JP2002125750A - 化粧料容器 - Google Patents
化粧料容器Info
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- JP2002125750A JP2002125750A JP2000324619A JP2000324619A JP2002125750A JP 2002125750 A JP2002125750 A JP 2002125750A JP 2000324619 A JP2000324619 A JP 2000324619A JP 2000324619 A JP2000324619 A JP 2000324619A JP 2002125750 A JP2002125750 A JP 2002125750A
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Abstract
とともに、衝撃に対する緩衝効果が高く、しかも使い勝
手に優れた化粧料容器を提供する。 【解決手段】内部に固形化粧料1が収容された広口容器
本体2と、上記広口容器本体2の開口を蓋する蓋体3と
で構成される化粧料容器であって、上記広口容器本体2
内の固形化粧料1の上面に、上記固形化粧料1の上面と
蓋体3との間に形成される隙間よりも厚みの厚い弾性塗
布具10が、上記隙間内で上下方向に圧縮された状態で
収容されている。
Description
具が収容された化粧料容器に関するものである。
チークカラー,フェイスパウダー,ボディーパウダー等
の固形化粧料を収容する化粧料容器として、例えば図3
に示すような、広口容器が出回っている。
容された広口容器本体2と、この広口容器本体2の開口
を蓋する蓋体3とで構成されており、図示のように、上
記広口容器本体2に収容された固形化粧料1の上面に、
固形化粧料1の上面を保護するための透明プラスチック
製カバー4が載せられている場合が多い。また、その上
に、化粧料を擦り取って肌に塗布するための塗布具(い
わゆる「パフ」等)5が載せられて収容されている場合
もある。
バー4および塗布具5が固形化粧料1の上面に載った状
態が保持されるのは、容器が静置されている場合に限ら
れており、容器が傾くと、これらは容易に固形化粧料1
の上面からずれてしまい、充分な保護機能を果たすこと
ができない。また、容器が衝撃を受けると、蓋体3内の
空間に、カバー4も塗布具5も浮き上がるため、固形化
粧料1が受ける衝撃を緩衝する作用も有しない。このた
め、容器を携帯したり、使用時に思わず落としたりする
と、固形化粧料1にひびが入ったり、粉末が表面から多
く脱落したりして、問題となっている。
料1の上面に、美麗な凹凸模様を付与して見栄えをよく
したものや、図5に示すように、異なる色の固形化粧料
1をそれぞれ球状に固めたものを複数個ずつ収容し、こ
れを互いに転がして色を混ぜ合わせながら塗布するよう
にしたものが提案され、賞用されている。これらのもの
は、従来のものに比べて、より一層デリケートであり、
衝撃をうまく緩和させる構造が強く望まれている。
もので、内部に収容した固形化粧料を安定的に固定する
とともに、衝撃に対する緩衝効果が高く、しかも使い勝
手に優れた化粧料容器の提供をその目的とする。
め、本発明は、内部に固形化粧料が収容された広口容器
本体と、上記広口容器本体の開口を蓋する蓋体とで構成
される化粧料容器であって、上記広口容器本体内の固形
化粧料の上面に、上記固形化粧料の上面と蓋体との間に
形成される隙間よりも厚みの厚い弾性塗布具が、上記隙
間内で上下方向に圧縮された状態で収容されている化粧
料容器を第1の要旨とする。
も、特に、上記弾性塗布具が、発泡倍率10〜200個
(セル数)/2.54cmの高分子弾性体にフロッキー
加工を付与したものである化粧料容器を第2の要旨と
し、それらのなかでも、特に、上記高分子弾性体が、ウ
レタン、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、天然ゴ
ム、シリコン、天然海綿のいずれかからなるものである
化粧料容器を第3の要旨とする。
いて説明する。
態を示している。この化粧料容器は、図3に示す従来の
広口容器と同様、固形化粧料1を収容する広口容器本体
2と、その開口を蓋する蓋体3とを備えている。なお、
蓋体3は、広口容器本体2の開口周縁部と、ら合により
係合するようになっている。
固形化粧料1の上面には、球状をやや上下方向につぶし
た形状の弾性塗布具10が載せられるようになってい
る。これが、本発明の大きな特徴である。この弾性塗布
具10は、図2(a)に示すように、蓋体3を締めるこ
とにより、固形化粧料1の上面と蓋体3の内側に形成さ
れる隙間内に、上下方向に圧縮された状態で収容される
ようになっており、蓋体3を外すと、同図(b)に示す
ように、圧縮される前の元の形状に復元して、広口容器
本体2の開口から上方に大きく突出するようになってい
る。
記弾性塗布具10が、固形化粧料1の上面を軽く押圧し
てこれを安定的に保持するとともに、外からの衝撃を緩
衝する作用を果たし、固形化粧料1の脱落や崩形を効果
的に防止することができる。また、蓋体3を外した状態
では、上記弾性塗布具10の、容器から突出した部分を
手指で持って取り出すことにより、これを、通常のパフ
と同様にして用いることができる。
るものであれば、どのような材質からなるものであって
もよいが、圧縮された状態で固形化粧料1の上面に適度
にフィットし、固形化粧料1の上面を安定的に保持し、
外からの衝撃に対する緩衝作用を発揮するものでなけれ
ばならない。そのためには、発泡倍率が10〜200個
(セル数)/2.54cmの高分子弾性体を用いること
が好適である。そして、その表面硬度(ショアー硬度
A)が10〜150Nであることが特に好適である。
タン、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、天然ゴム、
シリコン、天然海綿等が好適であり、なかでも、ウレタ
ンを用いることが、耐内容物性、コストの点で好適であ
る。また、上記高分子弾性体の表面に、ナイロンによる
フロッキー加工(径が1〜50デニールのウレタン,ナ
イロン,レーヨン,シルク等のパイルを接着剤のついた
母材に静電植毛する加工)を施すと、より肌への感触を
良好にすることができ、好適である。
形化粧料1の上面と蓋体3との間に形成される隙間に、
上下方向に圧縮された状態で収容できる形状であれば、
どのようなものであってもよいが、通常、常態での厚み
(図2においてTで示す)が、隙間の厚み(図2におい
てHで示す)の1.2〜2.5倍であることが好適であ
る。1.2倍より小さいと、隙間に収容されたときの圧
縮力が弱く、固形化粧料1に対する安定作用、緩衝作用
が乏しくなるおそれがあり、逆に、2.5倍より大きい
と、蓋体3を外したときに、広口容器本体2の開口から
大きく突出して、落下しやすくなるおそれがあるからで
ある。
体が円筒状であるが、容器形状は、これに限らず、楕円
筒状、角筒状、全体が変形した形状等、どのようなもの
であっても差し支えない。そして、広口容器本体2と蓋
体3の係合形態も、上記のようにら合で係合させる形態
に限らず、適宜の形態を選択することができる。例え
ば、蓋体3を、ヒンジ構造で開閉自在に広口容器本体2
に取り付けるようにしてもよい。
ンデーション,アイカラー,チークカラー,フェイスパ
ウダー,ボディーパウダー等、どのような種類の化粧料
であっても差し支えなく、その形態も、上記の例のよう
に、粉体を単に押し固めて充填したものであっても、水
分を与えて練って固形化したものであってもよい。
上面に凹凸模様を形成したものであっても、図5に示す
ように、固形化粧料1の粉体を小径の球状に成形したも
のであっても差し支えない。これらの形態の場合、上記
弾性塗布具10の介在によって、それらの形態が崩れに
くく、より一層効果的である。
具10の間に、図3に示すような、透明プラスチック製
カバー4を配するようにしても差し支えない。ただし、
固形化粧料1の上面が平坦でなく、凹凸がある場合に
は、上記弾性塗布具10を直接載せる方が、上記凹凸に
沿って弾性塗布具10が当接するため、好適である。
容器内の固形化粧料の上面と蓋体との間に、弾性塗布具
が上下方向に圧縮された状態で収容されているため、上
記弾性塗布具が、固形化粧料の上面を軽く押圧してこれ
を安定的に保持する機能を果たす。また、容器にかかる
外部からの衝撃を緩衝する作用を果たす。したがって、
固形化粧料の脱落や崩形を効果的に防止することができ
る。また、蓋体を外すと、上記弾性塗布具が、圧縮され
た状態から従来の形に復元され、容器から上方に突出す
るため、これを手指で持って簡単に取り出すことがで
き、通常のパフと同様にして用いるのに使い勝手がよ
い。
縦断面図、(b)は上記実施例の蓋体を外した状態を示
す縦断面図である。
る。
形態を示す説明図である。
の形態を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 内部に固形化粧料が収容された広口容器
本体と、上記広口容器本体の開口を蓋する蓋体とで構成
される化粧料容器であって、上記広口容器本体内の固形
化粧料の上面に、上記固形化粧料の上面と蓋体との間に
形成される隙間よりも厚みの厚い弾性塗布具が、上記隙
間内で上下方向に圧縮された状態で収容されていること
を特徴とする化粧料容器。 - 【請求項2】 上記弾性塗布具が、発泡倍率10〜20
0個(セル数)/2.54cmの高分子弾性体にフロッ
キー加工を付与したものである請求項1記載の化粧料容
器。 - 【請求項3】 上記高分子弾性体が、ウレタン、アクリ
ロニトリル−ブタジエンゴム、天然ゴム、シリコン、天
然海綿のいずれかからなるものである請求項1または2
記載の化粧料容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000324619A JP2002125750A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000324619A JP2002125750A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 化粧料容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002125750A true JP2002125750A (ja) | 2002-05-08 |
Family
ID=18802126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000324619A Pending JP2002125750A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 化粧料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002125750A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013034524A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Inoac Corp | アイカラー化粧用具 |
CN105266343A (zh) * | 2014-07-23 | 2016-01-27 | 株式会社常盘 | 化妆品容器 |
JP2016506830A (ja) * | 2013-02-07 | 2016-03-07 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー | 塗布器 |
-
2000
- 2000-10-24 JP JP2000324619A patent/JP2002125750A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013034524A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Inoac Corp | アイカラー化粧用具 |
JP2016506830A (ja) * | 2013-02-07 | 2016-03-07 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー | 塗布器 |
CN105266343A (zh) * | 2014-07-23 | 2016-01-27 | 株式会社常盘 | 化妆品容器 |
US9456676B2 (en) | 2014-07-23 | 2016-10-04 | Tokiwa Corporation | Cosmetic container |
CN105266343B (zh) * | 2014-07-23 | 2018-06-19 | 株式会社常盘 | 化妆品容器 |
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