JP2002128013A - チーズ状物の充填包装方法 - Google Patents

チーズ状物の充填包装方法

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JP2002128013A
JP2002128013A JP2000331717A JP2000331717A JP2002128013A JP 2002128013 A JP2002128013 A JP 2002128013A JP 2000331717 A JP2000331717 A JP 2000331717A JP 2000331717 A JP2000331717 A JP 2000331717A JP 2002128013 A JP2002128013 A JP 2002128013A
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cheese
bottom wall
filling
box
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JP2000331717A
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Shinji Matsunaga
伸二 松永
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Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙粉等が発生してチーズ状物に混入するおそ
れがなく、箱体の準備作業から開封作業に至るまでの一
連の作業を大幅に簡略化できるようにする。 【解決手段】 板状に展開された型枠1を準備し、他方
の相対する側壁4を底壁2に対して直立させたのち、一
方の相対する側壁3を直立させることにより、他方の相
対する側壁4の嵌合凸状部9と一方の相対する側壁3の
嵌合溝部8とを嵌合させて上面が開放された箱体を形成
し、続いて前記箱体内にセット型60およびガイド61
によってフィルム片50に上面が開放された凹部51を
形成して挿入する。そののち、充填ノズル63によって
凹部51内にチーズ状物Lを充填し、続いてフィルム片
50のマージン部50aでチーズ状物Lの上面を覆った
のち、ふた部5によって前記箱体の開放された上面を閉
鎖して包装体1aを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チーズ、マーガリ
ン、チョコレート等、常温で固化し加熱すると溶融する
いわゆるチーズ状物の充填包装方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のチーズ状物の充填包装方法の一例
について説明する。
【0003】図9の(イ)に示すように、フィルムロー
ル102より繰り出した合成樹脂製フィルム101をカ
ッタ103によって切断してフィルム片101aにし、
図9の(ロ)に示すように、フィルム片101aをセッ
ト枠104にセットしたのち、図9の(ハ)に示すよう
に、上端開放状態の箱本体105内に挿入する。
【0004】続いて、図9の(ニ)に示すように、セッ
ト枠104をフィルム片101aから上方へ抜き出すと
きにセット枠104に設けられた内容物充填ノズル10
6より溶融状態のチーズ状物をフィルム片101a内に
充填したのち、図9の(ホ)、(ヘ)に示すように、一
対のアーム108の先端によってフィルム片101aの
上半分部分101bを合掌折りにしてチーズ状物を覆
う。そののち、図9の(ト)に示すように、箱本体10
5の上ラップ110を閉じたのち、封緘テープ等によっ
て封緘する(特公昭57−2562号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
予め製箱された箱体を用いるため、充填包装作業を行な
う場所において、箱体の輸送や保管等の箱体準備作業が
煩雑になる。
【0006】また、チーズ状物を充填したのち箱体の上
ラップを閉じて封緘テープによって封緘しているため、
充填包装されたチーズ状物を取り出す際には、封緘テー
プをカッタ等により切断して上ラップを開き、箱体より
フィルム片で包まれたチーズ状物を引き上げて取り出さ
なければならず、開封作業も煩雑になる。
【0007】加えて、紙粉等が発生してチーズ状物に混
入するおそれがあるため、箱体の組み立て作業や開封作
業は、充填包装作業やチーズ状物の取り出し作業を行な
う場所とは別の場所で行なわなければならない等の問題
点がある。
【0008】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、紙粉等が発生してチー
ズ状物に混入するおそれがなく、箱体の準備作業から開
封作業に至るまでの一連の作業を大幅に簡略化できるチ
ーズ状物の充填包装方法を実現することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のチーズ状物の充填包装方法は、底壁の各辺
部にそれぞれヒンジを介して起倒自在に連結された側壁
を有し、前記側壁の両側端には、前記底壁に対して前記
側壁を直立させた際に互いに係合して箱体を形成する係
合部を有する板状に展開可能なプラスチック製の型枠を
用い、板状に展開された前記型枠の前記側壁を前記底壁
に対して直立させて前記係合部を係合させることによっ
て上面が開放された箱体を形成し、続いて前記箱体の開
放された上面よりフィルム片に上面が開放された凹部を
形成して挿入したのち、前記フィルム片の前記凹部内に
溶融したチーズ状物を充填し、続いて前記フィルム片の
上端部で前記チーズ状物の上面を覆ったのち、ふたによ
って前記箱体の開放された上面を閉鎖することを特徴と
するものである。
【0010】また、底壁の各辺部にそれぞれヒンジを介
して起倒自在に連結された側壁と、前記側壁のうちの一
方の相対する側壁の反底壁側端にそれぞれヒンジを介し
て起倒自在に連結されたふた部とを備え、前記側壁およ
び前記ふた部ならびに前記底壁が中空二重壁構造体であ
り、前記一方の相対する側壁の両側端および他方の相対
する側壁の両側端には、前記底壁に対して前記側壁を直
立させた際に互いに嵌合して箱体を形成する嵌合部を有
する板状に展開可能なプラスチック製の型枠を用い、板
状に展開された前記型枠の前記側壁を前記底壁に対して
直立させて前記嵌合部を嵌合させることによって上面が
開放された箱体を形成し、続いて前記箱体の開放された
上面よりフィルム片に上面が開放された凹部を形成して
挿入したのち、前記フィルム片の前記凹部内に溶融した
チーズ状物を充填し、続いて前記フィルム片の上端部で
前記チーズ状物の上面を覆ったのち、前記ふた部によっ
て前記箱体の開放された上面を閉鎖することを特徴とす
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係るチーズ状物の充填包
装方法の一実施の形態について説明する。
【0012】まず、本実施の形態において使用する型枠
の一例について説明する。
【0013】図1に示すように、型枠1は、ブロー成形
により一体成形されたプラスチック製のものであって、
底壁2と、底壁2の一方の相対する辺部にそれぞれヒン
ジ6を介して起倒自在に連結された一方の相対する側壁
3と、底壁2の他方の相対する辺部にヒンジ6を介して
起倒自在に連結された他方の相対する側壁4と、一方の
相対する側壁3の反底壁側端にそれぞれヒンジ7を介し
て起倒自在に連結されたふた部5を備えている。底壁
2、一方の相対する側壁3、他方の相対する側壁4およ
びふた部5は、剛性等の機能的強度の大きな中空二重壁
構造体であり、ヒンジ6、7はブロー成形時にパリスン
を圧縮することによって薄肉化された可撓性を有するも
のであって、板状に展開可能である。
【0014】一方の相対する側壁3の両側端の内壁面に
は下端から上端近傍に達する嵌合溝部8をそれぞれ形成
し、これに対し、他方の相対する側壁4の両側端には嵌
合溝部8に対応する嵌合凸状部9を形成することで、他
方の相対する側壁4を直立させたのち、一方の相対する
側壁3を直立させると、互いに隣接する嵌合凸状部9と
嵌合溝部8とが下方側から上方側へ逐次嵌合して上面が
開放された箱体に組み立てることができるようになって
いる。
【0015】すなわち、一方の相対する側壁3の両側端
および他方の相対する側壁4の両側端には、底壁2に対
して各側壁3、4を直立させた際に互いに嵌合して箱体
を形成する嵌合部が設けられている。
【0016】そして、一方の相対する側壁3の両側端に
は、それぞれヒンジ13を介してラッチ12を連結し、
これに対応して他方の相対する側壁4の外壁面に係合凹
部14を形成することで、上述した如く箱体を組み立て
たのち各ラッチ12を対応する係合凹部14にそれぞれ
係合させると、嵌合された嵌合凸状部9と嵌合溝部8と
が不用意に離脱することがないように工夫されている。
【0017】また、各ふた部5の両側端には、幅方向略
中央部位に、内面側へ突出する張り出し片部11が形成
されているととともに、張り出し片部11と先端部(反
ヒンジ側端部)との間には切欠状の段差部11aが形成
されている。これに対して他方の相対する側壁4の先端
部(反ヒンジ側端部)の外壁面には、幅方向中央部に張
り出し片部11が係合する段差部10が形成されてお
り、各ふた部5により箱体の上面開放部を閉鎖した際
に、各張り出し片部11が段差部10に係合し、箱体に
組み立てられている各側壁3、4が不用意に展開するこ
とがないように構成されている。
【0018】続いて、一実施の形態によるチーズ状物の
充填包装方法の工程について説明する。
【0019】(1)図4の(a)に示すように、板状に
展開された型枠1を準備し、他方の相対する側壁4を底
壁2に対して直立させたのち、一方の相対する側壁3を
直立させることにより、他方の相対する側壁4の両側端
の嵌合凸状部9と一方の相対する側壁3の両側端近傍に
設けられた嵌合溝部8とを、下方部位から上方部位へ向
かって逐次嵌合させて、図4の(b)に示すように、上
面が開放された箱体を形成する。
【0020】(2)上記(1)ののち、図4の(c)に
示すように、フィルム片50を型枠1によって形成され
た箱体の開放部の上方部位に配設されたガイド61上に
載置する。
【0021】(3)上記(2)ののち、図4の(d)に
示すように、セット型60をガイド61上に載置された
フィルム片50の上方より型枠1内へ挿入し、セット型
60およびガイド61によって、フィルム片50に上面
が開放された凹部51を形成して、型枠1によって形成
された箱体内に挿入する。
【0022】(4)上記(3)ののち、セット型60を
凹部51より抜き出したのち、図4の(e)に示すよう
に、充填ノズル63を凹部51の開放部に位置決めして
溶融状態のチーズ状物Lを所定量充填する。
【0023】(5)上記(4)ののち、図4の(f)に
示すように、充填ノズル63を退避させたのち、フィル
ム片50の上端部である開放部側のマージン部50aを
合掌折りにして、チーズ状物Lの上面を覆う。
【0024】(6)上記(5)ののち、箱体に組み立て
られた型枠1のふた部5を内側ヘ折り曲げて開放部を閉
鎖して包装体1aを得る。
【0025】(7)上記(6)ののち、冷却を行なって
チーズ状物Lを固化させる。
【0026】一方、包装された固化した状態のチーズ状
物を取り出す際には、型枠1を上述した包装工程とは逆
の順序、つまり、ふた部5、一方の相対する側壁3、他
方の相対する側壁4の順に外側へ回動させて板状に展開
し、図5に示すように、底壁2上に載置された状態にし
たのち、フィルム片50を開封して、固化したチーズ状
物Laを取り出す。
【0027】なお、複数の包装体1aを集合包装する際
には、図6に示すように、パレットP上に複数の包装体
1aを逐次積み上げて積層体を形成し、該積層体の外側
面にフィルムFをタイトに巻き付けることによって不用
意に落下しないようにする。
【0028】次に、本発明に係るチーズ状物の充填包装
方法の他の実施の形態について説明する。
【0029】まず、本実施の形態において使用する型枠
の一例について説明する。
【0030】図7に示すように、型枠21は、底壁22
と、底壁22の一方の相対する辺部にヒンジ26を介し
て起倒自在に連結された一方の相対する側壁23と、底
壁22の他方の相対する辺部にヒンジ26を介して起倒
自在に連結された他方の相対する側壁24を備えてお
り、底壁22、一方の相対する側壁23、他方の相対す
る側壁24は、射出成形等によって成形されたプラスチ
ック製のものであって、板状に展開可能である。
【0031】底壁22、一方の相対する側壁23、他方
の相対する側壁24の周辺部には、外面側へ突出するよ
うに折れ曲がった後述するリブ状部を設けて剛性等の機
械的強度を増大させ、該リブ状部にヒンジ26、係合孔
27、係合突起28等の箱体を組み立てるための機能部
が設けられている。
【0032】一方の相対する側壁23の周辺部は、コ字
状に折れ曲がった底壁側リブ状部23aと、L字状に折
れ曲がった側部側リブ状部23bと、己字状に折れ曲が
ったふた側リブ状部23cからなり、底壁側リブ状部2
3aがヒンジ26を介して底壁22の一方の相対する辺
部のリブ状部22aに起倒自在に連結されている。
【0033】他方の相対する側壁24の周辺部は、コ字
状に折れ曲がった底壁側リブ状部24aと、L字状に折
れ曲がった側部側リブ状部24bと、己字状に折れ曲が
ったふた側リブ状部24cからなり、底壁側リブ状部2
4aがヒンジ26を介して底壁22の他方の相対する辺
部のリブ状部22bに起倒自在に連結されている。
【0034】そして、一方の相対する側壁23の両側部
における側部側リブ状部23bに隣接する部位に係合孔
27を設けるとともに、側部側リブ状部23bにおける
係合孔27に対応する部位にコ字状の切欠部27aを設
け、これに対応して、他方の相対する側壁24の両側部
に係合突起28およびコ字状の切欠部28aを設けるこ
とで、他方の相対する側壁24を直立させたのち、一方
の相対する側壁23を直立させると、対応する係合突起
28と係合孔27とが係合して上面が開放された箱体に
組み立てることができるようになっている。
【0035】すなわち、一方の相対する側壁23の両側
端および他方の相対する側壁24の両側端には、底壁2
2に対して各側壁23、24を直立させた際に互いに係
合して箱体を形成する係合部が設けられている。
【0036】また、ふた25は、射出成形等によって成
形されたプラスチック製のものであって、上述のように
型枠21を上面が開放された箱体に組み立てたのちに開
放された上面を閉鎖した際に、ふた25の側壁25aの
外面とふた側リブ状部23c、24cの外面とが略同一
面になるような形状を有する。
【0037】続いて、本実施の形態によるチーズ状物の
充填包装方法の工程について説明する。
【0038】(1)図8の(a)に示すように、板状に
展開された型枠21を準備し、他方の相対する側壁24
を底壁22に対して直立させたのち、一方の相対する側
壁23を直立させることにより、他方の相対する側壁2
4の両側端の係合突起28と一方の相対する側壁23の
両側端近傍に設けられた係合孔27とを係合させて、図
8の(b)に示すように、上面が開放された箱体を形成
する。
【0039】(2)上記(1)ののち、図8の(c)に
示すように、フィルム片50を型枠21によって形成さ
れた箱体の開放部の上方部位に配設されたガイド61上
に載置する。
【0040】(3)上記(2)ののち、図8の(d)に
示すように、セット型60をガイド61上に載置された
フィルム片50の上方より型枠21内へ挿入し、セット
型60およびガイド61によって、フィルム片50に上
面が開放された凹部51を形成して、型枠21によって
形成された箱体内に挿入する。
【0041】(4)上記(3)ののち、セット型60を
凹部51より抜き出したのち、図8の(e)に示すよう
に、充填ノズル63を凹部51の開放部に位置決めして
溶融状態のチーズ状物Lを所定量充填する。
【0042】(5)上記(4)ののち、図8の(f)に
示すように、充填ノズル63を退避させたのち、フィル
ム片50の上端部である開放部側のマージン部50aを
合掌折りにして、チーズ状物Lの上面を覆う。
【0043】(6)上記(5)ののち、箱体に組み立て
られた型枠21の開放された上面をふた25によって閉
鎖して包装体21aを得る。
【0044】(7)上記(6)ののち、冷却を行なって
チーズ状物Lを固化させる。
【0045】一方、包装された固化した状態のチーズ状
物を取り出す際には、ふた25を取り外したのち、型枠
21を上述した包装工程とは逆の順序、つまり、係合孔
27と係合突起28との係合を解除して一方の相対する
側壁23、他方の相対する側壁24の順に外側へ回動さ
せて板状に展開したのち、上述した一実施の形態と同様
にフィルム片50を開封して、固化したチーズ状物La
を取り出す。
【0046】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載するような効果を奏する。
【0047】板状に展開できるとともに、ヒンジの部分
で折り曲げるだけで箱体に組み立てることができるプラ
スチック製の型枠を用いるので、充填包装時における箱
体の組み立て作業や、箱体の開封作業等を大幅に簡略化
することができるとともに、組み立て作業や開封作業時
に紙粉等が発生してチーズ状物に混入するおそれがなく
なる。
【0048】また、型枠の剛性等の機械的強度が大きい
ため、多数の充填包装済の包装体を積み重ねた集合包装
体としても荷崩れするおそれがなく、集合包装資材等も
簡単なものでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチーズ状物の充填包装方法の一実
施の形態において用いる型枠の一例を示し、板状に展開
した態様を示す一部破断斜視図である。
【図2】図1に示す型枠を箱体に組み立てた態様を示す
斜視図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】本発明に係るチーズ状物の充填包装方法の一実
施の形態の工程を示す説明図である。
【図5】本発明に係るチーズ状物の充填包装方法の一実
施の形態によって製造された包装体の開封作業を示す説
明図である。
【図6】本発明に係るチーズ状物の充填包装方法の一実
施の形態によって製造された包装体を多数積み重ねた集
合包装体の説明図である。
【図7】本発明に係るチーズ状物の充填包装方法の他の
実施の形態において用いる型枠およびふたの一例を示
し、(a)は一部破断斜視図、(b)は(a)の円Xで
囲んだ部分の部分斜視図である。
【図8】本発明に係るチーズ状物の充填包装方法の他の
実施の形態の工程を示す説明図である。
【図9】従来のチーズ状物の充填包装方法の工程を示す
説明図である。
【符号の説明】
1、21 型枠 1a、21a 包装体 2、22 底壁 3、4、23、24 側壁 5 ふた部 6、7、13、26 ヒンジ 8 嵌合溝部 9 嵌合凸状部 10、11a 段差部 11 張り出し片部 12 ラッチ 14 係合凹部 25 ふた 27 係合孔 27a、28a 切欠部 28 係合突起 50 フィルム片 51 凹部 60 セット型 61 ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E030 AA02 BC03 EA01 GA04 3E049 AA02 AA10 AB05 BA02 DA02 3E051 AA03 AB02 BA05 DA10 EA01 GA02 HA02 HA07 3E067 AA04 AB01 AB14 AB19 AC01 BA01C BA20B BB14B BB14C BC06B BC06C EA01 EE50 FA04 FC01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁の各辺部にそれぞれヒンジを介して
    起倒自在に連結された側壁を有し、前記側壁の両側端に
    は、前記底壁に対して前記側壁を直立させた際に互いに
    係合して箱体を形成する係合部を有する板状に展開可能
    なプラスチック製の型枠を用い、 板状に展開された前記型枠の前記側壁を前記底壁に対し
    て直立させて前記係合部を係合させることによって上面
    が開放された箱体を形成し、続いて前記箱体の開放され
    た上面よりフィルム片に上面が開放された凹部を形成し
    て挿入したのち、前記フィルム片の前記凹部内に溶融し
    たチーズ状物を充填し、続いて前記フィルム片の上端部
    で前記チーズ状物の上面を覆ったのち、ふたによって前
    記箱体の開放された上面を閉鎖することを特徴とするチ
    ーズ状物の充填包装方法。
  2. 【請求項2】 底壁の各辺部にそれぞれヒンジを介して
    起倒自在に連結された側壁と、前記側壁のうちの一方の
    相対する側壁の反底壁側端にそれぞれヒンジを介して起
    倒自在に連結されたふた部とを備え、前記側壁および前
    記ふた部ならびに前記底壁が中空二重壁構造体であり、
    前記一方の相対する側壁の両側端および他方の相対する
    側壁の両側端には、前記底壁に対して前記側壁を直立さ
    せた際に互いに嵌合して箱体を形成する嵌合部を有する
    板状に展開可能なプラスチック製の型枠を用い、 板状に展開された前記型枠の前記側壁を前記底壁に対し
    て直立させて前記嵌合部を嵌合させることによって上面
    が開放された箱体を形成し、続いて前記箱体の開放され
    た上面よりフィルム片に上面が開放された凹部を形成し
    て挿入したのち、前記フィルム片の前記凹部内に溶融し
    たチーズ状物を充填し、続いて前記フィルム片の上端部
    で前記チーズ状物の上面を覆ったのち、前記ふた部によ
    って前記箱体の開放された上面を閉鎖することを特徴と
    するチーズ状物の充填包装方法。
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