JP2002119524A - 歯科用ピン構造のための成形キャップ - Google Patents

歯科用ピン構造のための成形キャップ

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JP2002119524A
JP2002119524A JP2001248350A JP2001248350A JP2002119524A JP 2002119524 A JP2002119524 A JP 2002119524A JP 2001248350 A JP2001248350 A JP 2001248350A JP 2001248350 A JP2001248350 A JP 2001248350A JP 2002119524 A JP2002119524 A JP 2002119524A
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molding cap
molded
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Abstract

(57)【要約】 【課題】増加した強度を有する歯科用ピン構造の製造の
ために、成形キャップを提供すること。 【解決手段】歯科用ピン構造のための成形キャップであ
って、成形キャップが、ピン構造の耐久性構成要素とし
て適切であるということを特徴とする、歯科用ピン構造
のための成形キャップを提供する。そして、少なくとも
一つの固定ピン、少なくとも一つの成形キャップおよび
必要に応じて重合可能な材料を含む、歯科用ピン構造の
調製のためのキットを提供する。そして、歯根ピン、キ
ャップ充填材料および成形キャップを含むピン構造物を
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用ピン(St
ift)構造のための成形キャップならびに歯科用ピン
構造の製造のためのキットおよびプロセスに関する。
【0002】
【従来の技術】歯の修復を強化し、そして欠失した硬性
歯材料を再構築するするために固定ピンが使用されてい
る。これらは通常、歯根管へ挿入されることから、歯根
ピンとも呼ばれる。しかし、小管内(intrakan
alar)固定に加えて、歯髄近傍(parapulp
ar)固定もまた慣用される。
【0003】これらのピンの歯根管への挿入は、3段階
で行われる。第1段階において、歯根管が、慣用の歯根
管器具を用いて、頂端まで再生される。第2段階におい
て、歯根管の冠状部分が、規格化されたドリルを用いて
加工される。第3段階において、固定ピンまたは歯根管
ピンが、再生された管へ挿入される。
【0004】次いで、いわゆるピン構造または残根構造
と呼ばれるものが、この固定ピンに対して型どられる。
この構造は、可塑性材料(例えばアマルガム)およびコ
ンポジットを用いて患者の口の中で直接形成され得、そ
して正しい形状に研磨され得る。しかし、それらはま
た、設置されたピンを用いて調製された硬性歯材料の型
を使用して、歯科技工実験室において間接的に製造され
得る。最後にこの構造を歯冠かぶせをするか、または外
装する。
【0005】コンポジット材料からピン構造を製造する
ために、補助剤として可撓性の合成物質(例えば、シリ
コーンまたはポリエチレン)からできたキャップがはめ
込まれる。このキャップは標準的な残根を容易に成形す
ることを可能にする。このキャップには通常、コンポジ
ットが充填されており、歯根ピン上にかぶせられ、次い
でそのコンポジットが硬化される。このキャップは、軟
らかな可撓性の材料からなり、そして硬化後、硬化した
コンポジット材料から容易に除去され得る。次いで、さ
らに残根構造が加工される。このキャップは、異なるサ
イズの前歯および奥歯について入手可能である。この構
造を製造するために使用されるコンポジットは、重合可
能なマトリックス材料に加えて、通常粒子性充填材を含
む。負荷能力は制限される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、増加
した強度を有する歯科用ピン構造の製造のために、成形
キャップを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、ピン構造の
耐久性の構成要素として適切な成形キャップによって、
解決される。
【0008】一つの局面において、本発明は、歯科用ピ
ン構造のための成形キャップであって、成形キャップ
が、ピン構造の耐久性構成要素として適切であるという
ことを特徴とする、歯科用ピン構造のための成形キャッ
プを提供する。
【0009】好ましい実施形態において、上記成形キャ
ップが、セラミック、金属または合成物質からなるとい
うことを特徴とし得る。
【0010】好ましい実施形態において、上記成形キャ
ップが、充填剤含有合成物質からなるということを特徴
とし得る。
【0011】好ましい実施形態において、キャップ表面
が、重合可能な基および/もしくは保持力を有し、そし
て/または粗くなっているということを特徴とし得る。
【0012】好ましい実施形態において、上記キャップ
が、少なくとも2000MPaのヤング率を有するとい
うことを特徴とし得る。
【0013】好ましい実施形態において、上記成形キャ
ップが、重合によって硬化され得るということを特徴と
し得る。
【0014】好ましい実施形態において、上記キャップ
が、重合可能な材料で満たされるということを特徴とし
得る。
【0015】好ましい実施形態において、上記成形キャ
ップおよび/または上記重合可能な材料が、光によって
硬化されるということを特徴とし得る。
【0016】好ましい実施形態において、硬化の際、上
記成形キャップが、上記重合可能な材料に堅固に結合さ
れているということを特徴とし得る。
【0017】別の局面において、本発明は、歯科用ピン
構造の調製のためのキットを提供し、そして、そのキッ
トは、少なくとも一つの固定ピン、上記の少なくとも一
つの成形キャップおよび必要に応じて重合可能な材料を
含む。
【0018】好ましい実施形態において、このキット
は、上記成形キャップを外装処理するための材料をさら
に含むということを特徴とし得る。
【0019】好ましい実施形態において、このキット
は、上記固定ピンが繊維強化プラスチックからなること
を特徴とし得る。
【0020】別の局面において、本発明は、歯根ピン、
キャップ充填材料および成形キャップを含むピン構造物
を提供し、そしてそのピン構造物は、歯根、キャップ充
填材料および成形キャップが、互いに堅固に結合されて
いることを特徴とし得る。
【0021】別の局面において、本発明は、歯の修復の
調製のためのプロセスを提供し、そしてそのプロセス
は、成形キャップが重合可能な材料で充填され、充填さ
れた成形キャップがエキソビボで固定ピンに適合し、次
いで重合可能な材料が硬化されることを特徴とし、ここ
で、重合可能な材料が成形キャップに堅固に結合されて
いる。
【0022】好ましい実施形態において、そのプロセス
は、硬化後、上記成形キャップが外装材料で外装される
ということを特徴とし得る。
【0023】好ましい実施形態において、そのプロセス
は、歯冠が、上記成形キャップと結合されているという
ことを特徴とし得る。
【0024】別の局面において、本発明は、歯の修復の
耐久性の構成要素として、セラミック、金属、合成物質
または繊維強化合成物質から作製される成形キャップの
使用を提供する。
【0025】別の局面において、本発明は、重合可能な
材料を含む成形キャップが、固定ピン上に適合し、次い
で重合可能な材料が硬化されることを特徴とし、ここで
重合可能な材料が成形キャップに堅固に結合されてい
る、歯の修復を調製するための、セラミック、金属、合
成物質または繊維強化合成物質から作製される成形キャ
ップの使用を提供する。
【0026】
【発明の実施の形態】この成形キャップは、金属、好ま
しくは、セラミックまたは合成物質からなり、それらの
合成物質は、有機マトリックス材料充填材の他に、特に
繊維性充填材を含むことが好ましい。
【0027】着色した歯および特に透明な成形キャップ
がさらに好ましく、その結果、キャップに含まれる重合
可能な材料が、光によって硬化され得る。
【0028】マトリックス材料として特に適しているも
のは、イオン性および/またはラジカル重合可能な一官
能基モノマーまたは多官能基モノマーであり、特に、モ
ノ(メタ)アクリレ−ト(例えば、メチル−、エチル
−、ブチル−、ベンジル−、フルフリル−、またはフェ
ニル(メタ)アクリレート(メタクリラート))、多官
能基アクリレートならびにメタクリレート(例えば、ビ
スフェノール(A)ジ(メタ)アクリレート、デカンジ
オールジ(メタ)アクリレート、ブタンジオールジ(メ
タ)アクリレート、1,10−デカンジオールジ(メ
タ)アクリレートおよび/または1,12−ドデカンジ
オールジ(メタ)アクリレート)である。
【0029】特に好ましいマトリックス材料は、ポリカ
ーボネートジ(メタ)アクリレート、特に、ヒドロキシ
アルキルメタクリレートの縮合生成物、好ましくは2−
ヒドロキシエチルメタクリレートの縮合生成物、および
ビス(クロロホルメート)の縮合生成物、好ましくはト
リエチレングリコールビス(クロロホルメート)、ポリ
カーボネートトリ−またはテトラ(メタ)アクリレー
ト、ウレタンジ−、トリ−、テトラ(メタ)アクリレー
トならびにこれらの混合物である。この型のモノマー
は、DE 36 32 868 A1および米国特許第
5,444,104号に記載される。
【0030】さらに特に好ましいモノマーは、ビス−G
MA(メタクリル酸およびビスフェノール−A−ジグリ
シジルエーテルの付加生成物)、UDMA(2−ヒドロ
キシエチルメタクリレートおよび2,2,4−ヘキサメ
チレンジイソシアネートからの付加生成物)、ジ−、ト
リ−、(TEGDMA)およびテトラエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレートならびにペンタエリトリトール
テトラ(メタ)アクリレートである。
【0031】ラジカル重合を開始するために、重合可能
な成分は、熱性開始剤および/または好ましくは、光開
始剤を含む。
【0032】熱硬化のための好ましい開始剤は、ペルオ
キシド、例えば、ジベンゾイルペルオキシド、ジラウリ
ルペルオキシド、tert−ブチルペルオクトエートお
よびtert−ブチルペルベンゾエートならびにアゾビ
スイソ酪酸−エチルエステル、ベンゾピナコールおよび
2,2−ジメチルベンゾピナコールである。
【0033】好ましい光開始剤は、ベンゾフェノンおよ
びベンゾインならびにそれらの誘導体、α−ジケトンお
よびそれらの誘導体(例えば、9,10−フェナントレ
ンキノン、ジアセチルおよび4,4−ジクロロベンジル
である。特に好ましい光開始剤は、カンファーキノンお
よび2,2−メトキシ−2−フェニル−アセトフェノン
ならびに、特に、α−ジケトンと、還元剤としてアミン
(例えば、N−シアノエチル−N−メチルアニリン、4
−(N,N−ジメチルアミノ)−安息香酸エステル、
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、N,N
−ジメチル対称(sym.)−キシリジンまたはトリエ
タノールアミン)との組合せである。さらに、アシルホ
スフィン、例えば、2,4,6−トリメチルベンゾイル
ジフェニル−またはビス−(2,6−ジクロロベンゾイ
ル)−4−N−プロピルフェニルホスフィンオキシド
が、光開始剤として適切である。
【0034】例えば、トリフェニルスルホニウムヘキサ
フルオロホスフェートおよびトリフェニルスルホニウム
ヘキサフルオロアンチモネートのようなジアリールヨー
ドニウム塩またはトリアリールスルホニウム塩は、ラジ
カル的およびカチオン的に重合可能な系の二重硬化に特
に適切である。
【0035】例えばベンゾイルペルオキシドまたはラウ
リルペルオキシドとN,N−ジメチル−sym.−キシ
リジンまたはN,N−ジメチル−p−トルイジンとの組
み合わせのようなレドックス系開始剤の組み合わせは、
室温での重合のための開始剤として使用される。さらに
適切な開始剤および促進剤は、ビタミンCおよびバルビ
ツール酸である。
【0036】重合可能モノマーおよび/またはプレポリ
マーに加えて、マトリクス材料もまた、好ましくは充填
材を含む。繊維、繊維マットおよび/または織物のよう
な有機および無機の繊維性材料が充填材として好まし
い。ガラス繊維、ポリエチレン繊維(Spectra,
Dynema)、ポリアミド(特にアラミド繊維(Ke
vlar)、および炭素繊維、ならびにこれらの繊維の
マットおよび織物が好ましい。
【0037】繊維材料は、好ましくは、<0.25m
m、特に0.01〜0.25mmの繊維直径、および>
10:1、特に>10:1〜100:1の繊維長対繊維
直径の比を有する。
【0038】いわゆるウイスカー(whiskers)
もまた、繊維性充填材として好ましい。これらは、好ま
しくは10〜200μmの長さおよび好ましくは0.1
〜1μmの直径を有する微小繊維である。
【0039】繊維性充填材の代わりに、または繊維性充
填材に加えて、キャップ材料は、粒子性充填材を含み得
る。好ましい粒子性充填材は、好ましくは0.02〜1
00μmの粒子サイズを有する沈澱された(gefal
lte)合成物質粒子または粉砕された合成物質の粒
子;有機および/または無機充填剤を有する有機マトリ
クスからの粉砕された重合物のようなハイブリッド充填
材であって、粉砕された重合物が、好ましくは0.5〜
80μmの粒子サイズを有する、ハイブリッド充填材;
ならびに/あるいは無機充填剤である。
【0040】特に好ましい粒子性充填材は、SiO2
ZrO2、および/またはTiO2の混合酸化物(DE
40 29 230A1)に基づくアモルファス球形材
料、熱分解法シリカ(kieselsaure)または
沈澱シリカのような微細(マイクロファイン)充填材、
200〜700nmの粒子サイズを有する球形SiO 2
粒子(沈澱粒子)、ならびに0.5μm〜5μmの平均
粒子サイズを有する石英、ガラスセラミック、またはガ
ラス粉末のようなマクロ充填材(5μm〜200μmの
粒子サイズ)またはミニ充填材(0.5〜5μmの粒子
サイズ)、ならびに三フッ化イッテルビウムのようなX
線不透過性充填材である。
【0041】有機および特に無機充填剤は、好ましく
は、繊維とマトリクスとの間に強固な結合を保証するた
めに、適切な接着促進剤とともに提供される(すなわ
ち、例えば、シラン処理される)。適切なシランは、当
業者に公知である。好ましいシランは、γ−メタクリル
オキシプロピル−トリメトキシシラン(A−174)お
よびγ−メタクリルオキシプロピル−トリス(2−メト
キシエトキシ)シラン(A−175)である。これらの
シランは、マトリクス材料が重合可能な(メタ)アクリ
レート基を含む場合、特に適切である。
【0042】さらに、この混合物は、着色剤(顔料およ
び染料)、安定化剤、芳香化合物、殺微生物性活性成
分、可塑剤および/またはUV吸収剤のようなさらなる
添加剤を含み得る。
【0043】特に好ましいキャップ材料は、ウレタンジ
メタクリレートに基づく繊維強化合成物質であり、これ
は、粒子性無機充填剤(好ましくはガラス粉末、例え
ば、以下の組成を有する材料)でさらに強化される:
【0044】
【表1】 さらに好ましいキャップ材料は、例えば、以下のような
有機結合剤を含浸する織物である:
【0045】
【表2】 さらに、熱可塑性合成物質が、キャップ材料として好ま
しく、特に、40℃より高い、好ましくは80℃より高
い、そして特に100℃より高いガラス転移温度(T
g)を有する熱可塑性合成物質が好ましい。2000M
Pa(室温で測定される)より大きい、特に5000M
Paより大きい弾性率(ヤング率、ENISO 178
に従って測定される)を有する合成物質が特に好まし
い。特に好ましい熱可塑性合成物質には、ポリメチルメ
タクリレート(PMMA、Tg=105℃、ヤング率=
3300MPa)、ポリスルホン(Tg=190℃、ヤ
ング率=2700MPa)およびポリカーボネート(T
G=145℃、ヤング率=2300MPa)がある。合
成物質のヤング率を増加することは、充填材(特に、繊
維性充填材)を添加することによって達成され得る。例
えば、25重量%のガラス繊維で充填されたポリスルホ
ンは、7200MPaのヤング率を有する。結果とし
て、充填材を含む熱可塑性合成物質(特に、繊維性充填
材を含む熱可塑性合成物質)が好ましい。ヤング率は、
25,000MPaまたは50,000MPaの値さえ
想定され得る。
【0046】成形キャップのマトリクスは、硬化されて
いない形態、予備硬化された形態、または完全に硬化さ
れた形態であり得る。キャップがその形状を維持するこ
とが必須である。予備硬化された、すなわち、部分的に
重合された材料の使用が好ましい。
【0047】成形キャップの表面(特に、内部表面)
は、キャップとキャップ充填材料との間に強固な結合を
保証する薬剤を備える。硬化されていないまたは部分的
に硬化された材料のキャップは、硬化の後に化学結合に
よってキャップとキャップ充填材料との間の強固な結合
を確実にする重合可能な基を含む。完全に硬化された材
料を使用する場合、ならびに金属およびセラミックのキ
ャップを使用する場合、キャップの表面は、好ましく
は、重合可能な基を含むように改変される。重合可能な
基は、例えば、キャップをシラン処理することによっ
て、キャップ表面に後から適用され得る。合成物質キャ
ップの場合、その合成物質が、例えばガラス粉末または
ガラス繊維のような無機充填剤を含む場合、シラン処理
剤が、好ましくは、キャップ表面に存在する充填剤粒子
または充填剤繊維と反応するので、有利である。上に示
されたシランが、シラン処理剤として好ましい。
【0048】好ましい重合可能な基は、ラジカル的に重
合可能な基であり、特に、ビニル、アリル、アクリル、
およびメタクリル基のようなエチレン性不飽和基であ
る。
【0049】キャップおよびキャップ充填材料の間の接
着の改良のために、キャップはまた、キャップ材料がそ
の表面に膨潤するように、溶媒または反応性シンナーで
処理され得る。この変形は、完全に硬化された合成物質
キャップに特に適する。
【0050】さらに、強固な接着は、機械的手段によっ
て達成され得る。例えば、キャップ表面は、接着を改良
するためにサンドブラストすることによって粗くされ得
るか、または表面は、アンダーカット、溝または穿孔の
ような保持を備え得る。
【0051】セラミックキャップまたは無機充填剤を含
む合成物質からのキャップは、好ましくは、キャップと
キャップ充填材料との間で強固な結合を保証するために
粗くされ、シラン処理される。
【0052】接着を改良するために、金属キャップは、
好ましくは、例えばIvoclar社からの製品Tar
gis Linkのような(メタ)アクリレート基を含
むリン酸エステルで処理される。これらのエステルのリ
ン酸基は、金属表面または表面に存在する金属酸化物と
反応し、これはリン酸結合の生成により、(メタ)アク
リレート基が重合可能であり、キャップ充填材料と反応
し得る。さらに、薄いガラス状の層(いわゆる、SiO
x−C層)が、金属表面に適用され得、これは、例え
ば、上記シランでシラン処理され得る。この最後に、金
属表面は、例えば、Kulzer社からの製品Silo
coater(登録商標)で処理される。さらに、シリ
カ粒子は、特殊なブラスト剤(Rocatac(登録商
標)、ESPE社)でサンドブラストすることによって
金属表面に固着され得、これらは、シラン処理され得る
薄いセラミック層を形成する。
【0053】ピンまたは残根構造を製造するために、キ
ャップは、重合可能材料、好ましくは、重合可能複合材
料(キャップ充填材料)で充填され、製造された歯また
はその型上にかぶせられる。充填する前に、このキャッ
プは、必要に応じて、はさみによってある大きさに切ら
れ得る。次いで、重合可能材料および必要に応じてキャ
ップは、好ましくは光重合によって硬化される。この材
料は、ここでキャップに強固に結合される。
【0054】上記のモノマー、重合開始剤および好まし
くは充填剤の混合物はまた、キャップ充填剤料として特
に適切であり、非繊維性充填剤は、充填剤として好まし
い。20〜80重量%の1つ以上の重合可能モノマー、
20〜80重量%の充填剤、および0.05〜2重量%
の重合開始剤を含む材料が好ましい。キャップ材料は、
好ましくは、光重合のための開始剤を含み、そして光に
よって硬化され得る。特に好ましい、キャップ充填剤料
は、以下の組成を有する:
【0055】
【表3】 0.01〜0.04μmの粒子サイズ、および、例え
ば、0.02μmの平均粒子サイズの粒子サイズを有す
るエアロシル(Aerosil)が、好ましくは、超微
小SiO2として使用される。
【0056】
【表4】 この百分率のデータは、結合剤の総量に関する。
【0057】この結合剤の20〜35重量%は、コンポ
ジット(例えば、28重量%の結合剤および72重量%
の充填剤)を使用する準備のために、65〜80重量%
の充填剤としてのシラン化Ba−Alシリケートガラス
コンポジットと混合される。
【0058】重合の過程において、成形キャップは、重
合可能材料に硬く結合され、次いでさらなる工程を必要
とすることなく、歯根ピン構造体の強度を明確に増加さ
せる。さらに、このピン構造体を成形するために先に使
用された成形キャップの取り外しは、もはや必要ではな
い。このキャップは、基部の基本形状として働く。これ
は、後に、例えば、被覆されるかまたは歯冠され得る。
【0059】以前の成形キャップとは反対に、この成形
キャップは、歯科修復物の一体部分を形成する。すなわ
ち、このキャップは、修復物中に永久にとどまり、そし
てそこで支持機能を取る。ピン構造体の作製のために以
前に使用された、軟質の可撓性合成物質からなる成形キ
ャップは、不十分な機械的強度を有することから、この
目的には不適切である。さらに、これらのキャップは、
キャップ充填剤料の硬化後に、再び簡単に取り除かれ得
るように設計される。本発明に従う成形キャップは、硬
化状態で、好ましくは、少なくとも2000MPa、特
に好ましくは、5000MPaのE−弾性率(ヤング
率、E−Modul)を有する。10,000MPa〜
50,000MPaのE−弾性率、特に約30,000
MPaのE−弾性率(室温で、キャップ充填剤料なし
で、EN ISO 178に従って測定した)を有する
キャップは、特に非常に好ましい。
【0060】成形キャップは、歯科における使用のため
の形状およびサイズに適合される。処置される歯(例え
ば、切歯、犬歯、小臼歯および大臼歯)の形状およびサ
イズと適合したキャップが好ましい。これらの基部にお
いて、これらのキャップは、好ましくは、6〜11mm
の長手軸方向の直径、および4〜9mmの横軸方向の直
径を有する楕円形の断面を有する。このキャップは、例
えば、1.22対1.68の大きい方の半軸対小さい方
の半軸の比を有する楕円形の断面を有する。このキャッ
プの高さは、好ましくは、6〜10mmである。
【0061】本発明に従う成形キャップは、歯根ピン構
造体全体の強度を明確に増加し、そしてこの構造体を過
度の応力ピークから保護する。一方では、成形キャップ
の取り外しは必要ではないため、他方では、標準化成形
ピンの使用は、例えば歯冠の整合を単純化するため、ピ
ン構造体の作製は、さらに明確に単純化される。
【0062】成形キャップおよび重合可能材料は、別々
に市販され得るか、または好ましくは、キットとして一
緒に市販され得る。特に好ましい実施形態によると、重
合可能材料を充填された成形キャップが市販される。従
って、以前に必要であった、歯科医または歯科技工士に
よる充填は、もはや必要ではない。キットおよび重合可
能材料を含む成形キャップは、この材料の速すぎる硬化
を防止するために、好ましくは、酸素を通さず、そして
必要に応じて光不透過性のパックの形態で市販される。
【0063】本発明のさらなる主題は、少なくとも1つ
の上記の成形キャップ、少なくとも1つの固定ピンおよ
び重合可能材料を含む歯科ピン構造体の作製のためのキ
ットである。固定ピンは、金属、セラミック、または好
ましくは、繊維強化合成物質から作製され得る。さら
に、このキットは、成形ピンを外装処理するための材料
を含み得る。このキットは、好ましくは、繊維強化合成
物質ベースの成形キャップを含み、従って、繊維強化ピ
ン構造体を作製するのに特に適切である。
【0064】あるいは、このキットは、好ましくは、成
形ピンのサイズにすでに適合した歯冠または歯冠ブラン
クを含み得る。
【0065】歯科修復物(例えば、歯冠)を作製するた
めに、処置される歯は、初めに、歯科医によって磨か
れ、次いで、上記の様式で、神経管内または歯髄外固定
ピンが取り付けられる。次いで、適切な成形キャップが
選択され、このキャップには、必要ならば、重合可能材
料が充填され、この充填された成形キャップは、固定ピ
ンに取り付けられ、そして重合可能材料が硬化される。
従って、これは、成形キャップおよび固定ピンに固く結
合される。固定ピン、キャップ充填剤料および成形キャ
ップからなる構築物は、ピンまたは残根構造体と呼ばれ
る。
【0066】次いで、このように調製された歯の型穴が
取られ、そして歯科研究所において、歯冠の製造のため
の陽型モデルが作製されるか、または歯はさらに、患者
の口内で、直接処置される。第1の場合において、完成
した歯冠は、作製された歯に、凝固コンポジットで固定
される。第2の場合において、成形キャップに適合する
既成の歯冠が、作製された歯に取り付けられそして磨か
れるか、または歯冠が、外装材料の適用によって、調製
された歯に成形される。既成の歯冠は、最終的な歯冠が
終了するまで、歯の仮処置のために特に適切である。
【0067】歯の間隙に面する歯に取り付けられる、2
つの成形キャップは、ブリッジのための基礎として役立
ち得る。
【0068】歯科修復物の調製はまた、歯科研究所にお
いて、模型を使用して、歯科技工士によって行われ得る
(エキソビボ)。この目的のため、基部ピンの挿入後、
歯の型穴が取られ、次いで、修復される歯の陽型模型が
作られる。これは、例えば、残根構造体、または残根構
造体および歯冠からなる完全な修復物の作製のために、
基部として役立つ。残根構造体または歯科修復物の調製
は、上記の様式で行われる。この残根構造体または完全
な修復物は、次いで、歯科医によって患者に取り付けら
れる。
【0069】成形キャップは、セラミック材料、金属材
料、または合成物質から作製され、これは、歯科用ピン
構造の固体構成要素として適切である。
【0070】
【発明の効果】本発明により、増加した強度を有する歯
科用ピン構造の製造のために、成形キャップが提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、歯根2を有する歯の根1を示す。歯根
ピン3は、歯根2に挿入される。重合可能材料5を充填
された繊維強化成形キャップ4は、歯根ピン3に押しつ
けられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 6/083 500 A61K 6/083 500 (71)出願人 501151539 Bendererstr.2 FL−9494 Schaan Liechtenste in (72)発明者 ゲルハルト ツァンゲリニ リヒテンシュタイン公国 9494 シャーア ン, イム アエシェール 48 Fターム(参考) 4C052 AA16 AA17 HH07 HH10 4C089 AA06 AA09 AA11 BA12 BA13 BD08 BD09 CA09

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯科用ピン構造のための成形キャップで
    あって、該成形キャップが、該ピン構造の耐久性構成要
    素として適切であるということを特徴とする、歯科用ピ
    ン構造のための成形キャップ。
  2. 【請求項2】 前記成形キャップが、セラミック、金属
    または合成物質からなるということを特徴とする、請求
    項1に記載の成形キャップ。
  3. 【請求項3】 前記成形キャップが、充填剤含有合成物
    質からなるということを特徴とする、請求項2に記載の
    成形キャップ。
  4. 【請求項4】 キャップ表面が、重合可能な基および/
    もしくは保持力を有し、そして/または粗くなっている
    ということを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の成形キャップ。
  5. 【請求項5】 前記キャップが、少なくとも2000M
    Paのヤング率を有するということを特徴とする、請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の成形キャップ。
  6. 【請求項6】 前記成形キャップが、重合によって硬化
    され得るということを特徴とする、請求項1〜5のいず
    れか1項に記載の成形キャップ。
  7. 【請求項7】 前記キャップが、重合可能な材料で満た
    されるということを特徴とする、請求項1〜6のいずれ
    か1項に記載の成形キャップ。
  8. 【請求項8】 前記成形キャップおよび/または前記重
    合可能な材料が、光によって硬化されるということを特
    徴とする、請求項6または7のいずれか1項に記載の成
    形キャップ。
  9. 【請求項9】 硬化の際、前記成形キャップが、前記重
    合可能な材料に堅固に結合されているということを特徴
    とする、請求項7または8のいずれか1項に記載の成形
    キャップ。
  10. 【請求項10】 歯科用ピン構造の調製のためのキット
    であって、該キットは、少なくとも一つの固定ピン、請
    求項1〜9のいずれか1項に記載の少なくとも一つの成
    形キャップおよび必要に応じて重合可能な材料を含む、
    キット。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のキットであって、
    該キットが、前記成形キャップを外装処理するための材
    料をさらに含むということを特徴とする、キット。
  12. 【請求項12】 前記固定ピンが、繊維強化プラスチッ
    クからなることを特徴とする、請求項10または11に
    記載のキット。
  13. 【請求項13】 歯根ピン、キャップ充填材料および成
    形キャップを含むピン構造物であって、該歯根、該キャ
    ップ充填材料および該成形キャップが、互いに堅固に結
    合されていることを特徴とする、ピン構造物。
  14. 【請求項14】 歯の修復の調製のためのプロセスであ
    って、成形キャップが重合可能な材料で充填され、該充
    填された成形キャップがエキソビボで固定ピンに適合
    し、次いで該重合可能な材料が硬化されることを特徴と
    し、ここで、該重合可能な材料が該成形キャップに堅固
    に結合されている、プロセス。
  15. 【請求項15】 硬化後、前記成形キャップが、外装材
    料で外装されるということを特徴とする、請求項14に
    記載のプロセス。
  16. 【請求項16】 歯冠が、前記成形キャップと結合され
    ているということを特徴とする、請求項14に記載のプ
    ロセス。
  17. 【請求項17】 歯の修復の耐久性の構成要素として、
    セラミック、金属、合成物質または繊維強化合成物質か
    ら作製される成形キャップの使用。
  18. 【請求項18】 重合可能な材料を含む成形キャップ
    が、固定ピン上に適合し、次いで該重合可能な材料が硬
    化されることを特徴とし、ここで該重合可能な材料が該
    成形キャップに堅固に結合されている、歯の修復を調製
    するための、セラミック、金属、合成物質または繊維強
    化合成物質から作製される成形キャップの使用。
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