JP2002120461A - アブレーション画像の形成方法 - Google Patents

アブレーション画像の形成方法

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JP2002120461A
JP2002120461A JP2001245490A JP2001245490A JP2002120461A JP 2002120461 A JP2002120461 A JP 2002120461A JP 2001245490 A JP2001245490 A JP 2001245490A JP 2001245490 A JP2001245490 A JP 2001245490A JP 2002120461 A JP2002120461 A JP 2002120461A
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ablation
layer
poly
laser
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Stephen M Neumann
エム.ニューマン スティーブン
Scott Tunney
タニー スコット
Terry G White
ジー.ホワイト テリー
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0027After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using protective coatings or layers by lamination or by fusion of the coatings or layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/24Ablative recording, e.g. by burning marks; Spark recording

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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レリーフ画像が突き出ることがなく、且つ空
気トラップがないオーバーコート層を、アブレーション
記録要素上に配備することが目的である。 【解決手段】 a)ポリマーバインダー中に分散された
着色剤を含む画像層をその上に有する支持体を含むアブ
レーション記録要素を、レーザー手段により像様加熱し
て、前記画像層を像様にアブレートし、ここで前記画像
層は、前記要素の照射に用いた前記レーザーの所定波長
で吸収するように、近赤外吸収材料と組合わさってお
り、前記着色剤は、300〜700nmの領域で吸収
し;そしてb)バインダー中に分散されたポリマー粒子
を含むコーティングを、前記粒子が溶融して連続オーバ
ーコート層となるように、前記アブレーション画像の表
面に熱及び圧力下でラミネートすることを含む、耐磨耗
性が向上した単色アブレーション画像の形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザーによる着
色剤除去画像形成方法、及び特に前記方法により得た要
素上に無色耐磨耗性オーバーコートを適用する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、カラービデオカメラから電子的に
発生させた画像からプリントを得るための感熱転写方式
が開発されている。このようなプリントを得る方法の一
つによると、まず電子像をカラーフィルターによって色
分解する。次いで、それぞれの色分解画像を電子信号に
変換する。その後、これらの信号を操作して、シアン、
マゼンタ及びイエローの電気信号を発生させ、これらの
信号を感熱プリンターへ伝送する。プリントを得るた
め、シアン、マゼンタまたはイエローの色素供与体要素
を色素受容要素と向い合わせて配置する。次いで、それ
ら二つの要素を感熱プリントヘッドと定盤ローラーとの
間に挿入する。ライン型感熱プリントヘッドを使用し
て、色素供与体シートの裏側から熱をかける。感熱プリ
ントヘッドは数多くの加熱要素を有し、シアン、マゼン
タ及びイエローの信号の1つに応じて逐次加熱される。
その後、この処理を他の2色について繰り返す。こうし
て、スクリーンで見た元の映像に対応するカラーハード
コピーが得られる。この方法とそれを実施するための装
置についての詳細は、米国特許第4,621,271号
に記載されている。
【0003】前記の電子信号を用いて熱によりプリント
を得る別の方法は、感熱プリンティングヘッドの代わり
にレーザーを使用することである。このような方式で
は、供与体シートは、そのレーザーの波長で強く吸収す
る材料を含む。この供与体を照射すると、この吸収材料
が光エネルギーを熱エネルギーに変換し、近傍の色素に
熱を伝え、それに依り受容体へ転写するための蒸発温度
まで色素を加熱する。吸収材料は、色素の下の層中に存
在させそして/又は色素と混合してもよい。レーザー光
線は、元の画像の形状及び色を表す電子信号により変調
されるので、各色素は、原物体の色を再構築するよう
に、その存在が受容体上で必要とされる領域にのみ蒸発
するように加熱される。この方法についての更なる詳細
は、GB−A−2,083,726に記載されている。
【0004】レーザー光線の作用による、ある種のアブ
レーション方式の画像形成では、支持体上にコーティン
グされた、画像色素、赤外吸収材料とバインダー含む色
素層組成物を含む要素を、色素側から画像形成する。レ
ーザーから与えられるエネルギーが、そのレーザー光線
が要素に当った点で、画像色素及びバインダーを追い出
す。アブレーション画像形成では、レーザー照射が、画
像形成層中に迅速に局部変化を引き起こすことにより、
材料を層から押出す。このことは、完全な物理的変化
(例えば、溶融、蒸発又は昇華)ではなく、ある種の化
学変化(例えば、結合開裂)が、部分転写ではなく画像
色素の略完全な転写を引き起こす点で、他の材料転写技
法と異なる。このようなアブレーション要素の有用性
は、画像形成色素がレーザー照射された際、除去されう
る効率により主として決定される。透過Dmin値は、
色素の完全除去の定量的目安である:記録点でその値が
低ければ、達成された色素除去がより完全である。
【0005】このような要素の耐磨耗性を向上させる一
方法は、ラミネーションを用いることである。ラミネー
ションには、適切な支持体上にコーティングした、耐久
性の及び/又は接着性の保護層を、保護すべき画像に置
くことが含まれる。保護コーティングの支持体は、永久
的に接着したままであっても、又はその後剥離して画像
に接着している保護層のみを残してもよい。従来技術に
記載されている保護層は、連続のポリマーコーティング
であり、ラミネート工程でエアポケットがトラップされ
て画像に損傷を与えるという欠点がある。
【0006】画像表面が損傷を受けないように保護する
ために通常用いられる別の方法は、液体オーバーコート
を適用することである。この方法は、空気トラッピング
の課題を回避できるが、例えば、乾燥及びキュアが困難
な液体を取り扱うこと、画像が溶解する可能性、及び環
境上望ましくない溶剤の使用等の多くの他の課題があ
る。
【0007】米国特許第5,429,909号では、ポ
リマー保護オーバーコートを、レーザー書き込み工程に
先立って、レーザーアブレーション画像形成要素の表面
に適用する。しかしながら、この方法には、画像色素及
びオーバーコートのレリーフパターンが支持体表面から
突き出て、スクラッチ及び磨耗に対して敏感であるとい
う課題がある。
【0008】米国特許第5,847,738号は、この
ような画像の保護のために、透明なトナー材料の静電塗
布及び溶融を開示している。しかしながら、この方法に
は、幾分複雑なトナー現像方式が、溶融ハードウェアと
共に必要であるという課題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、オー
バーコート層がアブレーション要素の全表面を覆うよう
に、画像形成後に適用するので、レリーフ画像が突き出
るという課題が回避されたオーバーコート層を、アブレ
ーション記録要素上に配備することである。本発明の別
の目的は、ラミネート工程中、レリーフ画像のポケット
に空気がトラップされることがないオーバーコート層
を、アブレーション記録要素上に配備することである。
【0010】これらの及び他の目的は、a)ポリマーバ
インダー中に分散された着色剤を含む画像層をその上に
有する支持体を含むアブレーション記録要素を、レーザ
ー手段により像様加熱して、前記画像層を像様にアブレ
ートし、ここで前記画像層は、前記要素の照射に用いた
レーザーの所定波長で吸収するように、近赤外吸収材料
と組合わさっており、前記着色剤は、300〜700n
mの領域で吸収し;そして b)バインダー中に分散されたポリマー粒子を含むコー
ティングを、前記粒子が溶融して連続オーバーコート層
を形成するように、前記アブレーション画像の表面に熱
及び圧力下にラミネートすることを含む、耐磨耗性が向
上した単色アブレーション画像の形成方法に関する本発
明により達成される。
【0011】本発明を使用すると、アブレーション要素
の全表面を覆うので、レリーフ画像が突き出るという課
題を回避したオーバーコート層が得られる。更に、オー
バーコート層は、ラミネート工程中、レリーフ画像のポ
ケットに空気をトラップすることがない。
【0012】本発明の好ましい態様において、ポリマー
粒子を含むコーティングは、支持体上に位置する。別の
好ましい態様において、支持体は得られたオーバーコー
ト層から剥離される。
【0013】本発明方法により適用される保護オーバー
コートは、要素の耐スクラッチ性及び耐磨耗性を向上さ
せる。さらに、ラミネートの微粒子性によりレリーフ画
像中への空気のトラッピングが回避される。このこと
は、例えば、トラップされた空気がその後の照射で欠陥
を引き起こすことがある、電子複写用マスク及び印刷用
マスクの用途において重要である。
【0014】着色剤除去法は、連続トーン(写真様)で
あっても、ハーフトーンであってもよい。本発明の目的
のために、単一色とは、単一の刺激色を生じさせるのに
用いることができる任意の着色剤又はそれらの混合物を
意味する。得られる単一シート媒体は、医療画像、電子
複写マスク、印刷マスク等を形成するのに使用でき、又
は単一色透過シートが望ましい任意の用途に使用でき
る。得られる画像はポジであっても又はネガであっても
よい。
【0015】本発明の好ましい態様において、アブレー
ション記録要素は、支持体と画像層の間にバリヤー層、
例えば、米国特許第5,459,017号及び米国特許
第5,468,591号に記載され、且つ特許請求され
ているものを含有する。
【0016】前記したように、画像形成後、通常のラミ
ネーション装置により到達可能な圧力と温度を適当に組
合わせることにより、アブレーション記録要素に微粒子
オーバーコート層をラミネートし、粒子を溶融して連続
層にする。一般に用いられる温度は、100〜350℃
であり、用いられる圧力は0.5〜5kg/cmの範
囲であろう。
【0017】当該技術分野において周知の、無色トナー
粒子及び他の粉砕もしくは同様の微細粒子を、本発明の
ポリマー粒子として使用できる。例えば、米国特許第
5,339,146号及び第5,045,888号、並
びに特開昭50−023826号に開示の材料を使用で
きる。このような材料例としては、一般に無色又はほと
んど無色透明であり、且つその軟化点が50℃から15
0℃の範囲の樹脂が挙げられる。
【0018】このような粒子の例としては、ポリ(塩化
ビニル)、ポリ(塩化ビニリデン)、ポリ(塩化ビニル
−コ−塩化ビニリデン)、塩素化ポリプロピレン、ポリ
(塩化ビニル−コ−酢酸ビニル)、ポリ(塩化ビニル−
コ−酢酸ビニル−コ−無水マレイン酸)、エチルセルロ
ース、ニトロセルロース、ポリアクリル酸エステル、ア
マニ油変性アルキド樹脂、ロジン変性アルキド樹脂、フ
ェノール変性アルキド樹脂、フェノール樹脂、ポリエス
テル、ポリ(ビニルブチラール)、ポリイソシアネート
樹脂、ポリウレタン、ポリ(酢酸ビニル)、ポリアミ
ド、クロマン樹脂、ゴムダンマル樹脂、ケトン樹脂、マ
レイン酸樹脂、ビニルポリマー、例えば、ポリスチレン
及びポリビニルトルエン又はビニルポリマーとメタクリ
レートもしくはアクリレートのコポリマー、低分子量ポ
リエチレン、フェノール変性ペンタエリスリトールエス
テル、ポリ(スチレン−コ−インデン−コ−アクリロニ
トリル)、ポリ(スチレン−コ−インデン)、ポリ(ス
チレン−コ−アクリロニトリル)、シロキサンとのコポ
リマー、ポリアルケン及びポリ(スチレン−コ−ブタジ
エン)が挙げられ、これらは単独で又は組合わせて使用
できる。本発明の好ましい態様において、無色粒子は、
ポリエステル又はポリ(スチレン−コ−ブチルアクリレ
ート)のいずれかから製造する。
【0019】オーバーコート層の耐磨耗性を高めるため
に、架橋又は分枝状のポリマーを使用できる。例えば、
ポリ(スチレン−コ−インデン−コ−ジビニルベンゼ
ン)、ポリ(スチレン−コ−アクリロニトリル−コ−ジ
ビニルベンゼン)又はポリ(スチレン−コ−ブタジエン
−コ−ジビニルベンゼン)を使用できる。
【0020】本発明は、刊行物作成や印刷回路基板の製
造に用いられる電子複写用マスクを作製するのに特に有
用である。これらのマスクは、印刷板のような感光材料
の上に配置された後、光源にさらされる。感光材料は、
ある特定の波長によってのみ活性化されることが普通で
ある。例えば、感光材料は、紫外線や青光を照射すると
架橋又は硬化するが、赤光や緑光には反応しないそのよ
うなポリマーであることができる。このような感光材料
では、マスクは、Dmax 領域における感光材料を活性化
するが、Dmin 領域においてはほとんど吸収しない。従
って、印刷板用としては、マスクのUVのDmax が高い
ことが重要である。そうでなければ、印刷板は、インク
を吸収する領域とそうでない領域とを与えるように現像
することができない。
【0021】本発明の好ましい態様において、アブレー
ション記録要素中の着色剤は、電磁スペクトルの近赤外
域(700〜1100nm)で実質的に透明であり、3
00〜700nmの領域で吸収し、要素の照射に用いた
レーザーの波長では実質的な吸収はない。一般に、着色
剤は、赤外線照射を吸収するために要素中に用いられた
赤外吸収材料とは異なる材料であり、レーザー記録波長
以外の波長で可視及び/又はUVコントラストを形成す
る。しかしながら、例えば、カーボンのような顔料が使
用でき、これは画像顔料と近赤外吸収剤の両者として作
用する。こうして、1つの材料が2つの機能を達成す
る。
【0022】本発明に用いられるアブレーション記録要
素の画像形成層中のバインダーとしては、任意のポリマ
ー材料が使用可能である。例えば、セルロース誘導体、
例えば、硝酸セルロース、酢酸水素フタル酸セルロー
ス、酢酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、酢
酪酸セルロース、三酢酸セルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロースエーテル、エチルセルロースエーテル、
等;ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリエステル、
ポリ(酢酸ビニル)、ポリスチレン、ポリ(スチレン−
コ−アクリロニトリル)、ポリスルホン、ポリ(フェニ
レンオキシド)、ポリ(エチレンオキシド)、ポリ(ビ
ニルアルコール−コ−アセタール)、例えばポリ(ビニ
ルアセタール)、ポリシアノアクリレート、ポリ(ビニ
ルアルコール−コ−ブチラール)もしくはポリ(ビニル
ベンザール)、又はこれらの混合物もしくはコポリマー
を使用することができる。バインダーは、0.1〜5g
/mの塗布量で使用することができる。好ましい態様
において、本発明方法に用いられる記録要素に使用され
るポリマーバインダーは、ニトロセルロースである。
【0023】ポリマー粒子を分散させるバインダーは、
意図する目的に適した任意のバインダーであってよい。
例えば、アブレーション記録要素の画像層のために前記
したポリマーバインダーに類似のポリマーバインダーを
用いてもよい。
【0024】本発明方法を用いてレーザー誘導アブレー
ション画像を得るためには、ダイオードレーザーを使用
することが好ましい。これは、大きさが小さいこと、コ
ストが低いこと、安定性が良好であること、信頼性が良
好であること、頑丈であること、変調し易いこと等の実
質的な利点があるからである。実用に際しては、レーザ
ーを用いてアブレーション記録要素を加熱する前に、要
素は、近赤外吸収色素,例えば、カーボンブラックのよ
うな顔料,又は、例えば、米国特許第4,973,57
2号記載のシアニン赤外吸収色素、又は以下の米国特許
第4,948,777号、同第4,950,640号、
同第4,950,639号、同第4,948,776
号、同第4,948,778号、同第4,942,14
1号、同第4,952,552号、同第5,036,0
40号及び同第4,912,083号に記載の他の物質
を含有していなければならない。レーザー輻射線は色素
又は顔料を含有する画像層中に吸収され、そして内部変
換として知られている分子過程によって熱に変換され
る。こうして、有用な画像層の構築は、色素又は顔料の
色相、転写性及び強度のみならず、輻射線を吸収し、そ
れを熱に変える画像層の性能にも依存している。近赤外
吸収材料又は色素は、画像層自体に含まれても、またこ
れと組合わされた別の層、すなわち画像層の上層や下層
に含まれてもよい。好ましい本発明の態様において、レ
ーザー照射は、アブレーション記録要素の画像層側を通
して行われるので、この方法はシングルシート法(すな
わち、別の受容要素を必要としない方法)であることが
できる。
【0025】本発明に使用できるレーザーは市販されて
いる。例えば、Laser Model SDLー24
20−H2(Spectra Diode Labs
製)又はLaser Model SLDー304V/
W(Sony Corp.製)を使用できる。
【0026】本発明に用いられるアブレーション記録要
素中の着色剤としては、レーザーの作用によりアブレー
トされ、しかも前記特性を有するものならば,任意の画
像色素を使用できる。アントラキノン色素、例えば、S
umikaron Violet RS(登録商標)
(Sumitomo Chemical Co.,Lt
d.製)、Dianix Fast Violet 3
R−FS(登録商標)(Mitsubishi Che
mical Industries,Ltd.製)、並
びにKayalon Polyol Brillian
t Blue N−BGM(登録商標)及びKST B
lack 146(登録商標)(Nippon Kay
aku Co.,Ltd.製);アゾ色素、例えば、K
ayalon Polyol Brilliant B
lue BM(登録商標)、Kayalon Poly
ol Dark Blue 2BM(登録商標)及びK
STBlack KR(登録商標)(Nippon K
ayaku Co.,Ltd.製)、Sumikaro
n Diazo Black 5G(登録商標)(Su
mitomo Chemical Co.,Ltd.
製)、及びMiktazol Black 5GH(登
録商標)(Mitsui Toatsu Chemic
als,Inc.製);直接色素、例えば、Direc
t DarkGreen B(登録商標)(Mitsu
bishi Chemical Industrie
s,Ltd.製)並びにDirect Brown M
(登録商標)及びDirect Fast Black
D(登録商標)(NipponKayaku C
o.,Ltd.製);酸性色素、例えば、Kayano
lMilling Cyanine 5R(登録商標)
(Nippon Kayaku Co.,Ltd.
製);塩基性色素、例えば、Sumiacryl Bl
ue 6G(登録商標)(Sumitomo Chem
ical Co.,Ltd.製)、並びにAizen
Malachite Green(登録商標)(Hod
ogaya Chemical Co.,Ltd.
製);
【0027】
【化1】
【0028】
【化2】
【0029】又は米国特許第4,541,830号、同
第4,698,651号、同第4,695,287号、
同第4,701,439号、同第4,757,046
号、同第4,743,582号、同第4,769,36
0号及び同第4,753,922号に記載の色素で特に
良好な結果が得られている。前記色素は,単独で又は組
合わせて用いることができる。色素は0.05〜1g/
の塗布量で使用でき、好ましくは疎水性である。
【0030】着色剤として画像層に使用できる顔料とし
ては、カーボンブラック又はグラファイトのような無機
顔料を挙げることができる。本発明に使用できる有機顔
料の例としては、金属フタロシアニン、例えば、銅フタ
ロシアニン、キナクリドン、エピンドリジオン、Rub
ine F6B(C.I.No.Pigment 18
4);Cromophthal(登録商標)Yello
w 3G(C.I.No.Pigment Yello
w 93);Hostaperm(登録商標)Yell
ow 3G(C.I.No.Pigment Yell
ow 154);Monastral(登録商標);V
iolet R(C.I.No.Pigment Vi
olet 19);2,9−ジメチルキナクリドン
(C.I.No.Pigment Red 122);
Indofast(登録商標)Brilliant S
carlet R6300(C.I.No.Pigme
ntRed 123);Quindo Magenta
RV 6803;Monstral(登録商標)Bl
ue G(C.I.No.Pigment Blue1
5);Monstral(登録商標)Blue BT
383D(C.I.No.Pigment Blue
15);Monstral(登録商標)Blue GB
T 284D(C.I.No.Pigment Blu
e 15);Monstral(登録商標)Green
GT 751D(C.I.No.Pigment G
reen 7)又は米国特許第5,171,650号も
しくは第5,516,622号に記載の材料が挙げられ
る。顔料及び/又は色素の組合わせもまた使用できる。
顔料は0.05〜5g/mの塗布量で使用できる。
【0031】本発明に用いられるアブレーション記録要
素の画像層は、支持体上にコーティングするか,又はグ
ラビア法のような印刷技法を用いて支持体上に印刷する
ことができる。
【0032】本発明に用いられるアブレーション記録要
素のための支持体としては、寸法安定性がよく且つレー
ザーの熱に耐えられるものであるならば、いずれの材料
でも使用することができる。このような材料として、ポ
リ(エチレンナフタレート)のようなポリエステル;ポ
リ(エチレンテレフタレート);ポリアミド;ポリカー
ボネート;酢酸セルロースのようなセルロースエステ
ル;ポリ(フッ化ビニリデン)やポリ(テトラフルオロ
エチレン−コ−ヘキサフルオロプロピレン)のようなフ
ッ素ポリマー;ポリオキシメチレンのようなポリエーテ
ル;ポリアセタール;ポリスチレン、ポリエチレン、ポ
リプロピレンもしくはメチルペンテンポリマーのような
ポリオレフィ;並びにポリイミド−アミド及びポリエー
テル−イミドのようなポリイミドが挙げられる。支持体
の厚さは一般に5〜500μmである。好ましい態様で
は、支持体は透明である以下の例は,本発明を説明する
ために記載する。
【0033】
【実施例】以下で言及する色素の構造式は、以下の通り
である:
【0034】
【化3】
【0035】アブレーション記録要素 厚さ103μmのポリ(エチレンテレフタレート)支持
体に、0.38g/m のポリシアノアクリレートバイ
ンダー、0.05g/mのIR−1色素、及び0.0
05g/mのFluorad FC−431(登録商
標)界面活性剤(3M Corp.製)の層をコーティ
ングした。このコーティングの上に、0.43g/m
のニトロセルロース、0.17g/mのIR−1色
素、0.34g/mのUV−1色素、0.14g/m
のYellow−1色素及び0.24g/mのCy
an−1色素からなる第二層を適用した。印刷 各レーザー光線が830〜840nmの波長範囲を有
し、フィルム面での公称出力が600mWであるレーザ
ーダイオード・プリントヘッドを用いて、この要素にア
ブレーション書き込みを行った。これらのレーザーを個
々に入力・切断して画像を形成した。
【0036】外周53cmのドラムを各種速度で回転さ
せ、画像形成電子装置を作動させて十分な照射量を提供
した。マイクロステッピングモーターで回転する親ネジ
によってトランスレーションステージをアブレイション
要素を横切るように少しずつ進行させることにより、中
心間距離を10.58μm(1メートル当たり94,5
00本の線又は1インチ当たり2400本の線)とし
た。アブレーション要素の表面に空気流を吹きつけ、ア
ブレートされた色素を除去した。このアブレートされた
色素は他の流出物と共に吸引収集した。焦点面における
全出力値は、チャンネルマキシマム当り600mWであ
った。オーバーコート用のポリマー粒子を含む要素(本発明) 6.4μmのポリ(エチレンテレフタレート)支持体
に、0.16g/mのポリ(ブチルメタクリレート−
コ−(2−スルホエチルメタクリル酸ナトリウム)90
/10wt/wt、平均粒径10μmに粉砕した6.4
6g/mのポリエステルトナー、KaoP(登録商標)
(KAO Inc.,Racine,Wis.)、及び
0.65g/mのAerosol OT(AIR P
roducts)からなる層を、水性スラリーとしてコ
ーティングした。オーバーコート用のポリマーコーティングを含む要素
(対照) 103μmのポリ(エチレンテレフタレート)支持体
に、4.31g/mのポリ(2−フェニルエチルメタ
クリレート)を、トルエン溶液としてコーティングし
た。ラミネーション オーバーコートを有する各要素を、前記のアブレーショ
ン記録要素と共に、1.05kg/cmの圧力で22
0℃まで加熱され且つ0.76m/分の速度のローラー
間を接触通過させることにより、ラミネーションを行っ
た。その後支持体材料を剥離して、画像化要素上に保護
コーティングのみを残した。この複合体を、空気泡によ
り引き起こされる画像欠陥について評価した。以下の結
果が得られた:
【0037】
【表1】
【0038】前記結果は、本発明方法により調製したオ
ーバーコート層は、空気泡を全く生成しないが、一方、
連続ポリマーである対照要素は、好ましくない空気泡を
生成したことを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット タニー アメリカ合衆国,コロラド 80524,フォ ート コリンズ,ウエスト カントリー ロード 68,345 (72)発明者 テリー ジー.ホワイト アメリカ合衆国,ニューヨーク 14420, ブロックポート,エリス ドライブ 607 Fターム(参考) 2C061 AQ04 AR01 CK02 GG19 2C065 AB02 CA03 CA07 CA12 2H111 HA00 HA14 HA23 HA35

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)ポリマーバインダー中に分散された
    着色剤を含む画像層をその上に有する支持体を含むアブ
    レーション記録要素を、レーザー手段により像様加熱し
    て、前記画像層を像様にアブレートし、ここで前記画像
    層は、前記要素の照射に用いた前記レーザーの所定波長
    で吸収するように、近赤外吸収材料と組合わさってお
    り、前記着色剤は、300〜700nmの領域で吸収
    し;そして b)バインダー中に分散されたポリマー粒子を含むコー
    ティングを、前記粒子が溶融して連続オーバーコート層
    となるように、前記アブレーション画像の表面に熱及び
    圧力下でラミネートすることを含む、耐磨耗性が向上し
    た単色アブレーション画像の形成方法。
JP2001245490A 2000-08-11 2001-08-13 アブレーション画像の形成方法 Pending JP2002120461A (ja)

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