケットは、既
存のPNNI仕様のセクション5.7.5に記述されて
いるように、当該ノードに関するデータベースサマリ情
報のその部分を含めて、マスタに送信される。
【0063】ケース2:受信ノードがマスタである このケースは、初期化ビットとマスタビットが値ゼロに
設定され、パケットのDSシーケンス番号が当該ノード
のDSシーケンス番号に等しく(確認を示す)、隣接ピ
アのノードIDが、所与のノードのものより小さい状況
を扱っている。
【0064】このケースでは、当該ノードがマスタノー
ドである。交渉(フル)終了イベント28を生成する
と、マスタノードは、以下のアクションのシーケンスを
取る。まず、DS Rxmtタイマを停止しなければな
らない。次いで、受信したデータベースサマリパケット
のコンテンツを、受信したと確認しなければならず、そ
の後、これらのコンテンツを、ヘッディング「交換状
態」の下で、PNNI仕様のセクション5.7.6にお
いて、94ページと95ページで説明しているように、
既存のPNNIプロトコルにおいて知られている方式で
処理する。DSシーケンス番号は、値1だけ増加されな
ければならず、フル状態での同期化(Synch in
Full)ビットは、値1に設定され、初期化ビット
は、値ゼロに設定されなければならない。データベース
サマリパケットは、既存のPNNI仕様のセクション
5.7.5に記述されているように、当該ノードに関す
るデータベースサマリ情報のその部分を含めて、スレー
ブノードに送信されなければならず、DS Rxmtタ
イマが再始動されなければならない。再同期化非活動タ
イマは、まだ動作していない場合、始動される。
【0065】上記のケース1または2のどちらの適用可
能でない場合、当該パケットは、それが複製であるか否
かについて確認される。パケットが複製である場合、そ
れは無視される。そうではなく、パケットが複製でない
場合、エラーが再同期化中に生じており、その後、イベ
ントDSMismatchで有限状態機械10を実行し
なければならない。
【0066】フル状態20のノードと受信したデータベ
ースサマリパケットが、設定されたフル状態での同期化
(Synch in Full)ビットを有さない場
合、当該パケットは、複製であることが予期される。設
定されていないフル状態での同期化(Synch in
Full)ビットを有するあらゆる他のデータベース
サマリパケットは、イベントDSMismatchを生
成し、それにより、有限状態機械10を交渉状態14に
戻し、当該2つの隣接ピアにそれらのデータベースを再
同期化させる。本発明により、設定されていないフル状
態での同期化(Synch in Full)ビットを
有するデータベースサマリパケットを受信する際に続く
手順は、知られている交換状態16において続く手順と
同じであるが、シーケンスにおいて次として受け入れら
れたパケットが、イベントDSMismatchを生成
しなければならず、そのようなパケットをさらに処理す
ることが停止される点が異なる。矛盾するマスタビット
または値ゼロに設定された初期化ビットを有するパケッ
トの受信も、イベントDSMismatchを生成しな
ければならない。
【0067】ノードの状態がフル状態での交換(Exc
hange in Full State)22である
場合、受信したデータベースサマリパケットは、以下の
条件付きステップを実行することによって、本発明によ
り処理されることになる。これらの条件付きステップの
いずれかが真であるとテストされた場合、残りのステッ
プをテストまたは実行する必要はない。
【0068】1)データベースサマリパケットが、マス
タとして作用するノードによって受信される場合、パケ
ットの処理は、パケットが複製であると判定されれば、
停止される。複製パケットの判定については、以前に議
論した。
【0069】2)一方、ノードがスレーブとして作用す
る場合、複製パケットの受信に応答して、マスタに送信
された最後のデータベースサマリパケットを再送信し、
次いで、受信したデータベースサマリパケットの処理を
停止する。
【0070】3)パケットがあらゆるイベントにおいて
複製でなく、マスタビットの状態が、接続のマスタ/ス
レーブ状態と矛盾する場合、イベントDSMismat
chが生成され、パケットの処理が停止される。
【0071】4)マスタビットは一貫しているが、フル
状態での同期化(Synch inFull)ビットが
設定されていない場合、イベントDSMismatch
が生成され、パケットの処理は停止される。
【0072】5)上記に列挙した条件のすべてが偽であ
るとテストされ、初期化ビットが設定されている場合、
イベントDS Resynch Mismatchが生
成され、パケットの処理が阻止される。
【0073】6)上記に列挙した条件のすべてが偽であ
るとテストされ、ノードがマスタである場合、パケット
のDSシーケンス番号がノードのDSシーケンス番号に
等しいときに、パケットは受け入れられ、さらに処理さ
れる。これは、パケットがシーケンスにおいて次である
ことを示す。この場合の処理は、以下の方式で実施され
る。
【0074】DS Rxmtタイマが停止される。これ
に続いて、最も最近受信したデータベースサマリパケッ
トのコンテンツが受信されたことを確認し、次いで、そ
のコンテンツを、ヘッディング「交換」の下で、PNN
I仕様のセクション5.7.6において、94ページと
95ページで説明されているように、既存のPNNIプ
ロトコルにおいて知られている方式で処理する。次い
で、DSシーケンス番号を値1だけ増加させる。次に、
ノードがすでに、データベースサマリパケットのシーケ
ンス全体を送信し、受信したパケットが、値ゼロに設定
されているモアビットを有する場合、PTSEリクエス
トリストが空であれば、イベント(再)同期化終了(D
one)25が生成され、PTSEリクエストリストが
空でなければ、イベント交換(フル)終了(Done)
26が生成される。ノードがデータベースサマリパケッ
トのシーケンス全体を送信したか否かについての判定
は、以前にノードによって送信されたデータベースサマ
リパケットも、値ゼロに設定されているモアビットを有
する場合、行われる。データベースサマリパケットのシ
ーケンス全体がまだ受信されていない場合、新しいデー
タベースサマリパケットがスレーブに送信され、DS
Rxmtタイマが再始動される。
【0075】7)上記に列挙した条件のすべてが偽であ
るとテストされ、ノードがスレーブである場合、パケッ
トのDSシーケンス番号が、ノードのDSシーケンス番
号より大きいときに、パケットは受け入れられ、さらに
処理される。これは、パケットがシーケンスにおいて次
であることを示す。この状況でのパケットの処理は、以
下のように、2ステップの手順による。
【0076】第1ステップとして、受信されたと認識さ
れたデータベースサマリパケットのコンテンツは、次い
で、ヘッディング「交換」の下で、PNNI仕様のセク
ション5.7.6において、94ページと95ページで
説明しているように、既存のPNNIプロトコルにおい
て知られている方式で処理される。第2ステップとし
て、以下のアクションが実施される。DSシーケンス番
号は、受信したパケットに現れるDSシーケンス番号に
設定される。次いで、データベースサマリパケットがマ
スタに送信される。次に、受信したパケットが、ゼロに
設定されているモアビットを有し、送信されたばかりの
データベースサマリパケットが空であり、したがって、
それも、ゼロに設定されたモアビットを有する場合、P
TSEリクエストリストが空であれば、イベント(再)
同期化終了(Done)25が生成される。PTSEリ
クエストリストが空でない場合、イベント交換(フル)
終了(Done)26が実行される。
【0077】8)上記に列挙した条件のすべてが偽であ
るとテストされる場合、イベントDS Matchが生
成され、データベースサマリパケットの処理が停止され
る。
【0078】フル状態でのローディング(Loadin
g in Full State)24に関して、この
状態のノードは、設定されたフル状態での同期化(Sy
nch in Full)ビットを有するデータベース
サマリパケットのシーケンス全体を送信および受信した
ことになる。したがって、この状態のノードによって受
信されたデータベースサマリパケットのみが、複製であ
るはずである。再同期化を要求していない受信されたあ
らゆる他のデータベースサマリパケットは、イベントD
SMismatchを生成しなければならない。これに
より、交渉状態14に戻り、次いで、当該2つの隣接ピ
アは、知られている手順によるデータベースの同期化に
進むことになる。フル状態でのローディング(Load
ingin Full State)24においてデー
タベースサマリパケットを受信するときに続く手順は、
フル状態での交換(Exchange in Full
State)22において続く手順と同じであるが、シ
ーケンスにおいて次として受け入れられたパケットが、
代わりにイベントDSMismatchを生成しなけれ
ばならず、そのようなパケットのさらなる処理が停止さ
れる点が異なる。矛盾するマスタビットを有するパケッ
トの受信も、イベントDSMismatchを生成する
ことになる。唯一矛盾するビットとして初期化ビットを
有するあらゆるパケットは、イベントDS再同期化ミス
マッチを生成することになる。
【0079】上述したように、追加のフラグが、既存の
PNNIプロトコルの別の場合では知られているデータ
ベースサマリパケットに対し、本発明により定義され
る。例えば、データベースサマリパケットの知られてい
るフラグフィールドにおけるビット番号13を使用し
て、簡便のために、フル状態での同期化(Synch
in Full)(SF)ビットと名付けることが可能
である、この新しいフラグを定義することが可能であ
る。このビットは、この交換プロセスを、既存のPNN
Iプロトコルにおいて知られている同期化から区別する
ために、データベースの再同期化を実施する2つのノー
ドの各々によって、値1に設定される。
【0080】当業者なら、ある場合には、トポロジ状態
ルーティングプロトコルを有するネットワークを、デー
タベースの同期化の手順に予め不可欠である他のプロト
コルと関連付けることが可能であることを理解するであ
ろう。例えば、既存PNNIプロトコルの特定の場合で
は、本発明を適用する場合に、ハロープロトコルが、活
動ルーティングエンティティから非活動ルーティングエ
ンティティへの活動切替えのために、混乱されないこと
が保証されなければならない。保証されない場合、故障
した活動ルーティングエンティティに関連付けられてい
るネットワークノードは、活動切替えのためにのみ、到
達不可能であると宣言されることになる。したがって、
PNNIプロトコルなどのネットワークプロトコルの場
合、活動ルーティングエンティティに関連付けられてい
る局所的な状態情報は、非活動ルーティングエンティテ
ィに提供して、各々は、故障からの回復中に、局所的な
状況情報の共通認識を共有するようにしなければならな
い。これは、例えば、当該故障の前に、活動ルーティン
グエンティティから非活動ルーティングエンティティ
に、周期的に局所的な状態情報を送信することによって
達成することが可能である。
【0081】次に、本発明について、ネットワークドメ
イン30および55を備えるネットワーク2(図1)な
どの通信ネットワークにおけるホット冗長ネットワーク
要素56に関して、図4を参照して、説明する。ネット
ワーク要素56も、ノード36などの論理グループノー
ドを実施することが可能である。ネットワーク要素56
は、入力/出力ポート100を備え、それを経て、ネッ
トワーク接続76は、交換装置71によって経路指定さ
れる。ネットワーク接続76aは、76bにおいて、活
動ルーティングエンティティ68の故障の際に、活動ル
ーティングエンティティ68から非活動ルーティングエ
ンティティ70に、再経路指定または転換することが可
能である。活動ルーティングエンティティ68と非活動
ルーティングエンティティ70の両方とも、ネットワー
クドメイン30と55を有する通信ネットワーク2に関
するトポロジ状態情報へのアクセスを備える。例えば、
当該トポロジ状態情報は、それぞれトポロジデータベー
ス74aと74bによって、活動ルーティングエンティ
ティ68と非活動ルーティングエンティティ70にとっ
てアクセスすることが可能である。
【0082】本発明によれば、ノード56などのホット
冗長ネットワーク要素の活動ルーティングエンティティ
68と非活動ルーティングエンティティ70の両方と
も、活動ルーティングエンティティ68に影響を与える
故障が発生する前に、所定の間隔で行われる、活動ルー
ティングエンティティ68から非活動ルーティングエン
ティティ70へのトポロジ状態情報の周期的な送信69
によって、互いにトポロジ状態情報を共有することが可
能である。代替として、そのような送信は、新しいデー
タが、イベント駆動方式で、活動ルーティングエンティ
ティ68によって受信される際に行うことが可能であ
る。同様に、非活動ルーティングエンティティ70は、
代わりに、外部ソースの送信69aなどを介して、ノー
ド56の外部から供給されたトポロジ状態情報で周期的
に更新することが可能である。当業者なら、トポロジ状
態情報で周期的に更新されていない非活動ルーティング
エンティティ70を有するノード56と共に使用するた
めに、本発明の方法を適応することも可能であることを
理解するであろう。また、この分野に精通している者な
ら、ネットワーク要素56の活動ルーティングエンティ
ティ68と非活動ルーティングエンティティ70の間で
トポロジ情報を共有すること、ならびに、非活動ルーテ
ィングエンティティ70のトポロジ状態情報を周期的に
更新するための機構は、知られている技術により実施す
ることが可能であることを理解するであろう。
【0083】ホット冗長性技術の分野で知られているよ
うに、非活動ルーティングエンティティ70のトポロジ
状態情報を周期的に更新することが望ましいだけでな
く、同様の方式で、局所的な状態情報も、非活動ルーテ
ィングエンティティ70に周期的に送信することが可能
である。例えば、PNNIプロトコルでは、そのような
局所的な状態情報は、ハロープロトコルによって送信さ
れる。以前説明したように、これは、ネットワークノー
ドが、データベースを再同期化する必要性を創出した活
動切替えの理由によってのみ、ルーティングのために、
故障したノードが到達不可能であると宣言することを防
止する。したがって、回復したノードは、該当する活動
切替えに続く局所的な状態情報を保有することになる。
そのような局所的な状態情報は、同様な方式で、トポロ
ジ状態情報に関して以前に記述したものに送信される。
【0084】ノード56(およびそれが実施する論理ノ
ード36)が、隣接ピアと以前に同期化したトポロジデ
ータベースを有し、これらのデータベースを再同期化す
ることを望むとき、活動ルーティングエンティティ68
に取って局所的である故障から回復するか、またはその
リセットを実施するかに関わらず、本発明を実施するこ
とにより、ノードは、局所的な状態情報の通告を終了さ
せることにならない隣接ノードと、トポロジデータベー
ス交換プロセスを開始することが可能になるが、これ
は、局所的な状態情報が、活動ルーティングエンティテ
ィ68の故障に関連するノードに関係し、かつ活動ルー
ティングエンティティ68の故障に関連するノードに直
接隣接する各ノードに関係しているからである。そのよ
うな直接隣接ノードは、この用語が本明細書で使用され
ているように、物理的な隣接ノードと論理的な隣接ノー
ドの両方を含む。例えば、PNNIプロトコルでは、活
動ルーティングエンティティ68の故障からの回復に含
まれている様々なノードの間におけるリンクの通告は、
データベースの交換中に終了されることはない。したが
って、本発明によれば、活動ルーティングエンティティ
68の故障に関連するノードは、局所的な状態情報の通
告を中止しない。そのうえ、本発明によれば、活動ルー
ティングエンティティ68の故障に関連するノードに直
接隣接する隣接ノードは、同様に、各そのような隣接ノ
ードに関するそれぞれの局所的な状態情報の通告を中止
することはない。
【0085】上述した本発明の方法は、ハードウエア、
ソフトウエア、またはその組合せで実現することが可能
である、データベース同期化プロセッサ78aと78b
によって、それぞれ、活動ルーティングエンティティ6
8と非活動ルーティングエンティティ70の各々におい
て実施することが可能である。同期化プロセッサ78a
と78bは、ノード56とその直接隣接するより低いレ
ベルの隣接57、59、60の各々との間と、ノード3
6とその直接隣接するより高いレベルの論理隣接34、
35、37、38との間における、トポロジ状態情報の
交換に関して以前に記述した様々な手順を実施する。上
述したものは、活動ルーティングエンティティ68と非
活動ルーティングエンティティ70の各々を有するそれ
ぞれの同期化プロセッサ78aまたは78bを準備する
が、当業者なら、単一の同期化プロセッサも、両方のデ
バイスによって共有することが可能であることを理解す
るであろう。
【0086】したがって、本発明は、ノードとそれに直
接隣接する物理的または論理的な隣接ノードとの間で、
同期化プロセス中に、これらのノードに、局所的な状態
情報の通告を変更させない、データベースの再同期化機
構を定義する。これにより、該当するノード間の同期化
が、ネットワークのすべての他のノード、すなわち、故
障したノードの直接隣接する物理的または論理的な隣接
ノードでないノードにトランスペアレントとなることが
保証されるはずである。後者の隣接ノードは、再同期化
に携わることを要求されることが必要である唯一のノー
ドである。
【0087】したがって、本発明により、ホット冗長性
回復中に生じる可能性がある、データベースの再同期化
のための知られている従来のシステムに関するある欠点
に対処する試みが実施される。故障したノードが、特別
の責務を所有する活動ルーティングエンティティである
場合、活動ルーティングエンティティの故障は、活動ル
ーティングエンティティの特別の責務が、回復中に放棄
される必要がないという意味で、一般に、ルーティング
システムまたはネットワークの混乱ではない。したがっ
て、他のノードは、故障したノードの特別の責務を荷う
必要はない。例えば、OSPFプロトコルのバックアッ
プ指定ルータが、指定ルータとなることはなく、新しい
ピアグループリーダーが、故障した特別のネットワーク
構成要素を置換として、PNNIプロトコルの下の、ネ
ットワーク階層のいかなるレベルにおいても、選択され
ることはない。
【0088】本発明における故障の検出と故障の回復
は、故障したノード内と、物理的または論理的に直接隣
接するノードまたはデバイスに関してのみ行われるの
で、本発明による回復プロセスは、ホット冗長性回復の
ための従来の技術のプロセスより、時間がかからないこ
とが予期される。そのうえ、故障したネットワークエン
ティティに隣接する上述したもの以外のネットワークの
デバイスが含まれないことが予期される場合、従来の技
術またはデバイスの場合より、狭い範囲のネットワーク
トポロジの部分が回復に携わっている。回復に関する時
間とトポロジの広がりについて予期されるこの利点は、
故障したノードが通常特別の責務を実施しているか否か
に関わらず、適用可能である。最後に、本発明の回復プ
ロセスに関連するネットワークの帯域幅と処理用件は、
故障した構成要素に直接隣接するノードのみが回復に含
まれという点で、故障回復の知られている技術に対し、
低減されることが予期される。
【0089】本発明について、既存のPNNIプロトコ
ルに適応した実施に関して説明してきたが、通信ネット
ワークの分野の技術者なら、本発明は、他のトポロジ状
態のプロトコルに適用または適応することが可能である
ことを理解するであろう。そのうえ、同期化プロセッサ
を本発明の方法を実行するために使用することが可能で
あると同時に、方法の様々なステップを、ネットワーク
要素に関連する1つまたは複数の他のデバイスあるいは
ソフトウエアによって、全体または一部として実施する
ことが可能であるか、または、ネットワーク要素に関連
付けられ、本発明と共に使用するために修正または適応
することが可能である既存のデバイスまたはソフトウエ
アによって実施することが可能である。さらに、本発明
について、ホット冗長性回復の状況で説明してきたが、
本発明は、故障回復の他の状況において、または、ノー
ドが以前にデータベースの同期化を実施した後に、その
トポロジデータベースを再同期化することが望ましい時
にはいつでも、使用することが可能である。さらに、当
業者なら、詳細な様々な変更を本発明に行うことが可能
であり、そのすべてが、本発明の精神と範囲内にあるこ
とを理解するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法と装置を実施することが可能であ
る、PNNIルーティングプロトコルにより動作するネ
ットワークドメインに関連付けられており、ネットワー
クトポロジの一部を形成するノードのグループ間におけ
る親子関係を示す、階層的なネットワークトポロジの概
略図である。
【図2】従来の技術で知られているPNNIルーティン
グプロトコルの隣接ピア有限状態機械に関する様々な状
態と遷移イベントを示す状態機械の図である。
【図3】本発明を実施するように変更されたPNNIル
ーティングプロトコルの隣接ピア有限状態機械に関する
様々な状態と遷移イベントを示す状態機械の図である。
【図4】本発明の方法を実施することが可能であるホッ
ト冗長ネットワーク要素のブロック図である。
【符号の説明】
2 通信ネットワーク 5 隣接ピアノ有限状態機械 10 変更した隣接ピアの有限状態機械 12 初期状態(NPダウン状態) 13 追加ポートイベント 14 交渉状態 15 交渉終了(Done) 16 交換状態 17 交換終了(Done)状態 18 ローディング状態 19 同期化終了(Done)イベント 20 フル状態 21 ローディング終了(Done) 22 フル状態での交換(Exchange in F
ull State) 24 フル状態でのローディング(Loading i
n Full State) 25 (再)同期化終了(Done) 26 交換(フル)終了(Done) 27 ローディング(フル)終了(Done) 28 交渉(フル)終了(Done) 30 PNNIネットワークドメイン 32、33、34、35、36、37、38、39、4
0、41 ネットワークノード 36 ノード 42、43、44、45、46、47、48、49、5
0、51、52、53物理ノードまたは論理ノード 55 子ピアグループ 56、57、58、59、60 より低いレベルのネッ
トワークノード 62、63、64、65、66、67 物理リンクまた
は論理リンク 68 活動ルーティングエンティティ 69、69a 周期的な送信 70 非活動ルーティングエンティティ 71 交換装置 74a、74b トポロジデータベース 76、76a、76b ネットワーク接続 100 入力/出力ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール・ラジエシツク カナダ国、オンタリオ・ケー・2・ビー・ 7・テイ・1、ネピアン、ウツドリツジ・ クレツセント・1222−90 Fターム(参考) 5K030 GA11 HA08 HC01 HC20 HD03 JL07 KA05 KA07 LA15 LB05 MA01 MD07 MD10

Claims (87)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークの活動ルーティングエ
    ンティティに影響を与える故障から回復するための方法
    であって、活動ルーティングエンティティは通信ネット
    ワークのネットワークノードと関連付けられており、通
    信ネットワークはネットワークを通じて局所的な状態情
    報を断続的に通告するためのルーティングプロトコルを
    備え、さらに、前記故障の際に、ネットワークノードの
    ネットワーク接続を活動ルーティングエンティティから
    転換することができる非活動ルーティングエンティティ
    を備え、 (a)故障の際に、活動ルーティングエンティティと非
    活動ルーティングエンティティの間で活動切替えを実行
    し、ネットワークノードのネットワーク接続が、活動ル
    ーティングエンティティから非活動ルーティングエンテ
    ィティに転換され、それにより、非活動ルーティングエ
    ンティティを新しい活動ルーティングエンティティに変
    換するステップと、 (b)活動切替えに続いて、新しい活動ルーティングエ
    ンティティと前記故障に関連するネットワークノードの
    各直接隣接する隣接ノードとの間で、トポロジ状態情報
    を交換し、新しい活動ルーティングエンティティと各前
    記直接隣接する隣接ノードのそれぞれが、同期化された
    トポロジ状態情報を所有するようにするステップとを含
    み、 前記故障に関連するネットワークノードと各前記直接隣
    接する隣接ノードによって、新しい活動ルーティングエ
    ンティティと各前記直接隣接する隣接ノードとの間のト
    ポロジ状態情報の交換が、前記故障に関連するネットワ
    ークノードと各前記直接隣接する隣接ノードにそれぞれ
    関係するときの局所的な状態情報の前記断続的な通告を
    中止せずに実施される方法。
  2. 【請求項2】 故障の前に、トポロジ状態情報を非活動
    ルーティングエンティティに送信するステップをさらに
    含み、それにより、活動ルーティングエンティティと非
    活動ルーティングエンティティの両方が、トポロジ状態
    情報の前記送信直後にネットワークのトポロジ状況全体
    の共通認識を共有する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 トポロジ状態情報の送信が周期的であ
    る、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 非活動ルーティングエンティティへのト
    ポロジ状態情報の周期的な送信が活動ルーティングエン
    ティティからのものである、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 故障の前に非活動ルーティングエンティ
    ティに局所的な状態情報を送信するステップをさらに含
    み、それにより、活動ルーティングエンティティと非活
    動ルーティングエンティティの両方が、局所的な状態情
    報の前記送信直後に局所的な状況の共通認識を共有す
    る、請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 局所的な状態情報の送信が周期的であ
    る、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 非活動ルーティングエンティティへの局
    所的な状態情報の周期的な送信が活動ルーティングエン
    ティティからのものである、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 局所的な状態情報が、局所的なリンクの
    状況情報と局所的なノードの状況情報を備える、請求項
    5に記載の方法。
  9. 【請求項9】 局所的なリンクの状況情報が、リンクの
    特性、リンクの動作状況、およびポート識別子を備える
    グループから選択される、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 局所的なノードの状況情報が、ノード
    識別子、ピアグループ識別子、区分けされたノード選択
    状況、区分けされたノードリーダーシップ状況、および
    局所的な到達可能アドレスを備えるグループから選択さ
    れる、請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 活動ルーティングエンティティと非活
    動ルーティングエンティティが、各々前記故障に関連す
    るネットワークノードの一部を形成する、請求項7に記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 活動ルーティングエンティティと非活
    動ルーティングエンティティが、各々別々の物理的構成
    要素によって実施される。請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 通信ネットワークが、非同期転送モー
    ド(ATM)ネットワークであり、通信ネットワークを
    通じて局所的な状態情報を断続的に通告するためのルー
    ティングプロトコルがPNNIプロトコルである、請求
    項5に記載の方法。
  14. 【請求項14】 通信ネットワークが、インターネット
    プロトコル(IP)ネットワークであり、通信ネットワ
    ークを通じて局所的な状態情報を断続的に通告するため
    のルーティングプロトコルがOSPF(Open Sh
    ortestPath First:空き最短パス第
    一)プロトコルである、請求項5に記載の方法。
  15. 【請求項15】 故障の前に、活動ルーティングエンテ
    ィティから送信されたトポロジ状態情報が、活動ルーテ
    ィングエンティティに関連付けられているトポロジデー
    タベースから抽出され、新しい活動ルーティングエンテ
    ィティと各前記直接隣接する隣接ノードの間の活動切替
    えに続いて交換されたトポロジ状態情報が、新しい活動
    ルーティングエンティティと各前記直接隣接する隣接ノ
    ードにそれぞれ関連付けられているトポロジデータベー
    スから抽出される、請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 トポロジ状態情報が、トポロジ状態情
    報をPNNIトポロジ状態要素(PTSE)にバンドル
    することによって、故障の前に活動ルーティングエンテ
    ィティから非活動ルーティングエンティティに送信され
    る、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 トポロジ状態情報が、トポロジ状態情
    報をPNNIトポロジ状態要素(PTSE)にバンドル
    することによって、新しい活動ルーティングエンティテ
    ィと各前記直接隣接する隣接ノードの間の活動切替えに
    続いて交換される、請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 各PTSEが、前記送信のために、P
    NNIトポロジ状態パケット(PTSP)内にカプセル
    化される、請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 各PTSEが、前記交換のために、P
    NNIトポロジ状態パケット(PTSP)内にカプセル
    化される、請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 新しい活動ルーティングエンティティ
    が、各前記直接隣接する隣接ノードとのトポロジ状態情
    報の前記交換の前に、前記交換が局所的な状態情報の前
    記断続的な通告を前記中止せずに行われることを各前記
    直接隣接する隣接ノードに通知する、請求項15に記載
    の方法。
  21. 【請求項21】 局所的な状態情報の前記断続的な通告
    の前記中止をせずにトポロジ状態情報の前記交換を通知
    することが、前記故障に関連するネットワークノードの
    各直接隣接する隣接ノードに送信された通知メッセージ
    内のフラグによって行われる、請求項20に記載の方
    法。
  22. 【請求項22】 通知メッセージが、前記フラグが提供
    されたPNNIデータベースサマリパケットである、請
    求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 ネットワーク全体に局所的な状態情報
    を断続的に通告するためのルーティングプロトコルを含
    む、通信ネットワークにおける故障から回復するための
    ネットワーク要素であって、 通信ネットワークに関するトポロジ状態情報に関連付け
    られている活動ルーティングエンティティと、 非活動ルーティングエンティティであって、活動ルーテ
    ィングエンティティの故障の際に、活動ルーティングエ
    ンティティと非活動ルーティングエンティティの間で活
    動切替えが実行され、それにより、ネットワークの接続
    を活動ルーティングエンティティから非活動ルーティン
    グエンティティに転換し、非活動ルーティングエンティ
    ティを新しい活動ルーティングエンティティに変換する
    非活動ルーティングエンティティと、 データベース同期化プロセッサであって、活動切替えに
    続いて、新しい活動ルーティングエンティティとネット
    ワーク要素の各直接隣接する隣接ノードの間で、トポロ
    ジ状態情報の交換を実施して、新しい活動ルーティング
    エンティティと各前記直接隣接する隣接ノードが、それ
    ぞれ同期化されたトポロジ状態情報を所有するように
    し、新しい活動ルーティングエンティティと各前記直接
    隣接する隣接ノードの間のトポロジ状態情報の前記交換
    が、前記故障に関連するネットワークノードと各前記直
    接隣接する隣接ノードによって、ネットワーク要素と各
    直接隣接する隣接ノードにそれぞれ関係しているときの
    局所的な状態情報の前記断続的な通告を中止せずに実施
    される、データベース同期化プロセッサとを備えるネッ
    トワーク要素。
  24. 【請求項24】 トポロジ状態情報が、活動ルーティン
    グエンティティの故障の前に非活動ルーティングエンテ
    ィティに送信され、そのため活動ルーティングエンティ
    ティと非活動ルーティングエンティティの両方が、トポ
    ロジ状態情報の前記送信に続いてネットワークのトポロ
    ジ状況全体の共通認識を共有する、請求項23に記載の
    ネットワーク要素。
  25. 【請求項25】 トポロジ状態情報の送信が周期的であ
    る、請求項24に記載のネットワーク要素。
  26. 【請求項26】 非活動ルーティングエンティティへの
    トポロジ状態情報の周期的な送信が活動ルーティングエ
    ンティティからのものである、請求項25に記載のネッ
    トワーク要素。
  27. 【請求項27】 局所的な状態情報が、活動ルーティン
    グエンティティの故障の前に非活動ルーティングエンテ
    ィティに送信され、それにより、活動ルーティングエン
    ティティと非活動ルーティングエンティティの両方が、
    局所的な状態情報の前記送信に直接続いて、局所的な状
    況の共通認識を共有する、請求項24に記載のネットワ
    ーク要素。
  28. 【請求項28】 局所的な状態情報の送信が周期的であ
    る、請求項27に記載のネットワーク要素。
  29. 【請求項29】 非活動ルーティングエンティティへの
    局所的な状態情報の周期的な送信が活動ルーティングエ
    ンティティからのものである、請求項28に記載のネッ
    トワーク要素。
  30. 【請求項30】 局所的な状態情報が、リンクの状況情
    報と局所的なノードの状況情報を備える、請求項24に
    記載のネットワーク要素。
  31. 【請求項31】 局所的なリンクの状況情報が、リンク
    の特性、リンクの動作状況、およびポート識別子を備え
    るグループから選択される、請求項30に記載のネット
    ワーク要素。
  32. 【請求項32】 局所的なノードの状況情報が、ノード
    識別子、ピアグループ識別子、区分けされたノード選択
    状況、区分けされたノードリーダーシップ状況、および
    局所的な到達可能アドレスを備えるグループから選択さ
    れる、請求項31に記載のネットワーク要素。
  33. 【請求項33】 活動ルーティグエンティティと非活動
    ルーティングエンティティが、各々別々の物理構成要素
    によって実施される、請求項32に記載のネットワーク
    要素。
  34. 【請求項34】 通信ネットワークが、非同期転送モー
    ド(ATM)ネットワークであり、通信ネットワークを
    通じて局所的な状態情報を断続的に通告するためのルー
    ティングプロトコルがPNNIプロトコルである、請求
    項26に記載のネットワーク要素。
  35. 【請求項35】 通信ネットワークが、インターネット
    プロトコル(IP)ネットワークであり、通信ネットワ
    ークを通じてリンクの状況情報を断続的に通告するため
    のルーティングプロトコルがOSPF(Open Sh
    ortestPath First:空き最短パス第
    一)プロトコルである、請求項26に記載のネットワー
    ク要素。
  36. 【請求項36】 活動ルーティングエンティティの故障
    の前に、活動ルーティングエンティティから送信された
    トポロジ状態情報が、活動ルーティングエンティティに
    関連付けられているトポロジデータベースから抽出さ
    れ、新しい活動ルーティングエンティティと各前記直接
    隣接する隣接ノードの間の活動切替えに続いて交換され
    たトポロジ状態情報が、新しい活動ルーティングエンテ
    ィティと各前記直接隣接する隣接ノードのそれぞれ関連
    付けられているトポロジデータベースから抽出された、
    請求項34に記載のネットワーク要素。
  37. 【請求項37】 トポロジ状態情報が、トポロジ状態情
    報をPNNIトポロジ状態要素(PTSE)にバンドル
    することによって、故障の前に活動ルーティングエンテ
    ィティから非活動ルーティングエンティティに送信され
    る、請求項23に記載のネットワーク要素。
  38. 【請求項38】 トポロジ状態情報が、トポロジ状態情
    報をPNNIトポロジ状態要素(PTSE)にバンドル
    することによって、新しい活動ルーティングエンティテ
    ィと各前記直接隣接する隣接ノードの間の活動切替えに
    続いて交換される、請求項23に記載のネットワーク要
    素。
  39. 【請求項39】 各PTSEが、前記送信のためにPN
    NIトポロジ状態パケット(PTSP)内にカプセル化
    される、請求項37に記載のネットワーク要素。
  40. 【請求項40】 各PTSEが、前記交換のためにPN
    NIトポロジ状態パケット(PTSP)内にカプセル化
    される、請求項38に記載のネットワーク要素。
  41. 【請求項41】 各前記直接隣接する隣接ノードとのト
    ポロジ状態情報の前記交換の前に、新しい活動ルーティ
    ングエンティティが、各前記直接隣接する隣接ノード
    に、前記交換が局所的な状態情報の前記断続的な通告の
    前記中止をせずに行われることを通知する、請求項23
    に記載のネットワーク要素。
  42. 【請求項42】 局所的な状態情報の前記断続的な通告
    の前記中止をせずにトポロジ状態情報の前記交換を通知
    することが、ネットワーク要素の各直接隣接する隣接ノ
    ードに送信された通知メッセージ内のフラグによって行
    われる、請求項41に記載のネットワーク要素。
  43. 【請求項43】 通知メッセージが、前記フラグが提供
    されたPNNIデータベースサマリパケットである、請
    求項42に記載のネットワーク要素。
  44. 【請求項44】 通信ネットワークにおける2つのネッ
    トワークノードの間でトポロジ状態情報を同期化するた
    めの方法であって、通信ネットワークが、ネットワーク
    を通じて局所的な状態情報を断続的に通告するためのル
    ーティングプロトコルを備え、2つのネットワークノー
    ドが、トポロジ状態を同期化する要求を開始する要求ノ
    ードと、前記要求を受信し、要求ノードと通信して、要
    求ノードが前記要求を開始したとき、要求ノードによっ
    て所有されていなかったトポロジ状態情報を要求ノード
    に提供する応答ノードとを備え、前記方法が、応答ノー
    ドに前記要求を行う前に、要求ノードによって、同期化
    の第1モードと第2モードの間で選択するステップを含
    み、第1前記モードが、前記要求ノードと前記応答ノー
    ドによって、要求ノードと応答ノードにそれぞれ関係し
    ているときの局所的な情報の前記断続的な通告の中止を
    必要とするトポロジ状態の同期化を行ない、第2前記モ
    ードが、要求ノードと応答ノードにそれぞれ関係してい
    るときの局所的な状態情報の前記断続的な通告を維持す
    るトポロジ状態の同期化を行なう方法。
  45. 【請求項45】 トポロジ状態の同期化が、要求ノード
    によって応答ノードに対して要求された後に、要求ノー
    ドと応答ノードの間でトポロジ状態情報を交換するステ
    ップをさらに含む、請求項44に記載の方法。
  46. 【請求項46】 トポロジ状態情報の前記交換の前に、
    要求ノードが応答ノードに、前記交換が同期化の前記第
    1モードと前記第2モードの一方により行われることを
    通知する、請求項45に記載の方法。
  47. 【請求項47】 前記通知が、要求ノードによって応答
    ノードに送信された通知メッセージ内のフラグによって
    行われる、請求項46に記載の方法。
  48. 【請求項48】 要求ノードと応答ノードの間で交換さ
    れたトポロジ状態情報が、前記要求ノードと応答ノード
    にそれぞれ関連付けられているトポロジ状態データベー
    スから抽出される、請求項47に記載の方法。
  49. 【請求項49】 通信ネットワークが非同期転送モード
    (ATM)ネットワークであり、ネットワークを通じて
    局所的な状態情報を断続的に通告するためのルーティン
    グプロトコルがPNNIプロトコルである、請求項47
    に記載の方法。
  50. 【請求項50】 通信ネットワークが、インターネット
    プロトコル(IP)ネットワークであり、ネットワーク
    を通じて局所的な状態情報を断続的に通告するためのル
    ーティングプロトコルがOSPF(Open Shor
    test Path First:空き最短パス第一)
    プロトコルである、請求項47に記載の方法。
  51. 【請求項51】 通知メッセージが、前記フラグが提供
    されたPNNIデータベースサマリパケットである、請
    求項49に記載の方法。
  52. 【請求項52】 トポロジ状態情報が、トポロジ状態情
    報をPNNIトポロジ状態要素(PTSE)にバンドル
    することによって交換される、請求項51に記載の方
    法。
  53. 【請求項53】 各PTSEがPNNIトポロジ状態パ
    ケット(PTSP)内にカプセル化される、請求項52
    に記載の方法。
  54. 【請求項54】 通信ネットワークにおける2つのネッ
    トワークノードの間でトポロジ状態情報を同期化するた
    めのネットワーク要素であって、通信ネットワークが、
    ネットワークを通じて、局所的な状態情報を断続的に通
    告するためのルーティングプロトコルを備え、2つのネ
    ットワークノードが、トポロジ状態を同期化する要求を
    開始する要求ノードと、前記要求を受信し、要求ノード
    と通信して、要求ノードが前記要求を開始したとき、要
    求ノードによって所有されていなかったトポロジ状態情
    報を要求ノードに提供する応答ノードとを備え、ネット
    ワーク要素が同期化の2つのモードの一方において選択
    的に動作し、第1モードが、要求ノードと応答ノードの
    間で、前記要求ノードと前記応答ノードによって、要求
    ノードと応答ノードにそれぞれ関係しているときの局所
    的な状態情報の前記断続的な通告の中止を必要とするト
    ポロジ状態の同期化を実施し、第2モードが、要求ノー
    ドと応答ノードの間で、要求ノードと応答ノードにそれ
    ぞれ関係しているときの局所的な状態情報の前記断続的
    な通告を維持するトポロジ状態の同期化を実施するネッ
    トワーク要素。
  55. 【請求項55】 トポロジ状態の同期化が要求ノードに
    よって応答ノードに対して要求された後に、トポロジ状
    態情報が要求ノードと応答ノードの間で交換される、請
    求項54に記載のネットワーク要素。
  56. 【請求項56】 トポロジ状態情報の前記交換の前に、
    要求ノードが応答ノードに、前記交換が同期化の前記第
    1モードと前記第2モードの一方により行われることを
    通知する、請求項55に記載のネットワーク要素。
  57. 【請求項57】 前記通知が、要求ノードによって応答
    ノードに送信された通知メッセージ内のフラグによって
    行われる、請求項56に記載のネットワーク要素。
  58. 【請求項58】 要求ノードと応答ノードの間で交換さ
    れたトポロジ状態情報が、各々前記要求および応答ノー
    ドにそれぞれ関連付けられているトポロジ状態データベ
    ースから抽出される、請求項56に記載のネットワーク
    要素。
  59. 【請求項59】 通信ネットワークが、非同期転送モー
    ド(ATM)ネットワークであり、ネットワークを通じ
    て局所的な状態情報を断続的に通告するためのルーティ
    ングプロトコルがPNNIプロトコルである、請求項5
    7に記載のネットワーク要素。
  60. 【請求項60】 通信ネットワークがインターネットプ
    ロトコル(IP)ネットワークであり、ネットワークを
    通じて局所的な状態情報を断続的に通告するためのルー
    ティングプロトコルがOSPF(Open Short
    est Path First)プロトコルである、請
    求項57に記載のネットワーク要素。
  61. 【請求項61】 通知メッセージが、前記フラグが準備
    されたPNNIデータベースサマリパケットである、請
    求項59に記載のネットワーク要素。
  62. 【請求項62】 トポロジ状態情報が、トポロジ状態情
    報をPNNIトポロジ状態要素(PTSE)にバンドル
    することによって交換される、請求項61に記載のネッ
    トワーク要素。
  63. 【請求項63】 各PTSEがPNNIトポロジ状態パ
    ケット(PTSP)内にカプセル化される、請求項62
    に記載のネットワーク要素。
  64. 【請求項64】 通信ネットワークの第1ネットワーク
    ノードと第2ネットワークノードの間でトポロジ状態情
    報を同期化するための方法であって、通信ネットワーク
    が、ネットワークを通じて局所的な状態情報を交換する
    ためのルーティングプロトコルを備え、第1ネットワー
    クノードが、トポロジ状態を同期化する要求を開始し、
    第2ネットワークノードが、前記要求を受信し、第1ネ
    ットワークノードと通信して、第1ネットワークノード
    にトポロジ状態情報を提供し、トポロジ状態の同期化が
    第1モードにより行われ、第1ネットワークノードと第
    2ネットワークノードにそれぞれ関係しているときの局
    所的な状態情報の前記交換が中止されない方法。
  65. 【請求項65】 トポロジ状態の同期化の第2モードが
    提供され、トポロジ状態の同期化の第2モードが、第1
    ネットワークノードと第2ネットワークノードによっ
    て、第1ネットワークノードと第2ネットワークノード
    にそれぞれ関係しているときの局所的な状態情報の前記
    交換を中止することを必要とする、請求項64に記載の
    方法。
  66. 【請求項66】 さらに、第1ネットワークノードによ
    って第2ネットワークノードに前記要求が開始される前
    に、トポロジ状態の同期化の第1モードとトポロジ状態
    の同期化の第2モードとの間で選択するステップを含
    む、請求項65に記載の方法。
  67. 【請求項67】 第2ネットワークノードが第1ネット
    ワークノードと通信して、第1ネットワークノードが前
    記要求を開始したときに第1ネットワークノードによっ
    て所有されていなかったトポロジ状態情報を第1ネット
    ワークノードに提供する、請求項66に記載の方法。
  68. 【請求項68】 トポロジ状態情報の前記交換の前に、
    第1ネットワークノードが第2ネットワークノードに、
    トポロジ状態情報の前記交換が同期化の前記第1モード
    と前記第2ノードの一方により行われることを通知す
    る、請求項67に記載の方法。
  69. 【請求項69】 前記通知が、第1ネットワークノード
    によって第2ネットワークノードに送信された通知メッ
    セージのフラグによって行われる、請求項68に記載の
    方法。
  70. 【請求項70】 第1ネットワークノードと第2ネット
    ワークノードの間で交換されるトポロジ状態情報が、各
    々前記第1および第2ネットワークノードにそれぞれ関
    連付けられているトポロジ状態データベースから抽出さ
    れる、請求項69に記載の方法。
  71. 【請求項71】 通信ネットワークが非同期転送モード
    (ATM)ネットワークであり、ネットワークを通じて
    局所的な状態情報を交換するためのルーティングプロト
    コルがPNNIプロトコルである、請求項70に記載の
    方法。
  72. 【請求項72】 通信ネットワークがインターネットプ
    ロトコル(IP)ネットワークであり、ネットワークを
    通じて局所的な状態情報を交換するためのルーティング
    プロトコルがOSPF(Open Shortest
    Path First:空き最短パス第一)プロトコル
    である、請求項70に記載の方法。
  73. 【請求項73】 通知メッセージが、前記フラグが提供
    されたPNNIデータベースサマリパケットである、請
    求項71に記載の方法。
  74. 【請求項74】 トポロジ状態情報が、トポロジ状態情
    報をPNNIトポロジ状態要素(PTSE)にバンドル
    することによって交換される、請求項73に記載の方
    法。
  75. 【請求項75】 各PTSEがPNNIトポロジ状態パ
    ケット(PTSP)内にカプセル化される、請求項74
    に記載の方法。
  76. 【請求項76】 通信ネットワークの第1ネットワーク
    ノードと第2ネットワークノードの間でトポロジ状態情
    報を同期化するためのネットワーク要素であって、通信
    ネットワークが、ネットワークを通じて局所的な状態情
    報を交換するためのルーティングプロトコルを備え、第
    1ネットワークノードがトポロジ状態を同期化する要求
    を開始し、第2ネットワークノードが前記要求を受信
    し、第1ネットワークノードと通信して、トポロジ状態
    情報を第1ネットワークノードに提供し、トポロジ状態
    の同期化が第1モードにより行われ、第1ネットワーク
    ノードと第2ネットワークノードにそれぞれ関係してい
    るときの局所的な状態情報の前記交換が中止されない、
    ネットワーク要素。
  77. 【請求項77】 トポロジ状態の同期化の第2モードが
    提供され、トポロジ状態の同期化の第2モードが、第1
    ネットワークノードと第2ネットワークノードによっ
    て、第1ネットワークノードと第2ネットワークノード
    にそれぞれ関係しているときの局所的な状態情報の前記
    交換を中止することを必要とし、ネットワーク要素が、
    トポロジ状態の同期化の2つの前記モードの一方におい
    て選択的に動作する、請求項76に記載のネットワーク
    要素。
  78. 【請求項78】 第1ネットワークノードによって第2
    ネットワークノードに前記要求を開始する前に、ネット
    ワーク要素がトポロジ状態の同期化の第1モードとトポ
    ロジ状態の同期化の第2モードの間で選択する、請求項
    77に記載のネットワーク要素。
  79. 【請求項79】 第1ネットワークノードによって第2
    ネットワークノードに前記要求を開始する前に、第1ネ
    ットワークノードが第2ネットワークノードに、トポロ
    ジ状態情報の前記交換がトポロジ状態の同期化の第1モ
    ードとトポロジ状態の同期化の第2モードの一方により
    行われることを通知する、請求項78に記載のネットワ
    ーク要素。
  80. 【請求項80】 第2ネットワークノードが第1ネット
    ワークノードと通信して、第1ネットワークノードが前
    記要求を開始したときに、第1ネットワークノードによ
    って所有されていなかったトポロジ状態情報を第1ネッ
    トワークノードに提供する、請求項79に記載のネット
    ワーク要素。
  81. 【請求項81】 前記通知が、第1ネットワークノード
    によって第2ネットワークノードに送信された通知メッ
    セージ内のフラグによって行われる、請求項80に記載
    の方法。
  82. 【請求項82】 第1ネットワークノードと第2ネット
    ワークノードの間で交換されるトポロジ状態情報が、各
    々前記第1および第2ネットワークノードにそれぞれ関
    連付けられているトポロジ状態データベースから抽出さ
    れる、請求項81に記載の方法。
  83. 【請求項83】 通信ネットワークが非同期転送モード
    (ATM)ネットワークであり、ネットワークを通じて
    局所的な状態情報を交換するためのルーティングプロト
    コルがPNNIプロトコルである、請求項82に記載の
    方法。
  84. 【請求項84】 通信ネットワークがインターネットプ
    ロトコル(IP)ネットワークであり、ネットワークを
    通じて局所的な状態情報を交換するためのルーティング
    プロトコルがOSPF(Open Shortest
    Path First:空き最短パス第一)プロトコル
    である、請求項82に記載の方法。
  85. 【請求項85】 通知メッセージが、前記フラグが提供
    されたPNNIデータベースサマリパケットである、請
    求項83に記載の方法。
  86. 【請求項86】 トポロジ状態情報が、トポロジ状態情
    報をPNNIトポロジ状態要素(PTSE)にバンドル
    することによって交換される、請求項85に記載の方
    法。
  87. 【請求項87】 各PTSEがPNNIトポロジ状態パ
    ケット(PTSP)内にカプセル化される、請求項86
    に記載の方法。
JP2001270169A 2000-09-18 2001-09-06 トポロジ状態ルーティングプロトコルを有する通信ネットワークにおけるトポロジデータベースの再同期化のための方法および装置 Expired - Fee Related JP4755786B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US663793 2000-09-18
US09/663,793 US6876625B1 (en) 2000-09-18 2000-09-18 Method and apparatus for topology database re-synchronization in communications networks having topology state routing protocols

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011102707A Division JP5200138B2 (ja) 2000-09-18 2011-05-02 トポロジ状態ルーティングプロトコルを有する通信ネットワークにおけるトポロジデータベースの再同期化のための方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002135328A true JP2002135328A (ja) 2002-05-10
JP4755786B2 JP4755786B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=24663283

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001270169A Expired - Fee Related JP4755786B2 (ja) 2000-09-18 2001-09-06 トポロジ状態ルーティングプロトコルを有する通信ネットワークにおけるトポロジデータベースの再同期化のための方法および装置
JP2011102707A Expired - Lifetime JP5200138B2 (ja) 2000-09-18 2011-05-02 トポロジ状態ルーティングプロトコルを有する通信ネットワークにおけるトポロジデータベースの再同期化のための方法および装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011102707A Expired - Lifetime JP5200138B2 (ja) 2000-09-18 2011-05-02 トポロジ状態ルーティングプロトコルを有する通信ネットワークにおけるトポロジデータベースの再同期化のための方法および装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6876625B1 (ja)
EP (2) EP1598995A3 (ja)
JP (2) JP4755786B2 (ja)
CN (1) CN100391193C (ja)
DE (1) DE60118143T2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007509536A (ja) * 2003-10-17 2007-04-12 アイピー インフュージョン インコーポレイテッド ネットワークノードクラスタのための冗長なルーティング機能
JP2007151116A (ja) * 2005-11-23 2007-06-14 Ericsson Ab 部分的に経路が指定されたリストを用いた通信の方法及びシステム
JP2009525013A (ja) * 2006-02-14 2009-07-02 杭州▲化▼三通信技▲術▼有限公司 データ通信における接続状態を同期するための方法および同方法を用いる通信ノード

Families Citing this family (67)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002064509A (ja) * 2000-08-18 2002-02-28 Nec Corp 装置内経路監視制御方式、装置内経路監視制御方法及び記録媒体
US20020176355A1 (en) * 2001-05-22 2002-11-28 Alan Mimms Snooping standby router
US8423674B2 (en) * 2001-06-02 2013-04-16 Ericsson Ab Method and apparatus for process sync restart
US7003582B2 (en) * 2001-06-20 2006-02-21 International Business Machines Corporation Robust NP-based data forwarding techniques that tolerate failure of control-based applications
US7458017B2 (en) * 2001-06-26 2008-11-25 Microsoft Corporation Function-based object model for use in website adaptation
US7110355B1 (en) * 2001-08-14 2006-09-19 Cisco Technology, Inc. Automatic side selection in double-ring topologies
CA2357444A1 (en) * 2001-09-13 2003-03-13 Armadillo Networks Inc. System and methods for automatic negotiation in distributed computing
US7639680B1 (en) * 2001-10-04 2009-12-29 Cisco Technology, Inc. Out of band data base synchronization for OSPF
US7499986B2 (en) * 2001-10-04 2009-03-03 International Business Machines Corporation Storage area network methods with event notification conflict resolution
US7254111B2 (en) * 2001-10-05 2007-08-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Routing coordination protocol for a massively parallel router architecture
US7277383B2 (en) * 2001-10-05 2007-10-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Redundancy mechanization protocol for a massively parallel router
US7042850B2 (en) * 2001-11-09 2006-05-09 Fujitsu Limited Focused link state advertisements
US7093001B2 (en) * 2001-11-26 2006-08-15 Microsoft Corporation Methods and systems for adaptive delivery of multimedia contents
US7028224B2 (en) * 2002-01-09 2006-04-11 International Business Machines Corporation Network router having an internal automated backup
US8005980B2 (en) 2002-01-24 2011-08-23 Alcatel Lucent Method and apparatus for synchronizing redundant communication tasks
DE60304307T2 (de) * 2002-01-24 2006-12-07 Alcatel Canada Inc., Kanata Methode und Apparat zur Bereitstellung von Routing Protokoll Redundanz in einem Netzelement
US8769154B2 (en) 2002-01-24 2014-07-01 Alcatel Lucent Method and apparatus for facilitating routing protocol redundancy in a network element
US7406035B2 (en) 2002-01-24 2008-07-29 Alcatel-Lucent Canada Inc. Method and apparatus for providing redundant protocol processes in a network element
US7301894B1 (en) * 2002-03-25 2007-11-27 Westell Technologies, Inc. Method for providing fault tolerance in an XDSL system
US7065707B2 (en) * 2002-06-24 2006-06-20 Microsoft Corporation Segmenting and indexing web pages using function-based object models
US20040073659A1 (en) * 2002-10-15 2004-04-15 Carl Rajsic Method and apparatus for managing nodes in a network
US7286468B2 (en) * 2002-11-12 2007-10-23 Cisco Technology, Inc. Routing system and method for synchronizing a routing system with peers after failover
US7203901B2 (en) * 2002-11-27 2007-04-10 Microsoft Corporation Small form factor web browsing
CN100344105C (zh) * 2003-09-16 2007-10-17 华为技术有限公司 承载控制层的平滑重启方法
US8527457B2 (en) * 2003-10-07 2013-09-03 Cisco Technology, Inc. Arrangement for autonomous mobile network nodes to organize a wireless mobile network based on detected physical and logical changes
DE602004025280D1 (de) * 2003-12-17 2010-03-11 Nec Corp Netzwerk, routereinrichtung, routenaktualisierungs-unterdrückungsverfahren dafür und programm dafür
WO2005064866A1 (en) * 2003-12-22 2005-07-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of automatically transferring router functionality
US8213439B2 (en) * 2004-01-30 2012-07-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and system for managing a network having an HSRP group
JP4408756B2 (ja) * 2004-06-30 2010-02-03 富士通株式会社 経路計算システム
CN100370748C (zh) * 2005-01-19 2008-02-20 华为技术有限公司 承载网间拓扑资源信息同步的实现方法
US8213340B1 (en) * 2005-08-15 2012-07-03 Tellabs Operations, Inc. System and method for managing a node split across multiple network elements
US7542432B2 (en) 2005-10-27 2009-06-02 Alcatel Lucent Resource matched topology database synchronization in communications networks having topology state routing protocols
US7664789B2 (en) * 2005-12-02 2010-02-16 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus to minimize database exchange in OSPF by using a SHA-1 digest value
CN101069394B (zh) * 2005-12-05 2015-01-28 日本电信电话株式会社 故障补救方法和数据包通信装置
US8015235B1 (en) * 2006-01-03 2011-09-06 Emc Corporation Group services
US8209405B1 (en) 2006-06-12 2012-06-26 Juniper Networks, Inc. Failover scheme with service-based segregation
US7768995B2 (en) * 2006-08-01 2010-08-03 Cisco Technology, Inc. Techniques for one-way synchronization of routing information among intermediate nodes
US8437280B2 (en) * 2007-03-22 2013-05-07 Tr Technologies Inc. Distributed synchronous batch reconfiguration of a network
WO2009002147A1 (en) * 2007-06-27 2008-12-31 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method for expression evaluation and network node implementing such a method
JP2009147735A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Nec Corp ネットワーク、ノード装置、ネットワーク冗長化方法及びネットワーク冗長化プログラム
CN101651510B (zh) * 2008-08-14 2013-01-16 中兴通讯股份有限公司 业务数据同步发送的恢复处理方法和装置
CN101729408B (zh) * 2009-11-23 2012-05-30 福建星网锐捷网络有限公司 一种判定接口网络类型的方法及路由设备
FR2954644A1 (fr) 2009-12-21 2011-06-24 Thales Sa Protocole de routage fiabilise
WO2011116724A2 (zh) * 2011-04-29 2011-09-29 华为技术有限公司 网络故障诊断方法及装置和系统
US10331801B2 (en) * 2011-09-23 2019-06-25 Open Invention Network, Llc System for live-migration and automated recovery of applications in a distributed system
US9483542B2 (en) 2011-09-23 2016-11-01 Hybrid Logic Ltd System for live-migration and automated recovery of applications in a distributed system
US9477739B2 (en) * 2011-09-23 2016-10-25 Hybrid Logic Ltd System for live-migration and automated recovery of applications in a distributed system
US9501543B2 (en) 2011-09-23 2016-11-22 Hybrid Logic Ltd System for live-migration and automated recovery of applications in a distributed system
GB2495079A (en) 2011-09-23 2013-04-03 Hybrid Logic Ltd Live migration of applications and file systems in a distributed system
US10311027B2 (en) 2011-09-23 2019-06-04 Open Invention Network, Llc System for live-migration and automated recovery of applications in a distributed system
US9547705B2 (en) 2011-09-23 2017-01-17 Hybrid Logic Ltd System for live-migration and automated recovery of applications in a distributed system
GB2505230B (en) * 2012-08-23 2019-10-16 Metaswitch Networks Ltd Leader node appointment
GB2519824B (en) 2013-04-19 2015-10-14 Entuity Ltd Identifying an egress port of a device
GB2513188B (en) 2013-04-19 2015-11-25 Entuity Ltd Identification of the paths taken through a network of interconnected devices
EP2984799B1 (en) 2013-04-19 2017-02-01 Entuity Limited Identification of paths in a network of mixed routing/switching devices
US9219562B2 (en) * 2014-05-08 2015-12-22 Nokia Solutions And Networks Oy System and method to dynamically redistribute timing and synchronization in a packet switched network
US9893948B2 (en) 2015-03-26 2018-02-13 Utopus Insights, Inc. Network management using hierarchical and multi-scenario graphs
CN105072043B (zh) * 2015-08-10 2018-07-06 尚一民 Mesh网络路由协议中的客户端声明过程优化方法
US11075806B1 (en) 2016-06-30 2021-07-27 Juniper Networks, Inc. Hierarchical naming scheme for state propagation within network devices
US10887173B2 (en) 2016-12-21 2021-01-05 Juniper Networks, Inc. Communicating state information in distributed operating systems
US11316775B2 (en) * 2016-12-21 2022-04-26 Juniper Networks, Inc. Maintaining coherency in distributed operating systems for network devices
US11316744B2 (en) 2016-12-21 2022-04-26 Juniper Networks, Inc. Organizing execution of distributed operating systems for network devices
US10560326B2 (en) * 2017-09-22 2020-02-11 Webroot Inc. State-based entity behavior analysis
EP3587194B1 (en) 2018-06-29 2022-08-03 Aptiv Technologies Limited Power and data center (pdc) for automotive applications
WO2020125978A1 (en) * 2018-12-19 2020-06-25 Rohde & Schwarz Gmbh & Co.Kg System and method for monitoring a secure communication
US11095742B2 (en) * 2019-03-27 2021-08-17 Juniper Networks, Inc. Query proxy for delivery of dynamic system state
CN112202679B (zh) * 2020-11-17 2022-05-10 中国人民解放军战略支援部队信息工程大学 用于分层网络拓扑自动路由分发的硬件设备量化方法及系统

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001060974A (ja) * 1999-07-12 2001-03-06 Lucent Technol Inc パケットネットワークと回路ネットワークを含む通信ネットワークにおいて呼を設定する方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5473599A (en) 1994-04-22 1995-12-05 Cisco Systems, Incorporated Standby router protocol
JP2723084B2 (ja) * 1995-07-19 1998-03-09 日本電気株式会社 リンクステートルーティング装置
US5970502A (en) * 1996-04-23 1999-10-19 Nortel Networks Corporation Method and apparatus for synchronizing multiple copies of a database
WO1998051096A1 (en) * 1997-05-09 1998-11-12 Dsc Telecom L.P. Communication system with rapid database synchronization
US5974114A (en) * 1997-09-25 1999-10-26 At&T Corp Method and apparatus for fault tolerant call processing
US6473408B1 (en) * 1999-05-19 2002-10-29 3Com Corporation Building a hierarchy in an asynchronous transfer mode PNNI network utilizing proxy SVCC-based RCC entities

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001060974A (ja) * 1999-07-12 2001-03-06 Lucent Technol Inc パケットネットワークと回路ネットワークを含む通信ネットワークにおいて呼を設定する方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6010064268, 岩田 淳 他, "ATMインターネットにおけるPNNIルーティング方式", NEC技報, 19960730, 第49巻、第7号, pp.68−72 *

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007509536A (ja) * 2003-10-17 2007-04-12 アイピー インフュージョン インコーポレイテッド ネットワークノードクラスタのための冗長なルーティング機能
US7894335B2 (en) 2003-10-17 2011-02-22 Ip Infusion, Inc. Redundant routing capabilities for a network node cluster
US8009556B2 (en) 2003-10-17 2011-08-30 Ip Infusion, Inc. System and method for providing redundant routing capabilities for a network node
JP2007151116A (ja) * 2005-11-23 2007-06-14 Ericsson Ab 部分的に経路が指定されたリストを用いた通信の方法及びシステム
JP2009525013A (ja) * 2006-02-14 2009-07-02 杭州▲化▼三通信技▲術▼有限公司 データ通信における接続状態を同期するための方法および同方法を用いる通信ノード

Also Published As

Publication number Publication date
DE60118143D1 (de) 2006-05-11
EP1189384A3 (en) 2002-12-18
CN1345148A (zh) 2002-04-17
CN100391193C (zh) 2008-05-28
EP1189384B1 (en) 2006-03-22
EP1189384A2 (en) 2002-03-20
JP4755786B2 (ja) 2011-08-24
EP1598995A2 (en) 2005-11-23
JP2011151864A (ja) 2011-08-04
EP1598995A3 (en) 2006-04-19
JP5200138B2 (ja) 2013-05-15
DE60118143T2 (de) 2007-01-25
US6876625B1 (en) 2005-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5200138B2 (ja) トポロジ状態ルーティングプロトコルを有する通信ネットワークにおけるトポロジデータベースの再同期化のための方法および装置
US7269133B2 (en) IS-IS high availability design
US7859992B2 (en) Router redundancy in data communication networks
US6262977B1 (en) High availability spanning tree with rapid reconfiguration
US7542432B2 (en) Resource matched topology database synchronization in communications networks having topology state routing protocols
US7590053B2 (en) Multiple endpoint protection using SPVCs
US8467287B2 (en) High available method for border gateway protocol version 4
US7292535B2 (en) Highly-available OSPF routing protocol
US6853617B2 (en) System and method for TCP connection protection switching
US6801496B1 (en) Network addressing scheme for reducing protocol overhead in an optical network
US6983294B2 (en) Redundancy systems and methods in communications systems
JP2993444B2 (ja) Atm網におけるコネクション設定および復旧方式
US7573811B2 (en) Network transparent OSPF-TE failover
US20030123457A1 (en) Apparatus and method for distributed software implementation of OSPF protocol
US7126921B2 (en) Packet network providing fast distribution of node related information and a method therefor
WO2008014696A1 (fr) Méthode et dispositif pour effectuer un transfert de communications
JPH1168799A (ja) 同期デジタル階層型通信ネットワーク及びそれに適用される方法
US7869350B1 (en) Method and apparatus for determining a data communication network repair strategy
WO2023197644A1 (zh) 跨分段网络的故障检测方法、通信系统及相关装置
CN113938421B (zh) 一种基于Force-up功能的防环机制实现方法、设备及介质
Moy RFC1583: OSPF Version 2
Moy RFC1247: OSPF Version 2
CN113765783B (zh) 通信方法及装置
WO2019001487A1 (zh) 一种路径数据的删除方法、一种消息转发方法和装置
JP2018148265A (ja) 伝送ノード及び回線切替方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101109

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110203

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110530

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees