JP2002125390A - 不活性状態からディスクドライブシステム用多相モータを回転させる方法及び装置 - Google Patents

不活性状態からディスクドライブシステム用多相モータを回転させる方法及び装置

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JP2002125390A
JP2002125390A JP2001243809A JP2001243809A JP2002125390A JP 2002125390 A JP2002125390 A JP 2002125390A JP 2001243809 A JP2001243809 A JP 2001243809A JP 2001243809 A JP2001243809 A JP 2001243809A JP 2002125390 A JP2002125390 A JP 2002125390A
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rotor
motor
rotating
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commutation
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JP2001243809A
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Inventor
Paolo Menegoli
メネゴリ パオロ
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ST MICROELECTRONICS Inc
STMicroelectronics lnc USA
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ST MICROELECTRONICS Inc
STMicroelectronics lnc USA
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof

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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多相モータの動作を制御、特に不活性状態か
ら動作可能状態へモータを回転させる方法及び装置を提
供する。 【解決手段】 本発明によれば、例えば誘導検知動作を
実施して1個又はそれ以上の相巻線の電気的特性を初期
的に検知する。電気的特性の検知した値を使用して、モ
ータのロータが回転しているか否かを決定する。ロータ
が回転していないことが決定されると、スピンアップ動
作を実施してロータの回転を動作可能回転速度とさせ
る。一方、ロータが回転していることが決定されると、
再同期動作を実施して、ロータの動的位置に対してモー
タの相巻線用の駆動信号の印加を同期させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多相モータを駆動
する回路における改良に関するものであって、更に詳細
には、多相DCモータを駆動する回路における改良に関
するものであって、更に詳細には、不活性(非動作)状
態からメモリアクセスを実施する動作可能状態でディス
クドライブ用の多相モータを比較的迅速に駆動するため
の方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的には本発明は多相DCモータに関
するものであるが、それは、例えばハードディスクドラ
イブ、CD−ROMドライブ、フロッピィディスク等を
包含するコンピュータに関連した適用例において見られ
るようなデータ媒体を回転させるために使用されるブラ
シレス及びセンサレスタイプの三相DCモータに関連し
て適用されるものである。コンピュータ適用例において
は、三相ブラシレス・センサレスDCモータが、その信
頼性、軽量性、及び正確性のために、益々ポピュラーな
ものとなりつつある。
【0003】このタイプのモータは、典型的に、「Y」
形態に接続されている3個のコイルを具備するステータ
を有するものと考えることが可能であるが、実際には、
複数個のモータポール (極)共により多数のステータコ
イルが通常使用される。典型的に、このような適用例に
おいては、8ポールモータが使用され、ロータ上に4個
のNS磁石セットと12個のステータ巻線とを具備して
おり、その結果ロータの回転当たり4個の電気的サイク
ルが発生する。然しながら、ステータコイルは各々が物
理的に90度だけ離隔されている4個のコイルからなる
3つの組に接続されている3個の「Y」接続されている
コイルによって解析することが可能である。動作につい
て説明すると、これらのコイルは順番に付勢され、その
各々において、「Y」形態における2つのコイルを介し
て電流経路が確立され、3番目のコイルはフローティン
グ状態とされる。電流経路が変更、即ち転流されると、
その電流経路のコイルのうちの1つがフローティング状
態とされ、且つ前にフローティング状態にあったコイル
が電流経路内に取込まれるようにシーケンスが設定され
る。更に、そのシーケンスは、フローティング状態にあ
るコイルが電流経路内に取込まれる場合に、前の電流経
路内に取込まれていたコイルにおけるものと同一の方向
に電流が流れるように画定される。このように、三相モ
ータにおける各電気的サイクルに対して6個のコミュテ
ーションシーケンスが画定される。
【0004】従来、例えばデータが記憶されているディ
スク媒体を回転させるためのスピンドルモータ等のディ
スクドライブシステム用の多相DCモータの動作期間中
に、モータのロータの既知の位置を維持することが重要
な点であることが認識されている。このことを実現する
種々の方法が存在していた。最も広く使用されている方
法では、例えば、既知の位置においてスピンドルモータ
を開始させ、次いでロータの瞬間的即ち現在の位置に関
連する情報を展開させることであった。このような瞬間
的な位置情報の1つの供給源は、コミュテーションプロ
セスの一部として展開されており、且つフローティング
コイルを識別し、且つ逆起電力、即ちステータによって
供給される磁界を介して移動する場合にコイル内に誘起
される起電力をモニタすることが関与していた。
【0005】フローティングコイルの電圧がゼロを交差
すると (当該技術分野において「ゼロ交差」と呼称され
る)、ロータの位置が既知であると仮定される。このイ
ベントが発生すると、ロータコイルコミュテーションシ
ーケンスは次の相へインクリメントされ、且つそのプロ
セスが繰返して行われる。ゼロ交差がロータ位置を正確
に表示するという仮定は、スピンドルモータが適切に機
能している場合には一般的に正確なものであって、その
同期をその既知の開始位置から乱すようなものは何も発
生していない。然しながら、現実には、同期を失わせる
こととなるようなイベントが時々発生する。このような
同期喪失は、例えば、ディスクドライブのスピンドルモ
ータがディスクドライブをアクセスするための要求が比
較的長い期間存在しないことに起因して遅滞化される場
合に発生することがある。その後に、ディスクドライブ
のモータ制御器は、メモリアクセス要求の受領に適切に
応答するためにロータの状態を決定せねばならない。特
に、モータ制御器は要求されたメモリアクセスを行う前
にモータの回転を動作可能な回転レベルへ比較的迅速に
スピンアップ (回転始動)及び/又は増加させねばなら
ない。
【0006】従来のディスクドライブシステムでは、相
巻線と関連する逆起電力信号の少なくとも2つの連続す
るゼロ交差を検知するために充分な時間期間の間モータ
の相巻線を初期的にトライステート状態とすることによ
って不活性状態からスピンドルモータを迅速にスピンア
ップ即ち回転始動させんとしていた。ロータが非常にゆ
っくりと回転している場合には、連続するゼロ交差を検
知するのに必要な時間の量は不所望にも数百ミリ秒に近
づく場合がある。逆起電力信号の連続するゼロ交差が検
知されると、それによってロータが回転していることが
表示され、再同期手順が実行されてロータの回転に対し
てモータの相巻線への駆動信号の印加を同期させる。逆
起電力信号の相次ぐゼロ交差が数百ミリ秒が経過した後
であっても検知されない場合には、誘導的検知ルーチン
が開始されてロータの位置を決定し、それに続いてスピ
ンアップ手順を実行してスピンドルモータを所望の動作
速度とさせる。その結果、ロータの回転を動作可能レベ
ルへ復帰させることに関連する遅延は過剰なものとなる
場合がある。
【0007】前述したことに基づいて、ディスクドライ
ブの不活性化即ち不動作状態期間に続いてモータの回転
を動作可能な回転速度へ効率的に増加させるためにディ
スクドライブのモータを制御する制御器及び方法に対す
る必要性が存在している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、モータの回転速度を効率的に制御すること
が可能な技術を提供することを目的とする。本発明の別
の目的とするところは、多相DCモータを駆動する回路
における改良を提供することである。本発明の更に別の
目的とするところは、不活性状態からメモリアクセスを
実施するための動作可能状態へディスクドライブ用の多
相モータを迅速に駆動する方法及び装置を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の好適実施例によ
れば、スピンドルモータ等の多相ディスクドライブモー
タ用の制御器が、モータの1つ又はそれ以上の相巻線の
電気的特性を得るためにディスクドライブの不活性化即
ち不動作状態期間に続いて初期的に検知動作を実行す
る。電気的特性を得た後に、該制御器は、モータのロー
タが回転しているか否か及びロータの現在の位置を決定
する。ロータが回転しているものと決定される場合に
は、該制御器は再同期動作を実行して既に回転している
ロータに対して駆動信号の印加を同期させる。該制御器
が、モータのロータが回転していないことを決定する場
合には、該制御器によってスピンアップ (回転始動)動
作が実行されて、モータを不活性 (非動作)状態から動
作可能状態へスピンアップさせる。初期的検知動作を実
行するための時間はゆっくりと稼動中のロータに対する
従来のシステムにおける初期的な再同期動作を実行する
ための時間よりも実質的に短いので、ロータをディスク
を適切にアクセスするための回転レベルとさせるための
時間は著しく減少される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明に基づ
くディスクドライブ2を包含するデータ記憶及び/又は
計算システム1のブロック図が示されている。ディスク
ドライブ即ちディスク駆動装置2は1つ又はそれ以上の
ディスク3の形態での記憶媒体を有しており、その各々
はディスクの両側にデータを記憶することが可能であ
る。データは1つ又はそれ以上の読取/書込ヘッド4に
よってディスク3へ書込まれ及び/又はそれから読取ら
れる。読取/書込ヘッド4はアーム5へ接続しており、
読取/書込ヘッド4とアーム5の両方がボイスコイルモ
ータ (VCM)6及び位置決めシステム7によって位置
制御される。位置決めシステム7は、VCM6を介し
て、ディスク3上の所望のデータ上にヘッド4の位置を
維持し及び/又はその半径方向にヘッド4を移動させ
る。読取チャンネル8はヘッド4からのアナログ読取信
号をデジタル形態へ変換する。書込チャンネル9はアナ
ログ形態におけるデータをディスク3上に格納するため
に読取/書込ヘッド4へ供給する。前置増幅器10はデ
ィスク4へ書込まれるべきデータ及びそれからの読取ら
れたデータを適宜条件付けする。チャンネル制御器11
は読取チャンネル8からのデジタルデータ及び書込チャ
ンネル9へ送られるべきデジタルデータを認識し且つバ
イト毎のデータへ編成する。インターフェースアダプタ
12はチャンネル制御器11とホストシステムに対して
特定的なもののあるシステムバス13との間のインター
フェースを与える。ホストシステムは、又、典型的に
は、中央処理装置 (CPU)14及びメモリ15等のシ
ステムバス13を介して通信を行うその他の装置を有し
ている。スピンドルモータ (SPM)16及びSPM制
御回路17はディスク3を回転させ且つディスク3をメ
モリアクセス動作 (読取及び書込動作)を実施するため
の適切な速度に維持する。SPM制御回路17は、図1
に示したように、インターフェースアダプタ12と通信
を行うことが可能である。一方、SPM制御回路17
は、図1において点線で示したように、チャンネル制御
器11によって制御されるか又はそれと通信を行うこと
が可能である。理解すべきことであるが、ディスクドラ
イブ2は図1に示したものとは異なるその他の機能ブロ
ックに分割することが可能であり及び/又はそのような
機能ブロックを有することが可能であり、且つ図2及び
3に例示した特定の機能ブロックの具体例は本発明の例
示的な好適実施例として示したものであるに過ぎない。
【0011】図2を参照すると、本発明の好適実施例に
基づいてディスクドライブシステム1のスピンドルモー
タ16を制御するためのSPM制御回路17が示されて
いる。SPM制御回路17 (以後「制御器17」と呼称
する)は、図1に示したように、直接的にインターフェ
ースアダプタ12と通信を行うことが可能である。
【0012】制御器17は、好適には、関連する媒体デ
ィスク (不図示)上に記憶されているデータをアクセス
することが可能であるように、モータ16を適切に回転
させるためにモータ16の相巻線即ちラインP1−P3
の入力/出力 (I/O)端子へ印加される駆動信号のシ
ーケンスを制御する。然しながら、理解すべきことであ
るが、制御器17は、その他のシステム用の多相モータ
の動作を制御する場合に使用することも可能である。
【0013】制御器17は、好適には、多数の動作を実
行するようにプログラムすることが可能である。例え
ば、制御器17は、多相モータの1つ又はそれ以上の相
巻線P1−P3上に表れる電流又は別の電気的特性を検
知及び/又は測定し、次いでロータの位置を決定するた
めにそれを使用するようにプログラムすることが可能で
ある。電流検知測定値は、モータ16のロータが回転し
ているか否かを検知するために使用することが可能であ
る。
【0014】更に、制御器17は、再同期動作を実行す
るようにプログラムすることが可能であり、その場合に
は、相巻線P1−P3へ印加されるべき駆動信号が現在
回転中のロータの位置と同期される。
【0015】制御器17は処理ブロック18及びルック
アップテーブル19 (図2)を有することが可能であ
り、又は、それらと関連することが可能である。ルック
アップテーブル19は、モータ16の動作を制御する場
合に処理ブロック18によって実行されるべきプログラ
ム命令を格納するために使用することが可能である。一
方、制御器17は、モータ16の動作を制御するための
一連の動作を介して逐次的にステップ動作するための状
態マシン回路 (不図示)を有することが可能である。
【0016】更に、処理ブロック18は相巻線P1−P
3における電流レベルを測定するための検知回路18
A、及び相巻線電流が所定のスレッシュホールドレベル
thに到達するために経過する時間の量を測定するため
のタイミング回路18Bを有することが可能である。処
理ブロック18は、更に、種々の測定時間値を互いに比
較し、最小の測定時間値を識別し且つその比較及び識別
に基づいてスピンドルモータ16が運動しているか否か
を決定するための演算回路18Cを有することが可能で
ある。制御器17の特定の動作について以下に説明す
る。
【0017】制御器17は、更に、プレドライバ回路2
0を有することが可能であり、それは、一般的には、処
理ブロック18から制御信号21を受取り且つモータ1
6の相巻線P1−P3へ印加すべき駆動信号22を派生
する。プレドライバ回路20は、例えばパルス幅変調な
どのモータ16を駆動及び/又は制御するための多数の
駆動技術のうちのいずれかを使用するためにメモリ及び
その他の回路 (不図示)を有することが可能である。
【0018】制御器17は、更に、パワードライバ回路
23を有することが可能であり、それは、現在駆動され
ていない相巻線P1−P3のいずれかの端子からの電気
信号を受取り且つその受取った信号を処理ブロック18
へ送るように構成されている。パワードライバ回路23
は、又、プレドライバ回路20から駆動信号22を受取
り且つ駆動信号22をモータ16の相巻線P1−P3へ
印加させる。
【0019】本発明の好適実施例の動作について図3及
び4を参照して説明する。上述したように、ディスクド
ライブ2は、メモリアクセス要求に応答する必要性なし
に比較的長期間の不活性化即ち非動作状態を経験する場
合がある。ディスクドライブが「スタンバイ」状態にあ
るこの不活性化期間中、多相モータは制御器17によっ
て駆動されることはない。従って、モータ16は比較的
低い速度へかなり低速化する場合があり且つある場合に
は回転を停止してしまう場合がある。モータ16をメモ
リアクセス要求に応答してスタンバイ状態から比較的迅
速にランプアップさせるために、制御器17は、初期的
に、モータのロータが回転しているか否かを決定するた
めにモータ16の少なくとも1つの相巻線即ちラインの
電気的特性を検知又は測定する。
【0020】本発明の1実施例においては、タイミング
回路18Bが初期化され且つ活性化されてステップ30
(図3)においてカウント動作を開始し且つ検知回路1
8Aが、検知された電流が所定のスレッシュホールド電
流レベルIthに到達及び/又は超えるまで、その時間に
おいてステップ31において単一の相巻線(P1,P2
又はP3)上の電流を検知する。その点において、タイ
ミング回路18Bはステップ32において不活性化され
且つ測定された時間値即ち測定時間値Tvalが一時的
にステップ33において記憶即ち格納される。
【0021】ステップ30−33は同一の相巻線P1,
P2又はP3に対応する所定回数繰返される。最大測定
時間値Tvalmax及び最小測定時間値Tvalminが識
別され (ステップ34において)且つ演算回路18Cに
よって互いに比較される (ステップ35において)。最
小測定時間値Tvalminが最大特定時間値Tvalma x
の所定の百分率内にある場合には、処理ブロック18
は、ステップ36において、モータ16が回転していな
いことを決定する。次に、モータ16のロータの位置が
ステップ37において決定される。静止しているモータ
16の位置に関する情報が得られると、ロータを回転さ
せ且つその回転速度をメモリアクセス動作を行うことが
可能な動作レベルとさせるために、ステップ38におい
て、スピンアップ (回転始動)動作が実施される。初期
的な再同期動作を除去し且つその代わりに初期的に検知
動作を実施しその直後にスピンアップ動作を行うことに
よって、制御器17は従来のディスクドライブシステム
において経験されていたよりも一層迅速に、ディスクド
ライブをスタンバイ状態から動作可能状態とさせること
が可能である。
【0022】最小測定時間値Tvalminが最大測定時
間値Tvalmaxの所定の百分率内にない場合には、処
理ブロック18は、ステップ39において、モータ16
が回転していることを決定し、且つステップ40におい
て、再同期動作を実行して回転中のモータ16に対する
駆動信号の印加を同期及び/又は再同期させる。このよ
うに、ロータの回転は駆動信号の印加によって滑らかに
増加される。
【0023】本発明の第二実施例はモータ16の1つ又
はそれ以上の電気的特性を検知する場合に誘導的検知動
作を使用する。特に、タイミング回路18Bがステップ
42(図4)において初期化され且つカウント動作を開始
すべく活性化され、且つ検知回路18Aが、検知電流が
所定のスレッシュホールド電流レベルIthに到達及び/
又は超えるまで、ステップ43において、第一コミュテ
ーションシーケンス期間中に1つの相巻線からの電流を
検知する。その点において、タイミング回路18Bはス
テップ44において不活性化され、且つ測定時間値Tv
alがステップ45において一時的に格納即ち記憶され
る。
【0024】ステップ42−45は第一コミュテーショ
ンサイクルの6個のコミュテーションシーケンス即ち相
の各々に対して繰返され、従って6個の測定時間値Tv
alが得られる。次いで、第一コミュテーションサイク
ルに対応する最小測定時間値Tvalmin (1)がス
テップ46において決定される。ステップ42−46は
第二コミュテーションサイクルに対して繰返される。こ
のように、6個の測定時間値Tvalの第二の組が第二
コミュテーションサイクルに対応して得られ、且つそれ
から最小測定時間値Tval (2)が決定される。理解
すべきことであるが、ステップ42−46は任意の数の
コミュテーションサイクルに対して繰返し行うことが可
能である。
【0025】ステップ47において、最小測定時間値T
valmin (1)とTvalmin(2)が互いに比
較される。最小測定時間値Tvalmin(1)が最小
測定時間値Tvalmin(2)とほぼ等しい場合に
は、ステップ48において、モータ16が回転していな
いことが決定される。一方、最小測定時間値Tvalm
in(1)が最小測定時間値Tvalmin(2)とほ
ぼ等しくない場合には、ステップ49において、モータ
16が回転していないことが決定される。モータ16が
回転しているか否かが決定されると、誘導的検知動作は
完了する。
【0026】次に、モータ16が回転していないことが
決定されたことに続いて、モータ16のロータの位置が
ステップ50において決定される。その後、ステップ5
1において、ロータを回転させ且つその回転速度をメモ
リアクセス動作を行うことが可能な動作レベルとさせる
ためにスピンアップ手順が実施される。モータ16が回
転していることが決定された後に、ステップ52におい
て、再同期動作が実行される。再同期動作は、モータ1
6に対する駆動信号の印加を同期又は再同期させ、従っ
てロータの回転は滑らかに動作可能回転レベルへ増加さ
れる。
【0027】理解されるように、本発明の第一実施例に
基づく図3に示した動作は、本発明の第二実施例に基づ
く図4に示した動作よりもより迅速に実施することが可
能である。何故ならば、図4に示したように、複数個の
コミュテーションサイクルの各コミュテーション相期間
中に実施される電流検知ステップの数と比較して、単一
相巻線上で実施される電流検知ステップの数が少ないか
らである。
【0028】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適実施例に基づくディスクドライ
ブを具備するシステムを示した概略ブロック図。
【図2】 本発明の好適実施例に基づくスピンドルモー
タの相巻線と関連する図1のディスクドライブのスピン
ドルモータ用の制御器を示した概略図。
【図3】 本発明の第一実施例に基づいて図1及び2に
示した制御器の動作を例示したフローチャート。
【図4】 本発明の第二実施例に基づいて図1及び2に
示した制御器の動作を例示したフローチャート。
【符号の説明】
1 データ記憶及び/又は計算システム 2 ディスクドライブ 3 ディスク 4 読取/書込ヘッド 5 アーム 6 ボイスコイルモータ (VCM) 7 位置決めシステム 8 読取チャンネル 9 書込チャンネル 10 前置増幅器 11 チャンネル制御器 12 インターフェースアダプタ 13 システムバス 14 中央処理装置 (CPU) 15 メモリ 16 スピンドルモータ (SPM) 17 SPM制御回路 (制御器) 18 処理ブロック 18A 検知回路 18B タイミング回路 18C 演算回路 19 ルックアップテーブル 20 プレドライバ回路 23パワードライバ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パオロ メネゴリ アメリカ合衆国, カリフォルニア 95127, サン ノゼ, ジュリエット アベニュー 859 Fターム(参考) 5D109 KA11 KA12 KC04 KD08 KD38 KD46 KD47 KD48 5H001 AA02 AB08 AB11 AE02 5H560 AA04 BB04 BB07 DA13 DA17 EB01 HA01 HA04 TT01 UA10 XB05

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非駆動状態からロータと相巻線とを具備
    するディスクドライブの多相モータを回転させる方法に
    おいて、 前記モータの少なくとも1つの相巻線の電気的特性を初
    期的に検知し、 前記電気的特性に基づいて前記モータが回転しているか
    否かを決定し、 前記ロータが回転していないことが決定される場合に前
    記モータに関してスピンアップ手順を選択的に実施す
    る、上記各ステップを有していることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記初期的に検知す
    る場合に、前記モータに関する誘導的検知動作を初期的
    に実施することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、更に、前記ロータの
    位置を決定するステップを有していることを特徴とする
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、更に、 前記検知ステップ期間中に前記ロータが回転しているこ
    とが決定される場合に前記ロータの位置に対して前記モ
    ータの相巻線用の駆動信号の印加を同期させ、 前記同期させるステップに続いて前記モータの相巻線に
    対して逐次的に前記駆動信号を印加させる、上記各ステ
    ップを有していることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、更に、 前記電気的特性を検知するステップ期間中に前記ロータ
    が回転していることが決定される場合に、前記ロータの
    位置に対して前記モータの相巻線を駆動するための信号
    を同期させるための再同期手順を実施する、上記ステッ
    プを有していることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記初期的に検知す
    る場合に、 複数個のコミュテーションサイクルにおける1つ又はそ
    れ以上のコミュテーションシーケンスに対応する電気的
    特性を検知し、 前記電気的特性が検知される各コミュテーションシーケ
    ンスに対する時間値を測定する、ことを特徴とする方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記決定を行う場合
    に、 各コミュテーションサイクルからの少なくとも1個の測
    定した時間値を互いに比較し、 前記比較した測定時間値に基づいて前記ロータが回転し
    ているか否かを決定する、ことを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記比較を行う場合
    に、 各コミュテーションサイクルに対する最小の測定時間値
    を識別し、 各コミュテーションサイクルに対する識別した最小の測
    定時間値が互いに所定の百分率内にあるか否かを決定す
    る、ことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 複数個の相巻線とロータとを具備してい
    る多相モータ用の制御器において、 前記モータの1つ又はそれ以上の相巻線の少なくとも1
    つの電気的特性を初期的に検知し且つ前記検知した電気
    的特性に基づいて前記モータが非駆動状態にある状態に
    続いて前記モータが回転しているか否かを決定する第一
    回路、 前記ロータが回転していないことが決定される場合に前
    記モータに関してスピンアップ手順を選択的に実施する
    第二回路、を有していることを特徴とする制御器。
  10. 【請求項10】 請求項8において、前記第一回路が誘
    導的検知動作を実施することを特徴とする制御器。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記第一回路が、
    更に、前記ロータの位置を決定することを特徴とする制
    御器。
  12. 【請求項12】 請求項11において、更に、 前記ロータが回転していることを前記第一回路によって
    決定される場合に、前記ロータの決定した回転に対して
    駆動信号を再同期させるための再同期動作を実行する第
    三回路、を有していることを特徴とする制御器。
  13. 【請求項13】 請求項9において、前記第一回路が複
    数個のコミュテーションサイクルにおける1つ又はそれ
    以上のコミュテーションシーケンスに対応する電気的特
    性を検知し且つ前記電気的特性が検知される各コミュテ
    ーションシーケンスに対する時間値を測定することを特
    徴とする制御器。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記第一回路が
    各コミュテーションサイクルからの少なくとも1つの測
    定時間値を互いに比較し且つその比較した測定時間値に
    基づいて前記ロータが回転しているか否かを決定するこ
    とを特徴とする制御器。
  15. 【請求項15】 非駆動状態からロータと相巻線とを具
    備しているディスクドライブの多相モータを回転させる
    方法において、 前記相巻線が非駆動状態にある時間期間直後に前記ロー
    タが回転しているか否かを決定するために前記モータの
    1つ又はそれ以上の相巻線の電気的特性を初期的に検知
    し、 前記ロータが回転していることが決定される場合に前記
    モータに関して再同期動作を選択的に実施する、上記各
    ステップを有していることを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記初期的に検
    知する場合に、 複数個のコミュテーションサイクル期間中に前記モータ
    の1つ又はそれ以上の相巻線の電気的特性を検知してそ
    れに対する少なくとも1つの時間を基礎とした値を得、 第一コミュテーションサイクルに対応する最小の時間を
    基礎とした値が第二コミュテーションサイクルからの最
    小の時間を基礎とした値と実質的に同一である場合に前
    記ロータが回転していることを決定する、ことを特徴と
    する方法。
  17. 【請求項17】 請求項15において、更に、 前記ロータが回転していないことが前記検知ステップ期
    間中に決定される場合にスピンアップ手順を選択的に実
    施する、上記ステップを有していることを特徴とする方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項15において、選択的に再同期
    動作を実施する場合に、前記ロータの回転に対して前記
    モータの相巻線を駆動するための駆動信号の印加を同期
    させることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 ロータと相巻線とを具備している多相
    モータ用の制御器において、 前記相巻線が非駆動状態にある時間期間直後に前記モー
    タの1つ又はそれ以上の相巻線の電気的特性を初期的に
    検知し且つ前記検知した電気的特性に基づいて前記ロー
    タが回転しているか否かを決定する第一回路、 前記ロータが回転していることを前記第一回路によって
    決定される場合に前記モータに関して再同期手順を選択
    的に実施する第二回路、を有していることを特徴とする
    制御器。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記第一回路
    が、 第一コミュテーションサイクルに対応する第一の時間を
    基礎とした値及び第二コミュテーションサイクルに対応
    する第二の時間を基礎とした値を得るために前記モータ
    の相巻線の電気的特性を検知する第三回路、 前記第一の時間を基礎とした値が実質的に前記第二の時
    間を基礎とした値から異なる場合に前記ロータが回転し
    ていることを決定する第四回路、を有していることを特
    徴とする制御器。
  21. 【請求項21】 請求項19において、更に、 前記ロータが回転していないことを前記第一回路によっ
    て決定される場合にスピンアップ手順を選択的に実施す
    る第三回路を有していることを特徴とする制御器。
  22. 【請求項22】 請求項19において、前記第一回路
    が、 第一コミュテーションサイクルに対応する第一の時間を
    基礎とした値及び第二コミュテーションサイクルに対応
    する第二の時間を基礎とした値を得るために前記モータ
    の相巻線の電気的特性を検知する第三回路、 前記第一の時間を基礎とした値が実質的に前記第二の時
    間を基礎とした値と同一である場合に前記ロータが回転
    していることを決定する第四回路、を有していることを
    特徴とする制御器。
  23. 【請求項23】 請求項19において、前記第二回路が
    前記ロータの回転に対して前記モータの相巻線を駆動す
    るための駆動信号の印加を同期させる第三回路を有して
    いることを特徴とする制御器。
  24. 【請求項24】 ディスクドライブシステムにおいて、 データが記憶される少なくとも1個のディスク、 前記ディスクに近接して位置される少なくとも1個のヘ
    ッド、 前記ディスクと相対的に所望の位置に前記ヘッドを位置
    決めさせ、読取動作期間中に前記ヘッドによって検知さ
    れたデータを受取り且つ書込動作期間中に前記ヘッドに
    データを供給するチャンネル制御回路、 前記ディスクを回転させるために接続されており、ロー
    タと複数個の相巻線とを具備している多相スピンドルモ
    ータ、 前記スピンドルモータの相巻線へ接続されており、前記
    スピンドルモータを制御するためのスピンドルモータ制
    御回路であって、前記ロータが回転しているか否かを決
    定するために前記スピンドルモータの1つ又はそれ以上
    の相巻線の電気的特性を初期的に検知し且つ前記ロータ
    が回転していないことが決定される場合に前記スピンド
    ルモータに関してスピンアップ手順を選択的に実施する
    ことによってディスクドライブ不動作期間に続いてメモ
    リアクセスを実施するための要求に応答するスピンドル
    モータ制御回路、を有していることを特徴とするディス
    クドライブシステム。
  25. 【請求項25】 請求項24において、前記スピンドル
    モータ制御回路が、更に、前記ロータが回転していない
    場合に前記ロータの位置を決定することを特徴とするデ
    ィスクドライブシステム。
  26. 【請求項26】 請求項24において、前記スピンドル
    モータ制御回路が、前記ロータが回転していることが決
    定される場合に、再同期動作を実行して前記スピンドル
    モータの相巻線用の駆動信号を前記ロータの前記決定し
    た回転に対して再同期させることを特徴とするディスク
    ドライブシステム。
  27. 【請求項27】 請求項24において、前記スピンドル
    モータ制御回路が第一コミュテーションサイクル及び第
    二コミュテーションサイクルの各々における1つ又はそ
    れ以上のコミュテーションシーケンス期間中に電流を検
    知し、前記第一及び第二コミュテーションサイクルの各
    々に対する1つ又はそれ以上のコミュテーションシーケ
    ンスにおいて検知された電流に対する時間値を測定し、
    前記第一及び第二コミュテーションサイクルの各々と関
    連する測定時間値を選択し、且つ前記選択した測定時間
    値の比較に基づいて前記ロータが回転しているか否かを
    決定することを特徴とするディスクドライブシステム。
  28. 【請求項28】 請求項27において、前記スピンドル
    モータ制御回路が前記比較に基づいて前記ロータの位置
    を決定することを特徴とするディスクドライブシステ
    ム。
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