JP2002127460A - プリンタ用カートリッジ及びプリンタ - Google Patents

プリンタ用カートリッジ及びプリンタ

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JP2002127460A
JP2002127460A JP2000326070A JP2000326070A JP2002127460A JP 2002127460 A JP2002127460 A JP 2002127460A JP 2000326070 A JP2000326070 A JP 2000326070A JP 2000326070 A JP2000326070 A JP 2000326070A JP 2002127460 A JP2002127460 A JP 2002127460A
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data
memory controller
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Minoru Koyama
実 小山
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクカートリッジにメモリを組込み、イン
クの管理を行う際に、該メモリに格納された情報のうち
消去されては困る情報の消失を防止する。 【解決手段】 カートリッジ本体10に組込まれたメモ
リ11及びメモリ12のうちのメモリ11は、リードオ
ンリメモリで構成したので、メモリコントローラ20B
から書込みができない。そのため、消去されては困るデ
ータをメモリ11に予め書込んでおけば、そのデータが
メモリコントローラ20Bで消去されることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジ本体
に組込まれた不揮発性メモリを用いて消耗品の管理を行
うようにしたカートリッジ及びプリンタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェット式プリンタで
は、工場でインクが封入されたインクカートリッジを着
脱自在に装着し、該インクにより印刷を実施している。
そのインクカートリッジ中のインクの管理等を行うため
に、インクジェット式プリンタ中には、メモリが搭載さ
れている。ところが、インクカートリッジが抜かれて他
のカートリッジが装着されたときには、メモリの記憶内
容が実際とずれてインク管理に不整合が生じる。
【0003】インクカートリッジに組込まれるメモリ
は、該インクカートリッジのコストを低く抑えるため
に、EEPROM(Electrically Erasable Programmab
le ReadOnly Memory )等の不揮発性メモリが使用され
る。EEPROMは、書込み及び読出しに時間がかかる
が、この弱点を補うために、メモリコントローラに、例
えばスタティックランダムアクセスメモリ(以下、SR
AMという)等を搭載している。そして、電源投入直後
に、インクカートリッジに組込まれたEEPROMの記
録内容をSRAMに転送しておき、印刷中は該SRAM
に対してのみアクセスし、EEPROMに対してはアク
セスを行わない。電源遮断を検出したときに、SRAM
に記憶されたデータをEEPROMに書込むようにして
いる。このようにして、個々のカートリッジに固有の情
報がそれぞれのカートリッジに格納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の構成
では、次のような課題があった。
【0005】即ち、メモリには、印刷で使用されたイン
ク消費量等のプリンタ側から書込まれるデータばかりで
なく、製造日時、駆動波形に関する情報、製造ライン番
号等の製造工場側が出荷時に書込んだデータも記憶する
必要がある。このようなメモリに対し、メモリコントロ
ーラが印刷を終了したときにインク消費量のデータを更
新する構成になっている。そのため、製造工場側で書込
んだデータが誤って消去される可能性があった。
【0006】本発明は、以上のような現状を鑑みてなさ
れた発明であり、製造工場側で書込まれたデータの消去
を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、消耗品を内蔵してプリ
ンタに着脱自在に装着されるカーリッジ本体に、読出し
のみが可能な第1の記憶手段と読出し及び書込みが可能
な第2の記憶手段とを組込んだことを要旨とする。
【0008】このような構成を採用したことにより、第
1の記憶手段は、書込みができないので、該第1の記憶
手段に消去されては困るデータを記録しておけば、その
データが書込みよって消失することがない。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
プリンタ用カートリッジにおいて、前記第2の記憶手段
は、記憶領域を複数の領域に分け、該複数の領域のうち
の一部の領域は、前記プリンタのメモリコントローラ側
からの書込みができない構成にしたことを要旨とする。
このような構成を採用したことにより、第2の記憶手段
の記憶領域の一部がメモリコントローラからの書込みが
できない。その領域に消去されては困るデータを書込ん
でおけば、消失しない。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載のプリンタ用カートリッジにおいて、前記消耗品
をインクとしたことを要旨とする。このような構成を採
用したことにより、例えばインクの消費量の管理が可能
になる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2記載のプリンタ用カートリッジにおいて、前記消耗品
をトナーとしたことを要旨とする。このような構成を採
用したことにより、トナーの消費量の管理が可能にな
る。
【0012】請求項5に記載の発明は、着脱自在に装着
されたカートリッジに組込まれた読出しのみが可能な第
1の記憶手段と読出し及び書込みが可能な第2の記憶手
段とに対してアクセスするメモリコントローラを備えた
プリンタにおいて、前記メモリコントローラは、前記第
2の記憶手段の記憶領域を複数の領域に分け、前記第1
の記憶手段の記憶領域と該第2の記憶手段の記憶領域の
一部とに対しては書込みを行わず読出しのみを行う構成
とし、該第2の記憶手段の残りの領域に対しては読出し
及び書込みの両方を行う構成にしたことを要旨とする。
このような構成を採用したことにより、メモリコントロ
ーラが、第2の記憶手段の領域の一部に対して書込みを
行わない。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項5記載の
プリンタにおいて、前記メモリコントローラは、書込み
用アドレス及び読出し用アドレスを生成するアドレス生
成回路と、前記書込み用アドレスが前記第2の記憶手段
の記憶領域のうちの特定の一部を示すときには、該第2
の記憶手段に与える書込みイネーブル信号を無効化し、
該アドレスが該第2の記憶手段の記憶領域のうちの他の
部分を示すときには、該書込みイネーブル信号を有効化
して該第2の記憶手段に与えるイネーブル設定部とを有
することを要旨とする。このような構成を採用したこと
により、書込み用アドレスが第2の記憶手段の記憶領域
の特定の一部を示すときには、書込みが発生しない。つ
まり、そのアドレスで示される領域に書込まれているデ
ータは、消失しない。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項5記載の
プリンタにおいて、前記メモリコントローラは、書込み
用アドレス及び読出し用アドレスを生成するアドレス生
成回路と、前記書込み用アドレスの一部のビットデータ
を入力し、該ビットデータが特定のデータになったとき
には、前記第2の記憶手段に与える書込みイネーブル信
号をマスクするマスク回路とを有することを要旨とす
る。このような構成を採用したことにより、書込み用ア
ドレスのビットデータにより、第2の記憶手段の記憶領
域が決まるが、そのビットデータが特定のデータになる
と、書込みイネーブル信号がマスクされる。即ち、その
記憶領域には書込みができなくなり、既に書込まれてい
たデータの消失がない。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載のプリンタ用カートリッジを備えたこと
を要旨とする。
【0016】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]以下、本発明
を具体化した第1の実施形態のカートリッジ及びインク
ジェットプリンタの概要を、図1に従って説明する。
【0017】図示しない消耗品としてのインクを内蔵す
るカートリッジ本体10には、図1のように、第1の記
憶手段である例えばヒューズROM11と第2の記憶手
段であるEEPROM12とが、組込まれている。一
方、プリンタ本体20には、カートリッジ本体10中の
インクで印刷を行うプリント機構20Aと、メモリコン
トローラ20Bとが設けられている。カートリッジ本体
10は、プリンタ本体20に着脱自在に装着されるよう
になっている。
【0018】ヒューズROM11は、カートリッジ本体
10の製造日時、製造ライン番号及び駆動波形等の、製
造者側が出荷時にヒューズを溶断させて記録したデータ
が消去不能に格納されている。なお、駆動波形とカート
リッジの種類とが対応しており、駆動波形が異なると、
良好な印刷が実施できない。
【0019】一方、EEPROM12には、メモリコン
トローラ20Bを介してプリンタから与えられたインク
消費量のデータが格納されるようになっている。インク
消費量は、インクの残量管理に必要な情報である。
【0020】メモリコントローラ20Bは、図示しない
SRAM及びアドレス生成回路を持つとともに、EEP
ROM12に対し、プリンタ側から与えられた書込みイ
ネーブル信号WE及び読出しイネーブル信号REを与え
て、該EEPROM12に対して書込みデータWDの書
込みと読出しデータRDの読出しとを行う構成になって
いる。また、ヒューズROM11には読出しイネーブル
信号REを与え、該ヒューズROM11から読出しデー
タRDを読出すようになっている。
【0021】次に、このカートリッジ本体10及びプリ
ンタ本体20の動作を説明する。
【0022】インクを内蔵するカートリッジ本体10を
プリンタ本体20に装着することにより、プリント機構
20Aによる印刷媒体への印刷が可能になる。プリンタ
の電源を投入したときに、メモリコントローラ20B
は、アドレス生成回路が順次生成するアドレスAdをヒ
ューズROM11及びEEPROM12に与えるととも
に、読出しイネーブル信号REを該ヒューズROM11
及びEEPROM12に与える。これにより、ヒューズ
ROM11及びEEPROM12に書込まれていたデー
タRDがすべて読出される。読出されたデータRDは、
メモリコントローラ20B中のSRAMに一旦格納され
る。以降、プリント機構20Aが必要とするデータはS
RAMから提供される。プリント機構20Aがインクを
用いて印刷媒体に印刷しているときには、プリント機構
20Aから与えられたデータで、SRAMに格納されて
いるインク消費量のデータが書換えられる。
【0023】印刷が終了して電源がオフされるときに、
メモリコントローラ20Bは、SRAMに格納されたイ
ンク消費量のデータWDを選択して読出すとともに、E
EPROM12の記憶領域を示す書込み用アドレスAd
を生成する。メモリコントローラ20Bは、インク消費
量のデータWD及び書込み用アドレスAdをEEPRO
M12に送信するとともに、書込みイネーブル信号WE
を該EEPROM12に送信する。これにより、インク
消費量データWDがEEPROM12に書込まれ、該E
EPROM12の記憶内容が更新される。以下、同様に
してSRAMに格納されたインク消費量のデータWDの
すべてが、該EEPROM12に書込まれる。
【0024】以上のように、この第1の実施形態では、
次のような作用効果を奏する。
【0025】・カートリッジ本体10に読出しのみが可
能なヒューズROM11と読出し及び書込みの両方が可
能なEEPROM12を組込み、該ヒューズROM11
に、消去されては困る製造日時、製造ライン番号、駆動
波形等のデータを記録しておく。そのため、ヒューズR
OM11に記録されたデータは書換えが不可能なので、
メモリコントローラ20Bの書換えによって製造日時、
製造ライン番号、駆動波形等のデータが消去されること
がない。
【0026】[第2の実施形態]以下、本発明を具体化
した第2の実施形態のカートリッジ及びインクジェット
プリンタの概要を、図2及び図3に従って説明する。
【0027】前記第1の実施形態では、ヒューズROM
11に、消去されては困る製造日時、製造ライン番号、
駆動波形等のデータを製造工場において記録した。しか
し、カートリッジ本体10をリサイクルして使用すると
きには、工場側で書換えたい初期データや新たに管理デ
ータを追加したい場合も想定される。例えば、回収した
カートリッジ本体10にインクを再封入する時には、該
インクの封入日やインクの製造番号を示すデータ等もカ
ートリッジ本体10に格納しておくと、品質保証上都合
がよい。本実施形態のインクジェットプリンタでは、イ
ンクの封入日やインクの製造番号等のデータの書換えが
工場側で可能で、しかも、それがメモリコントローラ2
0Bによって消去されない構成にしている。
【0028】このインクジェットプリンタでは、インク
を内蔵するカートリッジ本体10に、図2のように、第
1の記憶手段としてのヒューズROM11と、第2の記
憶手段であるEEPROM13とが組込まれている。一
方、プリンタ本体20には、カートリッジ本体10中の
インクで印刷を行うプリント機構20Aと、メモリコン
トローラ20Bとが設けられている。
【0029】ヒューズROM11には、第1の実施形態
と同様に、カートリッジ本体10の製造日時、製造ライ
ン番号及び駆動波形等のデータが記録されている。EE
PROM13は、図3のようにその記憶領域14を分割
し、該記憶領域14における例えば8ビット幅のアドレ
スAdの“00H”〜“3FH”で示される領域14a
には、該カートリッジ本体10のインクの封入日やイン
クの製造番号等の、製造者側が書込んだ出荷時設定情報
が格納されている。EEPROM13の記憶領域14の
残りのアドレスAdの“40H”〜“FFH”で示され
る領域14bは、プリント機構20Aから与えられたイ
ンク消費量等のインク管理データを記憶するようになっ
ている。
【0030】メモリコントローラ20Bは、図示しない
SRAMと、アドレス生成回路22と、イネーブル設定
部23とを備えている。アドレス生成回路22の出力側
はヒューズROM11及びEEPROM13に接続され
るとともに、イネーブル設定部23に接続されている。
イネーブル設定部23は、ソフトウエアで運用され、予
め設定された書込み用アドレスが入力されたときには、
書込みイネーブル信号WEを無効化し、他のアドレスが
入力されたときには、該書込みイネーブル信号WEを有
効化してEEPROM13に与えるものである。ここで
は、例えばアドレスAdが“00H”〜“3FH”の場
合には、書込みイネーブル信号WEを無効化し、アドレ
スが“40H”〜“FFH”のときには、書込みイネー
ブル信号WEを有効化してEEPROM13に与えるよ
うに設定されている。
【0031】次に、このカートリッジ本体10及びプリ
ンタ本体20の動作を説明する。
【0032】プリンタの電源を投入したときに、メモリ
コントローラ20Bは、読出しイネーブル信号REをヒ
ューズROM11及びEEPROM13に与え、該メモ
リコントローラ20B中のアドレス生成回路22が読出
し用アドレスAdを生成して順次出力する。これによ
り、ヒューズROM11及びEEPROM13に書込ま
れていたデータRDがすべて読出され、メモリコントロ
ーラ20B中のSRAMに一旦格納される。以降、メモ
リコントローラ20Bは、プリント機構20Aの必要と
するデータWDをSRAMから提供する。プリント機構
20Aがインクを用いて印刷媒体に印刷を実施している
ときには、メモリコントローラ20Bは該プリント機構
20Aから与えられたデータで、SRAM中のデータの
一部を書換える。これにより、第1の実施形態と同様に
インク消費量のデータが書換えられる。
【0033】印刷が終了して電源がオフされるときに、
メモリコントローラ20B中のアドレス生成回路22は
書込み用アドレスAdを順次生成する。一方、イネーブ
ル設定部23は、アドレス生成回路22の出力する書込
み用アドレスAdが“00H”〜“3FH”の場合には
書込みイネーブル信号WEを無効化し、アドレスAdが
“40H”〜“FFH”のときには、書込みイネーブル
信号WEを有効化してEEPROM13に与える。これ
により、SRAMに格納されていたインク管理データ
が、EEPROM13のアドレスAdの“40H”〜
“FFH”で示される記憶領域14bに書込まれ、該領
域14bの内容が更新される。これに対し、記憶領域1
4aに格納された出荷時設定情報に関しては書込みが行
われない。
【0034】以上のように、この第2の実施形態では、
次のような作用効果を奏する。
【0035】・第1の実施形態と同様に、カートリッジ
本体10に読出しのみが可能なヒューズROM11と読
出し及び書込みの両方が可能なEEPROM13とを組
込み、該ヒューズROM11に、消去されては困る製造
日時、製造ライン番号、駆動波形等のデータを記録して
おく。そのため、第1の実施形態と同様に、ヒューズR
OM11に記録されたデータは書換え不可能なので、メ
モリコントローラ20Bによって誤って製造日時、製造
ライン番号、駆動波形等のデータが消去されることがな
い。
【0036】・メモリコントローラ20Bにイネーブル
設定部23を設け、EEPROM13の記憶領域の一部
の領域14aには、プリンタ及びメモリコントローラ2
0B側からの書込みができない構成にしたので、インク
の再封入日やインクの製造番号等の出荷時設定情報が消
去されることがない。よって、インクを使いきったカー
トリッジ本体10を回収してインクを再封入して流通さ
せるリサイクルの場合に、製造工場側で出荷時情報の書
込みが可能になり、しかも、その出荷時情報がメモリコ
ントローラ20Bで消去されないようにできる。
【0037】・イネーブル設定部23は、ソフトウエア
で運用されるので、書込みイネーブル信号WEを有効ま
たは無効にするアドレスを適宜に指定でき、領域14a
及び領域14bの大きさを自由に設定できる。
【0038】[第3の実施形態]以下、本発明を具体化
した第3の実施形態のカートリッジ及びプリンタの概要
を図4に従って説明する。
【0039】このインクジェットプリンタは、図4のよ
うに、図示しないインクを内蔵するカートリッジ本体1
0に、第2の実施形態と同様のヒューズROM11とE
EPROM13とが組込まれている。一方、プリンタ本
体20には、カートリッジ本体10中のインクで印刷を
行うプリント機構20Aと、メモリコントローラ20B
とが設けられている。
【0040】ヒューズROM11には、カートリッジ本
体10の製造日時、製造ライン番号及び駆動波形等のデ
ータが記録されている。EEPROM13の記憶領域1
4を分割し、該記憶領域14における例えば8ビット幅
のアドレスAdの“00H”〜“3FH”で示される領
域14aには、該カートリッジ本体10のインクの封入
日やインクの製造番号等の製造者側が書込んだ出荷時設
定情報が格納されている。EEPROM13の記憶領域
の残りのアドレスAdの“40H”〜“FFH”で示さ
れる領域14bには、プリント機構20Aから与えられ
たインク消費量等のインク管理データを記憶するように
なっている。
【0041】メモリコントローラ20Bは、図示しない
SRAM及びアドレス生成回路22を持つとともに、マ
スク回路24を備えている。即ち、第2の実施形態のイ
ネーブル設定部23の代わりに、マスク回路24が設け
られている。アドレス生成回路22は、A,A,A
,A,A,A,A,Aのビットデータから
なる8ビット幅のアドレスAdをEEPROM13に与
える接続になっている。8ビットのうちの上位2ビット
のビットデータA,Aは、マスク回路24にも出力
される。
【0042】マスク回路24は、アドレスAdのビット
データA,Aを入力する2入力ORゲート24a
と、該ORゲート24aの出力端子が一方の入力端子に
接続された2入力ANDゲート24bとで構成されてい
る。ANDゲート24bの他方の入力端子には、書込み
イネーブル信号WEが入力され、該ANDゲート24b
の出力端子が、EEPROM13に接続されている。
【0043】次に、このカートリッジ本体10及びプリ
ンタ本体20の動作を説明する。
【0044】プリンタの電源を投入したときに、メモリ
コントローラ20Bは、読出しイネーブル信号REをヒ
ューズROM11及びEEPROM13に与え、該メモ
リコントローラ20B中のアドレス生成回路22が読出
し用アドレスAdを生成して順次ヒューズROM11及
びEEPROM13に出力する。これにより、ヒューズ
ROM11及びEEPROM13に書込まれていたデー
タRDがすべて読出され、SRAMに一旦格納される。
以降、メモリコントローラ20Bがプリント機構20A
の必要とするデータをSRAMから提供する。
【0045】プリント機構20Aがインクを用いて印刷
媒体に印刷をしているときに、メモリコントローラ20
Bは、該プリント機構20Aから与えられたデータでS
RAM中のデータの一部を書換える。第1の実施形態と
同様に、例えばインク残量データが書換えられる。
【0046】印刷が終了して電源がオフされるときに、
メモリコントローラ20B中のアドレス生成回路22
は、書込み用アドレスAdを順次生成する。マスク回路
24では、アドレス生成回路22の出力するアドレスA
dのビットデータA,Aがともに“0”の時に、O
Rゲート24aの出力端子が“L”になり、書込みイネ
ーブル信号WEをマスクし、他の場合には、書込みイネ
ーブル信号WEをそのままEEPROM13に与える。
これにより、SRAMに格納されていたインク管理デー
タが、EEPROM13のインク管理データを格納する
ための記憶領域14bに書込まれて更新される。つま
り、インク管理データが更新される。これに対し、EE
PROM13の出荷時設定情報に関しては書込みが行わ
れないので、更新されない。
【0047】以上のように、この第3の実施形態では、
次のような作用効果を奏する。
【0048】・第1または第2の実施形態と同様に、カ
ートリッジ本体10に、読出しのみが可能なヒューズR
OM11と読出し及び書込みの両方が可能なEEPRO
M13を組込み、該ヒューズROM11に、消去されて
は困る製造日時、製造ライン番号、駆動波形等のデータ
を記録しておく。そのため、第1の実施形態と同様に、
ヒューズROM11に記録されたデータは書換え不可能
なので、メモリコントローラ20Bによって製造日時、
製造ライン番号、駆動波形等のデータが消去されること
がない。
【0049】・メモリコントローラ20Bにマスク回路
24を設け、EEPROM13の記憶領域の一部の領域
14aには、メモリコントローラ20B側からの書込み
ができない構成にしたので、出荷時設定情報が消去され
ることがない。よって、第2の実施形態と同様に、イン
クを使いきったカートリッジ本体10を回収してインク
を再封入して流通させるリサイクルの場合に、製造工場
側で出荷時情報の書込みが可能になるとともに、その出
荷時情報がメモリコントローラ20Bで消去されないよ
うにできる。
【0050】・マスク回路24で、書込みイネーブル信
号WEをマスクする構成にしたので、該書込みイネーブ
ル信号WEを有効或いは無効に設定するためのソフトウ
エアが不要となる。
【0051】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい。
【0052】○前記各実施形態では、インクジェットプ
リンタを説明したが、カートリッジに封入されたトナー
を使用するレーザプリンタにおいても、該トナーの管理
が必要である。レーザプリンタに上記第1〜3の実施形
態の構成を採用することにより、上記実施形態と同様の
効果を奏する。さらに、インクやトナーを使用するプリ
ンタばかりでなく、例えば潤滑油等の消耗品をカートリ
ッジに封入して用いる他の装置でも、第1〜3の実施形
態の構成を採用することにより、同様の効果が得られ
る。
【0053】○第1の記憶手段としてのヒューズROM
11は、メモリコントローラ20Bからの書込みができ
ない他のFAMOS(Floating Gate Avalanche inject
ionMOS ) ROM等に変更することが可能である。
【0054】○第2の記憶手段としてのEEPROM1
2,13は、フラッシュメモリに変更することが可能で
ある。
【0055】○第1〜3の実施形態では、第2の記憶手
段として高速アクセスが可能なFRAM(Ferroelectri
c Random Access Memory:強誘電体記憶装置)を用いれ
ば、メモリコントローラ20B中のSRAMを省略でき
る。即ち、印刷開始前に、FRAMに格納されているデ
ータをすべて読みだして直接プリント機構20Aに転送
しておき、印刷中に更新されたデータを逐次FRAMに
書込むようにしてもよい。
【0056】○第2及び第3の実施形態では、カートリ
ッジ本体10の製造日時、製造ライン番号及び駆動波形
等をヒューズROM11に記録したが、これらをEEP
ROM13の記憶領域14の一部の領域14aに格納し
てもよい。このようにすることで、ヒューズROM11
が省略可能になる。この場合のプリンタ本体20は、ヒ
ューズROM11に対する配線がなくなるだけで、他の
構成は第2及び第3の実施形態と同様になる。
【0057】次に、前記各実施形態及びその変形例から
把握できる請求項に記載した発明以外の技術思想につい
て、それらの効果とともに以下に記載する。
【0058】(1)プリンタに着脱自在に装着され、消
耗品を内蔵したカートリッジ本体に、読出し及び書込み
が可能な不揮発性メモリを組込み、前記不揮発性メモリ
は記憶領域を複数に分け、該複数の領域のうちの一部の
記憶領域は、前記プリンタのメモリコントローラ側から
の書込みができない構成にしたカートリッジ。このよう
なカートリッジでは、複数の記憶領域のうちの一部の領
域に、消去されては困るデータを書込んでおけば、メモ
リコントローラによる書換えで、そのデータが消去され
ることがない。
【0059】(2)前記消耗品はインクである前記
(1)のカートリッジ。このようなカートリッジでは、
印刷で使用されるインクの消費量が管理可能になる。
【0060】(3)前記消耗品はトナーである前記
(1)のカートリッジ。印刷で使用されるトナーの消費
量が管理可能になる。
【0061】(4)着脱自在に装着されたカートリッジ
の不揮発性メモリに対して該カートリッジ内の消耗品に
関する情報の読出し及び書込みを行うためのメモリコン
トローラを備えたプリンタにおいて、前記メモリコント
ローラは、前記不揮発性メモリにデータをアクセスする
ためのアドレスを生成するアドレス生成回路と、前記ア
ドレスが前記不揮発性メモリの記憶領域のうちの特定の
一部を示すときには、該不揮発性メモリに与える書込み
イネーブル信号を無効化し,該アドレスが該記憶領域の
うちの他の部分を示すときには、該イネーブル信号を有
効化して該不揮発性メモリに与えるイネーブル設定部と
を持つプリンタ。このようなプリンタでは、不揮発性メ
モリの記憶領域の特定の一部に、消去されて困るデータ
を書込んでおけば、メモリコントローラ側から誤ってそ
のデータを消去することがなくなる。
【0062】(5)着脱自在に装着されたカートリッジ
の不揮発性メモリに対して該カートリッジ内の消耗品に
関する情報の読出し及び書込みを行うためのメモリコン
トローラを備えたプリンタにおいて、前記メモリコント
ローラは、前記不揮発性メモリにデータをアクセスする
ためのアドレスを生成するアドレス生成回路と、前記ア
ドレスの一部のビットデータを入力し、該ビットデータ
が特定のデータになったときには、前記不揮発性メモリ
に与える書込みイネーブル信号をマスクするマスク回路
とを有するプリンタ。このようなプリンタでは、書込み
イネーブル信号がマスクされる不揮発性メモリの記憶領
域に、消去されては困るデータを書込んでおけば、該デ
ータが誤って消去されることがなくなる。
【0063】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、第2の記憶手段の記憶領域を複数の領域に分け、該
複数の領域のうちの一部の領域は、メモリコントローラ
側からの書込みができない構成にしたので、この一部の
領域に消去されては困る情報を格納しておけば、誤って
消去されることが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示すカートリッジ
及びプリンタの概略の構成図。
【図2】 本発明の第2の実施形態を示すカートリッジ
及びプリンタの概略の構成図。
【図3】 EEPROM13の記憶領域を示す説明図。
【図4】 本発明の第3の実施形態を示すカートリッジ
及びプリンタの概略の構成図。
【符号の説明】
10…カートリッジ本体 11…第1の記憶手段としてのヒューズROM 12,13…第2の記憶手段としてのEEPROM 14…記憶領域 20…プリンタ本体 20A…プリント機構 20B…メモリコントローラ 22…アドレス生成回路 23…イネーブル設定部 24…マスク回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/14 310 G03G 15/00 556 5B060 Fターム(参考) 2C056 EA29 EB59 KC30 2H027 DD02 EC19 ED10 EE06 GB03 HB05 HB13 HB17 ZA07 2H071 BA04 BA13 BA27 BA33 DA08 2H077 AA02 DA15 DA32 DA78 DA86 DB14 GA04 5B017 AA02 BA04 BB03 CA12 5B060 MM05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消耗品を内蔵してプリンタに着脱自在に
    装着されるカーリッジ本体に、読出しのみが可能な第1
    の記憶手段と読出し及び書込みが可能な第2の記憶手段
    とを組込んだことを特徴とするプリンタ用カートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】 前記第2の記憶手段は、記憶領域を複数
    の領域に分け、該複数の領域のうちの一部の領域は、前
    記プリンタのメモリコントローラ側からの書込みができ
    ない構成にしたことを特徴とする請求項1記載のプリン
    タ用カートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記消耗品をインクとしたことを特徴と
    する請求項1または2記載のプリンタ用カートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記消耗品をトナーとしたことを特徴と
    する請求項1または2記載のプリンタ用カートリッジ。
  5. 【請求項5】 着脱自在に装着されたカートリッジに組
    込まれた読出しのみが可能な第1の記憶手段と読出し及
    び書込みが可能な第2の記憶手段とに対してアクセスす
    るメモリコントローラを備えたプリンタにおいて、 前記メモリコントローラは、前記第2の記憶手段の記憶
    領域を複数の領域に分け、前記第1の記憶手段の記憶領
    域と該第2の記憶手段の記憶領域の一部とに対しては書
    込みを行わず読出しのみを行う構成とし、該第2の記憶
    手段の残りの記憶領域に対しては読出し及び書込みの両
    方を行う構成にしたことを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記メモリコントローラは、 書込み用アドレス及び読出し用アドレスを生成するアド
    レス生成回路と、 前記書込み用アドレスが前記第2の記憶手段の記憶領域
    のうちの特定の一部を示すときには、該第2の記憶手段
    に与える書込みイネーブル信号を無効化し、該アドレス
    が該第2の記憶手段の記憶領域のうちの他の部分を示す
    ときには、該書込みイネーブル信号を有効化して該第2
    の記憶手段に与えるイネーブル設定部とを有することを
    特徴とする請求項5記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記メモリコントローラは、 書込み用アドレス及び読出し用アドレスを生成するアド
    レス生成回路と、 前記書込み用アドレスの一部のビットデータを入力し、
    該ビットデータが特定のデータになったときには、前記
    第2の記憶手段に与える書込みイネーブル信号をマスク
    するマスク回路とを有することを特徴とする請求項5記
    載のプリンタ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜4のいずれかに記載のプリン
    タ用カートリッジを備えたことを特徴とする請求項5〜
    7のいずれかに記載のプリンタ。
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