JP2002122611A - 気体レートセンサ - Google Patents

気体レートセンサ

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JP2002122611A
JP2002122611A JP2000313684A JP2000313684A JP2002122611A JP 2002122611 A JP2002122611 A JP 2002122611A JP 2000313684 A JP2000313684 A JP 2000313684A JP 2000313684 A JP2000313684 A JP 2000313684A JP 2002122611 A JP2002122611 A JP 2002122611A
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JP
Japan
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gas
rate sensor
hole
casing
peripheral passage
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JP2000313684A
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Ikuo Shiraki
郁夫 白木
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、従来の整流室をなくして気体ガイ
ド孔の孔面と外周通路の端面とを同一面とし、小型化及
び検出精度の向上を計ることを目的とする。 【解決手段】 本発明による気体レートセンサは、気体
ポンプ(4)の気体出口孔(4b)に対向すると共に空隙部(2
0)を介して設けられた輪状板(41)と、この輪状板(41)に
形成され気体出口孔(4b)に対応する気体ガイド孔(5e)と
を備え、気体ガイド孔(5e)の孔面(5eA)は外周通路(1d)
の端面(1dA)と同一面で直接接している構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体レートセンサ
に関し、特に、気体ポンプの気体出口孔に対応する気体
ガイド孔の孔面と外周通路の端面とを同一面として直接
接するようにすることにより、従来の整流室をなくして
気体ポンプの小型化及び気体レートセンサの小型化を得
るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の気体レー
トセンサとしては、図3及び図4に示される特開昭63
−81270号公報、特公平1−56275号公報及び
実開平4−21966号公報等に開示された構成が採用
されている。すなわち、図3において符号1で示される
ものは全体形状が筒状をなすケーシングであり、このケ
ーシング1の外側にはカバー17がケーシング1を覆う
状態で設けられている。前記ケーシング1の内側の端部
側には気体ポンプ4(周知の圧電素子を所定パルスで駆
動する構成)と、線状センサ7a、7bを有する電極ホ
ルダ5と、ノズル8を有するガイド筒体1aとが軸方向
に直列配置され、前記ガイド筒体1aとケーシング1と
の間には筒状の外周通路1dが形成されている。
【0003】前記気体ポンプ4の気体出口孔4bから吐
出した気体は、前記電極ホルダ5の気体ガイド孔5eか
らこの電極ホルダ5の空隙に形成された整流室1cを経
て外周通路1dからノズル8を通過することにより、気
体流として検出室1bの各線状センサ7a、7bに均等
に供給されて当たるように構成されている。
【0004】従って、各線状センサ7a、7bに対して
気体流が均一に当たっている状態(すなわち、外部から
の角速度入力がない状態)では、図4のブリッジ検出回
路20の各検出端14a、14bからは同電位の電圧が
出力されるため信号処理回路部14からは角速度入力を
示す検出信号は得られないが、外部から角速度入力が発
生してノズル8からの気体流に偏位が発生すると、各線
状センサ7a、7bの温度に差が発生し、その結果、抵
抗値に差が発生してブリッジ検出回路20にて電圧差と
して検出され、角速度入力のレベルが検出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の気体レートセン
サは、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、気体ポンプ4の気体出口
孔4bから吐出した気体流は、気体ガイド孔5eを経て
整流室1cに供給され、この整流室1cで整流された後
に外周通路1dに供給されていた。そのために、この気
体流20a、20b、20c、20d、20eの流れを
直線的に等価として図示すると、図5の通りであり、整
流室1cが存在しているため、外周通路に流れる気体流
の流速エネルギーが大幅に低下することになり、検出室
1b内を流れる気体流20dの安定性が悪く、検出精度
の向上が極めて困難であった。また、外周通路1dと整
流室とが直列に配設されているため、気体レートセンサ
としての軸長が長くなり、短縮化に対するニーズに対応
することが極めて困難であった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、気体ポンプの気体出口孔に
対応する気体ガイド孔の孔面と外周通路の端面とを同一
面として直接接するようにすることにより、従来の整流
室をなくして気体ポンプの小型化及び気体レートセンサ
の小型化を得るようにした気体レートセンサを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による気体レート
センサは、ケーシング内に設けられた少なくとも一対の
線状センサと、前記ケーシング内に設けられた気体ポン
プと、前記ケーシングの内側に設けられ前記ケーシング
との間に外周通路を形成するためのガイド筒体と、前記
ガイド筒体の一端に設けられたノズルとを備え、前記気
体ポンプから供給された気体流が前記外周通路及びノズ
ルを経て前記線状センサに供給され、前記各線状センサ
間の抵抗値差に基づいて角速度入力を検出するようにし
た気体レートセンサにおいて、前記気体ポンプの気体出
口孔に対向すると共に空隙部を介して設けられた輪状板
と、前記輪状板に形成され前記気体出口孔に対応する気
体ガイド孔とを備え、前記気体ガイド孔の孔面は前記外
周通路の端面と同一面で直接接している構成であり、ま
た、前記各線状センサを支持する筒状支持体は、前記ガ
イド筒体の端部側に同芯状に配設され、前記筒状支持体
は前記輪状板に当接している構成であり、また、前記筒
状支持体は、前記ガイド筒体の内壁に形成された輪状切
欠部内に設けられている構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による気
体レートセンサの好適な実施の形態について説明する。
なお、従来例と同一又は同等部分については同一符号を
用いて説明する。図1において符号1で示されるものは
全体形状が筒状をなし、その両端が蓋体30と端子板3
1によって閉状態とされたケーシングであり、前記ケー
シング1の内壁1Aには、このケーシング1よりも小径
の筒状支持体40を一体又は別体で一体状に有する輪状
板41が段部1Aaを介して固定されている。
【0009】前記筒状支持体40の内側には、支持部材
42を介してホットワイヤからなる一対の線状センサ7
a、7bが互いに間隔をあけて配設されている。前記筒
状支持体40の外周位置には、一端1aBにノズル8を
有するノズル体8Aを備えたガイド筒体1aがその輪状
切欠部50を介して同芯状に配設して取付けられてい
る。
【0010】前記ガイド筒体1aの外周と前記ケーシン
グ1の内壁1Aとの間には、輪状をなす外周通路1dが
形成され、前記輪状板41の前記端子板31側には、空
隙部20を介して周知の圧電素子からなる気体ポンプ4
が設けられ、この気体ポンプ4が前記端子板31の駆動
回路60に接続されている。
【0011】前記気体ポンプ4に形成された気体出口孔
4bは、前記輪状板41に形成された気体ガイド孔5e
と空隙部20を介して対応かつ対向しており、前記気体
ガイド孔5eの孔面5eAと前記外周通路1dの端面1
dAは完全に同一面でかつ直接接している。従って、前
記気体ガイド孔5eと外周通路1dとの間には図3のよ
うな整流室1cは存在せず、直接接続されている。
【0012】従って、前述の構成において、気体ポンプ
4から吐出された気体は、気体出口孔4b、空隙部2
0、気体ガイド孔5eを経て気体流20aとして外周通
路1dに供給され、この気体流20aは、気体流20b
から気体流20cとしてノズル8を通過し、気体流20
dとして線状センサ7a、7bに当たり、その後、気体
流20eとして、図5にも示されるように、気体ポンプ
4に戻る。すなわち、この気体ポンプ4の圧電素子は一
定の周波数で振動しているため、気体の吐出と吸込みを
交互に行っている。
【0013】
【発明の効果】本発明による気体レートセンサは、以上
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、従来のように気体ポンプと外周
通路との間に整流室が設けられておらず、気体ガイド孔
の孔面と外周通路の端面とが同一面で構成されているた
め、外周通路への気体流の流速エネルギーの低下が従来
よりも少なく、線状センサへの気体流のエネルギーを十
分に保つことができ、検出精度を向上させることができ
る。また、従来、用いていた整流室を省くことができ、
それによって気体レートセンサの軸長を短縮化し、小型
化された気体レートセンサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による気体レートセンサを示す断面図で
ある。
【図2】図1の気体流の流れを示す構成図である。
【図3】従来構成の断面図である。
【図4】図3の回路図である。
【図5】図3の気体流の流れを示す構成図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a ガイド筒体 1aA 一端 1d 外周通路 4 気体ポンプ 4b 気体出口孔 5e 気体ガイド孔 5eA 孔面 1dA 端面 7a、7b 線状センサ 8 ノズル 20 空隙部 40 筒状支持体 41 輪状板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1)内に設けられた少なくと
    も一対の線状センサ(7a、7b)と、前記ケーシング(1)内
    に設けられた気体ポンプ(4)と、前記ケーシング(1)の内
    側に設けられ前記ケーシング(1)との間に外周通路(1d)
    を形成するためのガイド筒体(1a)と、前記ガイド筒体(1
    a)の一端(1aA)に設けられたノズル(8)とを備え、前記気
    体ポンプ(4)から供給された気体流(20a)が前記外周通路
    (1d)及びノズル(8)を経て前記線状センサ(7a、7b)に供
    給され、前記各線状センサ(7a、7b)間の抵抗値差に基づ
    いて角速度入力を検出するようにした気体レートセンサ
    において、前記気体ポンプ(4)の気体出口孔(4b)に対向
    すると共に空隙部(20)を介して設けられた輪状板(41)
    と、前記輪状板(41)に形成され前記気体出口孔(4b)に対
    応する気体ガイド孔(5e)とを備え、前記気体ガイド孔(5
    e)の孔面(5eA)は前記外周通路(1d)の端面(1dA)と同一面
    で直接接していることを特徴とする気体レートセンサ。
  2. 【請求項2】 前記各線状センサ(7a、7b)を支持する筒
    状支持体(40)は、前記ガイド筒体(1a)の端部側に同芯状
    に配設され、前記筒状支持体(40)は前記輪状板(41)に当
    接していることを特徴とする請求項1記載の気体レート
    センサ。
  3. 【請求項3】 前記筒状支持体(40)は、前記ガイド筒体
    (1a)の内壁(1aA)に形成された輪状切欠部(50)内に設け
    られていることを特徴とする請求項2記載の気体レート
    センサ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02278156A (ja) * 1989-04-20 1990-11-14 Tamagawa Seiki Co Ltd ガスレートセンサ
JPH0421966U (ja) * 1990-06-18 1992-02-24
JPH0510963A (ja) * 1991-07-05 1993-01-19 Tamagawa Seiki Co Ltd ガスレートセンサ

Patent Citations (3)

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