JP2002118970A - 発電システム - Google Patents

発電システム

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JP2002118970A
JP2002118970A JP2000303924A JP2000303924A JP2002118970A JP 2002118970 A JP2002118970 A JP 2002118970A JP 2000303924 A JP2000303924 A JP 2000303924A JP 2000303924 A JP2000303924 A JP 2000303924A JP 2002118970 A JP2002118970 A JP 2002118970A
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JP
Japan
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power
load
generator
generation system
storage device
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JP2000303924A
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English (en)
Inventor
Tomoshi Tada
知史 多田
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷の短時間電力変動が発生しても、その電
力変動に対処することができ、発電機のシャットダウン
を未然に防止することにある。 【解決手段】 発電機1から出力される発電電力PG
より負荷2を駆動する発電システムにおいて、前記発電
機1と負荷2との間に接続された電力変換器3とその直
流側に接続された充放電可能な二次電池4とからなり、
前記負荷2の短時間電力変動を電力変換器3による二次
電池4の充放電により補償する電力貯蔵装置5を付設す
る。この電力貯蔵装置5を付設したことにより、負荷2
に短時間の電力変動が発生しても、その電力変動を電力
貯蔵装置5により補償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発電システムに関
し、例えば、自家発電機、燃料電池やマイクロガスター
ビン等の発電機から出力される発電電力により負荷を駆
動する発電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば、自家発電機、燃料電池
(FC)やマイクロガスタービン(MGT)等の発電機
1から出力される発電電力PGにより負荷2を駆動する
発電システムを示す。図3に例示した発電システムは、
商用の系統電源を有する電力系統と連系していないもの
である。このように電力系統と連系しない発電システム
では、発電機1の定格容量(電力)PGを負荷2の最大
容量(電力)PLよりも大きくしておく必要がある。こ
の発電システムでは、定常的に発電機1から出力される
一定の発電電力PGでもって負荷2を駆動するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4は、発
電機1から出力される一定の発電電力PGと、その発電
機1により駆動される負荷2の負荷電力PLを示すが、
定常時には、発電機1の容量が負荷2の最大容量よりも
大きく設定されているので、発電機1の容量に余裕があ
って非効率な運転となっている。
【0004】一方、発電機1により駆動される負荷2と
して、例えば、誘導発電機等のモータ負荷がある場合、
そのモータ起動時に過大な電力を生じる。つまり、モー
タ起動時などのように負荷2の投入時、図4に示すよう
にその負荷投入により短時間の電力変動(図4の斜線部
分A)が発生する。このような短時間の電力変動が発生
すると、発電機1から出力される発電電力PGが負荷2
における短時間の電力変動に追従することが困難であ
り、その結果、発電機1がシャットダウン(停止)して
しまうという問題があった。
【0005】そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提
案されたもので、その目的とするところは、負荷におけ
る短時間の電力変動が発生しても、その電力変動に対処
することができ、発電機のシャットダウンを未然に防止
し得る発電システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段として、本発明は、発電機から出力される
発電電力により負荷を駆動する発電システムにおいて、
前記発電機と負荷との間に接続された電力変換器とその
直流側に接続された充放電可能なエネルギー蓄積手段と
からなり、前記負荷の短時間電力変動を電力変換器によ
るエネルギー蓄積手段の充放電により補償する電力貯蔵
装置を付設したことを特徴とする(請求項1)。
【0007】この請求項1に記載した発明のように電力
貯蔵装置を付設すれば、負荷の短時間電力変動が発生し
ても、その短時間電力変動を電力貯蔵装置により補償す
る。つまり、電力変換器によるエネルギー蓄積手段の充
放電により電力貯蔵装置から出力される補償電力を負荷
における短時間の電力変動に充当する。これにより、発
電機の発電電力が負荷の電力変動に追従することができ
なくても、その発電機が電力変動によってシャットダウ
ンすることはない。
【0008】なお、前記電力貯蔵装置のエネルギー蓄積
手段としては、二次電池、直流コンデンサ又はフライホ
イールのうちから選択されたいずれか一つが望ましい
(請求項2)。また、前記発電機は、一定の発電電力を
出力する特性を有するものが使用可能となる(請求項
3)。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る発電システムの実施
形態を以下に詳述する。なお、図3および図4と同一部
分には同一参照符号を付す。
【0010】図1に示す実施形態は、例えば、自家発電
機、燃料電池(FC)やマイクロガスタービン(MG
T)等の発電機1から出力される発電電力PGにより負
荷2を駆動する発電システムを示す。なお、図1に例示
した発電システムは、商用の系統電源を有する電力系統
と連系していないものである。
【0011】この実施形態の発電システムは、発電機1
と負荷2との間に接続された電力変換器3と、その電力
変換器3の直流側に接続された充放電可能なエネルギー
蓄積手段である鉛電池などの二次電池4とで主回路を構
成した電力貯蔵装置5を具備する。
【0012】前記電力変換器3は、インバータ機能と整
流機能を有する双方向形交直変換器で、発電機1から出
力される発電電力PGを直流変換して二次電池4に充電
する整流運転と、二次電池4に充電された直流電力を交
流変換して補償電力PCを出力するインバータ運転とに
切り換え制御される。つまり、この電力変換器3の整流
運転により発電機1の発電電力PGを余剰電力として二
次電池4に充電し、その二次電池4に充電された直流電
力を電力変換器3のインバータ運転により補償電力PC
として出力する。
【0013】なお、電力変換器3による補償動作は、図
示しないが、計器用変圧器(VT)および変流器(C
T)により負荷電圧および負荷電流を検出し、その検出
信号に基づいて実行される。また、エネルギー蓄積手段
としては、前述した二次電池以外に、例えば直流コンデ
ンサやフライホイール等が使用可能である。
【0014】図2は、発電機1から出力される一定の発
電電力PGと、その発電機1により駆動される負荷2の
負荷電力PLと、電力貯蔵装置5から出力される補償電
力PCとを示すが、定常時には、発電機1の容量が負荷
2の最大容量よりも大きく設定されているので、発電機
1の容量に余裕がある状態で負荷2を駆動することがで
きる。
【0015】一方、発電機1により駆動される負荷2と
して、例えば、誘導発電機等のモータ負荷がある場合、
そのモータ起動時に過大な電力を生じる。つまり、モー
タ起動時などのように負荷2の投入時、図2に示すよう
にその負荷投入により短時間の電力変動が発生する(図
中のA部分)。
【0016】しかしながら、この実施形態の発電システ
ムでは、電力変換器3および二次電池4からなる電力貯
蔵装置5を付設したことにより、負荷電力PLに短時間
の電力変動が発生しても、その短時間の電力変動を電力
貯蔵装置5により補償する。
【0017】つまり、電力変換器3による二次電池4の
充放電により電力貯蔵装置5から出力される補償電力P
C(図2の斜線部分B)を負荷2における短時間の電力
変動(図2の斜線部分A)に充当する(なお、斜線部分
AとBの面積はほぼ同一である)。これにより、発電機
1の発電電力PGが負荷2の電力変動に追従することが
できなくても、その発電機1が電力変動によってシャッ
トダウンすることはない。
【0018】なお、図1に示す実施形態では、商用の系
統電源を有する電力系統と連系しない場合について説明
したが、本発明はこれに限定されることなく、商用の系
統電源を有する電力系統と連系した場合にも適用可能で
ある。電力系統と連系させる場合、負荷の短時間電力変
動を系統電源の出力電力により補償することができない
場合に好適である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、発電機から出力される
発電電力により負荷を駆動する発電システムにおいて、
前記発電機と負荷との間に接続された電力変換器とその
直流側に接続された充放電可能なエネルギー蓄積手段と
からなり、前記負荷の短時間電力変動を電力変換器によ
るエネルギー蓄積手段の充放電により補償する電力貯蔵
装置を付設したことにより、負荷における短時間の電力
変動が発生しても、その電力変動を電力貯蔵装置により
補償することができる。
【0020】つまり、電力変換器によるエネルギー蓄積
手段の充放電により電力貯蔵装置から出力される補償電
力を負荷の短時間電力変動に充当することにより、発電
機の発電電力がその電力変動に追従することができなく
ても、その発電機が負荷の電力変動によってシャットダ
ウンすることはなくなり、信頼性の高い発電システムを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発電システムの実施形態を示す回
路図である。
【図2】図1の実施形態の発電システムによる電力パタ
ーン例を示す特性図である。
【図3】発電システムの従来例を示す回路図である。
【図4】図3の発電システムによる電力パターン例を示
す特性図である。
【符号の説明】
1 発電機 2 負荷 3 電力変換器 4 エネルギー蓄積手段(二次電池) 5 電力貯蔵装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機から出力される発電電力により負
    荷を駆動する発電システムにおいて、前記発電機と負荷
    との間に接続された電力変換器とその直流側に接続され
    た充放電可能なエネルギー蓄積手段とからなり、前記負
    荷の短時間電力変動を前記電力変換器によるエネルギー
    蓄積手段の充放電により補償する電力貯蔵装置を付設し
    たことを特徴とする発電システム。
  2. 【請求項2】 前記電力貯蔵装置のエネルギー蓄積手段
    は、二次電池、直流コンデンサ又はフライホイールのう
    ちから選択されたいずれか一つであることを特徴とする
    請求項1に記載の発電システム。
  3. 【請求項3】 前記発電機は、一定の発電電力を出力す
    る特性を有するものであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の発電システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1858959B (zh) * 2006-05-22 2010-05-12 东北大学 微型燃气轮机的蓄电池控制装置及方法
JP2012095465A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Chugoku Electric Power Co Inc:The 系統電力安定化システム、系統電力安定化方法、及び充放電器
WO2014045737A1 (ja) * 2012-09-21 2014-03-27 ヤンマー株式会社 電力供給装置
US8692521B2 (en) 2010-10-28 2014-04-08 Rolls-Royce Plc Method and apparatus for controlling torque on the shaft of a generator

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