JP2002120855A - 飲み口装置 - Google Patents

飲み口装置

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JP2002120855A JP2000318046A JP2000318046A JP2002120855A JP 2002120855 A JP2002120855 A JP 2002120855A JP 2000318046 A JP2000318046 A JP 2000318046A JP 2000318046 A JP2000318046 A JP 2000318046A JP 2002120855 A JP2002120855 A JP 2002120855A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボトル内の飲料を乳幼児が容易に飲むことが
できて、飲料をこぼすことが防止され、しかも衛生的に
使用することができる飲み口装置を提供すること。 【解決手段】 液体を収容するボトル50に装着する飲
み口装置10であって、ボトル内に差し込まれるストロ
ー17を支持して、ストローとは反対側に突出する中空
の飲み口本体16を備える飲み口部材11と、ボトルの
開口18に対して着脱され、内側に前記飲み口部材を支
持する蓋部材12と、この蓋部材の周囲に装着されるベ
ース部14と、前記飲み口部材から延びていて、前記蓋
部材を貫通した飲み口本体の周囲を覆うキャップ本体1
5とを備えたキャップ部とを有し、前記飲み口部材は、
前記飲み口本体と、前記ストローを支持する支持部31
とを含む着脱可能な少なくとも2部材を備えており、か
つ、この飲み口本体と、前記ストローを支持する支持部
との間に弁手段32を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、飲料用のボトル
に取り付けられる飲み口装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、清涼飲料等を収容して販売する際
に、ポレチエンテレフタレートによるボトル,すなわ
ち、ペット(PET)ボトルが多用されている。このよ
うな飲料用のペットボトルに関して、特に、最近では、
例えば、容量500ccのものや容量350cc等の小
容量のボトルに種々の飲料を収容して販売されるように
なってきている。
【0003】このような小さなボトルに、例えば、果汁
等の乳幼児に適する飲料を収容したものを購入した場合
においては、内容量は少ないけれども、これを乳幼児が
飲用する場合には、やはり一度に飲むには多すぎて残し
てしまう。このため、一度口をあけたボトルに残りの飲
料を収容した状態で蓋をすることができるようにするこ
とが好ましい。また、飲用の際にも、ボトルの飲み口を
繰り返しそのまま口に含むことは、馴れない乳幼児には
難しく、こぼしてしまったり、非衛生的であるという問
題もあることから、例えば、図7に示すような飲み口容
器が工夫されている。
【0004】図において、ボトル5に上端の小さな開口
には、飲み口装置1が取付けられている。この飲み口装
置1は、ボトル5の上端開口に着脱されるようになって
おり、その中心にボトル5内に延びるストロー6を支持
する本体2を有している。この本体2は、上端側にスト
ロー6と連通する吸い口部4を備えており、本体2に
は、開閉可能なキャップ3が取付けられている。
【0005】これにより、キャップ3を閉じれば、吸い
口部4がカバーされて清潔であり、また、乳幼児は、キ
ャップ3を開いて吸い口部4からストロー6を介してボ
トル内の飲料を飲むことができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
飲み口装置1は、ボトル5内の飲料を途中まで飲んだ状
態でキャップ3を閉じれば、ボトル内の飲料がこぼれな
い利点があるが、乳幼児が繰り返し吸い口4を口に含む
ことで、使用者の涎がボトル5内に入り込んでしまうと
いう欠点がある。つまり、吸い口4がキャップ3でカバ
ーされる点では衛生的であるが、乳幼児にとって、一回
の摂取では飲みきれず、キャップ3を閉じて、例えば、
冷蔵庫に入れて保存することを繰り返した場合や、さら
には、ストロー状の吸い口を介して飲用することに馴れ
ていないことからも、このような飲み口装置1を使用す
ると、吸い口4から唾液もしくは涎が侵入し、時間の経
過によってはボトル5内で細菌が繁殖して非衛生的であ
る。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、ボトル内の飲料を乳幼児が容易に飲
むことができて、飲料をこぼすことが防止され、しかも
衛生的に使用することができる飲み口装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明にあっては、液体を収容するボトルの細い筒状の開
口に装着する飲み口装置であって、少なくともボトル内
に差し込まれるストローを支持して、ストローとは反対
側に突出する中空の飲み口本体を備える飲み口部材と、
前記飲み口本体の周囲を覆う構成のキャップ部とを有
し、前記飲み口部材は、前記飲み口本体と、前記ストロ
ーを支持する支持部とを含む着脱可能な少なくとも2部
材を備えており、かつ、この飲み口本体と、前記ストロ
ーを支持する支持部との間に弁手段を有する、飲み口装
置により、達成される。請求項1の構成によれば、前記
飲み口部材の前記飲み口本体と、前記ストローを支持す
る支持部とは着脱可能に構成され、その間に弁手段を有
している。この弁手段は飲み口本体を口に含んだ使用者
の唾液や涎等が内部に侵入することを防止することがで
きる。さらに、一回の吸引力が弱い乳幼児が使用する場
合に、吸引中に息継ぎしても、弁手段の働きにより、ス
トローの水面が下がらないことから、吸引しやすい。ま
た、飲み口本体と、支持部とは着脱可能に構成されてい
るから、この飲み口本体と、支持部とを分離すること
で、弁手段が露出されるので、容易に洗浄することがで
き、清潔に使用することができる。
【0009】また、上記目的は、請求項2の発明にあっ
ては、液体を収容するボトルの細い筒状の開口に装着す
る飲み口装置であって、ボトルの前記開口に当接され、
ボトル内に差し込まれるストローを支持して、ストロー
とは反対側に突出する中空の飲み口本体を備える飲み口
部材と、前記ボトルの開口に対して着脱され、内側に前
記飲み口部材を支持する蓋部材と、この蓋部材の周囲に
装着されるベース部と、前記飲み口部材から延びてい
て、前記蓋部材を貫通した飲み口本体の周囲を覆うキャ
ップ本体とを備えたキャップ部とを有し、前記飲み口部
材は、前記飲み口本体と、前記ストローを支持する支持
部とを含む着脱可能な少なくとも2部材を備えており、
かつ、この飲み口本体と、前記ストローを支持する支持
部との間に弁手段を有する、飲み口装置により、達成さ
れる。
【0010】請求項2の構成によれば、本発明の飲み口
装置は、そのより具体的な形態においては、飲み口部材
と、蓋部材と、キャップ部とを備える。すなわち、後述
する内圧調整手段を形成する場合には、請求項1の発明
の構成に加えて、蓋部材を設けることが好ましい。飲み
口部材は、一番内側に位置して、ボトル内に差し込まれ
るストローを支持するための支持部と、このストローに
連通してボトルの上方に突出する中空の飲み口本体を有
している。蓋部材は、飲み口本体の周囲を塞いで、前記
ボトルの開口に対して着脱される。キャップ部は、一番
外側で、前記蓋部材の周囲に装着されるベース部材と、
このベース部材に支持されるキャップ本体を有してお
り、キャップ本体は前記飲み口本体の周囲をカバーす
る。このキャップ部のベースと蓋部材とにより、後述す
るように、ボトル内の空間と外部空間とを開閉する内圧
調整手段を形成することができる。したがって、蓋部材
と同等の作用を発揮する部材を設ける場合に、これを飲
み口部材またはキャップ部と別体にすることなく、これ
らと一体に設けてもよい。そして、請求項1の場合と同
様に、前記飲み口部材の前記飲み口本体と、前記ストロ
ーを支持する支持部とは着脱可能に構成され、その間に
弁手段を有している。この弁手段は飲み口本体を口に含
んだ使用者の唾液や涎等が内部に侵入することを防止す
ることができる。また、飲み口本体と、支持部とは着脱
可能に構成されているから、この飲み口本体と、支持部
と分離することで、弁手段が露出されるので、容易に洗
浄することができ、清潔に使用することができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、前記蓋部材には、その中心に前記飲み口本体を通過
させるとともに、その周囲に前記ボトル内部と外気との
間に介在する隙間を有する蓋開口部を有しており、前記
ベース部に設けられ、前記蓋開口部とを連通させる第1
連通手段と、前記蓋部材に設けられ、前記第1連通手段
と前記蓋開口部との間に介在する第2連通部とを有し、
前記ベース部材の回動位置に応じて、前記第1及び第2
の連通手段が連通される内圧調整手段を備えることを特
徴とする。
【0012】請求項3の構成によれば、前記ベース部材
の回動位置に応じて、内圧調整手段の前記第1及び第2
の連通手段が連通されるので、このベース部材を所定の
回動位置に合わせてから、飲み口本体を口に含むことに
より、内容量の減少に対応して、ボトル内部の気圧と外
気圧とが調整されて、収容された飲料を飲用しやすくな
る。
【0013】請求項4の発明は、請求項3の構成におい
て、前記キャップ本体と前記ベース部とは所定の可撓性
を有する接続部材により接続されており、前記蓋部材に
は、キャップ本体を開放した状態で、折り曲げられた前
記接続部材を固定保持する保持手段を備えることを特徴
とする。
【0014】請求項4の構成によれば、キャップ本体を
開放して飲み口本体を露出させ、この飲み口本体を口に
含もうとした場合に、ベース部からの接続部材の先端に
設けられたキャップ本体が使用者の顔の周辺に位置し
て、飲用の妨げとなる。この場合、接続部材を顔から遠
ざかる方向に折り曲げて、前記蓋部材側の保持手段に、
保持させることによって、使用者は飲用がしやすくな
る。
【0015】請求項5の発明は、請求項4の構成におい
て、前記保持手段は、前記内圧調整手段が前記ボトル内
部と外気とを連通させる状態に対応した前記ベース部材
の回動位置において、前記接続部材を折り返した外部位
置に露出されて配置されていることを特徴とする。請求
項5の構成によれば、使用者は、蓋部材の外部の保持手
段の位置を目安として、ベース部を回動させて、キャッ
プ本体を保持させれば、この位置で自動的に内圧調整手
段が開放されて、ボトル内部と外気とを連通させる飲用
に適した位置にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下
に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0017】図1は、本発明の飲み口装置の実施形態の
全体を示す概略斜視図である。図において、飲み口装置
10は、例えばペットボトル等のボトル50の上端に形
成された細い筒状の開口に着脱可能に構成されている。
飲み口装置10が装着されるボトル50は、ペットボト
ルに限られず、同種の形状のあらゆる材質のボトルに取
付けることができる。
【0018】この飲み口装置10は、図2にその拡大断
面図が示されており、図1及び図2を参照しながら、そ
の構成を説明する。これらの図において、飲み口装置1
0は、これを構成する各部材が、例えば、合成樹脂の成
形品により形成されており、ボトル50の開口18に当
接され、ボトル内に差し込まれるストロー17を支持し
て、ストローとは反対側に突出する中空の飲み口本体を
備える飲み口部材11と、ボトル50の開口18に対し
て着脱され、内側に飲み口部材11を支持する蓋部材1
2と、この蓋部材12の周囲に装着されるベース部14
と、飲み口部材11から延びていて、蓋部材12を貫通
した飲み口本体16の周囲を覆うキャップ本体15とを
備えたキャップ部13を有している。
【0019】そして、図2に示されているように、飲み
口部材11は、飲み口本体16の部分と、ストロー17
を支持する支持部31の2部材を有していて、飲み口本
体16と支持部31とは着脱可能に構成されている。こ
の飲み口本体16と支持部31との間には弁手段32が
設けられている。
【0020】これらの構成をさらに詳しく説明する。蓋
部材12は、下端が大きく開口した短い円筒体でなり、
下端側開口径は装着されるボトル50の開口18の周囲
よりも僅かに大きく、この蓋部材12の下端側内周に
は、ボトル50の開口18の外周に形成された雄ネジ部
と螺合する雌ネジが形成されている。これにより、蓋部
材12は、ボトル50の開口18の周囲に着脱できるよ
うになっている。
【0021】蓋部材12の上端は中央部を除いて閉じら
れていることによって、ボトル50の開口18を塞ぐよ
うになっている。蓋部材12の中央部の蓋開口部23
は、その中心に挿通される飲み口本体16の外径に対し
て、所定の隙間を有するように、僅かに大きく形成され
ている。蓋部材12の外周部には、後述するベルトの保
持手段35が設けられている。
【0022】キャップ部13のベース部14は、ほぼリ
ング形状をしたカバー状の部材であり、蓋部材12の上
部の形状に対応して、はめ込まれることで、蓋部材12
の周囲で回動できるとともに、蓋部材12の上部を塞い
でいる。ベース部12の中央には貫通孔が形成されてお
り、この貫通孔28は、その中心に挿通される飲み口本
体16の外周に緊密に接する内径を有していて、ボトル
50内の飲料が外部に漏れないようにされている。
【0023】このベース部14の例えば外周部には、例
えば、図1で示すようなベルト状の接続部材33の一端
が固定されており、その他端にはドーム状のキャップ本
体15の下端外周部が接続されている。少なくとも、こ
の接続部材33の部分は、他の部分と同一の材料か、必
要により別の材料で形成され、好ましくは、ある程度の
可撓性を備えた合成樹脂材、例えば、ポリプロピレン,
ポリエチレン,ナイロン,エラストマー等により形成さ
れており、図1の状態から、キャップ本体15を開放し
て、折り曲げた図6の位置まで変形させることができる
ようになっている。
【0024】キャップ本体15は、例えばドーム状の形
状であり、好ましくは、透明に形成されていることによ
り、内側が視認できるようになっている。キャップ15
の内径は、図2に示すように、閉止状態において、ベー
ス部14の外周に緊密にはめ込まれる大きさとされてお
り、飲み口本体16や貫通孔28から僅かにもれた液体
を閉じこめることができるようになっている。尚、好ま
しくは、図2に示されているように、キャップ本体15
の上端内面にストッパ36を設けてもよい。ストッパ3
6は、キャップ本体15を閉止した時に飲み口本体16
の上端開口に入り込んで、飲み口本体16からボトル5
0内の液体が漏れることを完全に防止することができ
る。
【0025】また、上記ベース部14には、外部と蓋開
口部23を連通させる第1連通手段としての貫通孔2
2,22を備えている。この貫通孔22は、上述した飲
み口本体16が通過する中心の貫通孔28の周囲の領域
に形成され、この場合、2つの弧状の貫通孔22,22
として形成されている。この貫通孔22,22は、後述
する内圧調整手段24の一部を構成する。
【0026】図3ないし図5は、上記ベース部14が装
着される蓋部材12の蓋開口部23の付近を詳しく示す
部分拡大図であり、図3はその部分拡大平面図、図4は
図3のA−A断面図、図5は図3のB−B断面図であ
る。これらの図において、蓋部材12の上面の上端付近
には、中央に蓋開口部23が形成されている。この蓋開
口部23の直径は、上記したベース部14の中央の貫通
孔28よりも大きく設定されている。
【0027】上記蓋開口部23の周囲は、図3に示され
ているように、各4分割された領域において、連通孔と
閉止部26とが2つずつ形成されている。すなわち、蓋
開口部23の中心に関して、互いに180度の位置にな
るように、蓋開口部の外周縁27に近い高さとなる様、
高く構成された閉止部26,26(図4参照)が設けら
れている。また、各閉止部26,26の間で、互いに1
80度の位置になるように第2連通手段である連通孔2
5,25が形成されている。上記連通孔25,25は、
図5に示すように、それぞれ、外周部が蓋開口部23の
外周縁27と同じ高さであり、蓋開口部23の下端に向
かうように内方へ徐々に下降する傾斜孔部で構成されて
いる。本実施形態では、例えば、上記蓋開口部23と連
通孔25,25及び、キャップ部15のベース部14に
形成した貫通孔22,22により内圧調整手段24を構
成している。
【0028】次に、図6に示す飲み口部材11について
説明する。飲み口部材11は、既に説明したように、飲
み口本体16の部分と、ストロー17を支持する支持部
31の2部材を有していて、飲み口本体16と支持部3
1とは着脱可能に構成されている。この飲み口本体16
と支持部31との間には弁手段32が設けられている。
【0029】飲み口本体16は、図示されているよう
に、使用者が口に含むことができるように長く延びる中
空の筒体であり、の下部には、ほぼ断面においてほぼ水
平に延びるフランジ部45を有しており、フランジ部4
5はボトル50の開口18の上端に当接されている。す
なわち、蓋部材12は、このフランジ部45を介在させ
るようにしてボトル50の開口18の周囲に装着されて
いる。このフランジ部45は内側の周方向にそって隙間
ないし孔42を有している。このフランジ部45がボト
ル50と蓋部材12との間でパッキンとして機能するた
め、飲料が外にもれることが無いようになっている。ま
た、飲み口部材11は、好ましくは、全体が柔軟な材
料,例えば、エラストマーやシリコンで形成されている
ため、飲み口本体16を曲げて口に含むことができる。
このため、飲用の際には、ボトル50を傾けることなく
飲用することが可能で、母乳や哺乳瓶の乳首からの飲用
に慣れた乳幼児が使用する場合にも、違和感を感じさせ
ないようになっている。
【0030】また、飲み口本体16の下端は、支持部3
1のやや拡径された上端部46内に挿入されている。こ
の支持部31も筒状の部材であり、上端部36には、や
や小さなフランジ部44を備えており、フランジ部44
と飲み口本体16のフランジ部45との間には、所定の
間隙もしくは孔43を形成するようになっている。支持
部31の上端部46の飲み口本体16下端が挿入された
箇所は、弁手段32が内蔵されるようになっている。弁
手段32は、好ましくは、エラストマーやシリコン等の
柔軟な材料で形成され、本実施形態では、支持部31の
上端部46内に設けられた上向きのリング状溝内に挿入
されたリング状の本体41と、この本体41に一端が固
定され、図6の点線に示すように揺動する弁体41aと
を備えている。このため、支持部31の上端部46の飲
み口本体16下端が挿入された箇所は、弁体41aが揺
動可能な空間を有する弁箱として構成されている。さら
に、支持部31の下端はその外径が下方に向けて徐々に
縮径されるような挿入部31aとされており、ストロー
17内に挿入されることで、ストロー17を支持するよ
うになっている。
【0031】したがって、飲み口部材11は、使用者が
飲み口本体16を口に含んでボトル50内の飲料を吸い
上げた時には、弁体41aが点線に示すように上方に揺
動して弁手段32が開放される。また、吸引を止め、使
用者の唾液等が上から落下しようとする場合には、弁体
41aが実線のように閉じられることにより、これらの
液体がボトル50内に戻らないようになっている。そし
て、使用後には、飲み口部材11の支持部31から飲み
口本体16を引き抜くと、上記弁箱の部分が分解され、
弁手段32が露出されるようになっている。これによ
り、支持部31や飲み口本体16及び弁手段32を全て
清潔に洗浄することができるようになっている。また、
弁手段32全体もしくは、少なくとも弁体41aは、柔
軟な材料で形成されているから、支持部31と飲み口本
体16の下部の連結部が密閉される。このため、この連
結部から外部の空気が入ってのみずらくなったり、ある
いはここから液体が漏れることが防止される。さらに、
息継ぎ等のため、使用者が吸引を止めても、ストロー1
7内に導かれた飲料の液面が下がらないので、吸引力が
弱い使用者でも特に使用しやすい。
【0032】次に、上述した内圧調整手段24の機能と
関連して、接続部材33を固定保持する保持手段35の
構成を説明する。使用者が上述したベース部14を蓋部
材12の周囲で図3に示す矢印方向に沿って回動させる
ことにより、貫通孔22,22が連通孔25,25の上
に位置した時に、上記内圧調整手段24が開放される。
すなわち、外気は、貫通孔22,22から、連通孔2
5,25を介して蓋開口部23を通り、飲み口部材11
の飲み口本体16のフランジ部45の隙間ないし孔42
と、支持部31のフランジ部44の上の隙間ないし孔4
3をそれぞれ通過してボトル50の内部と連通される。
【0033】この内圧調整手段24が開放されている位
置において、ベース部14に一端が固定されているベル
トである接続部材33を図6に示すように湾曲させて、
折り曲げると、その位置に対応した蓋部材12の外周部
分に位置して保持手段35が設けられている。この保持
手段35は、例えば、図1によく表れているように、縦
方向に平行に配置された一対のリブ48,48と、この
リブ48,48の内側に形成された縦長のボス49(図
6参照)を有している。一対のリブ48,48の間の距
離は、接続部材33の幅よりも僅かに大きくされてお
り、図6に示すように、この一対のリブ48,48の間
に接続部材33を強制的に押し込むと、接続部材33が
リブ48,48の内側に形成された縦長のボス49,4
9を乗り越えることで、掛止されるようになっている。
【0034】本実施形態は以上のように構成されてお
り、次にその作用を説明する。本実施形態の飲み口装置
10は、ボトル50に飲料(図示せず)が収容されてい
る状態において、このボトル50の上端開口18に蓋部
材12の内周に設けたネジを締め込むことにより装着さ
れる。
【0035】使用する場合には、使用者は、キャップ本
体15を図2に示すように閉止したまま、キャップ部1
3のベース部14を蓋部材12の周囲で回動させる。こ
の場合、蓋部材12の外周の保持手段35の位置と、図
1に示されているキャップ部13のベルト(接続部材)
33の位置が合った位置までベース部14を回動させ
る。これにより、ベース部14の貫通孔22,22は、
蓋部材12に対して、相対的に図3の矢印の方向に回動
して、この位置では、図3の内圧調整手段24を構成す
るベース部材14の貫通孔22,22と、連通孔25,
25は連通されることになる。
【0036】これによって、図6に示すように、ボトル
50内と外気は連通される。そして、キャップ本体15
を手で外して開放し、ベルト33を外側へ折り返して、
図示のように保持手段35に保持させれば、ベルト33
が動いて、キャップ本体15が顔に当たったりすること
がない。つまり、キャップ本体15は飲み口本体16を
開放した状態で保持されるようになっており、接続部材
33は図示のように、ボトル50側の折り返された状態
で保持されるから、外したキャップ本体15が飲用の邪
魔になることがない。そして、使用者が、飲み口本体1
6を口に含んだ状態で、吸引すると、弁手段32の弁体
41aは図6の点線のように揺動して開くことで、ボト
ル50内の飲料を吸い上げることができる。この時、口
に一度含んだ飲料が飲み口本体16からボトル50内に
戻ろうとしても、弁手段32の働きにより弁体41aが
図6の実線のように閉じて、ボトル50内に戻ることは
ない。
【0037】したがって、乳幼児等の飲用動作に馴れな
い者が使用しても、一度口に含んだ飲料が唾液や涎とと
もにボトル内に戻ることがないので、ボトル50内で細
菌が繁殖したりすることなく、清潔な状態をたもつこと
ができる。しかも、キャップ部13のベース部14を回
動させて、ベルト33を保持手段35に保持させる位置
で、内圧調整手段24が自動的に開放されることから、
液体の吸引とともに、外気がボトル50内に導入される
ので、ボトル50内の飲料を容易に飲むことができる。
このため、口腔内に負圧を作ることに不慣れな乳幼児や
老人等においても、ボトル50内の飲料を簡単に吸い上
げることができる。
【0038】また、弁手段32の作用により、一度口に
含んだ飲料がボトル50内に戻ることを防止できるだけ
でなく、吸引を途中で休んだ時には、弁体41aが閉じ
て、ストロー17内の飲料がボトル50内に落下して戻
りにくくするので、再度吸引を開始した時には、飲料を
吸い上げを途中から継続することができ、この点におい
ても、乳幼児や老人等の使用に適している。
【0039】また、使用後は、ベルト33を保持手段3
5から外して、キャップ本体15をベース部14の外周
に嵌合させれば、キャップ本体15が飲み口本体16の
上端部を囲むので、使用者の口に触れる飲み口本体16
の上端部を汚れから保護することができて、衛生的であ
る。特に、この状態で、ベース部14を回動させると、
ベース部14の貫通孔22,22は、蓋部材12に対し
て、相対的に図3にて鎖線で示す矢印の方向に回動し
て、図3の内圧調整手段24を構成するベース部材14
の貫通孔22,22と、連通孔25,25が連通されな
い位置とすれば、外気がボトル50内に侵入せず、ボト
ル50内の飲料がストロー17を介して、飲み口部材1
1から出にくくすることができる。このため、ボトル5
0及び飲み口装置10を傾けても、液体飲料が外部にも
れることはほとんどない。
【0040】そして、飲み口装置10の使用後において
は、ボトル50に対する蓋部材12の螺合を外すこと
で、飲み口装置10を簡単に外すことができる。次い
で、飲み口部材11を外して、飲み口部材11の支持部
31から飲み口本体16を引き抜くと、弁箱の部分が分
解され、弁手段32が露出されるようになっている。こ
れにより、支持部31や飲み口本体16及び弁手段32
を全て清潔に洗浄することができるので、衛生的に使用
することができる。
【0041】本発明は、上述の実施形態に限定されな
い。例えば、キャップ本体15をベース部14の外周に
はめ込むのでなく、キャップ本体15を小さく形成し、
飲み口本体16の先端部に装着するようにしてもよい。
さらにまた、キャップ本体15をベース部と接続しない
で、キャップ本体を大きく形成し、蓋部材12の上部全
体を覆い得るフード状のものにより構成してもよい。さ
らに、また、キャップ本体15を省略してもよい。この
場合、好ましくは、飲み口本体16を柔軟な材料で形成
して長く外部に突出するようにし、途中で折り返して、
ストローの先端部を蓋部材13の上面に形成した凹部ま
たは開口に嵌入して固定するようにしてもよい。また、
キャップ部13の接続部材33を保持する構造として
は、上述のものの他、例えば、蓋部材12の外周にボス
を設け、ベルト33側にこのボスを嵌入させる孔を形成
する等種々の方法が考えられる。さらに、上述の実施形
態の構成の一部は、必要により省略することができる
し、他の構成と組み合わせることも可能である。さらに
また、キャップ部のベース部に形成される貫通孔や蓋開
口部に形成される連通孔は他の形状,形態としてもよ
い。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ボ
トル内の飲料を乳幼児が容易に飲むことができて、飲料
をこぼすことが防止され、しかも衛生的に使用すること
ができる飲み口装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による飲み口装置の実施形態をボトルに
装着した様子を示す概略斜視図である。
【図2】図1の飲み口装置の拡大断面図である。
【図3】図1の飲み口装置の蓋部材の蓋開口部付近を拡
大して示す概略平面図である。
【図4】図3のA−A線概略断面図である。
【図5】図3のB−B線概略断面図である。
【図6】図1の飲み口装置の蓋部材の蓋開口部付近を拡
大して示す概略平面図である。
【図7】従来の飲み口装置の一例を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
10・・・飲み口装置、11・・・飲み口部材、12・
・・蓋部材、13・・・キャップ部、14・・・ベース
部、15・・・キャップ本体、16・・・飲み口本体、
17・・・ストロー、18・・・ボトル開口、22・・
・第1連通手段(貫通孔)、23・・・蓋開口部、24
・・・内圧調整手段、25・・・第2連通手段(連通
孔)、26・・・閉止部、31・・・支持部、32・・
・弁手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 83/00 B65D 83/00 G Fターム(参考) 3E014 PA01 PB03 PC03 PC12 PE11 PE30 3E062 AA09 AB02 KA07 KB02 KB15 KC01 3E067 AA03 AB26 AC01 BA03A BB14A BC03A BC07A EA18 EB27 EE24 EE59 FA01 FC01 3E084 AA04 AA12 AA24 AB01 BA03 CA01 CB02 DA01 DB12 FA06 FA09 FB01 GA01 GA08 GB01 GB12 GB14 HB01 HD01 JA01 KA02 KB01 LA17 LB02 LC01 LC04 LC06 LD12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容するボトルの細い筒状の開口
    に装着する飲み口装置であって、 少なくともボトル内に差し込まれるストローを支持し
    て、ストローとは反対側に突出する中空の飲み口本体を
    備える飲み口部材と、 前記飲み口本体の周囲を覆う構成のキャップ部とを有
    し、 前記飲み口部材は、前記飲み口本体と、前記ストローを
    支持する支持部とを含む着脱可能な少なくとも2部材を
    備えており、 かつ、この飲み口本体と、前記ストローを支持する支持
    部との間に弁手段を有することを特徴とする、飲み口装
    置。
  2. 【請求項2】 液体を収容するボトルの細い筒状の開口
    に装着する飲み口装置であって、 ボトルの前記開口に当接され、ボトル内に差し込まれる
    ストローを支持して、ストローとは反対側に突出する中
    空の飲み口本体を備える飲み口部材と、 前記ボトルの開口に対して着脱され、内側に前記飲み口
    部材を支持する蓋部材と、 この蓋部材の周囲に装着されるベース部と、前記飲み口
    部材から延びていて、前記蓋部材を貫通した飲み口本体
    の周囲を覆うキャップ本体とを備えたキャップ部とを有
    し、 前記飲み口部材は、前記飲み口本体と、前記ストローを
    支持する支持部とを含む着脱可能な少なくとも2部材を
    備えており、 かつ、この飲み口本体と、前記ストローを支持する支持
    部との間に弁手段を有することを特徴とする、飲み口装
    置。
  3. 【請求項3】 前記蓋部材には、その中心に前記飲み口
    本体を通過させるとともに、その周囲に前記ボトル内部
    と外気との間に介在する隙間を有する蓋開口部を有して
    おり、 前記ベース部に設けられ、前記蓋開口部とを連通させる
    第1連通手段と、 前記蓋部材に設けられ、前記第1連通手段と前記蓋開口
    部との間に介在する第2連通部とを有し、 前記ベース部材の回動位置に応じて、前記第1及び第2
    の連通手段が連通される内圧調整手段を備えることを特
    徴とする、請求項2に記載の飲み口装置。
  4. 【請求項4】 前記キャップ本体と前記ベース部とは所
    定の可撓性を有する接続部材により接続されており、 前記蓋部材には、キャップ本体を開放した状態で、折り
    曲げられた前記接続部材を固定保持する保持手段を備え
    ることを特徴とする、請求項3に記載の飲み口装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段は、前記内圧調整手段が前
    記ボトル内部と外気とを連通させる状態に対応した前記
    ベース部材の回動位置において、前記接続部材を折り返
    した外部位置に露出されて配置されていることを特徴と
    する、請求項4に記載の飲み口装置。
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