JP2002124910A - 環境データの計測表示システム - Google Patents

環境データの計測表示システム

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JP2002124910A
JP2002124910A JP2000339282A JP2000339282A JP2002124910A JP 2002124910 A JP2002124910 A JP 2002124910A JP 2000339282 A JP2000339282 A JP 2000339282A JP 2000339282 A JP2000339282 A JP 2000339282A JP 2002124910 A JP2002124910 A JP 2002124910A
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和美 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定者が環境データの変化等を容易に確認す
ることはできる環境データの計測表示システムを提供す
ることを課題としている。 【解決手段】 周囲環境から環境データを検出して出力
するセンサ2の検出値が入力されるクライアント端末C
に、センサ2の検出値に基づいたデータを、データ通信
網を介したクライアント端末Cとのデータ通信が可能な
サーバ端末Sに送信することができるデータ送信手段
と、クライアント端末Cから送信されるデータに基づい
てクライアント端末C側で表示可能な環境データを作成
するサーバ端末Sから送信される環境データを受信し
て、環境データを表示する表示手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は携帯電話や携帯情
報端末(PDA)等をクライアント端末として、該クラ
イアント端末に環境データの計測結果を表示せしめる環
境データの計測表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年天候や気候の温暖化あるいはオゾン
ホールの拡大、酸性雨、騒音等環境に関する関心が高ま
っており、紫外線,気温,湿度,気圧,臭い,CO2値,
PH(ペーハ値),騒音等の値(環境データ)がどの程
度であるかの確認を天気予報等によって確認してから外
出するケースも増加している。すなわち気温が低い場合
は、コートを持って外出したり、紫外線量が多い場合は
紫外線対策の化粧をしてから出かける等の行為が行われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし現在上記のよう
な環境データは天気予報等から発信されるデータに頼る
必要があり、上記環境データを知りたい人(計測者)が
いる場所又は行く先の場所のリアルタイムな環境データ
が必ずしも提供されるとは限らず、また計測者自身が上
記環境データを計測するためには測定装置が必要である
が、外出時に容易に携帯できる計測装置はなく、すなわ
ち環境データの測定業者以外の測定者が環境データの変
化等を容易に確認することはできなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の環境データの計測表示システムは、周囲環境
から環境データを検出して出力するセンサ2の検出値が
入力されるクライアント端末Cと、データ通信網を介し
たクライアント端末とのデータ通信が可能なサーバ端末
Sとからなり、該クライアント端末Cにセンサ2の検出
値に基づいたデータをサーバ端末S側に送信することが
できるデータ送信手段を設け、上記サーバ端末Sにクラ
イアント端末Cから送信されるデータに基づいてクライ
アント端末C側で表示可能な環境データを作成する演算
手段24と、該環境データをクライアント端末C側に送
信する送信手段を設け、上記クライアント端末Cがサー
バ端末Sから送信される環境データを受信するととも
に、該環境データを表示せしめる表示手段を備えたこと
を第1の特徴としている。
【0005】第2に表示手段がディスプレイ8とウェブ
ブラウザ11を備え、送信手段がサーバ端末S上で作動
するHTTPサーバ21を備え、環境データがHTTPサーバ2
1による送信とウェブブラウザ11上での表示とが可能
なデータであることを特徴としている。
【0006】第3に環境データがクライアント端末C側
にグラフィックを表示せしめるデータであり、クライア
ント端末Cのディスプレイ8が、グラフィックの表示が
可能なディスプレイであることを特徴としている。
【0007】第4にデータ通信網がインターネット又は
LAN回線のいずれか一方又は両方を含んだ通信回線網で
あることを特徴としている。
【0008】第5にサーバ端末S側にクライアント端末
C側から送信されるデータを蓄積するデータベースサー
バ23を設け、演算手段24がデータベースサーバ23
内のデータに基づいて環境データの演算を行うことが可
能であることを特徴としている。
【0009】第6にセンサ2が外気の状態を測定する外
気状態測定センサ又はセンサ2に接する接触部分の状態
を測定する接触部測定センサであることを特徴としてい
る。
【0010】第7にクライアント端末が、携帯電話3又
は携帯情報端末27又はパーソナルコンピュータ26か
らなることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の1実施形態を図面に
従って説明する。図1は本発明の環境データの計測表示
システムのモデル図であり、紫外線,気温,湿度,気
圧,臭い,CO2(二酸化炭素)濃度値,PH(ペーハ
値),騒音の値等の環境データを測定者1がセンサ2に
よって測定してクライアント端末Cからコンピュータ通
信可能なデータ通信網Wを介してサーバ端末Sに測定デ
ータを送信することによって、クライアント端末C上に
測定結果をグラフィカルに表示せしめ、測定者1が環境
状態を確認することができる構造となっている。
【0012】なお本実施形態においてはクライアント端
末Cとして携帯電話が、サーバ端末として汎用のサーバ
コンピュータが、データ通信網Wとしてインターネット
又はパケット量に応じて課金が行われるLAN回線である
パケット課金通信網が使用されている。
【0013】これによりクライアント端末(携帯電話)
側からサーバ端末(サーバコンピュータ)に所定の環境
に対する測定データをインターネット又はパケット課金
通信網を介して送信し、該サーバコンピュータ側におい
て携帯電話からの測定データを解析し、該測定データに
基づいて携帯電話で表示可能な環境データを作成し、携
帯電話側にインターネット又はパケット課金通信網を介
して送信して、携帯電話において環境データを受信し、
該環境データを表示することによって、ほぼリアルタイ
ムに、携帯電話側において測定した環境状態(情報)を
入手することができる。
【0014】このとき図2,図3に示されるように、上
記携帯電話3は通常の電話通話以外にコンピュータ等と
のデータ通信が可能な従来公知のものであり、パーソナ
ルコンピュータ等との接続用のコネクタ6や、電話番号
等を記憶せしめるメモリ7,グラフィックの表示が可能
なディスプレイ8等を備えている。
【0015】またTCP/IPとHTTPを備えた通信プロトコル
を介してサーバコンピュータ4のウェブサーバ(後述す
る)との通信が可能な通信手段9と、該通信手段9を介
して上記ウェブサーバからのデータを受信し、該データ
を処理してディスプレイ8に表示せしめるとともに、通
信手段9を介してウェブサーバにデータを送信すること
ができるウェブブラウザ11と、上記コネクタ6を介し
て入力される信号を通信手段9を介してウェブサーバ側
に送信せしめる測定データ送信手段12も備えている。
なお上記測定データ送信手段12はコネクタ6を介して
入力されるセンサ2による測定データをウェブブラウザ
11を介してウェブサーバに送信する。
【0016】一方所定の環境情報の測定は、該当する環
境を測定するセンサ2によって行われる。このとき測定
対象とする環境として、例えば紫外線,気温,湿度,異
臭,気圧,騒音,CO2濃度等の外気環境と、所定部分のP
H値や所定の土壌の水分値等の所定場所の環境等があ
り、すなわち環境データ測定用のセンサ2として紫外線
センサ,温度センサ,湿度センサ,においセンサ,気圧
センサ,CO2センサ,騒音センサ,PHセンサ,水分セ
ンサ等が考えられる。
【0017】そしてセンサ2には、センサ2の出力(検
出値)を上記コネクタ6を介して測定データ送信手段1
2に入力せしめるアダプタ14が取り付けられ、該アダ
プタ14を携帯電話3のコネクタ6に装着することによ
ってセンサ2の出力が測定データ送信手段12に送ら
れ、サーバコンピュータ4(ウェブサーバ)に送信され
る。
【0018】なお上記アダプタ14はセンサ2に応じて
I/V変換部や、A/D変換部等を備え、センサ2から
の出力信号を増幅するとともに、測定データ送信手段1
2が認識できるデータ(測定データ)に変換するもので
ある。
【0019】以上に示される構造により、例えば測定者
1が測定者1の近傍の現在気温を測定する場合、携帯電
話3のコネクタ6にアダプタ14を介してセンサ2を取
り付け、該携帯電話3をサーバコンピュータ4(ウェブ
サーバ)と通信せしめてウェブサーバから送信されるウ
ェブページをディスプレイ8に表示せしめ、ディスプレ
イ8に表示されるウェブページからセンサ2により測定
した測定データをウェブサーバ側に送信せしめることに
よって、後述するサーバコンピュータ4側の処理により
ディスプレイ8上に現在気温を表示させることができ
る。
【0020】次に上記サーバコンピュータ4について説
明する。該サーバコンピュータ4は図4に示されるよう
に、前述のウェブサーバ21の他、該ウェブサーバ21
を携帯電話3側と通信せしめる通信手段22と、前述の
ようにウェブサーバ21に入力される測定データを蓄積
せしめるデータベースサーバ23と、測定データを携帯
電話3のウェブブラウザ11側(ディスプレイ8)に環
境情報のグラフ等のグラフィック画面を表示せしめるた
めのグラフィックデータとして加工するグラフィック演
算部24等を備えている。
【0021】このときグラフィック演算部24はウェブ
サーバ21に入力されるリアルタイムな測定データ又は
データベースサーバ23に蓄積されている測定データ
(過去の測定データ)からグラフィックデータを作成す
ることが可能に構成されており、グラフィックデータも
データベースサーバ23に蓄積される。
【0022】なお上記ウェブサーバ21はサーバコンピ
ュータ4上で動作する従来公知のHTTPサーバを備え、HT
TPクライアント(ウェブブラウザ11)からのデータを
受信することができるとともに、chtml等の言語によっ
て作成されたデータをHTTPクライアント11側に通信手
段22を介して送信する送信手段となっており、携帯電
話3にグラフィックデータによるグラフィック(グラ
フ)を表示せしめ、且つ携帯電話3側から測定データ等
のデータを送信せしめるためのウェブページを送信する
ものとなっている。
【0023】上記構造によりサーバコンピュータ4側に
おいては、携帯電話3からウェブサーバ21へのアクセ
スがあると、携帯電話3にウェブページを表示させるた
めのデータを送り、携帯電話3側にウェブページを表示
せしめる。このとき該ウェブページは、グラフィックデ
ータにより表示されるグラフィック(グラフ)を表示さ
せるグラフ表示画面と、少なくとも測定データの送信、
あるいはグラフ化する過去の測定データを指示する指示
画面とを切り換えて、又は同時に表示させることができ
るものとなっている。
【0024】これにより携帯電話3から最初にサーバコ
ンピュータ4にアクセスするときは、測定データが送信
されていない、又は過去測定データに基づいたグラフィ
ック(グラフ)の表示の指示が出されていないため、ウ
ェブサーバ21は携帯電話3にグラフィックデータを送
信せず、携帯電話3には指示画面が表示される。
【0025】そして前述のように測定者1が現在(リア
ルタイム)の気温を測定する場合の例に基づき説明する
と、測定者1がウェブページの指示画面の指示に従い、
ウェブページに表示される測定データ送信用のボタン等
を実行することによって、センサ(温度センサ)3の測
定データがサーバコンピュータ4(ウェブサーバ21)
に送信される。
【0026】これによりウェブサーバ21にはセンサ2
による測定データと、リアルタイム表示であることがデ
ータとして入力され、測定データがデータベースサーバ
23とグラフィック演算部24に送られ、データベース
として蓄積されるとともに、グラフィックデータに加工
される。
【0027】そしてウェブサーバ21にグラフィックデ
ータが送られ、該グラフィックデータをウェブサーバ2
1が携帯電話3に送信する。そして携帯電話3がウェブ
サーバ21からのグラフィックデータを受信すると、ウ
ェブブラウザ11がグラフィックデータをグラフィック
(グラフ等)化してディスプレイ8に表示せしめ、測定
者1はリアルタイムの気温をグラフィカルに確認するこ
とができる。
【0028】なお過去の測定データの気温に基づいたグ
ラフィックを携帯電話3に表示させる場合は、測定者1
がウェブページの指示画面に従い、ウェブページに表示
される送信用のボタン等を実行して、表示させる気温の
過去データの期間をウェブサーバ21側に送信すること
によって可能となる。
【0029】以上のようなシステム構成により測定者1
は携帯電話3と環境測定用のセンサ2を携帯することに
よって、測定者自身の周囲の環境の状態を容易に測定し
て、携帯電話3に表示せしめることができる。このとき
測定結果はサーバコンピュータ4側で演算して携帯電話
3側に送信されるため、携帯電話3側に演算装置等が不
要となり、携帯電話3側に多くのハードウエア資源を要
求することが無く、クライアント端末側の負荷が小さく
なる他、サーバコンピュータ4側のソフトウエアをアッ
プデートすることによって、携帯電話3側での表示等を
アップデートすることが可能となる。
【0030】また測定の履歴がサーバコンピュータ4側
に蓄積されるため、携帯電話3側に測定の履歴等を蓄積
せしめる必要以上に大きなメモリ(記憶装置)等を設け
る必要もなく、測定履歴(蓄積されている測定データ)
に基づいたグラフィックを携帯電話3上に容易に表示さ
せることができ、時系列的な環境データの推移等も容易
に表示することができる。
【0031】すなわち測定者は特別な測定装置を携帯す
ることなく、容易に環境データを知り得ることができ、
測定者が環境データの測定業者ではない場合でも、環境
データの測定が容易であり、知り得た環境データをパー
ソナルに使用(例えば環境データにより化粧方法を変更
する等)することも容易となる。
【0032】特に携帯電話3とサーバコンピュータ4と
の間のデータ通信がウェブサービスにより行われるた
め、クライアント端末C(携帯電話3)は、一般的なHT
TPクライアント(ウェブブラウザ11)を搭載するもの
であれば使用可能となり、クライアント端末C側に特別
な(本システム専用の)クライアント機能を設ける必要
が無く、本システムをより容易に使用することができ
る。
【0033】なお携帯電話3側ではセンサ2の出力はア
ダプタ14によって測定データに変換(抽象化)される
ため、アダプタ14を各センサに対応させることによっ
て、携帯電話3側に大きな負荷をかけることなく、様々
な環境情報を得ることができる。
【0034】また上記実施形態においては、測定データ
の処理は全てサーバコンピュータ4側で行うように構成
した例について説明したが、携帯電話3側に予めプログ
ラムを書き込んでおき、測定データの処理(グラフィッ
ク演算部24の機能)の一部又は全部を携帯電話3側に
持たせても良い。この場合は、例えば測定データの蓄積
をサーバコンピュータ4(データベースサーバ23)側
に任せることにより、より高速に演算結果を表示させる
ことができる。
【0035】ただし携帯電話3側には比較的大きな記憶
容量が必要となる他、場合によってはプログラムの実行
環境を別途備える必要がある。なお当該プログラムをJa
vaにより作成することによって、プログラムの実行環境
をウェブブラウザに持たせることは可能である。
【0036】さらに上記実施形態においては、データ通
信網としてインターネット又はパケット課金通信網(LA
N回線)を使用した例について説明したが、例えばイン
ターネットへの接続をパケット課金通信網により行う等
によりインターネット及びパケット課金通信網の両方を
使用してもよい。この場合パケット課金通信網はパケッ
トの通信量に応じて課金が行われるため、クライアント
端末Cとサーバ端末Sとが長時間接続されている場合で
あっても、無通信時間は課金されないため、通信料金が
必要以上に高騰することがない。
【0037】また上記実施形態においてはセンサ2を携
帯電話3に外部接続する構造であるが、センサ2を携帯
電話3の枠体内に一体的に設けても良く、例えば紫外線
を検知するセンサ(フォトダイオード)を、紫外線を効
率よく受光するように携帯電話3に複数設けることによ
って、携帯電話3の受光面(センサ取付面)をできるだ
け紫外線が垂直に照射されるように向けることで、受光
域の紫外線の強度分布を容易に測定表示することができ
る。
【0038】なお携帯電話3に取り付けるセンサは、温
度や湿度等のセンサでも良く、また異なる種類のセンサ
を複数取り付けておいても良い。
【0039】一方上記実施形態においてはクライアント
端末Cが携帯電話3である場合について説明したが、そ
の他に図5,図6に示されるようにノートタイプのコン
ピュータ(ノートパソコン)26や、携帯情報端末(P
DA)27等をクライアント端末Cとすることも可能で
ある。
【0040】例えばクライアント端末Cがノートパソコ
ン26である場合は、図5に示されるようにPCカード
スロットル経由で、サーバコンピュータ4と通信する通
信手段9(通信カード)と、センサ2と接続することが
可能であり、クライアント端末C(ノートパソコン2
6)と外部装置(通信カード,センサ2)との接続も容
易である。
【0041】なおセンサ2をPCカードスロットル経由
でノートパソコン26に接続する場合は、アダプタ14
をPCカードタイプのものとして、センサ2の出力をP
Cカードスロットル側に出力することができるものとす
る必要がある。またシリアルポートやパラレルポート等
のI/Oインターフェースをセンサ2のインターフェー
スとする場合は、アダプタ6をいずれかのポートに対応
するものとする必要がある。
【0042】これにより当該ノートパソコン26に搭載
するウェブブラウザを起動することによって、上記携帯
電話3の場合と同様にサーバコンピュータ4との通信が
可能となり、環境データの測定を行うことができる。こ
のときクライアント端末C(ノートパソコン26)に携
帯電話をシミュレーションし、該シミュレーションされ
た携帯電話29で、環境データの測定を行うように構成
してもよい。
【0043】なお上記携帯電話のシミュレーションはJa
va等を使用して容易に行うことができるため、詳細につ
いては割愛する。またウェブサーバ21からのデータ又
はウェブサーバ21側から予めダウンロードしたデータ
によりウェブブラウザ11(ディスプレイ8)上に携帯
電話29をシミュレーションせしめることで、ノートパ
ソコン26のOSやプラットフォームに無関係に、前述
のように環境の測定を行うことができ、さらに前述のよ
うにグラフィック演算部24等の機能の一部又は全部を
クライアント端末Cに持たせることによって、処理を高
速に行うこと等も可能となる。
【0044】また図6に示されるように、PDA27を
クライアント端末Cとすることも可能であり、この場合
も上記クライアント端末Cがノートパソコン26である
場合と同様に、容易に環境データの測定を行うことがで
きるが、センサ2の接続用のI/OがPCカードスロッ
トル等の所定の規格に準じたもの以外であれば、アダプ
タ14は各PDA27に応じたものとする必要がある。
【0045】なお携帯電話3の接続が可能なPDA27
を使用する場合は、PDA27に携帯電話を接続するこ
とによって、携帯電話をサーバコンピュータ4との通信
装置(手段)9として使用することができる。そしてP
DA27に搭載されたウェブブラウザ11を起動して、
サーバコンピュータ4側と通信することによって環境デ
ータを容易に測定表示することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よると、紫外線,気温,湿度,気圧,臭い,CO2値,P
H,騒音等の外気の状態を測定する外気状態測定セン
サ、又は土中水分等の接触部測定センサによって環境デ
ータを測定する場合、クライアント端末とセンサとを使
用者が測定場所に携帯することにより、リアルタイムに
且つ容易に環境データを測定して、クライアント端末側
において環境状態を表示することができる。
【0047】このときクライアント端末がセンサによる
検出値(出力)をサーバコンピュータ側に送信するとと
もに、サーバコンピュータ側から送信される演算結果を
受信して表示するものであり、測定値の演算や表示形式
への変換等はサーバコンピュータ側で行う構造となって
いるため、環境データの測定に際してクライアント端末
側にかかる負担が小さく、クライアント端末に対して大
きなハードウエアの資源を要求しないという効果があ
る。
【0048】特にクライアント端末をウェブブラウザを
介してサーバコンピュータ側と通信する構成とすること
によって、クライアント端末としてウェブブラウザの起
動が可能であるとともに、所定のI/Oを介してセンサ
からの出力値の入力が可能なハードウエアを採用するこ
とができ、例えばウェブブラウザ機能を備えたディスプ
レイ付きの携帯電話や、ノートタイプのパーソナルコン
ピュータ、携帯情報端末(PDA)をクライアント端末
とすることができ、クライアント端末のコストを低く押
さえることができる。
【0049】このとき携帯電話をクライアント端末とす
ることによって、クライアント端末の携帯性が向上し、
環境データの測定をより容易に行うことができる。また
ウェブブラウザを介してサーバコンピュータと通信させ
ることにより、データの送受信やクライアント端末側の
操作もより容易となる。
【0050】またデータ通信網としてインターネットを
使用することによって、クライアント端末からサーバコ
ンピュータへのアクセスを広域から容易に行うことがで
きるという利点があり、さらにLAN回線としてパケッ
トの通信量に応じて課金を行うパケット課金通信網を使
用することによって、必要以上の通信料の高騰を防止す
ることができる。
【0051】一方サーバコンピュータ側に測定データの
蓄積を行うデータベースサーバを設けることにより、測
定結果の履歴を保存することができ、クライアント端末
側に必要以上に大きなメモリを搭載することなく、測定
履歴を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】環境データの計測表示システムのモデル図であ
る。
【図2】携帯電話の概略図である。
【図3】携帯電話の機能ブロック図である。
【図4】サーバコンピュータの機能ブロック図である。
【図5】クライアント端末であるノートパソコンの外観
図である。
【図6】クライアント端末である情報携帯端末の外観図
である。
【符号の説明】
2 センサ 3 携帯電話 8 ディスプレイ 11 ウェブブラウザ 21 HTTPサーバ 23 データベースサーバ 24 演算手段 26 パーソナルコンピュータ 27 携帯情報端末 C クライアント端末 S サーバ端末

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲環境から環境データを検出して出力
    するセンサ(2)の検出値が入力されるクライアント端
    末(C)と、データ通信網を介したクライアント端末
    (C)とのデータ通信が可能なサーバ端末(S)とから
    なり、該クライアント端末(C)にセンサ(2)の検出
    値に基づいたデータをサーバ端末(S)側に送信するこ
    とができるデータ送信手段を設け、上記サーバ端末
    (S)にクライアント端末(C)から送信されるデータ
    に基づいてクライアント端末(C)側で表示可能な環境
    データを作成する演算手段(24)と、該環境データを
    クライアント端末(C)側に送信する送信手段を設け、
    上記クライアント端末(C)がサーバ端末(S)から送
    信される環境データを受信するとともに、該環境データ
    を表示せしめる表示手段を備えた環境データの計測表示
    システム。
  2. 【請求項2】 表示手段がディスプレイ(8)とウェブ
    ブラウザ(11)を備え、送信手段がサーバ端末(S)
    上で作動するHTTPサーバ(21)を備え、環境データが
    HTTPサーバ(21)による送信とウェブブラウザ(1
    1)上での表示とが可能なデータである請求項1の環境
    データの計測表示システム。
  3. 【請求項3】 環境データがクライアント端末(C)側
    にグラフィックを表示せしめるデータであり、クライア
    ント端末(C)のディスプレイ(8)が、グラフィック
    の表示が可能なディスプレイである請求項1又は2の環
    境データの計測表示システム。
  4. 【請求項4】 データ通信網がインターネット又はLAN
    回線のいずれか一方又は両方を含んだ通信回線網である
    請求項1又は2又は3の環境データの計測表示システ
    ム。
  5. 【請求項5】 サーバ端末(S)側にクライアント端末
    (C)側から送信されるデータを蓄積するデータベース
    サーバ(23)を設け、演算手段(24)がデータベー
    スサーバ(23)内のデータに基づいて環境データの演
    算を行うことが可能である請求項1又は2又は3又は4
    の環境データの計測表示システム。
  6. 【請求項6】 センサ(2)が外気の状態を測定する外
    気状態測定センサ又はセンサ(2)に接する接触部分の
    状態を測定する接触部測定センサである請求項1又は2
    又は3又は4又は5の環境データの計測表示システム。
  7. 【請求項7】 クライアント端末が、携帯電話(3)又
    は携帯情報端末(27)又はパーソナルコンピュータ
    (26)からなる請求項1又は2又は3又は4又は5又
    は6の環境データの計測表示システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004104964A1 (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Jms Co., Ltd. インターネット経由データ転送装置
JP2005251149A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Kaiyo Chosa Kyokai インターネット波浪情報転送システム
JP2014518478A (ja) * 2011-06-15 2014-07-28 ザ・ボーイング・カンパニー 再構成可能なネットワーク対応型プラグアンドプレイ多機能処理及びセンシングノード

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