JP2002130660A - バーナーの発熱量調整装置 - Google Patents

バーナーの発熱量調整装置

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JP2002130660A
JP2002130660A JP2000366261A JP2000366261A JP2002130660A JP 2002130660 A JP2002130660 A JP 2002130660A JP 2000366261 A JP2000366261 A JP 2000366261A JP 2000366261 A JP2000366261 A JP 2000366261A JP 2002130660 A JP2002130660 A JP 2002130660A
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Japan
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burner
operating
motor
calorific value
fuel
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Teruie Fujiwara
照家 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナーの
発熱量を、燃料供給用ポンプを稼働するモーターと、加
圧空気供給用送風機を稼働するモーターに供給する電力
の周波数の調整により行う。 【解決手段】 逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナ
ーの、燃料供給用ポンプを稼働するモーターと、加圧空
気供給用送風機を稼働するモーターを、インパータに結
線し、インバータの周波数を増減する操作により、双方
のモーターを、同時に同一周波数で回転し、前記のバー
ナーの発熱量を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆火熱利用有酸素熱気
化再燃焼式バーナー(特許第2838241号)の稼働
による燃焼ガスの発熱量を、インバータの周波数加減操
作により行うバーナーの発熱量調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては前記の逆火熱利用有
酸素熱気化再燃焼式バーナーは,燃料が完全燃焼する状
態で、発熱量を増減するには、燃料供給用ポンプを稼働
するモーター及び加圧空気供給用送風機を稼働するモー
ターの回転数を、個々のモーター毎に操作して燃料と加
圧空気の供給を調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、前記のバー
ナーにおいて、バーナーの稼働による発熱量を調整する
には、燃料供給用ポンフ及び加圧空気供給用送風機を稼
働する夫々のモーターを個別に操作するので、非常に面
倒であると共に、労力と時間がかかる等の問題点があつ
た。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は前記の問題点
を解決する手段として、前記のバーナーの燃料供給用ポ
ンブを稼働するモーター及び加圧空気供給用送風機を稼
働するモーターを、リード線によりインバータに結線
し、インバータの周波数加減操作により、稼働するバー
ナーの燃焼ガスの発熱量を調整する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、逆火熱利用有酸素熱気
化再燃焼式バーナーの、燃料供給用ポンプを稼働するモ
ーターと、加圧空気供給用送風機を稼働するモーター
を、リード線によりインバータに結線し、インバーター
による周波数の加減操作を、手動又はコンピューター制
御等により行い、前記バーナーの燃焼ガスの発熱量を調
整する。
【0006】
【実施例】以下本発明を図に示す実施例によって説明す
る。図1は、逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナー
(特許第2838241号)の基本的構成を示す縦断面
図で、外側燃焼筒体1は、筒形の周壁胴2と、下部に設
けたダクト接続孔3に後方に向け突出して送風ダクト4
を接続した後方側壁板5[ガスの流れ方向を前方とす
る]及び中央部にガス放出口6を穿設し、該放出口6に
連通した前方に突出するガス放出筒7を接続した前方側
壁板8とよりなる。
【0007】前記の外側燃焼筒体1の周壁胴2より小径
で筒状の周壁胴9は、周壁に複数のガス噴出孔10・1
0……を穿設すると共に、下側周壁前部に燃焼用給気孔
11・11……を、又後部に点火用給気孔12・12…
…を穿設し、周壁胴9の前方開口側を、中心にガス吐出
口13を設けた蓋板14により被蓋した内側燃焼筒体1
5を構成し、周壁筒9の後端縁16を外側燃焼筒体1の
後方側壁板の内壁面17の中間上部に密着接合する。
【0008】内側燃焼筒体15には、周壁筒9の下側周
壁前部に設けた燃焼用給気孔11・11……を介して内
側燃焼筒体15に連通する如く送風ダクト4より適寸法
小径の給気管18の前端周縁19を接合し、該給気管1
8の他端が送風ダクト4内に臨むように取り付け、又下
側周壁後部に設けた点火用給気孔12・12……を介し
て内側燃焼筒体15に連通する如く給気管18より適寸
法小径の補助給気管20の上端周縁21を接合し、他端
が給気管18内に臨む如く取り付ける。
【0009】以上の如く給気管18及び補助給気管20
を取り付けた外側燃焼筒体1の後方側壁板内壁面17に
接合した内側燃焼筒体15を、外側燃焼筒体1の周壁胴
2の前方開口部を、ガス放出筒7を外方にして前方側壁
板8により被蓋した周壁胴2内に後方より挿入し、内側
燃焼筒体15の蓋板14と外側燃焼筒体1の前方側壁板
8間が適間隔tを隔てる状態で外側燃焼筒体1の周壁胴
2の後端周縁と後方側壁板5の外周縁を密着接合して外
側燃焼筒体1内に内側燃焼筒体15を内設すると共に、
内側燃焼筒体15内に連通する燃料供給管22と点火装
置Sを設けて逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナー
Aを構成する。
【0010】図2は、本発明によるバーナーの発熱量調
整装置の概要図を示すもので、逆火熱利用有酸素熱気化
再燃焼式バーナーAの送風ダクト4には送風ホース23
を介して、空気圧と給気量を調節可能な、送風気wとこ
れを稼働するモーターmよりなる加圧空気供給装置D
を、燃料供給管22には燃料供給パイプ24を介して、
燃料の供給量の調整可能な、燃料ポンプpとこれを稼働
するモーターm′よりなる燃料供給装置Fを、又サーモ
スターター式点火装置S(特許第2111294号参
照)の点火用燃料供給管25には点火用燃料供給ホース
26を介して、供給圧と供給量を調節可能な点火燃料用
ポンプPに連結すると共に、端子金具27のリード先接
続用端子部にはリード線29を介して電源Eに接続す
る。
【0011】送風機wを稼働するモーターmと燃料ポン
プpを稼働するモーターm′は夫々リード線30・31
により電源よりの電流の周波数の調整機能を有するイン
バータKに接続してバーナーの発熱量調整装置を構成す
る。
【0012】
【本発明の作用】図3は、本発明の連続稼働状態におけ
る作用図を示す。本発明における逆火熱利用有酸素熱気
化再燃焼式バーナーAは、加圧空気供給装置Dを稼働し
て、適圧でかつ適量の加圧空気a[図中実線矢印で示
す]を送風ダクト4に給気すれば、加圧空気aは送風ダ
クト4と給気管18間を通り外側燃焼筒体1内と、給気
管18及び補助給気管20経て燃焼用給気孔11・11
……及び点火用給気孔12・12……を介して内側燃焼
筒体15内に噴流する。
【0013】燃料供給装置Fより燃料供給パイプ24を
経て、適量の液体燃料f[図中点線矢印で示す]を内側
燃焼筒体15内に供給すれば、該燃料fは給気管18及
び補助給気管20を通り燃焼用給気孔11・11……と
点火用給気孔12・12……を経て内側燃焼筒体15内
に噴流する加圧空気aにより乱流拡散されて霧状とな
り、点火用給気孔12・12……より流入する加圧空気
aの補給により着火を確実とし、点火装置Sを作動して
燃料fに点火して燃焼させれば、不完全燃焼ガスg[図
中1点鎖線矢印で示す]は内側燃焼筒体15を加熱する
と共に、内部の圧力を高めながら膨脹して、気化した状
態で周壁胴9に設けたガス噴出孔10・10……及び蓋
板14に設けたガス吐出孔13より外側燃焼筒体1内に
噴出する。
【0014】送風ダクト4より外側燃焼筒体1内に給気
される加圧空気aにより、外燃焼筒体1内の後部が減圧
部となるので、加圧空気aは内側燃焼筒体15の外周に
沿って逆流し、内側燃焼筒体15より外側燃焼筒体1内
に噴出する不完全燃焼ガスgと混合し、外側燃焼筒体1
内を繰り返し周回して高温のガスとなつて更に内側燃焼
筒体15を加熱して熱気化を促進し、周回する高温のガ
スの逆火熱により内側燃焼筒体15より噴出する不完全
燃焼ガスgを高温の完全燃焼ガスG[図中2点鎖線矢印
で示す]としてガス吐出筒7より外部に噴出するもので
ある。
【0015】本発明によるバーナーの発熱量調整装置
は、所定の周波数(50サイクル又は60サイクル)の
電力をインバータKに通電し、インバータKよリリード
線30・31を経て、加圧空気供給装置Dの送風機wを
稼働するモーターmと、燃料供給装置Fの燃料ポンプp
を稼働するモーターm′を起動して前記のバーナーA内
に加圧空気aと液体燃料fを流入すると共に、点火装置
Sにより点火用燃料に着火してバーナーAを継続稼働状
態にした状態で、ガス放出筒7より放出する完全燃焼ガ
スGが所望の発熱量となるよう、加圧空気調整装置Dと
燃料供給装置Fを操作してバーナーAに供給する加圧空
気aと液体燃料fの加圧力と供給量を設定する。
【0016】使用する目的(例えばボイラー用、焼却炉
用等)により、完全燃焼ガスの発熱量を変更(増減)す
る場合は、インバータKの操作により周波数を調整し、
送風機wを稼働するモーターmと、燃料ポンプpを稼働
するモーダm′の回転数を増減して行うものである。
【0017】
【本発明の効果】以上の如き構成と作用を有する本発明
のバーナーの発熱量調整装置は、稼働時においてバーナ
ーの吐出筒より噴出する完全燃焼ガスの発熱量の調整
を、従来の如く加圧空気供給装置の送風機を稼働するモ
ーターと、燃料供給装置の燃料ポンプを稼働するモータ
ーの回転数を個別に調整する煩わしさがなく、インバー
タによる周波数の加減操作により確実かつ容易に調整可
能で、調整に必要な労力や時間を大幅に節減できる等の
優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナー
の縦断面図
【図2】 バーナーの発熱量調整装置の概要図
【図3】 逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナー
の連続稼働状態における作用図
【符号の説明】
A 逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナー 1 外側燃焼筒体 2 周壁胴 5 後方側壁板 6 ガス放出口 7 ガス放出筒 8 前方側壁板 9 周壁胴 10 ガス噴出孔 13 ガス吐出孔 14 蓋板 15 内側燃焼筒体 D 加圧空気供給装置 w 送風機 m モーター F 燃料供給装置 p 燃料ポンプ m′ モーター K インバータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆火熱利用有酸素熱気化再燃焼式バーナ
    ー(特許第2838241号)の燃料供給用ポンプを稼
    働するモーターと、加圧空気供給用送風機を稼働するモ
    ーターを、リード線によりインバータに結線し、インバ
    ータの操作により周波数を増減して、インバータより送
    電する電力により、双方のモーターを稼働して、前記バ
    ーナーの発熱量を調整することを特徴とするバーナーの
    発熱量調整装置。
JP2000366261A 2000-10-24 2000-10-24 バーナーの発熱量調整装置 Pending JP2002130660A (ja)

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