JP2002123443A - 通信方法及び携帯端末 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話のメモリ容量に左右されることなく
多数のサイトのＵＲＬをブックマークとして登録するこ
とができるようにする。 【解決手段】 携帯電話１１は携帯電話網１２を介して
ゲートウェイサーバ１４に接続され、そのゲートウェイ
サーバ１４はインターネット１５を介してコンテンツプ
ロバイダ１８のコンテンツサーバ１９ａ及びメールサー
バ１９ｂに接続されている。携帯電話１１は選択したサ
イトのＵＲＬをブックマークとしてコンテンツサーバ１
９ａに登録するためのデータをメールにしてメールサー
バ１９ｂに送信する。メールサーバ１９ｂは携帯電話１
１から送信されたメールを受信する。コンテンツサーバ
１９ａはメールサーバ１９ｂが受信したメールに基づい
てユーザ用ＵＲＬを作成し、このユーザ用ＵＲＬが示す
コンテンツサーバの記憶領域にサイトのＵＲＬを記憶す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、通信方法及び携帯
端末に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、デジタル移動体通信システムにお
ける携帯端末としての携帯電話、ＰＨＳ（Personal Han
dyphone System）の普及は拡大の一途をたどっている。
これら携帯電話やＰＨＳは相手の携帯電話やＰＨＳとの
通話のみならず、インターネットへアクセスし各種情報
の授受といった利用の仕方が益々増大している。つま
り、携帯電話やＰＨＳからサイトのＵＲＬを入力してイ
ンターネットに接続しコンテンツを見るものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで、これら携帯
電話やＰＨＳには、ブックマークなる機能を備えてい
る。ブックマークは、頻繁にアクセスする複数のサイト
のＵＲＬを事前にメモリに登録させておき、その登録し
た複数のサイトのＵＲＬの一覧を表示させ該当のページ
をクリック（選択）することによってサイトのＵＲＬを
入力せずに該サイトにアクセスきるようにしたものであ
る。従って、一度登録すれば、以後はサイトのＵＲＬを
いちいち入力するといった非常に面倒な操作がなくな
り、迅速に所望のサイトにアクセスすることができる。

【０００４】一方、携帯電話やＰＨＳは、多機能化が進
みそれに伴って記憶容量の大きいメモリデバイスが求め
られている。しかしながら、一方で携帯電話やＰＨＳ
は、小型化、軽量化及び低コスト化が求められており、
メモリデバイスの大容量化は高価で大型化につながるこ
とから限度があった。

【０００５】従って、前記ブックマークのために割り当
てられる記憶容量にも限度があった。その結果、ブック
マークには、登録できるサイトのＵＲＬの数には限度が
あり、多くは登録できなかった。

【０００６】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたのもであって、その目的は、携帯端末のメモリ容量
に左右されることなく多数のサイトのＵＲＬをブックマ
ークとして登録することのできる通信方法及び携帯端末
を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、携帯端末が携帯電話網を介してその携帯電話網を管
理するゲートウェイサーバに接続され、そのゲートウェ
イサーバはインターネットを介してコンテンツサーバに
接続されることにより、前記携帯端末が前記コンテンツ
サーバに対してアクセス可能にした通信方法において、
前記コンテンツサーバに、携帯端末のブックマークのた
めの記憶領域を設け、該記憶領域に携帯端末が選択した
サイトのＵＲＬを記憶するようにしたことをその要旨と
する。

【０００８】請求項２に記載の発明は、携帯端末が携帯
電話網を介してその携帯電話網を管理するゲートウェイ
サーバに接続され、そのゲートウェイサーバはインター
ネットを介してコンテンツサーバに接続されることによ
り、前記携帯端末が前記コンテンツサーバに対してアク
セス可能にした通信方法において、前記コンテンツサー
バは、携帯端末のブックマークのための記憶領域を設
け、前記携帯端末がサイトのＵＲＬをブックマークとし
て登録するためのデータを送信した時、前記記憶領域に
そのサイトのＵＲＬをブックマークとして記憶するとと
もに、前記携帯端末が前記コンテンツサーバの記憶領域
に登録したサイトのＵＲＬを読み出すためのデータが送
信された時、前記コンテンツサーバの記憶領域に記憶し
たサイトのＵＲＬを前記携帯端末に送信するようにした
ことをその要旨とする。

【０００９】請求項３に記載の発明は、携帯端末が携帯
電話網を介してその携帯電話網を管理するゲートウェイ
サーバに接続され、そのゲートウェイサーバはインター
ネットを介してコンテンツプロバイダのコンテンツサー
バ及びメールサーバに接続されることにより、前記携帯
端末が前記コンテンツサーバに対してアクセス可能にし
た通信方法において、前記携帯端末は、サイトのＵＲＬ
をブックマークとしてコンテンツサーバに登録するため
のデータをメールにして前記メールサーバに送信し、前
記メールサーバは、前記携帯端末から送信されたサイト
のＵＲＬをブックマークとして登録するためのデータを
メールで受信し、前記コンテンツサーバは、前記メール
サーバが受信したメールに基づいてユーザ用ＵＲＬを作
成し、このユーザ用ＵＲＬが示すコンテンツサーバの記
憶領域に前記サイトのＵＲＬを記憶するようにしたこと
をその要旨とする。

【００１０】請求項４に記載の発明は、請求項３に記載
の通信方法において、前記コンテンツサーバは、前記メ
ールサーバが受信したメールからその携帯端末のメール
アドレスをファイル名とするユーザ用ＵＲＬを作成し、
このユーザ用ＵＲＬが示すコンテンツサーバの記憶領域
に前記サイトのＵＲＬを記憶するようにしたことをその
要旨とする。

【００１１】請求項５に記載の発明は、携帯電話網を管
理するゲートウェイサーバがインターネットを介してコ
ンテンツプロバイダのコンテンツサーバ及びメールサー
バに接続されることにより前記コンテンツサーバに対し
てアクセス可能な携帯端末において、サイトのＵＲＬを
ブックマークとしてコンテンツサーバに登録するための
データを、前記メールサーバにメールにして送信するよ
うにしたことをその要旨とする。

【００１２】請求項１〜５に記載の発明によれば、コン
テンツサーバは、携帯端末が同携帯端末のブックマーク
のために選択したサイトのＵＲＬを記憶する。その結
果、携帯端末のユーザにとって、ブックマークとして登
録することのできるサイトの数に限度があっても、コン
テンツサーバのブックマークによって多数のサイトを登
録することができ、コンテンツサーバを保有するサイト
からみればユーザに対してより便利なサービスを提供す
ることができる。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図１はデジタル移動体通
信システムのシステム構成図を示し、携帯端末としての
携帯電話１１は、携帯電話網１２を介して管理センタ１
３が保有するゲートウェイサーバ１４と接続されてい
る。管理センタ１３のゲートウェイサーバ１４はインタ
ーネット１５を介して各種のコンテンツを提供するサイ
ト（コンテンツプロバイダ）１６のコンテンツサーバ１
７と接続されるようになっている。又、ゲートウェイサ
ーバ１４は、インターネット１５を介して予め特定した
サイト（ポータルサイト）１８が保有するコンテンツサ
ーバ１９ａ及びメールサーバ１９ｂと接続されるように
なっている。

【００１４】そして、携帯電話１１とゲートウェイサー
バ１４との間では、該携帯電話網１２で構築した独自の
プロトコルでデータの授受が行われ、ゲートウェイサー
バ１４とコンテンツサーバ１７，１９ａとの間では、イ
ンターネットプロトコル（ＴＣＰ／ＩＰ）でデータの授
受が行われる。

【００１５】携帯電話１１は、電子メールを送受信する
ための制御プログラムを備えている。又、携帯電話１１
は、インターネット１５上の各コンテンツサーバ１７，
１９ａのコンテンツを閲覧することができる制御プログ
ラムを備えている。つまり、携帯電話１１は、所望のＵ
ＲＬ（Uniform Resource Locator）を入力することで各
コンテンツサーバ１７，１９ａのコンテンツを閲覧する
ことができるとともに、電子メールの送受信ができる。

【００１６】ゲートウェイサーバ１４は、携帯電話１１
と各コンテンツサーバ１７，１９ａとの間でデータの授
受を行う。ゲートウェイサーバ１４は、携帯電話（端末
識別番号）に対してＩＰアドレスを割り当てるためのＩ
Ｐアドレスファイルを備えている。つまり、ＩＰアドレ
スファイルにおいて、携帯電話（端末識別番号）に対し
て割り当てられたＩＰアドレスを使うことによって、携
帯電話１１はゲートウェイサーバ１４を介して各コンテ
ンツサーバ１７，１９ａとの間でのデータの授受が可能
となる。そして、１つのセッションが終了するまで、携
帯電話（端末識別番号）に対するＩＰアドレス（送信元
ＩＰアドレス）は保持される。

【００１７】コンテンツサーバ１７は、ゲートウェイサ
ーバ１４を介して携帯電話１１に対してコンテンツを提
供する。又、コンテンツサーバ１７は、インターネット
１５を介して図示しないインターネット接続プロバイダ
に接続したパソコン等の端末に対してもコンテンツを提
供する。

【００１８】ポータルサイト１８のコンテンツサーバ１
９ａは、特定のユーザに対してのみコンテンツを提供す
るサーバであって、受信したデータの中から、特定のユ
ーザからアクセスされたものか否かを判別するためのデ
ータ（識別データ）を抽出する。そして、コンテンツサ
ーバ１９ａは、識別データが許可される識別データであ
る場合にはコンテンツを提供し、識別データが許可され
ない識別データである場合にはコンテンツを提供しない
ようになっている。又、ポータルサイト１８のコンテン
ツサーバ１９ａは該ユーザのためのポータルサイトとし
てブックマークを提供するようになっている。

【００１９】本実施形態では、特定のユーザとは、前記
ゲートウェイサーバ１４を介してアクセスされるユーザ
（携帯電話１１）である。そして、ゲートウェイサーバ
１４からポータルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａ
に送信されるデータには、識別データが付与されている
ことになる。尚、この識別データとして、本実施形態で
はＴＣＰパケットにおけるＨＴＴＰリクエストから得ら
れる環境変数を使用している。

【００２０】次に、携帯電話１１を所有するユーザがポ
ータルサイト１８のコンテンツの提供を受ける方法につ
いて説明する。 ［ポータルサイト（新規ブックマーク）の作成］まず、
ポータルサイトの作成（新規ブックマークの作成）につ
いて説明する。

【００２１】今、携帯電話１１の表示画面に初期メニュ
ー（図示せず）が表示され、その初期メニュー中の「ブ
ックマークの新規作成」の項目をボタン操作で選択する
と、携帯電話１１から携帯電話網１２を介してゲートウ
ェイサーバ１４に対してポータルサイト１８のコンテン
ツサーバ１９ａと接続するためのＵＲＬを含むデータが
送信される。ゲートウェイサーバ１４は携帯電話１１か
らのデータに基づいてポータルサイト１８のコンテンツ
サーバ１９ａにアクセスする。

【００２２】このとき、コンテンツサーバ１９ａは、該
アクセスがゲートウェイサーバ１４を介して、即ち、識
別データ（環境変数）に基づいて特定のユーザ（携帯電
話１１）からのアクセスであるかどうか判断する。特定
のユーザ（携帯電話１１）からのアクセスであると判断
すると、コンテンツサーバ１９ａは、ゲートウェイサー
バ１４を介して携帯電話１１に対してポータルサイト１
８のコンテンツサーバ１９ａにブックマークを作成する
ための初期画面に関するページデータを送信する。この
とき、コンテンツサーバ１９ａは、送信するページデー
タに対して仮ＩＤを付与し登録するともに、該ページデ
ータ中に該仮ＩＤを組み込み該ページデータとともに送
信する。

【００２３】携帯電話１１は、図２に示すように、その
ページデータに基づいて表示部１１ａに「ブックマーク
の作成」とその他の項目を示す表示画面２ａを表示す
る。「ブックマークの作成」の項目は、新規にポータル
サイト１８のコンテンツサーバ１９ａにユーザ自身のブ
ックマークを作成する際に選択される項目である。

【００２４】ここで、「ブックマークの作成」の項目を
ボタン操作で選択すると、携帯電話１１からポータルサ
イト１８のコンテンツサーバ１９ａに対して新規に該コ
ンテンツサーバ１９ａにユーザ自身のブックマークを作
成する旨のデータが送信される。このとき、携帯電話１
１は先のページデータに組み込んだ仮ＩＤも合わせてポ
ータルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａに送信す
る。

【００２５】コンテンツサーバ１９ａは、ブックマーク
を作成する旨のデータ及び仮ＩＤを受信すると、該デー
タ及び仮ＩＤに基づいてゲートウェイサーバ１４を介し
て携帯電話１１に対してブックマークとして登録したい
サイトを選択させるためのページデータを送信する。こ
のとき、コンテンツサーバ１９ａは、前記と同様に送信
するページデータ中に該仮ＩＤを組み込み該ページデー
タとともに送信する。

【００２６】携帯電話１１は、図２に示すように、その
ページデータに基づいて表示部１１ａに「新着」、「お
まかせ」及び「検索」の３つ項目を示す表示画面２ｂを
表示する。

【００２７】「新着」の項目は、コンテンツサーバ１９
ａに新規に登録されたサイトの中から選んだサイトをブ
ックマークとして登録する際に選択される項目である。
「おまかせ」の項目は、コンテンツサーバ１９ａに登録
されたサイトであって該コンテンツサーバ１９ａが提示
したサイトの中から選んだサイトをブックマークとして
登録する際に選択される項目である。

【００２８】「検索」の項目は、携帯電話１１を使って
ユーザ自身が検索して得たサイトをブックマークとして
登録する際に選択される項目である。まず、「新着」の
項目をボタン操作で選択した場合について説明する。

【００２９】「新着」の項目を選択すると、携帯電話１
１からポータルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａに
対して新着のサイトが見たい旨のデータが送信される。
このとき、携帯電話１１は先のページデータに組み込ん
だ仮ＩＤも合わせてポータルサイト１８のコンテンツサ
ーバ１９ａに送信する。

【００３０】コンテンツサーバ１９ａは、新着のサイト
が見たい旨のデータ及び仮ＩＤを受信すると、該データ
及び仮ＩＤに基づいてゲートウェイサーバ１４を介して
携帯電話１１に対してゲートウェイサーバ１４に新規に
登録されたサイトに関するページデータを送信する。こ
のとき、コンテンツサーバ１９ａは、前記と同様に送信
するページデータ中に該仮ＩＤを組み込み該ページデー
タとともに送信する。

【００３１】携帯電話１１は、図２に示すように、その
ページデータに基づいて表示部１１ａにコンテンツサー
バ１９ａに新着サイトとして登録された２つのサイトを
示す表示画面２ｃを表示する。そして、少なくともいず
れか１つのサイトをブックマークとして登録する場合、
ボタン操作にて選択するサイトを表示部１１ａに表示さ
れたチェックボックス３１で指定した後に表示部１１ａ
に表示された「登録」を選択し、いずれのサイトもブッ
クマークとして登録しない場合には、表示部１１ａに表
示された「戻る」を選択する。

【００３２】次に、「おまかせ」の項目をボタン操作で
選択した場合について説明する。「おまかせ」の項目を
選択すると、携帯電話１１からポータルサイト１８のコ
ンテンツサーバ１９ａに対して該コンテンツサーバ１９
ａが提示するサイトを見たい旨のデータが送信される。
このとき、前記と同様に、携帯電話１１は先のページデ
ータに組み込んだ仮ＩＤも合わせてポータルサイト１８
のコンテンツサーバ１９ａに送信する。

【００３３】コンテンツサーバ１９ａは、その提示する
サイトを見たい旨のデータ及び仮ＩＤを受信すると、該
データ及び仮ＩＤに基づいてゲートウェイサーバ１４を
介して携帯電話１１に対してサイトを提示するためのペ
ージデータを送信する。このとき、コンテンツサーバ１
９ａは、前記と同様に送信するページデータ中に該仮Ｉ
Ｄを組み込み該ページデータとともに送信する。

【００３４】携帯電話１１は、図２に示すように、その
ページデータに基づいて表示部１１ａにゲートウェイサ
ーバ１４が提示する複数種類のサイトを示す表示画面２
ｄを表示する。そして、少なくともいずれか１つのサイ
トをブックマークとして登録する場合、ボタン操作にて
選択するサイトを表示部１１ａに表示されたチェックボ
ックス３２で指定した後に表示部１１ａに表示された
「登録」を選択し、いずれのサイトもブックマークとし
て登録しない場合には、表示部１１ａに表示された「戻
る」を選択する。

【００３５】次に、「検索」の項目をボタン操作で選択
した場合について説明する。「検索」の項目を選択する
と、携帯電話１１からポータルサイト１８のコンテンツ
サーバ１９ａに対して検索したい旨のデータが送信され
る。このとき、前記と同様に、携帯電話１１は先のペー
ジデータに組み込んだ仮ＩＤも合わせてポータルサイト
１８のコンテンツサーバ１９ａに送信する。

【００３６】コンテンツサーバ１９ａは、検索したい旨
のデータ及び仮ＩＤを受信すると、該データ及び仮ＩＤ
に基づいてゲートウェイサーバ１４を介して携帯電話１
１に対して検索のためのページデータを送信する。この
とき、コンテンツサーバ１９ａは、前記と同様に送信す
るページデータ中に該仮ＩＤを組み込み該ページデータ
とともに送信する。

【００３７】携帯電話１１は、図２に示すように、その
ページデータに基づいて表示部１１ａに「キーワードで
探す」、「カテゴリで探す」及び「ＵＲＬを直接入力」
の３つ項目を示す表示画面２ｅを表示する。

【００３８】「キーワードで探す」の項目は、表示部１
１ａに表示されたテキストボックス３３ａにキーワード
を入力して目的のサイトを検索する場合に選択される。
テキストボックス３３ａにキーワードを入力し表示部１
１ａに表示された「検索」を選択すると、リンク情報に
基づいて検索エンジンを持つ検索サイトにアクセスされ
る。このとき、前記と同様に、携帯電話１１は先のペー
ジデータに組み込んだ仮ＩＤもアクセスデータに合わせ
て検索サイトに送信する。

【００３９】検索サイトは、検索したい旨のデータ及び
仮ＩＤを受信すると、そのデータに含まれるキーワード
に合致するサイトを検索する。そして、検索サイトは、
その検索結果（サイト）を表示するためにフォーマット
したページデータを送信する。このとき、検索サイト
は、受け取った仮ＩＤを前記と同様にページデータ中に
組み込み、それを送信する。

【００４０】携帯電話１１は、図２に示すように、その
ページデータに基づいて検索結果（サイト）の表示画面
２ｆを表示部１１ａに表示する。そして、少なくともい
ずれか１つのサイトをブックマークとして登録する場
合、ボタン操作にて選択するサイトを表示部１１ａに表
示されたチェックボックス３４で指定した後に表示部１
１ａに表示された「登録」を選択し、いずれのサイトも
ブックマークとして登録しない場合には、表示部１１ａ
に表示された「戻る」を選択する。

【００４１】尚、リンク情報に基づいてアクセスされる
検索サイトは、予め特定された検索サイトであって検索
結果を表示するためのページデータにポータルサイト１
８のコンテンツサーバ１９ａにリンクさせるためのリン
ク情報及び仮ＩＤを加えるようになっている。

【００４２】又、「カテゴリで探す」の項目は、表示部
１１ａに表示された分類されたカテゴリの中から欲しい
項目を選択して目的のサイトにアクセスする場合に選択
される。この分類されたカテゴリの中から欲しい項目を
選択すると、検索エンジンを持つ検索サイトにアクセス
され、図２に示すようにその検索結果（サイト）を示す
表示画面２ｇが表示部１１ａに表示される。そして、少
なくともいずれか１つのサイトをブックマークとして登
録する場合、ボタン操作にて選択するサイトを表示部１
１ａに表示されたチェックボックス３５で指定した後に
表示部１１ａに表示された「登録」を選択し、いずれの
サイトもブックマークとして登録しない場合には、表示
部１１ａに表示された「戻る」を選択する。

【００４３】尚、項目を選択してアクセスされる検索サ
イトは、予め特定された検索サイトであって検索結果を
表示するためのページデータにポータルサイト１８のコ
ンテンツサーバ１９ａにリンクさせるためのリンク情報
及び仮ＩＤを加えるようになっている。

【００４４】さらに、「ＵＲＬを直接入力」の項目は、
表示部１１ａに表示されたテキストボックス３３ｂに入
力されたＵＲＬ（Uniform Resource Locator）のサイト
にアクセスする場合に選択される。そして、テキストボ
ックス３３ｂにＵＲＬを入力し表示部１１ａに表示され
た「ＯＫ」を選択すると、携帯電話１１からコンテンツ
サーバ１９ａにＵＲＬを登録したい旨のデータが送信さ
れる。このとき、前記と同様に、携帯電話１１は先のペ
ージデータに組み込んだ仮ＩＤも合わせてポータルサイ
ト１８のコンテンツサーバ１９ａに送信する。

【００４５】ポータルサイト１８のコンテンツサーバ１
９ａは、そのＵＲＬを登録したい旨のデータ及び仮ＩＤ
を受信すると、該データ及び仮ＩＤに基づいてゲートウ
ェイサーバ１４を介して携帯電話１１に対してそのＵＲ
Ｌを登録させるためのページデータを送信する。このと
き、コンテンツサーバ１９ａは、前記と同様に送信する
ページデータ中に該仮ＩＤを組み込み該ページデータと
ともに送信する。

【００４６】携帯電話１１は、図２に示すように、その
ページデータに基づいて表示部１１ａにＵＲＬの登録名
（サイト名）をテキストボックス３６に入力する旨を示
す表示画面２ｈを表示する。そして、ＵＲＬをポータル
サイト１８のブックマークとして登録する場合、テキス
トボックス３６に登録名を入力した後、ボタン操作にて
表示部１１ａに表示された「登録」を選択する。又、ブ
ックマークとして登録しない場合には、表示部１１ａに
表示された「戻る」を選択する。

【００４７】そして、携帯電話１１の表示部１１ａが表
示画面２ｃ，２ｄ，２ｆ〜２ｈの表示状態において、
「登録」が選択されると、前記リンク情報に基づいて携
帯電話１１からポータルサイト１８のコンテンツサーバ
１９ａに対してブックマークとして登録したい旨のデー
タが送信される。このとき、携帯電話１１は先のページ
データに組み込んだ仮ＩＤも合わせてポータルサイト１
８のコンテンツサーバ１９ａに送信する。

【００４８】コンテンツサーバ１９ａは、ブックマーク
として登録したい旨のデータ及び仮ＩＤを受信すると、
ゲートウェイサーバ１４を介して携帯電話１１に対して
登録手続きのためのページデータを送信する。このと
き、コンテンツサーバ１９ａは、前記と同様に送信する
ページデータ中に該仮ＩＤを組み込み該ページデータと
ともに送信する。

【００４９】携帯電話１１は、図３に示すように、登録
手続きのためのページデータに基づいて表示部１１ａに
登録対象のサイト名と、ニックネーム、パスワード及び
確認パスワードを入力するテキストボックス３７ａ，３
７ｂ，３７ｃを示す表示画面３ａを表示する。

【００５０】そして、ニックネームのテキストボックス
３７ａに所望のニックネームを、パスワード及び確認パ
スワードのテキストボックス３７ｂ，３７ｃに所望のパ
スワードをそれぞれ入力した後に、表示部１１ａに表示
された「次のステップ」の項目をボタン操作で選択する
と、携帯電話１１からポータルサイト１８のコンテンツ
サーバ１９ａに対して新規にブックマークを登録したい
旨のデータが送信される。このとき、携帯電話１１は先
のページデータに組み込んだ仮ＩＤも合わせてポータル
サイト１８のコンテンツサーバ１９ａに送信する。

【００５１】コンテンツサーバ１９ａは、新規にブック
マークを登録したい旨のデータ及び仮ＩＤを受信する
と、仮ＩＤと登録サイト情報をコンテンツサーバ１９ａ
に記録保存する。そして、コンテンツサーバ１９ａは、
ゲートウェイサーバ１４を介して携帯電話１１に対して
登録確認のためのページデータを送信する。このとき、
コンテンツサーバ１９ａは、前記と同様に送信するペー
ジデータ中に該仮ＩＤを組み込み該ページデータととも
に送信する。

【００５２】携帯電話１１は、図３に示すように、その
ページデータに基づいて表示部１１ａに登録確認のため
の登録方法を示す表示画面３ｂを表示する。そして、表
示部１１ａに表示された登録方法を見た後に表示部１１
ａに表示された「登録メールを送る」の項目をボタン操
作で選択すると、携帯電話１１はメール送信のためのメ
ール画面３ｃを表示する。

【００５３】図３に示すように、メール画面３ｃは、表
示部１１ａに宛先、題名及び本文を入力するテキストボ
ックス３８ａ，３８ｂ，３８ｃを表示する。この時、メ
ール送信のための画面には宛先のテキストボックス３８
ａにポータルサイト１８が保有するメールサーバ１９ｂ
宛のメールアドレス（サイト登録用アドレス）が入力さ
れた状態になっている。さらに、題名のテキストボック
ス３８ｂに先のページデータに組み込んだ仮ＩＤが入力
された状態になっている。

【００５４】尚、このテキストボックス３８ａに入力さ
れるメールサーバ１９ｂ宛のメールアドレスは、コンテ
ンツサーバ１９ａから前記表示画面３ｂを表示させるた
めのページデータとともに送信される。

【００５５】そして、本文を入力するテキストボックス
３８ｃに何も入力しない状態で、表示部１１ａに表示さ
れた「送信」の項目を選択すると、携帯電話１１からポ
ータルサイト１８のメールサーバ１９ｂに対して該メー
ルが登録のためのメールとして送信される。

【００５６】コンテンツサーバ１９ａのサーバプログラ
ムは、定期的にサイト登録用アドレスのメールを受信
し、題名（件名）の仮ＩＤより、先に保存したサイト登
録情報に基づいてポータルサイト１８のコンテンツサー
バ１９ａに、新規のユーザ（携帯電話１１）のブックマ
ークのためのＵＲＬ（Uniform Resource Locator）を作
成する。本実施形態では、ポータルサイト１８のコンテ
ンツサーバ１９ａは、メールとともに受信した送信元で
ある携帯電話１１のメールアドレス（送信元）を抽出し
て該携帯電話１１のメールアドレス（送信元）をファイ
ル名とするＵＲＬ（Uniform Resource Locator）を作成
し、このＵＲＬが示すポータルサイト１８のコンテンツ
サーバ１９ａの記憶領域に登録対象のサイトが記憶され
る。

【００５７】つまり、ブックマークのために作成された
ＵＲＬは、携帯電話一つ一つに割り当てられた唯一のメ
ールアドレス（送信元）をファイル名とするＵＲＬであ
るため、他の携帯電話のＵＲＬと重複することはない。
その結果、ポータルサイト１８のコンテンツサーバ１９
ａは、携帯電話のメールアドレスをファイル名とするＵ
ＲＬを作成することで、ユーザを簡単かつ確実に特定す
ることができる。さらに、ユーザにとっては、ブックマ
ークのために作成されたＵＲＬが自身（携帯電話）のメ
ールアドレスであるので覚えやすく忘れることはない。

【００５８】そして、ポータルサイト１８のメールサー
バ１９ｂは、ゲートウェイサーバ１４を介して携帯電話
１１に対してブックマークのための記憶領域が割り当て
られた旨の登録確認メールを送信する。

【００５９】携帯電話１１で受信したメールは、そのペ
ージデータに基づいて表示部１１ａにブックマークのた
めの記憶領域が割り当てられて登録された旨と、作成さ
れたＵＲＬを示す内容であって、その内容が図３に示す
ように表示画面３ｅに表示される。そして、表示部１１
ａに表示された「ＵＲＬ」（ｈｔｔｐ：／／・・）の項
目をボタン操作で選択すると、選択されたＵＲＬへのリ
クエストがポータルサイト１８のコンテンツサーバ１９
ａに送信される。

【００６０】コンテンツサーバ１９ａは、ユーザ用ブッ
クマークのＵＲＬのリクエストを受信すると、新規ブッ
クマーク作成後の該携帯電話１１のための初期画面（ホ
ームページ）のページデータを作成し携帯電話１１に送
信する。

【００６１】携帯電話１１は、図３に示すように、その
初期画面のページデータに基づいて表示部１１ａに先に
入力したニックネームをホームページのタイトル名とし
たホームページ３９を示す表示画面３ｆを表示する。こ
の表示画面３ｆで示すホームページ３９には、「ブック
マーク」、「新着」、「おまかせ」、「検索」及び「ブ
ックマーク削除」の５つ項目が表示されている。

【００６２】そして、この状態から、携帯電話１１に備
えられたブックマーク機能を使って該ホームページ３９
のサイトを、携帯電話１１に備えられたブックマークに
登録することによって、ポータルサイト１８のコンテン
ツサーバ１９ａに新規ブックマークを作成するのための
一連の処理動作は終了する。つまり、ユーザ自身のホー
ムページの作成処理は終了する。

【００６３】従って、以後、携帯電話１１に備えられた
ブックマークを開くと、ホームページ３９のサイト名
（ニックネーム）が表示される。そして、サイト名（ニ
ックネーム）を選択すると、携帯電話１１からポータル
サイト１８のコンテンツサーバ１９ａに対してホームペ
ージ３９のサイト名が選択された旨のデータが送信され
る。ポータルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａは、
ホームページ３９のサイト名が選択された旨のデータを
受信すると、ゲートウェイサーバ１４を介して該ユーザ
（携帯電話１１）のホームページ３９を表示するための
ページデータを送信する。

【００６４】携帯電話１１は、図４に示すように、その
ページデータに基づいて表示部１１ａに先に入力したニ
ックネームをホームページのタイトル名としたホームペ
ージ３９の表示画面４ａを表示する。

【００６５】［ブックマークの追加］次に、新規のブッ
クマークの作成後にブックマークに他のサイトを追加す
る場合について説明する。尚、コンテンツサーバ１９ａ
と携帯電話１１との間で行われる仮ＩＤの登録及び授受
は基本的に前記と同じなので説明の便宜上省略する。

【００６６】今、携帯電話１１の表示部１１ａに、図４
に示すように、ホームページ３９の表示画面４ａが表示
されている。つまり、ホームページ３９には、「ブック
マーク」、「新着」、「おまかせ」、「検索」及び「ブ
ックマーク削除」の５つ項目が表示されている。

【００６７】そして、「新着」の項目を選択すると、携
帯電話１１には前記新規ブックマークの作成と同様にポ
ータルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａからのペー
ジデータに基づいて図４に示すように表示部１１ａにコ
ンテンツサーバ１９ａに新規に登録された新着サイトを
示す表示画面４ｂが表示される。

【００６８】又、「おまかせ」の項目を選択すると、携
帯電話１１には前記新規ブックマークの作成と同様にポ
ータルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａからのペー
ジデータに基づいて図４に示すように表示部１１ａにゲ
ートウェイサーバ１４が提示する複数種類のサイトを示
す表示画面４ｃが表示される。

【００６９】さらに、「検索」の項目を選択すると、携
帯電話１１には前記新規ブックマークの作成と同様にコ
ンテンツサーバ１９ａのページデータに基づいて図４に
示すように表示部１１ａに「キーワードで探す」、「カ
テゴリで探す」及び「ＵＲＬを直接入力」の３つ項目を
示す表示画面４ｄが表示される。

【００７０】そして、「キーワードで探す」の項目中の
テキストボックス４１ａにキーワードを入力し「検索」
を選択すると、前記と同様に検索エンジンを持つ検索サ
イトにアクセスされ、図４に示すようにその検索結果
（サイト）を示す表示画面４ｅが表示部１１ａに表示さ
れる。

【００７１】又、「カテゴリで探す」の項目において分
類されたカテゴリの中から欲しい項目を選択すると、検
索エンジンを持つ検索サイトにアクセスされ、図４に示
すようにその検索結果（サイト）を示す表示画面４ｆが
表示部１１ａに表示される。

【００７２】さらに、「ＵＲＬを直接入力」の項目にお
いて、表示部１１ａに表示されたテキストボックス４１
ｂにＵＲＬを入力し「ＯＫ」を選択すると、携帯電話１
１には、前記と同様にコンテンツサーバ１９ａからのペ
ージデータに基づいて図４に示すように表示部１１ａに
ＵＲＬの登録名（サイト名）をテキストボックス４２に
入力する旨を示す表示画面４ｇが表示される。

【００７３】そして、表示部１１ａが表示画面４ｂ，４
ｃ，４ｅ〜４ｇの表示状態において、「登録」が選択さ
れると、携帯電話１１には前記と同様に登録手続きのた
めのページデータに基づいて図５に示すように表示部１
１ａに登録対象のサイト名とともにパスワードを入力す
るテキストボックス４３を示す表示画面５ａが表示され
る。

【００７４】尚、前記表示画面３ａではニックネーム、
パスワード及び確認パスワードを入力する３つのテキス
トボックス３７ａ，３７ｂ，３７ｃが表示されているの
に対して、表示画面５ａではパスワードを入力する１つ
のテキストボックス４３が表示される。これは、新規ブ
ックマークの作成の際にニックネーム及びパスワードは
登録済みであり、ここではブックマークの追加がパスワ
ードを知っている本人かどうかチェックするだけで十分
だからである。

【００７５】そして、テキストボックス４３にパスワー
ドを入力した後に表示部１１ａに表示された「次のステ
ップ」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電話１１
からポータルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａに対
してブックマークを追加登録したい旨のデータが送信さ
れる。コンテンツサーバ１９ａは、ブックマークを追加
登録したい旨のデータを受信すると、仮ＩＤと登録サイ
ト情報をコンテンツサーバ１９ａに記録保存するとと
に、ゲートウェイサーバ１４を介して携帯電話１１に対
して追加登録確認のためのページデータを送信する。

【００７６】携帯電話１１は、図５に示すように、その
ページデータに基づいて表示部１１ａに追加登録確認の
ための登録方法を示す表示画面５ｂを表示する。そし
て、表示部１１ａに表示された登録方法を見た後に表示
部１１ａに表示された「登録メールを送る」の項目をボ
タン操作で選択すると、携帯電話１１は図３に示すよう
にメール送信のためのメール画面３ｃを表示する。

【００７７】メール画面３ｃは、前記したように表示部
１１ａに宛先、題名及び本文を入力するテキストボック
ス３８ａ，３８ｂ，３８ｃを表示する。この時、メール
送信のための画面には宛先のテキストボックス３８ａに
ポータルサイト１８が保有するメールサーバ１９ｂ宛の
メールアドレス（サイト登録用メールアドレス）が入力
された状態になっている。さらに、題名のテキストボッ
クス３８ｂに先のページデータに組み込んだ仮ＩＤが入
力された状態になっている。

【００７８】そして、本文を入力するテキストボックス
３８ｃに何も入力しない状態で、表示部１１ａに表示さ
れた「送信」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電
話１１からポータルサイト１８のメールサーバ１９ｂに
対して追加登録のためのメールが送信される。

【００７９】コンテンツサーバ１９ａのサーバプログラ
ムは、定期的にサイト登録用アドレスのメールを受信し
送信元である携帯電話１１のメールアドレス（ファイル
名）を抽出し該メールアドレス（ファイル名）に基づい
て既にポータルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａに
ブックマークが登録されているか否かを判断する。そし
て、メールアドレス（送信元）をファイル名とするＵＲ
Ｌが示すコンテンツサーバ１９ａの記憶領域に既に存在
しているならば、そのファイルに題名（件名）の仮ＩＤ
より、先に保存したサイト登録情報に基づいて新たなサ
イトを追加登録する。

【００８０】そして、コンテンツサーバ１９ａは、ゲー
トウェイサーバ１４を介して携帯電話１１に対してブッ
クマークのための記憶領域にサイトが追加登録された旨
のメールを送信する。

【００８１】携帯電話１１で受信したメールには、その
ページデータに基づいて前記と同様に図３に示すように
表示部１１ａにブックマークに新たなサイトが追加登録
された旨とともにＵＲＬを示す表示画面３ｅが表示され
る。そして、表示部１１ａに表示された「ＵＲＬ」（ｈ
ｔｔｐ：／／・・・）の項目をボタン操作で選択する
と、そのＵＲＬへのリクエストがポータルサイト１８の
コンテンツサーバ１９ａに送信される。コンテンツサー
バ１９ａは、ユーザ用ブックマークのＵＲＬのリクエス
トを受信すると、該携帯電話１１のための初期画面（ホ
ームページ）のページデータを携帯電話１１に送信す
る。

【００８２】携帯電話１１は、そのページデータに基づ
いて図３に示すように表示部１１ａに先に作成したニッ
クネームをホームページのタイトル名としたホームペー
ジ３９の表示画面３ｆを表示する。そして、ポータルサ
イト１８のコンテンツサーバ１９ａにブックマークを追
加するための一連の処理動作は終了する。

【００８３】［ブックマークを開く］次に、ブックマー
クとして登録したサイトにアクセスする場合について説
明する。

【００８４】今、携帯電話１１の表示部１１ａに、図４
に示すようにホームページ３９（表示画面４ａ）に「ブ
ックマーク」、「新着」、「おまかせ」、「検索」及び
「ブックマーク削除」の５つ項目が表示されている。

【００８５】そして、「ブックマーク」の項目を選択す
ると、携帯電話１１からポータルサイト１８のコンテン
ツサーバ１９ａに対して該コンテンツサーバ１９ａにブ
ックマークを見たい旨のデータが送信される。コンテン
ツサーバ１９ａは、ブックマークを見たい旨のデータを
受信すると、ゲートウェイサーバ１４を介して携帯電話
１１に対して該コンテンツサーバ１９ａにブックマーク
として登録されたサイトを提示するためのページデータ
を送信する。

【００８６】つまり、「ブックマーク」の項目を選択す
ると、選択されたＵＲＬへのリクエストがポータルサイ
ト１８のコンテンツサーバ１９ａに送信される。そし
て、ポータルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａは、
読み出されたＵＲＬに基づいて該ＵＲＬが示す記憶領域
に記憶した登録対象のサイト名が読み出され、登録対象
のサイト名を表示するためのページデータを携帯電話１
１に出力する。

【００８７】携帯電話１１は、そのページデータに基づ
いて図４に示すように表示部１１ａに既にコンテンツサ
ーバ１９ａにブックマークとして登録した全てのサイト
名を示す表示画面４ｈを表示する。そして、アクセスし
たいサイトのサイト名をボタン操作にて選択すれば、そ
の選択したサイトにアクセスされることになる。

【００８８】［ブックマークの削除］次に、ブックマー
クとして登録したサイトを削除する場合について説明す
る。今、携帯電話１１の表示部１１ａに、図４に示すよ
うにホームページ３９（表示画面４ａ）に「ブックマー
ク」、「新着」、「おまかせ」、「検索」及び「ブック
マーク削除」の５つ項目が表示されている。

【００８９】そして、「ブックマーク削除」の項目を選
択すると、携帯電話１１からポータルサイト１８のコン
テンツサーバ１９ａに対して該コンテンツサーバ１９ａ
にブックマークとして登録したサイトを削除したい旨の
データが送信される。コンテンツサーバ１９ａは、その
削除したい旨のデータを受信すると、ゲートウェイサー
バ１４を介して携帯電話１１に対して削除したいサイト
を提示するためのページデータを送信する。

【００９０】携帯電話１１は、そのページデータに基づ
いて図６に示すように表示部１１ａに既にコンテンツサ
ーバ１９ａにブックマークとして登録した全てのサイト
名を示す表示画面６ａを表示する。そして、少なくとも
いずれか１つのサイトをブックマークから削除する場
合、ボタン操作にて削除するサイトを表示部１１ａに表
示されたチェックボックス４５で指定した後に表示部１
１ａに表示された「削除」を選択し、いずれのサイトも
ブックマークから削除しない場合には、表示部１１ａに
表示された「戻る」を選択する。

【００９１】そして、「削除」をボタン操作して選択す
ると、携帯電話１１からポータルサイト１８のコンテン
ツサーバ１９ａに対して削除したいサイト名のデータが
送信される。コンテンツサーバ１９ａは、その削除した
いサイト名のデータを受信すると、ゲートウェイサーバ
１４を介して携帯電話１１に対して削除したいサイト名
を提示するためのページデータを送信する。

【００９２】携帯電話１１は、図６に示すように、その
ページデータに基づいて表示部１１ａに削除したいサイ
ト名を示す表示画面６ｂを表示する。そして、サイトを
ブックマークから削除する場合、表示部１１ａに表示さ
れたテキストボックス４７にパスワード入力した後に表
示部１１ａに表示された「次のステップ」を選択し、い
ずれのサイトもブックマークから削除しない場合には、
表示部１１ａに表示された「ＴＯＰ」を選択する。

【００９３】そして、「次のステップ」をボタン操作し
て選択すると、携帯電話１１からポータルサイト１８の
コンテンツサーバ１９ａに対して削除登録したい旨のデ
ータが送信される。コンテンツサーバ１９ａは、その削
除登録したい旨のデータを受信すると、ゲートウェイサ
ーバ１４を介して携帯電話１１に対して削除登録確認の
ためのページデータを送信する。

【００９４】携帯電話１１は、図３に示すように、その
ページデータに基づいて表示部１１ａに削除登録確認の
ための登録方法を示す表示画面３ｂを表示する。そし
て、表示部１１ａに表示された登録方法を見た後に表示
部１１ａに表示された「登録メールを送る」の項目をボ
タン操作で選択すると、携帯電話１１はメール送信のた
めのメール画面を表示する。

【００９５】メール画面は、図３に示すように表示部１
１ａに宛先、題名及び本文を入力するテキストボックス
３８ａ，３８ｂ，３８ｃを示す表示画面３ｃを表示す
る。この時、メール送信のための画面には宛先のテキス
トボックス３８ａにポータルサイト１８が保有するメー
ルサーバ１９ｂ宛のメールアドレス（サイト登録用メー
ルアドレス）が入力された状態になっている。さらに、
題名のテキストボックス３８ｂに先のページデータに組
み込んだ仮ＩＤが入力された状態になっている。

【００９６】そして、本文を入力するテキストボックス
３８ｃに何も入力しない状態で、表示部１１ａに表示さ
れた「送信」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電
話１１からポータルサイト１８のメールサーバ１９ｂに
対して削除登録のためのメールが送信される。

【００９７】コンテンツサーバ１９ａのサーバプログラ
ムは、定期的にサイト登録用アドレスのメールを受信し
送信元である携帯電話１１のメールアドレス（ファイル
名）を抽出し該メールアドレス（ファイル名）に基づい
て既にポータルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａに
ブックマークが登録されているか否かを判断する。そし
て、メールアドレス（送信元）をファイル名とするＵＲ
Ｌが示すコンテンツサーバ１９ａの記憶領域に既に存在
しているならば、そのファイル内の削除の対象になって
いるサイトを削除する。

【００９８】そして、コンテンツサーバ１９ａは、ゲー
トウェイサーバ１４を介して携帯電話１１に対してブッ
クマークのための記憶領域に削除の対象になったサイト
が削除された旨のメールを送信する。

【００９９】携帯電話１１で受信したメールには、その
ページデータに基づいて前記と同様に図３に示すように
表示部１１ａにブックマークから対象となったサイトが
削除登録された旨とともに、ＵＲＬを示す表示画面３ｅ
が表示される。そして、表示部１１ａに表示された「Ｕ
ＲＬ」の項目をボタン操作で選択すると、そのＵＲＬへ
のリクエストがポータルサイト１８のコンテンツサーバ
１９ａに送信される。コンテンツサーバ１９ａは、ユー
ザ用ブックマークのＵＲＬのリクエストを受信すると、
該携帯電話１１のための初期画面（ホームページ）のペ
ージデータを携帯電話１１に送信する。

【０１００】携帯電話１１は、そのページデータに基づ
いて前記と同様に図３に示すように表示部１１ａにホー
ムページ３９の表示画面３ｆを表示する。そして、ポー
タルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａにブックマー
クからサイトを削除するための一連の処理動作は終了す
る。

【０１０１】次に、上記のように構成した実施形態の特
徴を以下に記載する。 （１）本実施形態では、携帯電話１１のユーザに対して
ポータルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａにブック
マークを設けるようにした。従って、携帯電話１１のユ
ーザにとって、携帯電話１１のメモリにブックマークと
して登録することのできるサイトの数に限度があって
も、コンテンツサーバ１９ａのブックマークによって多
数のサイトを登録することができるとともに、コンテン
ツサーバ１９ａを保有するポータルサイト１８からみれ
ばユーザに対してより便利なサービスを提供することが
できる。

【０１０２】（２）本実施形態では、ポータルサイト１
８のコンテンツサーバ１９ａにブックマークを設けるこ
とによって、該コンテンツサーバ１９ａに自動的に携帯
電話１１のユーザのホームページ３９が作成される。従
って、ユーザは携帯電話１１をより有効にかつ多目的に
使用することができる。しかも、コンテンツサーバ１９
ａを保有するポータルサイト１８からみれば、携帯電話
１１のユーザに対して有意義なコンテンツを提供するこ
とができる。

【０１０３】（３）本実施形態では、ポータルサイト１
８のコンテンツサーバ１９ａは、特定のユーザに対して
のみコンテンツを提供するようにした。つまり、前記携
帯電話網１２が使用できる携帯電話１１であって、その
携帯電話網１２に接続された管理センタ１３のゲートウ
ェイサーバ１４を介してポータルサイト１８のコンテン
ツサーバ１９ａにアクセスできるようにした。従って、
ポータルサイト１８は、特定のユーザ（携帯電話網１２
が使用できる携帯電話１１）に対してのみ前記したコン
テンツを提供することができ他のコンテンツプロバイダ
との差別化を図ることができる。

【０１０４】（４）しかも、本実施形態では、ゲートウ
ェイサーバ１４がコンテンツサーバ１９ａに送信するデ
ータ中にＨＴＴＰリクエストから得られる環境変数を識
別データとして付与し、ポータルサイト１８のコンテン
ツサーバ１９ａはその環境変数に基づいて特定のユーザ
かどうかを識別しアクセスを許可し各種コンテンツを送
信するようにした。従って、ゲートウェイサーバ１４
は、識別データを作成し付すための特別な処理動作をす
る必要がない。

【０１０５】（５）本実施形態では、ユーザ（携帯電話
１１）のブックマークのためのＵＲＬを作成する際、携
帯電話一つ一つに割り当てられた唯一のメールアドレス
（送信元）をファイル名とするＵＲＬを作成した。従っ
て、他の携帯電話のＵＲＬと重複することはなく、ポー
タルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａはユーザを簡
単かつ確実に特定することができ、ユーザにとっては作
成されたＵＲＬが自身（携帯電話）のメールアドレスで
あるので覚えやすく忘れることはない。

【０１０６】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく以下のように実施してもよい。 ・前記実施形態では、ポータルサイト１８は検索エンジ
ンを持つ検索サイトにアクセスし、その検索して得たサ
イトをブックマークとして登録したが、ポータルサイト
１８に検索エンジンを持ちその検索エンジンを使って検
索するようにしてもよい。この場合、検索結果を表示す
るためのページデータにポータルサイト１８のコンテン
ツサーバ１９ａにリンクさせるためのリンク情報を加え
ることが容易に行える。

【０１０７】・前記実施形態では、ポータルサイト１８
のコンテンツサーバ１９ａは、特定のユーザとして所定
の携帯電話網１２を管理するゲートウェイサーバ１４に
接続された携帯電話１１についてのみアクセスを許可す
るようにした。

【０１０８】これを、パソコンを携帯端末としてのＰＨ
Ｓ（Personal Handyphone System）と接続する。そし
て、ＰＨＳ網及び電話回線網を介してパソコンとインタ
ーネット接続プロバイダのサーバとを接続する。このイ
ンターネット接続プロバイダは前記ポータルサイト１８
に対して予め契約したインターネット接続プロバイダで
ある。そして、ポータルサイト１８のコンテンツサーバ
１９ａはＰＨＳ網及び電話回線網を介してアクセスされ
たパソコンかどうか識別できるようにし、ＰＨＳ網及び
電話回線網を介してアクセスされたパソコンであるなら
ばアクセスを許可するようにしてもよい。つまり、ポー
タルサイト１８のコンテンツサーバ１９ａは、所定のＰ
ＨＳ網を介してインターネット接続プロバイダに接続さ
れたパソコンについても特定のユーザとし、該パソコン
についてアクセスを許可するようにして実施してもよ
い。

【０１０９】尚、この場合、ポータルサイト１８のコン
テンツサーバ１９ａがアクセスを許可する判断は、例え
ば以下のように行う。コンテンツサーバ１９ａは、契約
したインターネット接続プロバイダのドメイン名を予め
登録しておく。そして、コンテンツサーバ１９ａは、契
約したインターネット接続プロバイダからのアクセスが
あると、該インターネット接続プロバイダのＩＰアドレ
スを抽出する。コンテンツサーバ１９ａは、その抽出し
たＩＰアドレスからドメイン名を見つける、いわゆる
「アドレスの逆引き」を行う。詳しくは、コンテンツサ
ーバ１９ａは、ＤＮＳ（Domain Name System）サーバに
対して抽出したＩＰアドレスに対するドメイン名の問い
合わせを行う。そして、ＤＮＳサーバからドメイン名が
送信されると、コンテンツサーバ１９ａは、該ドメイン
名が予め登録した契約したインターネット接続プロバイ
ダのドメイン名と一致するか判断する。そして、一致す
る場合にはアクセスを許可し、一致しない場合にはアク
セスを許可しないようにする。

【０１１０】又、別の方法においては、コンテンツサー
バ１９ａは、契約したインターネット接続プロバイダの
ＩＰアドレスを予め登録しておく。そして、コンテンツ
サーバ１９ａは、契約したインターネット接続プロバイ
ダを経由してアクセスがあると、該インターネット接続
プロバイダのＩＰアドレスを抽出する。コンテンツサー
バ１９ａは、その抽出したＩＰアドレスと先に登録した
ＩＰアドレスとを比較し一致するか判断する。そして、
一致する場合にはアクセスを許可し、一致しない場合に
はアクセスを許可しないようにする。

【０１１１】この場合、前記したＤＮＳサーバに問い合
わせるのに比べて容易でコンテンツサーバ１９ａの負荷
は軽くなる。しかし、契約したインターネット接続プロ
バイダのＩＰアドレスが変更される場合は、ＤＮＳサー
バに問い合わせるのに比べてＩＰアドレスを再登録する
ための面倒な作業をその都度しなければならない不都合
が生じる。

【０１１２】・前記実施形態では、ブックマークの新規
作成、ブックマークの追加及び削除を行うとき、パスワ
ードを入力するようにしたが、これを省略して実施して
もよい。

【０１１３】・前記実施形態では、携帯電話１１がサイ
トのＵＲＬをブックマークとしてコンテンツサーバに登
録するためのデータをメールにしてメールサーバ１９ｂ
に送信したとき、コンテンツサーバ１９ａは前記メール
サーバ１９ｂが受信したメールからその携帯電話１１の
メールアドレスをファイル名とするユーザ用ＵＲＬを作
成した。これを、メールアドレス以外をファイル名とす
るユーザ用ＵＲＬを作成して実施してもよい。

【０１１４】・前記実施形態では、携帯端末として携帯
電話に具体化したが、ＰＤＡ（Personal Digital Assis
tant）にて具体化してもよい。

【０１１５】

【発明の効果】請求項１〜５に記載の発明によれば、携
帯端末のメモリ容量に左右されることなく多数のサイト
のＵＲＬをブックマークとして登録することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】デジタル移動体通信システムのシステム構成図

【図２】ポータルサイトの作成の手順を説明するための
携帯電話に表示部に表示される表示画面の系統図

【図３】同じくポータルサイトの作成の手順を説明する
ための表示画面の系統図

【図４】ブックマークの追加の手順を説明するための携
帯電話に表示部に表示される表示画面の系統図

【図５】同じくブックマークの追加の手順を説明するた
めの表示画面の系統図

【図６】ブックマークの削除の手順を説明するための携
帯電話に表示部に表示される表示画面の系統図

【符号の説明】

１１ 携帯電話 １１ａ 表示部 １２ 携帯電話網 １３ 管理センタ １４ ゲートウェイサーバ １５ インターネット １７ コンテンツサーバ １８ ポータルサイト １９ａ コンテンツサーバ １９ｂ メールサーバ ３９ ホームページ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 聡江 愛知県名古屋市中区栄４丁目１番８号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ東海内 (72)発明者 増田 彰久 愛知県名古屋市中区栄４丁目１番８号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ東海内 Ｆターム(参考） 5K051 AA08 BB02 CC07 DD15 EE01 EE02 FF01 HH18 KK01 5K101 KK02 LL02 LL12 LL14 MM05 MM07 NN02 NN18 NN22 NN25 PP03 QQ02 QQ07 RR12 TT02 UU18

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 携帯端末が携帯電話網を介してその携帯
   電話網を管理するゲートウェイサーバに接続され、その
   ゲートウェイサーバはインターネットを介してコンテン
   ツサーバに接続されることにより、前記携帯端末が前記
   コンテンツサーバに対してアクセス可能にした通信方法
   において、 前記コンテンツサーバに、携帯端末のブックマークのた
   めの記憶領域を設け、該記憶領域に携帯端末が選択した
   サイトのＵＲＬを記憶するようにしたことを特徴とする
   通信方法。
2. 【請求項２】 携帯端末が携帯電話網を介してその携帯
   電話網を管理するゲートウェイサーバに接続され、その
   ゲートウェイサーバはインターネットを介してコンテン
   ツサーバに接続されることにより、前記携帯端末が前記
   コンテンツサーバに対してアクセス可能にした通信方法
   において、 前記コンテンツサーバは、携帯端末のブックマークのた
   めの記憶領域を設け、前記携帯端末がサイトのＵＲＬを
   ブックマークとして登録するためのデータを送信した
   時、前記記憶領域にそのサイトのＵＲＬをブックマーク
   として記憶するとともに、前記携帯端末が前記コンテン
   ツサーバの記憶領域に登録したサイトのＵＲＬを読み出
   すためのデータが送信された時、前記コンテンツサーバ
   の記憶領域に記憶したサイトのＵＲＬを前記携帯端末に
   送信するようにしたことを特徴とした通信方法。
3. 【請求項３】 携帯端末が携帯電話網を介してその携帯
   電話網を管理するゲートウェイサーバに接続され、その
   ゲートウェイサーバはインターネットを介してコンテン
   ツプロバイダのコンテンツサーバ及びメールサーバに接
   続されることにより、前記携帯端末が前記コンテンツサ
   ーバに対してアクセス可能にした通信方法において、 前記携帯端末は、サイトのＵＲＬをブックマークとして
   コンテンツサーバに登録するためのデータをメールにし
   て前記メールサーバに送信し、 前記メールサーバは、前記携帯端末から送信されたサイ
   トのＵＲＬをブックマークとして登録するためのデータ
   をメールで受信し、 前記コンテンツサーバは、前記メールサーバが受信した
   メールに基づいてユーザ用ＵＲＬを作成し、このユーザ
   用ＵＲＬが示すコンテンツサーバの記憶領域に前記サイ
   トのＵＲＬを記憶するようにしたことを特徴とした通信
   方法。
4. 【請求項４】 請求項３に記載の通信方法において、 前記コンテンツサーバは、前記メールサーバが受信した
   メールからその携帯端末のメールアドレスをファイル名
   とするユーザ用ＵＲＬを作成し、このユーザ用ＵＲＬが
   示すコンテンツサーバの記憶領域に前記サイトのＵＲＬ
   を記憶するようにしたことを特徴とした通信方法。
5. 【請求項５】 携帯電話網を管理するゲートウェイサー
   バがインターネットを介してコンテンツプロバイダのコ
   ンテンツサーバ及びメールサーバに接続されることによ
   り前記コンテンツサーバに対してアクセス可能な携帯端
   末において、 サイトのＵＲＬをブックマークとしてコンテンツサーバ
   に登録するためのデータを、前記メールサーバにメール
   にして送信するようにしたことを特徴とした携帯端末。