JP2002131684A - 画像形成装置および音質改善方法 - Google Patents

画像形成装置および音質改善方法

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JP2002131684A JP2000329388A JP2000329388A JP2002131684A JP 2002131684 A JP2002131684 A JP 2002131684A JP 2000329388 A JP2000329388 A JP 2000329388A JP 2000329388 A JP2000329388 A JP 2000329388A JP 2002131684 A JP2002131684 A JP 2002131684A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 客観的な評価基準に基づいて、装置周辺の人
間に対して、装置から発生する音に起因する心理的な不
快感を緩和することができるようにする。 【解決手段】 光源で発光した光をモータ42により回
転されるポリゴンミラー39を介して像坦持体に露光す
ることにより像坦持体上に静電潜像を形成する露光走査
装置28を備える電子写真方式の画像形成装置におい
て、露光走査装置28による像坦持体上への露光走査に
際して、装置本体から1m離間した位置で測定される装
置本体から発生する稼動音のラウドネス値Aおよびシャ
ープネス値Bに基づいて取得される稼動音の不快指数S
をS=0.01024269×A2+0.30996744×B−2.1386517と
なる範囲内に設定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置およ
び画像形成装置から発生する稼動音の音質改善方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】オフィスにおいては、多数のOA(Offic
e Automation)機器を取り扱っている。OA機器として
は、例えば、コピー機やファクシミリ装置等の画像形成
装置等がある。
【0003】このようなOA機器は、金属やプラスチッ
ク等の各種材質によって形成された各部材によって構成
されている。また、OA機器は、機器内の各部を駆動す
るためにモータ等の駆動源を備えている。このため、O
A機器の稼動時には、モータの駆動音やモータによって
駆動される各部の動作音等の稼動音等が発生する。
【0004】ところで、近年、オフィス内での騒音に対
する関心が高まってきており、OA機器を稼動すること
により発生するモータの駆動音やモータによって駆動さ
れる各部の動作音等の稼動音が、騒音になるとして問題
視されている。
【0005】特に、用紙に画像を形成する画像形成装置
においては、OA機器を構成する各部材と用紙とが摺動
することによる摺動音が発生するため、オフィス内の騒
音問題に関して早急に対応する必要がある。
【0006】特開平9−193506号公報には、レー
ザービームプリンタや、複写機等から発生する騒音に対
するマスキング音を発生する発音体と、この発音体を制
御するマスキング音制御手段とを設け、騒音発生時にマ
スキング音制御手段の制御によって発音体から発生させ
たマスキング音により騒音を目立たなくすることで、騒
音よる不快感を軽減させるようにした騒音マスキング装
置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平9−
193506号公報に開示されている技術では、発音体
からマスキング音を発生させることによって騒音を目立
たせなくしているため、特定の周波数の騒音だけが極度
に目立つことが軽減されるが、装置全体から発生する騒
音は大きくなり、聞く人間によっては、かえって煩く感
じることが懸念される。また、全体の音響パワーレベル
が増加する不具合がある。さらに、マスキング音を発生
させるための発音体と、マスキングされる音の発生時間
の間のみにマスキング音を発生させるための制御装置が
必要となり、機械のレイアウト上余分なスペースを要
し、さらに、大幅にコストが上がるという欠点がある。
【0008】さらに、人間の聴覚は、連続的に発生する
音よりも、断続的に発生する音等のように変化のある音
に対して敏感に反応する。このため、特開平9−193
506号公報に開示されている技術では、断続的に発生
する音等のように変化のある音に重ねてマスキング音を
発生させるため、音の変化が強調される。これにより、
不快感を与えてしまうことが懸念される。
【0009】加えて、音の大きさ以外にも、音質によっ
ては「騒音」として聞こえる場合があるが、従来、音質
の評価は、それを感じとる人間の感覚に依存するところ
が大きく、騒音と感じる「音」に対する改善を施した場
合にもその評価を「少し改善された」、「かなり改善さ
れた」等のようにしか表現することができず、音質につ
いての客観的な評価を行うことができなかった。
【0010】本発明は、客観的な評価基準に基づいて、
装置周辺の人間に対して、装置から発生する音に起因す
る心理的な不快感を緩和することができる画像形成装置
および音質改善方法を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置は、光源で発光した光をモータにより回転さ
れるポリゴンミラーを介して像坦持体に露光することに
より前記像坦持体上に静電潜像を形成する露光走査装置
を備える電子写真方式の画像形成装置において、前記露
光走査装置による前記像坦持体上への露光走査に際し
て、装置本体から1m離間した位置で測定される前記装
置本体から発生する稼動音のラウドネス値Aおよびシャ
ープネス値Bに基づいて取得される前記稼動音の不快指
数Sが、S=0.01024269×A2+0.30996744×B−2.138
6517となる範囲内に設定されている。
【0012】したがって、装置の稼動時に発生する稼動
音について、当該音の音質を物理量に基づいて評価する
ことが可能になる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記不快指数Sは、S<−0.3555
となる範囲内に設定されている。
【0014】したがって、装置の稼動時に発生する稼動
音について、当該音の音質をより詳細に規定された物理
量に基づいて評価することが可能になる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記不快指数Sは、S<−0.6296
となる範囲内に設定されている。
【0016】したがって、装置の稼動時に発生する稼動
音について、当該音の音質をより詳細に規定された物理
量に基づいて評価することが可能になる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の画像形成装置において、前記露光走査装置に
よる前記像坦持体上への露光走査に際して、前記露光走
査装置を駆動することにより発生する露光走査音を低減
する露光走査音低減装置を設けた。
【0018】ここで、人間の聴覚によれば、音源から連
続的に発生される音よりも、断続的に発生される音の方
を、より不快な音として感じる。
【0019】したがって、露光走査音低減装置によっ
て、効果的に心理的な不快感を緩和させることが可能に
なる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像形成装置において、前記露光走査音低減装置は、前記
モータによって回転される前記ポリゴンミラーの風切音
の周波数成分を低減する。
【0021】したがって、任意のタイミングで行われる
画像形成動作に際しての露光走査装置の稼動時にモータ
により回転駆動されるポリゴンミラーの風切音を低減す
ることにより、実用上より効果的に心理的な不快感を緩
和することが可能になる。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項4記載の画
像形成装置において、前記露光走査音低減装置は、前記
モータを駆動することにより前記モータから発生するモ
ータ音の周波数成分を低減する。
【0023】したがって、任意のタイミングで行われる
画像形成動作に際しての露光走査装置の稼動時に回転駆
動されるモータの駆動音を低減することにより、実用上
より効果的に心理的な不快感を緩和することが可能にな
る。
【0024】請求項7記載の発明の音質改善方法は、光
源で発光した光をモータにより回転されるポリゴンミラ
ーを介して像坦持体に露光することにより前記像坦持体
上に静電潜像を形成する露光走査装置とを備える電子写
真方式の画像形成装置から発生する稼動音の音質改善方
法において、前記像坦持体上への露光走査に際して前記
露光走査装置を駆動することにより発生する露光走査音
を調整することにより、装置本体から1m離間した位置
で測定される前記稼動音のラウドネス値Aおよびシャー
プネス値Bに基づいて取得される前記稼動音の不快指数
Sを、S=0.01024269×A2+0.30996744×B−2.13865
17となる範囲内に設定するようにした。
【0025】したがって、装置の稼動時に発生する稼動
音について、当該音の音質を物理量に基づいて評価する
ことが可能になる。
【0026】請求項8記載の発明は、請求項7記載の音
質改善方法において、前記不快指数Sを、S<−0.3555
となる範囲内に設定するようにした。
【0027】したがって、装置の稼動時に発生する稼動
音について、当該音の音質をより詳細に規定された物理
量に基づいて評価することが可能になる。
【0028】請求項9記載の発明は、請求項7記載の音
質改善方法において、前記不快指数Sを、S<−0.6296
となる範囲内に設定するようにした。
【0029】したがって、装置の稼動時に発生する稼動
音について、当該音の音質をより詳細に規定された物理
量に基づいて評価することが可能になる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の実施の形態を、
図1ないし図4に基づいて説明する。本実施の形態は、
画像形成装置としてデジタル複写機への適用例である。
【0031】図1は、本発明の一実施の実施の形態のデ
ジタル複写機の概略構成を示す縦断正面図である。デジ
タル複写機1は、原稿の画像を読み取る画像読取ユニッ
ト2と、画像読取ユニット2で読み取った原稿の画像デ
ータに基づいた画像形成を電子写真方式で行う画像形成
ユニット3とを備えている。
【0032】特に図示しないが、デジタル複写機1は、
操作者による所定のキー操作を受け付ける複数の操作キ
ーや、各種の情報を表示する表示部等を有する操作部を
備えている。
【0033】画像読取ユニット2は、読取装置4と、自
動原稿送り装置(ADF)5とを備えている。
【0034】読取装置4は、上面に原稿が載置されるコ
ンタクトガラス6を備えている。コンタクトガラス6の
下方には、露光ランプ7、ミラー8を搭載する第1キャ
リッジ9と、ミラー10,11を搭載する第2キャリッ
ジ12とが設けられている。原稿の画像を読み取る際に
は、図示しないスキャナ駆動モータにより第1キャリッ
ジ9と第2キャリッジ12とを2対1の速度比で走行さ
せ、ミラー11からの反射光をレンズ13を介してCC
Dイメージセンサ14に結像することで、原稿の画像を
光学的に読み取る。光学的に読み取られた原稿の画像
は、CCDイメージセンサ14で電気信号に変換され、
所定の画像処理に供される。
【0035】自動原稿送り装置5は、原稿台5aにセッ
トされたシート状の原稿を一枚ずつコンタクトガラス6
上に自動的に供給する装置である。原稿台5aにセット
されたこの原稿は、給送ローラ15によって自動原稿送
り装置5内に搬送され、図示しない原稿読み取りセンサ
の上側を一定の速度で通過する際に、原稿読み取りセン
サに対峙する面の画像が読み取られる。画像が読み取ら
れた原稿は、排紙スタッカ部16に排紙される。
【0036】画像形成ユニット3内には、給紙ユニット
17から、給紙切替部18(図2参照)、画像形成部1
9、定着器20等を経由して、排紙トレイ21へ至る用
紙案内路22が形成されている。用紙案内路22には、
給紙ユニット17から給紙された用紙を所定方向へ搬送
するための複数の搬送ローラ23が設けられている。
【0037】給紙ユニット17は、用紙を積層保持する
給紙トレイ24と、各給紙トレイ24に設けられて積層
された用紙を分離給送する給紙機構25とを備えてい
る。
【0038】画像形成部19には、像坦持体としての感
光体26が配置されている。この感光体26の周囲に
は、感光体26の表面を一様に帯電させる帯電器27、
感光体26の表面をレーザー光により露光走査すること
で潜像を形成する露光走査装置としての露光ユニット2
8、潜像に対してトナーを付着させることでトナー像を
形成する現像器29、このトナー像を給紙ユニット17
から給紙された用紙に転写させる転写器30、転写器3
0とローラ31とに巻回されて用紙を所定方向へ搬送す
る搬送ベルト32、および、感光体26表面に残存する
トナーを除去するクリーナー(図示せず)が設けられてい
る。
【0039】定着器20は、画像形成部19を通過する
際にトナー像が転写された用紙に対して、加圧および加
熱する。これによって、用紙上にトナー像が定着され
る。
【0040】ところで、用紙の両面に画像を形成する場
合は、片面に画像が形成された用紙を、図示しない切替
爪の切り替えにより、排紙トレイ21へ導かずに、反転
ユニット34へ搬送する。
【0041】反転ユニット34は、画像形成部19より
用紙搬送方向下流側で用紙案内路22から分岐する反転
路35と、反転路35へ搬送された用紙をスイッチバッ
ク反転する反転機構36と、を備えている。反転機構3
6で反転された用紙は、給紙切替部18へ搬送される。
【0042】ここで、露光ユニット28について図2お
よび図3を参照して詳細に説明する。露光ユニット28
は、レーザー光を発光する光源としてのレーザー発光ユ
ニット37を備えている。レーザー発光ユニット37か
ら発光されたレーザー光は、トーリックレンズ38、ポ
リゴンミラー39およびレンズ系40を内部に有するハ
ウジング41を経由して、感光体26へ露光される。
【0043】ポリゴンミラー39は、トーリックレンズ
38からのレーザー光をレンズ系40へ向けて反射する
複数の反斜面39aを有する多角形状である。ポリゴン
ミラー39は、モータ42によって、2000rpm以
上の高速で回転駆動される。
【0044】レンズ系40は、fθ特性のみを有するも
のであっても、ポリゴンミラー39と感光体26とを共
役関係にすることでポリゴンミラー39の反射面39a
の面倒れ補正とfθ特性とを有するものであってもよ
い。
【0045】ここで、図3は、図2に示す露光ユニット
28の主要部のX−X縦断側面図である。ハウジング4
1は、図3に示すように、蓋部43によって上面が閉塞
されている。蓋部43は、図示しないパッキン等によっ
てハウジング41内に埃等が進入しないように、ハウジ
ング41に密着されている。
【0046】ハウジング41の上側には、連通孔43a
によってハウジング41内と連通された吸音室44が設
けられている。吸音室44の連通孔43a以外の部分
は、全て密閉されている。
【0047】ところで、ポリゴンミラー39の回転数が
2000rpmを超えると、モータ42の駆動音や、ポ
リゴンミラー39の風切音が顕著に発生する。人間の聴
覚は、連続的に発生する音よりも、断続的に発生する音
等のように変化のある音に対して敏感に反応する。この
ため、従来のデジタル複写機のように、画像形成動作を
待機している間には発生せず画像形成動作に際してのみ
発生するモータ42の駆動音やポリゴンミラー39の風
切音は、デジタル複写機の周囲に存在する人間に対し
て、同様の音が連続して発生している場合よりも強い不
快感を与えてしまう。
【0048】ここで、人間の耳に聞こえる「音」が、
「騒音」として聞こえる原因の一つには、音響パワーレ
ベルが挙げられる。音響パワーレベルは、音源から放射
される全音響パワーを、基準の音響パワー(1pW)で除
した値の常用対数の10倍の値で表わされる。すなわ
ち、音響パワーレベルは、物理量として表わすことがで
きる値である。音響パワーレベルが過度に大きい場合、
人間はその「音」を騒音として感じることがある。
【0049】しかし、音響パワーレベルが小さい場合に
も、「音」が「騒音」として聞こえる場合がある。この
ような場合、人間の耳に聞こえる「音」が、「騒音」と
して聞こえる別の原因として、音質が挙げられる。
【0050】従来、音質は、物理量とは異なり、「音」
を感じとる人間の感覚によって評価されていた。このた
め、騒音と感じる「音」に対する改善を施した場合にも
その評価を「少し改善された」、「かなり改善された」
等のようにしか表現することができず、音質についての
客観的な評価を行うことができなかった。
【0051】これに対し、近年では、音質を評価する物
理量として、心理音響パラメータが考案されている。代
表的な心理音響パラメータを以下に列挙する。 ・ラウドネス(sone):聞こえの大きさ ・シャープネス(acum):高周波成分の相対的な分布量 ・トーナリティ(tu)調音性、純音成分の含有量 ・ラフネス(asper):音の粗さ感 ・フラクチュエーション・ストレングス(vacil):変動
強度、うなり感 ・インパルシブネス(lu):衝撃性
【0052】いずれの心理音響パラメータも、値が大き
くなる程、人間に対する不快感が増加するとされてい
る。
【0053】心理音響パラメータのうち、ラウドネスに
ついては、ISO532Bで規格化されている。ラウド
ネス以外の心理音響パラメータは、各メーカーによって
計算方法やそれに基づいて実行するプログラム等が異な
るため、同一の音源に対する距離を等しくして、同一の
音源から発生される音を測定した場合にもその測定値が
若干異なるのが現状である。
【0054】音についての客観的な評価を行うために
は、音を物理量としてとらえる必要がある。音を物理量
としてとらえることにより、従来人間の主観によって定
量的に評価されていた不快感の程度を、物理量に基づい
て予測することが可能である。以降、人間の主観によっ
て定量的に評価されていた不快感の程度を主観評価値α
とし、物理量に基づいて予測した不快感の程度を不快指
数Sとする。
【0055】本実施の形態では、主観評価値αと不快指
数Sとの相関を表わすために以下に説明する手法によっ
て音質評価式を取得した。 (1)音の採取 (2)採取音の加工 (3)心理音響パラメータの取得 (4)主観評価 (5)重回帰分析
【0056】以下に、上記の(1)〜(5)についてそれぞ
れ詳細に説明する。
【0057】(1)音の採取 上述のデジタル複写機1において、用紙を搬送する速度
を、362mm/s(以下、速度Aとする),330mm
/s(以下、速度Bとする),305mm/s(以下、速
度Cとする),275mm/s(以下、速度Dとする),
230mm/s(以下、速度Eとする)の5段階に異なら
せ、通常コピーモード下における各速度A〜Eで発生す
る音を供試音として採取する。供試音の採取は半無響室
内で行い、耳の高さが1.2m,被検体からの床面距離
が1mの位置に設定されたヘッドアコースティクス社製
ダミーヘッドHMSIIIを使用し、バイノーラル(両耳
覚)モードでデジタルオーディオテープ(以下、DATと
いう)に録音する。
【0058】これにより、DATに録音した音の再生時
に、実際に発生している音を人間が聞いた場合と同等の
感覚を再現することができる。
【0059】(2)採取音の加工 (1)で採取した供試音のうち速度Aで採取した音を、ヘ
ッドアコースティクス社製音響解析装置BASを用い
て、この音から画像形成装置の各音源に関わる部分の周
波軸上または時間軸上における周波数を除去または音圧
レベルの調整を施して、9種類の供試音に加工する。
【0060】(3)心理音響パラメータの取得 ヘッドアコースティクス社製音響解析装置BASを用い
て、用紙を速度A,B,C,D,Eで搬送した場合に採
取した各採取音A,B,C,D,Eで、用紙を速度Aで
搬送した場合に採取した採取音Aを加工した加工音A1
〜A8のそれぞれの供試音について心理音響パラメータ
を取得する(表1参照)。
【0061】(4)主観評価 次に、シェッフェの一対比較法により不快に対する主観
評価値を取得する。本実施の形態では、具体的に、上述
の供試音から2個を組み合わせたグループを作成し、各
グループについてどちらの供試音が不快であるかを、N
人の被験者により評価した。評価は、供試音iと供試音
jとを比較し、供試音jよりも供試音iが不快であると
評価した場合の供試音iの評価を+1、供試音iよりも
供試音jが不快であると評価した場合の供試音iの評価
を−1とし、全ての組み合わせについての評価結果に基
づいて、統計処理を行い、被験者の聴覚に不快感を与え
る程度を表わす主観評価値αを取得する。主観評価値α
は、基準0に対してどの程度異なっているかを表わし、
主観評価値αの取り得る値は−1≦α≦1である。主観
評価値αは、数値が大きい程不快な値である。表1は、
その実験結果を示すものである。
【表1】
【0062】(5)重回帰分析 表1の各値に基づいて重回帰分析を行い、主観評価値を
心理音響パラメータで予測する数式を導出する。重回帰
分析の結果、以下に示す数式が導出された。 S=0.01024269×(ラウドネス値)2 +0.30996744×(シャープネス値)−2.1386517 ・・・
【0063】数式は、発生する音に対する被験者の主
観評価値αに基づいて導出されているため、この数式
に基づけば、逆に主観評価値αを物理量に基づいて予め
予測することができる。すなわち、数式により予測さ
れる値Sが不快感の程度を物理量に基づいて予測する不
快指数Sとされ、数式が音質評価式として取得され
る。ラウドネス値をA、シャープネス値をBとすると、
音質評価式は以下に示す数式となる。Sは、指数を示
し、単位はない。 S=0.01024269×A2+0.30996744×B−2.1386517
【0064】音質評価式より、不快指数Sは、ラウドネ
ス値とシャープネス値とに依存していることが判る。
【0065】図4は、音質評価式により予測される不快
指数Sと、実際の比較評価により取得された主観評価値
αとの相関を示すグラフである。図4より取得される音
質評価式の精度を表わす寄与率は0.89である。これ
によって、ラウドネス値Aとシャープネス値Bとが、音
を不快と感じる要因の89%を占めているといえる。
【0066】また、上述の音質評価式に基づいて各種の
音を実際に評価したところ、被験者の評価結果と不快指
数Sとの相関は、統計的に95%有意な結果が得られる
ことが、実験により判った。
【0067】なお、230〜362mm/sの速度で用
紙を搬送する画像形成装置について実験を行ったため、
数式は230〜362mm/sの速度で用紙を搬送する
画像形成装置に有効であるといえる。
【0068】シャープネス値Bは、特に4000Hz以
上の高周波数成分の含有量を示すため、実用上は、40
00Hz以上の高周波数成分の含有量を減少させること
により不快指数Sを小さくすることができる。高周波成
分を低下させることにより、音響エネルギーも低下して
聞こえの大きさも小さくなるので、ラウドネス値も低下
する。
【0069】ところで、特に図示しないが、実験によ
り、不快と感じる4000Hz以上の高周波数成分の音
の音源は、モータ42の駆動音やポリゴンミラー39の
風切音であることが実験により判っている。
【0070】ここで、露光ユニット28の蓋部43の厚
さをt、連通孔43aの半径をr、吸音室44の容積を
V、音速をcとすると、吸音室44と連通孔43aとに
おける空気の流速は、数式で取得される周波数f0
大きくなることが判っている。 f0=(C/2π)√{πr2/V(t+0.8r)}
【0071】つまり、f0の周波数が発生すると、連通
孔43aにおける空気抵抗が大きくなって周波数f0
音が消音されると考えられる。
【0072】また、モータ42の駆動音の周波数f1
ポリゴンミラー39の風切音の周波数f2は、以下の数
式,で表わされる。 f1=(1秒間当たりのモータ42の回転数) ・・・ f2=(1秒間当たりのモータ42の回転数)×(反射面39aの数) ・・・
【0073】つまり、音源となるモータ42の駆動音の
周波数f1、および、ポリゴンミラー39の風切音の周
波数f2と、連通孔43aにおける空気抵抗が大きくな
る周波数f0とを等しくすることにより、露光ユニット
28から発生する音を抑制することができる。
【0074】例えば、回転数が28000rpmのモー
タ42を使用する場合の周波数f1は、 f1=28000/60 で表わされる。実用上、モータ内の着磁によるコギング
の振動が1回転当たり12回発生する場合、最終的に周
波数f1は、以下の数式によって表わされる。 f1=28000/60×12=5600 ・・・
【0075】また、ポリゴンミラー39の反斜面39a
を12面とすると、周波数f2は、以下の数式によっ
て表わされる。 f2=28000×12=5600 ・・・
【0076】これにより、f0が5600となるように
蓋部43の厚さt、連通孔43aの半径rおよび吸音室
の容積Vを規定する。ここに、所定値に設定された厚さ
tを有する蓋部43、所定値に設定された半径rを有す
る連通孔43a、および、所定値に設定された容積Vを
有する吸音室44によって、露光走査音低減装置として
の機能が実現される。なお、音速cは、装置の設置環境
等によって固定される値である。
【表2】
【0077】表2は、採取音A,B,C,D,Eで、
(4)の評価に用いた場合よりも条件を細分して採取音A
を加工した加工音A1〜A16のそれぞれの供試音につ
いて、不快指数Sと被験者による主観的な評価との相関
を示している。主観的な評価は、好ましい順にA,B,
Cとされた3段階で評価した。また、表2中、AA,C
Cと記載されているものについては、実験に携わった被
験者全員が同一の評価をしたものである。
【0078】表1によれば、 S<−0.3555 を、満足するラウドネス値Aおよびシャープネス値Bを
設定することにより、不快感が緩和されることが判る
が、さらに、表2から得られる条件によれば、 S<−0.6296 を、満足するラウドネス値Aおよびシャープネス値Bを
設定することにより、不快感がより効果的に緩和される
ことが判る。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像形成装置によ
れば、光源で発光した光をモータにより回転されるポリ
ゴンミラーを介して像坦持体に露光することにより前記
像坦持体上に静電潜像を形成する露光走査装置を備える
電子写真方式の画像形成装置において、前記露光走査装
置による前記像坦持体上への露光走査に際して、装置本
体から1m離間した位置で測定される前記装置本体から
発生する稼動音のラウドネス値Aおよびシャープネス値
Bに基づいて取得される前記稼動音の不快指数Sを、S
=0.01024269×A2+0.30996744×B−2.1386517となる
範囲内に設定することにより、装置の稼動時に発生する
稼動音について、当該音の音質を物理量に基づいて評価
することが可能になるので、客観的な評価基準に基づい
て、装置周辺の人間に対して、装置から発生する音に対
する心理的な不快感を緩和することができる。
【0080】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記不快指数Sを、S<−
0.3555となる範囲内に設定することにより、装置の稼動
時に発生する稼動音について、当該音の音質をより詳細
に規定された物理量に基づいて評価することが可能にな
るので、客観的な評価基準に基づいて、装置周辺の人間
に対して、装置から発生する音に対する心理的な不快感
をより効果的に緩和することができる。
【0081】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記不快指数Sを、S<−
0.6296となる範囲内に設定することにより、装置の稼動
時に発生する稼動音について、当該音の音質をより詳細
に規定された物理量に基づいて評価することが可能にな
るので、客観的な評価基準に基づいて、装置周辺の人間
に対して、装置から発生する音に対する心理的な不快感
をより効果的に緩和することができる。
【0082】請求項4記載の発明によれば、請求項1、
2または3記載の画像形成装置において、前記露光走査
装置による前記像坦持体上への露光走査に際して、前記
露光走査装置を駆動することにより発生する露光走査音
を低減する露光走査音低減装置を設けることにより、効
果的に心理的な不快感を緩和させることができる。
【0083】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の画像形成装置において、前記露光走査音低減装置に
よって、任意のタイミングで行われる画像形成動作に際
しての露光走査装置の稼動時にモータにより回転駆動さ
れるポリゴンミラーの風切音を低減することにより、実
用上より効果的に心理的な不快感を緩和することができ
る。
【0084】請求項6記載の発明によれば、請求項4記
載の画像形成装置において、前記露光走査音低減装置に
よって、任意のタイミングで行われる画像形成動作に際
しての露光走査装置の稼動時に回転駆動されるモータの
駆動音を低減することにより、実用上より効果的に心理
的な不快感を緩和することができる。
【0085】請求項7記載の発明の音質改善方法によれ
ば、光源で発光した光をモータにより回転されるポリゴ
ンミラーを介して像坦持体に露光することにより前記像
坦持体上に静電潜像を形成する露光走査装置とを備える
電子写真方式の画像形成装置から発生する稼動音の音質
改善方法において、前記像坦持体上への露光走査に際し
て前記露光走査装置を駆動することにより発生する露光
走査音を調整することにより、装置本体から1m離間し
た位置で測定される前記稼動音のラウドネス値Aおよび
シャープネス値Bに基づいて取得される前記稼動音の不
快指数Sを、S=0.01024269×A2+0.30996744×B−
2.1386517となる範囲内に設定することにより、装置の
稼動時に発生する稼動音について、当該音の音質を物理
量に基づいて評価することが可能になるので、客観的な
評価基準に基づいて、装置周辺の人間に対して、装置か
ら発生する音に対する心理的な不快感を緩和することが
できる。
【0086】請求項8記載の発明によれば、請求項7記
載の音質改善方法において、前記不快指数Sを、S<−
0.3555となる範囲内に設定することにより、装置の稼動
時に発生する稼動音について、当該音の音質をより詳細
に規定された物理量に基づいて評価することが可能にな
るので、客観的な評価基準に基づいて、装置周辺の人間
に対して、装置から発生する音に対する心理的な不快感
をより効果的に緩和することができる。
【0087】請求項9記載の発明は、請求項7記載の音
質改善方法において、前記不快指数Sを、S<−0.6296
となる範囲内に設定することにより、装置の稼動時に発
生する稼動音について、当該音の音質をより詳細に規定
された物理量に基づいて評価することが可能になるの
で、客観的な評価基準に基づいて、装置周辺の人間に対
して、装置から発生する音に対する心理的な不快感をよ
り効果的に緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の実施の形態のデジタル複写機
の概略構成を示す縦断正面図である。
【図2】露光ユニットの主要部を示す平面図である。
【図3】その縦断側面図である。
【図4】不快指数と主観評価値との相関を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
1 画像形成装置 26 像坦持体 28 露光走査装置 37 光源 39 ポリゴンミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 DA21 DA23 2H027 JA17 JB30 JC05 JC16 2H045 AA33 DA01 DA41 2H076 AB05 AB12 EA11 EA14 EA16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源で発光した光をモータにより回転さ
    れるポリゴンミラーを介して像坦持体に露光することに
    より前記像坦持体上に静電潜像を形成する露光走査装置
    を備える電子写真方式の画像形成装置において、 前記露光走査装置による前記像坦持体上への露光走査に
    際して、装置本体から1m離間した位置で測定される前
    記装置本体から発生する稼動音のラウドネス値Aおよび
    シャープネス値Bに基づいて取得される前記稼動音の不
    快指数Sが、 S=0.01024269×A2+0.30996744×B−2.1386517 となる範囲内に設定されていることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記不快指数Sは、 S<−0.3555 となる範囲内に設定されていることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記不快指数Sは、 S<−0.6296 となる範囲内に設定されていることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記露光走査装置による前記像坦持体上
    への露光走査に際して、前記露光走査装置を駆動するこ
    とにより発生する露光走査音を低減する露光走査音低減
    装置を設けたことを特徴とする請求項1、2または3記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記露光走査音低減装置は、前記モータ
    によって回転される前記ポリゴンミラーの風切音の周波
    数成分を低減することを特徴とする請求項4記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記露光走査音低減装置は、前記モータ
    を駆動することにより前記モータから発生するモータ音
    の周波数成分を低減することを特徴とする請求項4記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 光源で発光した光をモータにより回転さ
    れるポリゴンミラーを介して像坦持体に露光することに
    より前記像坦持体上に静電潜像を形成する露光走査装置
    とを備える電子写真方式の画像形成装置から発生する稼
    動音の音質改善方法において、 前記像坦持体上への露光走査に際して前記露光走査装置
    を駆動することにより発生する露光走査音を調整するこ
    とにより、装置本体から1m離間した位置で測定される
    前記稼動音のラウドネス値Aおよびシャープネス値Bに
    基づいて取得される前記稼動音の不快指数Sを、 S=0.01024269×A2+0.30996744×B−2.1386517 となる範囲内に設定するようにしたことを特徴とする音
    質改善方法。
  8. 【請求項8】 前記不快指数Sを、 S<−0.3555 となる範囲内に設定するようにしたことを特徴とする請
    求項7記載の音質改善方法。
  9. 【請求項9】 前記不快指数Sを、 S<−0.6296 となる範囲内に設定するようにしたことを特徴とする請
    求項7記載の音質改善方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015215534A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 株式会社リコー 光走査装置及び画像形成装置
JP2015225100A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 株式会社リコー 光走査装置及び画像形成装置

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