JP2002119493A - 冷却装置の改良 - Google Patents

冷却装置の改良

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JP2002119493A
JP2002119493A JP2001142010A JP2001142010A JP2002119493A JP 2002119493 A JP2002119493 A JP 2002119493A JP 2001142010 A JP2001142010 A JP 2001142010A JP 2001142010 A JP2001142010 A JP 2001142010A JP 2002119493 A JP2002119493 A JP 2002119493A
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Marcel Jan Marie Kruip
ジャン マリー クループ マーセル
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Oxford Magnet Technology Ltd
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  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MRI装置(10)の磁気素子(14)を冷
却する温度制御システムを提供する。 【解決手段】 この制御システムは、固体と液体の間の
相転移温度に実質的に維持されるが、実質的に固体の状
態を保ち、磁気素子(14)と接触関係にあるワックス
(16)を有する。センサー(18)はワックス(1
6)内に浸漬され、ワックス(16)の状態変化を示す
信号を与える。センサー(18)はコントローラ(2
0)に接続され、コントローラはワックス(16)に浸
漬された加熱素子(26)の動作を制御してその温度を
調節する。MRI装置の動作時、磁気素子(14)が発
生する熱を利用してワックス(16)が液体に変化し、
この変化をセンサー(18)が感知してコントローラ
(20)に信号を送り、加熱素子(26)をオフにす
る。センサー(18)がワックス(16)が実質的に固
体に戻ったことを検知すると、コントローラ(20)は
加熱素子(26)をオンにして、ワックス(16)を相
偏移温度であるが実質的に固体の状態に維持しようとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は冷却装置の改良に関し、さらに詳細には、磁気
共鳴イメージング(MRI)装置に用いる温度安定性に
優れた磁石の冷却装置に関するが、それに限定されな
い。
【0001】MRI装置は、対象となる体積部に亘り高
い均質度で静的磁場を発生させる磁石を組み込んだもの
である。直径40センチの球体に亘って100万の3部
(ppm)rmsの均質性が通常得られる。さらに、磁
場は、短い時間インターバルでのイメージングを可能に
するため、時間に対して高い安定性を必要とする。
【0002】公知のMRI装置の大部分は、複数のソレ
ノイド型超伝導コイルが液体ヘリウムを充填して容器内
に同軸的に配置されたものである。ヘリウムは大気圧で
蒸発するため、高い温度安定性が得られ、磁石の高い寸
法安定性が確保される。その結果、所要の安定性を有す
る磁場が得られる。
【0003】ソレノイド型超伝導磁石は、単位コスト当
たりのイメージング対象体積部の場エネルギーで見て効
率の高い態様で高品質の磁場を発生させる。しかしなが
ら、ソレノイド型装置の大きな欠点は、開放性及びアク
セス性に難点があることである。この開放性の問題によ
り、閉鎖恐怖症の患者や周辺医療機器に接続された患
者、または医学的症状により従来型ソレノイド磁石の円
筒孔内に入れない患者をイメージングできない。
【0004】近年、アクセス性及び開放性を一段と向上
させた磁石装置が提案されている。英国特許出願第9925
513.5号は、患者に大きなアクセス性を与え、高い開放
性を有し、従って閉鎖恐怖症の可能性を減少させるMR
I装置用の改良型磁石を開示している。これらの開放型
磁石の大部分は、磁石ヨーク内に低炭素鋼のような強磁
性材料をかなりの量含んでおり、これにより磁場が案内
されるかまたは磁場の均質性が制御される。これら多数
の磁石は、磁場を発生させるために、NdFeB、Sm
Coまたはフェライトのような永久磁石材料を用いてい
る。上述したソレノイド型システムには、製造公差また
は環境要因による特定の磁場からの小さな偏移を補償す
るために、強磁性材料が用いられていることに注意され
たい。
【0005】これらの強磁性材料の磁化は温度依存性を
有する。これらの強磁性材料が中央の場の強度に寄与す
る場合、温度の偏移により磁場に本質的で比例的な変化
が生じる。強磁性構造が高次の帯域調和関数の発生に寄
与する場合、温度変化は磁場のピーク間均質性の値が3
ppm未満である球体の直径に影響を与える。これは、
脂肪組織をイメージングする場合に重要である。
【0006】磁気構造の温度変化は、周囲温度の変化、
勾配コイルの温度変動及び勾配コイルの急速に変化する
磁場(渦電流)によることがある。
【0007】強磁性構造及び/または永久磁石構造の温
度を安定化することは、これらの温度変動及び渦電流に
よる消散の影響に対処するための自明の方法である。
【0008】GB−A−2 341 449、GB−A−2 341 4
48及びGB−A−2 341 447(英国特許出願第9819740.
3, 9819724.7及び9819684.2の公開公報)は、温度セン
サー、電子式加熱手段/冷却手段及びコントローラより
成る電子システムを備えたMRI磁石の温度制御装置を
開示している。
【0009】しかしながら、かかる温度制御システム
は、比較的高価で複雑なコンポーネントの使用を必要と
する。
【0010】従って、本発明の目的は、比較的安価な温
度制御システムを提供することにある。
【0011】本発明の別の目的は、簡単なコンポーネン
トを用いる温度制御システムを提供することにある。
【0012】本発明のさらに別の目的は、磁場の有意な
寄与が磁化された材料により生じる、高い温度安定性を
備えたMRI装置用磁石装置を提供することにある。
【0013】本発明は、その1つの局面によると、第1
の状態から第2の状態へ変化する相転移温度を有する物
質と、実質的に第1の状態においてこの物質をその相転
移温度に維持する手段と、この物質と連携して該物質の
状態を示す出力信号を与えるセンサー手段と、出力信号
を受信して該物質を実質的に第1の状態でその相転移温
度に維持するための制御手段とより成る温度制御システ
ムを提供する。
【0014】本発明の一実施例によると、該物質を実質
的に第1の状態でその相転移温度に維持する手段は、加
熱素子である。該物質から熱を除去する熱シンクをさら
に具備する。オプションとして、該物質と熱シンクの間
に位置する熱抵抗体をさらに設けてもよい。
【0015】本発明の別の実施例によると、該物質を実
質的に第1の状態でその相転移温度に維持する手段は、
ペルチェ素子を含む。
【0016】ペルチェ素子は、有利なことに、該物質へ
熱を与える加熱素子と、該物質から熱を除去するヒート
ポンプの両方で動作する。
【0017】該物質は、実質的に固体である第1の状態
と、実質的に液体である第2の状態とを有するワックス
より成る。この場合、センサー手段は、第1の状態から
第2の状態への光学的変化を検知する光学的装置より成
る。光学的装置は、ワックスに浸漬された光放出素子及
び受光素子より成り、光放出素子はLED、受光素子は
フォトダイオードであるのが好ましい。
【0018】異なる密度と異なる相転移温度を有する液
体物質は、該物質のための対流層を形成する。液体物質
は、該物質の上方または下方において対流層を形成す
る。
【0019】該物質は、実質的に液体である第1の状態
と実質的に気体である第2の状態とを有する冷却用液体
より成る。この場合、センサー手段は、冷却用液体が第
1の状態から第2の状態へ変化する際の圧力変化を検知
するよう接続された圧力センサーより成る。さらに、第
2の状態の冷却用液体を凝縮するための凝縮チェンバが
設けられ、圧力センサーは凝縮チェンバ内の圧力変化を
検知するように接続される。
【0020】本発明は、さらに別の局面では、複数の磁
気素子と、磁気素子を冷却するための温度制御システム
とを有し、該物質は磁気素子と直接接触関係にある磁気
共鳴イメージング装置を提供する。
【0021】本発明をMRI装置の磁気構造の冷却に関
連して説明するが、かかる冷却システムは金属構造の冷
却が必要な他の用途にも転用できることがわかるであろ
う。本発明において、この磁気構造は低炭素鋼より成
る。
【0022】図1は、本発明によるMRI装置の一部1
0を示す。この装置10は、複数の磁気素子14が収容
されたハウジング12を有する。磁気素子は強磁性及び
/または永久磁石構造より成り、特定のMRI装置によ
り任意適当なサイズ、形状または構成を有することがわ
かるであろう。
【0023】本発明によると、磁気素子14は、融解温
度が磁気素子14の動作温度に近い物質16により、そ
れと接触関係に取り囲まれている。典型的な動作温度は
30℃の周辺であるが、動作温度として他の任意適当な
温度を使用できることが分かるであろう。物質16は、
固体と液体の間の相転移温度が30℃の動作温度である
ワックスより成る。即ち、ワックスは融解温度にある
が、依然として実質的に固体である。かかるワックスの
一例は、Honeywell Speciality Waxes & Additives社製
の Astorstat 31である。
【0024】センサー18はワックス16中に浸漬さ
れ、コントローラ20へ制御信号を与えて、ワックス1
6がその相転移温度で実質的に固体の状態を保つように
する。センサー18は、接続部22、24によりコント
ローラ20に接続されている。センサー18及びその動
作は、以下においてさらに説明する。
【0025】ワックス16が実質的に固体であるため、
センサー18をその内部に浸漬できるようにするには加
熱する必要があり、センサーは、ワックスが冷却されて
再び固体になるとその内部に留まる。
【0026】コントローラ20もまた、接続部28、3
0を介して加熱素子26に接続されている。加熱素子2
6は、コントローラ20により制御され、ワックス16
を、周囲温度よりも高い、磁気素子14の動作温度周辺
のその相転移温度に加熱する。ワックス16が余りにも
高温になると、即ち固体よりも液体部分が多くなると、
加熱素子26がオフになり、ワックス16が実質的に固
体に戻る。
【0027】ハウジング12はまた、熱抵抗体32を介
して熱シンク34にリンクされている。熱抵抗体32
は、例えばテフロンまたはカプトン(共にデュポン社の
登録商標)のようなシート状プラスチック材料であり、
その熱抵抗はシートの厚さに応じて決まる。熱シンク3
4は装置10の勾配コイル冷却水供給源(図示せず)へ
熱的にリンクされているが、これは平均して、ワックス
16の融解温度よりも低い温度を持つと想定されてい
る。例えば、熱シンク34は周囲温度にある。
【0028】図2に示す本発明の別の実施例において、
ハウジング12は熱シンク34からペルチェ素子36に
より離隔することが可能である。このペルチェ素子36
は、ワックス16から熱を抽出するヒートポンプとし
て、またワックス16へ熱を供給する加熱素子として動
作できる。この場合、加熱素子26は不要であり、ペル
チェ素子36はコントローラ20(図示せず)に接続さ
れる。ヒートポンプとして働くペルチェ素子36は、ハ
ウジング12から熱を除去し、その熱を熱シンク34へ
伝達して消散させるために使用される。上述したよう
に、熱シンク34は周囲温度でよい。ワックス16の温
度が低すぎると、即ちその相転移温度よりも低いと、ペ
ルチェ素子36は加熱素子として動作してワックス16
を加熱し、その温度を上昇させる。ハウジング12の壁
部分12aは、ペルチェ素子36とワックス16の間の
インターフェイスとして働く。
【0029】図1及び2に示す本発明の実施例による
と、ワックス16はその相転移温度または融解温度にあ
るが、依然として実質的に固体であることが不可欠であ
る。これは、磁気素子14が発生する熱を実質的に固体
のワックス16が利用して液体の状態へ変移することを
意味する。
【0030】コントローラ20は、ワックス16へ注入
される熱と、MRI装置の動作時、ワックス16から除
去される熱との間のバランス状態を維持するように動作
することが容易にわかる。これは、以下の式により表わ
すことができる。
【0031】Q(加熱素子)+Q(磁気素子)=定数 上式において、Q(加熱素子)は、加熱素子26または
ペルチェ素子36により供給される熱であり、Q(磁気
素子)は、磁気素子16により供給される熱である。
【0032】定数は、ワックス16がその相転移温度に
あるが、実質的に固体の状態に維持されるように選択さ
れる。
【0033】MRI装置が動作中でない場合、磁気素子
14は熱を放出しない。これは、加熱素子26またはペ
ルチェ素子36がコントローラ20の制御下で全ての熱
を供給するため、ワックス16がその相転移温度に留ま
れることを意味する。
【0034】MRI装置の動作時、磁気素子16から熱
が放散する。したがって、バランスを保つために、加熱
素子26またはペルチェ素子36からの熱入力を減少す
ることが可能である。動作については、センサー18は
ワックス16が固体から液体へ変化したか否かを判定
し、コントローラ20へ信号を送って、加熱素子26を
オフにするか、またはペルチェ素子36の動作モードを
加熱モードからヒートポンプモードに変換して、ワック
ス16から熱を除去する。
【0035】図3はセンサー18を示す。このセンサー
18は、LEDのような光放出素子38と、フォトダイ
オードのような受光素子40とを有する。光放出素子3
8は接続部24によりコントローラ20に接続され、ま
た受光素子40は接続部22によりコントローラ20に
接続される。接続部24は光放出素子38に電力を供給
し、接続部22は物質16の温度を示す信号を受光素子
40から受ける。これらの信号はコントローラ20(図
1)が利用して、接続部28、30(図1にも示す)を
介して加熱素子26を、また図2に示すペルチェ素子3
6を(コントローラ20への接続部は図示せず)制御す
る。
【0036】センサー18はワックス16に浸漬されて
いるため、ワックス16は電気絶縁性であり、非腐蝕性
であることがわかる。このタイプのワックスを選択する
訳は、固体の時は光を散乱させるが液体の時は透明であ
るからである。これは、光放出素子38の光出力を一定
にするために、ワックス16が液体の時は受光素子40
が強い信号を受信し、またワックス16が固体の時は弱
い信号を受信することを意味する。センサー18は、簡
単なオン・オフスイッチとして働くことがわかるであろ
う。
【0037】図1において、加熱素子26は、コントロ
ーラ20により、センサー18からの信号に応じて、オ
ンとオフに切り替えられる。受光素子40が強い信号を
受けると、ワックス16はもはや実質的に固体でなく、
このため、ワックス16が冷却されて実質的に固体に戻
ったことを示す弱い信号を受光素子40が受けるまで加
熱素子26はオフ状態にされる。
【0038】上述したように、ペルチェ素子36は、コ
ントローラ20により、加熱素子またはヒートポンプの
何れかとして作動される。この実施例において、受光素
子40が強い信号を受信する時は、ワックス16は実質
的に液体であり、ペルチェ素子36は加熱素子からヒー
トポンプへ切り替えられる。信号の強さが再び減少する
と、ペルチェ素子36は再び加熱素子に切り替えられ
る。
【0039】コントローラ20は、受光素子40からの
出力信号が設定しきい値以下の時はオンに、出力信号が
別の予め設定した値に到達するとオフに、図1の加熱素
子26を切り替えるためのシュミットトリガーを組み込
んでもよい。このシュミットトリガーはまた、図2のペ
ルチェ素子36を加熱素子とヒートポンプの間で切り替
える。
【0040】図1−3を参照して説明した本発明の変形
例では、磁気素子14はほぼ平らな態様で分布してい
る。平面内における温度分布状況を改善するために、液
体の物質42、例えば別のワックスや異なる密度及び低
い融点を有する他の適当な材料を、ワックス16上の層
として付加する。これを図4に示す。この液体ワックス
42は、磁気素子14の動作範囲に亘って液体の状態を
保つ必要がある。ワックス16とは異なる密度を持つた
め、この液体ワックス42はワックス16の頂部上に浮
遊するかあるいはその下に沈んでいる。液体ワックス4
2は、対流により熱を効果的に分布させる。前と同様、
加熱素子26及びセンサー18(図4に図示せず)を、
図1に示すコントローラ20と共にワックス16に設け
る。同様に、液体ワックス42は、加熱素子26をペル
チェ素子36で置き換えた図2の実施例に使用可能であ
る。液体のワックス42を用いる図1及び2の実施例の
動作は、上述したものと同じである。
【0041】本発明の別の実施例では、温度制御機構と
してワックスの相転移温度を利用する代わりに、特定の
圧力における冷却媒体の蒸発を温度制御機構として利用
できる。かかる構成を図5に示す。
【0042】図5において、磁気素子14は冷却用液体
44と接触関係にある。再び、冷却用液体44は、その
相転移温度にあるように、即ち液体と気体の間にあるよ
うに選択される。磁気素子14による熱の放散に起因す
る液体44の沸騰により形成される気体46は、チュー
ブ50を介して凝縮チェンバ48へ排出される。凝縮チ
ェンバ48内の気体は、導管52を介して圧力センサー
54と接触状態にある。圧力センサー54は、接続部5
6を介して(図1に関連して前述したように)コントロ
ーラ20に接続されている。圧力センサー54からの信
号は、接続部56を介してコントローラ20へ送られ、
冷却用液体44と熱接触関係にある加熱素子の動作を制
御する。凝縮チェンバ48内の圧力がある特定の所定値
以下に低下すると、コントローラ20は加熱素子26を
オンにし、圧力が別の高い所定値を越えるとオフにす
る。
【0043】図5の実施例では冷却用液体44の温度を
制御する加熱素子26が使用されているが、加熱素子2
6の代わりに図2に示すペルチェ素子36を使用できる
こともわかるであろう。
【0044】ワックス16または冷却用液体44から余
分の熱を除去するために対流に依存するよりも、ワック
ス16または冷却用液体44から熱を除去するヒートポ
ンプを備える方が好ましい場合があることがわかるであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるMRI装置の一実施例を
示す。
【図2】図2は、本発明によるMRI装置の別の実施例
におけるヒートポンプの位置を示す。
【図3】図3は、図1に示すMRI装置に用いる光セン
サーを示す。
【図4】図4は、図1に示すMRI装置の変形例を示
す。
【図5】図5は、本発明によるMRI装置の別の実施例
を示す。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の状態から第2の状態へ変化する相
    転移温度を有する物質と、 実質的に第1の状態においてこの物質をその相転移温度
    に維持する手段と、 この物質と連携して該物質の状態を示す出力信号を与え
    るセンサー手段と、 出力信号を受信して該物質を実質的に第1の状態でその
    相転移温度に維持するための制御手段とより成る温度制
    御システム。
  2. 【請求項2】 該物質を実質的に第1の状態でその相転
    移温度に維持する手段は、加熱素子である請求項1のシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 該物質から熱を除去する熱シンクをさら
    に具備する請求項1または2のシステム。
  4. 【請求項4】 該物質と熱シンクの間に位置する熱抵抗
    体をさらに含む上記請求項のうち任意の1項のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 該物質を実質的に第1の状態でその相転
    移温度に維持する手段は、ペルチェ素子を含む請求項1
    のシステム。
  6. 【請求項6】 ペルチェ素子は、該物質へ熱を与える加
    熱素子と、該物質から熱を除去するヒートポンプの両方
    で動作する請求項5のシステム。
  7. 【請求項7】 該物質は、実質的に固体である第1の状
    態と、実質的に液体である第2の状態とを有するワック
    スより成る上記請求項のうち任意の1項のシステム。
  8. 【請求項8】 センサー手段は、第1の状態から第2の
    状態への光学的変化を検知する光学的装置より成る請求
    項7のシステム。
  9. 【請求項9】 光学的装置は、ワックスに浸漬された光
    放出素子及び受光素子より成る請求項8のシステム。
  10. 【請求項10】 光放出素子はLEDであり、受光素子
    はフォトダイオードである請求項9のシステム。
  11. 【請求項11】 異なる密度と異なる相転移温度を有
    し、該物質のための対流層を形成する液体物質をさらに
    含む上記請求項のうちの任意の1項のシステム。
  12. 【請求項12】 液体物質は、該物質の上方において対
    流層を形成する請求項11のシステム。
  13. 【請求項13】 液体物質は該物質の下方において対流
    層を形成する請求項12のシステム。
  14. 【請求項14】 該物質は、実質的に液体である第1の
    状態と実質的に気体である第2の状態とを有する冷却用
    液体より成る請求項1乃至6のうち任意の1項のシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 センサー手段は、冷却用液体が第1の
    状態から第2の状態へ変化する際の圧力変化を検知する
    よう接続された圧力センサーより成る請求項14のシス
    テム。
  16. 【請求項16】 第2の状態の冷却用液体を凝縮するた
    めの凝縮チェンバをさらに含み、圧力センサーは凝縮チ
    ェンバ内の圧力変化を検知するように接続されている請
    求項15のシステム。
  17. 【請求項17】 複数の磁気素子と、磁気素子を冷却す
    るための上記請求項の任意の1項の温度制御システムと
    を有し、該物質は磁気素子と直接接触関係にある磁気共
    鳴イメージング装置。
  18. 【請求項18】 添付図面の図1,2,4または5の任
    意の図を参照して説明した温度制御システム。
  19. 【請求項19】 添付図面の図1,2,4または5の任
    意の図を参照して説明した磁気共鳴イメージング装置。
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