JP2002123506A - 文書管理システム - Google Patents

文書管理システム

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JP2002123506A
JP2002123506A JP2000315764A JP2000315764A JP2002123506A JP 2002123506 A JP2002123506 A JP 2002123506A JP 2000315764 A JP2000315764 A JP 2000315764A JP 2000315764 A JP2000315764 A JP 2000315764A JP 2002123506 A JP2002123506 A JP 2002123506A
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Sho Imasato
詔 今郷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書属性情報が文書管理サーバなどコピー先
に登録されず、欠落してしまうという事態を抑えること
ができる文書管理システムを提供する。 【解決手段】 クライアントから文書登録要求を受け付
け(S11)、受信した直列化文書属性情報を解析して複
数の文書属性から成る文書属性情報を得る(S12)。続
いて、文書属性情報中の最初の文書属性情報を取り出
し、取り出した文書属性の名前に完全に一致する名前の
文書属性が当該サーバ1に登録されているか否かを判定
し(S14)、完全に一致する名前の文書属性があれば
(S14でYes)、その名前の文書属性に属する値として
取り出した文書属性の値などを登録する(S15)。それ
に対して、完全に一致する名前の文書属性がなければ
(S14でNo)、例えば類似の名前の文書属性に属させて
取り出した文書属性の値などを登録する(S16)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書のコンテンツ
および属性(プロパティ)情報を管理する文書管理サー
バが2つ以上存在する場合に、ひとつの文書管理サーバ
から別の文書管理サーバへ文書のコンテンツおよび属性
情報をコピーする技術に係わり、特に、コピー元のサー
バとコピー先のサーバとで管理する文書属性情報が大部
分は共通であっても、個々のサーバで独自に文書属性を
定められる場合に、コピー元のサーバだけが関知してい
る文書属性の値を、コピー先のどの文書属性にコピーす
るかを決定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】文書管理システムでは、大量の文書の大
量の文書データを保管しておく文書記憶手段を備え、利
用者は、文書登録を行なって登録された文書をこのよう
な文書記憶手段に格納し、登録されている文書を検索し
て所望の文書データを取り出し、参照する。また、近年
では、このような文書管理システムがネットワーク化さ
れ、例えば、大容量の文書記憶手段を有する文書管理サ
ーバをネットワークに接続し、同様にネットワークに接
続された複数のクライアント(例えばパーソナルコンピ
ュータ)から文書管理サーバに文書を登録・保管し、ク
ライアントから文書検索要求を出し、所望の文書をクラ
イアントへ取り込んで参照したりする。また、文書管理
サーバでは、文書のコンテンツおよび文書属性(プロパ
ティ)を管理している。文書属性とは、「文書名」や
「作成日時」など、文書に関する補助情報である。文書
管理サーバによって、どのような文書属性を管理するか
は固定されているが、利用者が新たな文書属性を追加で
きたり、いくつかある文書属性群の中から一部を選んだ
りできるものもある。そのような場合に、文書管理サー
バ間で文書をコピーしようとすると、コピー元文書管理
サーバには存在するのに、コピー先文書管理サーバには
存在しないような文書属性があったりする。従来、その
ような文書属性の値はコピー先には渡されず、情報が欠
落してしまっている。例えば、市販されている「Lifis
a」(商品名)のバージョン2.01.08のオンラインマニュ
アルの147ページには次の記述がある。 ---引用開始--- サーバー間文書コピー 選択したキャビネットに登録されているフォルダや文書
を、他のLIFISAサーバーのキャビネットへコピーしま
す。 1 フォルダ・文書一覧画面でフォルダまたは文書を選
択します。 2 [オプション]メニューから[サーバー間文書コピ
ー]を選択します。 3 コピー先のLIFISAのサーバー名を入力し、[OK]を
選択します。 4 コピー先のLIFISAのキャビネット名またはフォルダ
名を選択し、[OK]を選択します。 5 文書タイプを対応付け、[OK]を選択します。 コピーが開始されます。 補足 ・選択したコピー先には、フォルダまたは文書の作成権
限が必要です。 ・対応付けられた文書タイプが異なるとき、項目名とタ
イプが一致するユーザー設定項目は、コピー元の設定が
引き継がれます。一致しない項目については、空白とな
ります。 ---引用終了--- このように、文書属性の名前である項目名、およびデー
タ型(後述)であるタイプが一致しない項目(文書属性
の項目)については空白となってしまうのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のよに、従来技術
においては、コピー元文書管理サーバには存在するの
に、コピー先文書管理サーバには存在しないような文書
属性については、コピー先文書管理サーバに登録され
ず、欠落してしまうという問題がある。例えば、コピー
元文書管理サーバには「廃棄日」という独自の文書属性
があり、コピー先文書管理サーバには「廃棄予定日」と
いう独自の文書属性がある場合、従来技術では、この2
つの文書属性の名前は一致しないので、コピー元の「廃
棄日」という文書属性の値はコピー先には登録されず、
欠落してしまうのである。そうなると、コピー先文書管
理サーバの利用者は、その文書に廃棄予定日が設定され
ていたことを知る術がなくなってしまう。本発明の目的
は、このような従来技術の問題を解決し、文書属性情報
がコピー先文書管理サーバに登録されず、欠落してしま
うという事態を最小限に抑えることができる文書管理シ
ステムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、文書の属性を管理する
文書管理手段と、文書操作クライアントからの要求に応
じて該当する文書属性情報を転送する文書転送手段とを
文書管理サーバに備えた文書管理システムおいて、転送
される文書属性情報中に文書属性の名前、その値、およ
びそのデータ型を含む構成にした。また、請求項2記載
の発明では、請求項1記載の発明において、文書属性情
報中に、さらに、文書属性を示す識別情報を含む構成に
した。また、請求項3記載の発明では、文書の属性を管
理する文書管理手段と、文書操作クライアントからの文
書登録要求に応じて受信した文書属性情報を登録する文
書登録手段とを文書管理サーバに備えた文書管理システ
ムにおいて、受信した文書属性情報中の当該文書属性の
名前に完全に一致する名前の文書属性が当該文書管理サ
ーバに存在しない場合、受信した当該文書属性の値を当
該文書管理サーバ管理下のどの文書属性に登録するかを
文書属性の名前の一致度合に基づいて決定する構成にし
た。また、請求項4記載の発明では、文書の属性を管理
する文書管理手段と、文書操作クライアントからの文書
登録要求に応じて受信した文書属性情報を登録する文書
登録手段とを文書管理サーバに備えた文書管理システム
において、受信した文書属性情報中の当該文書属性の識
別情報に一致する識別情報の文書属性が当該文書管理サ
ーバに存在しない場合、受信した当該文書属性の値を当
該文書管理サーバ管理下のどの文書属性に登録するかを
文書属性の名前の一致度合に基づいて決定する構成にし
た。また、請求項5記載の発明では、請求項3または請
求項4記載の発明において、データ型が一致する場合に
限り、受信した当該文書属性の値を当該文書管理サーバ
管理下のどの文書属性に登録するかを文書属性の名前の
一致度合に基づいて決定する構成にした。また、請求項
6記載の発明では、請求項3または請求項4記載の発明
において、受信した当該文書属性の値に受信した当該文
書属性の名前を付加した値を、当該文書管理サーバ管理
下の当該文書属性の値として登録する構成にした。ま
た、請求項7記載の発明では、文書の属性を管理する文
書管理手段と、文書操作クライアントからの文書登録要
求に応じて受信した文書属性情報を登録する文書登録手
段とを文書管理サーバに備えた文書管理システムにおい
て、受信した文書属性情報中の当該文書属性に対応する
文書属性が当該文書管理サーバに存在しない場合、受信
した当該文書属性の値に受信した当該文書属性の名前を
付加した値を、予め用意した特定の文書属性に属する値
として登録する構成にした。
【0005】
【作用】前記のような手段にしたので、請求項1記載の
発明では、指定された文書について文書属性情報を他の
文書管理サーバなどに登録する際、文書属性の名前、そ
の値、およびそのデータ型を含む文書属性情報が転送さ
れる。請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明に
おいて、文書属性情報中に、さらに、文書属性を示す識
別情報が含まれる。請求項3記載の発明では、受信した
文書属性情報中の当該文書属性の名前に完全に一致する
名前の文書属性が当該文書管理サーバに存在しない場
合、受信した当該文書属性の値を当該文書管理サーバ管
理下のどの文書属性に登録するかが文書属性の名前の一
致度合に基づいて決定される。請求項4記載の発明で
は、受信した文書属性情報中の当該文書属性の識別情報
に一致する識別情報の文書属性が当該文書管理サーバに
存在しない場合、受信した当該文書属性の値を当該文書
管理サーバ管理下のどの文書属性に登録するかが文書属
性の名前の一致度合に基づいて決定される。請求項5記
載の発明では、請求項3または請求項4記載の発明にお
いて、データ型が一致する場合に限り、受信した当該文
書属性の値を当該文書管理サーバ管理下のどの文書属性
に登録するかが文書属性の名前の一致度合に基づいて決
定される。請求項6記載の発明では、請求項3または請
求項4記載の発明において、受信した当該文書属性の値
に受信した当該文書属性の名前を付加した値が、当該文
書管理サーバ管理下の当該文書属性の値として登録され
る。請求項7記載の発明では、受信した文書属性情報中
の当該文書属性に対応する文書属性が当該文書管理サー
バに存在しない場合、受信した当該文書属性の値に受信
した当該文書属性の名前を付加した値が、予め用意した
特定の文書属性に属する値として登録される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は本発明の文書管理システ
ムによる文書コピーの説明図である。図示したように、
この文書管理システムは、ネットワークに接続された、
文書データなどを保管・管理する複数の文書管理サーバ
(以下、サーバと略す)1、およびそのサーバ1に対し
て文書の登録や取り出しを行なう文書操作クライアント
(例えばパーソナルコンピュータ,一つしか図示されて
いないが実際は複数ある,以下、クライアントと略す)
2を備え、クライアント2は、例えばコピー元サーバ1a
に接続して、どの文書をコピーするかを指示する。同じ
文書を例えば他のサーバ1bにも保管・管理させるのであ
る。コピー元サーバ1aは指示された文書の属性群(一つ
の文書は文書名とか、作成者など複数の属性を持ってい
る)を所定の形式のストリームとしてクライアント2に
渡す。次に、クライアント2は、例えばコピー先サーバ
1bに接続して、コピー元サーバ1aから取得した登録する
文書の文書属性情報のストリームを渡す。なお、文書属
性情報中には文書のコンテンツも一つの文書属性として
含まれているものとする。
【0007】図2に、この実施例のサーバ1の構成を示
す。図示したように、文書の属性を管理する文書管理手
段である文書管理部11、クライアント2からの要求に応
じて所定フォーマットの該当する文書属性情報をストリ
ームに変換する文書直列化部12、ストリーム化(直列
化)された文書属性情報を転送する文書転送手段である
文書送信部13、ネットワークを介してストリーム化され
た文書属性情報を受信する文書受信部14、受信した文書
属性情報を登録する文書登録手段である文書登録部15な
どを備えている。なお、図示したすべての構成要素を一
つのサーバ1が持つ必要はなく、 文書管理部+文書直列化部+文書送信部 文書管理部+文書登録部+文書受信部 という構成でもよい。前者ならば文書受信は行えず、文
書送信のみが可能である。後者ならば文書送信は行え
ず、文書受信のみが可能である。
【0008】図3に文書属性情報送信時の動作フロー、
図4に文書属性情報受信時の動作フローを示す。以下、
図3などに従って、文書属性情報送信時の動作を説明す
る。図3に示したように、まず、文書送信部13がクライ
アント2からコピーする文書を示す文書識別情報(属性
識別情報)などを含んだ文書転送要求を受け取る(S
1)。なお、この際、例えば文書管理部11は、当該クラ
イアント2が指定の文書にアクセスする権限を持つか否
かという認証処理を行う。例えばユーザ名およびパスワ
ードを要求し、それらに対応づけてコピー権(あるいは
参照権)が登録されているか否かを調べるのである。文
書転送要求を受け取ると、文書送信部13はその文書識別
情報などを文書管理部11に渡し、文書管理部11は記憶さ
れている文書属性情報群の中から指定された文書識別情
報の文書属性情報を取り出す(S2)。そして、文書直
列化部12が取り出された所定フォーマットの文書属性情
報をストリーム化(直列化)し(S3)、文書送信部13
がストリーム化された文書属性情報をネットワークを介
して要求元のクライアント2へ渡す(S4)。また、文
書属性情報受信・登録時には、図4に示したように、文
書受信部14がクライアント2から文書登録要求を受け付
け(S11)、渡された直列化文書属性情報を文書登録部
15に渡す。なお、この際、文書受信部14は当該クライア
ント2が文書を登録する権限があるか否かという認証処
理を行う。例えばユーザ名とパスワードを要求して、登
録権が登録されているか否かを調べるのである。そし
て、登録権があれば、文書登録部15が、渡された直列化
文書属性情報を解析して複数の文書属性から成る文書属
性情報を得る(S12)。続いて、未処理の文書属性があ
るか否かを判定するが(S13)、この時点では、文書登
録部15がまだ登録処理を行なっていないので、当然未処
理の文書属性情報があり(S13でYes)、したがって、
文書登録部15は文書属性情報中の最初の文書属性情報を
取り出す。さらに、取り出した文書属性の名前に完全に
一致する名前の文書属性が当該サーバ1に登録されてい
るか否かを判定する(S14)。そして、完全に一致する
名前の文書属性があれば(S14でYes)、その名前の文
書属性に属する値として取り出した文書属性の値などを
登録する(S15)。
【0009】それに対して、完全に一致する名前の文書
属性がなければ(S14でNo)、例えば類似の名前の文書
属性に属させて取り出した文書属性の値などを登録する
(S16)(登録処理の詳細については後述する)。こう
して、一つの文書属性について処理が終了すると、ステ
ップS13に戻り、次の文書属性情報(未処理の文書属性
情報)があれば(S13でYes)、次の文書属性情報につ
いて同じことを繰り返す。また、次の文書属性情報がな
ければ(S13でNo)、この動作フローを終了させる。な
お、前記文書管理部11は文書コンテンツを含む各種文書
属性情報を管理する文書管理手段で、例えば図5に示し
たようなリレーショナルデータベースとして管理する。
文書の追加は、このデータベースに各文書属性情報を追
加することにより行う。図5において、「文書名」や
「作成日」が文書属性の名前で、その下に続く情報が各
文書の各文書属性の値である。また、文書管理部11は、
それぞれの文書属性情報のデータ型もデータベースのス
キーマ情報として例えば図6に示したように管理する。
なお、図6において、属性ID(属性識別情報)とは、文
書属性を特定するための一意な番号(文字列でも番号の
組み合わせでもよい)である。同じ属性IDを複数の文書
属性が持つことがないように管理している。
【0010】このように、文書コンテンツを含む各文書
属性情報は、データベースなどとして管理されているの
で、もし、あるサーバ独自の形式で文書属性情報をクラ
イアント2へ送信したとすると、クライアント2は係わ
っているサーバ1の形式毎に固有の処理を行なわねばな
らなくなる。また、バイナリ形式でデータを送ると、サ
ーバ1とクライアント2とではCPUなどハードウェア
が一般には異なるので、整数などのビット数やビットの
順序、浮動小数点数の表現方法などが異なる場合があ
り、不都合が生じる。また、バイナリ形式では、設計や
実装が面倒だし、拡張性にも欠ける。そこで、文書直列
化部12は、テキスト形式で所定のフォーマットにストリ
ーム化して、サーバ1からクライアント2へ文書属性情
報を送信する。サーバ1の文書管理部11が管理している
内部形式から、所定のフォーマットのテキストへの変換
を直列化と呼ぶ。但し、単なるテキストではプログラム
処理ができないので、XML(言語名)を用いてデータを
表現する。なお、XMLについては、「Extensible Markup
Language(XML)1.0.W3C Recommendation,1998/2/10.」
に規定されている。
【0011】単純な文書を直列化した例を以下に示す。
以下の例において、それぞれのタグの名前が文書属性
名、type属性の値がデータ型、開始タグと終了タグの間
が文書属性の値である。 <文書> <文書名 type="文字列型">技術レポート</文書名> <作成日 type="日時型">1999/12/1</作成日> <作成者 type="文字列型">山本</作成者> <バージョン番号 type="整数型">1</バージョン番号> <内容 type="文字列型">(文書内容を表すデータ列)</内
容> </文書>また、属性IDも付加して次のように表現しても
よい。以下において、ID属性の値が属性IDである。 <文書> <文書名 type="文字列型" ID="639842">技術レポート</
文書名> <作成日 type="日時型" ID="874563">1999/12/1</作成
日> <作成者 type="文字列型" ID="187637">山本</作成者> <バージョン番号 type="整数型" ID="463256">1</バー
ジョン番号> <内容 type="文字列型" ID="985634">(文書内容を表す
データ列)</内容></文書> このような属性IDにより、文書管理部11は、指定された
属性IDを持つ文書について必要な情報を取り出し、それ
を用いて、文書直列化部12が直列化文書属性情報テキス
トを生成するのである。
【0012】また、図4に示した前記の動作時、文書登
録部15は直列化文書属性情報のタグを手がかりとして、
文書属性名,データ型,属性値の3つ組の集合を得る。そ
して、それぞれの属性情報を文書管理部11の管理する新
たなレコードとして追加する。その際、文書登録部15
は、あるコピー元文書属性に対して、その値を設定する
コピー先文書属性(これを対応文書属性と呼ぶ)は次の
ようにして決定する。(1)名前(文書属性名)および
データ型が一致する文書属性があれば、それが対応文書
属性である。 (2)前記(1)の条件が満たされない場合、データ型
が一致する文書属性のなかで名前の一致度合が最も高い
文書属性が対応文書属性である。 (3)前記(1),(2)の条件が満たされない場合、
対応文書属性は存在しない。 また、属性IDが直列化文書属性情報に含まれている場合
は、次のようにして決定する。 (1)属性IDが一致する文書属性があれば、それが対応
文書属性である。 (2)前記(1)の条件が満たされない場合、データ型
が一致する文書属性のなかで、名前の一致度合が最も高
い文書属性が対応文書属性である。 (3)前記(1),(2)の条件が満たされない場合、
対応文書属性は存在しない。 名前の一致度合の算出方法には様々な方法が考えられ
る。例えば、次のようにして算出する。 一致度=2×Swc (Sw+Tw) ここで、 Swc:コピー元文書属性名の構成文字のなかで、コピー
先文書属性名でも使われている文字の数 Sw:コピー元文書属性名の構成文字数 Tw:コピー先文書属性名の構成文字数
【0013】こうして、対応文書属性が決まったら、属
性値(属性の値)を設定する。属性値はコピー元文書属
性の値をそのまま設定するのが最も単純であるが、名前
が完全に一致していない場合は、情報が欠落する恐れが
あるので、元の値に元の名前を付加したものを新たな値
として登録する。例えば、元の文書属性名が「文書作成
者」、元の値が「佐藤」である場合は、それを合成した
「文書作成者:佐藤」という値を登録するのである。こ
こで、値の合成方法には様々な方法があるが、どれも本
質的には変わらない。なお、名前が完全に一致する場合
には、元の値をそのまま使うのが自然であるが、合成し
た値を使用しても構わない。名前が完全には一致しない
場合、文書に予め例えば「未知文書属性」といったよう
な名前の特別な文書属性を用意しておき、名前が完全に
一致する文書属性以外の文書属性の値をこの「未知文書
属性」に登録するようにしてもよい。「未知文書属性」
に対応づけられる文書属性は複数ある可能性があるの
で、元の文書属性の名前と値とを合成したものを値とす
る。図7に、文書管理部11の管理する「未知文書属性」
の例を示す。
【0014】なお、以上の説明においては、サーバ間で
コピーを行う際、文書属性情報がいったんクライアント
2に転送されるように説明したが、クライアント2から
コピー先サーバの指定を受けて直接コピー先サーバ1に
転送するようにしてもよい。また、コピー先を文書管理
サーバとして説明したが、文書操作クライアントがコピ
ー先であってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1記載の発明では、指定された文書について文書
属性情報を他の文書管理サーバなどに登録する際、文書
属性の名前、その値、およびそのデータ型を含む文書属
性情報が転送されるので、転送されてきた文書属性情報
の名前と完全に一致する名前の文書属性がコピー先文書
管理サーバなどにない場合、転送されてきた文書属性情
報を例えばデータ型が同じで名前が類似している文書属
性に属させて登録することができ、したがって、登録さ
れずに欠落してしまうという事態を最小限に抑えること
ができる。また、請求項2記載の発明では、請求項1記
載の発明において、文書属性情報中に、さらに、文書属
性を示す識別情報が含まれるので、コピー先に同じ文書
属性があるか否かを高速且つ正確に判定することができ
る。また、請求項3記載の発明では、受信した文書属性
情報中の当該文書属性の名前に完全に一致する名前の文
書属性が当該文書管理サーバに存在しない場合、受信し
た当該文書属性の値を当該文書管理サーバ管理下のどの
文書属性に登録するかが文書属性の名前の一致度合に基
づいて決定されるので、登録されずに欠落してしまうと
いう事態を最小限に抑えることができる。
【0016】また、請求項4記載の発明では、受信した
文書属性情報中の当該文書属性の識別情報に一致する識
別情報の文書属性が当該文書管理サーバに存在しない場
合、受信した当該文書属性の値を当該文書管理サーバ管
理下のどの文書属性に登録するかが文書属性の名前の一
致度合に基づいて決定されるので、登録されずに欠落し
てしまうという事態を最小限に抑えることができるし、
コピー先に同じ文書属性があるか否かを高速且つ正確に
判定することができる。また、請求項5記載の発明で
は、請求項3または請求項4記載の発明において、デー
タ型が一致する場合に限り、受信した当該文書属性の値
を当該文書管理サーバ管理下のどの文書属性に登録する
かが文書属性の名前の一致度合に基づいて決定されるの
で、偶然名前が似ている的外れの文書属性に属させて登
録してしまうということがなくなる。また、請求項6記
載の発明では、請求項3または請求項4記載の発明にお
いて、受信した当該文書属性の値に受信した当該文書属
性の名前を付加した値が、当該文書管理サーバ管理下の
当該文書属性の値として登録されるので、利用者はその
値の意味を正確に理解することができるし、登録された
値にコピー元の属性名が入っているか否かによって、完
全に同一でない文書属性のコピーか否かがわかる。ま
た、請求項7記載の発明では、受信した文書属性情報中
の当該文書属性に対応する文書属性が当該文書管理サー
バに存在しない場合、受信した当該文書属性の値に受信
した当該文書属性の名前を付加した値が、予め用意した
特定の文書属性に属する値として登録されるので、請求
項3記載の発明と同様に、登録されずに欠落してしまう
という事態を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書管理システムに係わる説明図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態を示す文書管理サーバの構
成ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す文書管理システムの
動作フロー図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す文書管理システムの
他の動作フロー図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す文書管理システム要
部のデータ構成図である。
【図6】本発明の実施の形態を示す文書管理システム要
部の他のデータ構成図である。
【図7】本発明の実施の形態を示す文書管理システム要
部の他のデータ構成図である。
【符号の説明】
1:文書管理サーバ 2:文書管理クライアント 11:文書管理部 12:文書直列化部 13:文書送信部 14:文書受信部 15:文書登録部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書の属性を管理する文書管理手段と、
    文書操作クライアントからの要求に応じて該当する文書
    属性情報を転送する文書転送手段とを文書管理サーバに
    備えた文書管理システムおいて、転送される文書属性情
    報中に文書属性の名前、その値、およびそのデータ型を
    含む構成にしたことを特徴とする文書管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書管理システムにおい
    て、文書属性情報中に、さらに、文書属性を示す識別情
    報を含む構成にしたことを特徴とする文書管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 文書の属性を管理する文書管理手段と、
    文書操作クライアントからの文書登録要求に応じて受信
    した文書属性情報を登録する文書登録手段とを文書管理
    サーバに備えた文書管理システムにおいて、受信した文
    書属性情報中の当該文書属性の名前に完全に一致する名
    前の文書属性が当該文書管理サーバに存在しない場合、
    受信した当該文書属性の値を当該文書管理サーバ管理下
    のどの文書属性に登録するかを文書属性の名前の一致度
    合に基づいて決定する構成にしたことを特徴とする文書
    管理システム。
  4. 【請求項4】 文書の属性を管理する文書管理手段と、
    文書操作クライアントからの文書登録要求に応じて受信
    した文書属性情報を登録する文書登録手段とを文書管理
    サーバに備えた文書管理システムにおいて、受信した文
    書属性情報中の当該文書属性の識別情報に一致する識別
    情報の文書属性が当該文書管理サーバに存在しない場
    合、受信した当該文書属性の値を当該文書管理サーバ管
    理下のどの文書属性に登録するかを文書属性の名前の一
    致度合に基づいて決定する構成にしたことを特徴とする
    文書管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4記載の文書管理
    システムにおいて、データ型が一致する場合に限り、受
    信した当該文書属性の値を当該文書管理サーバ管理下の
    どの文書属性に登録するかを文書属性の名前の一致度合
    に基づいて決定する構成にしたことを特徴とする文書管
    理システム。
  6. 【請求項6】 請求項3または請求項4記載の文書管理
    システムにおいて、受信した当該文書属性の値に受信し
    た当該文書属性の名前を付加した値を、当該文書管理サ
    ーバ管理下の当該文書属性の値として登録する構成にし
    たことを特徴とする文書管理システム。
  7. 【請求項7】 文書の属性を管理する文書管理手段と、
    文書操作クライアントからの文書登録要求に応じて受信
    した文書属性情報を登録する文書登録手段とを文書管理
    サーバに備えた文書管理システムにおいて、受信した文
    書属性情報中の当該文書属性に対応する文書属性が当該
    文書管理サーバに存在しない場合、受信した当該文書属
    性の値に受信した当該文書属性の名前を付加した値を、
    予め用意した特定の文書属性に属する値として登録する
    構成にしたことを特徴とする文書管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7127470B2 (en) 2002-06-24 2006-10-24 Ricoh Company, Ltd. Documents control apparatus that can share document attributes
JP2010044519A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Fuji Xerox Co Ltd 利用者情報管理プログラム、情報管理プログラム、情報管理装置、利用者情報管理装置及び情報管理システム

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