JP2002132828A - ブックマーク管理システム、これを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびブックマーク管理装置 - Google Patents

ブックマーク管理システム、これを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびブックマーク管理装置

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JP2002132828A
JP2002132828A JP2000327437A JP2000327437A JP2002132828A JP 2002132828 A JP2002132828 A JP 2002132828A JP 2000327437 A JP2000327437 A JP 2000327437A JP 2000327437 A JP2000327437 A JP 2000327437A JP 2002132828 A JP2002132828 A JP 2002132828A
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Naoki Koga
直樹 古賀
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Fantekku Kk
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Fantekku Kk
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】人間本来の認識プロセスに基づいて、誰でも簡
単に直感で所望のWeb ページにアクセスすることがで
き、ブックマークとして機能するサムネイル画像が3次
元空間を飛んでいるような感覚のユーザインターフェイ
スを実現し、この結果、ユーザを楽しませることがで
き、ブックマークするWeb ページが多くなっても所望の
Web ページを簡単に探すことができる。 【解決手段】オブジェクトの絶対座標データが格納され
る絶対座標格納領域と、視点座標データが記憶される視
点記憶領域23と、視点座標データと絶対座標データと
の差分を相対座標データとして算出する相対座標算出手
段33と、相対座標データにおけるオブジェクトの表示
位置を算出し、ウィンドウ51の座標に対応付ける対応
付け手段と、相対座標データの距離が小さいオブジェク
トほど、ウィンドウに表示する比率を大きくする遠近表
示手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブックマーク管理
システム、これを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体およびブックマーク管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブックマークとは、本来しおりを意味す
るが、Web ブラウザにおいては、使用頻度の高いページ
のURL を記録すること、および記録する機能のことをい
う。Web ブラウザの代表的なソフトとして、マイクロソ
フト社製の(商品名)InternetExplorer と、ネットス
ケープ社製の(商品名)Netscape Navigatorとを挙げる
ことができるが、いずれもブックマーク管理機能を備え
ている。ブックマークの使用方法を概説する。まず、We
b ブラウザで適当なWeb ページにアクセスして、Web ブ
ラウザのページ表示領域にWeb ページを表示させてお
く。そして、ブックマークの登録処理を実行するボタン
をクリックすれば、前記Web ページのURLが記憶され、W
eb ページがブックマークに登録される。ブックマーク
に登録されたWeb ページに再びアクセスするときには、
メイン画面のタイトルバーの「お気に入り」または「ブ
ックマーク」のボタンをクリックすると、ポップアップ
画面が表示される。このポップアップ画面には、ブック
マークされた複数の各Web ページ名がリスト表示され
る。ユーザは、ポップアップ画面上のリストから所望の
Web ページ名の指定フィールドをクリックすれば、この
Web ページ名のWeb ページにアクセスすることができ
る。このブックマークを使えば、長く煩雑なURL を打ち
込むことなく、クリックするだけで所望のWeb ページに
アクセスすることができる。
【0003】ところで、人間が視覚を通じて文字や文章
を認識して、これに意味を与えるまでの認識プロセス
は、脳の中にある言語理解の指令中枢である言語野と、
空間把握の指令中枢である運動野とがうまく連携するこ
とによってはじめて成立するプロセスである。認識対象
が図形ならば、後者の運動野のみで空間把握できるか
ら、認識してから意味を与えるまでの時間が短い。この
空間把握能力は、文字を読み書きできない幼児にも備わ
っていることから、人間本来の認識プロセスによる能力
であると云える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のWeb
ブラウザのブックマークは、以下の(i) 〜(iii) に示す
問題点がある。 (i) リスト表示によるユーザインターフェイスは、人間
本来の認識プロセスに基づいた技術ではなく、コンピュ
ータでの実現容易性に根ざした技術なので、人間である
ユーザにとって、使用しづらい。つまり、従来のWeb ブ
ラウザは、コンピュータ上で動作させるという点に捕ら
われ過ぎるあまりに、コンピュータにとっては都合よく
設計され実装されているものの、人間にとっては使用し
づらくなってしまっている。 (ii) リスト表示されたページ名の指定フィールドをク
リックする行為は、ユーザにとって楽しいとは云えな
い。つまり、ページ名をリスト表示するというユーザイ
ンターフェイスでは、ユーザを楽しませることはできな
い。ユーザは楽しんで利用できるユーザインターフェイ
スを望んでいる。 (iii) ブックマークに登録しているWeb ページの数が多
くなると、リスト表示されたページ名から所望のWeb ペ
ージを探すのは大変である。
【0005】本発明はかかる事情に鑑み、人間本来の認
識プロセスに基づいて、誰でも簡単に直感で所望のWeb
ページにアクセスすることができ、ブックマークとして
機能するサムネイル画像が3次元空間を飛んでいるよう
な感覚のユーザインターフェイスを実現し、この結果、
ユーザを楽しませることができ、ブックマークするWeb
ページが多くなっても所望のWeb ページを簡単に探すこ
とができるブックマーク管理システム、これを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体およびブックマー
ク管理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のブックマーク
管理システムは、ディスプレイに表示されるウィンドウ
と、該ウィンドウ上に表示されるオブジェクトと、該オ
ブジェクトを前記ウィンドウに表示させるオブジェクト
表示手段と、Web ページのURL を記憶するURL記憶領域
とからなり、前記オブジェクト表示手段が、前記オブジ
ェクトの絶対座標データが格納される絶対座標格納領域
と、マウス操作に応じて変更しうる視点座標データが記
憶される視点記憶領域と、前記視点座標データと前記オ
ブジェクトの絶対座標データとの差分を相対座標データ
として算出する相対座標算出手段と、前記相対座標デー
タにおけるオブジェクトの表示位置を算出し、これを前
記ウィンドウの座標に対応付ける対応付け手段と、前記
相対座標データの距離が小さいオブジェクトほど、ウィ
ンドウに表示する比率を大きくする遠近表示手段とから
なり、前記オブジェクトが選択操作されると、Web ブラ
ウザのページ表示領域に前記URL 記憶領域に記憶された
URL と同一のWeb ページを表示することを特徴とする。
請求項2のブックマーク管理システムは、ディスプレイ
に表示されるウィンドウと、該ウィンドウ上に表示され
るオブジェクトと、該オブジェクトを前記ウィンドウに
表示させるオブジェクト表示手段と、Web ページのURL
を記憶するURL記憶領域とからなり、前記オブジェクト
の画像が、Web ページをキャプチャーしたサムネイル画
像であり、前記オブジェクトが選択操作されると、Web
ブラウザのページ表示領域に前記URL 記憶領域に記憶さ
れたURL と同一のWeb ページを表示することを特徴とす
る。請求項3のブックマーク管理システムは、請求項2
記載の発明において、Webブラウザ上に表示されたWeb
ページをキャプチャーするキャプチャー取り込み手段を
備えたことを特徴とする。請求項4のブックマーク管理
システムは、請求項2または3記載の発明において、前
記オブジェクト表示手段が、マウス操作に応じて、前記
オブジェクトを前記ウィンドウ内で上下左右に自在に表
示させる移動手段を備えたことを特徴とする。請求項5
のブックマーク管理システムは、請求項2、3または4
記載の発明において、前記オブジェクト表示手段が、マ
ウス操作に応じて、前記オブジェクトを前記ウィンドウ
に対して自在に拡大縮小して表示させる拡大縮小手段を
備えたことを特徴とする。請求項6のブックマーク管理
システムは、請求項2、3、4または5記載の発明にお
いて、前記オブジェクト表示手段が、前記オブジェクト
の絶対座標データが格納される絶対座標格納領域と、マ
ウス操作に応じて変更しうる視点座標データが記憶され
る視点記憶領域と、前記視点座標データと前記オブジェ
クトの絶対座標データとの差分を相対座標データとして
算出する相対座標算出手段と、前記相対座標データにお
けるオブジェクトの表示位置を算出し、これを前記ウィ
ンドウの座標に対応付ける対応付け手段と、前記相対座
標データの距離が小さいオブジェクトほど、ウィンドウ
に表示する比率を大きくする遠近表示手段とからなり、
前記オブジェクトが選択操作されると、Web ブラウザの
ページ表示領域に前記URL 記憶領域に記憶されたURL と
同一のWeb ページを表示することを特徴とする。請求項
7のブックマーク管理システムは、請求項1、2、3、
4、5または6記載の発明において、前記オブジェクト
表示手段が、オブジェクトのうち、その相対座標の距離
が所定の値より小さくなったオブジェクトを表示対象か
ら外す非表示手段を備えたことを特徴とする。請求項8
のブックマーク管理システムは、請求項1、2、3、
4、5、6または7記載の発明において、前記オブジェ
クト表示手段が、前記オブジェクトを縦横方向に配設し
て表示するリストビューウィンドウを備えたことを特徴
とする。請求項9のブックマーク管理システムは、請求
項1、2、3、4、5、6、7または8記載の発明にお
いて、前記オブジェクト表示手段が、前記オブジェクト
を一方向に配設して表示するページビューウィンドウを
備えたことを特徴とする。請求項10のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体は、請求項1、2、3、4、5、
6、7、8または9の発明において、ブックマーク管理
システムが記録されたことを特徴とする。請求項11の
ブックマーク管理装置は、請求項10のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項1の発明は、マウス操作に応じて視
点座標データを変更すると、相対座標算出手段によっ
て、変更後の視点座標に対するオブジェクトの相対座標
が算出される。ついで、対応付け手段によって、相対座
標に基づきオブジェクトの表示位置および表示する大き
さが算出される。つまり、マウス操作に応じて視点座標
データを変更する毎に、オブジェクトの表示位置および
表示する大きさが変更される。しかも、遠近表示手段に
よって、相対座標データの距離が小さいオブジェクトほ
ど比率を大きくして、ウィンドウに表示している。この
ため、ウィンドウ内を手前から奥に(または奥から手前
に)、オブジェクトが飛んでいるように見せることがで
きる。これは、同じ大きさのものでも、手前のものは大
きく見え、奥のものは小さく見える原理を応用してい
る。請求項2の発明は、所望のWeb ページにアクセスす
るときには、所望のWeb ページの表示画像と同じサムネ
イル画像のオブジェクトを選択操作すれば、Web ブラウ
ザのページ表示領域に前記サムネイル画像に対応するWe
b ページが表示される。このため、誰でも簡単に直感で
所望のWeb ページにアクセスすることができる。請求項
3の発明は、キャップチャー取り込み手段によってWeb
ブラウザ上に表示されたWeb ページをキャップチャーし
てサムネイル画像を得ることができる。このため、この
サムネイル画像をオブジェクトの画像として簡単に利用
することができる。請求項4の発明は、マウス操作によ
ってユーザの所望の位置にオブジェクトを移動させるこ
とができる。請求項5の発明は、マウス操作によってオ
ブジェクトを拡大縮小できるから、複数のオブジェクト
のうち重要度が高いものを拡大して表示し、重要度が低
いものを縮小して表示することができる。また、オブジ
ェクトを縮小できるから、ウィンドウ内により多くのオ
ブジェクトを表示させることができる。請求項6の発明
は、マウス操作に応じて視点座標データを変更すると、
相対座標算出手段によって、変更後の視点座標に対する
オブジェクトの相対座標が算出される。ついで、対応付
け手段によって、相対座標に基づきオブジェクトの表示
位置および表示する大きさが算出される。つまり、マウ
ス操作に応じて視点座標データを変更する毎に、オブジ
ェクトの表示位置および表示する大きさが変更される。
しかも、遠近表示手段によって相対座標データの距離が
小さいオブジェクトほど比率を大きくして、ウィンドウ
に表示している。このため、ウィンドウ内を手前から奥
に(または奥から手前に)、オブジェクトが飛んでいる
ように見せることができる。これは、同じ大きさのもの
でも、手前のものは大きく見え、奥のものは小さく見え
る原理を応用している。請求項7の発明は、相対座標デ
ータの距離が小さくなると、このオブジェクトがウィン
ドウを占める割合が必要以上に大きくなるのを防止し、
オブジェクトがウィンドウを占める割合が大きくなりす
ぎて見づらくなるのを防止することができる。また、所
定の距離まで近づいたオブジェクトが急に非表示になる
ので、ユーザがオブジェクトを超えて、オブジェクトの
前方に移動したかのように錯覚させることができる。請
求項8の発明は、リストビューウィンドウによって、ウ
ィンドウ内のオブジェクトの中からオブジェクトを簡単
に選び出すことができる。請求項9の発明は、ページビ
ューウィンドウによって、ウィンドウ内のオブジェクト
の中からオブジェクトを簡単に選ぶ出すことができる。
請求項10の発明は、ブックマーク管理システムをコン
ピュータで読み取ることができる。請求項11の発明
は、ブックマーク管理システムを動作させることができ
る。
【0008】本発明において、相対座標データの距離と
は、例えば相対座標データを(x,y,z)とした場合、
(x2 +y2 +z2 )1/2 をいう。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図13は本実施形態のブックマーク
管理装置10のハードウェア構成図である。同図に示す
ように、本実施形態のブックマーク管理装置10は、パ
ソコンであり、CPU 、メモリ、ハードディスク等を有す
るコンピュータ11を備えている。また、本実施形態の
ブックマーク管理装置10は、ユーザが処理要求を入力
する入力装置として、キーボード12およびマウス13
を備えており、ユーザの処理要求に対する出力結果をユ
ーザに表示する表示装置としてディスプレイ14を備え
ている。コンピュータ11のハードディスクには、後述
するブックマーク管理システム20が記録されている。
このため、コンピュータ11のハードディスクは請求項
11のコンピュータ読み取り可能な記録媒体の一実施形
態を構成している。また、ブックマーク管理装置10
は、前記コンピュータ11を備えているから、請求項1
2のブックマーク管理装置の一実施形態を構成してい
る。
【0010】前記コンピュータ11は、CD-ROMドライブ
やDVD ドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドラ
イブ等を備えている。もちろん、コンピュータ11に
は、WindowsNT 、Windows95/98/2000 やMacOS 等のOS
はインストール済みである。マウス13は、2ボタン式
のマウスでもよいが、2ボタンの他にホイールが追加さ
れたマウス、例えばマイクロソフト社製の(商品名)In
telliMouseを選択すると好適である。
【0011】さて、本発明で最も重要なブックマーク管
理システム20を説明する。図5はディスプレイ14に
表示されたウィンドウ51の拡大図である。同図に示す
ように、ブックマーク管理システム20は、ユーザから
の表示要求もしくは起動要求によって、ユーザの表示装
置例えばディスプレイ14に、ウィンドウ51を表示
し、このウィンドウ51内に複数のサムネイル表示画像
52をオブジェクトとして表示する表示機能を有してい
る。また、ブックマーク管理システム20は、ユーザか
らのブラウジング要求によって、例えばユーザがウィン
ドウ51内のサムネイル表示画像52をクリックするこ
とによって、このサムネイル表示画像52に対応するWe
b ページを有するWeb サイトに接続して、そのWeb ペー
ジをWeb ブラウザにブラウジングするブラウジング機能
を有している。さらに、ブックマーク管理システム20
は、ウィンドウ51内でサムネイル表示画像52が3次
元空間を飛んでいるような感覚をユーザに与える表示機
能(3次元フライング機能)を有している。なお、ブッ
クマーク管理システム20は、上記機能の他、ユーザを
楽しくさせたりユーザに有益な情報を与える種々の機能
を有しているが、これらに関しては後述する。
【0012】つぎに、ブックマーク管理システム20の
システム構成を説明する。図1はブックマーク管理シス
テム20のシステム構成図である。図2はデータ処理手
段30の説明図である。図1に示すように、ブックマー
ク管理システム20は、データ管理手段として、オブジ
ェクト管理DBおよび視点座標格納領域23を備えてい
る。符号22は、オブジェクト管理DBによって管理さ
れるWeb ページのサムネイル画像である。そして、図1
〜2に示すように、ブックマーク管理システム20は、
データ処理手段30として、ブックマーク手段31、キ
ャプチャー取り込み手段32、相対座標算出手段33、
非表示手段34、表示位置・表示大きさ算出手段35、
ウィンドウ表示手段36、URL 検索手段37、オブジェ
クト移動手段38、表示ビュー切換手段39および視点
座標変更手段41を備えている。
【0013】まず、オブジェクト管理DBを説明する。
オブジェクト管理DBは、オブジェクト単位に、すなわ
ちオブジェクトID毎にオブジェクト情報を格納して管
理するためのデータベースである。オブジェクト情報の
格納領域としては、Web ページ名、URL 、絶対座標およ
び画像ポインタ等の格納領域を備えている。Web ページ
名には、管理したいWeb サイトのWeb ページ名、例えば
「特許庁ホームページ」が格納されて管理されている。
URLには、管理したいWeb サイトのURL 、例えば「http:
/www.miti-jpo.go.jp/」が格納されて管理されている。
絶対座標には、ウィンドウ51に表示される仮想空間上
のどの座標に、管理したいWeb サイトを配置させておく
かという位置情報、例えば(X座標,Y座標,Z座標)
が格納されて管理されている。画像ポインタには、ウィ
ンドウ51内に表示されるサムネイル表示画像52の元
画像となるサムネイル画像22を問い合わすためのポイ
ンタ、例えばサムネイル表示画像52の画像ファイル名
が格納されて管理されている。なお、オブジェクト管理
DB のオブジェクト情報に、上記以外の項目として、Web
サイトが最後に更新された最終更新日、ユーザが当該W
eb サイトに最後にアクセスした最終アクセス日などを
格納できるようにしておくと好適である。
【0014】つぎに、キャプチャー取り込み手段32お
よびサムネイル画像22を説明する。キャプチャー取り
込み手段32は、ユーザからのキャプチャー要求によ
り、Web ブラウザ上に表示されているWeb ページをキャ
プチャーして、サムネイル画像22として保存するため
のプログラムである。このサムネイル画像22は、Web
ページの画像を静止画像として保存したビットマップフ
ァイルである。このサムネイル画像22は、前記オブジ
ェクト管理DBの画像ポインタに1対1で関連付けられ
ている。このため、オブジェクト管理DBのオブジェク
トIDからサムネイル画像22を問い合わせることがで
きるのである。このサムネイル画像22は、ウィンドウ
51内に表示されるサムネイル表示画像52の縮小元画
像であり、サムネイル表示画像52はサムネイル画像2
2が後述する適切な割合で縮小された表示画像である。
【0015】つぎに、ブックマーク手段31を説明す
る。ブックマーク手段31は、ユーザからのブックマー
ク要求によりキャプチャー取り込み手段32によって、
Web ページの画像を静止画像としてサムネイル画像22
を保存するとともに、オブジェクト管理DBのオブジェ
クトIDを1つ追加して、Web ページ名、URL 、絶対座
標および画像ポインタを格納するプログラムである。こ
の画像ポインタは、キャプチャーされたばかりのサムネ
イル画像22と関連づけられてオブジェクト管理DBに
格納される。
【0016】つぎに、URL 検索手段37を説明する。UR
L 検索手段37は、ユーザからのURL 検索要求によりウ
ィンドウ51のサムネイル表示画像52から、このサム
ネイル表示画像52に対応するオブジェクトのURL を検
索するプログラムである。
【0017】つぎに、ウィンドウ表示手段36を説明す
る。このウィンドウ表示手段36は、ディスプレイ14
にウィンドウ51とともに、オブジェクト管理DBで管
理されている各オブジェクトに対応するサムネイル画像
22の縮小画像をサムネイル表示画像52として前記ウ
ィンドウ51内に表示するためのプログラムである。
【0018】つぎに、視点座標格納領域23および相対
座標算出手段33を説明する。視点座標格納領域23
は、ウィンドウ51に表示される仮想空間におけるユー
ザの視点座標(3次元座標もしくはZ座標)を格納する
領域である。視点座標格納領域23に格納される視点座
標データが3次元の場合、例えば(X座標、Y座標、Z
座標)のデータが格納される。
【0019】相対座標算出手段33は、ユーザの視点か
ら見た全てのオブジェクトの相対座標を算出するプログ
ラムである。つまり、相対座標算出手段33は、オブジ
ェクト管理DBに格納されている複数のオブジェクトの
それぞれの絶対座標データから視点座標格納領域23に
格納されている視点座標を差し引いて、全てのオブジェ
クトの相対座標を算出するプログラムである。例えば、
オブジェクト管理DBの絶対座標および視点座標格納領
域23の視点座標データが次に示す場合を説明する。 相対座標算出手段33によって、各オブジェクトの相対
座標は以下のように算出される。
【0020】つぎに、非表示手段34を説明する。非表
示手段34は、オブジェクトのうち、その相対座標の距
離が所定の値より小さくなったオブジェクトをウィンド
ウ51への表示対象から外すプログラムである。例え
ば、前記オブジェクトのオブジェクトIDがR1の場
合、その距離は、次式のとおりである。 距離={(X1−Xt)2 +(Y1−Yt)2 +(Z1−Z
t)2 }1/2 非表示手段34によって、前記距離算出式で算出される
相対座標の距離が所定の値より小さいオブジェクトのサ
ムネイル表示画像52をウィンドウ51内に表示させな
いようにできる。なお、相対座標の距離算出式は、距離
={(X1−Xt)2 +(Y1−Yt)2 +(Z1−Zt)2 }
1/2だけでなく、すべてのオブジェクトのサムネイルに
対して、視点の移動により距離を変更できるのであれ
ば、種々の距離算出式を採択しうる。例えば、距離=
(Z1−Zt)だけであってもよい。この場合、計算処理
が簡潔になるので好適である。
【0021】つぎに、表示位置・表示大きさ算出手段3
5を説明する。表示位置・表示大きさ算出手段35は、
オブジェクト管理DBに格納されているオブジェクトに
対応するサムネイル画像22を、ウィンドウ51にサム
ネイル表示画像52として表示するときの表示位置およ
び表示大きさを算出するためのプログラムである。ウィ
ンドウ51におけるサムネイル表示画像52の表示位置
は、前記相対座標算出手段33によって算出される相対
座標に基づいて算出すればよい。ウィンドウ51におけ
るサムネイル表示画像52の表示大きさは、前記相対座
標に基づいて比率を算出し、この比率でサムネイル画像
22を縮小した画像の大きさとすればよい。例えば、サ
ムネイル画像22の大きさが(W,H)で、比率がαの場
合、サムネイル表示画像52の表示大きさを(α*W,α*
H)とすればよい。
【0022】つぎに、オブジェクト移動手段38を説明
する。オブジェクト移動手段38は、マウスやポインテ
ィングデバイス等の入力装置によるユーザからのオブジ
ェクト移動要求により、オブジェクト管理DBの絶対座
標に格納されている絶対座標データを変更するプログラ
ムである。
【0023】つぎに、視点座標変更手段41を説明す
る。視点座標変更手段41は、マウスやポインティング
デバイス等の入力装置によるユーザからの視点移動要求
により、視点座標格納領域23の視点座標データを変更
するプログラムである。
【0024】つぎに、表示ビュー切換手段39を説明す
る。表示ビュー切換手段39は、ユーザの表示ビュー切
換要求により、ウィンドウ51の表示ビューを、所望の
表示ビューに切換えるプログラムである。表示ビュー切
換手段39によって、ウィンドウ51を表示したまま、
ウィンドウ51内に表示されているサムネイル表示画像
52の表示ビュー形式を、3Dビュー(図5)からリス
トビュー(図11)、リストビューからページビュー
(図12)、ページビューから3Dビューへと切換える
ことができる。
【0025】つぎに、ブックマーク管理システム20の
主要な処理を説明する。まず、ブックマーク処理を説明
する。図3はブックマーク処理の説明図である。同図に
示すように、ユーザはブックマーク管理装置10上でWe
b ブラウザを起動し、所望のWeb サイトにアクセスして
Web ページを表示させておく。ブックマーク処理のため
のブックマークボタンをクリックして、ブックマーク管
理システム20にブックマーク処理要求を送信する。ユ
ーザからブックマーク処理要求を受けたブックマーク管
理システム20では、ブックマーク手段31が動作す
る。このため、ブックマーク手段31によって、キャプ
チャー取り込み手段32が動作し、Web ブラウザ上に表
示されているWeb ページがキャプチャーされて、サムネ
イル画像22が保存される。また、ブックマーク手段3
1によって、オブジェクト管理DBのオブジェクトID
が1つ追加されて新しいオブジェクトのオブジェクト情
報、すなわちWeb ページ名、URL、絶対座標および画像
ポインタが格納される。この画像ポインタは、前記キャ
プチャーされた直後のサムネイル画像22と一対一に関
連付けられて格納される。
【0026】このように、キャップチャー取り込み手段
32によって、Web ブラウザ上に表示されたWeb ページ
が取り込みされてサムネイル画像22を得ることができ
る。このため、このサムネイル画像22をウィンドウ5
1内に表示させるサムネイル表示画像52として簡単に
利用することができる。
【0027】つぎに、起動処理を説明する。図4は起動
処理の説明図である。同図に示すように、ユーザが例え
ば起動ボタンをクリックして、ブックマーク管理システ
ム20に起動要求を送信する。ユーザから起動要求を受
けたブックマーク管理システム20では、まず、相対座
標算出手段33によって、ユーザの視点から見た全ての
オブジェクトの相対座標が算出される。ついで、非表示
手段34によって、前記相対座標の距離が所定の値より
も小さいオブジェクトを表示対象から外される。そし
て、表示位置・表示大きさ算出手段35によって、ウィ
ンドウ51内に表示されるオブジェクトすなわちサムネ
イル表示画像52の表示位置および表示大きさが算出さ
れる。そして、ウィンドウ表示手段36によって、複数
のサムネイル表示画像52が内部に貼り付けられたウィ
ンドウ51が、ユーザのディスプレイ14に表示され
る。
【0028】図5はディスプレイ14に表示された3D
ビュー表示のウィンドウ51の拡大図である。同図に示
すように、ユーザのディスプレイ14に表示されたウィ
ンドウ51内には、複数のサムネイル表示画像52がカ
スケード表示される。つまり、前記相対座標の距離が大
きいオブジェクトのサムネイル表示画像52の上に、相
対座標の距離が小さいオブジェクトのサムネイル表示画
像52が重ねられて表示されるのである。また、相対座
標の距離が小さいオブジェクトほど、そのサムネイル画
像22を表示する比率を大きくして、サムネイル表示画
像52をウィンドウ51に表示される。よって、同じ大
きさのサムネイル画像22であっても、近くのオブジェ
クトのサムネイル表示画像52は大きく見え、遠くのオ
ブジェクトのサムネイル表示画像52は小さく見える。
【0029】つぎに、ブラウジング処理を説明する。図
6はブラウジング処理の説明図である。同図に示すよう
に、ユーザが例えばウィンドウ51内の所望のサムネイ
ル表示画像52をダブルクリックして、ブックマーク管
理システム20にブラウジング要求を送信する。ユーザ
からブラウジング要求を受けたブックマーク管理システ
ム20では、まず、URL 検索手段37によって、ユーザ
が指定したサムネイル表示画像52から、このサムネイ
ル画像22に対応するオブジェクト画像ポインタを問い
合わせ、このオブジェクトのURL が検索され、このURL
は、ユーザ側のWeb ブラウザに送信される。このためWe
b ブラウザのページ表示領域に、前記検索されたURL と
同一のURL のWeb ページが表示される。
【0030】つぎに、視点移動処理を説明する。図7は
視点移動処理の説明図である。図8はオブジェクトと視
点との間の関係説明図である。図7〜8に示すように、
ユーザが例えばマウスのホイールを回転させて、ブック
マーク管理システム20に視点移動要求を送信する。ユ
ーザから視点移動要求を受けたブックマーク管理システ
ム20では、まず、視点座標変更手段41によって、視
点座標格納領域23に格納されている視点座標データが
変更される。そして、相対座標算出手段33によって、
ユーザの視点から見た全てのオブジェクトの相対座標が
算出される。ついで、非表示手段34によって、前記相
対座標の距離が所定の値よりも小さいオブジェクトを表
示対象から外される。そして、表示位置・表示大きさ算
出手段35によって、ウィンドウ51内に表示されるオ
ブジェクトすなわちサムネイル表示画像52の表示位置
および表示大きさが算出される。そして、ウィンドウ表
示手段36によって、複数のサムネイル表示画像52が
内部に貼り付けられたウィンドウ51が、図16に示す
ように、ユーザのディスプレイ14に表示される。
【0031】上記のごとく、マウス操作に応じて視点座
標データを変更する毎に、オブジェクトの表示位置およ
び表示大きさが変更される。しかも、相対座標データの
距離が小さいオブジェクトほど比率を大きくして、ウィ
ンドウ51に表示される。このため、ウィンドウ51内
を手前から奥に(または奥から手前に)、オブジェクト
が飛んでいるように見せることができる。これは、同じ
大きさのものでも、手前のものは大きく見え、奥のもの
は小さく見える原理を応用している。
【0032】また、非表示手段34によって、前記相対
座標の距離が所定の値よりも小さいオブジェクトを表示
対象から外している。このため、相対座標データの距離
が小さくなると、このオブジェクトがウィンドウ51を
占める割合が必要以上に大きくなるのを防止し、オブジ
ェクトがウィンドウ51を占める割合が大きくなりすぎ
て見づらくなるのを防止することができる。また、所定
の距離まで近づいたオブジェクトが急に非表示になるの
で、ユーザがオブジェクトを超えて、オブジェクトの前
方に移動したかのように錯覚させることができる。
【0033】つぎに、オブジェクト移動処理を説明す
る。図9はオブジェクト移動処理の説明図である。同図
に示すように 所望のWebページにアクセスするときに
は、所望のWeb ページの表示画像と同じサムネイル画像
52のオブジェクトを選択操作すれば、Web ブラウザの
ページ表示領域に前記サムネイル画像に対応するWeb ペ
ージが表示される。このため、誰でも簡単に直感で所望
のWeb ページにアクセスすることができる。
【0034】また、マウス操作によってユーザの所望の
位置にオブジェクトを移動させることができる。さら
に、マウス操作によってオブジェクトを拡大縮小できる
から、複数のオブジェクトのうち重要度が高いものを拡
大して表示し、重要度が低いものを縮小して表示するこ
とができる。しかも、オブジェクトを縮小できるから、
ウィンドウ51内により多くのオブジェクトを表示させ
ることができる。
【0035】つぎに、表示ビュー切換処理を説明する。
図10は表示ビュー切換切り替え処理の説明図である。
同図に示すように、ユーザからの表示ビュー切換要求に
応じて、表示ビュー切換手段39によって、表示ビュー
を、図5の3Dビュー表示、図11のリストビュー表示
および図12のページビュー表示のうちから、所望の表
示ビューに切り換えることができる。
【0036】図11のリストビュー表示に切り換えた場
合、ウィンドウ51内に、複数のサムネイル表示画像5
2が縦横方向に配設されて表示される。このため、ユー
ザは、ウィンドウ51内のオブジェクトの中から所望の
オブジェクトを簡単に選び出すことができる。
【0037】図12のページビュー表示に切り換えた場
合、ウィンドウ51内に、複数のサムネイル表示画像5
2が一方向に配設されて表示される。このため、ユーザ
は、ウィンドウ51内のオブジェクトの中から所望のオ
ブジェクトを簡単に選ぶ出すことができる。
【0038】ブックマーク管理システム20をブックマ
ーク管理装置10のコンピュータ11のハードディスク
に格納する手段に特に限定はないが、代表例を図14お
よび図15に示す。
【0039】図14はブックマーク管理システム20を
コンピュータに記録する手段の説明図である。同図に示
すように、ブックマーク管理システム20をコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体15に記録してから、この記
録媒体15を媒体としてコンピュータ11のハードディ
スクに、ブックマーク管理システム20を記録すること
ができる。この記録媒体15としては、例えばCD-ROM、
DVD-ROM 、ZIP 、フロッピーディスク等の記録媒体を列
挙することができるが、これらに限定されるわけではな
く、種々のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録
しうる。ブックマーク管理システム20が格納された記
録媒体15は、本発明の一実施形態である。
【0040】図15はブックマーク管理システム20を
コンピュータに記録する別の手段の説明図である。同図
に示すように、ブックマーク管理システム20をダウン
ロードサーバDSに格納しておき、このダウンロードサ
ーバDSにインターネット等のネットワークNを介して
接続されているコンピュータ等の通信端末から、ダウン
ロードできるようにしておく。通信端末からダウンロー
ドサーバDSにネットワークNを介してアクセスして、
ブックマーク管理システム20をダウンロードすれば、
通信端末にブックマーク管理システム20が格納され
る。この結果、この通信端末は本発明のブックマーク管
理装置を構成することとなる。
【0041】ここでいう通信端末には、タワー型パソコ
ンやノート型パソコン等のコンピュータ、携帯電話やPH
S 等のモバイルコンピュータはもちろん、通信機能を備
えたあらゆる端末を含んだ概念である。つまり、この通
信端末としては、例えば、ソニー社製の(商品名)プレ
イステーション2に通信機能を組み込んだゲーム機、任
天堂社製の(商品名)ゲームキューブに通信機能を組み
込んだゲーム機、セガ社製(商品名)ドリームキャスト
に通信機能を組み込んだゲーム機等を挙げることができ
る。ここで挙げたゲーム機は単なる列挙に過ぎず、通信
機能を備えたあらゆるゲーム機は、本発明でいう通信端
末に該当する。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、マウス操作に
応じて視点座標データを変更すると、相対座標算出手段
によって、変更後の視点座標に対するオブジェクトの相
対座標が算出される。ついで、対応付け手段によって、
相対座標に基づきオブジェクトの表示位置および表示す
る大きさが算出される。つまり、マウス操作に応じて視
点座標データを変更する毎に、オブジェクトの表示位置
および表示する大きさが変更される。しかも、遠近表示
手段によって、相対座標データの距離が小さいオブジェ
クトほど比率を大きくして、ウィンドウに表示してい
る。このため、ウィンドウ内を手前から奥に(または奥
から手前に)、オブジェクトが飛んでいるように見せる
ことができる。これは、同じ大きさのものでも、手前の
ものは大きく見え、奥のものは小さく見える原理を応用
している。請求項2の発明によれば、所望のWeb ページ
にアクセスするときには、所望のWeb ページの表示画像
と同じサムネイル画像のオブジェクトを選択操作すれ
ば、Web ブラウザのページ表示領域に前記サムネイル画
像に対応するWeb ページが表示される。このため、誰で
も簡単に直感で所望のWeb ページにアクセスすることが
できる。請求項3の発明によれば、キャップチャー取り
込み手段によってWeb ブラウザ上に表示されたWeb ペー
ジをキャップチャーしてサムネイル画像を得ることがで
きる。このため、このサムネイル画像をオブジェクトの
画像として簡単に利用することができる。請求項4の発
明によれば、マウス操作によってユーザの所望の位置に
オブジェクトを移動させることができる。請求項5の発
明によれば、マウス操作によってオブジェクトを拡大縮
小できるから、複数のオブジェクトのうち重要度が高い
ものを拡大して表示し、重要度が低いものを縮小して表
示することができる。また、オブジェクトを縮小できる
から、ウィンドウ内により多くのオブジェクトを表示さ
せることができる。請求項6の発明によれば、マウス操
作に応じて視点座標データを変更すると、相対座標算出
手段によって、変更後の視点座標に対するオブジェクト
の相対座標が算出される。ついで、対応付け手段によっ
て、相対座標に基づきオブジェクトの表示位置および表
示する大きさが算出される。つまり、マウス操作に応じ
て視点座標データを変更する毎に、オブジェクトの表示
位置および表示する大きさが変更される。しかも、遠近
表示手段によって相対座標データの距離が小さいオブジ
ェクトほど比率を大きくして、ウィンドウに表示してい
る。このため、ウィンドウ内を手前から奥に(または奥
から手前に)、オブジェクトが飛んでいるように見せる
ことができる。これは、同じ大きさのものでも、手前の
ものは大きく見え、奥のものは小さく見える原理を応用
している。請求項7の発明によれば、相対座標データの
距離が小さくなると、このオブジェクトがウィンドウを
占める割合が必要以上に大きくなるのを防止し、オブジ
ェクトがウィンドウを占める割合が大きくなりすぎて見
づらくなるのを防止することができる。また、所定の距
離まで近づいたオブジェクトが急に非表示になるので、
ユーザがオブジェクトを超えて、オブジェクトの前方に
移動したかのように錯覚させることができる。請求項8
の発明によれば、リストビューウィンドウによって、ウ
ィンドウ内のオブジェクトの中からオブジェクトを簡単
に選び出すことができる。請求項9の発明によれば、ペ
ージビューウィンドウによって、ウィンドウ内のオブジ
ェクトの中からオブジェクトを簡単に選ぶ出すことがで
きる。請求項10の発明によれば、ブックマーク管理シ
ステムをコンピュータで読み取ることができる。請求項
11の発明によれば、ブックマーク管理システムを動作
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブックマーク管理システム20のシステム構成
図である。
【図2】データ処理手段30の説明図である。
【図3】ブックマーク処理の説明図である。
【図4】起動処理の説明図である。
【図5】ディスプレイ14に表示された3Dビュー表示
のウィンドウ51の拡大図である。
【図6】ブラウジング処理の説明図である。
【図7】視点移動処理の説明図である。
【図8】オブジェクトと視点との間の関係説明図であ
る。
【図9】オブジェクト移動処理の説明図である。
【図10】表示ビュー切換切り替え処理の説明図であ
る。
【図11】リストビュー表示のウィンドウ51の拡大図
である。
【図12】ページビュー表示のウィンドウ51の拡大図
である。
【図13】本実施形態のブックマーク管理装置10のハ
ードウェア構成図である。
【図14】ブックマーク管理システム20をコンピュー
タに記録する手段の説明図である。
【図15】ブックマーク管理システム20をコンピュー
タに記録する別の手段の説明図である。
【図16】視点移動後のウィンドウ51の拡大図であ
る。
【符号の説明】
10 ブックマーク管理装置 11 コンピュータ 15 記録媒体 20 ブックマーク管理システム DB オブジェクト管理DB 22 サムネイル画像 23 視点座標格納領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/00 655 G06F 3/00 655B 13/00 510 13/00 510B

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイに表示されるウィンドウと、
    該ウィンドウ上に表示されるオブジェクトと、該オブジ
    ェクトを前記ウィンドウに表示させるオブジェクト表示
    手段と、Web ページのURL を記憶するURL 記憶領域とか
    らなり、前記オブジェクト表示手段が、前記オブジェク
    トの絶対座標データが格納される絶対座標格納領域と、
    マウス操作に応じて変更しうる視点座標データが記憶さ
    れる視点記憶領域と、前記視点座標データと前記オブジ
    ェクトの絶対座標データとの差分を相対座標データとし
    て算出する相対座標算出手段と、前記相対座標データに
    おけるオブジェクトの表示位置を算出し、これを前記ウ
    ィンドウの座標に対応付ける対応付け手段と、前記相対
    座標データの距離が小さいオブジェクトほど、ウィンド
    ウに表示する比率を大きくする遠近表示手段とからな
    り、前記オブジェクトが選択操作されると、Web ブラウ
    ザのページ表示領域に前記URL 記憶領域に記憶されたUR
    L と同一のWeb ページを表示することを特徴とするブッ
    クマーク管理システム。
  2. 【請求項2】ディスプレイに表示されるウィンドウと、
    該ウィンドウ上に表示されるオブジェクトと、該オブジ
    ェクトを前記ウィンドウに表示させるオブジェクト表示
    手段と、Web ページのURL を記憶するURL 記憶領域とか
    らなり、前記オブジェクトの画像が、Web ページをキャ
    プチャーしたサムネイル画像であり、前記オブジェクト
    が選択操作されると、Web ブラウザのページ表示領域に
    前記URL 記憶領域に記憶されたURL と同一のWeb ページ
    を表示することを特徴とするブックマーク管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】Web ブラウザ上に表示されたWeb ページを
    キャプチャーするキャプチャー取り込み手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載のブックマーク管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記オブジェクト表示手段が、マウス操作
    に応じて、前記オブジェクトを前記ウィンドウ内で上下
    左右に自在に表示させる移動手段を備えたことを特徴と
    する請求項2または3記載のブックマーク管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記オブジェクト表示手段が、マウス操作
    に応じて、前記オブジェクトを前記ウィンドウに対して
    自在に拡大縮小して表示させる拡大縮小手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項2、3または4記載のブックマー
    ク管理システム。
  6. 【請求項6】前記オブジェクト表示手段が、前記オブジ
    ェクトの絶対座標データが格納される絶対座標格納領域
    と、マウス操作に応じて変更しうる視点座標データが記
    憶される視点記憶領域と、前記視点座標データと前記オ
    ブジェクトの絶対座標データとの差分を相対座標データ
    として算出する相対座標算出手段と、前記相対座標デー
    タにおけるオブジェクトの表示位置を算出し、これを前
    記ウィンドウの座標に対応付ける対応付け手段と、前記
    相対座標データの距離が小さいオブジェクトほど、ウィ
    ンドウに表示する比率を大きくする遠近表示手段とから
    なり、前記オブジェクトが選択操作されると、Web ブラ
    ウザのページ表示領域に前記URL 記憶領域に記憶された
    URL と同一のWeb ページを表示することを特徴とする請
    求項2、3、4または5記載のブックマーク管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記オブジェクト表示手段が、オブジェク
    トのうち、その相対座標の距離が所定の値より小さくな
    ったオブジェクトを表示対象から外す非表示手段を備え
    たことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6
    記載のブックマーク管理システム。
  8. 【請求項8】前記オブジェクト表示手段が、前記オブジ
    ェクトを縦横方向に配設して表示するリストビュー表示
    機能を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6または7記載のブックマーク管理システム。
  9. 【請求項9】前記オブジェクト表示手段が、前記オブジ
    ェクトを一方向に配設して表示するページビュー表示機
    能を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7または8記載のブックマーク管理システム。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    または9のブックマーク管理システムが記録されたこと
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】請求項10のコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体を備えたことを特徴とするブックマーク管理
    装置。
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