JP2002132622A - プログラム供給装置、プログラム供給方法、携帯端末、ネットワークシステム及びコンピュータ可読媒体 - Google Patents
プログラム供給装置、プログラム供給方法、携帯端末、ネットワークシステム及びコンピュータ可読媒体Info
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- JP2002132622A JP2002132622A JP2000318662A JP2000318662A JP2002132622A JP 2002132622 A JP2002132622 A JP 2002132622A JP 2000318662 A JP2000318662 A JP 2000318662A JP 2000318662 A JP2000318662 A JP 2000318662A JP 2002132622 A JP2002132622 A JP 2002132622A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッテリ駆動される機器へのプログラムの供
給に適したプログラム供給装置を提供する。 【解決手段】 プログラム供給装置11に、所定のプロ
グラミング言語を解釈、実行可能な機器15に所定の処
理機能を付与することができる複数の供給用プログラム
(PROG#1〜#N)であって、各供給用プログラム
が、自身に対応づけられた機種の機器を、他の供給用プ
ログラムよりも消費電力が少ない状態で動作させること
ができるように作成されている複数の供給用プログラム
を記憶しておくとともに、機種名を含むダウンロード要
求を受信した際に、その機種名に対応づけられている供
給用プログラムを、そのダウンロード要求を出した機器
に返送する機能を付与しておく。
給に適したプログラム供給装置を提供する。 【解決手段】 プログラム供給装置11に、所定のプロ
グラミング言語を解釈、実行可能な機器15に所定の処
理機能を付与することができる複数の供給用プログラム
(PROG#1〜#N)であって、各供給用プログラム
が、自身に対応づけられた機種の機器を、他の供給用プ
ログラムよりも消費電力が少ない状態で動作させること
ができるように作成されている複数の供給用プログラム
を記憶しておくとともに、機種名を含むダウンロード要
求を受信した際に、その機種名に対応づけられている供
給用プログラムを、そのダウンロード要求を出した機器
に返送する機能を付与しておく。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のプログラミ
ング言語で記述されたプログラムの実行が可能な機器に
プログラムを供給するためのプログラム供給装置、プロ
グラム供給方法、ネットワークシステム及びコンピュー
タ可読媒体と、本発明のプログラム供給装置或いはプロ
グラム供給方法によるプログラムの供給対象とすること
ができる携帯端末とに関する。
ング言語で記述されたプログラムの実行が可能な機器に
プログラムを供給するためのプログラム供給装置、プロ
グラム供給方法、ネットワークシステム及びコンピュー
タ可読媒体と、本発明のプログラム供給装置或いはプロ
グラム供給方法によるプログラムの供給対象とすること
ができる携帯端末とに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年のPDA(携帯情報
端末)の中には、インターネット上のサイトにアクセス
して、そのサイトからプログラムをダウンロードするこ
とができるもの(デスクトップコンピュータとほぼ同じ
機能を有しているもの)が存在している。また、携帯電
話の高機能化も進んでおり、Java対応携帯電話が商
品化されることも発表されている。
端末)の中には、インターネット上のサイトにアクセス
して、そのサイトからプログラムをダウンロードするこ
とができるもの(デスクトップコンピュータとほぼ同じ
機能を有しているもの)が存在している。また、携帯電
話の高機能化も進んでおり、Java対応携帯電話が商
品化されることも発表されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、携帯情報端末や
Java対応携帯電話等(以下、モバイル機器と表記す
る)のユーザが、自身が所有するモバイル機器を用い
て、その機器内に記憶されているプログラムでは対処で
きない業務(作業)を行いたくなった場合には、その業
務用のプログラムをダウンロードすることが必要とな
る。
Java対応携帯電話等(以下、モバイル機器と表記す
る)のユーザが、自身が所有するモバイル機器を用い
て、その機器内に記憶されているプログラムでは対処で
きない業務(作業)を行いたくなった場合には、その業
務用のプログラムをダウンロードすることが必要とな
る。
【0004】そして、モバイル機器は、原則としてバッ
テリ駆動されるものである。従って、モバイル機器にダ
ウンロードされるプログラムは、そのプログラムを利用
した作業中にバッテリの充電が必要となるようなもので
ないこと、換言すれば、その実行時の消費電力が少ない
ものであることが望まれるが、そのようなプログラムを
モバイル機器に供給できる装置は知られていない。
テリ駆動されるものである。従って、モバイル機器にダ
ウンロードされるプログラムは、そのプログラムを利用
した作業中にバッテリの充電が必要となるようなもので
ないこと、換言すれば、その実行時の消費電力が少ない
ものであることが望まれるが、そのようなプログラムを
モバイル機器に供給できる装置は知られていない。
【0005】本発明は、このような事情を鑑みてなされ
たものであり、本発明の課題は、バッテリ駆動される機
器へのプログラムの供給に特に適したプログラム供給装
置、プログラム供給方法、ネットワークシステム及びコ
ンピュータ可読媒体を提供することにある。
たものであり、本発明の課題は、バッテリ駆動される機
器へのプログラムの供給に特に適したプログラム供給装
置、プログラム供給方法、ネットワークシステム及びコ
ンピュータ可読媒体を提供することにある。
【0006】また、本発明の他の課題は、本発明のプロ
グラム供給装置或いはプログラム供給方法によるプログ
ラムの供給対象とすることができる携帯端末を提供する
ことにある。
グラム供給装置或いはプログラム供給方法によるプログ
ラムの供給対象とすることができる携帯端末を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の態様のプログラム供給装置は、所定
のプログラミング言語で記述されたプログラムの実行が
可能な複数の機種の機器にプログラムを供給するための
装置であって、それぞれ、自身が実行された機器に所定
の処理機能を付与するために所定のプログラミング言語
で記述された複数の供給用プログラムを記憶した記憶手
段と、複数の機種のそれぞれに、記憶手段に記憶された
複数の供給用プログラムの中の、その機種の機器を消費
電力が最も少ない状態で動作させることができる供給用
プログラムを対応づける対応関係情報を記憶した対応関
係情報記憶手段と、機器の機種を示す機種情報を含むダ
ウンロード要求を受信したときに、対応関係情報記憶手
段に記憶されている対応関係情報に基づき、その機種情
報が示す機種の機器に対応づけられている供給用プログ
ラムを特定するプログラム特定手段と、この特定手段に
よって特定された供給用プログラムを、記憶手段から読
み出してダウンロード要求を送信した機器に供給するプ
ログラム供給手段とを備える。
に、本発明の第1の態様のプログラム供給装置は、所定
のプログラミング言語で記述されたプログラムの実行が
可能な複数の機種の機器にプログラムを供給するための
装置であって、それぞれ、自身が実行された機器に所定
の処理機能を付与するために所定のプログラミング言語
で記述された複数の供給用プログラムを記憶した記憶手
段と、複数の機種のそれぞれに、記憶手段に記憶された
複数の供給用プログラムの中の、その機種の機器を消費
電力が最も少ない状態で動作させることができる供給用
プログラムを対応づける対応関係情報を記憶した対応関
係情報記憶手段と、機器の機種を示す機種情報を含むダ
ウンロード要求を受信したときに、対応関係情報記憶手
段に記憶されている対応関係情報に基づき、その機種情
報が示す機種の機器に対応づけられている供給用プログ
ラムを特定するプログラム特定手段と、この特定手段に
よって特定された供給用プログラムを、記憶手段から読
み出してダウンロード要求を送信した機器に供給するプ
ログラム供給手段とを備える。
【0008】すなわち、一般的なプログラミング言語に
は、同じ目的のために使用可能な複数種類の命令(構
文、関数、演算子等)が用意されている。このため、所
定のプログラミング言語で記述されたプログラムの実行
が可能な機器に、ある処理機能を付与するためのプログ
ラムとして、内容の異なる何種類かのプログラムを作成
することができる。そして、ある機種の機器にて、プロ
グラム中のある命令文(何種類かの命令を含む、機器に
実行させるジョブステップを定義する文)に従った動作
のために消費される電力は、当該機器の内部構成(主と
して機器に実装されているプロセッサの種類とOSの内
容)に応じたものとなっている。
は、同じ目的のために使用可能な複数種類の命令(構
文、関数、演算子等)が用意されている。このため、所
定のプログラミング言語で記述されたプログラムの実行
が可能な機器に、ある処理機能を付与するためのプログ
ラムとして、内容の異なる何種類かのプログラムを作成
することができる。そして、ある機種の機器にて、プロ
グラム中のある命令文(何種類かの命令を含む、機器に
実行させるジョブステップを定義する文)に従った動作
のために消費される電力は、当該機器の内部構成(主と
して機器に実装されているプロセッサの種類とOSの内
容)に応じたものとなっている。
【0009】本発明は、このことを利用したものであ
り、上記構成から明らかなように、本発明の第1の態様
のプログラム供給装置内には、所定のプログラミング言
語を解釈、実行可能な機器に所定の処理機能を付与する
ことができる供給用プログラムが、複数の機種のそれぞ
れについて用意される。また、ある機種についてプログ
ラム供給装置内に用意される供給用プログラムは、その
機種の機器を、他の供給用プログラムよりも、消費電力
が少ない状態で動作させることができるものとされる。
換言すれば、第1の態様のプログラム供給装置を構成す
る際には、複数の機種のそれぞれについて、その機種の
機器での実行に要する電力が少ない命令を用いて供給用
プログラムが作成される。そして、第1の態様のプログ
ラム供給装置には、ダウンロード要求を受信した際に、
そのダウンロード要求に含まれる機種情報に対応づけら
れている供給用プログラム(つまり、ダウンロード要求
を出した機器の機種用に用意されている供給用プログラ
ム)を、そのダウンロード要求を出した機器に供給する
ための手段(主として、プログラム特定手段とプログラ
ム供給手段)が設けられる。
り、上記構成から明らかなように、本発明の第1の態様
のプログラム供給装置内には、所定のプログラミング言
語を解釈、実行可能な機器に所定の処理機能を付与する
ことができる供給用プログラムが、複数の機種のそれぞ
れについて用意される。また、ある機種についてプログ
ラム供給装置内に用意される供給用プログラムは、その
機種の機器を、他の供給用プログラムよりも、消費電力
が少ない状態で動作させることができるものとされる。
換言すれば、第1の態様のプログラム供給装置を構成す
る際には、複数の機種のそれぞれについて、その機種の
機器での実行に要する電力が少ない命令を用いて供給用
プログラムが作成される。そして、第1の態様のプログ
ラム供給装置には、ダウンロード要求を受信した際に、
そのダウンロード要求に含まれる機種情報に対応づけら
れている供給用プログラム(つまり、ダウンロード要求
を出した機器の機種用に用意されている供給用プログラ
ム)を、そのダウンロード要求を出した機器に供給する
ための手段(主として、プログラム特定手段とプログラ
ム供給手段)が設けられる。
【0010】第1の態様のプログラム供給装置は、この
ような構成を有するため、本装置へのアクセス者は、そ
の者の使用している機器が複数の機種の機器のいずれで
あっても、自機器を消費電力が少ない状態で動作させる
ことができる供給用プログラムを得ることができる。そ
して、第1の態様のプログラム供給装置から提供される
供給用プログラムは、バッテリ駆動される機器のユーザ
にとっては、長時間にわたり実行することができるプロ
グラム、或いは、その実行完了後にバッテリに残る電力
が多いプログラムとして機能する。従って、第1の態様
のプログラム供給装置によれば、バッテリ駆動される機
器のユーザにとって特に好ましい形で、各アクセス者に
プログラム(機器に所定の機能を付与するための特定の
プログラミング言語で記述されたプログラム)を提供で
きることになる。
ような構成を有するため、本装置へのアクセス者は、そ
の者の使用している機器が複数の機種の機器のいずれで
あっても、自機器を消費電力が少ない状態で動作させる
ことができる供給用プログラムを得ることができる。そ
して、第1の態様のプログラム供給装置から提供される
供給用プログラムは、バッテリ駆動される機器のユーザ
にとっては、長時間にわたり実行することができるプロ
グラム、或いは、その実行完了後にバッテリに残る電力
が多いプログラムとして機能する。従って、第1の態様
のプログラム供給装置によれば、バッテリ駆動される機
器のユーザにとって特に好ましい形で、各アクセス者に
プログラム(機器に所定の機能を付与するための特定の
プログラミング言語で記述されたプログラム)を提供で
きることになる。
【0011】この第1の態様のプログラム供給装置は、
プログラムの供給対象とする複数の機種の機器のそれぞ
れが、Webページのブラウズ機能を有する機器である
場合には、機器の機種に関する情報のユーザによる入力
操作(例えば、機種名を直接的に入力する操作や、リス
トの中から機種名を選択する操作)が機種情報(例え
ば、機種名自体や機種名に1対1に対応づけられた情
報)を含むダウンロード要求としてプログラム特定手段
に受信されるWebページ用のソースファイルを、当該
Webページへアクセスした機器に供給するソースファ
イル供給手段を付加した形で実現することができる。
プログラムの供給対象とする複数の機種の機器のそれぞ
れが、Webページのブラウズ機能を有する機器である
場合には、機器の機種に関する情報のユーザによる入力
操作(例えば、機種名を直接的に入力する操作や、リス
トの中から機種名を選択する操作)が機種情報(例え
ば、機種名自体や機種名に1対1に対応づけられた情
報)を含むダウンロード要求としてプログラム特定手段
に受信されるWebページ用のソースファイルを、当該
Webページへアクセスした機器に供給するソースファ
イル供給手段を付加した形で実現することができる。
【0012】また、本発明の第2の態様のプログラム供
給装置は、所定のプログラミング言語で記述されたプロ
グラムの実行が可能な任意機種の機器にプログラムを供
給するための装置であって、それぞれ、自身が実行され
た機器に所定の処理機能を付与するために前記所定のプ
ログラミング言語で記述された複数の供給用プログラム
を記憶するとともに、前記複数の供給用プログラムにそ
れぞれについて、その供給用プログラム内に含まれる複
数種類の命令がそれぞれ何回ずつ使用されているかを示
す命令別出現回数情報を記憶した記憶手段と、いずれか
の機器からのダウンロード要求を受信したときに、その
ダウンロード要求を出した機器が各種類の命令を実行す
るのに要する電力を示したダウンロード対象機器消費電
力特性情報と、前記記憶手段に記憶された複数の命令別
出現回数情報とに基づき、前記複数の供給用プログラム
のそれぞれについて、その供給用プログラムが前記ダウ
ンロード要求を出した機器にて実行された場合に消費さ
れる電力の推定値を算出する算出手段と、この算出手段
によって算出された推定値が最も小さい供給用プログラ
ムを、前記記憶手段から読み出して前記ダウンロード要
求を送信した機器に供給するプログラム供給手段とを備
える。
給装置は、所定のプログラミング言語で記述されたプロ
グラムの実行が可能な任意機種の機器にプログラムを供
給するための装置であって、それぞれ、自身が実行され
た機器に所定の処理機能を付与するために前記所定のプ
ログラミング言語で記述された複数の供給用プログラム
を記憶するとともに、前記複数の供給用プログラムにそ
れぞれについて、その供給用プログラム内に含まれる複
数種類の命令がそれぞれ何回ずつ使用されているかを示
す命令別出現回数情報を記憶した記憶手段と、いずれか
の機器からのダウンロード要求を受信したときに、その
ダウンロード要求を出した機器が各種類の命令を実行す
るのに要する電力を示したダウンロード対象機器消費電
力特性情報と、前記記憶手段に記憶された複数の命令別
出現回数情報とに基づき、前記複数の供給用プログラム
のそれぞれについて、その供給用プログラムが前記ダウ
ンロード要求を出した機器にて実行された場合に消費さ
れる電力の推定値を算出する算出手段と、この算出手段
によって算出された推定値が最も小さい供給用プログラ
ムを、前記記憶手段から読み出して前記ダウンロード要
求を送信した機器に供給するプログラム供給手段とを備
える。
【0013】すなわち、本発明の第2の態様のプログラ
ム供給装置は、第1の態様のプログラム供給装置と同様
に、自身が実行された機器に所定の処理機能を付与する
ために所定のプログラミング言語で記述された複数の供
給用プログラムを保持している。ただし、第2の態様の
プログラム供給装置が保持する各供給用プログラムは、
直接的には機種に対応づけられておらず、第2の態様の
プログラム供給装置では、ダウンロード要求が受信され
た際、各供給用プログラムに関する命令別出現回数情報
(供給用プログラム内で複数種類の命令のそれぞれが何
回使用されているかを示す情報)とダウンロード対象機
器消費電力特性情報(ダウンロード要求を出した機器に
おいて複数種類の命令のそれぞれの実行に要する電力を
示した情報)とから、ダウンロード要求を出した機器で
各供給用プログラムが実行された場合の消費電力の推定
値が算出され、算出された推定値が最も小さい供給用プ
ログラムがダウンロード要求を出した機器に供給され
る。
ム供給装置は、第1の態様のプログラム供給装置と同様
に、自身が実行された機器に所定の処理機能を付与する
ために所定のプログラミング言語で記述された複数の供
給用プログラムを保持している。ただし、第2の態様の
プログラム供給装置が保持する各供給用プログラムは、
直接的には機種に対応づけられておらず、第2の態様の
プログラム供給装置では、ダウンロード要求が受信され
た際、各供給用プログラムに関する命令別出現回数情報
(供給用プログラム内で複数種類の命令のそれぞれが何
回使用されているかを示す情報)とダウンロード対象機
器消費電力特性情報(ダウンロード要求を出した機器に
おいて複数種類の命令のそれぞれの実行に要する電力を
示した情報)とから、ダウンロード要求を出した機器で
各供給用プログラムが実行された場合の消費電力の推定
値が算出され、算出された推定値が最も小さい供給用プ
ログラムがダウンロード要求を出した機器に供給され
る。
【0014】換言すれば、第2の態様のプログラム供給
装置は、ダウンロード対象機器消費電力特性情報がわか
っている機器でありさえすれば、どのような機器にも、
その機器を消費電力が少ない状態で動作させることがで
きる供給用プログラムを供給することが可能な装置とな
っている。従って、第2の態様のプログラム供給装置に
よれば、第1の態様のプログラム供給装置と同様に、バ
ッテリ駆動される機器のユーザにとって特に好ましい形
で、第2の態様のプログラム供給装置への各アクセス者
に、プログラムを提供できることになる。
装置は、ダウンロード対象機器消費電力特性情報がわか
っている機器でありさえすれば、どのような機器にも、
その機器を消費電力が少ない状態で動作させることがで
きる供給用プログラムを供給することが可能な装置とな
っている。従って、第2の態様のプログラム供給装置に
よれば、第1の態様のプログラム供給装置と同様に、バ
ッテリ駆動される機器のユーザにとって特に好ましい形
で、第2の態様のプログラム供給装置への各アクセス者
に、プログラムを提供できることになる。
【0015】なお、第2の態様のプログラム供給装置を
実現するに際しては、プログラム供給装置によるプログ
ラムの供給対象とする機器を、複数種類の命令の実行に
要する電力を命令別に示した命令別消費電力情報を保持
した機器としておくとともに、ダウンロード要求に、そ
のダウンロード要求を出した機器が保持している命令別
消費電力情報が含まれるようにしておき、算出手段を、
受信したダウンロード要求に含まれる命令別消費電力情
報を、ダウンロード対象機器消費電力特性情報として用
いる手段としておくことが望ましい。
実現するに際しては、プログラム供給装置によるプログ
ラムの供給対象とする機器を、複数種類の命令の実行に
要する電力を命令別に示した命令別消費電力情報を保持
した機器としておくとともに、ダウンロード要求に、そ
のダウンロード要求を出した機器が保持している命令別
消費電力情報が含まれるようにしておき、算出手段を、
受信したダウンロード要求に含まれる命令別消費電力情
報を、ダウンロード対象機器消費電力特性情報として用
いる手段としておくことが望ましい。
【0016】すなわち、第2の態様のプログラム供給装
置は、各機種に関するダウンロード対象機器消費電力特
性情報をその内部に記憶させた形で実現することも、ダ
ウンロード対象機器消費電力特性情報を機器側に記憶さ
せた形で(上記の構成で)実現することもできる。ただ
し、前者のように第2の態様のプログラム供給装置を構
成した場合には、機器側にダウンロード対象機器消費電
力特性情報相当の情報を保持させておく必要はないもの
の、ダウンロード対象機器消費電力特性情報が装置内部
に記憶されている機種の機器にしかプログラムを供給で
きないことになる。これに対して、第2の態様のプログ
ラム供給装置を上記の構成とした場合には、ダウンロー
ド対象機器消費電力特性情報相当の情報である命令別消
費電力情報を保持し、その情報を第2の態様のプログラ
ム供給装置に通知できるものでありさえすれば、どのよ
うな機器にも、その機器に適した供給用プログラムを供
給できることになる。従って、第2の態様のプログラム
供給装置を実現するに際しては、上記の構成を採用して
おくことが望ましい。
置は、各機種に関するダウンロード対象機器消費電力特
性情報をその内部に記憶させた形で実現することも、ダ
ウンロード対象機器消費電力特性情報を機器側に記憶さ
せた形で(上記の構成で)実現することもできる。ただ
し、前者のように第2の態様のプログラム供給装置を構
成した場合には、機器側にダウンロード対象機器消費電
力特性情報相当の情報を保持させておく必要はないもの
の、ダウンロード対象機器消費電力特性情報が装置内部
に記憶されている機種の機器にしかプログラムを供給で
きないことになる。これに対して、第2の態様のプログ
ラム供給装置を上記の構成とした場合には、ダウンロー
ド対象機器消費電力特性情報相当の情報である命令別消
費電力情報を保持し、その情報を第2の態様のプログラ
ム供給装置に通知できるものでありさえすれば、どのよ
うな機器にも、その機器に適した供給用プログラムを供
給できることになる。従って、第2の態様のプログラム
供給装置を実現するに際しては、上記の構成を採用して
おくことが望ましい。
【0017】さらに、プログラムの供給対象とする機器
が、Webページのブラウズ機能を有するものである場
合には、上記のような構成を採用するとともに、ユーザ
による特定の操作が、自Webページを表示している機
器に保持された命令別消費電力情報を含むダウンロード
要求として算出手段に受信されるWebページ用のソー
スファイルを、当該Webページへアクセスした機器に
供給するソースファイル供給手段を付加して、第2の態
様のプログラム供給装置を実現することもできる。
が、Webページのブラウズ機能を有するものである場
合には、上記のような構成を採用するとともに、ユーザ
による特定の操作が、自Webページを表示している機
器に保持された命令別消費電力情報を含むダウンロード
要求として算出手段に受信されるWebページ用のソー
スファイルを、当該Webページへアクセスした機器に
供給するソースファイル供給手段を付加して、第2の態
様のプログラム供給装置を実現することもできる。
【0018】本発明の第3の態様のプログラム供給装置
は、所定のプログラミング言語で記述されたプログラム
の実行が可能な任意機種の機器にプログラムを供給する
ための装置であって、複数種類の処理機能が組み合わさ
れた機能を自身が実行された機器に付与するために所定
のプログラミング言語で記述されたプログラムであると
ともに、複数種類の処理機能のそれぞれについて、その
処理機能を機器に付与するための複数の処理機能用プロ
グラムモジュールと、機器が保持している所定の機器情
報に基づいて、複数の処理機能用プログラムモジュール
の中から機器にて実行された場合に消費する電力が最も
少ない処理機能用プログラムモジュールを選択して前記
機器に起動させる選択起動プログラムモジュールとを含
むプログラムである供給用プログラムを記憶した記憶手
段と、ダウンロード要求を受信したときに、そのダウン
ロード要求を出した機器に、記憶手段に記憶された供給
用プログラムを供給するプログラム供給手段とを備え
る。
は、所定のプログラミング言語で記述されたプログラム
の実行が可能な任意機種の機器にプログラムを供給する
ための装置であって、複数種類の処理機能が組み合わさ
れた機能を自身が実行された機器に付与するために所定
のプログラミング言語で記述されたプログラムであると
ともに、複数種類の処理機能のそれぞれについて、その
処理機能を機器に付与するための複数の処理機能用プロ
グラムモジュールと、機器が保持している所定の機器情
報に基づいて、複数の処理機能用プログラムモジュール
の中から機器にて実行された場合に消費する電力が最も
少ない処理機能用プログラムモジュールを選択して前記
機器に起動させる選択起動プログラムモジュールとを含
むプログラムである供給用プログラムを記憶した記憶手
段と、ダウンロード要求を受信したときに、そのダウン
ロード要求を出した機器に、記憶手段に記憶された供給
用プログラムを供給するプログラム供給手段とを備え
る。
【0019】すなわち、第3の態様のプログラム供給装
置にアクセスした機器には、処理機能毎に、複数の処理
機能用プログラムモジュールを含む供給用プログラムで
あって、処理機能毎に、それらの処理機能用プログラム
モジュールから、消費電力が少なくなるように、実際に
実行される処理機能用プログラムが選択される供給用プ
ログラムが供給される。従って、第3の態様のプログラ
ム供給装置によれば、第1、第2の態様のプログラム供
給装置に比してサイズの大きな供給用プログラムが各機
器に供給されることにはなるが、第1、第2の態様のプ
ログラム供給装置と同様に、バッテリ駆動される機器の
ユーザにとって特に好ましい形で、各アクセス者にプロ
グラムを提供できることになる。
置にアクセスした機器には、処理機能毎に、複数の処理
機能用プログラムモジュールを含む供給用プログラムで
あって、処理機能毎に、それらの処理機能用プログラム
モジュールから、消費電力が少なくなるように、実際に
実行される処理機能用プログラムが選択される供給用プ
ログラムが供給される。従って、第3の態様のプログラ
ム供給装置によれば、第1、第2の態様のプログラム供
給装置に比してサイズの大きな供給用プログラムが各機
器に供給されることにはなるが、第1、第2の態様のプ
ログラム供給装置と同様に、バッテリ駆動される機器の
ユーザにとって特に好ましい形で、各アクセス者にプロ
グラムを提供できることになる。
【0020】この第3の態様のプログラム供給装置を実
現するに際しては、複数の機種の機器のそれぞれを、自
機器の機種を示す機種情報を保持した機器としておくと
ともに、記憶手段に記憶する供給用プログラムを、複数
の処理機能プログラムモジュールとして、それぞれ、特
定の機種の機器にて実行された場合に消費される電力が
最も少なくなるように作成されたプログラムモジュール
を含むとともに、選択起動プログラムモジュールとし
て、機器が保持している機種を表す情報を所定の機器情
報として取り扱うプログラムモジュールを含むものとし
ておくことができる。また、複数の機種の機器のそれぞ
れを、自機器において複数種類の命令のそれぞれの実行
に要する電力を示す命令別消費電力情報を保持した機器
としておくとともに、記憶手段に記憶する供給用プログ
ラムを、選択起動プログラムモジュールとして、機器が
保持している命令別消費情報を所定の機器情報として取
り扱うプログラムモジュールを含むものとしておくこと
もできる。
現するに際しては、複数の機種の機器のそれぞれを、自
機器の機種を示す機種情報を保持した機器としておくと
ともに、記憶手段に記憶する供給用プログラムを、複数
の処理機能プログラムモジュールとして、それぞれ、特
定の機種の機器にて実行された場合に消費される電力が
最も少なくなるように作成されたプログラムモジュール
を含むとともに、選択起動プログラムモジュールとし
て、機器が保持している機種を表す情報を所定の機器情
報として取り扱うプログラムモジュールを含むものとし
ておくことができる。また、複数の機種の機器のそれぞ
れを、自機器において複数種類の命令のそれぞれの実行
に要する電力を示す命令別消費電力情報を保持した機器
としておくとともに、記憶手段に記憶する供給用プログ
ラムを、選択起動プログラムモジュールとして、機器が
保持している命令別消費情報を所定の機器情報として取
り扱うプログラムモジュールを含むものとしておくこと
もできる。
【0021】そして、本発明のプログラム供給方法で
は、それぞれ、自身が実行された機器に所定の処理機能
を付与するための所定のプログラミング言語で記述され
た複数の供給用プログラムが予め用意され、ある機器の
ユーザから、自身の機器に所定の処理機能を付与するた
めのプログラムが要求されたときに、そのユーザが使用
している機器の機種が認識されて、複数の供給用プログ
ラムの中から、その認識した機種の機器を消費電力が最
も少ない状態で動作させることができる供給用プログラ
ムが選択されて、当該機器に供給される。
は、それぞれ、自身が実行された機器に所定の処理機能
を付与するための所定のプログラミング言語で記述され
た複数の供給用プログラムが予め用意され、ある機器の
ユーザから、自身の機器に所定の処理機能を付与するた
めのプログラムが要求されたときに、そのユーザが使用
している機器の機種が認識されて、複数の供給用プログ
ラムの中から、その認識した機種の機器を消費電力が最
も少ない状態で動作させることができる供給用プログラ
ムが選択されて、当該機器に供給される。
【0022】このプログラム供給方法によれば、バッテ
リ駆動される機器のユーザにとって特に好ましい形で、
自身の機器に所定の処理機能を付与するためのプログラ
ムの各要求者にプログラムを提供できることになる。
リ駆動される機器のユーザにとって特に好ましい形で、
自身の機器に所定の処理機能を付与するためのプログラ
ムの各要求者にプログラムを提供できることになる。
【0023】そして、本発明の携帯端末は、Webペー
ジへのアクセスが行える携帯端末であって、所定のプロ
グラミング言語で記述されたプログラムを実行するプロ
グラム実行手段と、所定のプログラミング言語にて利用
可能な複数種類の命令の実行に要する電力を命令別に示
した命令別消費電力情報を記憶した、プログラム実行手
段がそこに記憶されている情報を利用することが可能な
記憶手段とを備える。
ジへのアクセスが行える携帯端末であって、所定のプロ
グラミング言語で記述されたプログラムを実行するプロ
グラム実行手段と、所定のプログラミング言語にて利用
可能な複数種類の命令の実行に要する電力を命令別に示
した命令別消費電力情報を記憶した、プログラム実行手
段がそこに記憶されている情報を利用することが可能な
記憶手段とを備える。
【0024】このような構成を有する携帯端末は、本発
明の第2、第3の態様のプログラム供給装置や本発明の
プログラム供給方法(特に、請求項4、8等に記載のプ
ログラム供給装置)のプログラムの供給対象とされる機
器として機能する。換言すれば、本発明のプログラム供
給装置をインターネットに接続しておくとともに、各機
種の携帯端末を上記のような構成のものとしておけば、
小型なものが望まれているが故に搭載できるバッテリ、
メモリの容量が共に少ない携帯端末を、バッテリの充電
が必要となるインターバルがより長い機器として動作さ
せることが可能となる。
明の第2、第3の態様のプログラム供給装置や本発明の
プログラム供給方法(特に、請求項4、8等に記載のプ
ログラム供給装置)のプログラムの供給対象とされる機
器として機能する。換言すれば、本発明のプログラム供
給装置をインターネットに接続しておくとともに、各機
種の携帯端末を上記のような構成のものとしておけば、
小型なものが望まれているが故に搭載できるバッテリ、
メモリの容量が共に少ない携帯端末を、バッテリの充電
が必要となるインターバルがより長い機器として動作さ
せることが可能となる。
【0025】そして、本発明のネットワークシステム
は、複数台の携帯端末とプログラム供給装置とを含むシ
ステムであって、複数台の携帯端末のそれぞれとして、
所定のプログラミング言語で記述されたプログラムの実
行が可能な機器であるとともに、他のいずれかの携帯端
末とは機種が異なる機器であるを含み、プログラム供給
装置として、それぞれ、自身が実行された機器に所定の
処理機能を付与するために所定のプログラミング言語で
記述された複数の供給用プログラムを記憶した記憶手
段,複数台の携帯端末の各機種について、記憶手段に記
憶された複数の供給用プログラムの中の、その機種の機
器を消費電力が最も少ない状態で動作させることができ
る供給用プログラムを対応づける対応関係情報を記憶し
た対応関係情報記憶手段,機器の機種を示す機種情報を
含むダウンロード要求を受信したときに、対応関係情報
記憶手段に記憶されている対応関係情報に基づき、その
機種情報が示す機種の機器に対応づけられている供給用
プログラムを特定するプログラム特定手段,及び,この
特定手段によって特定された供給用プログラムを、記憶
手段から読み出してダウンロード要求を送信した機器に
供給するプログラム供給手段を備える装置を含む。
は、複数台の携帯端末とプログラム供給装置とを含むシ
ステムであって、複数台の携帯端末のそれぞれとして、
所定のプログラミング言語で記述されたプログラムの実
行が可能な機器であるとともに、他のいずれかの携帯端
末とは機種が異なる機器であるを含み、プログラム供給
装置として、それぞれ、自身が実行された機器に所定の
処理機能を付与するために所定のプログラミング言語で
記述された複数の供給用プログラムを記憶した記憶手
段,複数台の携帯端末の各機種について、記憶手段に記
憶された複数の供給用プログラムの中の、その機種の機
器を消費電力が最も少ない状態で動作させることができ
る供給用プログラムを対応づける対応関係情報を記憶し
た対応関係情報記憶手段,機器の機種を示す機種情報を
含むダウンロード要求を受信したときに、対応関係情報
記憶手段に記憶されている対応関係情報に基づき、その
機種情報が示す機種の機器に対応づけられている供給用
プログラムを特定するプログラム特定手段,及び,この
特定手段によって特定された供給用プログラムを、記憶
手段から読み出してダウンロード要求を送信した機器に
供給するプログラム供給手段を備える装置を含む。
【0026】従って、このネットワークシステムによれ
ば、システムを構成する各機種の携帯端末に、その携帯
端末を消費電力が少ない状態で動作させることできる供
給用プログラムを供給することができるので、システム
を構成する各機種の携帯端末を、各バッテリの充電が必
要となるインターバルがより長い機器として動作させる
ことが可能となる。
ば、システムを構成する各機種の携帯端末に、その携帯
端末を消費電力が少ない状態で動作させることできる供
給用プログラムを供給することができるので、システム
を構成する各機種の携帯端末を、各バッテリの充電が必
要となるインターバルがより長い機器として動作させる
ことが可能となる。
【0027】そして、本発明のコンピュータ可読媒体
は、所定のプログラミング言語で記述されたプログラム
の実行が可能な機器にインストールされるべきプログラ
ムを記録したコンピュータ可読媒体であって、複数種類
の処理機能が組み合わされた機能を自身が実行された機
器に付与するために所定のプログラミング言語で記述さ
れているとともに、複数種類の処理機能のそれぞれにつ
いて、その処理機能を機器に付与するための複数の処理
機能用プログラムモジュールと、機器が保持している所
定の機器情報に基づいて、複数の処理機能用プログラム
モジュールの中から機器にて実行された場合に消費する
電力が最も少ない処理機能用プログラムモジュールを選
択して機器に起動させる選択起動プログラムモジュール
とを含むプログラムを記録してなる。
は、所定のプログラミング言語で記述されたプログラム
の実行が可能な機器にインストールされるべきプログラ
ムを記録したコンピュータ可読媒体であって、複数種類
の処理機能が組み合わされた機能を自身が実行された機
器に付与するために所定のプログラミング言語で記述さ
れているとともに、複数種類の処理機能のそれぞれにつ
いて、その処理機能を機器に付与するための複数の処理
機能用プログラムモジュールと、機器が保持している所
定の機器情報に基づいて、複数の処理機能用プログラム
モジュールの中から機器にて実行された場合に消費する
電力が最も少ない処理機能用プログラムモジュールを選
択して機器に起動させる選択起動プログラムモジュール
とを含むプログラムを記録してなる。
【0028】このコンピュータ可読媒体に記録されたプ
ログラムを、所定のプログラミング言語で記述されたプ
ログラムの実行が可能な機器に実行させれば、プログラ
ムがインストールされた機器がどのような機種の機器で
あった場合にも、その機器を消費電力が少ない状態で動
作させることが可能となる。
ログラムを、所定のプログラミング言語で記述されたプ
ログラムの実行が可能な機器に実行させれば、プログラ
ムがインストールされた機器がどのような機種の機器で
あった場合にも、その機器を消費電力が少ない状態で動
作させることが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【0030】<第1実施形態>図1に、本発明の第1実
施形態に係るプログラム供給装置の概略構成及び使用形
態を、示す。
施形態に係るプログラム供給装置の概略構成及び使用形
態を、示す。
【0031】本発明の第1実施形態に係るプログラム供
給装置11は、Webページのブラウズが行えるととも
に、Java(米サン・マイクロシステムズがC++をベ
ースとして開発したオブジェクト指向型のプログラミン
グ言語)で記述されたプログラムを実行することができ
る機器に、プログラムを供給するための装置(一種のW
ebサーバ)である。従って、プログラム供給装置11
は、インターネットに接続されて使用される。また、プ
ログラム供給装置11によるプログラムの供給対象とさ
れる機器には、携帯電話用の通信ネットワークを介して
インターネットに接続されるJava対応携帯電話であ
る何機種かの携帯電話15が含まれる。
給装置11は、Webページのブラウズが行えるととも
に、Java(米サン・マイクロシステムズがC++をベ
ースとして開発したオブジェクト指向型のプログラミン
グ言語)で記述されたプログラムを実行することができ
る機器に、プログラムを供給するための装置(一種のW
ebサーバ)である。従って、プログラム供給装置11
は、インターネットに接続されて使用される。また、プ
ログラム供給装置11によるプログラムの供給対象とさ
れる機器には、携帯電話用の通信ネットワークを介して
インターネットに接続されるJava対応携帯電話であ
る何機種かの携帯電話15が含まれる。
【0032】そして、プログラム供給装置11は、比較
的に高機能なコンピュータに、当該コンピュータにおい
て実行される幾つかのプログラム、M個(Mは任意の自
然数)のダウンロードデータセット、及び、トップペー
ジ用ファイルを、インストールした構成を有する。すな
わち、プログラム供給装置11は、そのハードディスク
ドライブ(HDD)12に、幾つかのプログラム(図示
せず)、M個のダウンロードデータセット、及び、トッ
プページ用ファイルが記憶された状態で動作する。
的に高機能なコンピュータに、当該コンピュータにおい
て実行される幾つかのプログラム、M個(Mは任意の自
然数)のダウンロードデータセット、及び、トップペー
ジ用ファイルを、インストールした構成を有する。すな
わち、プログラム供給装置11は、そのハードディスク
ドライブ(HDD)12に、幾つかのプログラム(図示
せず)、M個のダウンロードデータセット、及び、トッ
プページ用ファイルが記憶された状態で動作する。
【0033】ダウンロードデータセットは、プログラム
のダウンロード要求を受け付けるアプリケーションごと
に用意される情報(データの集合)であり、ダウンロー
ドページ用ファイルと、対応関係テーブルと、N個(N
は2以上の整数)の供給用プログラムファイル(図1で
は、PROG#1〜#N)とからなる。ダウンロードペ
ージ用ファイルの詳細については後述するが、全てのダ
ウンロードデータセットには、通常、互いに同じ個数の
供給用プログラムファイルが含まれる。
のダウンロード要求を受け付けるアプリケーションごと
に用意される情報(データの集合)であり、ダウンロー
ドページ用ファイルと、対応関係テーブルと、N個(N
は2以上の整数)の供給用プログラムファイル(図1で
は、PROG#1〜#N)とからなる。ダウンロードペ
ージ用ファイルの詳細については後述するが、全てのダ
ウンロードデータセットには、通常、互いに同じ個数の
供給用プログラムファイルが含まれる。
【0034】HDD12に記憶されるトップページ用フ
ァイル及びM個のダウンロードページ用ファイル(M個
のダウンロードデータセットにそれぞれ1個含まれるダ
ウンロードページ用ファイル)は、いずれも、携帯電話
15に表示させるWebページのソースファイルであ
る。
ァイル及びM個のダウンロードページ用ファイル(M個
のダウンロードデータセットにそれぞれ1個含まれるダ
ウンロードページ用ファイル)は、いずれも、携帯電話
15に表示させるWebページのソースファイルであ
る。
【0035】トップページ用ファイルは、各ダウンロー
ドページ用ファイルへのハイパーリンクが設けられたW
ebページ(以下、トップページと表記する)を、携帯
電話15に表示させることができるように作成される。
また、各ダウンロードページ用ファイルは、ユーザが、
自身の携帯電話15の機種名を何らかの方法により入力
でき、機種名を入力すると、その機種名と、自ダウンロ
ードページ用ファイルが対応づけられているアプリケー
ションを示す情報(図1では、アプリ名)とを含むHT
TPリクエスト(以下、ダウンロードリクエストと表記
する)がプログラム供給装置11に受信されることにな
るWebページ(以下、ダウンロードページと表記す
る)を、携帯電話15に表示させることができるように
作成される。
ドページ用ファイルへのハイパーリンクが設けられたW
ebページ(以下、トップページと表記する)を、携帯
電話15に表示させることができるように作成される。
また、各ダウンロードページ用ファイルは、ユーザが、
自身の携帯電話15の機種名を何らかの方法により入力
でき、機種名を入力すると、その機種名と、自ダウンロ
ードページ用ファイルが対応づけられているアプリケー
ションを示す情報(図1では、アプリ名)とを含むHT
TPリクエスト(以下、ダウンロードリクエストと表記
する)がプログラム供給装置11に受信されることにな
るWebページ(以下、ダウンロードページと表記す
る)を、携帯電話15に表示させることができるように
作成される。
【0036】すなわち、HDD12には、ユーザが選択
可能な機種名のリストを含むダウンロードページを携帯
電話15に表示させることができるソースファイルや、
ユーザが機種名を直接的に入力できるダウンロードペー
ジを携帯電話15に表示させることができるソースファ
イルが、ダウンロードページ用ファイルとして記憶され
る。
可能な機種名のリストを含むダウンロードページを携帯
電話15に表示させることができるソースファイルや、
ユーザが機種名を直接的に入力できるダウンロードペー
ジを携帯電話15に表示させることができるソースファ
イルが、ダウンロードページ用ファイルとして記憶され
る。
【0037】また、上記したように、ダウンロードリク
エストは、機種名と自ダウンロードページ用ファイルが
対応づけられているアプリケーション(以下、対応アプ
リケーションと表記する)とをそのリクエストの内容か
ら判別でき、かつ、プログラム供給装置11に受信され
ることになるHTTPリクエストであれば良い。すなわ
ち、ダウンロードページ用ファイルは、それを受信した
携帯電話15にて機種名の選択入力或いは直接入力が行
われた結果としてプログラム供給装置11に受信される
ダウンロードリクエストが、機種名と対応アプリケーシ
ョンの双方に応じたURL(プログラム供給装置11内
のプログラムを示すもの)を含むHTTPリクエストと
なるものであっても良く、所定のURL(ダウンロード
リクエスト用のURL)を含み、機種名と対応アプリケ
ーションとがURLパラメータによって示されたHTT
Pリクエストとなるものであっても良い。また、ダウン
ロードページ用ファイルは、プログラム供給装置11に
受信されるダウンロードリクエストが、機種名を示すU
RLパラメータと対応アプリケーションに応じたURL
とを含むHTTPリクエストとなるものであっても良
い。
エストは、機種名と自ダウンロードページ用ファイルが
対応づけられているアプリケーション(以下、対応アプ
リケーションと表記する)とをそのリクエストの内容か
ら判別でき、かつ、プログラム供給装置11に受信され
ることになるHTTPリクエストであれば良い。すなわ
ち、ダウンロードページ用ファイルは、それを受信した
携帯電話15にて機種名の選択入力或いは直接入力が行
われた結果としてプログラム供給装置11に受信される
ダウンロードリクエストが、機種名と対応アプリケーシ
ョンの双方に応じたURL(プログラム供給装置11内
のプログラムを示すもの)を含むHTTPリクエストと
なるものであっても良く、所定のURL(ダウンロード
リクエスト用のURL)を含み、機種名と対応アプリケ
ーションとがURLパラメータによって示されたHTT
Pリクエストとなるものであっても良い。また、ダウン
ロードページ用ファイルは、プログラム供給装置11に
受信されるダウンロードリクエストが、機種名を示すU
RLパラメータと対応アプリケーションに応じたURL
とを含むHTTPリクエストとなるものであっても良
い。
【0038】あるダウンロードデータセットに含まれる
対応関係テーブルは、図2に模式的に示したように、ダ
ウンロードリクエストによってプログラム供給装置11
に通知されることがある各機種名(“abcde”等)に対
して、その対応関係テーブルと同じダウンロードデータ
セットに含まれているいずれかの供給用プログラムファ
イルのファイル名を保持したテーブルである。この対応
関係テーブルの意味/作成手順については後述する。
対応関係テーブルは、図2に模式的に示したように、ダ
ウンロードリクエストによってプログラム供給装置11
に通知されることがある各機種名(“abcde”等)に対
して、その対応関係テーブルと同じダウンロードデータ
セットに含まれているいずれかの供給用プログラムファ
イルのファイル名を保持したテーブルである。この対応
関係テーブルの意味/作成手順については後述する。
【0039】アプリケーションごとにHDD12に記憶
される複数個の供給用プログラムファイル(同じダウン
ロードデータセットに含まれる複数個の供給用プログラ
ムファイル)は、いずれも、任意の機種の携帯電話15
(Javaで記述されたプログラムの実行が可能な携帯
電話)に、そのアプリケーションに関する処理機能を付
与するためのプログラムのファイルである。
される複数個の供給用プログラムファイル(同じダウン
ロードデータセットに含まれる複数個の供給用プログラ
ムファイル)は、いずれも、任意の機種の携帯電話15
(Javaで記述されたプログラムの実行が可能な携帯
電話)に、そのアプリケーションに関する処理機能を付
与するためのプログラムのファイルである。
【0040】各アプリケーションに関する複数の供給用
プログラムファイルは、以下のような原理に基づき、以
下のような手順で作成される。
プログラムファイルは、以下のような原理に基づき、以
下のような手順で作成される。
【0041】周知のように、Javaのようなプログラ
ミング言語には、同じ目的のために使用可能な複数種類
の構文、関数、演算子等(以下、命令と表記する)が用
意されている(例えば、forループとwhileループ、Xの
Y乗を得るための関数と、平方根を得るための関数、乗
算用の演算子と加算用の演算子等)。このため、ある結
果を得るためのプログラムとして、内容の異なる何種類
かのプログラムを作成することができる。例えば、極め
て簡単な例ではあるが、変数xの値を2倍した値を得る
ためのプログラムを、乗算が用いられるように(変数x
の値に“2”がかけられるように)作成することも、加
算が用いられるように(変数xの値に変数xの値が加算
されるように)作成することもできる。
ミング言語には、同じ目的のために使用可能な複数種類
の構文、関数、演算子等(以下、命令と表記する)が用
意されている(例えば、forループとwhileループ、Xの
Y乗を得るための関数と、平方根を得るための関数、乗
算用の演算子と加算用の演算子等)。このため、ある結
果を得るためのプログラムとして、内容の異なる何種類
かのプログラムを作成することができる。例えば、極め
て簡単な例ではあるが、変数xの値を2倍した値を得る
ためのプログラムを、乗算が用いられるように(変数x
の値に“2”がかけられるように)作成することも、加
算が用いられるように(変数xの値に変数xの値が加算
されるように)作成することもできる。
【0042】そして、ある機種の機器にて、プログラム
中のある命令文(何種類かの命令を含む、機器に実行さ
せるジョブステップを定義する文)に従った動作のため
に消費される電力は、当該機器の内部構成(主として機
器に実装されているプロセッサ、プログラムを解釈する
プログラム、OSの種類)に応じたものとなっている。
中のある命令文(何種類かの命令を含む、機器に実行さ
せるジョブステップを定義する文)に従った動作のため
に消費される電力は、当該機器の内部構成(主として機
器に実装されているプロセッサ、プログラムを解釈する
プログラム、OSの種類)に応じたものとなっている。
【0043】従って、変数xの値を2倍した値を得る必
要があるときに、機種Aの携帯電話15では、変数xの
値に“2”をかける演算が行われるようにした方が消費
電力が少ないが、機種Aとは異なる機種Bの携帯電話1
5では、変数xの値に“2”をかける演算が行われるよ
うにした方が消費電力が少ない、といったように、ある
動作を最も消費電力で少ない状態で行わせることができ
る命令文(或いは、命令文の組合せ)が、携帯電話15
の機種によって異なっていることがある。
要があるときに、機種Aの携帯電話15では、変数xの
値に“2”をかける演算が行われるようにした方が消費
電力が少ないが、機種Aとは異なる機種Bの携帯電話1
5では、変数xの値に“2”をかける演算が行われるよ
うにした方が消費電力が少ない、といったように、ある
動作を最も消費電力で少ない状態で行わせることができ
る命令文(或いは、命令文の組合せ)が、携帯電話15
の機種によって異なっていることがある。
【0044】プログラム供給装置11を構成する際に
は、プログラムの供給対象とする携帯電話15の機種ご
とに、置き換え可能な命令が存在する複数種類の命令の
それぞれについて、その実行に要する消費電力がシミュ
レーション計算(或いは実測)により求められる。ま
た、複数種類のアプリケーションのそれぞれについて、
そのアプリケーション用の処理機能を携帯電話15に付
与するためのプログラムが、各命令の実行に要する消費
電力を特に考慮することなく作成される。
は、プログラムの供給対象とする携帯電話15の機種ご
とに、置き換え可能な命令が存在する複数種類の命令の
それぞれについて、その実行に要する消費電力がシミュ
レーション計算(或いは実測)により求められる。ま
た、複数種類のアプリケーションのそれぞれについて、
そのアプリケーション用の処理機能を携帯電話15に付
与するためのプログラムが、各命令の実行に要する消費
電力を特に考慮することなく作成される。
【0045】その後、消費電力を特に考慮することなく
作成された各プログラム(以下、オリジナルプログラム
と表記する)に基づき、携帯電話15の機種ごとに、そ
の機種の携帯電話15に関する命令別の消費電力の算出
結果(或いは測定結果)が参照されて、当該携帯電話1
5をより少ない消費電力で動作させることができるプロ
グラムが作成される。すなわち、アプリケーションα用
の処理機能を、機種Aの携帯電話15に付与するための
プログラムを作成する際には、アプリケーションαに関
するオリジナルプログラムに含まれている代替可能な各
命令について、機種Aに関する消費電力の算出結果(或
いは測定結果)に基づき、その命令が最も消費電力が少
ない命令であるか否かが判断される。そして、最も消費
電力が少ないものとはなっていない各命令が、最も消費
電力が少ない命令に置換されるとともに、その置換に伴
い必要となった修正がなされて、アプリケーションα用
の処理機能を機種Aの携帯電話15に付与するためのプ
ログラムが作成される。
作成された各プログラム(以下、オリジナルプログラム
と表記する)に基づき、携帯電話15の機種ごとに、そ
の機種の携帯電話15に関する命令別の消費電力の算出
結果(或いは測定結果)が参照されて、当該携帯電話1
5をより少ない消費電力で動作させることができるプロ
グラムが作成される。すなわち、アプリケーションα用
の処理機能を、機種Aの携帯電話15に付与するための
プログラムを作成する際には、アプリケーションαに関
するオリジナルプログラムに含まれている代替可能な各
命令について、機種Aに関する消費電力の算出結果(或
いは測定結果)に基づき、その命令が最も消費電力が少
ない命令であるか否かが判断される。そして、最も消費
電力が少ないものとはなっていない各命令が、最も消費
電力が少ない命令に置換されるとともに、その置換に伴
い必要となった修正がなされて、アプリケーションα用
の処理機能を機種Aの携帯電話15に付与するためのプ
ログラムが作成される。
【0046】なお、幾つかの機種の携帯電話15に関す
る命令別の消費電力の算出結果(或いは測定結果)が等
しいとみなせるものであった場合には、それらの機種の
それぞれについてプログラムを作成することは行われ
ず、それらの機種用の1つのプログラムが作成される。
また、オリジナルプログラムの内容によっては、命令別
の消費電力の算出結果(或いは測定結果)が異なってい
る幾つかの機種の携帯電話15について、そのオリジナ
ルプログラムの改変により作成されるプログラムが等し
くなることがある。そのような場合(オリジナルプログ
ラムが、幾つかの機種の携帯電話15において同じ消費
電力で実行できる命令のみからなる場合)にも、それら
の機種用の1つのプログラムが作成される。
る命令別の消費電力の算出結果(或いは測定結果)が等
しいとみなせるものであった場合には、それらの機種の
それぞれについてプログラムを作成することは行われ
ず、それらの機種用の1つのプログラムが作成される。
また、オリジナルプログラムの内容によっては、命令別
の消費電力の算出結果(或いは測定結果)が異なってい
る幾つかの機種の携帯電話15について、そのオリジナ
ルプログラムの改変により作成されるプログラムが等し
くなることがある。そのような場合(オリジナルプログ
ラムが、幾つかの機種の携帯電話15において同じ消費
電力で実行できる命令のみからなる場合)にも、それら
の機種用の1つのプログラムが作成される。
【0047】その後、各オリジナルプログラムから上記
のような手順で作成された幾つかのプログラムが、対応
するアプリケーションに関する供給用プログラムファイ
ルとしてHDD12に記憶される。また、各アプリケー
ションに関する供給用プログラムファイルのそれぞれ
が、いずれの機種の携帯電話15用のプログラムファイ
ルとして作成されたものであるかを管理するための情報
として、既に説明した構成の対応関係テーブル(図2参
照)が作成されてHDD12に記憶される。なお、幾つ
かの機種用の1つのプログラムが作成された場合、それ
らの機種の機種名に対して同じファイル名を対応づけた
対応関係テーブルが作成される。
のような手順で作成された幾つかのプログラムが、対応
するアプリケーションに関する供給用プログラムファイ
ルとしてHDD12に記憶される。また、各アプリケー
ションに関する供給用プログラムファイルのそれぞれ
が、いずれの機種の携帯電話15用のプログラムファイ
ルとして作成されたものであるかを管理するための情報
として、既に説明した構成の対応関係テーブル(図2参
照)が作成されてHDD12に記憶される。なお、幾つ
かの機種用の1つのプログラムが作成された場合、それ
らの機種の機種名に対して同じファイル名を対応づけた
対応関係テーブルが作成される。
【0048】そして、プログラム供給装置11には、受
信したダウンロードリクエストに基づいて、プログラム
のダウンロードが要求されているアプリケーションとプ
ログラムが供給されるべき携帯電話15の機種とを特定
するとともに、特定したアプリケーションに関する複数
の供給用プログラムの中の特定した機種用の供給用プロ
グラムをダウンロードリクエストの送信元に返送するた
めの幾つかのプログラムが、記憶される。
信したダウンロードリクエストに基づいて、プログラム
のダウンロードが要求されているアプリケーションとプ
ログラムが供給されるべき携帯電話15の機種とを特定
するとともに、特定したアプリケーションに関する複数
の供給用プログラムの中の特定した機種用の供給用プロ
グラムをダウンロードリクエストの送信元に返送するた
めの幾つかのプログラムが、記憶される。
【0049】例えば、ダウンロードリクエストが、機種
名を示すURLパラメータとアプリケーションに応じた
URLとを含むHTTPリクエストである場合、プログ
ラム供給装置11(HDD12)には、ダウンロードリ
クエストを受信したプログラム供給装置11に図3に示
した手順の処理を実行させるためのリクエスト処理プロ
グラムが、アプリケーション(ダウンロードリクエスト
に含まれることがあるURL)毎に、記憶される。
名を示すURLパラメータとアプリケーションに応じた
URLとを含むHTTPリクエストである場合、プログ
ラム供給装置11(HDD12)には、ダウンロードリ
クエストを受信したプログラム供給装置11に図3に示
した手順の処理を実行させるためのリクエスト処理プロ
グラムが、アプリケーション(ダウンロードリクエスト
に含まれることがあるURL)毎に、記憶される。
【0050】すなわち、あるアプリケーションに関する
ダウンロードリクエストの受信により、そのアプリケー
ション用のリクエスト処理プログラムが実行されたプロ
グラム供給装置11は、受信したダウンロードリクエス
トに含まれるURLパラメータに基づき、ユーザがダウ
ンロードページ上で選択(あるいは直接入力)した機種
名を認識する(ステップS101)。次いで、プログラ
ム供給装置11は、実行しているリクエスト処理プログ
ラムで指定されている対応関係テーブルから、認識した
機種名に対応づけられているファイル名を読み出す(ス
テップS102)。そして、プログラム供給装置11
は、そのファイル名で識別される供給用プログラムファ
イルをダウンロードリクエストの送信元に返送するため
の処理を、実行する(ステップS103)。
ダウンロードリクエストの受信により、そのアプリケー
ション用のリクエスト処理プログラムが実行されたプロ
グラム供給装置11は、受信したダウンロードリクエス
トに含まれるURLパラメータに基づき、ユーザがダウ
ンロードページ上で選択(あるいは直接入力)した機種
名を認識する(ステップS101)。次いで、プログラ
ム供給装置11は、実行しているリクエスト処理プログ
ラムで指定されている対応関係テーブルから、認識した
機種名に対応づけられているファイル名を読み出す(ス
テップS102)。そして、プログラム供給装置11
は、そのファイル名で識別される供給用プログラムファ
イルをダウンロードリクエストの送信元に返送するため
の処理を、実行する(ステップS103)。
【0051】以上、説明したように、本実施形態に係る
プログラム供給装置11には、アプリケーション毎に、
それぞれ、そのアプリケーション用の処理機能を特定の
機種の携帯電話15に消費電力が少ない形で付与するこ
とができる複数の供給用プログラムファイルが用意され
ている。そして、プログラム供給装置11は、ユーザか
ら、あるアプリケーション用のプログラムのダウンロー
ドを要求された場合、そのアプリケーションに関する複
数の供給用プログラムファイルの中から、その要求時に
通知された機種名に対応づけられた供給用プログラムフ
ァイル、すなわち、ユーザの携帯電話15を消費電力が
最も少ない形で動作させることができる供給用プログラ
ムを選択して返送する。従って、本実施形態に係るプロ
グラム供給装置11によれば、バッテリ駆動される機器
である携帯電話15のユーザにとって特に好ましい形
で、Javaで記述されたプログラムを実行可能な機器
のユーザにプログラムを提供できることになる。
プログラム供給装置11には、アプリケーション毎に、
それぞれ、そのアプリケーション用の処理機能を特定の
機種の携帯電話15に消費電力が少ない形で付与するこ
とができる複数の供給用プログラムファイルが用意され
ている。そして、プログラム供給装置11は、ユーザか
ら、あるアプリケーション用のプログラムのダウンロー
ドを要求された場合、そのアプリケーションに関する複
数の供給用プログラムファイルの中から、その要求時に
通知された機種名に対応づけられた供給用プログラムフ
ァイル、すなわち、ユーザの携帯電話15を消費電力が
最も少ない形で動作させることができる供給用プログラ
ムを選択して返送する。従って、本実施形態に係るプロ
グラム供給装置11によれば、バッテリ駆動される機器
である携帯電話15のユーザにとって特に好ましい形
で、Javaで記述されたプログラムを実行可能な機器
のユーザにプログラムを提供できることになる。
【0052】<第2実施形態>図4に、本発明の第2実
施形態に係るプログラム供給装置の構成、使用形態を示
す。
施形態に係るプログラム供給装置の構成、使用形態を示
す。
【0053】本発明の第2実施形態に係るプログラム供
給装置21は、第1実施形態に係るプログラム供給装置
11と同様に、Webページのブラウズが行えるととも
に、Javaで記述されたプログラムを実行することが
できる携帯電話25を用いてユーザが出したプログラム
のダウンロード要求に応答して、当該携帯電話25に、
Javaで記述されたプログラムを供給する装置であ
る。
給装置21は、第1実施形態に係るプログラム供給装置
11と同様に、Webページのブラウズが行えるととも
に、Javaで記述されたプログラムを実行することが
できる携帯電話25を用いてユーザが出したプログラム
のダウンロード要求に応答して、当該携帯電話25に、
Javaで記述されたプログラムを供給する装置であ
る。
【0054】ただし、プログラム供給装置21がプログ
ラムの供給対象とする携帯電話25は、命令別消費電力
情報が記憶された不揮発性メモリ25mを備える。ここ
で、命令別消費電力情報とは、プログラム供給装置21
から供給されるプログラムに使用されていることがある
各命令(置換可能な命令があるもの)の実行に要する消
費電力を示す情報のことである。
ラムの供給対象とする携帯電話25は、命令別消費電力
情報が記憶された不揮発性メモリ25mを備える。ここ
で、命令別消費電力情報とは、プログラム供給装置21
から供給されるプログラムに使用されていることがある
各命令(置換可能な命令があるもの)の実行に要する消
費電力を示す情報のことである。
【0055】そして、プログラム供給装置21は、その
ハードディスクドライブ(HDD)22に、幾つかのプ
ログラム(図示せず)、M個(Mは、任意の自然数)の
ダウンロードデータセット、及び、トップページ用ファ
イルが記憶された状態で動作する。
ハードディスクドライブ(HDD)22に、幾つかのプ
ログラム(図示せず)、M個(Mは、任意の自然数)の
ダウンロードデータセット、及び、トップページ用ファ
イルが記憶された状態で動作する。
【0056】HDD22に記憶されるトップページ用フ
ァイルは、ユーザにプログラムのダウンロードを行うア
プリケーションを選択させるためのトップページのソー
スファイルである。このトップページ用ファイルは、ユ
ーザが選択したアプリケーションを示す情報(図では、
アプリ名)と、携帯電話25が保持している命令別消費
電力情報とを含むダウンロードリクエストが、プログラ
ム供給装置12に受信されるように、作成される。
ァイルは、ユーザにプログラムのダウンロードを行うア
プリケーションを選択させるためのトップページのソー
スファイルである。このトップページ用ファイルは、ユ
ーザが選択したアプリケーションを示す情報(図では、
アプリ名)と、携帯電話25が保持している命令別消費
電力情報とを含むダウンロードリクエストが、プログラ
ム供給装置12に受信されるように、作成される。
【0057】ダウンロードデータセットは、プログラム
のダウンロード要求を受け付けるアプリケーションごと
に用意される情報(データの集合)である。各ダウンロ
ードデータセットは、N個(Nは2以上の整数)の供給
用プログラムファイル(図では、PROG#1〜#N)
と、N個の命令別出現回数情報とを含む。
のダウンロード要求を受け付けるアプリケーションごと
に用意される情報(データの集合)である。各ダウンロ
ードデータセットは、N個(Nは2以上の整数)の供給
用プログラムファイル(図では、PROG#1〜#N)
と、N個の命令別出現回数情報とを含む。
【0058】各アプリケーションについてHDD22に
記憶される複数個の供給用プログラムファイルは、第1
実施形態に係るプログラム供給装置11のHDD12に
記憶される供給用プログラムファイルと同様に、内容は
互いに異なるが、任意の機種の携帯電話25に、そのア
プリケーションに関する処理機能を付与することができ
るプログラムのファイルである。
記憶される複数個の供給用プログラムファイルは、第1
実施形態に係るプログラム供給装置11のHDD12に
記憶される供給用プログラムファイルと同様に、内容は
互いに異なるが、任意の機種の携帯電話25に、そのア
プリケーションに関する処理機能を付与することができ
るプログラムのファイルである。
【0059】第2実施形態に係るプログラム供給装置2
1の構成時には、それぞれ、特定の機種の携帯電話25
を消費電力が少ない状態で動作させることができる何種
類かのプログラムを作成して、機種に対応づけることこ
となく供給用プログラムファイルとしてHDD22に記
憶する作業(或いは、使用する命令の種類を違えた何種
類かのプログラムを適当に作成し、作成した各プログラ
ムをHDD22に記憶する作業)が、アプリケーション
ごとに行われる。
1の構成時には、それぞれ、特定の機種の携帯電話25
を消費電力が少ない状態で動作させることができる何種
類かのプログラムを作成して、機種に対応づけることこ
となく供給用プログラムファイルとしてHDD22に記
憶する作業(或いは、使用する命令の種類を違えた何種
類かのプログラムを適当に作成し、作成した各プログラ
ムをHDD22に記憶する作業)が、アプリケーション
ごとに行われる。
【0060】さらに、第2実施形態に係るプログラム供
給装置21の構成時には、作成した各供給用プログラム
ファイルについて、命令別に、その出現回数をカウント
する処理が行われる。次いで、各命令に関するカウント
結果からなる情報が作成されて、その供給用プログラム
ファイル用の命令別出現回数情報としてHDD22に記
憶される。なお、出現回数のカウント対象となる命令
は、命令別消費電力情報に、その消費電力を示す情報が
含まれているものである。すなわち、命令別出現回数情
報は、命令別消費電力情報にその消費電力に関する情報
が含まれている各命令に関する出現回数を含む情報とな
っている。
給装置21の構成時には、作成した各供給用プログラム
ファイルについて、命令別に、その出現回数をカウント
する処理が行われる。次いで、各命令に関するカウント
結果からなる情報が作成されて、その供給用プログラム
ファイル用の命令別出現回数情報としてHDD22に記
憶される。なお、出現回数のカウント対象となる命令
は、命令別消費電力情報に、その消費電力を示す情報が
含まれているものである。すなわち、命令別出現回数情
報は、命令別消費電力情報にその消費電力に関する情報
が含まれている各命令に関する出現回数を含む情報とな
っている。
【0061】そして、プログラム供給装置21のHDD
22には、ダウンロードリクエストの受信時に図5に示
した手順の処理をプログラム供給装置21に実行させる
ためのリクエスト処理プログラムが、記憶される。
22には、ダウンロードリクエストの受信時に図5に示
した手順の処理をプログラム供給装置21に実行させる
ためのリクエスト処理プログラムが、記憶される。
【0062】すなわち、ダウンロードリクエストの受信
により、リクエスト処理プログラムに従った動作を開始
したプログラム供給装置21は、受信したダウンロード
リクエストに基づき、プログラムのダウンロードを行う
べきアプリケーションを把握するとともに、プログラム
がダウンロードされるべき携帯電話25が保持している
命令別消費電力情報を把握する(ステップS201)。
次いで、プログラム供給装置21は、把握した命令別消
費電力情報とHDD22に記憶されているN個の命令別
出現回数情報とに基づき、N個の供給用プログラムファ
イルのそれぞれについて、その供給用プログラムファイ
ル内のプログラムをダウンロード要求者が使用している
携帯電話25にて実行した場合の消費電力の推定値を、
算出する(ステップS202)。そして、プログラム供
給装置21は、算出結果が最も小さい供給用プログラム
ファイルを、ダウンロードリクエストの送信元に返送す
るための処理を実行する(ステップS203)。
により、リクエスト処理プログラムに従った動作を開始
したプログラム供給装置21は、受信したダウンロード
リクエストに基づき、プログラムのダウンロードを行う
べきアプリケーションを把握するとともに、プログラム
がダウンロードされるべき携帯電話25が保持している
命令別消費電力情報を把握する(ステップS201)。
次いで、プログラム供給装置21は、把握した命令別消
費電力情報とHDD22に記憶されているN個の命令別
出現回数情報とに基づき、N個の供給用プログラムファ
イルのそれぞれについて、その供給用プログラムファイ
ル内のプログラムをダウンロード要求者が使用している
携帯電話25にて実行した場合の消費電力の推定値を、
算出する(ステップS202)。そして、プログラム供
給装置21は、算出結果が最も小さい供給用プログラム
ファイルを、ダウンロードリクエストの送信元に返送す
るための処理を実行する(ステップS203)。
【0063】以上、説明したように、本実施形態に係る
プログラム供給装置21には、複数種類のアプリケーシ
ョンのそれぞれについて、そのアプリケーション用の処
理機能を携帯電話25に付与することができる、内容の
互いに異なる複数の供給用プログラムファイルが用意さ
れている。そして、プログラム供給装置21は、あるア
プリケーション用のプログラムのダウンロードを要求さ
れた場合、そのアプリケーションに関する供給用プログ
ラムファイルの中から、その要求時に携帯電話25から
通知される命令別消費電力情報と各供給用プログラムフ
ァイルに関する命令別出現回数情報とに基づき、ダウン
ロード要求者の携帯電話25での使用に適した供給用プ
ログラムファイルを選択して返送する。従って、第2実
施形態に係るプログラム供給装置21によれば、バッテ
リ駆動される機器である携帯電話25のユーザにとって
特に好ましい形で、Javaで記述されたプログラムの
機器のユーザにプログラムを提供できることになる。
プログラム供給装置21には、複数種類のアプリケーシ
ョンのそれぞれについて、そのアプリケーション用の処
理機能を携帯電話25に付与することができる、内容の
互いに異なる複数の供給用プログラムファイルが用意さ
れている。そして、プログラム供給装置21は、あるア
プリケーション用のプログラムのダウンロードを要求さ
れた場合、そのアプリケーションに関する供給用プログ
ラムファイルの中から、その要求時に携帯電話25から
通知される命令別消費電力情報と各供給用プログラムフ
ァイルに関する命令別出現回数情報とに基づき、ダウン
ロード要求者の携帯電話25での使用に適した供給用プ
ログラムファイルを選択して返送する。従って、第2実
施形態に係るプログラム供給装置21によれば、バッテ
リ駆動される機器である携帯電話25のユーザにとって
特に好ましい形で、Javaで記述されたプログラムの
機器のユーザにプログラムを提供できることになる。
【0064】また、前述した第1実施形態に係るプログ
ラム供給装置11では、新機種の携帯電話15のユーザ
は、既存の機種名を入力すれば、プログラム供給装置1
1からプログラムをダウンロードすることはできるが、
ダウンロードされるプログラムが、その携帯電話15に
適したものであるとは限らない。これに対して、第2実
施形態に係るプログラム供給装置21では、新機種の携
帯電話25からのプログラムのダウンロード要求に対す
る応答として、装置内に用意されている供給用プログラ
ムファイルの中の、その携帯電話25に最も適した供給
用プログラムファイルが、返送される。従って、第2実
施形態に係るプログラム供給装置21は、新たな携帯電
話25への対応が容易な装置(新たな携帯電話25の発
売が開始された場合、その携帯電話25が命令別消費電
力情報を出力できるものでありさえすれば、その携帯電
話25に適した供給用プログラムファイルを供給できる
装置)となっていると言うこともできる。
ラム供給装置11では、新機種の携帯電話15のユーザ
は、既存の機種名を入力すれば、プログラム供給装置1
1からプログラムをダウンロードすることはできるが、
ダウンロードされるプログラムが、その携帯電話15に
適したものであるとは限らない。これに対して、第2実
施形態に係るプログラム供給装置21では、新機種の携
帯電話25からのプログラムのダウンロード要求に対す
る応答として、装置内に用意されている供給用プログラ
ムファイルの中の、その携帯電話25に最も適した供給
用プログラムファイルが、返送される。従って、第2実
施形態に係るプログラム供給装置21は、新たな携帯電
話25への対応が容易な装置(新たな携帯電話25の発
売が開始された場合、その携帯電話25が命令別消費電
力情報を出力できるものでありさえすれば、その携帯電
話25に適した供給用プログラムファイルを供給できる
装置)となっていると言うこともできる。
【0065】<第3実施形態>図6に、本発明の第3実
施形態に係るプログラム供給装置の構成、使用形態を示
す。
施形態に係るプログラム供給装置の構成、使用形態を示
す。
【0066】本発明の第3実施形態に係るプログラム供
給装置31は、第2実施形態に係るプログラム供給装置
21と同様に、プログラムに使用されることがある各種
の命令(代替命令があるもの)のそれぞれについて、そ
の命令の実行に要する消費電力を示す情報からなる命令
別消費電力情報を保持している携帯電話25を、プログ
ラムの供給対象とする装置である。
給装置31は、第2実施形態に係るプログラム供給装置
21と同様に、プログラムに使用されることがある各種
の命令(代替命令があるもの)のそれぞれについて、そ
の命令の実行に要する消費電力を示す情報からなる命令
別消費電力情報を保持している携帯電話25を、プログ
ラムの供給対象とする装置である。
【0067】第3実施形態に係るプログラム供給装置3
1は、そのハードディスクドライブ(HDD)32に、
プログラム供給装置31にて実行される幾つかのプログ
ラム(図示せず)、M個(Mは、任意の自然数)の供給
用プログラムファイル(図6では、アプリ#1用PRO
G〜アプリ#M用PROG)、及び、トップページ用フ
ァイルが記憶された状態で動作する。
1は、そのハードディスクドライブ(HDD)32に、
プログラム供給装置31にて実行される幾つかのプログ
ラム(図示せず)、M個(Mは、任意の自然数)の供給
用プログラムファイル(図6では、アプリ#1用PRO
G〜アプリ#M用PROG)、及び、トップページ用フ
ァイルが記憶された状態で動作する。
【0068】HDD31に記憶されるトップページ用フ
ァイルは、第2実施形態におけるトップページ用ファイ
ルと同様に、ユーザにプログラムのダウンロードを行う
アプリケーションを選択させるトップページ用のソース
ファイルである。ただし、このトップページ用ファイル
は、ユーザがアプリケーションを選択した際、そのアプ
リケーションを示す情報(図では、アプリ名)を含むダ
ウンロードリクエスト(命令別消費電力情報を含まない
ダウンロードリクエスト)がプログラム供給装置12に
受信されるように作成される。
ァイルは、第2実施形態におけるトップページ用ファイ
ルと同様に、ユーザにプログラムのダウンロードを行う
アプリケーションを選択させるトップページ用のソース
ファイルである。ただし、このトップページ用ファイル
は、ユーザがアプリケーションを選択した際、そのアプ
リケーションを示す情報(図では、アプリ名)を含むダ
ウンロードリクエスト(命令別消費電力情報を含まない
ダウンロードリクエスト)がプログラム供給装置12に
受信されるように作成される。
【0069】供給用プログラムファイルは、アプリケー
ションごとに用意されるファイルである。第3実施形態
に係るプログラム供給装置31は、あるアプリケーショ
ンに関するプログラムのダウンロードを要求するダウン
ロードリクエストを受信した際、そのアプリケーション
に関する供給用プログラムファイルを返送するように、
プログラムされる。
ションごとに用意されるファイルである。第3実施形態
に係るプログラム供給装置31は、あるアプリケーショ
ンに関するプログラムのダウンロードを要求するダウン
ロードリクエストを受信した際、そのアプリケーション
に関する供給用プログラムファイルを返送するように、
プログラムされる。
【0070】そして、第3実施形態に係るプログラム供
給装置31では、それらの組み合わせにより、対応する
アプリケーション用の処理機能が実現される複数の処理
機能毎に、複数の処理機能用プログラムモジュールと選
択起動プログラムモジュールとを含むファイルが、供給
用プログラムファイルとして用意される。ここで、処理
機能用モジュールとは、対応する処理機能を携帯電話2
5に付与することができるプログラムモジュールのこと
である。選択起動プログラムモジュールとは、命令別消
費電力情報を参照して、同じ処理機能に関する複数の処
理機能用プログラムモジュールの中のいずれを実行する
かを決定して起動するプログラムモジュールのことであ
り、選択起動プログラムモジュールは、自身が実行され
ている機器を最も消費電力が少ない状態で動作させるこ
とができる処理機能用プログラムモジュールを起動する
ように作成される。
給装置31では、それらの組み合わせにより、対応する
アプリケーション用の処理機能が実現される複数の処理
機能毎に、複数の処理機能用プログラムモジュールと選
択起動プログラムモジュールとを含むファイルが、供給
用プログラムファイルとして用意される。ここで、処理
機能用モジュールとは、対応する処理機能を携帯電話2
5に付与することができるプログラムモジュールのこと
である。選択起動プログラムモジュールとは、命令別消
費電力情報を参照して、同じ処理機能に関する複数の処
理機能用プログラムモジュールの中のいずれを実行する
かを決定して起動するプログラムモジュールのことであ
り、選択起動プログラムモジュールは、自身が実行され
ている機器を最も消費電力が少ない状態で動作させるこ
とができる処理機能用プログラムモジュールを起動する
ように作成される。
【0071】すなわち、プログラム供給装置31が保持
する供給用プログラムは、図7に模式的に示したよう
に、内容(使われている命令の種類や並び方)は異なる
が、同じ処理Pを携帯電話25に実行させることができ
る複数(図では、3つ)の処理機能用プログラムモジュ
ールを含む。また、供給用プログラムは、それらの処理
機能用プログラムモジュールのいずれかを起動するため
の選択起動プログラムモジュールを含む。
する供給用プログラムは、図7に模式的に示したよう
に、内容(使われている命令の種類や並び方)は異なる
が、同じ処理Pを携帯電話25に実行させることができ
る複数(図では、3つ)の処理機能用プログラムモジュ
ールを含む。また、供給用プログラムは、それらの処理
機能用プログラムモジュールのいずれかを起動するため
の選択起動プログラムモジュールを含む。
【0072】そして、供給用プログラムが携帯電話25
にて実行され、処理Pを行うべき状況となった場合に
は、まず、選択起動プログラムモジュールが実行される
ことにより、携帯電話25の命令別消費電力情報が参照
されて、その携帯電話25での実行に適した処理機能用
プログラムモジュール(当該携帯電話25を低消費電力
で動作させることができる処理機能プログラムモジュー
ル)が決定される。そして、決定された処理機能用プロ
グラムモジュール(図7では、処理機能用プログラムモ
ジュール#1)が起動されて、処理Pが行われる。
にて実行され、処理Pを行うべき状況となった場合に
は、まず、選択起動プログラムモジュールが実行される
ことにより、携帯電話25の命令別消費電力情報が参照
されて、その携帯電話25での実行に適した処理機能用
プログラムモジュール(当該携帯電話25を低消費電力
で動作させることができる処理機能プログラムモジュー
ル)が決定される。そして、決定された処理機能用プロ
グラムモジュール(図7では、処理機能用プログラムモ
ジュール#1)が起動されて、処理Pが行われる。
【0073】以上、説明したように、第3実施形態に係
るプログラム供給装置31にアクセスした携帯電話25
には、処理機能毎に、複数の処理機能用プログラムモジ
ュールと、消費電力が少なくなる処理機能用プログラム
を実際に使用するものとして選択する選択起動プログラ
ムモジュールとを含む供給用プログラムが、供給され
る。
るプログラム供給装置31にアクセスした携帯電話25
には、処理機能毎に、複数の処理機能用プログラムモジ
ュールと、消費電力が少なくなる処理機能用プログラム
を実際に使用するものとして選択する選択起動プログラ
ムモジュールとを含む供給用プログラムが、供給され
る。
【0074】従って、このプログラム供給装置31によ
れば、あるアプリケーションに関するプログラムのダウ
ンロードが要求されたときに携帯電話25に供給される
プログラムのサイズが、第2実施形態に係るプログラム
供給装置21に比して、大きくなるという欠点があるも
のの、第2実施形態に係るプログラム供給装置21と同
様に、どのような機種の携帯電話25のユーザにも、そ
のユーザにとって好ましい内容のプログラムを提供でき
ることになる。
れば、あるアプリケーションに関するプログラムのダウ
ンロードが要求されたときに携帯電話25に供給される
プログラムのサイズが、第2実施形態に係るプログラム
供給装置21に比して、大きくなるという欠点があるも
のの、第2実施形態に係るプログラム供給装置21と同
様に、どのような機種の携帯電話25のユーザにも、そ
のユーザにとって好ましい内容のプログラムを提供でき
ることになる。
【0075】<変形形態>各実施形態のプログラム供給
装置は、既に説明したもの以外の変形も行うことができ
る。例えば、携帯電話15の操作によってインターネッ
ト上に出されるHTTPリクエストが、常に、その携帯
電話15の機種名を含むものである場合、受信したHT
TPリクエストを解析すれば、携帯電話15の機種がわ
かるので、ユーザに機種名を入力させる必要はない。従
って、そのような携帯電話15をプログラムの供給対象
とする場合には、第1実施形態のプログラム供給装置1
1によって提供されるダウンロードページを、プログラ
ムのダウンロードを開始して良いかを確認するためのW
ebページとすることができる。また、この場合、トッ
プページにてアプリケーションの選択が行われたら、プ
ログラムのダウンロードが開始されるように、プログラ
ム供給装置11を構成することもできる。
装置は、既に説明したもの以外の変形も行うことができ
る。例えば、携帯電話15の操作によってインターネッ
ト上に出されるHTTPリクエストが、常に、その携帯
電話15の機種名を含むものである場合、受信したHT
TPリクエストを解析すれば、携帯電話15の機種がわ
かるので、ユーザに機種名を入力させる必要はない。従
って、そのような携帯電話15をプログラムの供給対象
とする場合には、第1実施形態のプログラム供給装置1
1によって提供されるダウンロードページを、プログラ
ムのダウンロードを開始して良いかを確認するためのW
ebページとすることができる。また、この場合、トッ
プページにてアプリケーションの選択が行われたら、プ
ログラムのダウンロードが開始されるように、プログラ
ム供給装置11を構成することもできる。
【0076】また、第2実施形態に係るプログラム供給
装置21のHDD22に、各機種の携帯電話25に関す
る命令別消費電力情報を記憶しておくとともに、ダウン
ロードリクエストにて通知された機種名に基づき、記憶
している命令別消費電力情報の中から、ダウンロード要
求者が使用している携帯電話25の命令別消費電力情報
が特定されるように、プログラム供給装置21を構成し
ておいても良い。
装置21のHDD22に、各機種の携帯電話25に関す
る命令別消費電力情報を記憶しておくとともに、ダウン
ロードリクエストにて通知された機種名に基づき、記憶
している命令別消費電力情報の中から、ダウンロード要
求者が使用している携帯電話25の命令別消費電力情報
が特定されるように、プログラム供給装置21を構成し
ておいても良い。
【0077】なお、第2実施形態に係るプログラム供給
装置21を実現するに際しては、実際の消費電力に近い
値が推定値として算出されるようにするために、命令別
使用回数情報を、各命令が実行される頻度(確率)を考
慮したものとしておくことが望ましい。すなわち、命令
別使用回数情報を、実際に供給用プログラムを走らせた
ときの命令別の実行回数からなる情報や、供給用プログ
ラムの、実行される頻度の高い幾つかの部分のみ(頻繁
に実行される幾つかのプログラムモジュール)を命令の
出現回数のカウント対象とした情報としておくことが望
ましい。
装置21を実現するに際しては、実際の消費電力に近い
値が推定値として算出されるようにするために、命令別
使用回数情報を、各命令が実行される頻度(確率)を考
慮したものとしておくことが望ましい。すなわち、命令
別使用回数情報を、実際に供給用プログラムを走らせた
ときの命令別の実行回数からなる情報や、供給用プログ
ラムの、実行される頻度の高い幾つかの部分のみ(頻繁
に実行される幾つかのプログラムモジュール)を命令の
出現回数のカウント対象とした情報としておくことが望
ましい。
【0078】また、第2実施形態に係るプログラム供給
装置21を実現するに際しては、命令別使用回数情報、
命令別消費電力情報を、消費電力への影響が大きい命令
に関する情報しか含まないものとすることも出来る。
装置21を実現するに際しては、命令別使用回数情報、
命令別消費電力情報を、消費電力への影響が大きい命令
に関する情報しか含まないものとすることも出来る。
【0079】また、第3実施形態に係るプログラム供給
装置31に保持される供給用プログラムのある処理に関
する複数の処理機能用プログラムモジュールを、それぞ
れ、特定の機種の携帯電話での実行に適したものとして
おき、その処理に関する選択起動プログラムモジュール
を、実行されている携帯電話25から機種名を取得し
て、その機種名に基づき実行する処理機能用プログラム
モジュールを選択するものとしておいても良い。なお、
この供給用プログラムをCD−ROM等のコンピュータ
可読媒体に記録しておき、そのコンピュータ可読媒体に
記録された供給用プログラムを何からの手段により携帯
電話25に読み込ませる形を採用しても、任意機種の携
帯電話25のユーザにも、そのユーザにとって好ましい
内容のプログラムを提供できることになる。
装置31に保持される供給用プログラムのある処理に関
する複数の処理機能用プログラムモジュールを、それぞ
れ、特定の機種の携帯電話での実行に適したものとして
おき、その処理に関する選択起動プログラムモジュール
を、実行されている携帯電話25から機種名を取得し
て、その機種名に基づき実行する処理機能用プログラム
モジュールを選択するものとしておいても良い。なお、
この供給用プログラムをCD−ROM等のコンピュータ
可読媒体に記録しておき、そのコンピュータ可読媒体に
記録された供給用プログラムを何からの手段により携帯
電話25に読み込ませる形を採用しても、任意機種の携
帯電話25のユーザにも、そのユーザにとって好ましい
内容のプログラムを提供できることになる。
【0080】また、各実施形態のプログラム供給装置1
1、21、31を、1種のアプリケーションに関するプ
ログラムのダウンロード要求しか受けつけないものとし
ても良いことは当然である。
1、21、31を、1種のアプリケーションに関するプ
ログラムのダウンロード要求しか受けつけないものとし
ても良いことは当然である。
【0081】
【発明の効果】本発明のプログラム供給装置、プログラ
ム供給方法によれば、携帯電話に代表される各種のバッ
テリ駆動される機器に、その機器を消費電力が少ない状
態で動作させるプログラムを供給することができるの
で、バッテリ駆動される機器の有効利用が図れることに
なる。また、本発明のネットワークシステムによれば、
システムの構成要素となっている各機種の携帯端末を、
バッテリの充電が必要となるインターバルがより長い機
器として動作させることが可能となる。そして、本発明
のコンピュータ可読媒体によれば、所定のプログラミン
グ言語で記述されたプログラムの実行が可能な機器を、
消費電力が少ない状態で動作させることが可できる。
ム供給方法によれば、携帯電話に代表される各種のバッ
テリ駆動される機器に、その機器を消費電力が少ない状
態で動作させるプログラムを供給することができるの
で、バッテリ駆動される機器の有効利用が図れることに
なる。また、本発明のネットワークシステムによれば、
システムの構成要素となっている各機種の携帯端末を、
バッテリの充電が必要となるインターバルがより長い機
器として動作させることが可能となる。そして、本発明
のコンピュータ可読媒体によれば、所定のプログラミン
グ言語で記述されたプログラムの実行が可能な機器を、
消費電力が少ない状態で動作させることが可できる。
【図1】本発明の第1実施形態に係るプログラム供給装
置の構成、使用形態の説明図である。
置の構成、使用形態の説明図である。
【図2】第1実施形態に係るプログラム供給装置内に用
意される対応関係テーブルの説明図である。
意される対応関係テーブルの説明図である。
【図3】第1実施形態に係るプログラム供給装置にてダ
ウンロードリクエスト受信時に実行される処理の流れ図
である。
ウンロードリクエスト受信時に実行される処理の流れ図
である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るプログラム供給装
置の構成、使用形態の説明図である。
置の構成、使用形態の説明図である。
【図5】第2実施形態に係るプログラム供給装置にてダ
ウンロードリクエスト受信時に実行される処理の流れ図
である。
ウンロードリクエスト受信時に実行される処理の流れ図
である。
【図6】本発明の第3実施形態に係るプログラム供給装
置の構成、使用形態の説明図である。
置の構成、使用形態の説明図である。
【図7】第3実施形態に係るプログラム供給装置内に用
意される供給用プログラムの説明図である。
意される供給用プログラムの説明図である。
11、21、31 プログラム供給装置 12、22、32 ハードディスクドライブ 15、25 携帯電話 25m 不揮発性メモリ
Claims (12)
- 【請求項1】 所定のプログラミング言語で記述された
プログラムの実行が可能な複数の機種の機器にプログラ
ムを供給するためのプログラム供給装置であって、 それぞれ、自身が実行された機器に所定の処理機能を付
与するために前記所定のプログラミング言語で記述され
た複数の供給用プログラムを記憶した記憶手段と、 前記複数の機種のそれぞれに、前記記憶手段に記憶され
た前記複数の供給用プログラムの中の、その機種の機器
を消費電力が最も少ない状態で動作させることができる
供給用プログラムを対応づける対応関係情報を記憶した
対応関係情報記憶手段と、 機器の機種を示す機種情報を含むダウンロード要求を受
信したときに、前記対応関係情報記憶手段に記憶されて
いる対応関係情報に基づき、その機種情報が示す機種の
機器に対応づけられている供給用プログラムを特定する
プログラム特定手段と、 この特定手段によって特定された供給用プログラムを、
前記記憶手段から読み出して前記ダウンロード要求を送
信した機器に供給するプログラム供給手段とを備えるこ
とを特徴とするプログラム供給装置。 - 【請求項2】 前記複数の機種の機器のそれぞれは、W
ebページのブラウズ機能を有する機器であり、 機器の機種に関する情報のユーザによる入力操作が前記
機種情報を含む前記ダウンロード要求として前記プログ
ラム特定手段に受信されるWebページ用のソースファ
イルを、当該Webページへアクセスした機器に供給す
るソースファイル供給手段を、さらに備えることを特徴
とする請求項1記載のプログラム供給装置。 - 【請求項3】 所定のプログラミング言語で記述された
プログラムの実行が可能な任意機種の機器にプログラム
を供給するためのプログラム供給装置であって、 それぞれ、自身が実行された機器に所定の処理機能を付
与するために前記所定のプログラミング言語で記述され
た複数の供給用プログラムを記憶するとともに、前記複
数の供給用プログラムにそれぞれについて、その供給用
プログラム内に含まれる複数種類の命令がそれぞれ何回
ずつ使用されているかを示す命令別出現回数情報を記憶
した記憶手段と、 いずれかの機器からのダウンロード要求を受信したとき
に、そのダウンロード要求を出した機器が各種類の命令
を実行するのに要する電力を示したダウンロード対象機
器消費電力特性情報と、前記記憶手段に記憶された複数
の命令別出現回数情報とに基づき、前記複数の供給用プ
ログラムのそれぞれについて、その供給用プログラムが
前記ダウンロード要求を出した機器にて実行された場合
に消費される電力の推定値を算出する算出手段と、 この算出手段によって算出された推定値が最も小さい供
給用プログラムを、前記記憶手段から読み出して前記ダ
ウンロード要求を送信した機器に供給するプログラム供
給手段とを備えることを特徴とするプログラム供給装
置。 - 【請求項4】 前記機器は、前記複数種類の命令の実行
に要する電力を命令別に示した命令別消費電力情報を保
持しており、 前記ダウンロード要求は、そのダウンロード要求を出し
た機器が保持している前記命令別消費電力情報を含み、 前記算出手段は、受信したダウンロード要求に含まれる
前記命令別消費電力情報を、前記ダウンロード対象機器
消費電力特性情報として用いることを特徴とする請求項
3記載のプログラム供給装置。 - 【請求項5】 前記機器は、Webページのブラウズ機
能を有する機器であり、 ユーザによる特定の操作が、自Webページを表示して
いる機器に保持された命令別消費電力情報を含む前記ダ
ウンロード要求として前記算出手段に受信されるWeb
ページ用のソースファイルを、当該Webページへアク
セスした機器に供給するソースファイル供給手段を、さ
らに備えることを特徴とする請求項4記載のプログラム
供給装置。 - 【請求項6】 所定のプログラミング言語で記述された
プログラムの実行が可能な任意機種の機器にプログラム
を供給するためのプログラム供給装置であって、 複数種類の処理機能が組み合わされた機能を自身が実行
された機器に付与するために前記所定のプログラミング
言語で記述されたプログラムであるとともに、前記複数
種類の処理機能のそれぞれについて、その処理機能を前
記機器に付与するための複数の処理機能用プログラムモ
ジュールと、前記機器が保持している所定の機器情報に
基づいて、前記複数の処理機能用プログラムモジュール
の中から前記機器にて実行された場合に消費する電力が
最も少ない処理機能用プログラムモジュールを選択して
前記機器に起動させる選択起動プログラムモジュールと
を含むプログラムである供給用プログラムを記憶した記
憶手段と、 ダウンロード要求を受信したときに、そのダウンロード
要求を出した機器に、前記記憶手段に記憶された前記供
給用プログラムを供給するプログラム供給手段とを備え
ることを特徴とするプログラム供給装置。 - 【請求項7】 前記機器は、自機器の機種を示す機種情
報を保持した機器であり、 前記記憶手段は、前記複数の処理機能プログラムモジュ
ールとして、それぞれ、特定の機種の機器にて実行され
た場合に消費される電力が最も少なくなるように作成さ
れたプログラムモジュールを含むとともに、前記選択起
動プログラムモジュールとして、前記機器が保持してい
る機種を表す情報を前記所定の機器情報として取り扱う
プログラムモジュールを含む供給用プログラムを記憶す
ることを特徴とする請求項6記載のプログラム供給装
置。 - 【請求項8】 前記機器は、自機器において前記複数種
類の命令の実行に要する電力を命令別に示した命令別消
費電力情報を保持した機器であり、 前記記憶手段は、前記選択起動プログラムモジュールと
して、前記機器が保持している前記命令別消費情報を前
記所定の機器情報として取り扱うプログラムモジュール
を含む供給用プログラムを記憶することを特徴とする請
求項6記載のプログラム供給装置。 - 【請求項9】 所定のプログラミング言語で記述された
プログラムの実行が可能な任意機種の機器にプログラム
を供給するためのプログラム供給方法であって、 それぞれ、自身が実行された機器に所定の処理機能を付
与するために前記所定のプログラミング言語で記述され
た複数の供給用プログラムを予め用意しておき、 ある機器のユーザから、自身の機器に前記所定の処理機
能を付与するためのプログラムが要求されたときに、そ
のユーザが使用している機器の機種を認識するととも
に、前記複数の供給用プログラムの中から、その認識し
た機種の機器を消費電力が最も少ない状態で動作させる
ことができる供給用プログラムを選択して、当該機器に
供給することを特徴とするプログラム供給方法。 - 【請求項10】 Webページへのアクセスが行える携
帯端末であって、 所定のプログラミング言語で記述されたプログラムを実
行するプログラム実行手段と、 前記所定のプログラミング言語にて利用可能な複数種類
の命令の実行に要する電力を命令別に示した命令別消費
電力情報を記憶した、前記プログラム実行手段がそこに
記憶されている情報を利用することが可能な記憶手段と
を備えることを特徴とする携帯端末。 - 【請求項11】 複数台の携帯端末とプログラム供給装
置とを含むネットワークシステムであって、 前記複数台の携帯端末のそれぞれは、所定のプログラミ
ング言語で記述されたプログラムの実行が可能な機器で
あるとともに、他のいずれかの携帯端末と機種が異なる
機器であり、 前記プログラム供給装置は、 それぞれ、自身が実行された機器に所定の処理機能を付
与するために前記所定のプログラミング言語で記述され
た複数の供給用プログラムを記憶した記憶手段,前記複
数台の携帯端末の各機種について、前記記憶手段に記憶
された前記複数の供給用プログラムの中の、その機種の
機器を消費電力が最も少ない状態で動作させることがで
きる供給用プログラムを対応づける対応関係情報を記憶
した対応関係情報記憶手段,機器の機種を示す機種情報
を含むダウンロード要求を受信したときに、前記対応関
係情報記憶手段に記憶されている対応関係情報に基づ
き、その機種情報が示す機種の機器に対応づけられてい
る供給用プログラムを特定するプログラム特定手段,及
び,この特定手段によって特定された供給用プログラム
を、前記記憶手段から読み出して前記ダウンロード要求
を送信した機器に供給するプログラム供給手段を備える
ことを特徴とするネットワークシステム。 - 【請求項12】 所定のプログラミング言語で記述され
たプログラムの実行が可能な機器にインストールされる
べきプログラムを記録したコンピュータ可読媒体であっ
て、 複数種類の処理機能が組み合わされた機能を自身が実行
された機器に付与するために前記所定のプログラミング
言語で記述されているとともに、前記複数種類の処理機
能のそれぞれについて、その処理機能を前記機器に付与
するための複数の処理機能用プログラムモジュールと、
前記機器が保持している所定の機器情報に基づいて、前
記複数の処理機能用プログラムモジュールの中から前記
機器にて実行された場合に消費する電力が最も少ない処
理機能用プログラムモジュールを選択して前記機器に起
動させる選択起動プログラムモジュールとを含むプログ
ラムを記録したことを特徴とするコンピュータ可読媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000318662A JP2002132622A (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | プログラム供給装置、プログラム供給方法、携帯端末、ネットワークシステム及びコンピュータ可読媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000318662A JP2002132622A (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | プログラム供給装置、プログラム供給方法、携帯端末、ネットワークシステム及びコンピュータ可読媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002132622A true JP2002132622A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18797251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000318662A Pending JP2002132622A (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | プログラム供給装置、プログラム供給方法、携帯端末、ネットワークシステム及びコンピュータ可読媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002132622A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-10-19 JP JP2000318662A patent/JP2002132622A/ja active Pending
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