JP2002134026A - プラズマディスプレイパネルの製造装置および製造方法およびそれらを用いて製造したプラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの製造装置および製造方法およびそれらを用いて製造したプラズマディスプレイパネル

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JP2002134026A
JP2002134026A JP2000330214A JP2000330214A JP2002134026A JP 2002134026 A JP2002134026 A JP 2002134026A JP 2000330214 A JP2000330214 A JP 2000330214A JP 2000330214 A JP2000330214 A JP 2000330214A JP 2002134026 A JP2002134026 A JP 2002134026A
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pdp
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JP2000330214A
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Kazuhiko Sugimoto
和彦 杉本
Kazuyuki Hasegawa
和之 長谷川
Hideaki Yasui
秀明 安井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルの点灯初期段階
で発生する不純物ガスにより放電特性が劣化し動作が不
安定となる。 【解決手段】 プラズマディスプレイパネルの放電空間
と不純物ガスを除去する効果を有するユニットの内部空
間を同一空間にして所定の時間だけ放電をおこなうエー
ジング工程を施した後にプラズマディスプレイパネルの
ガス通気口を封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルの製造方法、製造装置およびプラズマディス
プレイパネルに関する。
【0002】プラズマディスプレイパネル(以下PDP
と称する)は、ブラウン管にかわる表示デバイスとして
注目されており、ハイビジョンテレビ等の大型ディスプ
レイの用途で有望視されている。
【0003】
【従来の技術】一般的なAC型PDPの構造を図3に示
す。互いに相対して対をなす表示電極101、表示スキ
ャン電極102群がガラス基板103上に形成される。
これらの電極は透明電極と、透明電極の電気抵抗による
電圧低下を防ぐためのバス電極からなる。これらの表示
電極101、表示スキャン電極102群は誘電体層10
4で被覆され、さらにMgO保護膜105で被覆され
る。これに対し、一方のガラス基板106にはストライ
ブ状のアドレス電極107が形成される。アドレス電極
107は誘電体層108に被覆されさらに、アドレス電
極107に隣接するようにリブ109が形成される。リ
ブ109はアドレス放電時の隣接セルへの影響を断ち、
光のクロストークを防ぐ働きがある。次にそれぞれのリ
ブに赤、青、緑の蛍光体110がアドレス電極107を
被覆するように塗り分けられる。ガラス基板103とガ
ラス基板106はギャップを保ちながら組み合わされ、
封止ガラスにより周囲を密閉する。その後、ガラス基板
に設けられた放電ガス通気口を通して、加熱しながらパ
ネル内を排気し(排気工程)、終了後にNe等の不活性
ガスを主体とする放電ガスを封入し(ガス封入工程)、
放電ガス通気口を塞いだ(封止工程)構造となってい
る。
【0004】前記工程で作製されたパネルでは、点灯の
初期段階においてPDP内部空間の構造物より不純物ガ
スが多く発生する。この不純物ガスの放出はPDP放電
空間内の放電ガスの純度を劣化させ、PDPの放電特性
劣化の要因となるとともに動作を不安定とする原因とな
っている。
【0005】従来、上記問題の対策として、PDPに所
定の時間だけ放電をおこなうエージングを行った後にP
DP内部の放電ガスを入れ替えることにより、点灯の初
期段階にPDP内部空間の構造物から発生した不純物ガ
スを除去する方法や、PDP放電空間内に不純物ガスを
除去する物質を設置した状態で製品化を行うことによ
り、点灯の初期段階に発生した不純物ガスをPDP放電
空間内の不純物ガスを除去する物質に吸着させ、PDP
放電空間内の放電ガスの純度を保つ方法等があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PDP
に所定の時間だけ放電をおこなうエージングを行った後
にPDP内部の放電ガスを入れ替えることにより、点灯
の初期段階にPDP内部空間の構造物から発生した不純
物ガスを除去する方法の場合、工程数を増加させ、PD
P製造に要する時間が増加するためコスト低減の妨げと
なっていた。
【0007】また、PDP放電空間内に不純物ガスを除
去する物質を設置した状態で製品化を行うことにより、
点灯の初期段階に発生した不純物ガスをPDP放電空間
内の不純物ガスを除去する物質に吸着させ、PDP放電
空間内の放電ガスの純度を保つ方法の場合、PDP放電
空間内に不純物ガスを除去する物質を設置するための空
間を設ける必要があり、PDPに突起を設けることとな
り、回路基板とのアッセンブリを行う際に回路基板への
構造的制約が生じたり、突起物があるためにPDPの取
り扱いが困難となる等の問題を抱えていた。
【0008】本発明は上述の問題に鑑み、PDP放電空
間内に不純物ガスを除去する物質を設置するための空間
を設けることなく、また、PDPに所定の時間だけ放電
をおこなうエージングを行った後にPDP放電空間内の
放電ガスを入れ替えることなく、PDP点灯の初期段階
においてPDP放電空間内の構造物より発生する不純物
ガスを低減する手法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、プラズマディスプレイパネルに設けられたガス通気
口と接続するためのユニットと、プラズマディスプレイ
パネルにガス導入もしくはガス排気もしくはその両方を
行うユニットと、不純物ガスを除去する効果を有するユ
ニットと、前記ユニット同士を接続するための配管と、
プラズマディスプレイパネルを放電させるユニットから
構成されたプラズマディスプレイパネルの製造装置を用
い、プラズマディスプレイパネルの放電空間と不純物ガ
スを除去する効果を有するユニットの内部空間を同一空
間にして所定の時間だけ放電をおこなうエージング工程
を施した後にプラズマディスプレイパネルのガス通気口
を封止する手段を用いる。
【0010】これにより、PDP放電空間内に不純物ガ
スを除去する物質を設置するための空間を設けることな
く、また、PDPに所定の時間だけ放電をおこなうエー
ジングを行った後にPDP放電空間内の放電ガスを入れ
替えることなく、PDP点灯の初期段階においてPDP
放電空間内の構造物より発生する不純物ガスを低減する
手法を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
第1の実施の形態に係るPDPの製造装置の構成を模式
的に表す図である。PDP1には図3に示す一般的な構
造のものを用いており、それぞれ必要な構成要素が形成
されたガラス基板103とガラス基板106を一定のギ
ャップを保ちながら組み合わせ、封止ガラスにより周囲
を封着した後に、ガラス基板106側に設けたガス通気
口2およびガス通気口2と接続されたガス通気管3をと
おして本製造装置とつなぎあわされている。ガス通気管
3には円筒状のガラス管を用い、ガス通気口2とガス通
気管3は低融点ガラスを用いて接続され、PDP1の内
部空間はガス通気管3の端部以外で密閉されている。ガ
ス通気管3と製造装置側の配管4とは接続冶具5を用い
て接続され、接続冶具5には図示しないがガス通気管3
と配管4を密閉することができるようにOリングが埋設
されている。配管4はガスを導入するためのガス導入系
6、および、真空排気するための排気系7にガス導入系
バルブ8、および、排気系バルブ9を介して接続されて
いる。また、配管4の経路中に不純物ガスを除去する物
質を設置するためのチャンバー10が設けられチャンバ
ー10の内部に不純物ガスを除去するためのゲッター1
1が設置されている。このゲッター11には一般的なバ
リウムゲッターおよびジルコンゲッターを用いており、
事前に加熱することにより活性化されている。これらの
ゲッターは希ガス以外の気体を吸着し、また、比較的不
活性な窒素もジルコンゲッターが吸着する。チャンバー
10と接続冶具5の間にもバルブ12が設けられてい
る。また、PDP1のガラス基板103側の電極に駆動
回路13が接続されており、電極に電圧を印加すること
によりPDP1を放電させることができる。以上、第1
の実施の形態におけるPDP製造装置構成を示した。
【0012】次に本装置接続後の本実施の形態に係る実
施例を示す。本装置接続時はガス導入系バルブ8、排気
系バルブ9、バルブ12はすべて閉じられている。ま
ず、PDP1を図示しないパネル加熱機構を用いて30
0℃程度に加熱を行う。これは、PDP1の構造物に吸
着している不純物を脱離させる目的で実施している。次
に排気系バルブ9およびバルブ12を開放しPDP1の
内部空間14を真空排気させる。この際、PDP1の内
部空間14と排気系7との間にはゲッター11が介在し
ており、排気速度はゲッターがない場合と比較して向上
することとなる。十分に内部空間14の不純物を脱離さ
せ真空排気が行われた後に、PDP1の加熱を終了し、
徐冷をおこなった。PDP1の温度が常温になった後に
排気系バルブ9を閉じ、ガス導入系バルブ8を開放し、
PDP1の内部空間14に放電ガスを導入する。今回放
電ガスにはNe−Xeの混合気体を用いているがこれに
限られるものではない。内部空間14の圧力は100〜
760Torr(13.3〜101.08kPa)程度
に設定した。次にガス導入系バルブ8を閉じ、PDP1
の内部空間14とゲッター11の設置された空間が同一
空間になるようにする。すなわち、PDP1の内部空間
14とゲッター11の設置された空間は放電ガスで満た
され、その圧力は100〜760Torr(13.3〜
101.08kPa)程度に設定されている。この状態
で、駆動回路13よりPDP1の電極に電圧を印加する
ことによりPDP1の内部空間14を放電させるエージ
ングをおこなう。これによりPDP1の内部空間14の
構造物より前述の真空排気では脱離しきれなかった不純
物ガスが発生するが、本実施例においては、発生した不
純物ガスはゲッター11により吸着され、PDP1の内
部空間14に封入された放電ガスの純度は劣化しない。
十分なエージングを実施し、放出された不純物ガスをゲ
ッターに吸着させた後にエージングを終了し、バルブ1
2を閉じる。そして、ガス通気管3をバーナーを用いて
封止することによりPDPを作製した。ガス通気管3を
封止した際にバルブ12を閉じているためにゲッター1
1は大気開放されることはない。また、ゲッター11の
埋設されたチャンバー10にゲッター11を加熱するた
めのヒーターが設置されていれば、PDP1と本装置と
が接続されていないときに排気系バルブ9を開放しチャ
ンバー10内を真空排気しながら加熱することによりゲ
ッターを再度活性化させゲッターを効率良く用いること
ができる。また、ゲッター11は装置側に埋設されてい
るために封止後のPDP1の内部にはゲッターは存在し
ないことはいうまでもない。
【0013】本実施例によれば、PDP放電空間内に不
純物ガスを除去する物質を設置するための空間を設ける
ことなく、また、PDPに所定の時間だけ放電をおこな
うエージングを行った後にPDP放電空間内の放電ガス
を入れ替えることなく、PDP点灯の初期段階において
PDP放電空間内の構造物より発生する不純物ガスを低
減する手法を提供することができる。
【0014】(実施の形態2)図2は本発明に係る第2
の実施の形態におけるPDPの製造装置の構成を模式的
に表す図である。PDP1には図3に示す一般的な構造
のものを用いており、それぞれ必要な構成要素が形成さ
れたガラス基板103とガラス基板106を一定のギャ
ップを保ちながら組み合わせ、封止ガラスにより周囲を
封着した後に、ガラス基板106側に設けたガス通気口
2と接続されたガス通気管3およびガス通気口20と接
続されたガス通気管21をとおして本製造装置とつなぎ
あわされている。ガス通気管3およびガス通気管21に
は円筒状のガラス管を用い、ガス通気口2とガス通気管
3およびガス通気口20とガス通気管21は低融点ガラ
スを用いて接続され、PDP1の内部空間はガス通気管
3およびガス通気管21の端部以外で密閉されている。
ガス通気管3と製造装置側の配管4とは接続冶具5およ
び接続冶具22を用いて接続され、接続冶具5には図示
しないがガス通気管3と配管4を密閉することができる
ようにOリングが埋設されている。同様に接続冶具22
にも図示しないがガス通気管21と配管4を密閉するこ
とができるようにOリングが埋設されている。配管4は
ガスを導入するためのガス導入系6、および、真空排気
するための排気系7にガス導入系バルブ8、および、排
気系バルブ9を介して接続されている。また、配管4の
経路中に不純物ガスを除去する物質を設置するためのチ
ャンバー10が設けられチャンバー10の内部に不純物
ガスを除去するためのゲッター11が設置されている。
このゲッター11には一般的なバリウムゲッターおよび
ジルコンゲッターを用いており、事前に加熱することに
より活性化されている。これらのゲッターは希ガス以外
の気体を吸着し、また、比較的不活性な窒素もジルコン
ゲッターが吸着する。チャンバー10と接続冶具5の間
にはバルブ12が設けられており、チャンバー10と接
続冶具22の間にもバルブ23が設けられている。ま
た、チャンバー10とバルブ23の間にはガスを循環さ
せるための循環ポンプ24が埋設されている。また、P
DP1のガラス基板103側の電極に駆動回路13が接
続されており、電極に電圧を印加することによりPDP
1を放電させることができる。以上、第2の実施の形態
におけるPDP製造装置構成を示した。
【0015】次に本装置接続後の本実施の形態に係る実
施例を示す。本装置接続時はガス導入系バルブ8、排気
系バルブ9、バルブ12、バルブ23はすべて閉じられ
ている。まず、PDP1を図示しないパネル加熱機構を
用いて300℃程度に加熱を行う。これは、PDP1の
構造物に吸着している不純物を脱離させる目的で実施し
ている。次に排気系バルブ9を開放しPDP1の内部空
間14を真空排気させる。十分に内部空間14の不純物
を脱離させ真空排気が行われた後に、PDP1の加熱を
終了し、徐冷をおこなった。PDP1の温度が常温にな
った後に排気系バルブ9を閉じ、ガス導入系バルブ8お
よびバルブ12およびバルブ23を開放し、PDP1の
内部空間14に放電ガスを導入する。今回放電ガスには
Ne−Xeの混合気体を用いているがこれに限られるも
のではない。内部空間14の圧力は100〜760To
rr(13.3〜101.08kPa)程度に設定し
た。次にガス導入系バルブ8を閉じ、PDP1の内部空
間14とゲッター11の設置された空間が同一空間にな
るようにする。すなわち、PDP1の内部空間14とゲ
ッター11の設置された空間は放電ガスで満たされ、そ
の圧力は100〜760Torr(13.3〜101.
08kPa)程度に設定されている。次にガス循環ポン
プ24を動作させ、PDP1の内部空間14のガスをゲ
ッター11の設置された空間を通して循環させる。この
状態で、駆動回路13よりPDP1の電極に電圧を印加
することによりPDP1の内部空間14を放電させるエ
ージングをおこなう。これによりPDP1の内部空間1
4の構造物より前述の真空排気では脱離しきれなかった
不純物ガスが発生するが、本実施例においては、発生し
た不純物ガスはガスの循環によりチャンバー10に運ば
れることとなりゲッター11により吸着され、純化され
たガスは再びPDP1の内部空間14にもどる。よっ
て、PDP1の内部空間14に封入された放電ガスの純
度は劣化しない。十分なエージングを実施し、放出され
た不純物ガスをゲッターに吸着させた後にエージングを
終了し、バルブ12およびバルブ23を閉じる。そし
て、ガス通気管3およびガス通気管21をバーナーを用
いて封止することによりPDPを作製した。ガス通気管
3およびガス通気管21を封止した際にはバルブ12お
よびバルブ23を閉じているためにゲッター11は大気
開放されることはない。また、ゲッター11の埋設され
たチャンバー10にゲッター11を加熱するためのヒー
ターが設置されていれば、PDP1と本装置とが接続さ
れていないときに排気系バルブ9およびバルブ12を開
放しチャンバー11内を真空排気しながら加熱すること
によりゲッターを再度活性化させゲッターを効率良く用
いることができる。また、ゲッター11は装置側に埋設
されているために封止後のPDP1の内部にはゲッター
は存在しないことはいうまでもない。
【0016】本実施例によれば、PDP放電空間内に不
純物ガスを除去する物質を設置するための空間を設ける
ことなく、また、PDPに所定の時間だけ放電をおこな
うエージングを行った後にPDP放電空間内の放電ガス
を入れ替えることなく、PDP点灯の初期段階において
PDP放電空間内の構造物より発生する不純物ガスを低
減する手法を提供することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、PDP放電空間内に不
純物ガスを除去する物質を設置するための空間を設ける
ことなく、また、PDPに所定の時間だけ放電をおこな
うエージングを行った後にPDP放電空間内の放電ガス
を入れ替えることなく、PDP点灯の初期段階において
PDP放電空間内の構造物より発生する不純物ガスを低
減する手法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るPDP用製造
装置構成模式図
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るPDP用製造
装置構成模式図
【図3】PDPパネルを示す斜視図
【符号の説明】
1 プラズマディスプレイパネル 2 ガス通気口 3 ガス通気管 4 配管 5 接続冶具 6 ガス導入系 7 排気系 8 ガス導入系バルブ 9 排気系バルブ 10 チャンバー 11 ゲッター 12 バルブ 13 駆動回路 14 内部空間 20 ガス通気口 21 ガス通気管 22 接続冶具 23 バルブ 24 循環ポンプ 101 表示電極 102 表示スキャン電極 103 ガラス基板 104 誘電体層 105 MgO保護膜 106 ガラス基板 107 アドレス電極 108 誘電体層 109 リブ 110 蛍光体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安井 秀明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C012 AA09 VV02 5C040 FA01 GB03 GB14 HA05 HA08 JA24 MA20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマディスプレイパネルに設けられ
    たガス通気口と接続するためのユニットと、プラズマデ
    ィスプレイパネルにガス導入もしくはガス排気もしくは
    その両方を行うユニットと、不純物ガスを除去する効果
    を有するユニットと、前記ユニット同士を接続するため
    の配管と、プラズマディスプレイパネルを放電させるユ
    ニットから構成されたプラズマディスプレイパネルの製
    造装置であって、 ガス通気口と接続するためのユニットを介して、プラズ
    マディスプレイパネルの放電空間と不純物ガスを除去す
    る効果を有するユニットの内部空間が同一空間に配置さ
    れるように配管で接続することができることを特徴とす
    るプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  2. 【請求項2】 プラズマディスプレイパネルに設けられ
    たガス通気口と接続するためのユニットと、プラズマデ
    ィスプレイパネルにガス導入もしくはガス排気もしくは
    その両方を行うユニットとの間に、不純物ガスを除去す
    る効果を有するユニットが配置されるように配管で接続
    されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ
    ディスプレイパネルの製造装置。
  3. 【請求項3】 不純物ガスを除去する効果を有するユニ
    ット内に不純物ガスを除去する物質が配置されているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマディ
    スプレイパネルの製造装置。
  4. 【請求項4】 前記不純物ガスを除去する効果を有する
    ユニットがその内部空間にゲッターを有していることを
    特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のプラズマ
    ディスプレイパネルの製造装置。
  5. 【請求項5】 不純物ガスを除去する効果を有するユニ
    ットの内部空間を加熱する機構を有する請求項1から4
    のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネルの製造
    装置。
  6. 【請求項6】 プラズマディスプレイパネルに設けられ
    たガス通気口を封止した際に、不純物ガスを除去する効
    果を有するユニットの内部空間が大気開放されない機構
    を有する請求項1から5のいずれかに記載のプラズマデ
    ィスプレイパネルの製造装置。
  7. 【請求項7】 プラズマディスプレイパネルに設けられ
    たガス通気口と接続するためのユニットと、プラズマデ
    ィスプレイパネルにガス導入もしくはガス排気もしくは
    その両方を行うユニットと、不純物ガスを除去する効果
    を有するユニットと、前記ユニット同士を接続するため
    の配管と、プラズマディスプレイパネルを放電させるユ
    ニットから構成されたプラズマディスプレイパネルの製
    造装置を用いたプラズマディスプレイパネルの製造方法
    であって、 プラズマディスプレイパネルの放電空間と不純物ガスを
    除去する効果を有するユニットの内部空間を同一空間に
    して所定の時間だけ放電をおこなうエージング工程を施
    した後にプラズマディスプレイパネルのガス通気口を封
    止することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 プラズマディスプレイパネルの放電空間
    と不純物ガスを除去する効果を有するユニットの内部空
    間を同一空間にし、プラズマディスプレイパネルの放電
    空間中のガスを不純物ガスを除去する効果を有するユニ
    ットを通して循環させながら、所定の時間だけ放電をお
    こなうエージング工程を施した後に、プラズマディスプ
    レイパネルのガス通気口を封止することを特徴とする請
    求項7に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方
    法。
  9. 【請求項9】 プラズマディスプレイパネル封止後のプ
    ラズマディスプレイパネルの放電空間内に不純物ガスを
    除去する物質が存在しないことを特徴とする請求項7、
    8に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記不純物ガスを除去する効果を有す
    るユニットがその内部空間にゲッターを有していること
    を特徴とする請求項7から9のいずれかに記載のプラズ
    マディスプレイパネルの製造方法。
  11. 【請求項11】 プラズマディスプレイパネルの封止後
    に不純物ガスを除去する効果を有するユニットの内部空
    間が大気開放されないことを特徴とする請求項7から1
    0のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネルの製
    造方法。
  12. 【請求項12】 請求項1から6のいずれかに記載の製
    造装置を用いて作製されたプラズマディスプレイパネ
    ル。
  13. 【請求項13】 請求項7から11のいずれかに記載の
    製造方法を用いて作製されたプラズマディスプレイパネ
    ル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100453891B1 (ko) * 2002-07-09 2004-10-20 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 기판 제조 방법과 제조 장치

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KR100453891B1 (ko) * 2002-07-09 2004-10-20 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 기판 제조 방법과 제조 장치

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