JP2002126775A - 水処理装置 - Google Patents
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 処理槽(3)中の有機濾材(5)及び
バクテリアなどを有効に活用し、処理能力の向上などを
図る。 【解決手段】 木質系有機濾材(5)を入れた処理槽
(3)に廃棄原水を投入して処理する水処理装置におい
て、前記処理槽(3)内部の有機濾材(5)を撹拌する
切返し回転体(14)を設けたことを特徴とする。
バクテリアなどを有効に活用し、処理能力の向上などを
図る。 【解決手段】 木質系有機濾材(5)を入れた処理槽
(3)に廃棄原水を投入して処理する水処理装置におい
て、前記処理槽(3)内部の有機濾材(5)を撹拌する
切返し回転体(14)を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば一般家庭また
は食品加工など工場から排出される有機物を多く含む排
水管を浄化する水処理装置に関する。
は食品加工など工場から排出される有機物を多く含む排
水管を浄化する水処理装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、セルローズ及び
リグニン及びペントザンなどを成分組成とした木質系有
機濾材を処理槽に充填させ、廃棄原水(有機物を含む排
水)を処理槽に投入し、有機濾材によって原水中の有機
汚泥を分離させ、かつ好気性及び嫌気性のバクテリアに
よって前記有機汚泥を分解させ、処理槽底部から浄化後
の水を排出させる技術がある。しかし乍ら、前記原水の
連続投入によって投入部の有機濾材位置にバクテリアの
分解能力以上の汚泥が溜まり、有機濾材及びバクテリア
などを有効に活用し得ず、処理能力の向上などを容易に
図り得ない等の問題がある。
リグニン及びペントザンなどを成分組成とした木質系有
機濾材を処理槽に充填させ、廃棄原水(有機物を含む排
水)を処理槽に投入し、有機濾材によって原水中の有機
汚泥を分離させ、かつ好気性及び嫌気性のバクテリアに
よって前記有機汚泥を分解させ、処理槽底部から浄化後
の水を排出させる技術がある。しかし乍ら、前記原水の
連続投入によって投入部の有機濾材位置にバクテリアの
分解能力以上の汚泥が溜まり、有機濾材及びバクテリア
などを有効に活用し得ず、処理能力の向上などを容易に
図り得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、木質
系有機濾材を入れた処理槽に廃棄原水を投入して処理す
る水処理装置において、前記処理槽内部の有機濾材を撹
拌する切返し回転体を設けたもので、原水投入部の汚泥
による有機濾材の目詰りを切返し回転体の撹拌によって
容易に防止し得、処理槽中の有機濾材及びバクテリアな
どを有効に活用し得、処理能力の向上などを容易に図り
得るものである。
系有機濾材を入れた処理槽に廃棄原水を投入して処理す
る水処理装置において、前記処理槽内部の有機濾材を撹
拌する切返し回転体を設けたもので、原水投入部の汚泥
による有機濾材の目詰りを切返し回転体の撹拌によって
容易に防止し得、処理槽中の有機濾材及びバクテリアな
どを有効に活用し得、処理能力の向上などを容易に図り
得るものである。
【0004】また、回転軸に複数の爪体を放射状に固定
させて切返し回転体を形成したもので、原水の性状など
によって切返し回転体の有機濾材撹拌機能を容易に選定
し得、浄水処理能力の向上並びに設備コスト低減などを
容易に図り得るものである。
させて切返し回転体を形成したもので、原水の性状など
によって切返し回転体の有機濾材撹拌機能を容易に選定
し得、浄水処理能力の向上並びに設備コスト低減などを
容易に図り得るものである。
【0005】また、処理槽に移動自在な走行体を設け、
前記走行体に切返し回転体を設けたもので、原水を投入
させる処理槽上部の有機濾材の目詰りを広範囲に防止し
得、かつ切返し回転体構造の小型簡略化を行い得、しか
も処理槽上部の広範囲で好気性バクテリアの活性化を図
り得、かつ処理槽下部で嫌気性バクテリアの活性を維持
し得るものである。
前記走行体に切返し回転体を設けたもので、原水を投入
させる処理槽上部の有機濾材の目詰りを広範囲に防止し
得、かつ切返し回転体構造の小型簡略化を行い得、しか
も処理槽上部の広範囲で好気性バクテリアの活性化を図
り得、かつ処理槽下部で嫌気性バクテリアの活性を維持
し得るものである。
【0006】また、処理槽の有機濾材上面に散水管によ
って原水を散布させると共に、切返し回転体を回転駆動
し乍ら移動させて有機濾材を撹拌するもので、処理槽上
面の原水散布面積に比例させて原水処理能力を拡大し
得、有機濾材の目詰り並びに有機濾材への不均一な原水
投入などを容易に防止し得、処理能力の向上などを容易
に図り得るものである。
って原水を散布させると共に、切返し回転体を回転駆動
し乍ら移動させて有機濾材を撹拌するもので、処理槽上
面の原水散布面積に比例させて原水処理能力を拡大し
得、有機濾材の目詰り並びに有機濾材への不均一な原水
投入などを容易に防止し得、処理能力の向上などを容易
に図り得るものである。
【0007】また、移動自在な走行体に搭載した原水タ
ンクの原水を処理槽の有機濾材上面に散布させると共
に、切返し回転体を回転駆動し乍ら移動させて有機濾材
を撹拌するもので、有機濾材の撹拌位置または付近に原
水を散布し得、有機濾材を有効に活用して処理能力の向
上などを容易に図り得るものである。
ンクの原水を処理槽の有機濾材上面に散布させると共
に、切返し回転体を回転駆動し乍ら移動させて有機濾材
を撹拌するもので、有機濾材の撹拌位置または付近に原
水を散布し得、有機濾材を有効に活用して処理能力の向
上などを容易に図り得るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は全体の正面説明図、図2は側面説
明図であり、例えば一般家庭または食品加工所などの排
水を原水として一時貯留する原水槽(1)と、雨水を防
ぐ屋根(2)などを備える処理槽(3)と、河川に放水
させる排水溝(4)を設けるもので、例えばセルローズ
及びリグニン及びペントザンを主成分とする多孔質の木
質細片で形成する木質系有機濾材(5)を前記処理槽
(3)に充填させ、有機濾材(5)によって分離させる
原水中の汚泥(有機物)を好気性バクテリアと嫌気性バ
クテリアによって分解させる。
いて詳述する。図1は全体の正面説明図、図2は側面説
明図であり、例えば一般家庭または食品加工所などの排
水を原水として一時貯留する原水槽(1)と、雨水を防
ぐ屋根(2)などを備える処理槽(3)と、河川に放水
させる排水溝(4)を設けるもので、例えばセルローズ
及びリグニン及びペントザンを主成分とする多孔質の木
質細片で形成する木質系有機濾材(5)を前記処理槽
(3)に充填させ、有機濾材(5)によって分離させる
原水中の汚泥(有機物)を好気性バクテリアと嫌気性バ
クテリアによって分解させる。
【0009】また、複数の散水口(6)を備える散水管
(7)を前記処理槽(3)の上面開口上方に固定させ、
前記散水管(7)の一端を原水槽(1)に延設させて給
水ポンプ(8)を設け、電動供給モータ(9)によって
給水ポンプ(8)を駆動し、原水槽(1)の原水を処理
槽(3)の有機濾材(5)上面に散水口(6)から散布
させ、有機濾材(5)に原水を供給し、例えばタンパク
質及び脂肪及び窒素及びリン酸などで形成される原水中
の汚泥をバクテリアによって分解させると共に、前記処
理槽(3)底部に集水管(10)を設け、前記有機濾材
(5)の上層部から下層部に移動して浄化された水を集
水管(10)によって排水溝(4)に導出させ、原水槽
(1)の原水を処理槽(3)によって連続的に浄化して
排水溝(4)に放水させる。
(7)を前記処理槽(3)の上面開口上方に固定させ、
前記散水管(7)の一端を原水槽(1)に延設させて給
水ポンプ(8)を設け、電動供給モータ(9)によって
給水ポンプ(8)を駆動し、原水槽(1)の原水を処理
槽(3)の有機濾材(5)上面に散水口(6)から散布
させ、有機濾材(5)に原水を供給し、例えばタンパク
質及び脂肪及び窒素及びリン酸などで形成される原水中
の汚泥をバクテリアによって分解させると共に、前記処
理槽(3)底部に集水管(10)を設け、前記有機濾材
(5)の上層部から下層部に移動して浄化された水を集
水管(10)によって排水溝(4)に導出させ、原水槽
(1)の原水を処理槽(3)によって連続的に浄化して
排水溝(4)に放水させる。
【0010】さらに、伸縮自在な伝動ケース(11)下
部に回転軸(12)を軸支させ、回転軸(12)に複数
の爪体(13)を放射状に固定させ、切返し回転体(1
4)を形成し、爪体(13)の回転によって前記有機濾
材(5)を撹拌させると共に、前後方向レール(15)
上に移動自在に前後走行体(16)を支持させ、前後走
行体(16)に前記伝動ケース(11)上部を固定させ
て切返し回転体(14)を支持させ、左右方向レール
(17)上に左右走行体(18)を支持させ、左右走行
体(18)に前後方向レール(15)端部を固定させて
前後走行体(16)を支持させ、前記切返し回転体(1
4)を前記処理槽(3)上部に各走行体(16)(1
8)を介して前後及び左右方向に移動自在に装設させ、
前後走行体(16)に設けるエンジン(E)によって前
記爪体(13)を回転駆動させ、処理槽(3)内部で切
返し回転体(14)を縦横に水平方向移動させ、処理槽
(3)内部の有機濾材(5)の上層部を切返し回転体
(14)によって撹拌させる。また、原水の性状または
有機濾材(5)上面高さなどに応じて伝動ケース(1
1)を伸縮させ、切返し回転体(14)を支持高さ調節
する。
部に回転軸(12)を軸支させ、回転軸(12)に複数
の爪体(13)を放射状に固定させ、切返し回転体(1
4)を形成し、爪体(13)の回転によって前記有機濾
材(5)を撹拌させると共に、前後方向レール(15)
上に移動自在に前後走行体(16)を支持させ、前後走
行体(16)に前記伝動ケース(11)上部を固定させ
て切返し回転体(14)を支持させ、左右方向レール
(17)上に左右走行体(18)を支持させ、左右走行
体(18)に前後方向レール(15)端部を固定させて
前後走行体(16)を支持させ、前記切返し回転体(1
4)を前記処理槽(3)上部に各走行体(16)(1
8)を介して前後及び左右方向に移動自在に装設させ、
前後走行体(16)に設けるエンジン(E)によって前
記爪体(13)を回転駆動させ、処理槽(3)内部で切
返し回転体(14)を縦横に水平方向移動させ、処理槽
(3)内部の有機濾材(5)の上層部を切返し回転体
(14)によって撹拌させる。また、原水の性状または
有機濾材(5)上面高さなどに応じて伝動ケース(1
1)を伸縮させ、切返し回転体(14)を支持高さ調節
する。
【0011】上記から明らかなように、木質系有機濾材
(5)を入れた処理槽(3)に廃棄原水を投入して処理
する水処理装置において、前記処理槽(3)内部の有機
濾材(5)を撹拌する切返し回転体(14)を設け、原
水投入部の汚泥による有機濾材(5)の目詰りを切返し
回転体(14)の撹拌によって容易に防止し、処理槽
(3)中の有機濾材(5)及びバクテリアなどを有効に
活用し、処理能力の向上などを図ると共に、回転軸(1
2)に複数の爪体(13)を放射状に固定させて切返し
回転体(14)を形成し、原水の性状などによって切返
し回転体(14)の有機濾材(5)撹拌機能を容易に選
定し、浄水処理能力の向上並びに設備コスト低減などを
図る。
(5)を入れた処理槽(3)に廃棄原水を投入して処理
する水処理装置において、前記処理槽(3)内部の有機
濾材(5)を撹拌する切返し回転体(14)を設け、原
水投入部の汚泥による有機濾材(5)の目詰りを切返し
回転体(14)の撹拌によって容易に防止し、処理槽
(3)中の有機濾材(5)及びバクテリアなどを有効に
活用し、処理能力の向上などを図ると共に、回転軸(1
2)に複数の爪体(13)を放射状に固定させて切返し
回転体(14)を形成し、原水の性状などによって切返
し回転体(14)の有機濾材(5)撹拌機能を容易に選
定し、浄水処理能力の向上並びに設備コスト低減などを
図る。
【0012】また、処理槽(3)に移動自在な走行体
(16)(18)を設け、前記走行体(16)(18)
に切返し回転体(14)を設け、原水を投入させる処理
槽(3)上部の有機濾材(5)の目詰りを広範囲に防止
し、かつ切返し回転体(14)構造の小型簡略化を行
い、しかも処理槽(3)上部の広範囲で好気性バクテリ
アの活性化を図り、かつ処理槽(3)下部で嫌気性バク
テリアの活性を維持させ、前記有機濾材(5)の目詰り
を防止し、かつ好気性と嫌気性の両方のバクテリアを良
好に存在させ、汚泥の分解を促進すると共に、処理槽
(3)の有機濾材(5)上面に散水管(7)によって原
水を散布させると共に、切返し回転体(14)を回転駆
動し乍ら移動させて有機濾材(5)を撹拌させ、処理槽
(3)上面の原水散布面積に比例させて原水処理能力を
拡大し、有機濾材(5)の目詰り並びに有機濾材(5)
への不均一な原水投入などを容易に防止し、処理能力の
向上などを図る。
(16)(18)を設け、前記走行体(16)(18)
に切返し回転体(14)を設け、原水を投入させる処理
槽(3)上部の有機濾材(5)の目詰りを広範囲に防止
し、かつ切返し回転体(14)構造の小型簡略化を行
い、しかも処理槽(3)上部の広範囲で好気性バクテリ
アの活性化を図り、かつ処理槽(3)下部で嫌気性バク
テリアの活性を維持させ、前記有機濾材(5)の目詰り
を防止し、かつ好気性と嫌気性の両方のバクテリアを良
好に存在させ、汚泥の分解を促進すると共に、処理槽
(3)の有機濾材(5)上面に散水管(7)によって原
水を散布させると共に、切返し回転体(14)を回転駆
動し乍ら移動させて有機濾材(5)を撹拌させ、処理槽
(3)上面の原水散布面積に比例させて原水処理能力を
拡大し、有機濾材(5)の目詰り並びに有機濾材(5)
への不均一な原水投入などを容易に防止し、処理能力の
向上などを図る。
【0013】さらに、図3に示す如く、前記供給モータ
(9)の作動時間(例えば朝9時から午後5時まで)を
入力する供給タイマ(19)と、該タイマ(19)のオ
ンオフ出力時間を設定する供給調節器(20)を排水処
理コントローラ(21)に設け、原水槽(1)の原水を
前記タイマ(19)の設定作動時間だけ処理槽(3)に
自動的に投入させる。また、前記の前後走行体(16)
を移動させる電動前後モータ(22)と、前後方向レー
ル(15)端部で前後モータ(22)を逆転させて往復
させる前後リミットスイッチ(23)と、前記の左右走
行体(16)を移動させる電動左右モータ(24)と、
左右方向レール(17)端部で左右モータ(24)を逆
転させて往復させる左右リミットスイッチ(25)と、
前記の前後及び左右モータ(22)(24)の作動時間
(例えば30分作動して1時間停止させる)を入力する
撹拌タイマ(26)と、該タイマ(26)のオンオフ出
力時間を設定する撹拌調節器(27)を、前記コントロ
ーラ(21)に設け、処理槽(3)内部の有機濾材
(5)上層部を切返し回転体(14)によって自動的に
撹拌させる。また、前記伝動ケース(11)を伸縮動作
させる電動昇降シリンダ(28)と、該シリンダ(2
8)を昇降動作させる撹拌高さ調節器(29)を、前記
コントローラ(21)に設け、原水の性状または有機濾
材(5)高さなどによって切返し回転体(14)の支持
高さを変更させる。
(9)の作動時間(例えば朝9時から午後5時まで)を
入力する供給タイマ(19)と、該タイマ(19)のオ
ンオフ出力時間を設定する供給調節器(20)を排水処
理コントローラ(21)に設け、原水槽(1)の原水を
前記タイマ(19)の設定作動時間だけ処理槽(3)に
自動的に投入させる。また、前記の前後走行体(16)
を移動させる電動前後モータ(22)と、前後方向レー
ル(15)端部で前後モータ(22)を逆転させて往復
させる前後リミットスイッチ(23)と、前記の左右走
行体(16)を移動させる電動左右モータ(24)と、
左右方向レール(17)端部で左右モータ(24)を逆
転させて往復させる左右リミットスイッチ(25)と、
前記の前後及び左右モータ(22)(24)の作動時間
(例えば30分作動して1時間停止させる)を入力する
撹拌タイマ(26)と、該タイマ(26)のオンオフ出
力時間を設定する撹拌調節器(27)を、前記コントロ
ーラ(21)に設け、処理槽(3)内部の有機濾材
(5)上層部を切返し回転体(14)によって自動的に
撹拌させる。また、前記伝動ケース(11)を伸縮動作
させる電動昇降シリンダ(28)と、該シリンダ(2
8)を昇降動作させる撹拌高さ調節器(29)を、前記
コントローラ(21)に設け、原水の性状または有機濾
材(5)高さなどによって切返し回転体(14)の支持
高さを変更させる。
【0014】さらに図4に示す如く、散水口(30)を
有する原水タンク(31)を前後走行体(16)に設け
ると共に、原水を一時貯留する補助タンク(32)を処
理槽(3)上方に固定させ、給水ポンプ(8)及び散水
管(7)によって原水槽(1)の原水を補助タンク(3
2)に搬入させ、走行体(16)(18)の移動によっ
て原水タンク(31)を補助タンク(32)下方に移動
させ、補助タンク(32)の出口バルブ(33)を開動
して原水タンク(31)に原水を補給させ、原水タンク
(31)への原水補給を速やかに行わせると共に、走行
体(16)(18)の移動により、切返し回転体(1
4)によって有機濾材(5)を撹拌し、かつ原水タンク
(31)の原水を散水口(30)から有機濾材(5)に
散布させ、上記と同様に、有機濾材(5)によって原水
を浄化させた後、集水管(10)から排出させる。
有する原水タンク(31)を前後走行体(16)に設け
ると共に、原水を一時貯留する補助タンク(32)を処
理槽(3)上方に固定させ、給水ポンプ(8)及び散水
管(7)によって原水槽(1)の原水を補助タンク(3
2)に搬入させ、走行体(16)(18)の移動によっ
て原水タンク(31)を補助タンク(32)下方に移動
させ、補助タンク(32)の出口バルブ(33)を開動
して原水タンク(31)に原水を補給させ、原水タンク
(31)への原水補給を速やかに行わせると共に、走行
体(16)(18)の移動により、切返し回転体(1
4)によって有機濾材(5)を撹拌し、かつ原水タンク
(31)の原水を散水口(30)から有機濾材(5)に
散布させ、上記と同様に、有機濾材(5)によって原水
を浄化させた後、集水管(10)から排出させる。
【0015】上記のように、移動自在な走行体(16)
(18)に搭載した原水タンク(31)の原水を処理槽
(3)の有機濾材(5)上面に散布させると共に、切返
し回転体(14)を回転駆動し乍ら移動させて有機濾材
(5)を撹拌させ、有機濾材(5)の撹拌位置または付
近に原水を散布し、有機濾材(5)を有効に活用して処
理能力の向上などを図る。
(18)に搭載した原水タンク(31)の原水を処理槽
(3)の有機濾材(5)上面に散布させると共に、切返
し回転体(14)を回転駆動し乍ら移動させて有機濾材
(5)を撹拌させ、有機濾材(5)の撹拌位置または付
近に原水を散布し、有機濾材(5)を有効に活用して処
理能力の向上などを図る。
【0016】さらに、図5に示す如く、フレキシブルゴ
ムホース製の散水ホース(34)を自動巻取構造のホー
スリール(35)に巻着させ、処理槽(3)上部に前記
ホースリール(35)を設け、前記散水ホース(34)
のリール巻取り端部に散水パイプ(7)を接続させると
共に、屋根(2)下面のホースレール(36)に吊り輪
(37)を介して前記散水ホース(34)の中間部を吊
下げ、また前後走行体(16)に設ける散水口(37)
に前記散水ホース(34)の引出し端部を接続させ、上
記と同様に、走行体(16)(18)の移動により、切
返し回転体(14)によって撹拌する有機濾材(5)に
散水口(38)から原水槽(1)の原水を散布させ、原
水中の有機物を分解除去させる。
ムホース製の散水ホース(34)を自動巻取構造のホー
スリール(35)に巻着させ、処理槽(3)上部に前記
ホースリール(35)を設け、前記散水ホース(34)
のリール巻取り端部に散水パイプ(7)を接続させると
共に、屋根(2)下面のホースレール(36)に吊り輪
(37)を介して前記散水ホース(34)の中間部を吊
下げ、また前後走行体(16)に設ける散水口(37)
に前記散水ホース(34)の引出し端部を接続させ、上
記と同様に、走行体(16)(18)の移動により、切
返し回転体(14)によって撹拌する有機濾材(5)に
散水口(38)から原水槽(1)の原水を散布させ、原
水中の有機物を分解除去させる。
【0017】さらに、図6に示す如く、処理槽(3)の
内側前後幅と略同長の回転軸(12)に爪体(13)を
設け、複数爪体(13)設置幅を処理槽(3)内側前後
幅と略等しく形成し、左右走行体(18)の左右移動に
より、処理槽(3)の有機濾材(5)上層部を切返し回
転体(14)によって撹拌させるもので、前後走行体
(16)を省いて構成している。
内側前後幅と略同長の回転軸(12)に爪体(13)を
設け、複数爪体(13)設置幅を処理槽(3)内側前後
幅と略等しく形成し、左右走行体(18)の左右移動に
より、処理槽(3)の有機濾材(5)上層部を切返し回
転体(14)によって撹拌させるもので、前後走行体
(16)を省いて構成している。
【0018】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、木質系有機濾材(5)を入れた処理槽(3)に廃棄
原水を投入して処理する水処理装置において、前記処理
槽(3)内部の有機濾材(5)を撹拌する切返し回転体
(14)を設けたもので、原水投入部の汚泥による有機
濾材(5)の目詰りを切返し回転体(14)の撹拌によ
って容易に防止でき、処理槽(3)中の有機濾材(5)
及びバクテリアなどを有効に活用でき、処理能力の向上
などを容易に図ることができるものである。
は、木質系有機濾材(5)を入れた処理槽(3)に廃棄
原水を投入して処理する水処理装置において、前記処理
槽(3)内部の有機濾材(5)を撹拌する切返し回転体
(14)を設けたもので、原水投入部の汚泥による有機
濾材(5)の目詰りを切返し回転体(14)の撹拌によ
って容易に防止でき、処理槽(3)中の有機濾材(5)
及びバクテリアなどを有効に活用でき、処理能力の向上
などを容易に図ることができるものである。
【0019】また、回転軸(12)に複数の爪体(1
3)を放射状に固定させて切返し回転体(14)を形成
したもので、原水の性状などによって切返し回転体(1
4)の有機濾材(5)撹拌機能を容易に選定でき、浄水
処理能力の向上並びに設備コスト低減などを容易に図る
ことができるものである。
3)を放射状に固定させて切返し回転体(14)を形成
したもので、原水の性状などによって切返し回転体(1
4)の有機濾材(5)撹拌機能を容易に選定でき、浄水
処理能力の向上並びに設備コスト低減などを容易に図る
ことができるものである。
【0020】また、処理槽(3)に移動自在な走行体
(16)(18)を設け、前記走行体(16)(18)
に切返し回転体(14)を設けたもので、原水を投入さ
せる処理槽(3)上部の有機濾材(5)の目詰りを広範
囲に防止でき、かつ切返し回転体(14)構造の小型簡
略化を行うことができ、しかも処理槽(3)上部の広範
囲で好気性バクテリアの活性化を図ることができ、かつ
処理槽(3)下部で嫌気性バクテリアの活性を維持でき
るものである。
(16)(18)を設け、前記走行体(16)(18)
に切返し回転体(14)を設けたもので、原水を投入さ
せる処理槽(3)上部の有機濾材(5)の目詰りを広範
囲に防止でき、かつ切返し回転体(14)構造の小型簡
略化を行うことができ、しかも処理槽(3)上部の広範
囲で好気性バクテリアの活性化を図ることができ、かつ
処理槽(3)下部で嫌気性バクテリアの活性を維持でき
るものである。
【0021】また、処理槽(3)の有機濾材(5)上面
に散水管(7)によって原水を散布させると共に、切返
し回転体(14)を回転駆動し乍ら移動させて有機濾材
(5)を撹拌するもので、処理槽(3)上面の原水散布
面積に比例させて原水処理能力を拡大でき、有機濾材
(5)の目詰り並びに有機濾材(5)への不均一な原水
投入などを容易に防止でき、処理能力の向上などを容易
に図ることができるものである。
に散水管(7)によって原水を散布させると共に、切返
し回転体(14)を回転駆動し乍ら移動させて有機濾材
(5)を撹拌するもので、処理槽(3)上面の原水散布
面積に比例させて原水処理能力を拡大でき、有機濾材
(5)の目詰り並びに有機濾材(5)への不均一な原水
投入などを容易に防止でき、処理能力の向上などを容易
に図ることができるものである。
【0022】また、移動自在な走行体(16)(18)
に搭載した原水タンク(31)の原水を処理槽(3)の
有機濾材(5)上面に散布させると共に、切返し回転体
(14)を回転駆動し乍ら移動させて有機濾材(5)を
撹拌するもので、有機濾材(5)の撹拌位置または付近
に原水を散布でき、有機濾材(5)を有効に活用して処
理能力の向上などを容易に図ることができるものであ
る。
に搭載した原水タンク(31)の原水を処理槽(3)の
有機濾材(5)上面に散布させると共に、切返し回転体
(14)を回転駆動し乍ら移動させて有機濾材(5)を
撹拌するもので、有機濾材(5)の撹拌位置または付近
に原水を散布でき、有機濾材(5)を有効に活用して処
理能力の向上などを容易に図ることができるものであ
る。
【図1】全体の正面説明図。
【図2】側面説明図。
【図3】排水処理制御回路図。
【図4】図1の変形例を示す正面説明図。
【図5】図1の変形例を示す正面説明図。
【図6】図2の変形例を示す側面説明図。
(3) 処理槽 (5) 有機濾材 (7) 散水管 (12) 回転軸 (13) 爪体 (14) 切返し回転体 (16) 前後走行体 (18) 左右走行体
Claims (5)
- 【請求項1】 木質系有機濾材を入れた処理槽に廃棄原
水を投入して処理する水処理装置において、前記処理槽
内部の有機濾材を撹拌する切返し回転体を設けたことを
特徴とする水処理装置。 - 【請求項2】 回転軸に複数の爪体を放射状に固定させ
て切返し回転体を形成したことを特徴とする請求項1に
記載の水処理装置。 - 【請求項3】 処理槽に移動自在な走行体を設け、前記
走行体に切返し回転体を設けたことを特徴とする請求項
1に記載の水処理装置。 - 【請求項4】 処理槽の有機濾材上面に散水管によって
原水を散布させると共に、切返し回転体を回転駆動し乍
ら移動させて有機濾材を撹拌することを特徴とする請求
項1に記載の水処理装置。 - 【請求項5】 移動自在な走行体に搭載した原水タンク
の原水を処理槽の有機濾材上面に散布させると共に、切
返し回転体を回転駆動し乍ら移動させて有機濾材を撹拌
することを特徴とする請求項1に記載の水処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000326716A JP2002126775A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000326716A JP2002126775A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 水処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002126775A true JP2002126775A (ja) | 2002-05-08 |
Family
ID=18803855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000326716A Pending JP2002126775A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 水処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002126775A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004050127A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-02-19 | Kawanabe Kogyo Kk | 高濃度有機性排水の浄化処理装置 |
JP2010279906A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Sanrekkusu Kk | 水処理装置 |
-
2000
- 2000-10-26 JP JP2000326716A patent/JP2002126775A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004050127A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-02-19 | Kawanabe Kogyo Kk | 高濃度有機性排水の浄化処理装置 |
JP2010279906A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Sanrekkusu Kk | 水処理装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040610 |
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A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20040921 |