JP2002119492A - 磁気共鳴イメージング - Google Patents

磁気共鳴イメージング

Info

Publication number
JP2002119492A
JP2002119492A JP2001137943A JP2001137943A JP2002119492A JP 2002119492 A JP2002119492 A JP 2002119492A JP 2001137943 A JP2001137943 A JP 2001137943A JP 2001137943 A JP2001137943 A JP 2001137943A JP 2002119492 A JP2002119492 A JP 2002119492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
echoes
gain
image
echo
magnetic resonance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001137943A
Other languages
English (en)
Inventor
Kecheng Liu
リウ ケチェング
Gordon D Demeester
イー デミースター ゴードン
Michael Burl
バール マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Philips Nuclear Medicine Inc
Original Assignee
Marconi Medical Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marconi Medical Systems Inc filed Critical Marconi Medical Systems Inc
Publication of JP2002119492A publication Critical patent/JP2002119492A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/36Electrical details, e.g. matching or coupling of the coil to the receiver
    • G01R33/3621NMR receivers or demodulators, e.g. preamplifiers, means for frequency modulation of the MR signal using a digital down converter, means for analog to digital conversion [ADC] or for filtering or processing of the MR signal such as bandpass filtering, resampling, decimation or interpolation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 クリッピングがなく、高SN比の磁気共鳴イ
メージングを提供する。 【解決手段】 MRIスキャナの検査領域中の対象を保
持するステップを含む磁気共鳴イメージングの方法。M
RIパルスシーケンスが、対象の選択された領域中に検
出可能な磁気共鳴信号を作り出すために与えられる。磁
気共鳴信号は、受信される複数のエコーを含む。複数の
受信されるエコーは、少なくとも2つのエコーが異なる
利得係数の影響を受けさせられるように、制御可能な利
得係数の影響を受けさせられる。このように、例えば、
マルチコントラストの取得及びイメージングの実験が、
取得されたエコーのそれぞれの組及び/又は個々に選択
及び/又は設定された別個に最適化された(例えば、S
N比について最適化された)利得係数を有するそれぞれ
のイメージによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療イメージング
の分野に関する。本発明は、診断の目的のための磁気共
鳴イメージング(magnetic resonance imaging, MRI)
スキャナと組合わせた特定のアプリケーションを作り出
し、また、それを参照して説明される。しかし、本発明
は、分光学(spectroscopy)のような他の同様のアプリケ
ーションにも修正可能である。
【0002】
【従来の技術】普通、MRIでは、ほぼ均一で時間的に
一定な主磁界Bが、イメージング又は検査されている
対象(subject、被験者)が配置されている検査領域中に
確立される。対象中の核は、主磁界の存在下で正味の磁
化(net magnetization)を作り出すスピンを有する。ス
ピンシステムの核は、ラーモア(Larmor)周波数すなわち
共鳴周波数で、磁界中で歳差運動(precess)をする。共
鳴周波数での及び/又はそれの近傍での高周波(radio f
requency, RF)磁界は、スピンシステムの正味の磁化
を操作するために使用される。とりわけ、共鳴周波数で
の高周波磁界は、主磁界との整合からそれを横切る平面
へと、少なくとも部分的に正味の磁化(netmagnetizatio
n)を傾けるために使用される。これは、励起(excitatio
n)として知られ、また、励起されたスピンは、次に受信
機システムによって観察される、共鳴周波数での磁界を
作り出す。傾斜した磁界と共に与えられた形成された高
周波パルスは、対象の選択された領域中で磁化を操作す
るため、及び磁界共鳴信号(magnetic resonance, MR)
信号を作り出すために使用される。結果として得られる
MR信号は、信号が減衰するときに一連のエコー(すな
わち、エコー列(echo train))を作り出すために、さら
なるRF及び/又は傾斜した磁界(gradientfield)の操
作を通じて、更に操作することができる。MRI信号を
構成する種々のエコーは、主磁界中に確立された磁気傾
斜(magnetic gradient)を通じて、典型的にはコード化
される。MRIスキャナからの生データは、k空間とし
て普通知られる行列中に集められる。典型的には、それ
ぞれのエコーは、k空間中のデータ点のデータ列又は行
を生成するために、複数の回数、サンプリングされる。
k空間中のエコー又はデータの列の位置(すなわち、そ
れの相対的なk空間の行)は、それの傾斜のコード化に
よって典型的には決定される。最終的には、イメージン
グの実験においては、逆フーリエ又は他の知られた変換
を使用することによって、対象のイメージの表現は、k
空間(又は波数ベクトル空間(reciprocalspace))のデ
ータから再構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しばしば、MR受信シ
ステムは、使用されるA−D変換器(ADC)の範囲を
適切に満たすために、大きい信号利得係数(gain facto
r)(すなわち、増幅及び/又は減衰)を使用する。以前
に開発されたRF受信システムは、典型的には、キャリ
ブレーション信号(calibration signal)に基づいて選択
された単一の利得係数を使用する。たとえ、エコー列か
ら受信された信号の量が大きいダイナミックレンジを持
つことができるとしても、この単一の利得係数は、完全
なエコー列のために使用される。すなわち、改善された
信号対雑音比(SNR)、ADC中の信号のオーバーフロ
ーの回避、などのような所望の結果を達成するため、エ
コー列からの信号は、普通、単一の利得係数(すなわ
ち、増幅又は減衰)の影響を受けている。しかし、エコ
ー列のすべてのエコーについて、またはいくつかの単一
のエコーについてさえ、単一の利得係数は、あらゆる場
合に対して最適ではない。
【0004】例えば、1つの知られたタイプのMRIの
実験である、マルチコントラスト取得及びイメージング
を考える。肉体の異なる組織は、以下の時定数の対によ
って特徴づけられる、緩和(relaxation)特性の異なる対
を有する:スピン格子緩和時間(spin-lattice relaxati
on time)であるT1、及びスピン−スピン緩和時間(spi
n-spin relaxation time)であるT2。そのため、異な
る解剖組織上の構造の異なるイメージ及び視覚化が、最
も大きく依存する時定数に従って得られる。この点で、
T1に重みを置いたイメージは、イメージ中のどの2つ
の組織の間の強度のコントラストも主として当該組織の
T1緩和特性によるものであり、T2に重みを置いたイ
メージは、イメージ中のどの2つの組織の間の強度のコ
ントラストも主として当該組織のT2緩和特性によるも
のである。パルスシーケンス(pulse sequence)の反復時
間(repetition time, TR)が、考慮中のすべての組織
のT1緩和特性に関して長いような、更に他のタイプの
コントラストイメージでは、得られたイメージは、全体
の陽子密度分布を反映している点で、陽子密度(proton
density, PD)に重みを置いていると言われている。
【0005】典型的な2つのコントラストの実験では、
同じエコー列の中の2組のエコーは、異なる組織のコン
トラスト重み付けを有する2つのイメージを再構成する
ために使用される。典型的には、より遅く取得された、
より小さい信号のエコーの組が、T2に重みを置いたイ
メージを再構成する際に使用される一方、より早く取得
された、より大きい信号のエコーの組が、PDに重みを
置いたイメージを再構成する際に使用される。従って、
クリッピング(clipping)なしに、より大きい信号のエコ
ーに順応するくらい十分小さい所定の利得係数の組は、
より小さい信号のエコーに対して最適なSNRを達成す
るには小さすぎる。逆に、より小さい信号のエコーのS
NRを最適にするくらいに十分高い所定の利得係数は、
クリッピングなしに、より大きい信号のエコーに順応す
るには高すぎる。
【0006】受信した信号が信号をデジタル化するため
に使用されるADCのダイナミックレンジと比較して大
きい場合の、単一のエコーのボリュームの取得のよう
な、他の種類のMRシーケンスがある。普通、受信され
た信号は、いくつかの雑音のビットを有し、そのため、
本当の信号は、最も低位のビット中のデジタル化雑音(d
igitization noise)の影響を受けない。イメージの取得
の中に多くの小さい信号があり、k空間の中心の近傍に
少数のみの大きい信号がある。もし、2つ以上のADC
チャネルが使用されるなら、大きい信号のデータを1つ
のADC及びデータストリーム中の修正された利得によ
って取得することができ、一方、多くのより小さい信号
を他のチャネルで適切な利得によって受信することがで
きる。
【0007】そのような状況にあるSNRの問題に取り
組むために使用される1つのタイプのアプローチは、可
変バンド幅方法(variable bandwidth method)として知
られている。例えば、ここに参考文献として組込まれて
いる、Greenman他の「バイラテラル・イメージング・ユ
ージング・セパレート・インターリーブド・3D・ボリ
ュームズ・アンド・ダイナミカリー・スイッチト・マル
チプル・レシーバ・コイル・アレイズ(Bilateral Imagi
ng Using Separate Interleaved 3D Volumes and Dynam
ically Switched Multiple Receiver Coil Arrays)」、
MRM、(1998)、39巻、108〜115ページ
を参照する。しかし、可変バンド幅方法は、ある固有の
制限及び/又は欠点を有する。例えば、どのようにそれ
が実施されているかによって、k空間においてアンダー
サンプリングに陥ることがあり、また一般的に、雑音の
振舞いは、解釈することがより難しくなる。更に、この
方法は、技術的に、実施することが平凡又は簡単ではな
い、動的タイミング変更(dynamic timing change)を使
用する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの態様によ
ると、磁気共鳴イメージングは、MRIスキャナの検査
領域中の対象を保持(support)することを含む。MRI
パルスシーケンスが、対象の選択された領域中に検出可
能な磁気共鳴信号を作り出すために、かけられる。磁気
共鳴信号は、受信された複数のエコーを含む。その複数
の受信されたエコーは、少なくとも2つのエコーが異な
る利得係数にかけられるように、制御可能な利得係数に
かけられる。
【0009】本発明の他の態様によると、MRIスキャ
ナは、イメージ化されている物体が位置している検査領
域を通じて、ほぼ均一で時間的に一定な主磁界を生成す
る主磁石を含む。スキャナは、主磁界中に検査領域にわ
たって磁気傾斜(magnetic gradient)を作り出す傾斜磁
界生成器(gradient magnetic field generator)、及
び、検査領域に近いRFコイルを駆動するRFトランス
ミッタを含むRF磁界生成器も含む。シーケンスの制御
は、MRIパルスシーケンスを作り出すために、傾斜磁
界生成器及びRF磁界生成器を操作する。MRIパルス
シーケンスは、物体中に、1つ以上のエコーを含む、検
出可能な磁気共鳴信号を作り出す。受信システムは、エ
コーを受信して復調する受信機、及び、エコーを選択的
に可変利得係数にかけさせる利得制御を含む。再構成プ
ロセッサは、受信システムを通じて集めたデータから物
体のイメージを再構成し、及び、出力デバイスは、人間
が見ることができるイメージのレンダリングを作り出
す。
【0010】本発明の1つの利点は、種々のMRI実験
でそれぞれのエコー又はエコーのグループに対して、個
々に選択及び/又は設定された、別個に最適化された利
得係数である。
【0011】本発明の他の利点は、MRI実験で集めら
れるすべてのエコー又はエコーのグループに対して、特
にエコー列に遅れるエコーに対して、達成可能な高いS
NRである。
【0012】本発明の更に他の利点は、マルチコントラ
ストのMRI実験と一緒の、変化する利得係数の使用
は、雑音の振舞いに影響を与える必要が無く、または、
アンダーサンプリングあるいは時間制限(time limitati
on)の問題を引き起こさない。
【0013】本発明の他の利点は、マルチエコー・マル
チコントラストの実験に関連したエコーの取得中に使用
される選択可能な利得によって、より遅いエコーのSN
Rが、サンプリングの直線性を変えることなく改善さ
れ、早いエコーのバンド幅を受信することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を実行する方法は、添付の
図面を参照して、例を通じてこれから詳細に説明され
る。
【0015】図1を参照すると、MRIスキャナAは、
ほぼ均一で時間的に一定の主磁界B が検査領域14を
通してz軸に沿って作られるような、超伝導あるいは抵
抗性の磁石12を制御する主磁界制御手段10を含む。
イメージング又は分光学の実験は、少なくとも部分的に
検査領域14内に配置された、イメージ化又は検査され
ている対象(例えば、患者、人体模型(phantom))に磁
気共鳴シーケンスを実行することによって実施される。
磁気共鳴シーケンスは、磁気スピンを反転(invert)又は
励起(excite)し、磁気共鳴を引き起こし、磁気共鳴に焦
点を再び合わせ(refocus)、磁気共鳴を操作し、空間的
又は他の方法で磁気共鳴をコード化し、スピンを最大値
まで持っていく(saturate)、などのために対象にかけら
れる、一連のRF及び磁界傾斜(gradient)のパルスを引
き起こす。より詳しくは、傾斜パルス増幅器20は、検
査領域14のx、y及びz軸に沿って磁界傾斜を作り出
すために、全本体傾斜コイル(whole body gradient coi
l)22の選択されたもの又は対に、電流パルスをかけ
る。オプションとしてデジタルでもいいRFトランスミ
ッタ24は、検査領域中に(共鳴での)RF磁界を生成
するために電気的RFパルス又はパルスのパケットをR
Fコイル(オプションとして全本体RFコイル(whole-b
ody RF coil)26)にかける。典型的なRFパルスは、
お互いと共に起きる短い継続時間のすぐに隣接するパル
スセグメントのパケットから構成される。
【0016】RFパルスは、最大値に持っていき、共鳴
を励起し、磁化を反転させ、共鳴に再び焦点を合わせ、
検査領域の選択された部分中の共鳴を操作する。全本体
のアプリケーションでは、選択された操作の結果として
生成される、結果として得られる共鳴信号は、全本体R
Fコイル26によって、普通、集められる。他には、対
象の限られた領域中にRFパルスを作り出すために、ロ
ーカルの送信及び/又は受信RFコイルは、通常、選択
された領域の回り又はそれに隣接して配置される。例え
ば、技術上知られているように、挿入可能なヘッドコイ
ル(head coil)(図示せず)を、穴のアイソセンタ(isoc
enter)で、選択された脳の領域の回りに挿入することが
でき、選択された面コイル(surface coil)(図示せず)
を使用でき、又は他の同様の専門のRFコイルを使用す
ることができる。RFパルスを生成することに加えて、
オプションとして、ローカルのRFコイルも、選択され
た領域から磁気共鳴信号を受信する。更に他の実施形態
又はアプリケーションでは、全本体RFコイル26は、
ローカルのRFコイルが結果として得られる磁気共鳴信
号を受信している間にRFパルスを生成し、また逆も同
様である。
【0017】RFコイルの構成にかかわらず、結果とし
て得られるRF磁気共鳴信号は、受信機30によって使
用され復調される、1つ又はその他のRFコイルによっ
て集められる。シーケンス制御ユニット40は、傾斜パ
ルス増幅器20及びRFトランスミッタ24を制御し、
多くのパルスシーケンスの中のいずれかを作り出す。生
成された磁気共鳴(magnetic resonance, MR)信号
は、受信機30によって受信されてサンプリングされ
る。
【0018】より詳しくは、高速スピンエコー(fast sp
in echo, FSE)MRIシーケンスが、図2に示された
典型的なシーケンスによって説明される。それぞれのM
RIパルスシーケンスは、イメージ化又は検査されてい
る対象から発するMR信号100を生成する。MR信号
100は、多くのエコー(好適には、16から64のエ
コー)を有するエコー列102を含む。本発明の1つの
好適な実施形態では、MRIパルスシーケンスは、エコ
ー列102に対応する多くのスピンエコー102a〜d
(簡略化のために、好適な16から64のエコーの内の
4つのみが示されている)を生成するFSEシーケンス
である。FSEシーケンスは、この典型的な実施形態で
示されるが、他のマルチショット又はマルチエコーのシ
ーケンスがオプションとして使用されることが理解され
るであろう。いずれにしても、エコー102a〜dは、
データ取得ウィンドウ106内で集められる。
【0019】スライス選択シーケンス(slice selection
sequence)110の間、傾斜パルス(gradient pulse)1
12は、傾斜コイルアセンブリ(gradient coil assembl
y)22にかけられ、それによって、共鳴励起が実行され
るところであり、エコー列102がそこから最終的に検
出されることになる対象の内部でスライスの選択のため
の条件を作り出す。スライス選択傾斜パルス112と同
時に、RFパルスが、RFトランスミッタ24を経由し
て適当なRF磁界生成コイルにかけられる。RF及び傾
斜パルスを同時にかけることは、正味の磁化を操作する
領域を空間的に選択するために使用される。典型的なシ
ーケンスでは、RFパルスは、励起パルス120と共
に、最初の90°の磁化の反転(flip)を作り出す。励起
パルス120の後に、一連の180°の反転角度(flip
angle)の再焦点パルス(refocusingpulse)122が続
く。それぞれの再焦点パルス122をかけることによっ
て、その後に、スピンエコーが生成される。
【0020】傾斜コイルアセンブリ22にかけられた読
み出しパルスシーケンス(readout pulse sequence)13
0は、選択されたスライス内の第1の方向に沿って受信
されたMR信号100を周波数コード化(frequency enc
ode)する。エコーは、読み出し傾斜パルス132のもと
で読み出される。周波数コード化に加えて、受信された
MR信号100は、傾斜コイルアセンブリ22にかけら
れる位相コード化(phase encode)パルスシーケンス14
0を通じてコード化もされる。位相コード化パルスシー
ケンス140は、エコーの前に位相コード化を与え、及
びエコーの後にそれを除くために、エコー102a〜h
の前及び後でかけられる、多くの対の等しい振幅の対向
する極性の位相コード化傾斜パルス142を含む。位相
コード化は、第2の方向は第1の周波数コード化又は読
み出しの方向に直交するような、選択されたスライス内
の第2の方向に沿ってかけられる。個々のエコー102
a〜hは、位相コード化傾斜パルス142の振幅及び/
又は継続時間を変えることによって、別個に位相コード
化される。
【0021】示されるように、受信機30の下流には、
利得制御プロセッサ50がある。利得制御プロセッサ5
0は、受信したエコーを選択的に可変利得係数にかけ、
及び好適には、MR信号をアナログからデジタルに変換
する働きをする。オプションとして、受信機30はデジ
タル受信機であり、この場合、利得制御プロセッサ50
は、受信機30から上流に、すなわち受信機30と関連
するRFコイルの間に置かれる。いずれの場合でも、利
得が調節されたエコーは、k空間データとしてk空間中
にサンプリングされる。好適には、k空間データは、メ
モリ70又は他の同様の記憶デバイス中に記憶される。
【0022】最終的に、イメージングの実験について
は、メモリ70からのk空間データに作用する再構成プ
ロセッサ72は、2次元(2D)フーリエ変換又は他の
適当な再構成アルゴリズムを適用することによって対象
のイメージの表現を再構成する。イメージは、対象を通
した平面的なスライス、平行な平面的なスライスのアレ
イ、3次元の体積(volume)、又は同様のものとすること
ができる。イメージは、次に、人間が読み取り可能な表
示又は結果として得られるイメージのレンダリングを提
供するビデオモニタ76のようなディスプレイによって
アクセスすることができるイメージメモリ74中に記憶
される。
【0023】より詳しくは、図3Aを更に参照すると、
利得制御プロセッサ50は、それぞれのチャネル(簡略
化のために3チャネルのみを示す)が異なる利得係数を
提供する複数の処理チャネルを使用して好適には実施さ
れる。最初の利得の後、利得係数は、それぞれのエコー
の振幅のさらなる増幅又は減衰を表現する。示されるよ
うに、MR信号又はエコーは、入力52において利得制
御プロセッサ50中に導かれる。好適な実施形態では、
増幅器54は、MR信号又はエコーを、それが複数のチ
ャネルにかけられる前に増幅する。それぞれのチャネル
は、減衰器(attenuator)56及びA−D変換器(AD
C)58を含む。それぞれのチャネルについての減衰器
56は、MR信号又はエコーを、異なる大きさ、例え
ば、0dB,6dB、12dB、18dBなどだけ減衰
させるように設定される。このように、それぞれのチャ
ネルについての異なる利得係数は、減衰器56からの個
々の減衰と共に、増幅器54からの増幅によって決定さ
れる。交互に、その形態が保存される。すなわち、単一
の減衰器56が、オプションとして、増幅器54の代わ
りをし、それぞれのチャネルは、減衰器56の代わりに
異なる増幅を有する別個の増幅器54を有する。更に他
の実施形態では、最初の増幅の後、それぞれのチャネル
には、それらの個々のチャネルに異なる利得係数を提供
する別個の増幅器/減衰器が提供される。
【0024】次に、それぞれのチャネルについては、利
得係数の影響を受けたMR信号又はエコーは、アナログ
信号からデジタル信号に、対応するADC58によって
変換される。ADC58は、好適には、処理時間及び遅
延及び関連するどのような固有の利得における相違をな
くすために整合及び/又は調整される。ADC58への
入力が所定の振幅の制限を超えると、信号のクリッピン
グが発生する。好適には、ADC58中の信号のクリッ
ピングに応答して、影響を受けるADC58は、対応す
る出力ライン58a上にフラグをセットし又はビットを
オーバーフローさせ、ADC58によって処理される信
号は実際はクリッピングしたことを示す。
【0025】好適な実施形態では、チャネルは、選択さ
れたMR信号又はエコーがそこから取得されることにな
るチャネルを決定する選択回路又はプロセッサ60を通
じて経路が定められている。すなわち、選択プロセッサ
60は、利得係数の影響を受けた、所望のMR信号又は
エコーに依存して、選択されたチャネルを利得制御プロ
セッサ50の出力62に通過させる。出力ライン58a
は、どのチャネルがクリッピングした信号を運んでいる
かを伝達するために、選択プロセッサ60にも送られ
る。このように、可変利得係数は、それぞれのエコーに
対して所望のレベルに選択及び/又は設定される。
【0026】他の実施形態では、複数のチャネルが、マ
ルチチャネル受信機30によって、オプションとしてサ
ポートされる。
【0027】図3Bを更に参照すると、他の好適な実施
形態では、利得制御プロセッサ50は、単一の処理チャ
ネルとして実施される。そのチャネルは、そのいずれか
あるいは両方が、チャネルを通して送られるMR信号又
はエコーにかけられる利得係数を制御するために動的に
調整可能である増幅器54’と減衰器56’の内の1つ
又はその両方を好適には含む。同様に、ADC58’も
動的に調整可能である。このように、可変の利得係数
が、それぞれのエコーについて所望のレベルに選択及び
/又は設定される。
【0028】好適な実施形態では、上述のMRIスキャ
ナは、複数のコントラストの取得で使用される。図4を
更に参照すると、この点で使用するための典型的なマル
チエコーのエコー列102が示される(簡略化のため
に、好適な16から64のエコーの内の8個のみが示さ
れる)。複数のコントラストの取得では、エコーの異な
るグループ又は組、例えば、グループ1(エコー102
a〜d)及びグループ2(エコー102e〜h)が、異
なる組織のコントラストの重み付けを有する別個のイメ
ージの表現の再構成で使用するように示されている。エ
コーのそれぞれのグループ又は組が、異なるイメージが
そこから再構成されるような、それ自身のk空間行列中
にサンプリングされる。示されている例では、グループ
2のエコー102e〜hは、T2に重みを置いたイメー
ジを最終的に生じ、グループ1のエコーは、PDに重み
を置いたイメージを最終的に生じる。示されたグループ
は、連続したエコーから構成されるが、他のグループ化
も可能である。更に、2つより多くのグループを示すこ
とができる。しかし、ここでは簡略化のために2つのみ
を示す。更に、異なるコントラストの重み付けの組合わ
せは、例えば、T1、T2、又はPDへの重み付けを含
む、どのような望みの組合わせの重み付けを含むことが
できる。同様に、種々のスピンの準備を、所望の組織の
コントラストの重み付けを形成するために、データ取得
(例えば、FLAIR、IR,FatSatなど)の前
に使用することができる。
【0029】エコーのそれぞれのグループ又は組から可
能な最も高い品質のイメージの再構成を達成するため
に、例えば、異なる組織のコントラストの重み付けを有
する対応するイメージのそれぞれについて最適なSN比
(SNR)を達成するために、好適には、エコーのそれ
ぞれのグループ又は組について、可変利得係数が、異な
るレベルに個々に選択及び/又は設定される。すなわ
ち、エコーのグループ又は組の間の信号強度レベルの差
のために、エコーの1つのグループ又は組に最も適した
エコーの利得係数は、エコーの他のグループ又は組に必
ずしも最も適していない。例えば、図示のように、グル
ープ1エコーからのデータを使用して再構成されたPD
に重み付けされたイメージは、グループ2エコーからの
データを使用して再構成されたT2に重み付けされたイ
メージより低い利得係数を使用する。自然の信号の減退
のために、グループ2エコー(すなわち、T2エコー)
は、グループ1エコー(すなわち、PDエコー)と比較
して、比較的より低い信号強度レベルを有する。
【0030】より詳しくは、複数コントラスト取得及び
イメージ再構成においては、個々のグループのそれぞれ
での最も高い信号強度を有するエコーは、エコーのそれ
の対応するグループ又は組のための利得係数を決定する
ために使用される。示された例については、これは、グ
ループ2のためのエコー102eであり、グループ1の
ためのエコー102bである。この例では、刺激された
エコーが使用され、最も高い信号強度を有するグループ
1のための第2のエコーを生じる。典型的には、刺激さ
れたエコーなしに、グループ1についての最も高い信号
密度が、第1のエコー中にみつかる。どの場合でも、そ
れぞれのグループについて選択及び設定された利得係数
は、好適には、エコーのそのグループ又は組についての
信号のクリッピングを生じないことが可能な限り高い。
この点で、選択された利得係数にかけられたときに、も
しグループの他の最も高い信号強度のエコーがクリッピ
ングしていないなら、そのグループ中の他のエコーでク
リッピングするものはない。エコーのそれぞれのグルー
プ又は組についての望みの利得係数を識別したら、利得
制御プロセッサ50は、それに従って利得係数を選択及
び/又は設定する。特に、図3Aに示される実施形態に
関して、選択回路すなわちプロセッサ60は、所望の利
得係数に対応するチャネルを選択及び/又は設定し、可
能な限り最も高い利得係数は、関連する出力ライン58
a上のどのフラグが設定されていないかを提供する。図
3Bの実施形態では、利得制御プロセッサ50のコンポ
ーネントは、所望の利得係数を達成するために動的に調
整される。
【0031】単一のコントラストのアプリケーションの
場合は、それは、いつもk空間の中心に位置する第1又
は第2のエコー(典型的には最も大きいどちらかのエコ
ー)であるわけではない。むしろ、それは所望のコント
ラストの重み付けされたイメージのタイプ、例えば、よ
りT1あるいはよりT2に重み付けされているタイプに
依存する。従って、好適な単一のコントラストの取得及
びイメージングの実施形態では、可変利得係数は、k空
間の中心にサンプリング又はマッピングされるエコーの
信号強度に基づいて、利得制御プロセッサ50によって
選択及び設定される。使用される関連する利得係数は、
K空間エコーの中心に関して信号のクリッピングが発生
しないことが好適には可能な限り高い。オプションとし
ては、その時に選択された利得係数は、そのイメージに
ついてk空間中にサンプリングされたエコーのそれぞれ
に対して同じままである。他には、別個の利得係数が、
それぞれのエコーに対して独立して識別される。
【0032】それぞれのエコーが独立して識別された利
得係数の影響を受ける場合、利得係数は、好適には異な
る。すなわち、それぞれのエコーに対する利得係数は、
そのエコーについては信号のクリッピングを生じないエ
コーに対して可能な限り高いように選択される。エコー
列102のような複数のエコー列での自然の信号の減衰
のために、利得係数は段階的に増大し、さらなる個々の
エコーは列の下になる。従って、エコーのk空間中への
好適なマッピングについては、エコーが、それの中心か
らそれの上端及び下端に向かってk空間中に水平なデー
タラインとして段階的にサンプリングされるにつれて、
選択された利得係数は段階的に増大する。
【0033】本発明の他の好適な実施形態では、可変利
得係数は、単一のエコーのサンプリング内で、異なる利
得係数が使用されるように選択される。選択された利得
係数は、好適には、それぞれのサンプリングされたポイ
ントがADC58中でオーバーフローを生じないくらい
で最も大きい。また、好適には、信号の振幅はk空間の
中心に向かってより大きくなる傾向があるため、相対的
により高い利得係数が、k空間の左端及び右端に向かっ
てサンプリングされたデータポイントのために選択され
る傾向がある。オプションとして、例えば、異なる利得
係数を有する、2、3、4、又はそれより多くの異なる
チャネルから選択される、利用可能な2、3、4、又は
それより多くの利得係数があり得る。このように、AD
C58の利用可能な範囲は、関連するサンプリングポイ
ントについて、それらの別個の個々の振幅に依存して、
可能な限り大きい範囲で利用される。
【0034】
【発明の効果】従って、エコーからエコーで(echo to e
cho basis)、又は場合によってはサンプルからサンプル
で(sample to sample basis)利得係数をあつらえて選択
する(custom select)ことによって、信号のレベルを分
解(resolve)、識別(differentiate)、又は区別(discrim
inate)する性能は、異なる信号の振幅の広範囲に亘って
維持される。もちろん、利得係数の影響を受けたデータ
をk空間中に書き込む前に、知られた利得の差について
の補償がなされる。すなわち、k空間データは、関連す
るエコー又はサンプルと共に使用される利得係数中の知
られた差を使用して線形化(例えば、フーリエ変換)さ
れる。
【0035】穴のタイプ(bore-type)の磁石が、図1に
示されているが、本発明は、開いた磁石のシステム(ope
n magnet system)及び他の知られたタイプのMRIスキ
ャナに等しく適用可能であることは理解されるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の態様に従った、磁気共鳴イメージング
スキャナの概略図である。
【図2】本発明の態様に従って作り出されたMRIパル
スシーケンスの概略図である。
【図3A】本発明の態様に従った、利得制御プロセッサ
の概略図である。
【図3B】本発明の態様に従った、利得制御プロセッサ
の概略図である。
【図4】本発明の態様に従って使用されるMR信号の概
略図である。
【符号の説明】
A MRIスキャナ 10 磁界制御手段 20 傾斜増幅器 24 送信機 30 受信機 40 シーケンス制御手段 50 利得制御プロセッサ 56 減衰器 58 A−D変換器 60 選択プロセッサ 70 k空間メモリ 72 2次元フーリエ変換 74 イメージメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴードン イー デミースター アメリカ合衆国 オハイオ州 44092 ウ ィックリッフェ オーバールック 30175 (72)発明者 マイケル バール アメリカ合衆国 オハイオ州 44022 チ ャグリン フォールス ホーソン ドライ ヴ 182 Fターム(参考) 4C096 AB07 AD06 AD10 AD12 AD23 BA07 BA41 CD03 DA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)MRIスキャナの検査領域中の対
    象を保持するステップと、(b)前記対象の選択された
    領域中に検出可能な磁気共鳴信号であって複数のエコー
    を含む前記磁気共鳴信号を作り出すためにMRIパルス
    シーケンスを与えるステップと、(c)前記複数のエコ
    ーを受信するステップと、(d)少なくとも2つのエコ
    ーが異なる利得係数の影響を受けるように、前記複数の
    エコーに制御可能な利得係数の影響を受けさせるステッ
    プと、を有することを特徴とする磁気共鳴イメージング
    の方法。
  2. 【請求項2】 両方とも前記複数のエコーから取得され
    た、少なくとも第1及び第2の別の組のエコーが、前記
    対象の別個のイメージの表現を再構成する歳に使用さ
    れ、そのためそれぞれのイメージの表現は異なる組織コ
    ントラスト重み付けを有し、前記第1の組は、第1の利
    得係数の影響をそれぞれが受けるエコーを含み、前記第
    2の組は、前記第1の利得係数と異なる第2の利得係数
    の影響をそれぞれが受けるエコーを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 2つの別個のイメージの表現の内の1つ
    は、T1重み付け、T2重み付け、及びPD重み付けか
    ら構成されるグループから選択される組織コントラスト
    重み付けを有し、及び他の2つの別個のイメージの表現
    は、当該同じグループから選択される異なる組織コント
    ラスト重み付けを有することを特徴とする請求項2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記2つの別個のイメージの表現の内の
    1つは、PD重み付けであり、他のT2重み付けされた
    別個のイメージの表現を再構成するために使用されるエ
    コーより低い利得係数を有するエコーを使用して再構成
    されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 単一のイメージの表現は、異なる利得係
    数の影響を受けるエコーを使用して再構成されることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 イメージ化されている対象が配置される
    検査領域(14)を通じてほぼ均一で時間的に一定な主
    磁界を生成するための主磁石(12)と、 前記検査領域(14)にわたる前記主磁界中の磁気傾斜
    を作り出すための傾斜磁界生成器と、 前記検査領域(14)に近接するRFコイル(26)を
    駆動するRF送信機(24)を含むRF磁界生成器と、 MRIパルスシーケンスを作り出すために、前記傾斜磁
    界生成器及び前記RF磁界生成器を操作するためのシー
    ケンス制御手段(40)であって、当該MRIパルスシ
    ーケンスは、対象中に検出可能な磁気共鳴信号(10
    0)を作り出し、当該磁気共鳴信号(100)は、1つ
    以上のエコー(102a〜102d)を含む、そのよう
    なシーケンス制御手段(40)と、 前記磁気共鳴信号(100)を受信し、復調するための
    受信機(30)を含む受信システムと、 前記磁気共鳴信号(100)に選択的に可変利得係数の
    影響を受けさせるための利得制御手段(50)と、 前記受信システムを通じて集められたデータから前記対
    象のイメージを再構成するための再構成プロセッサ(7
    2)と、 前記イメージの人が観察可能なレンダリングを作り出す
    出力デバイス(76)と、を有することを特徴とするM
    RIスキャナ。
  7. 【請求項7】 前記利得制御手段(50)は、前記エコ
    ーのそれぞれに第1の利得係数及び第2の利得係数の内
    の1つの影響を受けさせるように構成されており、当該
    第2の利得係数は、当該第1の利得係数と異なることを
    特徴とする請求項6に記載のMRIスキャナ。
  8. 【請求項8】 前記再構成プロセッサ(72)は、第1
    のイメージ及び第2のイメージを再構成するように構成
    されており、当該第1のイメージは、前記第1の利得係
    数の影響を受けるエコーからのデータを使用して再構成
    され、当該第2のイメージは、前記第2の利得係数の影
    響を受けるエコーからのデータを使用して再構成される
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載のMRIスキャ
    ナ。
  9. 【請求項9】 前記再構成プロセッサ(72)は、異な
    る利得係数の影響を受けたエコーからのデータを使用し
    てイメージを再構成するように構成されることを特徴と
    する請求項6又は7に記載のMRIスキャナ。
  10. 【請求項10】 前記利得制御手段は、それぞれのエコ
    ーがそれを通じて処理される複数の並列チャネルであっ
    て、当該チャネルのそれぞれは、異なる利得係数を提供
    する、そのような並列チャネルと、 前記エコーに対する所望の利得係数に対応するチャネル
    が前記利得制御手段の出力として選択されるような使用
    において動作する選択プロセッサ(60)と、と有する
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のM
    RIスキャナ。
JP2001137943A 2000-03-30 2001-03-30 磁気共鳴イメージング Pending JP2002119492A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/538173 2000-03-30
US09/538,173 US6448770B1 (en) 2000-03-30 2000-03-30 Gain selection for magnetic resonance imaging and spectroscopy

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002119492A true JP2002119492A (ja) 2002-04-23

Family

ID=24145820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001137943A Pending JP2002119492A (ja) 2000-03-30 2001-03-30 磁気共鳴イメージング

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6448770B1 (ja)
EP (1) EP1139111A1 (ja)
JP (1) JP2002119492A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007504878A (ja) * 2003-09-10 2007-03-08 コニンクリユケ フィリップス エレクトロニクス エヌ.ブイ. ダイナミックゲインと無線受信コイルをもつ磁気共鳴画像受信回路
JP2007209658A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Univ Of Tsukuba 磁気共鳴撮像装置および撮像方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6724923B2 (en) * 2001-04-13 2004-04-20 Ge Medical Systems Global Technology Co., Llc Automatic coil selection of multi-receiver MR data using fast prescan data analysis
US6943548B1 (en) * 2001-06-22 2005-09-13 Fonar Corporation Adaptive dynamic range receiver for MRI
US6621433B1 (en) * 2001-06-22 2003-09-16 Fonar Corporation Adaptive dynamic range receiver for MRI
DE10148442C2 (de) * 2001-10-01 2003-07-24 Siemens Ag Übertragungsverfahren für ein Magnetresonanzsignal und hiermit korrespondierende Spulenanordnung, Erfassungsschaltung und Magnetresonanzsignalübertragungseinrichtung
US6977502B1 (en) 2002-11-04 2005-12-20 Fonar Corporation Configurable matrix receiver for MRI
JP3802891B2 (ja) * 2003-07-02 2006-07-26 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー ゲイン調節方法および磁気共鳴撮影装置
CN101023368B (zh) * 2004-09-16 2010-10-06 皇家飞利浦电子股份有限公司 具有动态范围控制的磁共振接收线圈
WO2006067679A2 (en) * 2004-12-21 2006-06-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Magnetic resonance imaging with multiple contrast
CN101568848A (zh) * 2006-12-22 2009-10-28 皇家飞利浦电子股份有限公司 磁共振信号的样本相关放大
CN101322647B (zh) * 2007-06-15 2010-09-29 Ge医疗系统环球技术有限公司 磁共振成像设备和射频发射增益设置方法
US9194830B2 (en) * 2011-03-16 2015-11-24 Baker Hughes Incorporated Correction for gain variation due to fast changing NMR sensor gain
DE102011077745B3 (de) * 2011-06-17 2012-12-13 Siemens Aktiengesellschaft Anordnung zur Umwandlung und Übertragung eines Magnetresonanz-Empfangssignals
CN104950271B (zh) * 2014-03-28 2018-05-18 西门子(深圳)磁共振有限公司 磁共振成像系统的接收机和磁共振成像系统
DE102014215899B3 (de) * 2014-08-11 2016-01-21 Siemens Aktiengesellschaft Erzeugung unterschiedlicher Magnetresonanz-Kontraste in einer Messung unter Verwendung unterschiedlicher k-Raum-Abtastungen
US10656222B2 (en) 2016-12-14 2020-05-19 Waveguide Corporation Variable gain amplification for linearization of NMR signals
DE102020214448A1 (de) * 2020-11-17 2022-05-19 Siemens Healthcare Gmbh Verfahren zu einer Aufnahme von MR-Daten

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60165951A (ja) * 1984-02-10 1985-08-29 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置
JPS622143A (ja) * 1985-06-28 1987-01-08 Yokogawa Electric Corp Nmr撮像装置の自動利得調整装置
NL8900205A (nl) 1989-01-27 1990-08-16 Koninkl Philips Electronics Nv Magnetisch resonantie-apparaat met selekteerbare voorversterker-instelling.
US5023552A (en) * 1989-01-27 1991-06-11 U.S. Philips Corp. Magnetic resonance device with a selectable gain signal amplifier
NL8902991A (nl) * 1989-12-05 1991-07-01 Philips Nv Mri inrichting met optimale instelling van de detektieketen en vergroot dynamisch bereik.
US5140268A (en) * 1990-06-15 1992-08-18 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Method and means for correcting RF amplifier distortion in magnetic resonance imaging
US5268640A (en) * 1992-04-02 1993-12-07 Toshiba America Mri, Inc. Method and apparatus for the formation of a plurality of NMR images, each having a different characteristic, of the same slice, in a single sequence
US5451876A (en) 1993-10-18 1995-09-19 General Electric Company MRI system with dynamic receiver gain
US6043659A (en) * 1997-10-31 2000-03-28 General Electric Company Magnetic resonance imaging system with non-linear preamplification

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007504878A (ja) * 2003-09-10 2007-03-08 コニンクリユケ フィリップス エレクトロニクス エヌ.ブイ. ダイナミックゲインと無線受信コイルをもつ磁気共鳴画像受信回路
JP2007209658A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Univ Of Tsukuba 磁気共鳴撮像装置および撮像方法
JP4581091B2 (ja) * 2006-02-13 2010-11-17 国立大学法人 筑波大学 磁気共鳴撮像装置および撮像方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1139111A1 (en) 2001-10-04
US6448770B1 (en) 2002-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5547800B2 (ja) 並列信号収集を利用したmr撮像
JP2002119492A (ja) 磁気共鳴イメージング
US6518760B2 (en) Magnetic resonance imaging method with sub-sampled acquisition
JP2003500134A (ja) サブサンプリングを伴なう磁気共鳴映像法
JP2005205206A (ja) 脂肪水分離磁気共鳴イメージング方法、及び定常自由歳差運動を用いたシステム
RU2702843C2 (ru) Спин-эхо мр-визуализация
EP3191862B1 (en) Zero echo time mr imaging
US7034532B1 (en) Driven equilibrium and fast-spin echo scanning
JPH08511716A (ja) 磁気共鳴画像化方法及び装置
US6255820B1 (en) Variable bandwidth MRI data collection
WO2015113870A1 (en) Zero echo time mr imaging with sampling of k-space center
EP3300519A1 (en) T2-weighted mr imaging with elimination of non-t2-weighted signal contributions
US7242190B1 (en) Driven equilibrium and fast-spin echo scanning
US7339375B1 (en) Driven equilibrium and fast-spin echo scanning
CN112384819A (zh) 具有水-脂肪分离的零回波时间mr成像
EP3966582B1 (en) Efficient self-refocusing zero echo time mr imaging
JP2000175882A (ja) Mrイメージング装置
JP2023552783A (ja) Dixon式水/脂肪分離MR撮像

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040226