JP2002123279A - 施設検索装置ならびにその方法 - Google Patents

施設検索装置ならびにその方法

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JP2002123279A
JP2002123279A JP2000315194A JP2000315194A JP2002123279A JP 2002123279 A JP2002123279 A JP 2002123279A JP 2000315194 A JP2000315194 A JP 2000315194A JP 2000315194 A JP2000315194 A JP 2000315194A JP 2002123279 A JP2002123279 A JP 2002123279A
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names
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Fumio Tamura
史雄 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに発話順序の制約を強いることなく、
容易に施設を検索できる施設検索装置ならびにその方法
を提供する。 【解決手段】 絞込辞書として全てのジャンル名称辞書
と地域名称辞書を同時に参照することにより、任意の手
順で入力される地域名称と施設の種別名称を絞込条件と
して認識し、絞込条件を満たす施設名称の数を取得し、
施設名称の数が所定の施設数以下であるときに施設名称
辞書を作成し、作成された施設名称辞書を用いて音声入
力される施設名称の音声認識処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザにより入力
された音声を認識して機器の制御を行う音声認識装置な
らびに音声認識方法に関するもので、特に音声入力操作
の改善を図るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音声認識をマンマシンインタフェ
イスに採用した電子機器が増えている。一例としてカー
ナビゲーションがあげられる。カーナビゲーションは、
所望の地点を指定して目的地として設定し、車両の現在
位置から目的地までの経路を探索し、これをその現在位
置を含む地図と共にディスプレイ上に表示させることに
より、目的地までの誘導を行うといった機能を有してい
る。
【0003】カーナビゲーションにおける音声操作によ
る地点の指定は、学校、病院、駅といった対象地点に存
在する施設の種別や、地点の住所などを、ガイダンスメ
ッセージに応じて順次音声を発話して入力し、最終的に
地点の固有名称、例えば、「目黒駅」といった施設名称
を指定することで行われている。
【0004】しかしながら、施設数は膨大にあることか
ら、音声認識によって所望の施設を特定するには、地域
とジャンルによってある程度対象施設数を絞り込んでか
ら施設名称の発話を行っている。検索対象数の絞込みを
行うことによって応答時間の短縮、認識率の向上をはか
り、かつ同一名称に対する処理を簡略化するためであ
る。
【0005】従来の音声認識を利用したカーナビゲーシ
ョン装置の施設検索手順を以下に説明する。
【0006】初期の段階では、システム側では、カーナ
ビゲーションを操作するための制御コマンド辞書が設定
されており、ユーザが「目的地設定」とコマンドを発話
することでシステムに目的地までの経路説定を行う意思
を伝える。
【0007】システム側では目的地となる具体的な場所
を検索する必要があるが、施設数が膨大であるため、一
度の音声認識で特定することは認識率の低下を招くため
実用的でない。そこで、検索対象となる施設数を減少さ
せるため、ジャンル名称での絞込みを行う。はじめにシ
ステム側は、ジャンルでの絞込みを行うため、認識辞書
をジャンル名称辞書に入れ替えた後、「ジャンル名称
をどうぞ」といったガイダンスメッセージを出力し、ユ
ーザに対してジャンル名称の発話を促す。これに対して
ユーザが「教育施設」と発話すると音声認識装置が発
話を認識する。
【0008】教育施設ではさらに詳細なサブジャンルを
指定するように、システム側で決められており認識辞書
をサブジャンル名称辞書に入れ替えた後、「次のジャ
ンル名称をどうぞ」といったガイダンスメッセージを出
力し、ユーザに対してサブジャンル名称の発話を促す。
これに対してユーザが「高校」と発話すると音声認識
装置が発話を認識する。
【0009】サブジャンルが確定すると、次に地域での
絞込みを行うため、認識辞書を都道府県名称辞書に入れ
替えた後、「都道府県名称をどうぞ」といったガイダ
ンスメッセージを出力し、ユーザに対して都道府県名称
単位での地域絞込みを促す。
【0010】これに対してユーザが、「東京都」と発
話すると音声認識装置が発話を「東京都」と認識する。
サブジャンルが「高校」でかつ都道府県名称が「東京
都」だった場合、市区町村名称を指定するように、あら
かじめシステム側で決められており、認識辞書を市区町
村名称辞書に入れ替えた後、「市区町村をどうぞ」と
いったガイダンスメッセージを出力し、ユーザに対して
市区町村名称の発話を促す。これに対してユーザが
「渋谷区」と発話すると音声認識装置が発話を認識す
る。ここまで指定すれば施設数が十分絞り込まれている
ため、施設名称の検索を開始する。
【0011】システム側は認識辞書を東京都渋谷区の高
校辞書に入れ替えた後、「名称をどうぞ」といったガ
イダンスメッセージを出力し、施設名称の発話を促す。
ここで、ユーザが「○○学園」と発話すると音声認識装
置が発話を認識し○○学園を目的地に設定する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来システムでは、絞り込み手順がシステム側であら
かじめ決められているため、ジャンル名称と地域名称を
指定する際、指定された順に従って発話する必要があ
り、ユーザに制約を強いるものとなっている。
【0013】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、ユーザが容易に施設を検索できる施
設検索装置ならびにその方法を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1に記載の発明は、地域名称を記憶した地
域名称辞書と、施設の種別名称を記憶した種別名称辞書
と、施設名称を記憶した施設名称辞書と、前記地域名
称、種別名称、施設名称の名称が入力され、これを取り
込む入力手段と、入力された名称を識別すると共に、必
要に応じて地域名称か種別名称かも併せて識別する識別
手段と、前記識別手段によって識別された名称に属する
施設名称を前記施設名称辞書から抽出する抽出手段を備
えたことを特徴とする。
【0015】上述した課題を解決するために請求項2に
記載の発明は、地域名称を記憶した地域名称辞書と、施
設の種別名称を記憶した種別名称辞書と、施設名称を記
憶した施設名称辞書と、前記地域名称、種別名称、施設
名称の名称が入力され、これを取り込む入力手段と、入
力された名称が地域名称か種別名称かを識別する識別手
段と、前記識別手段によって識別された名称に属する施
設名称の数を、前記施設名称辞書から抽出する施設名称
数抽出手段と、前記施設名称数抽出手段にて抽出された
施設名称数が所定数以下のとき、前記識別手段によって
識別された名称に属する施設名称を前記施設名称辞書か
ら抽出する抽出手段と、前記施設名称数抽出手段にて抽
出された施設名称数が所定数より多いとき、さらに絞込
みを行うべく催促する催促手段とを備えたことを特徴と
する。
【0016】上述課題を解決するために請求項3に記載
の発明は、地域名称を記憶した地域名称辞書と、施設の
種別名称を記憶した種別名称辞書と、施設名称を記憶し
た施設名称辞書と、各地域名称や各種別名称に属する施
設名称の数を記憶する施設名称数記憶手段と、前記地域
名称、種別名称、施設名称の名称が入力され、これを取
り込む入力手段と、入力された名称が地域名称か種別名
称か識別する識別手段と、前記識別手段によって識別さ
れた名称に属する施設名称の数を、前記施設名称数記憶
手段から抽出する施設名称数抽出手段と、前記施設名称
数抽出手段にて抽出された施設名称数が所定数以下のと
き、前記識別手段によって識別された名称に属する施設
名称を前記施設名称辞書から抽出する抽出手段と、前記
施設名称数抽出手段にて抽出された施設名称数が所定数
より多いとき、更に絞り込みを行うべく催促する催促手
段とを備えたことを特徴とする。
【0017】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
または3に記載の施設検索装置において、前記施設名称
数抽出手段にて抽出された施設名称数が所定数以上のと
き、前記識別手段によって識別された名称が、種別名称
の場合地域名称を、入力すべく前記催促手段が催促を行
うとともに、前記抽出手段が認識された地域名称および
種別名称の両方に属する施設名称を施設名称辞書から抽
出することを特徴とする。
【0018】更に、請求項5に記載の発明は、請求項2
または3に記載の施設検索装置において、前記施設名称
数抽出手段にて抽出された施設名称数が所定数以上のと
き、前記識別手段によって識別された名称が地域名称の
場合更に詳細な地域名称を、前記催促手段が入力すべく
催促を行うとともに、一方前記識別手段によって識別さ
れた名称が種別名称の場合更に詳細な種別名称を、前記
催促手段が入力すべく催促を行うことを特徴とする。
【0019】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
乃至3に記載の施設検索装置において、前記入力手段
は、音声を入力する音声入力手段であることを特徴とす
る。更に、請求項7に記載の発明は、請求項2乃至5に
記載の施設検索装置において、前記催促手段は、前記抽
出手段で抽出された施設名称の数を報知することを特徴
とする。
【0020】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
乃至7に記載の施設検索装置において、前記種別名称辞
書には、複数の種別名称を組合せた名称が用意されてい
ることを特徴とする。
【0021】更に、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載の施設検索装置において、前記種別名称辞書には
種別名称以外という否定の名称が用意されることを特徴
とする。
【0022】また、請求項10に記載の発明は、請求項
2乃至5に記載の施設検索装置において、前記識別手段
が入力された名称を1つに特定できない場合、前記催促
手段が前記特定するために入力すべき名称を促すことを
特徴とする。
【0023】更に、請求項11に記載の発明は、請求項
10に記載の施設検索装置において、前記識別手段が入
力された名称を1つに特定できない場合、前記催促手段
が、前記特定するために入力すべき名称として、種別も
しくは地域の名称に属するより詳細な名称の入力を促す
ことを特徴とする。
【0024】上記構成によれば、システム側の絞込み条
件に依存せず、ユーザ自らが持っている絞込条件をシス
テムに与えることで施設数の絞込みが可能となるため、
絞込み地域が詳細に指定できる場合は、ジャンル(施設
の種別)指定はおおまかで良く、ジャンルが詳細に指定
できる場合、地域指定はおおまかで良い。このように、
ユーザが持っている情報に応じた絞り込みが可能であ
り、ユーザに対する制約の少ない音声認識による施設検
索装置を提供することができる。
【0025】上述した課題を解決するために請求項12
に記載の発明は、辞書を参照することにより、任意の手
順で入力される地域名称と施設の種別名称から該当する
施設名称の数を取得し、前記施設名称の数が所定の施設
数以下であるときに施設名称辞書を作成し、入力される
施設名称を検索することを特徴とする。
【0026】また、請求項13に記載の発明は、請求項
12に記載の施設検索方法において、入力された名称が
地域名称か種別名称かを識別し、識別された1の名称の
属する名称と異なる他方に属する名称の入力を促し、1
の名称と他の名称の両方に該当する施設名称を抽出する
ことを特徴とする。このことにより、システム側からの
制約がなくユーザが自由に条件を指定し、音声により施
設名称を検索できるため、地域名称がわからない、ある
いはジャンル名称がわからないため検索できないといっ
たことがなく、ユーザの知っている情報に応じた検索が
可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明における施設検索装
置の一実施形態を示すブロック図である。ここでは、施
設検索装置としてカーナビゲーション装置が例示されて
いる。図において、マイク1は、ユーザの発話音声を取
り込む。音声入力部2は、マイク1を介して取り込まれ
た音声信号を入力して音声情報に変換し、音声分析部3
へ供給する。音声分析部3は、入力された音声情報を音
声特徴パラメータとして分析し、類似度演算部4へ供給
する。
【0028】絞込辞書部6は、認識対象語句となる複数
の単語パラメータを有する音声認識辞書として、絞込条
件辞書が記憶されている。絞込条件辞書としては、地点
検索を行うための都道府県名称や市町村名称等の地域名
称を示す単語パラメータを記憶した地域名認識辞書61
や、指定地点に存在する施設の種類等のジャンル名称を
示す単語パラメータを記憶したジャンル名称認識辞書6
2等がある。なお、各地域名称及び各ジャンル名称毎
に、夫々地域番号及びジャンル番号が対応づけられて記
憶されている。
【0029】認識辞書記憶部5は、絞込辞書部6もしく
は後述する認識辞書作成部8から供給される音声認識に
おけるマッチング処理対象となる単語パラメータを記憶
する。音声分析部3で分析された音声特徴パラメータと
認識辞書記憶部5に格納されている全ての基準音声情報
との類似度(認識スコア)を、類似度演算部4が演算し
てその類似度を数値化する。認識辞書記憶部5に格納さ
れている基準音声情報のうち、類似度演算部4にて演算
された類似度が高いもの(認識スコアの小さいもの)
を、類似度演算部4が認識単語として、認識単語が示す
地域番号またはジャンル番号とともに音声検索制御部7
に供給する。
【0030】認識結果が地域名称もしくはジャンル名称
であった場合、音声検索制御部7は、地域名称は地域名
称としてまたジャンル名称はジャンル名称として区別し
て図示せぬ内蔵された絞込条件記憶メモリに地域番号ま
たはジャンル番号と記憶しておくとともに、施設数取得
部10にその認識結果を送る。施設数取得部10は、図
2に示す施設数検索テーブルを格納しており、送られて
きた認識結果が示す指定された絞込条件に合致する施設
数を、施設数検索テーブルから求め、音声検索制御部7
に出力する。
【0031】音声検索制御部7は、施設数取得部10か
ら出力された施設数が所定数(認識辞書記億部5に格納
できる数)以下だった場合、施設数を応答メッセージと
して音声出力するとともに、その施設名称の入力を催促
するための応答メッセージを音声出力すべく、システム
制御部14に出力するとともに、絞込条件記憶メモリに
記憶された地域名称及びジャンル名称等の絞込条件を地
域番号またはジャンル番号とともに施設情報抽出部11
に出力する。
【0032】一方、施設数取得部10から出力された施
設数が所定数(認識辞書記憶部5に格納できる数)より
多い場合、その施設数を応答メッセージとして音声出力
するとともに、さらに詳細な地域もしくはジャンルで絞
込みを行うように応答メッセージとして音声出力すべ
く、システム制御部14に出力する。
【0033】施設情報抽出部11は、音声検索制御部7
から入力された地域名称及びジャンル名称等の絞込条件
を満たす施設の施設名称を施設情報記憶部9から読出
し、認識辞書作成部8に供給する。
【0034】施設情報記憶部9は、図3に示す認識辞書
番号を検索するための検索施設情報データテーブル9
1、及び認識辞書番号や各施設の存在する地域と各施設
が属するジャンルや施設が存在する緯度経度や各施設の
住所や電話番号やサービス内容などの詳細情報を各施設
に対応づけて記憶した各施設の固有名称を示す基準音声
情報を記憶した施設名称辞書部92とを有している。
【0035】認識辞書作成部8は、施設情報抽出部11
から入力された施設名称の基準音声情報を、音声認識を
行うための単語パラメータに変換し、認識辞書記憶部5
に供給する。
【0036】システム制御部14は、音声検索制御部7
からの応答メッセージの音声出力指示や、施設検索結果
の表示出力に応じて、表示制御部13及び音声出力部1
6を制御する。表示制御部13は、システム制御部14
からの指示により応答メッセージの文字表示や、現在の
絞込条件の文字表示や、検索された施設の位置を地図上
に表示するとともに、施設のサービス内容等の詳細情報
を表示すべく、表示部15を制御する。音声出力部16
は、システム制御部14からの指示により応答メッセー
ジを音声合成し、スピーカに出力する。
【0037】施設数取得部10に格納されている施設数
検索テーブルを図2に示す。施設検索テーブルは、地域
とジャンルのマトリクスを構成することにより、施設情
報記憶部9に記憶されている施設の内、各ジャンル名称
及び各地域名称等の絞込条件を満たす施設の数を一覧に
したテーブルである。例えば、絞込条件として遊園地と
のジャンルを満たす施設数が190件あり、そのうち絞
込条件として更に北海道との地域を満たす施設数が20
件あること等が記憶されている。
【0038】なお、地域名称としては、都道府県名称レ
ベル、市区町村レベルだけではなく、例えば、那須高原
や軽井沢といった地域名称レベルも含まれている。これ
はもっと詳細な地域レベルの施設数を加算して、全国単
位での施設数を取得しようとした場合、数千回にも及ぶ
加算が必要となるため、あらかじめ表に記述しておいた
ものである。数千回の表引きと加算が十分高速に実現可
能であるシステムでは、そのつど施設情報抽出手段11
が施設情報記億部9を参照し、施設名称辞書などから施
設数を求めればよいため必要ない。
【0039】また、地域には、住所だけではなく鉄道路
線や高速道路名称も含まれている。施設数取得部10
は、音声検索制御部7から指示された地域番号とジャン
ル番号に従って図2に示す表を索引することで施設数を
得、音声検索制御部7に結果を返している。
【0040】施設情報記憶部9に記憶されている検索施
設情報データテーブル91を図3に示す。ここには、施
設数取得部10の施設数検索テーブルと同じ地域と同じ
ジャンルのマトリクスが構成されており、各地域とジャ
ンルとの組合わせを満たす認識辞書番号が格納されてい
る。施設音声検索制御部7から指示された地域名称とジ
ャンル名称の組合わせから施設情報抽出部11は、図3
に示す検索施設情報データテーブル91から認識辞書番
号を得て、施設名称辞書部92から認識辞書が付された
施設名称の基準音声情報を得て、認識辞書作成部8に供
給する。
【0041】次に、本発明実施形態の施設検索動作につ
いて、図4乃至図8に示すフローチャートを参照しなが
らさらに詳細に説明する。
【0042】図4は施設検索の基本動作を示す図であ
る。図4において、第1段階(ステップS41)は絞り
込みステージであり、地域名称とジャンルの組み合わせ
により指定された条件に合致する施設の数を取得し、施
設数が実際に施設名称音声認識が可能な数以下になるま
で検索範囲を絞り込む動作を行う。第2段階(ステップ
S42)は施設名称認識ステージであり、第1段階で指
定された条件に合致する施設名称認識辞書を作成した
後、音声認識を行い、施設名称を特定する。第3段階
(ステップS43)は同名称処理ステージであり、第2
段階で音声認識した施設名称が複数あった場合さらに条
件を絞り込むことで複数の候補から一意に決定する。
【0043】図5は、ユーザの発話(ステップS51)
を促して以降、発話音声の分折を行って音声認識を行
い、認識結果をメッセージ応答する(ステップS52〜
S54)従来同様の音声認識のための処理手順を示した
ものである(各フローの音声認識ステップの詳細フロ
ー、後ろに移動)。
【0044】図4のステップS41の絞り込みステージ
の動作の詳細について図6のフローチャートに示す。図
6に示すフローチャートにおいて、地域指定に用いる地
域名称認識辞書と、ジャンル指定に用いるジャンル名称
認識辞書を認識辞書記憶部5に転送する(ステップS6
1,S62)。転送終了後、たとえば「地域名称または
ジャンル名称をどうぞ」といった発話を促すガイダンス
メッセージの出力を行い(ステップS63)、音声認識
処理を行う(ステップS64)。続いて、認識結果が地
域名称認識辞書61に存在しているかあるいはジャンル
名称認識辞書62に存在しているかを判断し(ステップ
S65)、認識結果が地域名称であった場合(ステップ
S65 YES)、認識結果を選択地域番号に変換する
(ステップS67)。
【0045】地域名称認識辞書6内には、各地域名称毎
に地域番号が付されており、また、地域名称として「関
東」や「関東地方」といった地方名称も含まれており、
たとえば「関東」が認識された場合、群馬県、栃木県、
千葉県、茨城県、東京都、埼玉県をあらわす地域番号が
選択される。また地域名称認識辞書61内には、「全
国」といった地域指定語も含まれており、たとえば「全
国」が認識された場合、47都道府県を表す地域番号が
選択される。
【0046】一方、ステップS65で認識結果がジャン
ル名称であった場合(ステップS65 NO)、認識結
果を選択ジャンル番号に変換する(ステップS66)。
【0047】ジャンル名称認識辞書62内には、各ジャ
ンル名称毎にジャンル番号が付されており、また、ジャ
ンル名称として「中学校と高校」といったジャンル指定
も含まれており、たとえば、「中学と高校」が認識され
た場合、中学校、高校を示すジャンル番号が選択され
る。さらにジャンル名称認識辞書62内には、「歯医者
以外」といった否定のジャンル指定も含まれており、た
とえば、「歯医者以外」が認識された場合、総合病院、
医院、内科、外科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科、産婦人
科、皮膚科、動物病院をあらわすジャンル番号が選択さ
れる。
【0048】図2に示された施設数検索テーブル911
から、上記手順により設定された地域選択番号とジャン
ル選択番号ら合致する施設数を全て加算し検索対象施設
数を取得する(ステップS68)。絞り込まれた検索対
象施設数をユーザに知らせるため、たとえば「関東の中
学と高校で○○件あります。」とスピーカ12を介して
音声で出力する(ステップS69)。検索対象施設数が
あらかじめ決められた対象数以下か否か、例えば500
00件以下となったか否かを判断することにより、十分
絞込みがなされているか判断する(ステップS70)。
【0049】対象数より多い場合(ステップS70 N
O)、さらに詳細な条件で絞り込む必要があるためステ
ップS63の処理に戻る。一方、対象数以下の場合(ス
テップS70 YES)、絞り込みステージを終了し、
次の施設名称認識ステージに進む。十分絞込みがなされ
ているかの判断は、検索対象施設数をカウントする他
に、検索対象の施設名称辞書の施設数によって決まる認
識辞書サイズがあらかじめ決められた大きさ以下か否か
判断して、十分絞込みがなされているか判断するように
構成しても良い。
【0050】図4のステップS42の施設名称認識ステ
ージの動作の詳細について図7のフローチャートに示
す。絞込条件記憶メモリを参照して、地域絞込条件が初
期値(未絞込状態)と異なっているか否か判断する(ス
テップS71)。地域絞込条件が初期値と異なっている
場合(ステップS71 YES)、地域絞込みがなされ
たと判断し、地域名称を認識対象から外すべく、認識辞
書記憶部5内の地域名称認識辞書61をマスクする(ス
テップS84)。
【0051】続いて絞込条件記憶メモリを参照して、ジ
ャンル名称絞込条件が全て選択(未絞込状態)であるか
ないか判断する(ステップS72)。ジャンル絞込みが
なされたと判断された場合(ステップS72 YE
S)、ジャンル絞込みがなされたと判断し、ジャンル名
称を認識対象から外すべくジャンル名称認識辞書62を
マスクする(ステップS85)。これは、絞り込みステ
ージで使わなかった絞込条件は施設名称検索ステージで
も絞り込みできるようにするためである。
【0052】次に認識辞書作成部8において、検索施設
情報テーブル91から絞込条件に該当する認識辞書番号
に相当する施設名称すべてを結合させ、ひとつの施設名
称認織辞書を作成する。あるいは、絞込条件に該当する
全ての認識辞書を同時に認識できるように施設名称認識
辞書を作成する(ステップS73)。ここで作成される
施設名称認識辞書は認識辞書記憶部5に転送される(ス
テップS74)。施設名称認識辞書の設定が完了した
後、「名称をどうぞ」といったユーザに施設名称の発話
を促すガイダンスメッセージを出力し(ステップS7
5)、音声認識処理が行われる(ステップS76)。
【0053】ステップS71、ステップS72で、地域
名称認織辞書61、ジャンル名称認識辞書62のどちら
かがマスクされていなかった場合、地域名称またはジャ
ンル名称が発話され、認識結果として絞込条件が得られ
る場合があるため、認識結果が施設名称であるか判断す
る(ステップS77)。認識結果が施設名称でなければ
(ステップS77 NO)、絞込ステージの図6のステ
ップS65の処理に戻り、再絞り込みを行う。
【0054】一方、ステップS76の音声認識結果が施
設名称であった場合(ステップS77 YES)、 類
似度が一番高い(認識スコアが一番低い)施設名称とそ
の類似度(認識スコア(S))を取得する(ステップS
78)。
【0055】続いて、取得された施設名称各々に類似度
が高い順に候補番号(N)を付し、比較対象を、候補番
号(N)が2、即ち、2番目に類似度が高い施設名称と
し(ステップS79)、比較対象となっている候補番号
(N)の施設名称と類似度(認識スコア(S'))を取
得する(ステップS80)。
【0056】続いて、類似度が一番高い施設名称の認識
スコア(S)と候補番号(N)の施設名称の認識スコア
(S')とを比較し、差が予め設定された小さな値以下
か否か判断する(ステップS81)。認識スコア(S)
と認識スコア(S')との差が所定値以下の時(ステッ
プS81 NO)、比較対象となる候補番号NをN+1
にインクリメントし、ステップS80の処理に戻る。一
方、認識スコア(S)と認識スコア(S')との差が所
定値より大きい時(ステップS81 YES)、比較対
象となっている認識スコア(S')の候補番号(N)が2
以上であるか否か判断する(ステップS83)。候補番
号(N)が1のとき(ステップS83NO)、施設検索
処理を終了する。一方、候補番号(N)が2以上である
場合(ステップS83 YES)、同名処理ステージヘ
連む。
【0057】同名称処理は、ジャンルとしては狭いが地
域としては非常に広い範囲を指定された場合同じ名称の
施設が複数存在する、もしくは非常に発話が似ている施
設が複数存在することが考えられるため行われる。
【0058】地域指定が都道府県レベルで歯医者を検索
した例で説明する。ユーザが「荒木歯科」と発話したに
もかかわらず、施設名称認識結果の1位が「青木歯
科」、2位が「青地歯科」、3位が「荒木歯科」、4位
が「沢口歯科医院」であり、1位から3位の認識スコア
が非常に近いものであった場合、現段階で検索結果を特
定することはせず、ユーザの発話は、1位から3位の中
のいずれかであるとし、次に説明する同名称処理ステー
ジにおいて、一意に決定するものである。また、同じ名
称の施設が複数あつた場合、N位とN+1位のスコアは
同じになるため、必ず同名称処理ステージに進むことに
なる。
【0059】図4のステップS43の同名称処理ステー
ジの動作の詳細について図8のフローチャートに示す。
同名称処理は、同一名称で複数の施設が存在した場合、
さらに条件を提供することで施設を一意に定めようとす
る処理である。同名称には非常に似た名称も含まれてい
る。
【0060】詳細な絞込条件の入力をユーザに要求する
ことにより、複数の同一名称の施設を一意に定めるた
め、はじめに、地域名称認識辞書61とジャンル名称指
定辞書62のマクスを解除する(ステップS86、ステ
ップS87)。次に、候補として現在得られている全て
の施設に関して、その地域番号とジャンル番号を施設情
報抽出部11により取得する(ステップS88)。
【0061】取得された地域番号とジャンル番号との数
をカウントし、地域名称が1種類、かつジャンル番号が
1種類であるか否か判断する(ステップS89)。音声
認識辞書には同じ地域の同じジャンルに属する施設名称
は1つのみとなるように施設名称辞書が作成されている
ため、地域番号の種類数とジャンル番号の種類が夫々1
ずつ指定されているかどうか判断することにより、さら
なる絞込条件の入力が必要か否か判断できる。
【0062】地域番号が1種類、かつジャンル番号が1
種類であった場合(ステップS89YES)、現在検索
結果として得られている施設名称の数が1件に絞り込ま
れたと判断し施設名称検索を終了する。
【0063】一方、地域コードが複数、もしくはジャン
ルコードが複数であった場合(ステップS89 N
O)、現在検索結果として得られている施設名称の数が
複数と判断し、同名称処理を継続する。続いて施設名称
が複数ある場合、たとえば、「青木歯科、2件ありま
す。青地歯科、1件あります。荒木歯科3件あります」
のように、現在得られている施設名称の検索結果の音声
出力を行う(ステップS90)。さらに、たとえば、「○
○町ですか、△△市ですか。詳細な条件を指定してくだ
さい」のように、絞込条件のユーザによる入力(発話)
を促すガイダンスメッセージを出力する(ステップS9
1)。続いて詳細絞込みの音声認識を行う(ステップS
92)。
【0064】認識辞書記憶部5に記憶されている単語パ
ラメータ各々に類似度が高い順に候補番号(N)を付
し、比較対象を候補番号(N)が1、即ち、1番目に類
似度が高い(認識スコアが一番低い)地域名称もしくは
ジャンル名称等の絞込条件名称とする(ステッブS9
3)。比較対象となっている候補番号(N)の認識結果
を取得する(ステップS94)。
【0065】そして、認識結果である絞込名称が地域名
称であるか否か判断する(ステップS95)。地域名称
であった場合(ステップS95 YES)、現在検索結
果として得られている施設名称のうち、ステップS94
にて認識された地域に属する施設名称の数(M)をカウ
ントする(スチッブS96)。一方、認識結果である絞
込名称がジャンル名称であった場合(ステップS95
NO)、現在検索結果として得られている施設名称のう
ち、ステップS94にて認識されたジャンルに属する施
設名称の数(M)をカウントする(ステップS97)。
【0066】続いて、施設名称の数(M)が0であるか
否か判断する(ステッブS98)。施設名称の数(M)
が0である場合(ステッブS98 YES)、ステップ
S94にて認識された絞込条件が聞違っていたものとし
て、比較対象とする候補番号(N)を(N+1)にイン
クリメントし.て(ステップS99)、ステッブS94
の処理に戻る。一方、施設名称の数(M)が0でない場
合(ステッブS98NO)、対象外となった施設名称を
対象から、比較対照候補から外し(ステップS10
0)、ステップS88の処理に戻る。
【0067】なお、絞込辞書部6の、地域名称辞書の市
町村名がいずれかの都道府県に属すると関連付けし、ま
た、ジャンル名称辞書の詳細な歯科医、眼科、総合病院
などが病院という大分類に属すると関連付けして記憶す
ることにより、現在得られている地域名称が都道府県名
称のときはより詳細な市区町村名称の地域名称に絞込
み、もしくは現在得られているジャンルより詳細なジャ
ンル名称に絞込みとなる認識結果が得られるかを判定
し、詳細な絞込条件がある場合、現在の候補となってい
る施設から詳細絞り込み条件に合致していない施設を削
除するとともに、更に詳細な絞込条件の入力を催促し
て、施設名称が一意に特定されるまで繰返される。
【0068】以上説明のように、本発明は、それぞれの
地域名称辞書とジャンル名称辞書との両方の辞書を参照
することにより、任意の手順で入力される地域名称と施
設の種別名称から該当する施設名称の数を取得し、施設
名称の数が所定の施設数以下であるときに施設名称辞書
を作成し、当該施設名称辞書を用いて入力される名称に
従う施設検索を行うことにより、ユーザが容易に施設を
検索できる。
【0069】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、シス
テム側からの制約がなく、ユーザが自由に条件を指定
し、音声により施設名称を検索できるため、地域名称が
わからない、あるいはジャンル名称がわからないため検
索できないといったことがなく、ユーザの知っている情
報に応じた検索が可能となる。さらに、検索結果の候補
が複数生じた場合でもシステム側から一意に特定するの
に必要な地域名称もしくはジャンル名称を問い掛け、ユ
ーザはそれに答える形をとれるため容易な音声認識によ
る施設検索が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声認識による施設検索装置の一実施
形態を示すブロック図である。
【図2】本発明により、条件に合致した施設数を取得す
るための施設条件データのフォーマットを示す図であ
る。
【図3】本発明により、条件に合致した施設名称認識辞
書を作成するための施設名称認識辞書データのフォーマ
ットを示す図である。
【図4】本発明の基本動作をフローチャートで示した図
である。
【図5】本発明による音声認識動作をフローチャートで
示した図である。
【図6】図4に示す絞り込みステージの詳細を説明する
ために引用したフローチャートである。
【図7】図4に示す施設名称認識ステージの詳細を説明
するために引用したフローチャートである。
【図8】図4に示す同名称処理ステージの詳細を説明す
るために引用したフローチャートである。
【符号の説明】
1…マイクロフォン、2…音声入力部、3…音声分析
部、4…類似度演算部、5…認識辞書記憶部、6…絞り
込み辞書記憶部、7…音声検索制御部、8…施設名称認
識辞書作成部、9…検索施設情報データテーブル、10
…施設数取得部、11…施設情報抽出部、12…スピー
カ、13…表示制御部、14…システム制御部、15…
表示器、61…地域名称認識辞書、62…ジャンル名称
認識辞書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 G10L 3/00 551Q 15/28 571H 15/22 571V Fターム(参考) 2F029 AA02 AB13 AC02 AC13 AC18 AC20 5B075 ND20 NK02 PP07 PP11 PP22 QP05 UU40 5D015 AA04 BB01 KK04 LL02 LL06 5D045 AB17 5H180 AA01 EE02 FF03 FF22 FF25 FF27

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地域名称を記憶した地域名称辞書と、 施設の種別名称を記憶した種別名称辞書と、 施設名称を記憶した施設名称辞書と、 前記地域名称、種別名称、施設名称の名称が入力され、
    これを取り込む入力手段と、 入力された名称を識別すると共に、必要に応じて地域名
    称か種別名称かも併せて識別する識別手段と、 前記識別手段によって識別された名称に属する施設名称
    を前記施設名称辞書から抽出する抽出手段を備えたこと
    を特徴とする施設検索装置。
  2. 【請求項2】 地域名称を記憶した地域名称辞書と、 施設の種別名称を記憶した種別名称辞書と、 施設名称を記憶した施設名称辞書と、 前記地域名称、種別名称、施設名称の名称が入力され、
    これを取り込む入力手段と、 入力された名称が地域名称か種別名称かを識別する識別
    手段と、 前記識別手段によって識別された名称に属する施設名称
    の数を、前記施設名称辞書から抽出する施設名称数抽出
    手段と、 前記施設名称数抽出手段にて抽出された施設名称数が所
    定数以下のとき、前記識別手段によって識別された名称
    に属する施設名称を前記施設名称辞書から抽出する抽出
    手段と、 前記施設名称数抽出手段にて抽出された施設名称数が所
    定数より多いとき、さらに絞込みを行うべく催促する催
    促手段とを備えたことを特徴とする施設検索装置。
  3. 【請求項3】 地域名称を記憶した地域名称辞書と、 施設の種別名称を記憶した種別名称辞書と、 施設名称を記憶した施設名称辞書と、 各地域名称や各種別名称に属する施設名称の数を記憶す
    る施設名称数記憶手段と、 前記地域名称、種別名称、施設名称の名称が入力され、
    これを取り込む入力手段と、 入力された名称が地域名称か種別名称か識別する識別手
    段と、 前記識別手段によって識別された名称に属する施設名称
    の数を、前記施設名称数記憶手段から抽出する施設名称
    数抽出手段と、 前記施設名称数抽出手段にて抽出された施設名称数が所
    定数以下のとき、前記識別手段によって識別された名称
    に属する施設名称を前記施設名称辞書から抽出する抽出
    手段と、 前記施設名称数抽出手段にて抽出された施設名称数が所
    定数より多いとき、更に絞り込みを行うべく催促する催
    促手段とを備えたことを特徴とする施設検索装置。
  4. 【請求項4】 前記施設名称数抽出手段にて抽出された
    施設名称数が所定数以上のとき、前記識別手段によって
    識別された名称が、種別名称の場合地域名称を、入力す
    べく前記催促手段が催促を行うとともに、前記抽出手段
    が認識された地域名称および種別名称の両方に属する施
    設名称を施設名称辞書から抽出することを特徴とする請
    求項2または3に記載の施設検索装置。
  5. 【請求項5】 前記施設名称数抽出手段にて抽出された
    施設名称数が所定数以上のとき、前記識別手段によって
    識別された名称が地域名称の場合更に詳細な地域名称
    を、前記催促手段が入力すべく催促を行うとともに、 一方前記識別手段によって識別された名称が種別名称の
    場合更に詳細な種別名称を、前記催促手段が入力すべく
    催促を行うことを特徴とする請求項2または3に記載の
    施設検索装置。
  6. 【請求項6】 前記入力手段は、音声を入力する音声入
    力手段であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の
    施設検索装置。
  7. 【請求項7】 前記催促手段は、前記抽出手段で抽出さ
    れた施設名称の数を報知することを特徴とする請求項2
    乃至5に記載の施設検索装置。
  8. 【請求項8】 前記種別名称辞書には、複数の種別名称
    を組合せた名称が用意されていることを特徴とする請求
    項1乃至7に記載の施設検索装置。
  9. 【請求項9】 前記種別名称辞書には種別名称以外とい
    う否定の名称が用意されることを特徴とする請求項8に
    記載の施設検索装置。
  10. 【請求項10】 前記識別手段が入力された名称を1つ
    に特定できない場合、前記催促手段が前記特定するため
    に入力すべき名称を促すことを特徴とする請求項2乃至
    5に記載の施設検索装置。
  11. 【請求項11】 前記識別手段が入力された名称を1つ
    に特定できない場合、前記催促手段が、前記特定するた
    めに入力すべき名称として、種別もしくは地域の名称に
    属するより詳細な名称の入力を促すことを特徴とする請
    求項10に記載の施設検索装置。
  12. 【請求項12】 辞書を参照することにより、任意の手
    順で入力される地域名称と施設の種別名称から該当する
    施設名称の数を取得し、 前記施設名称の数が所定の施設数以下であるときに施設
    名称辞書を作成し、入力される施設名称を検索すること
    を特徴とする施設検索方法。
  13. 【請求項13】 入力された名称が地域名称か種別名称
    かを識別し、識別された1の名称の属する名称と異なる
    他方に属する名称の入力を促し、1の名称と他の名称の
    両方に該当する施設名称を抽出することを特徴とする請
    求項12に記載の施設検索方法。
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