JP2002118835A - 電子画像配信サービスシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】事件の画像などをマスメディアが迅速に入手し
広く配信しやすくなる電子画像配信サービスシステムを
提供する。 【解決手段】パソコン１１から入力された画像データ
は、サーバー２１に、任意のパソコン（例えば１３）に
よる画像データの取得を禁止する状態で格納され、その
後、格納された画像データに応じた評価に関する情報が
入力された場合、サーバー２１は、評価に関する情報に
基づいて、任意の端末（例えば１３）からの画像データ
の取得を解禁（すなわち配信を開始）するので、画像デ
ータの提供者Ａは、入力した画像データに対して、サー
バー２１を管理するマスメディＣの審査部により正当な
評価を受けることができ、かかる場合には、評価に応じ
た対価を受けるようにすることで、多くの一般者から画
像データを取得することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電子画像配信サー
ビスシステム及び電子決済システムに関し、特に画像デ
ータを迅速に配信できる電子画像配信サービスシステム
に関する。

【０００２】

【従来の技術】マスメディア、特に新聞社、テレビ局、
雑誌社等は、ニュースの写真画像をいち早く入手して正
確に報道することが使命である。事件、事故、災害をは
じめとするニュースの現場に記者やカメラマンが駆けつ
けるには時間を要し、遠隔地では不可能な場合もある。
重大な情報であるにもかかわらず、報道に必要な的確な
画像が充分得られていないのが現状である。

【０００３】一方、一般者が自宅近くや外出先でかかる
現場に遭遇し、手持ちのカメラで撮影し、ニュースの写
真画像として提供する場合がある。写真カメラやビデオ
カメラの普及によって、そのような撮影の機会が増え、
かかる一般者の撮影した画像は貴重な記録となる得る。
すなわち、犯罪が起きた場合は犯人の捜索の手がかりに
なり得るし、事故や災害の場合はその原因の究明に役立
つ可能性があるからである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記者や
カメラマン以外の一般者からの写真画像提供について
は、例えば事件現場を撮影したフィルムなどを新聞社に
託送することなどで行われる場合もあるが、あまり多い
とはいえない。このような一般者からの提供が少ない一
つの理由には、写真画像を提供したことに対する利益が
不透明であるということがあると考えられる。すなわち
現状では、事件に関する画像を入手する上でマスメディ
アは、一般者の善意や好意に頼らざるを得ず、それ故貴
重な写真画像が埋没している可能性を否定できない。

【０００５】又、事件などに関する画像は、視聴者に迅
速に提供されることが必要となり、かかる画像の価値は
時間と共に減少する。そこで、画像を広く集めることも
さることながら、これを迅速に配信するにはどうすべき
かという問題もある。

【０００６】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、事件の画像などをマスメディア
が迅速に入手し広く配信しやすくなる電子画像配信サー
ビスシステムを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の電子画像配信サ
ービスシステムは、画像データを格納可能なサーバー
と、前記サーバーにネットワークを介して接続された複
数の端末とを有する電子画像配信サービスシステムであ
って、前記端末から入力された画像データは、前記サー
バーに、任意の前記端末による前記画像データの取得を
禁止する状態で格納され、その後、格納された前記画像
データに応じた評価に関する情報が入力された場合、前
記サーバーは、前記評価に関する情報に基づいて、任意
の前記端末による前記画像データの取得を許可すること
を特徴とする。

【０００８】

【作用】本発明の電子画像配信サービスシステムは、画
像データを格納可能なサーバーと、前記サーバーにネッ
トワークを介して接続された複数の端末とを有する電子
画像配信サービスシステムであって、前記端末から入力
された画像データは、前記サーバーに、任意の前記端末
による前記画像データの取得を禁止する状態で格納さ
れ、その後、格納された前記画像データに応じた評価に
関する情報が入力された場合、前記サーバーは、前記評
価に関する情報に基づいて、任意の前記端末による前記
画像データの取得を許可（すなわち配信を開始）するの
で、画像データの提供者は、入力した画像データに対し
て、例えば前記サーバーを管理するマスメディアや公の
審査機関により正当な評価を受けることができ、かかる
場合には、評価に応じた対価を受け取れるようにするこ
ともでき、それにより多くの一般者から画像データを取
得することが可能となる。又、入力された画像データが
閲覧に供する価値なしという評価が得られた場合、かか
る評価に関する情報が入力されれば、前記サーバーが、
任意の前記端末からの前記画像データの取得を禁止し続
けるため、公衆が望まない画像の閲覧が抑制される。

【０００９】更に、前記サーバーは、前記端末から画像
データが入力されたことに応じて固有の識別情報を発行
し、前記端末に供給するようになっていれば、前記識別
情報により前記画像データを特定できることから、例え
ば前記サーバーが任意の端末による画像データの取得を
禁止していても、画像データの入力者は、前記識別情報
を入力することによって、自身が入力した画像データの
み取得することは可能となる。

【００１０】又、前記サーバーは、同一画像に対応して
データ量の小さなサムネール画像データと、データ量の
大きなフルサイズ画像データとを格納し、前記サムネー
ル画像データは、任意の前記端末に供給されるが、前記
フルサイズ画像データは、所定の情報が入力された端末
にのみ供給されるようにすれば、例えばマスメディアと
契約して所定の情報を発行された端末或いは特定人のみ
が、フルサイズ画像データを取得し画像を閲覧できるこ
ととなり便利である。ただし、すべての一般人が、無条
件でフルサイズ画像データを取得できるようにしてもよ
い。大事件が勃発したような場合、いち早く事実を伝え
るためである。

【００１１】更に、前記サーバーから前記端末に対して
前記評価に関する情報が提供されると、画像データを入
力した者が、前記端末を介して、その画像データについ
ての評価を得ることができるので好ましい。

【００１２】又、前記評価に関する情報の提供に応答し
て、前記画像データの取得の禁止を所望することに関す
る情報が入力されたとき、前記サーバーは、前記画像デ
ータの取得の禁止を継続すれば、画像データを入力した
者が、前記評価は不当であると判断した場合などに、そ
の画像データについての配信を禁止する権限を与えるこ
とで、その者の保護を図ることができる。

【００１３】更に、前記画像データの取得の禁止の継続
は、前記画像データの取得の禁止を所望することに関す
る情報が前記サーバーにより取得された後に、対応する
画像データを消去することにより行われると、画像デー
タを入力した者が配信を望まない画像データについて
は、永久に配信できなくなるので好ましい。

【００１４】尚、前記画像データは複製防止処理がなさ
れていると、不正な複製が禁止されるので好ましい。こ
のような複製防止処理としては、電子透かし処理などが
考えられるが、これに限られない。

【００１５】ここでいう「ネットワーク」とは、コンピ
ュータ・システム、端未、データ通信設備を相互に接続
したものをいい、例えばコンビニエンスストアなどにお
いて利用されているＰＯＳシステムを含む。接続は専用
回線、公衆回線のような有線で接続されていても良い
し、通信衛星などを通じて無線で接続されていてもよい
し、それらの複合形態で接続されていても良い。いわゆ
るインターネットなどもネットワークに含まれる。又、
「画像データを取得する」とは、画像データを相手が送
信することや、自分がダウンロードすることなどを含
む。

【００１６】また、端末としては、パソコンは勿論、ネ
ットワークとの通信機能を有するデジタルスチルカメ
ラ、デジタルビデオカメラの他、携帯電話、ＰＤＡなど
の情報機器も含む。又、端末の設置場所としては、自宅
や職場の他、コンビニエンスストアや証明写真撮影ボッ
クスなども考えられ、かかる端末には、デジタルスチル
カメラなどの撮像装置と接続可能なＵＳＢ端子などを設
置することで、それを介して撮像装置から画像データを
入力することが可能となる。

【００１７】 〔発明の詳細な説明〕以下、本発明の実施の形態につ
き、図面を参照して説明する。図１は、第１の実施の形
態にかかる画像配信サービスシステムを示す概略図であ
る。以下に述べる画像配信サービスとは、本画像配信サ
ービスシステムを利用して画像を提供するサービスをい
う。

【００１８】図１において、一般者Ａ、Ｂの自宅に配置
された端末であるパソコン１１，１３、またコンビニエ
ンスストアＳに設置された端末であるパソコン１２は、
ネットワークであるインターネットＮを介して、マスメ
ディア（新聞社、テレビ局、雑誌社等）Ｃの管理するサ
ーバー２１に接続されている。

【００１９】次に、本画像配信サービスについて説明す
る。一般者Ａは、事件などの画像をデジタルスチルカメ
ラ１１ａで撮像した場合には、その画像データをパソコ
ン１１に入力し、インスタントカメラで撮影した場合に
は、その画像をスキャナ１１ｂで画像データに変換した
後、パソコン１１に入力することができる。更に、一般
者Ａは、パソコン１１からインターネットＮを介してサ
ーバー２１にアクセスし、サムネール画像に対応する画
像データを、サーバー２１の原則的に閲覧不能な投稿画
像募集ホームページに書き込むようにする。このとき、
サムネール画像にかかる画像データを書き込むようにす
ると、通信時間を短縮できるので好ましい。サーバー２
１は、画像データの書き込みに応答して、固有の識別情
報を、パソコン１１に対して送信する。

【００２０】かかる画像データに基づく画像が閲覧に値
するものか否か、また閲覧に値するものであるとした場
合いかなる価値を有するものかの評価が、マスメディア
Ｃの審査部（公の審査機関でも良い）でなされる。その
後、かかる評価に関する情報が、サーバー２１（或いは
別な端末）から入力され、パソコン１１に送信される。
尚、評価に関する情報には、例えば画像提供の対価の額
などが含まれていて良い。

【００２１】パソコン１１のディスプレイでかかる評価
を確認した一般者Ａは、評価が妥当だと判断すれば、画
像閲覧を許可する情報（相当の対価と引き替えに画像に
かかる所有権を一般者ＡからマスメディアＣに譲渡する
旨の契約に電子的にサインするオンラインサインアップ
などを含むと好ましい）をパソコン１１を介して入力
し、フルサイズ画像にかかる画像データと共にサーバー
２１に送信する。これに応じて、サーバー２１はフルサ
イズ画像にかかる画像データを記憶し、任意の端末から
アクセス可能な閲覧専用ホームページにおいて、サムネ
ール画像を掲載する。従って、この時点で、初めてサム
ネール画像が閲覧に供されることとなる。尚、このとき
サムネール画像が一般者Ａが撮影したものであるという
ことを記すため、サムネール画像に加えて一般者Ａの氏
名や、それに変わる識別記号などを添付するようにして
も良い。

【００２２】一般者Ｂは、パソコン１３から、サーバー
２１にアクセスし、閲覧専用ホームページで、一般者Ａ
の撮像したサムネール画像を閲覧することができる。
尚、サムネール画像をクリックすれば、それに応じて、
パソコン１３はその画像にかかるフルサイズ画像の画像
データをダウンロードして、かかるフルサイズの画像を
閲覧することもできるが、この場合には、例えば予め定
期購読などの契約を取り交わすことにより入手できるパ
スワードなど所定の情報の入力を条件とできる。あるい
は、フルサイズ画像データのダウンロードに応じて、マ
スメディアＣ側に所定の料金を支払うことを条件として
も良い。本システムによれば、一般者の画像提供意欲を
喚起することができ、貴重な画像を集めることが可能と
なる。

【００２３】一方、マスメディアＣの審査部が、公序良
俗に反しないこと、個人情報の侵害にならないことな
ど、報道写真の法的、良識的な判断に照らし、入力され
た画像データにかかる画像は閲覧に供すべきものではな
いと判断した場合には、サーバー２１に閲覧禁止情報を
入力する。又、パソコン１１のディスプレイでかかる評
価を確認した一般者Ａが、評価が不当だと判断した場
合、画像を閲覧に供することを所望しない旨の情報をパ
ソコン１１を介して入力する。これらの場合、サーバー
２１は、投稿画像用のホームページにサムネール画像を
掲載せず、すなわち閲覧の禁止が継続される。閲覧を禁
止された画像にかかる画像データは、直ちに或いは一定
期間後に消去されると、サーバー２１の記憶容量が小さ
くて足りるので好ましい。

【００２４】又、審査部により閲覧が不適当と判断され
た場合、画像データを入力した一般者Ａに対して、その
旨の通知と理由付けがなされることが好ましい。同一の
一般者Ａからの不適当な写真画像の連続的な投稿は、一
定の回数に対して警告が発せられ、さらにそれに従わな
い場合は、受け付け停止の措置がなされると好ましい。
投稿の回数が多くなるにつれて、マスメディアＣと一般
者Ａとの間で自然淘汰が行われ、信頼関係が形成される
ことになる。

【００２５】尚、画像データの入力は、コンビニエンス
ストアＳに設置されたスキャナ１２ａ、カラーＦＡＸ１
２ｂ、デジタルスチルカメラと接続可能なインタフェー
スであるＵＳＢ端子などを介してパソコン１２から行っ
ても良いし、町中に設置された証明写真撮影用ボックス
にＵＳＢ端子などを設けて、ここに取り込んだ画像を、
インターネットＮを介してサーバー２１に送信しても良
い。

【００２６】又、画像データの送信先は、マスメディア
に管理されたサーバー２１に限らず、例えば仲介業者Ｄ
が管理するサーバー３１であっても良い。この場合の形
態を図面を参照して説明する。

【００２７】図２は、仲介業者が介入した場合における
電子画像配信サービスシステムを説明するための図であ
る。一般投稿者は、仲介業者が開設したホームページ
に、画像データを投稿する。これを見た複数のマスメデ
ィアＡ、Ｂ、Ｃ・・・は、画像データにかかる画像を審
査し、自社で購入すべきものか否か判断する。購入すべ
きと判断したときは、仲介業者に代金を支払い、その一
部は手数料として仲介業者が取得し、残りは画像データ
を提供した一般者に支払われるようになっている。尚、
投稿された画像データについて、マスメディア間でオー
クションを行うようにしても良い。

【００２８】上述した実施の形態では、特に、突発的な
ものとしての事件、事故、災害に関する画像を一般者か
ら集めようとするものである。これらは事前に予測し得
ない事象であるので、特に一般者の遭遇に依存する比率
が高いものである。

【００２９】自然現象として興味深いものには、日食、
月食、流星、彗星などの天体写真、初日の出、蜃気楼、
初雪、紅葉、渡り鳥、ダイヤモンドダスト、富士山の笠
雲、諏訪湖の神渡り、滝の氷結、珍しい動植物など、事
前に予測される季節の移り変わりなどがあるが、事前に
予測し得ない自然界の偶然によるシーンは、投稿画像の
方が捕獲できる可能性が高い。特に天体写真関係では、
その撮影には高度な技術や知識を要し、報道関係者より
もむしろアマチュア天文写真家の撮影に頼る方が好まし
い。

【００３０】自然現象の中でも特異的なものについて
は、発現するタイミングは様々な条件の組み合わせによ
るものであり、発現日時や場所については予め予測でき
ないことから、報道関係者や他地域のアマチュアカメラ
マンよりも、むしろその地域に在住する一般者の方の撮
影に頼るのが好ましい。

【００３１】一方、事前に予定されているイベントとし
て、自然現象、各種お祭り、行事、スポーツ大会、集
会、パレードなどがあり、かかるイベントの撮影には、
任意の投稿に頼らず、事前契約を前提に、プロカメラマ
ンなどにイベントの写真撮影を依頼することが、高画質
な画像を得られるので効果的である。この場合、事前契
約に基づき、撮った画像にかかる画像データをインター
ネットＮを介してサーバーに送信することで、電子決済
により直ちに報酬の支払いが行われるようにしても良
い。

【００３２】尚、投稿画像を撮影するカメラとしては、
何ら制限されるものではないが、即時性を要求される場
合は、通常の写真フィルムを用いるカメラよりもむし
ろ、撮影後すぐに送信できるデジタルカメラが好まし
い。更に、撮影機能付き携帯電話は、いつも持ち歩ける
し、撮影したその場からすぐに送信できるので、特に好
ましい。また、インスタントカメラの場合は、その場で
得られたプリントをコンビニエンスストアＳ（図１）の
スキャナ１２ａで読み込み、パソコン１２を介して送信
できるので好ましい。

【００３３】サーバー２１へのアクセスにおいては、必
要に応じて指定されたＩＤコードやパスワードを設定す
ることもできる。

【００３４】本実施の形態によれば、インターネットを
介して投稿された画像がホームページに掲示されるの
で、１つの対象に複数の一般者からの写真画像の投稿が
あると、お互いにどの写真画像が報道写真としてより的
確でわかりやすく、かつ訴える力があるかについて研鑚
でき、報道写真の質の向上につなげることが出来る。

【００３５】又、本実施の形態によれば、一般者にも簡
便で自由に報道写真を投稿できる機会が与えられ、かつ
優れたものは評価されることから、撮影意欲が向上し、
報道写真への参画意識が高まることが期待できるだけで
なく、そこから得られる写真画像は貴重な資産となり、
ひいては写真業界の発展、写真文化の発展につながるこ
とになる。

【００３６】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。

【００３７】

【発明の効果】本発明によれば、事件の画像などをマス
メディアが迅速に入手し広く配信しやすくなる電子画像
配信サービスシステムを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施の形態にかかる電子画像配信サービスシ
ステムを示す概略図である。

【図２】仲介業者が介入した場合における電子画像配信
サービスシステムを説明するための図である。

【符号の説明】

１１〜１３ パソコン ２１，３１ サーバー Ｎ インターネット

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像データを格納可能なサーバーと、前
   記サーバーにネットワークを介して接続された複数の端
   末とを有する電子画像配信サービスシステムであって、 前記端末から入力された画像データは、前記サーバー
   に、任意の前記端末による前記画像データの取得を禁止
   する状態で格納され、 その後、格納された前記画像データに応じた評価に関す
   る情報が入力された場合、前記サーバーは、前記評価に
   関する情報に基づいて、任意の前記端末による前記画像
   データの取得を許可することを特徴とする電子画像配信
   サービスシステム。
2. 【請求項２】 前記サーバーは、前記端末から画像デー
   タが入力されたことに応じて固有の識別情報を発行し、
   前記端末に供給することを特徴とする請求項１に記載の
   電子画像配信サービスシステム。
3. 【請求項３】 前記サーバーは、同一画像に対応してデ
   ータ量の小さなサムネール画像データと、データ量の大
   きなフルサイズ画像データとを格納し、前記サムネール
   画像データは、任意の前記端末に供給されるが、前記フ
   ルサイズ画像データは、所定の情報が入力された端末に
   のみ供給されることを特徴とする請求項１又は２に記載
   の電子画像配信サービスシステム。
4. 【請求項４】 前記サーバーから前記端末に対して前記
   評価に関する情報が提供されることを特徴とする請求項
   １乃至３のいずれかに記載の電子画像配信サービスシス
   テム。
5. 【請求項５】 前記評価に関する情報の提供に応答し
   て、前記画像データの取得の禁止を所望することに関す
   る情報が入力されたとき、前記サーバーは、前記画像デ
   ータの取得の禁止を継続することを特徴とする請求項４
   に記載の電子画像配信サービスシステム。
6. 【請求項６】 前記画像データの取得の禁止の継続は、
   前記画像データの取得の禁止を所望することに関する情
   報が前記サーバーにより取得された後に、対応する画像
   データを消去することにより行われることを特徴とする
   請求項５に記載の電子画像配信サービスシステム。
7. 【請求項７】 前記画像データは複製防止処理がなされ
   ていることを特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記
   載の電子画像配信サービスシステム。