JP2002118566A - サーバ化された機器の同期化によるネットワーク構成方法、遠隔操作方法及びソリューション - Google Patents

サーバ化された機器の同期化によるネットワーク構成方法、遠隔操作方法及びソリューション

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JP2002118566A
JP2002118566A JP2000307101A JP2000307101A JP2002118566A JP 2002118566 A JP2002118566 A JP 2002118566A JP 2000307101 A JP2000307101 A JP 2000307101A JP 2000307101 A JP2000307101 A JP 2000307101A JP 2002118566 A JP2002118566 A JP 2002118566A
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史郎 本間
Tetsuya Isobe
徹也 礒部
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Abstract

(57)【要約】 【 課題 】本発明の目的は、単体のサーバマシンに依存
しないネットワークを家庭内に構築することで、より安
全、確実かつ効率的な家庭内ネットワークを実現し、各
製品に独立したインターフェースを設けることで、各家
電製品の機能を簡易に利用可能な遠隔操作方法を提供す
ることにある。 【 解決手段 】上記課題を解決するため、各々が固有の
IPアドレスと記録装置、及びTCP/IPを用いイン
ターネットに接続しうる機能を持つ機器と、サーバ家電
を家庭内で論理的に閉じたネットワークとして同期化す
る方法と、家電同期及び機器の運用を行なうアプリケー
ションと、家電同期されたネットワークに外部より信号
を送受信するサーバと、統括サーバ及び家電同期を連携
させたソリューションとを発明した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、IPアドレスを
持ち、インターネットサーバとして稼働する機器同士の
ネットワーク構成方法及び遠隔操作方法であり、特にイ
ンターネット・プロトコル・バージョン6(IPv6)
を用いたインターネットサーバを製品に組み込んだ家電
製品のネットワーク構成及び遠隔操作法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭内の機器をネットワーク化す
る方法としては、家庭内にサーバマシンを導入し、この
サーバマシンを介して各機器を無線あるいは有線の構内
通信網(ローカル・エリア・ネットワーク。以下、LA
N)で接続し、サーバマシンで集中制御を行なうという
方式(例えば、特開平10-285197)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
式はクライアント・サーバ・システム(以下、CSS)
の延長に過ぎないため、次に示すような問題があった。
【0004】第一の問題として、調理時の湯気、喫煙、
騒音、衝撃等、オフィスと比較し環境の変化の激しい家
庭においては機器の故障の割合が高いため、サーバマシ
ンに障害が発生した段階でネットワークの全てが失われ
るCSSは不向きである。
【0005】第二の問題として、CSSにおけるクライ
アントは、サーバに対して要求を出すことで希望するデ
ータを取得するが、自分自身ではデータを配信できない
ため、家電製品別の機能をネットワーク上のインターフ
ェース(例えば、WWWの送信フォームを操作盤に見立
てたインターフェース等)遠隔操作を試みる際、サーバ
マシンに対しインターフェースをインストールする必要
があり、家庭用としては不便である。
【0006】本発明の目的は、単体のサーバマシンに依
存しないネットワークを家庭内に構築することで、より
安全、確実かつ効率的な家庭内ネットワークを実現し、
各製品に独立したインターフェースを設けることで、各
家電製品の機能を簡易に利用可能な遠隔操作方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、各々が固有のIPアドレスと記録装置、及びTCP
/IPを用いインターネットに接続しうる機能を持つ機
器(以下、サーバ家電)と、サーバ家電を家庭内で論理
的に閉じたネットワークとして同期化する方法(以下、
家電同期)と、家電同期及び機器の運用を行なうアプリ
ケーション(以下、本件アプリケーション)と、家電同
期されたネットワークに外部より信号を送受信するサー
バ(以下、統括サーバ)と、統括サーバ及び家電同期を
連携させたソリューションとを発明した。
【0008】サーバ家電は互いにサーバとして対等の接
続を果たすため、仮にサーバ家電の一台に障害が発生し
た場合でも、ネットワーク全体が停止することがない。
【0009】サーバ家電は各々が独自のWEBベースの
インターフェースを提供するため、たとえ独自の機能を
持つ製品であっても、インターフェースの全てが利用可
能となる。
【0010】サーバ家電は家電同期によって論理的に閉
じたネットワークを形成するため、外部からの不正な操
作を防止できる。
【0011】サーバ家電はインターネットサーバとして
の機能を有するため、データ受信を契機に他サーバへの
信号配信が可能であり、サーバ間の情報の連携を自動的
に行なうことができる。
【0012】サーバ家電は家電同期により形成された論
理的に閉じたネットワーク以外に、独自の経路にて特定
の外部サーバ(すなわち、統括サーバ)に接続する機能
を持つため、企業や団体による個々のネットワークへの
自動化されたサービスを行うことができる。
【発明の実施の形態】
【0013】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明するが、本発明はこの実施の形態に限定されな
い。
【0014】図1は本発明における接続構成を示す概念
図である。1Aはサーバ家電であり、本件アプリケーシ
ョン1B、記録装置1C、入力装置1D、画面表示装置
1E、インターネット接続部1F、インターネットブラ
ウザ(以下、ブラウザ)1Gを実装する。1Cは記録装
置であり、本件アプリケーション1Bの要求に応じ特定
の情報を書き込み/読み出しする。1Dは入力装置であ
り、利用者の命令を関知し本件アプリケーション1Bに
通知する。1Eは画面表示装置であり、サーバ家電1A
自身の提供する情報及びブラウザ1Gの内容を表示す
る。1Fはインターネット接続部であり、無線回線を通
じてインターネットに接続される。1Gはブラウザであ
り、サーバ家電1A自身又は他サーバより提供される信
号を視覚的な情報として画面表示装置1Eに出力する。
1Hはサーバ家電1A自身を制御する入力装置(以下、
本体スイッチ)であり、サーバ家電1A自身の電源管理
や時刻設定等を行なう。1Iは別のサーバ家電(以下、
他サーバ家電)であり、1Aと同様本件アプリケーショ
ン1B、記録装置1C、入力装置1D、画面表示装置1
E、インターネット接続部1F、ブラウザ1G、本体ス
イッチ1Hを持つ。さらにサーバ家電1Aと他サーバ家
電1Iの本件アプリケーション1Bは、各々がIPアド
レスを持ち、各々のインターネット接続部1Fを通じ常
時接続を果たしており、同時に特定IPアドレス以外の
アクセスを制限する機能(例えば、周知の技術であるht
taccess等)を持つ。1Iは家電ID番号、1Jはパス
ワードであり、論理的に閉じたネットワークを形成する
ための識別子として機能する。1Lは統括サーバであ
り、サーバ家電同士で形成される論理的に閉じたネット
ワーク同士及び他の任意のサーバにアクセスする手段を
持つ。
【0015】上記実施の形態の動作について説明する。
まず利用者はサーバ家電1Aを入手する。サーバ家電1
Aは独自のIPアドレスを持ち、TCP/IP回線を用
いることで、他の複数のサーバ家電と即時的な連携を果
たすものであるため、第三者の不正な利用を防止するた
めの認証を行なう必要がある。
【0016】利用者は初めてサーバ家電1Aを使用する
とき、本件アプリケーション1Bの指示に従い、家庭I
D番号1J及びパスワード1Kを設定する。この情報は
本件アプリケーション1Bにより記録装置1Cに書き込
まれる。同時に、インターネットを経由した本件アプリ
ケーション1Bへの接続は、家庭ID番号1J及びパス
ワード1Kを伴うアクセスのみを許可するようにする。
【0017】サーバ家電1A自体の利用は、本体スイッ
チ1Hを用いて行なう。本実施形態では、処理の流れを
明確にするため本体スイッチ1Hは入力装置1Dと別に
しているが、本件アプリケーション1Bにより処理を切
り替えることで同じ装置を使用しても構わない。
【0018】サーバ家電1Aが複数台稼働している場
合、各サーバ家電1Aの記録装置1Cには、後述する家
電同期処理によって全てのサーバ家電1AのIPアドレ
スが記入される。サーバ家電1Aは、記載されたIPア
ドレス全てに対し接続を絶えず監視し、いずれかのサー
バ家電1Aに障害が起こった際には全てのサーバ家電に
対し、障害状況を記録し、警告文を画面表示装置1Eに
表示する。
【0019】次に家電同期処理の手順について説明す
る。利用者が新たに、他サーバ家電1Iを入手する。利
用者は他サーバ家電1Iに、家庭ID番号1J、パスワ
ード1K及びサーバ家電1AのIPアドレスを入力す
る。この時サーバ家電1Aが複数台稼働していたとして
も、入力するIPアドレスは任意の一台のものでよい。
これによりサーバ家電1Iの認証機能は、サーバ家電1
AのIPアドレスだけを受け入れるよう設定が変更され
る。次にサーバ家電1Aは他サーバ家電1Iに対しアク
セスを試みる。サーバ家電1Iはアクセスを関知すると
認証機能が働き、サーバ家電1Aでなければ接続を拒否
する。サーバ家電1Aであればアクセスを受け入れる。
【0020】サーバ家電1Aの本件アプリケーション
は、他サーバ家電1Iの記録装置に記された家庭ID番
号1Jおよびパスワード1Kを、サーバ家電1A自身の
家庭ID番号1Jおよびパスワード1Kと比較する。比
較の結果等しい家庭ID番号及びパスワードであれば、
サーバ家電1Aと他サーバ家電1Iは同じ家庭に所属す
る家電と見なされる。他サーバ家電1Iはサーバ家電1
Aに限りアクセスを許可した状態にあるため、サーバ家
電1Aの本件アプリケーション1Bは、他サーバ家電1
Iの持つサーバ環境変数よりIPアドレスを取得する。
取得した他サーバ家電1IのIPアドレスをサーバ家電
1Aの記録装置1Cに記述し、同時に他サーバ家電1I
をアクセス制限解除する。
【0021】引き続きサーバ家電1Aは、今現在この家
庭にある家電(すなわち、サーバ家電1Aの記録装置1
C記載の全てのIPアドレス)の一覧を、他サーバ家電
1Iを含めた全てのサーバ家電に対し通知する。一覧表
を受けた他サーバ家電1Iはそれを受け、他サーバ家電
1I自身の記録装置に一覧表を記録し、記載されている
IPアドレス全てに対しアクセス制限を解除する。この
作業は、サーバ家電が複数台存在した場合に全サーバ家
電を同期させるための処理である。この結果、全てのサ
ーバ家電は論理的に閉じた構成を持つことになり、この
作業をもって家電同期処理は完了する。
【0022】統括サーバ1Lの働きについて説明する。
全てのサーバ家電1Aには、家電同期とは別に複数の統
括サーバのIPアドレスを記録することができる(サー
バ家電製品の製造時に、製造者の統括サーバ1Lを登録
するとよい)。統括サーバは、あたかもサーバ家電1A
と家電同期されたかのように、本件アプリケーション1
Bに対してアクセスする機能を持つ。これは一種の家電
同期であるが、次の点で異なる。
【0023】統括サーバ1Lは同期されたサーバ家電の
一覧表を持たない。これは統括サーバ1L自身による家
電同期ネットワーク全体への干渉を避けるためであり、
その理由は複数の家電同期ネットワーク同士を同期させ
てしまう危険を避けることにある。逆に家電同期ネット
ワークは、統括サーバ1LのIPアドレスを一覧表とし
て共有しない。これは特定家電製品における統括サーバ
上でIPアドレス管理の事故があり、悪意あるアクセス
が試みられた場合でも、他のサーバ家電に対する影響を
最小限に留めるためである。
【0024】さらに、利用者は特定のIPアドレスをサ
ーバ家電1Aに入力することで、その家電に他の統括サ
ーバを追加できる。これは、特定の団体が種々の家電製
品と連動したサービスを主催するための機能である。な
お統括サーバ追加は、IPアドレス入力時点に行うので
はなく、前もって追加する統括サーバに対し製品名や種
別(掃除機、洗濯機等)を送信することで、サーバ家電
1Aがこの統括サーバの期待する製品であるかどうかを
検知してから行うと良い。また、悪意ある人物の運営す
るIPアドレスを誤って登録することを避けるため、正
当な統括サーバのIPアドレス群を管理するデータベー
スを別に設け、利用者が任意のサーバ家電に統括サーバ
を追加する際は、必ずこのデータベースを参照し、記載
された(すなわち、正当な)統括サーバのみ登録するよ
うにすればより望ましい。
【0025】次に、サーバ家電1Aより他サーバ家電1
Iを制御する手順について説明する。サーバ家電1Aの
ブラウザ1Gを起動すると、本件アプリケーション1B
は記録装置1Cより、家電同期済みの全てのサーバ家電
1Aの一覧を取得し、画面表示装置1E上に表示する。
言うまでもなく、この一覧表には家電同期済みの他サー
バ家電1Iも表示されている。ここで利用者は他サーバ
家電1Iを選択する。
【0026】本件アプリケーション1Bは、TCP/I
P接続を利用し、指定されたIPアドレス即ち他サーバ
家電1Iの本件アプリケーション1Bの提供するインタ
ーフェース画面へ接続を果たす。このインターフェース
画面は汎用的なマークアップ言語(例えば、HTML)
で作成されており、本件アプリケーションの機能の一部
をCGIとして利用するためのフォーム機能を持つ。
【0027】ブラウザ1Gに表示されたインターフェー
ス画面には、他サーバ家電1Iの状況と、他サーバ家電
1Iに対するあらゆる操作が提供されている。利用者は
入力装置1Dを利用し、他サーバ家電1Iへの操作を選
択する。
【0028】選択結果はCGIを利用し他サーバ家電1
Iの本件アプリケーション1Bに送信され、他サーバ家
電1Iをその都度動作させる。これにより、他サーバ家
電1Iの遠隔操作を果たす。送信のする命令の書式は各
製品間で統一させると良いが、その際は汎用的かつ独自
機能が盛り込める書式(例えば、特願2000-281098)が
望ましい。
【0029】
【発明の実施例】以下に、本発明における実施の形態を
具体的に例示する。なお、これはあくまでも一例であ
り、本発明はこの例示に限定されない。
【0030】図2は本発明における遠隔操作の実例を示
す図である。2Aは「ホームリモコン」なるサーバ家電
であり、画面表示装置とブラウザを兼ねた液晶パネル2
B及び入力装置と本体スイッチを兼ねたタッチパネル2
Cを持つ。ホームリモコン2A内部には、本件アプリケ
ーション2Dが実装されており、図示されない無線回線
を利用してインターネットに接続する。本件アプリケー
ションは16キロバイト程度の容量を持つ記録装置2E
を実装し、他のサーバ家電全てのIPアドレス及びユー
ザー認証に必要な家庭ID番号及びパスワードを記憶す
る。
【0031】2Fはサーバ家電「冷蔵庫」である。冷蔵
庫2Fには、画面表示装置2G及び本体スイッチ2Hの
みを実装し、ブラウザや入力装置は存在しない。この理
由は、冷蔵庫のメーカーが「他のサーバ家電の制御をこ
の冷蔵庫を使って行なうことはないであろう」と判断し
製品化したという一例に過ぎず、実際には勿論全ての機
能を実装しても構わない。ただしいかなる場合であろう
とも、サーバ家電たる最低条件として本件アプリケーシ
ョン2Iは実装しなければならない。なおこの冷蔵庫
は、図示されない水タンクに水道水を入れておくと、自
動的に製氷機構が働き、冷凍庫に蓄積されると言う機能
を持つ。
【0032】利用者は、外出先からホームリモコン2A
を使い、冷蔵庫2Fの製氷機構の速度を上げようと試み
る。ホームリモコン2Aの登録家電一覧を起動させる
と、本件アプリケーション2Dは利用者がこれまでに家
電同期を行った製品全てを記録装置2Eから検出し、一
覧表として液晶パネル2B上に表示する。
【0033】利用者が一覧表のより「冷蔵庫」を選択す
ると、本件アプリケーション2Dは冷蔵庫2FのIPア
ドレス(すなわち冷蔵庫2Fの本件アプリケーション2
I)に対し接続を試み、接続完了と同時に冷蔵庫2Eの
提供するWEBページを冷蔵庫2Eのインターフェース
として表示する。
【0034】利用者が提供されたインターフェースより
「急速製氷」を選択すると、フォームデータとして冷蔵
庫2Fの本件アプリケーション2Iに送られる。
【0035】冷蔵庫2Fの本件アプリケーション2Iは
指示を受け、製氷機構に対し急速製氷の指示を出す。引
き続きホームリモコン2Aの本件アプリケーション2D
に「無事終了」の旨を通知する。
【0036】ホームリモコン2Aの本件アプリケーショ
ン2Dは冷蔵庫2Fの通知を受け、液晶パネル2B上に
「冷蔵庫を急速製氷モードにしました」と表示し、処理
を終える。
【0037】図3は本発明における家電同期の実例を示
す図である。3Aは携帯電話であり、自身のIPアドレ
ス3B「255.255.255.1」及び本件アプリケーション3
C及び表示装置を兼ねたブラウザ3Dが既に組み込み済
みである。また記録装置3Eを内蔵しており、既に利用
者の所持するビデオデッキ3F、浴槽ボイラー3G等、
複数のサーバ家電が家電同期済みである。3Hは、利用
者が新たに購入したサーバ家電「炊飯器」である。な
お、利用者の家庭ID番号3Iは「3210」、パスワード
3Jは「SAITO」であり、炊飯器3HのIPアドレス3
Kは、「255.255.255.0」と仮定する。
【0038】利用者は炊飯器3Hを家電同期する。炊飯
器3Hの電源を入れたのち、家庭ID番号3Iたる「32
10」、パスワード3Jたる「SAITO」及び任意の家電同
期済みの製品、ここでは携帯電話のIPアドレス3Bで
ある「255.255.255.1」を入力する。この時点で、炊飯
器3Hの図示されない本件アプリケーションは、「255.
255.255.1」に対してのみアクセスを受け付けるように
なる。この際、IPアドレスの入力ミスが起こることを
想定し、アクセスを受け付ける時間を制限(例えば、5
分以上登録がなければ再び全てのアクセスを制限する
等)すると望ましい。
【0039】携帯電話3Aのメニューを表示し、「家電
同期」を選択する。引き続き、炊飯器3HのIPアドレ
ス3Kである「255.255.255.0」を入力する。
【0040】携帯電話3Aの本件アプリケーション3C
は、指定されたIPアドレス「255.255.255.0」に対し
接続を行い、成功を契機に家庭ID番号3Iである「32
10」、パスワード3Jである「SAITO」を送信する。
【0041】炊飯器3Hの本件アプリケーションは、携
帯電話3Aより送信された家庭ID番号3I及びパスワ
ード3Jを比較し、等しければ「同期OK」の信号を携
帯電話Aに返す。
【0042】携帯電話3Aは記録装置3Eに、炊飯器3
HのIPアドレス「255.255.255.0」を追加し、このI
Pアドレスによるアクセス制限を解除する。さらに、ビ
デオデッキ3F、浴槽ボイラー3G、そして炊飯器3H
それぞれの本件アプリケーションに対し、炊飯器3Hの
IPアドレス3Kの追加された一覧表を送信する。
【0043】各サーバ家電は一覧表を受信し、各々の記
録装置内にある一覧表を更新し、炊飯器3HのIPアド
レス3Kである「255.255.255.0」に対するアクセス制
限を解除する。これにより家電同期が完了する。
【0044】図4は本発明における、冷蔵庫内食品管理
の実例を示す図である。4Aはサーバ家電たる冷蔵庫で
あり、自身のIPアドレス4B、本件アプリケーション
4C及び表示装置を兼ねたブラウザ4Dが既に組み込み
済みである。また記録装置4Eを内蔵しており、さらに
この記録装置は購入情報データベース4Fを兼ねてい
る。本件アプリケーション4Cには、バーコード読取装
置4Gが接続されており、利用者がバーコードの表示さ
れた物体を庫内より出し入れした際、その情報を検知す
る。もちろんバーコード読取装置4Gは、磁気読み取り
装置や光学的文字認識装置等であっても構わない。4H
は統括サーバたるスーパーマーケット本社サーバであ
り、冷蔵庫4Aから統括サーバの追加を行なうことで本
件アプリケーション4Cと図示されないインターネット
を介して信号を送受信する。4Iはスーパーマーケット
であり、本社サーバ4Hを管理する。4Jは鶏肉であ
り、表面にバーコードの記載がある。鶏肉4Jはスーパ
ーマーケットの商品の例示として挙げている。4Kは本
社サーバ4Hの会員情報データベースであり、4Lは本
社サーバ4Hのレシピデータベースである。4Mは「健
康管理センター」なる団体の運営するサーバ(以下、健
康管理センターサーバ)で、統括サーバである。また栄
養管理データベース4Nを実装し、会員の現在の健康状
態を記録している。4Oはサーバ家電メーカー及び付随
サービスを提供する統括サーバのIPアドレスを登録し
たデータベース(以下、統括サーバ管理データベース)
であり、本社サーバ4Hや健康管理センターサーバ4M
のIPアドレスが正確に記載されている。また言うまで
もないが、統括サーバ管理データベース4Oは全ての家
電及びサービスに対するアクセス情報を保有しているた
め、あらゆる不正アクセスや事故に対しての防御を必要
とする。
【0045】スーパーマーケット4Iが「食材管理」な
るサービスを、本件方法を利用して行なうと仮定する。
このサービスは、サービス会員がスーパーマーケット4
Iより購入した食品を冷蔵庫に入れたとき、自動的に賞
味期限を管理し、賞味期限が近くなった食品に対して警
告を表示し、また現在庫内にある食品を使ったレシピ
や、特に購入する頻度の多い食品に対しては優先的に特
売情報を通知するものである。更に希望すれば、スーパ
ーマーケット4Iと提携した第三者機関「健康管理セン
ター」による、利用者の栄養管理を行う栄養管理サービ
スも提供する。
【0046】利用者がこのサービスの会員になる手続き
を示す。利用者は自宅の冷蔵庫4Aの本件アプリケーシ
ョン4Cに対し、図示されない入力装置を用いて本社サ
ーバ4HのIPアドレス(理解しやすいドメイン名とし
て入力できれば望ましい)を入力し、統括サーバの追加
を行なう。
【0047】本社サーバ4Hは要求を受け、要求もとが
「冷蔵庫」であることを確認した上で、会員情報データ
ベース4Kに冷蔵庫4AのIPアドレス4Bを記録し、
更に冷蔵庫4Aに対し、処理を正常に終了した旨を伝え
ることで、統括サーバの追加は成立する。なお既に述べ
たように、家電同期とは異なり、本社サーバ4Hはこの
手続きで作成した一覧表を保持しない。またサービスの
便宜のため、利用者の家庭IDまたは家庭IDと一対一
で対応する会員番号を、会員情報データベース4Kにと
もに記録すると良い。
【0048】賞味期限管理の方法について説明する。利
用者はスーパーマーケット4Iより、鶏肉4Jを購入す
る。鶏肉4Jはパック販売であり、パック表面に図示さ
れないバーコード表示が為されている。なおこのバーコ
ードは、スーパーマーケットの在庫管理情報「CHICKEN1
212-1」、賞味期限の日付「2000/12/15」を表してい
る。
【0049】「食材管理」会員たる利用者が、鶏肉4J
を購入した時、利用者は自身の会員情報をスーパーマー
ケット4Iに伝え、店員は本社サーバ4Hに会員情報、
鶏肉4Jの購入記録、及び鶏肉の賞味期限を記録する。
この時、周知の技術である販売時点情報管理(ポイント
・オブ・セールス。以下、POS)システムを併用すれ
ばより望ましい。
【0050】利用者が鶏肉4Jを自宅の冷蔵庫4Aに入
れる時、バーコード読取装置4Gは鶏肉4Jのバーコー
ドを読み取り、購入情報データベース4Fに在庫管理情
報である「CHICKEN1212-1」および賞味期限の日付「200
0/12/15」を記録する。
【0051】本社サーバ4Hは定時的に全会員の冷蔵庫
に対し、購入情報データベース4Fの提出を要求する。
本社サーバ4Hは提出された利用者の購入情報データベ
ース4Fの内容である「CHIKEN1212-1」「2000/12/15」
を、自身のデータベース4K内の利用者の家庭IDの項
目に記録する。
【0052】利用者が鶏肉4Jを食べようと冷蔵庫4A
から出したとき、バーコード読取装置4Gは鶏肉4Jが
庫内から取り出されたことを検知し、購入情報データベ
ース4Fより「CHIKEN1212-1」「2000/12/15」を削除す
る。同時に本社サーバのデータベース4Kに、消費され
たことを示す「-consume」と、その日付を付加する。
【0053】鶏肉4Jが冷蔵庫4A内に留まったままで
「2000/12/15」を迎えたとき、本件アプリケーション4
Cはブラウザ4Dに対し「賞味期限の迫った鶏肉があり
ます」と利用者に対する警告を発する。
【0054】この方式を使いスーパーマーケット4I
は、どの商品がいつ買われ、どのくらい後に消費された
のかを知ることができる。これは販売戦略上、重要な情
報となりうる。
【0055】またこの方式を使えば利用者自身の買い物
の状況がわかるので、その日に購入した食品の一覧表を
提供することができる。また利用者の全てのサーバ家電
に付属する統括サーバ情報より、購入情報を取得するア
プリケーションを別途使うことで、利用者は家計簿を自
動的に記録することもできる。
【0056】レシピ共有の方法について説明する。本社
サーバ4H内のレシピデータベース4Lに、料理名と調
理方法を項目とした欄に、食材を列記した形式の表を作
成する。
【0057】冷蔵庫のブラウザ4Dより本社サーバ4H
のインターフェースにアクセスし、「レシピ」ボタンを
押すと、現在庫内にある全ての食材を検索キーとして、
レシピデータベース4Lよりレシピを検索する。
【0058】冷蔵庫4Aの本件アプリケーション4Cは
結果を取得次第、ブラウザ4D上にレシピ情報を提供す
る。なお、冷蔵庫4A以外のサーバ家電(例えば、電子
レンジ等)を一時的に冷蔵庫4Aのクライアントとして
接続することで、電子レンジのブラウザより冷蔵庫4A
に提供されたレシピ情報を閲覧できるようにすればより
望ましい。また同様の方法は、利用者の洋服ダンスに入
っている服をコーディネイトするサービス等に利用して
も良い。
【0059】栄養管理サービスの方法について説明す
る。利用者がスーパーマーケット4Iのサービスとし
て、栄養管理サービスも受けることを希望したとする。
利用者は自宅の冷蔵庫4Aの本件アプリケーション4C
を通じて本社サーバ(むろん統括サーバである)4Hに
アクセスし、提供されるインターフェースを用いて「栄
養管理を行う」ボタンを押す。
【0060】本社サーバ4Hは会員情報データベース4
Kに既に記載済の利用者家庭IDを、健康管理センター
サーバ4Mに通知し、栄養管理データベース4Nに記録
する。同時に、冷蔵庫4Aに対し健康管理センターサー
バ4MのIPアドレスを新しい統括サーバとして追加す
るよう遠隔操作を行う。
【0061】冷蔵庫4Aの本件アプリケーション4Cは
統括サーバ追加の指示を受け、示されたIPアドレスの
正当性を確認するため統括サーバ管理データベース4O
に問い合わせを行う。健康管理センターサーバ4Mが統
括サーバとして稼働を許可されているのであれば、統括
サーバ管理データベース4Oに必ず記載されている。I
Pアドレスが正当か不正かはこれで判断できる。正当な
IPアドレスと判断されれば、冷蔵庫4Aの記録装置4
E記載の統括サーバに、健康管理センターサーバ4Mを
追加する。
【0062】会員である利用者がスーパーマーケット4
Iで鶏肉4Jを購入する。購入情報は本社サーバ4Hを
経由し、会員情報データベース4Kに蓄積される。同時
に、会員情報データベース4Kより利用者が栄養管理サ
ービスを利用している事が判明すると、健康管理センタ
ーサーバ4Mの栄養情報管理データベース4Nに、鶏肉
4Jを購入した事を記録する。
【0063】別の機会に利用者が健康管理センターの主
催する健康診断を受けたとする。もし栄養管理サービス
を受けているのであれば、利用者は主催者である健康管
理センターに自分の家庭IDを告げる。健康管理センタ
ーは利用者のカルテと家庭IDとを関連付け、以降利用
者がスーパーマーケット4Iで食品を買う毎に栄養面で
の偏りがないかを調査を行う。
【0064】仮に利用者が慢性の病気に罹患していて、
症状を悪化させる食品を大量に購入した場合は、健康管
理センターサーバ4Mより本社サーバに4Hに信号が送
られ、利用者の冷蔵庫4Aに警告を表示する。
【0065】また冷蔵庫より本社サーバ4Hにアクセス
すると、その日に購入した食品の一覧が表示されるが、
この時本社サーバ4Hは健康管理センターサーバ4Mと
連動することで、その食品の栄養価や成分、カロリーを
表示する。この時、文字だけでなくいわゆるレーダーチ
ャートのようなグラフ表示を行えばより望ましい。
【0066】図5は本発明における、著作権管理の実例
を示す図である。5Aはサーバ家電たるデジタル音楽再
生装置(以下、プレイヤー)であり、音楽を再生する機
能を持つ。また、プレイヤー5A自身のIPアドレス5
B、本件アプリケーション5C及び表示装置を兼ねたブ
ラウザ5Dが既に組み込み済みである。また記録装置5
Eを内蔵している。5Fは統括サーバたる音楽配信会社
の音楽提供サーバ(以下、音楽サーバ)であり、どのプ
レイヤーにどの曲を配信したのかを記録するデータベー
ス(以下、配信データベース)5Gを有する。5Hは統
括サーバたる著作権管理サーバであり、登録された任意
のプレイヤーに組み込まれた音楽データにアクセスする
機能を持つ。著作権管理サーバ5Hは、これまでに販売
された全てのプレイヤーのIPアドレスを記録したデー
タベース(以下、管理データベース)5Iを持つ。
【0067】プレイヤー5Aは製造時、著作権管理サー
バ5Hを統括サーバとして登録を済ませている。冷蔵庫
内食品管理の実例で述べた如く、著作権管理サーバ5H
は統括サーバであるため一覧表を保持しない。
【0068】利用者は音楽を聴く際、音楽配信サーバ5
Fを統括サーバとして追加する。そしてプレイヤー5A
のブラウザ5Dを通じ、図示されないインターネット回
線を通じて、音楽サーバ5Fよりデジタル化された音楽
データ5Jを記録装置5E内に取り込む。この音楽デー
タ5Jは、既知の技術である電子透かし(例えば、特開
平11-316599等)による署名が施されており、配信デー
タベース5Gに対し、プレイヤーのIPアドレス5Bの
項目に音楽データ5Jの電子透かしを記入する。
【0069】プレイヤー5Aに取り込まれた音楽データ
5Jの電子透かし及び、音楽サーバ5FのIPアドレス
は、音楽目録(以下、目録)5Kに記され、記録装置5
Eに蓄えられる。利用者は取り込んだ音楽データ5Jを
自由に聴くことができる。
【0070】著作権管理サーバ5Hは定時的に、管理デ
ータベース5Iの内容を参照して各プレイヤーのIPア
ドレスに対し、取り込み済みの曲の目録を要求する。す
なわち著作権管理サーバ5Hは、プレイヤー5AのIP
アドレス5Bに対し目録5Kを要求する。
【0071】著作権管理サーバ5Hは、取得した目録に
含まれる電子透かし情報、音楽サーバ5FのIPアドレ
スを取得する。
【0072】著作権管理サーバ5Hは、IPアドレスを
取得した結果判明した音楽サーバ5Fに対し、プレイヤ
ー5AのIPアドレス5Bおよび取得した電子透かしを
問い合わせる。音楽サーバ5Hは問い合わせを受け、配
信データベース5Gを参照する。
【0073】配信データベース5Gにて、プレイヤー5
AのIPアドレス5Bに対し、電子透かしが登録されて
いれば、正当な利用である事がわかる。
【0074】配信データベース5Gにて、プレイヤー5
AのIPアドレス5Bのみ登録されているのであれば、
プレイヤー5Aには透かしのない音楽データ、即ち不正
な手段で作成した音楽データが入っていることがわか
る。また、登録されているのとは別の電子透かしが見つ
かったのであれば、プレイヤー5Aには不正な経路で入
手した音楽データ、即ち違法コピーしたデータが入って
いることがわかる。その際、不正又は違法なデータを持
つプレイヤー5Aの本件アプリケーション5Cに対し、
例えば利用の差し止めを指示するとプレイヤー5Aは以
降その曲を聴くことができなくなるなどの機能を持たせ
ると良い。
【発明の効果】
【0075】本発明によれば、全ての家電製品を一対一
で結びつけるため、家電製品が全てサーバ化された場
合、一台の障害でネットワーク全体が停止することな
く、安定したサービスを継続できる。
【0076】また本発明によれば、サーバ家電同期は家
庭ID番号を共有さえしていれば互いの距離に左右され
ないため、例えば出張先から旅行中の家族の使うデジタ
ルビデオカメラに対して操作を行なう等、グローバルな
遠隔操作を行なえる。
【0077】また本発明によれば、家電同期における認
証は、あくまで論理的に閉じたネットワークに対しての
み行われ、家庭外の装置では管理しないため、第三者か
らの不正なアクセス対してより強固な防御が可能とな
る。
【0078】また本発明によれば、サーバ家電を遠隔操
作すべきインターフェースが各々のサーバ家電内に存在
するため、家電製品に独自の機能を持たせた場合でも、
メーカーは互換性を考えることなく自由な裁量でインタ
ーフェースを作成することができる。
【0079】また本発明によれば、家電同期を家庭で行
なう必要がないため、例えば同期済みの携帯電話を持っ
ていれば家電を購入した小売店にて同期を完了でき、高
齢者や児童でも購入後すぐに利用できる。
【0080】また本発明によれば、同期の対象はサーバ
化された製品であれば家電以外でも可能であり、カーナ
ビゲーションシステムや社内イントラネット、グループ
ウェアにも応用可能である。
【0081】また本発明によれば、統括サーバを利用す
ることで自動化された双方向サービスを行ったり、著作
権のあるデータの不正使用をいち早く発見し対応策を採
ったりする事も可能である。また統括サーバを記載した
統括サーバ管理データベースを用いることで、予期しな
いIPを統括サーバに設定することを未然に防ぐ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における接続構成を示す概念図である。
【図2】本発明における遠隔操作の実例を示す図であ
る。
【図3】本発明における家電同期の実例を示す図であ
る。
【図4】本発明における冷蔵庫内食品鮮度管理の実例を
示す図である。
【図5】本発明における著作権管理の実例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1A…サーバ家電 1B…本件アプリケーション 1C…記録装置 1D…入力装置 1E…画面表示装置 1F…インターネット接続部 1G…ブラウザ 1H…本体スイッチ 1I…他サーバ家電 1J…家庭ID番号 1K…パスワード 2A…ホームリモコン 2B…液晶パネル 2C…タッチパネル 2D…ホームリモコンの本件アプリケーション 2E…ホームリモコンの記録装置 2F…冷蔵庫 2F…冷蔵庫の画面表示装置 2G…冷蔵庫の本体スイッチ 2H…冷蔵庫の本件アプリケーション 3A…携帯電話 3B…携帯電話のIPアドレス 3C…携帯電話の本件アプリケーション 3D…携帯電話のブラウザ 3E…携帯電話の記録装置 3F…ビデオデッキ 3G…浴槽ボイラー 3H…炊飯器 3I…家庭ID番号 3J…パスワード 3K…炊飯器のIPアドレス 4A…冷蔵庫 4B…冷蔵庫のIPアドレス 4C…冷蔵庫の本件アプリケーション 4D…ブラウザ 4E…記録装置 4F…購入情報データベース 4G…バーコード読取装置 4H…本社サーバ 4I…スーパーマーケット 4J…鶏肉 4K…会員情報データベース 4L…レシピデータベース 4M…健康管理センターサーバ 4N…栄養管理データベース 4O…統括サーバ管理データベース 5A…プレイヤー 5B…プレイヤーのIPアドレス 5C…プレイヤーの本件アプリケーション 5D…ブラウザ 5E…記録装置 5F…音楽サーバ 5G…配信データベース 5H…著作権管理サーバ 5I…管理データベース 5J…音楽データ 5K…目録
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 GB02 HA10 JA35 KA12 KA17 KB06 KC15 KC28 5K048 AA06 BA12 DC07 EA17 EB01 EB02 FB10 HA01 HA02 5K101 KK11 LL01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバ化された機器同士を、内蔵するIP
    アドレス一覧表を同期することで識別する事を特徴とし
    たネットワーク構成方法
  2. 【請求項2】請求項1において、アクセス制限を施され
    たサーバ化された機器同士を接続し、両者のアクセス制
    限をIPアドレスを手がかりに相互に解除し合う事で、
    他の機器から完全に独立した(以下、論理的に閉じた)
    構成を為す事を特徴としたネットワーク構成方法
  3. 【請求項3】請求項1及び2において、サーバ化された
    機器が新たにネットワークに参加した事を契機にネット
    ワークを構成する全機器のIPアドレス一覧表を更新す
    る事を特徴としたネットワーク構成方法
  4. 【請求項4】請求項1〜3において、一方のサーバ化さ
    れた機器上に他のサーバ化された機器の提供するインタ
    ーフェースを表示する事を特徴とした遠隔操作方法
  5. 【請求項5】請求項1〜4において、ネットワークを構
    成する機器のいずれかが時間経過や振動、温度変化等の
    外的要因の発生を監視し、ネットワークを構成する任意
    の機器に外的要因の発生を通知することを特徴としたネ
    ットワーク構成方法
  6. 【請求項6】請求項1〜5において、論理的に閉じたネ
    ットワークを構成する任意の機器を、開いたネットワー
    クに接続された統括サーバとし、統括サーバの依頼を受
    けた他のサーバ化された機器より選択的に情報を取得す
    ることで、各々の論理的に閉じたネットワークにおける
    共有資源とする事を特徴としたネットワーク構成方法
  7. 【請求項7】請求項1〜6において、特定の論理的に閉
    じたネットワーク内の任意の機器が何らかの手段(例え
    ば、バーコード読み取り装置)より特定の信号を取得し
    た事を契機に、任意の統括サーバに対して情報を送信
    し、情報を受けた任意の統括サーバの提供する情報を特
    定の論理的に閉じたネットワーク内上で利用可能とす
    る、一連のソリューション
  8. 【請求項8】請求項1〜7において、任意の統括サーバ
    に対して特定の論理的に閉じたネットワークに対し情報
    を送信し、情報を受けた任意の統括サーバの提供する情
    報が特定の論理的に閉じたネットワーク内の任意の機器
    より別の統括サーバ上で利用可能となる、一連のソリュ
    ーション
  9. 【請求項9】請求項1〜8において、任意の統括サーバ
    が、論理的に閉じたネットワーク内にある任意の機器へ
    の特定のデータ(例えば、電子透かしを含む音楽等)の
    入力を検知したことを契機に、外部サーバ(例えば、音
    楽配信業者の運営するサーバ)上にある特定の情報を分
    析し、結果により上記請求項4に示した遠隔操作を行な
    う一連のソリューション
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006139551A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Kyocera Mita Corp 物品管理システム、食材冷蔵システム及び食材冷蔵プログラム
JP2011513814A (ja) * 2008-02-26 2011-04-28 マイクロソフト コーポレーション 機能のレベルに合ったコンテンツ管理
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