JP2002118527A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2002118527A
JP2002118527A JP2000308847A JP2000308847A JP2002118527A JP 2002118527 A JP2002118527 A JP 2002118527A JP 2000308847 A JP2000308847 A JP 2000308847A JP 2000308847 A JP2000308847 A JP 2000308847A JP 2002118527 A JP2002118527 A JP 2002118527A
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transmission
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error correction
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JP2000308847A
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English (en)
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Osamu Tanaka
治 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優先情報に対しては、誤り訂正処理やインタ
リーブ処理による処理遅延を少なくし、音声や画像情報
等の優先情報を即時に送信、再生できるようにするこ
と。 【解決手段】 送信機31内の送信情報分離部2におい
て、送信情報が優先情報か否かの判断をする。非優先情
報の場合、誤り訂正付加部3及びインタリーブ部4を用
いて誤り訂正付加とインタリーブ処理とを行う。優先情
報に対しては時間遅延を無くすために前記の処理を行わ
ない。送信情報結合部5は、非優先情報のインタリーブ
情報と、送信情報分離部2から出力された優先情報とを
結合する。搬送波割当部6は、これらの情報を複数の搬
送波に割り当て、送信部7を介して伝送路に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送路を介して情
報を送信機と受信機との間で伝送する通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来のADSL等のメタリック
ケーブルを用いて高速通信を行なう通信装置について、
図面を参照して具体的に説明する。まず、第1の従来例
の通信装置について説明する。この通信装置は図19に
示すように、送信機211、受信機212、これらを結
合する伝送路213を有している。送信機211と受信
機212とに直接接続される部分の伝送路213には、
撚対線が用いられる。この通信装置は、優先情報と非優
先情報を分離しないで情報の通信を行うものである。
【0003】図20は送信機211の構成図である。送
信情報格納部191は送信情報を一時格納するメモリで
ある。誤り訂正付加部192は送信情報格納部191の
送信情報に誤り訂正情報を付加するものである。インタ
リーブ部193は、誤り訂正付加部192で誤り訂正情
報を付加した送信情報をインタリーブするものである。
搬送波割当部194はインタリーブ部193で処理した
インタリーブ情報を複数の搬送波に割り当てるものであ
る。送信部195は搬送波割当部194で割り当てた夫
々の搬送波を伝送路213に送信するものである。
【0004】図21は受信機の構成図である。受信部2
01は送信機211から送信された送信情報を含む搬送
波を受信するものである。搬送波抽出部202は受信部
201で受信した夫々の搬送波からインタリーブ情報を
抽出するものである。デインタリーブ部203は搬送波
抽出部202で抽出したインタリーブ情報をデインタリ
ーブするものである。誤り訂正部204はデインタリー
ブ部203で得られた情報を誤り訂正情報を用いて誤り
訂正するものである。受信情報格納部205は誤り訂正
部204で訂正された受信情報を一時格納するメモリで
ある。
【0005】図22は訂正情報付加後の情報フレームの
構成を示す説明図であり、情報221の領域と誤り訂正
情報222の領域が設けられる。図23はインタリーブ
処理前後の情報フレームの構成を示す説明図である。図
23(a)はインタリーブ処理前の情報配置を示し、夫
々の領域に誤り訂正付加情報2311〜231nが配置
される。図23(b)はインタリーブ処理後の情報配置
を示し、夫々の誤り訂正付加情報がインタリーブされた
インタリーブ情報232が配置されている。図24は図
20の搬送波割当部194で各送信情報(インタリーブ
情報)に対して搬送波を割り当てる場合の搬送波の配置
図であり、複数の搬送波241〜24nが用いられる。
【0006】このように構成された送信機211と受信
機212間での動作について説明する。図20の送信機
211において、誤り訂正付加部192は送信情報格納
部191に格納している送信情報221を読み出し、誤
り訂正情報222を付加し、誤り訂正付加情報2311
〜231nを生成する。インタリーブ部193は生成さ
れた誤り訂正付加情報2311〜231nに対してイン
タリーブ処理を施し、インタリーブ情報232を生成す
る。次に搬送波割当部194は、インタリーブ部193
で変換したインタリーブ情報232を複数の搬送波24
1〜24nに割り当てる。そして送信部195はこれら
の搬送波241〜24nを伝送路213に送信する。
【0007】図21の受信機212において、受信部2
01は伝送路213から搬送波を受信する。搬送波抽出
部202は受信した夫々の搬送波241〜24nからイ
ンタリーブ情報232を抽出する。デインタリーブ部2
03は搬送波抽出部202で抽出したインタリーブ情報
232に対してデインタリーブ処理を行い、誤り訂正付
加情報2311〜231nを得る。そして、誤り訂正部
204はデインタリーブ部203で得られた誤り訂正付
加情報2311〜231nに対して誤り訂正情報222
を用いて誤り訂正を行い、受信情報を再生する。受信情
報格納部205にこれらの受信情報を格納する。このよ
うに通信装置において、送信機211からの送信された
情報が受信機212で受信される。
【0008】次に、第2の従来例の通信装置について説
明する。なお、第1の従来例の通信装置と同一の構成で
対応できる部分には同一の番号を付し、それらの説明を
省略する。この通信装置は優先情報と非優先情報とを分
離して通信を行うものである。通信装置は図25に示す
ように、送信機271、受信機272、これらを結合す
る伝送路213を有している。ここで優先情報とは、音
声情報や映像情報のように同時再生される即時性の情報
を意味し、いずれか一方の情報が遅れると、不自然に感
じる。このような情報はフレーム単位又はマクロブロッ
ク単位で処理されるので、これらの処理単位内でデータ
誤りが発生しても、受聴者にはさほど気にならない。こ
れに対して非優先情報とは、テキストデータや制御デー
タのように、誤り耐性が要求される情報で、誤り訂正処
理やインタリーブ処理が一般に行われる。この場合即時
性が要求されることは少ない。
【0009】図26は送信機271の構成図である。こ
の送信機271は、送信情報格納部191、誤り訂正付
加部192、インタリーブ情報分離部251、インタリ
ーブ部252、送信情報結合部253、搬送波割当部2
54、送信部195を含んで構成される。インタリーブ
情報分離部251は誤り訂正付加部192で誤り訂正情
報が付加された送信情報(誤り訂正付加情報)を優先情
報と非優先情報とに分離するものである。インタリーブ
部252は、インタリーブ情報分離部251で分離され
た非優先情報をインタリーブするものである。送信情報
結合部253はインタリーブ部252で処理されたイン
タリーブ情報と、インタリーブ情報分離部251で分離
された優先情報とを結合するものである。搬送波割当部
254は、送信情報結合部253で結合された送信情報
(結合情報)を複数の搬送波に割り当てるものである。
【0010】図27は受信機272の構成図である。こ
の受信機272は、受信部201、搬送波抽出部20
2、受信情報分離部261、デインタリーブ部262、
誤り訂正付加情報結合部263、誤り訂正部264、受
信情報格納部205を含んで構成される。受信情報分離
部261は搬送波抽出部202で抽出した情報をインタ
リーブされた情報(インタリーブ情報)とインタリーブ
されていない情報とに分離するものである。デインタリ
ーブ部262は、受信情報分離部261で分離したイン
タリーブ情報をデインタリーブするものである。誤り訂
正付加情報結合部263は、デインタリーブ部262で
処理した情報と、受信情報分離部261で分離されたイ
ンタリーブされていない情報とを結合するものである。
誤り訂正部264は、誤り訂正付加情報結合部263で
結合された結合情報に対して誤り訂正情報を用いて誤り
訂正を行うものである。
【0011】インタリーブ処理前後の情報フレームの構
成は、図23に示す第1の従来例のものと同様であるの
で説明を省略する。図28は送信情報結合後の情報フレ
ームの構成を示す説明図である。この情報フレームに
は、識別情報281の領域と情報282の領域が交互に
設けられている。識別情報281はインタリーブされた
情報か、インタリーブされていない情報かの区別を示す
識別情報である。従って情報282はインタリーブされ
た情報か、又はインタリーブされていない情報かにな
る。尚、送信情報を割り当てる搬送波の配置は、図24
に示す第1の従来例と同様であるので説明を省略する。
【0012】このように構成された送信機271と受信
機272間での動作について説明する。図26の送信機
271において、誤り訂正付加部192は、送信情報格
納部191に格納されている送信情報221に対して誤
り訂正情報222を付加し、誤り訂正付加情報2311
〜231nを生成する。インタリーブ情報分離部251
は、誤り訂正付加情報2311〜231nに対してイン
タリーブが必要な情報と、インタリーブが不必要な情報
とに分離する。インタリーブ部252はインタリーブが
必要な情報に対してインタリーブ処理を施し、インタリ
ーブ情報232を生成する。送信情報結合部253は、
インタリーブ部252で処理したインテリーブ情報とイ
ンタリーブが不必要な情報とを結合し、インタリーブが
されているか否かを示す識別情報281を付加する。次
に、搬送波割当部254は送信情報結合部253で処理
した結合情報を複数の搬送波241〜24nに割り当て
る。送信部195は夫々の搬送波を伝送路213に出力
する。
【0013】図27の受信機272において、受信部2
01は伝送路213から複数の搬送波を受信する。搬送
波抽出部202は受信した複数の搬送波241〜24n
から結合情報を抽出する。受信情報分離部261は搬送
波抽出部202で抽出した結合情報を識別情報281を
用いて、インタリーブされた情報とインタリーブされて
いない情報とに分離する。デインタリーブ部262は、
インタリーブされたインタリーブ情報232に対してデ
インタリーブ処理を行い、誤り訂正付加情報2311〜
231nに変換する。そして、訂正付加情報結合部26
3は、デインタリーブ部262で処理された誤り訂正付
加情報と、受信情報分離部261で分離されたインタリ
ーブされていない誤り訂正付加情報とを結合する。誤り
訂正部264は誤り訂正付加情報2311〜231nに
対して夫々の誤り訂正情報222を用いて誤り訂正を行
い、受信情報格納部205にそれらの情報を格納する。
このように通信装置において、送信機271からの送信
された情報が受信機272で受信される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の通信装置では、送信機と受信機での処理時間が増
大して大きな遅延を発生し、音声や動画などの同時性を
確保することが困難となるという課題があった。具体的
にいえば、第1の従来例の通信装置では、同時性を確保
する必要のあるデータであるか否かの判断を行わないた
め、全ての情報に対して同じ処理が行なわれてしまう。
このため、送信情報が遅延を許さない種類の情報であっ
た場合に、情報再生の同時性が確保できなくなるという
課題があった。
【0015】また、第2の従来例の通信装置では、情報
内容により優先度を持たせることで第1の従来例に比べ
て処理遅延を削減することができるが、誤り訂正処理を
行った後に、情報内容の判断を行うため、誤り訂正処理
での遅延が発生し、より厳密な同時性の確保を必要とす
る通信には適さないという課題があった。
【0016】このような従来の問題点を解決するため、
請求項1記載の発明は、誤り訂正処理及びインタリーブ
処理を行う前に情報内容の判断を行い、情報に優先度を
持たせ、同時性の確保を必要としない非優先情報に対し
ては誤り訂正処理及びインタリーブ処理を行い、同時性
の確保を必要とする優先情報に対してははそのまま送信
することにより、処理遅延を低減する通信装置を実現す
ることを目的とする。
【0017】また請求項2記載の発明は、優先情報を非
優先情報の一部にオーバーラップさせることにより、非
優先情報上は誤り情報に見せかけ、誤り訂正処理やイン
タリーブ処理により誤り訂正を行うことにより、伝送効
率の高い通信装置を実現することを目的とする。
【0018】また請求項3記載の発明は、優先情報に対
して固有の搬送波を割り当てることにより、優先情報の
分離処理の簡略化することができる通信装置を実現する
ことを目的とする。
【0019】また請求項4記載の発明は、搬送波割り当
てを時分割で切り替えることによりノイズ等の妨害波に
対する特性を高め、信頼性の高い通信装置を実現するこ
とを目的とする。
【0020】また請求項5記載の発明は、双方向での情
報のやり取り行なうことができ通信装置を実現すること
を目的とする。
【0021】また請求項6記載の発明は、情報量に偏り
ある双方向通信において、伝送効率の高い通信装置を実
現することを目的とする。
【0022】また請求項7記載の発明は、狭い帯域でよ
り多くの情報を通信することができ、周波数の有効利用
を図ることができる通信装置を実現することを目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、送信情報を送信機から伝送路を介して受信機に伝送
する通信装置であって、前記送信機は、前記送信情報を
優先度に応じて優先情報と非優先情報とに分離する送信
情報分離部と、前記送信情報分離部で分離された非優先
情報に対して誤り訂正情報を付加する誤り訂正付加部
と、前記誤り訂正付加部から出力される誤り訂正付加情
報にインタリーブ処理を施すインタリーブ部と、前記イ
ンタリーブ部で得られたインタリーブ情報と前記送信情
報分離部から出力された優先情報とを結合し、結合情報
を生成する送信情報結合部と、前記送信情報結合部から
出力される前記結合情報を複数の搬送波に割り当てる搬
送波割当部と、前記搬送波割当部から出力される各搬送
波を前記伝送路に送信する送信部と、を具備するもので
あり、前記受信機は、前記伝送路を介して前記送信機か
ら送信された複数の搬送波を受信する受信部と、前記受
信部で受信した夫々の搬送波から前記結合情報を抽出す
る搬送波抽出部と、前記搬送波抽出部で抽出した結合情
報を優先情報とインタリーブ情報とに分離する受信情報
分離部と、前記受信情報分離部で分離したインタリーブ
情報に対してデインタリーブ処理を施すデインタリーブ
部と、前記デインタリーブ部から得られる誤り訂正付加
情報に対して誤り訂正処理を行い前記非優先情報を出力
する誤り訂正部と、前記受信情報分離部で分離された優
先情報と前記誤り訂正部から出力される非優先情報とを
受信情報として一時保持する受信情報格納部と、を具備
することを特徴とするものである。
【0024】本願の請求項2の発明は、送信情報を送信
機から伝送路を介して受信機に伝送する通信装置であっ
て、前記送信機は、前記送信情報を優先度に応じて優先
情報と非優先情報とに分離する送信情報分離部と、前記
送信情報分離部で分離された非優先情報に対して誤り訂
正情報を付加する誤り訂正付加部と、前記誤り訂正付加
部から出力される誤り訂正付加情報にインタリーブ処理
を施すインタリーブ部と、前記インタリーブ部で得られ
たインタリーブ情報の一部を、前記送信情報分離部から
出力された優先情報で更新し、更新情報を生成する送信
情報更新部と、前記更新情報と前記インタリーブ情報と
が結合された情報を結合情報とするとき、前記送信情報
更新部から出力された前記結合情報を複数の搬送波に割
り当てる搬送波割当部と、前記搬送波割当部から出力さ
れる各搬送波を前記伝送路に送信する送信部と、を具備
するものであり、前記受信機は、前記伝送路を介して前
記送信機から送信された複数の搬送波を受信する受信部
と、前記受信部で受信した夫々の搬送波から前記結合情
報を抽出する搬送波抽出部と、前記搬送波抽出部で抽出
した結合情報から前記更新情報と前記インタリーブ情報
とを抽出する更新情報抽出部と、前記更新情報抽出部で
抽出した前記インタリーブ情報に対してデインタリーブ
処理を施すデインタリーブ部と、前記デインタリーブ部
から得られる誤り訂正付加情報に対して誤り訂正処理を
行い前記非優先情報を出力する誤り訂正部と、前記更新
情報抽出部で抽出された前記更新情報を優先情報とし、
前記優先情報と前記誤り訂正部から出力された前記非優
先情報とを受信情報として一時保持する受信情報格納部
と、を具備することを特徴とするものである。
【0025】本願の請求項3の発明は、送信情報を送信
機から伝送路を介して受信機に伝送する通信装置であっ
て、前記送信機は、前記送信情報を優先度に応じて優先
情報と非優先情報とに分離する送信情報分離部と、前記
送信情報分離部で分離された非優先情報に対して誤り訂
正情報を付加する誤り訂正付加部と、前記誤り訂正付加
部から出力される誤り訂正付加情報にインタリーブ処理
を施すインタリーブ部と、前記インタリーブ部で得られ
たインタリーブ情報と前記送信情報分離部から出力され
た優先情報とを結合し、結合情報を生成する送信情報結
合部と、前記送信情報結合部から出力される前記結合情
報を複数の搬送波に割り当てるとき、前記結合情報に含
まれる優先情報を特定の搬送波に割り当て、前記結合情
報に含まれる前記インタリーブ情報をその他の搬送波に
割り当てる搬送波優先固有割当部と、前記搬送波優先固
有割当部から出力される各搬送波を前記伝送路に送信す
る送信部と、を具備するものであり、前記受信機は、前
記伝送路を介して前記送信機から送信された複数の搬送
波を受信する受信部と、前記受信部で受信した夫々の搬
送波から前記結合情報を抽出し、搬送波に応じて前記優
先情報と前記インタリーブ情報とに分離する優先情報搬
送波抽出部と、前記優先情報搬送波抽出部で分離したイ
ンタリーブ情報に対してデインタリーブ処理を施すデイ
ンタリーブ部と、前記デインタリーブ部から得られる誤
り訂正付加情報に対して誤り訂正処理を行い前記非優先
情報を出力する誤り訂正部と、前記優先情報搬送波抽出
部で分離された優先情報と前記誤り訂正部から出力され
る非優先情報とを受信情報として一時保持する受信情報
格納部と、を具備することを特徴とするものである。
【0026】本願の請求項4の発明は、送信情報を送信
機から伝送路を介して受信機に伝送する通信装置であっ
て、前記送信機は、前記送信情報を優先度に応じて優先
情報と非優先情報とに分離する送信情報分離部と、前記
送信情報分離部で分離された非優先情報に対して誤り訂
正情報を付加する誤り訂正付加部と、前記誤り訂正付加
部から出力される誤り訂正付加情報にインタリーブ処理
を施すインタリーブ部と、前記インタリーブ部で得られ
たインタリーブ情報と前記送信情報分離部から出力され
た優先情報とを結合し、結合情報を生成する送信情報結
合部と、前記送信情報結合部から出力される前記結合情
報を複数の搬送波に割り当てるとき、C/N値の高い特
定搬送波を時分割で選択し、前記結合情報に含まれる優
先情報を前記特定搬送波に割り当て、前記結合情報に含
まれる前記インタリーブ情報をその他の搬送波に割り当
てる時分割割当部と、前記時分割割当部から出力される
各搬送波を前記伝送路に送信する送信部と、を具備する
ものであり、前記受信機は、前記伝送路を介して前記送
信機から送信された複数の搬送波を受信する受信部と、
前記受信部で受信した複数の搬送波を前記特定搬送波と
その他の搬送波とに識別し、前記特定搬送波から前記優
先情報を抽出し、前記その他の搬送波から前記インタリ
ーブ情報を抽出する優先情報搬送波抽出部と、前記優先
情報搬送波抽出部で分離したインタリーブ情報に対して
デインタリーブ処理を施すデインタリーブ部と、前記デ
インタリーブ部から得られる誤り訂正付加情報に対して
誤り訂正処理を行い前記非優先情報を出力する誤り訂正
部と、前記優先情報搬送波抽出部で分離された優先情報
と前記誤り訂正部から出力される非優先情報とを受信情
報として一時保持する受信情報格納部と、を具備するこ
とを特徴とするものである。
【0027】本願の請求項5の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項の通信装置において、前記送信機と前記受
信機とを1つの端末装置に設け、複数の前記端末装置の
送信機及び受信機を伝送路を介して結合し、双方向で情
報の送受信を行えるようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0028】本願の請求項6の発明は、請求項5の通信
装置において、双方向通信を行う前記伝送路の情報伝送
容量が制限されているとき、前記伝送路に結合された一
方の前記端末装置の送信機の情報伝送速度を、前記伝送
路に結合された他方の前記端末装置の送信機の情報伝送
速度より大きく設定したことを特徴とするものである。
【0029】本願の請求項7の発明は、請求項1〜6の
いずれか1項の通信装置において、前記送信機は、前記
搬送波で直交振幅変調を用いて情報を送信することを特
徴とするものである。
【0030】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1における通信装置について説明する。図1は本実
施の形態の通信装置の全体構成図である。この通信装置
は、送信機31、受信機32、これらを結合する伝送路
33を有している。伝送路33の一部には撚対線が用い
られる。この送信機31は図2の構成図に示すように、
送信情報格納部1、送信情報分離部2、誤り訂正付加部
3、インタリーブ部4、送信情報結合部5、搬送波割当
部6、送信部7を含んで構成される。
【0031】送信情報格納部1は送信情報を格納するメ
モリである。送信情報分離部2は送信情報格納部1から
送信情報を読み出し、優先情報と非優先情報とに分離す
るものである。誤り訂正付加部3は、送信情報分離部2
で分離された非優先情報に誤り訂正情報を付加するもの
である。インタリーブ部4は誤り訂正付加部3で出力さ
れた誤り訂正付加情報をインタリーブするものである。
送信情報結合部5はインタリーブ部4から出力されたイ
ンタリーブ情報と、送信情報分離部2で分離された優先
情報とを結合するものである。搬送波割当部6は、送信
情報結合部5で結合された結合情報を複数の搬送波に割
り当てるものである。送信部7は搬送波割当部6で割り
当てた各搬送波を伝送路33に送信するものである。
【0032】図3は本実施の形態の受信機32の構成図
である。この受信機32は、受信部21、搬送波抽出部
22、受信情報分離部23、デインタリーブ部24、誤
り訂正部25、受信情報格納部26を含んで構成され
る。受信部21は送信機31から送信された搬送波を受
信するものである。搬送波抽出部22は受信部21で受
信した複数の搬送波から結合情報を抽出すものである。
受信情報分離部23は、搬送波抽出部22で抽出した結
合情報をインタリーブ情報とインタリーブされていない
情報とに分離するものである。デインタリーブ部24
は、受信情報分離部23で分離されたインタリーブ情報
をデインタリーブ処理を施すものである。誤り訂正部2
5はデインタリーブ部24で処理した誤り訂正付加情報
に対して誤り訂正情報を用いて誤り訂正するものであ
る。受信情報格納部26は受信情報分離部23で分離さ
れインタリーブされていない受信情報と、受信誤り訂正
部25で訂正された情報とを受信情報として格納するメ
モリである。
【0033】図4は訂正情報付加後の情報フレームの構
成を示す説明図である。この情報フレームは、非優先情
報41を収納する領域と、非優先情報41に対する誤り
訂正情報42を収納する領域とからなる。図5はインタ
リーブ処理前後の情報フレームの構成を示す説明図であ
る。図5(a)はインタリーブ処理前の情報配置を示
し、夫々の領域に誤り訂正付加情報511〜51nが配
置される。図5(b)はインタリーブ処理後の情報配置
を示し、夫々の誤り訂正付加情報がインタリーブされ、
インタリーブ情報52に変換される。図6は結合後の情
報フレームの構成を示す説明図である。この情報フレー
ムには、識別情報61の領域と情報62の領域が交互に
設けられている。識別情報61は、インタリーブされた
情報とインタリーブされていない情報との区別を示す識
別情報である。情報62はインタリーブされた情報か、
又はインタリーブされていない情報である。図7は図2
の搬送波割当部6で各送信情報に対して搬送波を割り当
てる場合の搬送波の配置図であり、複数の搬送波71〜
7nが用いられる。
【0034】このように構成された送信機31と受信機
32間での動作について説明する。図2の送信機31に
おいて、送信情報分離部2は、送信情報格納部1に格納
している送信情報を読み出し、送信情報の優先度判定を
行い、優先が必要な優先情報と、優先が不必要な非優先
情報とに分離する。誤り訂正付加部3は、図4に示すよ
うに送信情報分離部2で分離された非優先情報41に誤
り訂正情報42を付加し、誤り訂正付加情報511〜5
1nを生成する。インタリーブ部4は誤り訂正付加情報
511〜51nに対してインタリーブ処理を施し、イン
タリーブ情報52に変換する。そして、送信情報結合部
5は、インタリーブ部4で処理したインタリーブ情報と
送信情報分離部2で分離された優先情報とを結合して識
別情報61を付加する。次に、搬送波割当部6は、送信
情報結合部5で得られた結合情報を複数の搬送波71〜
7nに割り当てる。送信部7は各搬送波71〜7nを伝
送路33に送信する。
【0035】図3の受信機32において、受信部21は
伝送路33から複数の搬送波71〜7nを受信する。搬
送波抽出部22は受信した夫々の搬送波71〜7nから
結合情報を抽出する。受信情報分離部23は、搬送波抽
出部22で抽出した結合情報に対して識別情報61を用
いて、インタリーブ情報とインタリーブされていない情
報とに分離する。デインタリーブ部24はインタリーブ
情報52を入力してデインタリーブ処理を施し、誤り訂
正付加情報511〜51nに変換する。誤り訂正部25
は誤り訂正付加情報511〜51nを夫々の誤り訂正情
報42を用いて誤り訂正を行い、受信情報格納部26に
情報を格納する。また受信情報分離部23から出力さ
れ、インタリーブされていない情報は直ちに受信情報格
納部26に格納される。このように通信装置において、
送信機31からの送信された情報が、優先度に応じて異
なるタイミングで受信機32に受信される。
【0036】以上のように本実施の形態の通信装置によ
れば、送信機において誤り訂正処理やインタリーブ処理
を行う前に、情報の優先度判定を行うことにより、誤り
に弱いデータに対しては非優先情報として誤り訂正能力
を確保し、即時性が必要なデータは優先情報として送信
機と受信機での処理時間が削減される。このように情報
の優先度に応じた柔軟な通信が行える。
【0037】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2における通信装置について説明する。なお、実施の形
態1の通信装置と同一の構成で対応できる部分には同一
の番号を付し、それらの説明を省略する。この通信装置
は図8の全体構成図に示すように、送信機101、受信
機102、これらを結合する伝送路33を有している。
送信機101は図9に示すように、送信情報格納部1、
送信情報分離部2、誤り訂正付加部3、インタリーブ部
4、送信情報更新部81、搬送波割当部6、送信部7を
含んで構成される。
【0038】送信情報更新部81は、図2の送信情報結
合部5に代えて設けられ、インタリーブ部4で処理した
インタリーブ情報の一部を、送信情報分離部2で分離さ
れた優先情報で更新するものである。
【0039】図10は本実施の形態の受信機102の構
成図である。この受信機102は、受信部21、搬送波
抽出部22、更新情報抽出部91、デインタリーブ部2
4、誤り訂正部25、受信情報格納部26を含んで構成
される。更新情報抽出部91は、図3の受信情報分離部
23に代えて設けられ、搬送波抽出部22で抽出した情
報から、更新情報を抽出するものである。
【0040】訂正情報付加後の情報フレームの構成は、
図4に示す実施の形態1のものと同様であり、説明を省
略する。図11は本実施の形態の通信装置において、イ
ンタリーブ処理前後の情報フレームの構成を示す説明図
である。図11(a)はインタリーブ処理前の情報配置
を示し、夫々の領域に誤り訂正付加情報511〜51n
が配置される。図11(b)はインタリーブ処理後の情
報配置を示し、インタリーブ情報52の領域の一部に更
新情報部分111が設けられる。尚、送信情報を割り当
てる各搬送波の配置は、図7に示すものと同一である。
【0041】このように構成された送信機101と受信
機102間での動作について説明する。図9の送信機1
01において、送信情報分離部2は送信情報格納部1に
格納している送信情報を読み出し、優先情報と非優先情
報とに分離する。誤り訂正付加部3は、送信情報分離部
2で分離された非優先情報41に対して誤り訂正情報4
2を付加し、誤り訂正付加情報511〜51nを生成す
る。インタリーブ部4は生成された誤り訂正付加情報5
11〜51nに対してインタリーブ処理を施し、インタ
リーブ情報52に変換する。
【0042】送信情報更新部81は、インタリーブ部4
で処理したインタリーブ情報52の一部である更新情報
部分111に対して、送信情報分離部2で分離した優先
情報で更新する。搬送波割当部6は、送信情報更新部8
1で処理した情報を複数の搬送波71〜7nに割り当て
る。送信部7は夫々の搬送波71〜7nを伝送路33に
送信する。
【0043】図10の受信機102において、受信部2
1は伝送路33から複数の搬送波を受信する。搬送波抽
出部22は受信した夫々の搬送波71〜7nから結合情
報を抽出する。更新情報抽出部91は搬送波抽出部22
で抽出した結合情報であるインタリーブ情報52から更
新情報部分111を抽出する。その後、デインタリーブ
部24はインタリーブ情報52に対してデインタリーブ
処理を施し、誤り訂正付加情報511〜51nに変換す
る。誤り訂正部25は誤り訂正付加情報511〜51n
に対して、夫々の誤り訂正情報42を用いて誤り訂正を
行い、受信情報格納部26にそれらの情報を格納する。
また更新情報抽出部91で抽出された更新情報である優
先情報は直ちに受信情報格納部26に格納される。この
ように通信装置において、送信機101からの送信され
た情報が優先度に応じて異なるタイミングで受信機10
2で受信される。
【0044】以上のように本実施の形態の通信装置によ
れば、優先情報を非優先情報の一部にオーバーラップさ
せることにより、非優先情報上では誤り訂正情報42に
見せかけ、誤り訂正処理やインタリーブ処理により誤り
訂正を行うことにより、優先が必要な優先情報の即時性
を確保し、伝送効率の高い通信が行える。
【0045】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3における通信装置について説明する。なお、実施の形
態1、2の通信装置と同一の構成で対応できる部分には
同一の番号を付し、それらの説明を省略する。この通信
装置は図12の全体構成図に示すように、送信機14
1、受信機142、これらを結合する伝送路33を有し
ている。送信機141は図13の構成図に示すように、
送信情報格納部1、送信情報分離部2、誤り訂正付加部
3、インタリーブ部4、送信情報結合部5、搬送波優先
固有割当部121、送信部7を含んで構成される。
【0046】搬送波優先固有割当部121は図1の搬送
波割当部6に代えて設けられ、識別情報により送信情報
が優先情報であると指示されるとき、優先情報を固有の
搬送波に割り当て、非優先情報をその他の搬送波に割り
当てるものである。
【0047】図14は本実施の形態の受信機142の構
成図である。この受信機142は、受信部21、優先情
報搬送波抽出部131、デインタリーブ部24、誤り訂
正部25、受信情報格納部26を含んで構成される。優
先情報搬送波抽出部131は、図3の搬送波抽出部22
に代えて設けられ、予め決められた固有の搬送波から優
先情報を抽出するものである。従ってこの受信機142
には図3のような受信情報分離部23は用いられない。
【0048】訂正情報付加後の情報フレームの構成は、
図4に示す実施の形態1のものと同様である。またイン
タリーブ処理前後の情報フレームの構成も、図5に示す
実施の形態1のものと同様である。更に送信情報結合後
の情報フレームの構成も、図6に示す実施の形態1のも
のと同様であり、それらの説明を省略する。
【0049】図15は本実施の形態の搬送波優先固有割
当部121において、送信情報を割り当てる搬送波の配
置を示す説明図である。図示のように、搬送波として優
先固有搬送波1511〜151nと非優先搬送波152
1〜152nとが用いられる。
【0050】このように構成された送信機141と受信
機142間での動作について説明する。図13の送信機
141において、送信情報分離部2は、送信情報格納部
1に格納している送信情報を読み出し、優先情報と非優
先情報とに分離する。誤り訂正付加部3は、送信情報分
離部2で分離された非優先情報41に対して誤り訂正情
報42を付加し、誤り訂正付加情報511〜51nを生
成する。インタリーブ部4は生成された誤り訂正付加情
報511〜51nに対してインタリーブ処理を施し、イ
ンタリーブ情報52に変換する。
【0051】そして、送信情報結合部5は、インタリー
ブ部4で処理したインタリーブ情報と送信情報分離部2
で分離された優先情報とを結合し、結合情報を生成す
る。そしてインタリーブがされているか否かを示す識別
情報61を結合情報に付加する。次に、搬送波優先固有
割当部121は、送信情報結合部5で付加された識別情
報61に基づき、インタリーブされていない優先情報を
優先固有搬送波1511〜151nに割り当て、インタ
リーブされた非優先情報を非優先搬送波1521〜15
2nに割り当てる。送信部7はこれらの搬送波を伝送路
33に送信する。
【0052】図14の受信機142において、受信部2
1は伝送路33を介して送信された各搬送波を受信す
る。優先情報搬送波抽出部131は、受信した複数の搬
送波のうち、予め決められている優先固有搬送波151
1〜151nから優先情報を抽出し、非優先搬送波15
21〜152nから非優先情報を抽出する。
【0053】その後、デインタリーブ部24は、優先情
報搬送波抽出部131から得られた非優先情報、即ちイ
ンタリーブ情報52に対してデインタリーブ処理を施
し、誤り訂正付加情報511〜51nを得る。誤り訂正
部25は誤り訂正付加情報511〜51nに対して夫々
の誤り訂正情報42を用いて誤り訂正を行い、受信情報
格納部26にそれらの情報を格納する。また、優先情報
搬送波抽出部131で抽出した優先情報は直ちに受信情
報格納部26に格納される。このように通信装置におい
て、送信機141からの送信された情報が優先度に応じ
て異なるタイミングで受信機142に受信される。
【0054】以上のように、本実施の形態の通信装置に
よれば、送信機で優先情報を固有の搬送波に割り当てる
ことにより、受信機における優先情報と非優先情報との
識別処理を簡略化することができる。こうして優先情報
の即時性を確保し、伝送効率の高い通信を行いつつ、受
信機の構成要素を削減できる。
【0055】(実施の形態4)次に本発明の実施の形態
4における通信装置について説明する。なお、実施の形
態1〜3の通信装置と同一の構成で対応できる部分には
同一の番号を付し、それらの説明を省略する。この通信
装置は図16の全体構成図に示すように、送信機18
1、受信機182、これらを結合する伝送路33を有し
ている。送信機181は図17に示すように、送信情報
格納部1、送信情報分離部2、誤り訂正付加部3、イン
タリーブ部4、送信情報結合部5、時分割割当部16
1、送信部7を含んで構成される。
【0056】時分割割当部161は、図1の搬送波割当
部6に代えて設けられたもので、識別情報に基づいて優
先情報を送信する搬送波を、C/N値の高いものに時分
割で切り換え、選択された搬送波を特定するための優先
搬送波情報を付加するものである。
【0057】図18は本実施の形態の受信機182の構
成図である。この受信機182は、受信部21、優先情
報搬送波抽出部171、デインタリーブ部24、誤り訂
正部25、受信情報格納部26を含んで構成される。優
先情報搬送波抽出部171は、図3の搬送波抽出部22
に代えて設けられたもので、優先搬送波情報に基づいて
特定の搬送波から優先情報を抽出するものである。従っ
て本実施の形態では図3に示すような受信情報分離部2
3は用いられない。
【0058】訂正情報付加後の情報フレームの構成は、
図4に示す実施の形態1のものと同様である。またイン
タリーブ処理前後の情報フレームの構成は、図5に示す
実施の形態1のものと同様である。また送信情報結合後
の情報フレームの構成も、図6に示す実施の形態1のも
のと同様であるので、それらの説明を省略する。更に送
信情報を割り当てる搬送波の配置も、図7に示す実施の
形態1のものと同様である。
【0059】このように構成された送信機181と受信
機182間での動作について説明する。図17の送信機
181において、送信情報分離部2は送信情報格納部1
に格納している送信情報を読み出し、優先情報と非優先
情報とに分離する。誤り訂正付加部3は、送信情報分離
部2で分離された非優先情報41に対して誤り訂正情報
42を付加し、誤り訂正付加情報511〜51nを生成
する。インタリーブ部4は生成された誤り訂正付加情報
511〜51nに対してインタリーブ処理を施し、イン
タリーブ情報52に変換する。
【0060】送信情報結合部5は、インタリーブ部4で
処理した非優先情報と、送信情報分離部2で分離された
優先情報とを結合して結合情報を生成し、インタリーブ
がされているか否かを示す識別情報61を付加する。次
に、時分割割当部161は、送信情報結合部5で付加し
た識別情報61に基づき、複数の搬送波71〜7nのう
ち、C/N値の大きい搬送波を選択するため、時分割に
より特定の搬送波に切り換え、特定の搬送波にインタリ
ーブされていない優先情報を割り当てる。そして時分割
割当部161は、インタリーブされた非優先情報を、優
先情報に割り当てた以外の搬送波に割り当てる。送信部
7はこれらの搬送波を伝送路33に送信する。
【0061】図18の受信機182において、受信部2
1は伝送路33を介して送信された各搬送波を受信す
る。優先情報搬送波抽出部171は、搬送波情報に基づ
いて受信した複数の搬送波から特定の搬送波とその他の
搬送波を識別し、特定の搬送波から優先情報を抽出し、
その他の搬送波から非優先情報を抽出する。但し、最初
は予め決められた搬送波から優先情報を抽出する。
【0062】その後、デインタリーブ部24は非優先情
報であるインタリーブ情報52を入力してデインタリー
ブ処理を施し、誤り訂正付加情報511〜51nに変換
する。誤り訂正部25は誤り訂正付加情報511〜51
nに対して夫々の誤り訂正情報42を用いて誤り訂正を
行い、受信情報格納部26に情報を格納する。また優先
情報搬送波抽出部171で抽出された優先情報は直ちに
受信情報格納部26に格納される。このように通信装置
において、送信機181からの送信された情報が優先度
に応じて異なるタイミングで受信機182に受信され
る。
【0063】以上のように本実施の形態の通信装置によ
れば、送信機で優先情報を割り当てる搬送波を時分割で
変化させることにより、対ノイズ特性を適応的に向上さ
せることができる。このために優先情報に対して伝送品
質の高い通信を行える。
【0064】以上の実施の形態1〜4の通信装置におい
て、送信機と受信機とを同一端末装置内に収容してもよ
い。このように構成すると、双方向での情報のやり取り
ができ、応答を必要とする双方通信に適用することがで
きる。
【0065】また、双方向通信を行う伝送路の情報伝送
容量が制限されているとき、双方間の情報の伝送速度を
非対称にしてもよい。この場合、伝送路に結合された一
方の端末装置の送信機の情報伝送速度を、伝送路に結合
された他方の端末装置の送信機の情報伝送速度より大き
く設定する。こうすると情報量に偏りがある通信におい
て、伝送効率の高い通信が行える。また、上記の構成
で、双方間の情報の伝送方式に直交振幅変調を使用して
もよい。このような構成により、狭い帯域で大量の情報
を通信することができ、周波数の有効利用を図ることが
できる。
【0066】
【発明の効果】本願の請求項1記載の発明によれば、誤
り訂正処理やインタリーブ処理を行う前に、情報の優先
度の判定を行うことにより、誤りに弱いデータに対して
の誤り訂正能力を維持し、優先が必要なデータは送信機
と受信機での処理時間を削減することができる。このた
め、音声や画像情報の通信において、即時性が確保され
る。
【0067】また、請求項2記載の発明によれば、優先
情報を非優先情報の一部にオーバーラップさせ、非優先
情報上は誤り情報に見せかけ、誤り訂正処理やインタリ
ーブ処理により誤り訂正を行うことにより、伝送効率の
高い通信が可能となる。
【0068】また、請求項3記載の発明によれば、送信
機で優先情報を固有の搬送波に割り当てることにより、
受信機での優先情報と非優先情報との識別処理を簡略化
することができる。このため受信機の構成要素の削減が
行なえ、受信機の小型化が可能となる。
【0069】また、請求項4記載の発明によれば、送信
機で優先情報を割り当てる搬送波を時分割で変化させる
ことにより、対ノイズ特性を向上することができる。こ
のため伝送品質の高い通信が可能となる。
【0070】また、請求項5記載の発明によれば、双方
向での情報のやり取り行なうことができ、応答を必要と
する通信が実現される。
【0071】また、請求項6記載の発明によれば、情報
量に偏りある双方向通信において、伝送効率の高い通信
が可能となる。
【0072】また、請求項7記載の発明によれば、狭い
帯域でより多くの情報を通信することができ、周波数の
有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における通信装置の全体
構成図である。
【図2】実施の形態1における送信機の構成図である。
【図3】実施の形態1における受信機の構成図である。
【図4】各実施の形態の通信装置において、訂正情報付
加後の情報フレームの構成を示す説明図である。
【図5】各実施の形態の通信装置において、インタリー
ブ処理前後の情報フレームの構成を示す説明図である。
【図6】実施の形態1、3、4の通信装置において、送
信情報結合後の情報フレームの構成を示す説明図であ
る。
【図7】実施の形態1、2の通信装置において、送信情
報を割り当てる搬送波の配置図である。
【図8】本発明の実施の形態2における通信装置の全体
構成図である。
【図9】実施の形態2における送信機の構成図である。
【図10】実施の形態2における受信機の構成図であ
る。
【図11】実施の形態2の通信装置において、インタリ
ーブ処理前後の情報フレームの構成を示す説明図であ
る。
【図12】本発明の実施の形態3における通信装置の全
体構成図である。
【図13】実施の形態3における送信機の構成図であ
る。
【図14】実施の形態3における受信機の構成図であ
る。
【図15】実施の形態3、4の通信装置において、送信
情報を割り当てる搬送波の配置図である。
【図16】本発明の実施の形態4における通信装置の全
体構成図である。
【図17】実施の形態4における送信機の構成図であ
る。
【図18】実施の形態4における受信機の構成図であ
る。
【図19】第1の従来例における通信装置の全体構成図
である。
【図20】第1の従来例における送信機の構成図であ
る。
【図21】第1の従来例における受信機の構成図であ
る。
【図22】第1及び第2従来例の通信装置において、訂
正情報付加後の情報フレームの構成を示す説明図であ
る。
【図23】第1及び第2従来例の通信装置において、イ
ンタリーブ処理前後の情報フレームの構成を示す説明図
である。
【図24】第1及び第2従来例の通信装置において、送
信情報を割り当てる搬送波の配置図である。
【図25】第2従来例における通信装置の全体構成図で
ある。
【図26】第2従来例2における送信機の構成図であ
る。
【図27】第2従来例における受信機の構成図である。
【図28】第2従来例の通信装置において、送信情報結
合後の情報フレームの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 送信情報格納部 2 送信情報分離部 3 誤り訂正付加部 4 インタリーブ部 5 送信情報結合部 6 搬送波割当部 7 送信部 21 受信部 22 搬送波抽出部 23 受信情報分離部 24 デインタリーブ部 25 誤り訂正部 26 受信情報格納部 31,101,141,181 送信機 32,102,142,182 受信機 33 伝送路 41 非優先情報 42 誤り訂正情報 511〜51n 誤り訂正付加情報 52 インタリーブ情報 61 識別情報 62 情報 71〜7n 搬送波 81 送信情報更新部 91 更新情報抽出部 111 更新情報部分 121 搬送波優先固有割当部 131,171 優先情報搬送波抽出部 1511〜151n 優先固有搬送波 1521〜152n 非優先搬送波 161 時分割割当部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 1/00 H04L 1/00 B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信情報を送信機から伝送路を介して受
    信機に伝送する通信装置であって、 前記送信機は、 前記送信情報を優先度に応じて優先情報と非優先情報と
    に分離する送信情報分離部と、 前記送信情報分離部で分離された非優先情報に対して誤
    り訂正情報を付加する誤り訂正付加部と、 前記誤り訂正付加部から出力される誤り訂正付加情報に
    インタリーブ処理を施すインタリーブ部と、 前記インタリーブ部で得られたインタリーブ情報と前記
    送信情報分離部から出力された優先情報とを結合し、結
    合情報を生成する送信情報結合部と、 前記送信情報結合部から出力される前記結合情報を複数
    の搬送波に割り当てる搬送波割当部と、 前記搬送波割当部から出力される各搬送波を前記伝送路
    に送信する送信部と、を具備するものであり、 前記受信機は、 前記伝送路を介して前記送信機から送信された複数の搬
    送波を受信する受信部と、 前記受信部で受信した夫々の搬送波から前記結合情報を
    抽出する搬送波抽出部と、 前記搬送波抽出部で抽出した結合情報を優先情報とイン
    タリーブ情報とに分離する受信情報分離部と、 前記受信情報分離部で分離したインタリーブ情報に対し
    てデインタリーブ処理を施すデインタリーブ部と、 前記デインタリーブ部から得られる誤り訂正付加情報に
    対して誤り訂正処理を行い前記非優先情報を出力する誤
    り訂正部と、 前記受信情報分離部で分離された優先情報と前記誤り訂
    正部から出力される非優先情報とを受信情報として一時
    保持する受信情報格納部と、を具備するものであること
    を特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 送信情報を送信機から伝送路を介して受
    信機に伝送する通信装置であって、 前記送信機は、 前記送信情報を優先度に応じて優先情報と非優先情報と
    に分離する送信情報分離部と、 前記送信情報分離部で分離された非優先情報に対して誤
    り訂正情報を付加する誤り訂正付加部と、 前記誤り訂正付加部から出力される誤り訂正付加情報に
    インタリーブ処理を施すインタリーブ部と、 前記インタリーブ部で得られたインタリーブ情報の一部
    を、前記送信情報分離部から出力された優先情報で更新
    し、更新情報を生成する送信情報更新部と、 前記更新情報と前記インタリーブ情報とが結合された情
    報を結合情報とするとき、前記送信情報更新部から出力
    された前記結合情報を複数の搬送波に割り当てる搬送波
    割当部と、 前記搬送波割当部から出力される各搬送波を前記伝送路
    に送信する送信部と、を具備するものであり、 前記受信機は、 前記伝送路を介して前記送信機から送信された複数の搬
    送波を受信する受信部と、 前記受信部で受信した夫々の搬送波から前記結合情報を
    抽出する搬送波抽出部と、 前記搬送波抽出部で抽出した結合情報から前記更新情報
    と前記インタリーブ情報とを抽出する更新情報抽出部
    と、 前記更新情報抽出部で抽出した前記インタリーブ情報に
    対してデインタリーブ処理を施すデインタリーブ部と、 前記デインタリーブ部から得られる誤り訂正付加情報に
    対して誤り訂正処理を行い前記非優先情報を出力する誤
    り訂正部と、 前記更新情報抽出部で抽出された前記更新情報を優先情
    報とし、前記優先情報と前記誤り訂正部から出力された
    前記非優先情報とを受信情報として一時保持する受信情
    報格納部と、を具備するものであることを特徴とする通
    信装置。
  3. 【請求項3】 送信情報を送信機から伝送路を介して受
    信機に伝送する通信装置であって、 前記送信機は、 前記送信情報を優先度に応じて優先情報と非優先情報と
    に分離する送信情報分離部と、 前記送信情報分離部で分離された非優先情報に対して誤
    り訂正情報を付加する誤り訂正付加部と、 前記誤り訂正付加部から出力される誤り訂正付加情報に
    インタリーブ処理を施すインタリーブ部と、 前記インタリーブ部で得られたインタリーブ情報と前記
    送信情報分離部から出力された優先情報とを結合し、結
    合情報を生成する送信情報結合部と、 前記送信情報結合部から出力される前記結合情報を複数
    の搬送波に割り当てるとき、前記結合情報に含まれる優
    先情報を特定の搬送波に割り当て、前記結合情報に含ま
    れる前記インタリーブ情報をその他の搬送波に割り当て
    る搬送波優先固有割当部と、 前記搬送波優先固有割当部から出力される各搬送波を前
    記伝送路に送信する送信部と、を具備するものであり、 前記受信機は、 前記伝送路を介して前記送信機から送信された複数の搬
    送波を受信する受信部と、 前記受信部で受信した夫々の搬送波から前記結合情報を
    抽出し、搬送波に応じて前記優先情報と前記インタリー
    ブ情報とに分離する優先情報搬送波抽出部と、 前記優先情報搬送波抽出部で分離したインタリーブ情報
    に対してデインタリーブ処理を施すデインタリーブ部
    と、 前記デインタリーブ部から得られる誤り訂正付加情報に
    対して誤り訂正処理を行い前記非優先情報を出力する誤
    り訂正部と、 前記優先情報搬送波抽出部で分離された優先情報と前記
    誤り訂正部から出力される非優先情報とを受信情報とし
    て一時保持する受信情報格納部と、を具備するものであ
    ることを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 送信情報を送信機から伝送路を介して受
    信機に伝送する通信装置であって、 前記送信機は、 前記送信情報を優先度に応じて優先情報と非優先情報と
    に分離する送信情報分離部と、 前記送信情報分離部で分離された非優先情報に対して誤
    り訂正情報を付加する誤り訂正付加部と、 前記誤り訂正付加部から出力される誤り訂正付加情報に
    インタリーブ処理を施すインタリーブ部と、 前記インタリーブ部で得られたインタリーブ情報と前記
    送信情報分離部から出力された優先情報とを結合し、結
    合情報を生成する送信情報結合部と、 前記送信情報結合部から出力される前記結合情報を複数
    の搬送波に割り当てるとき、C/N値の高い特定搬送波
    を時分割で選択し、前記結合情報に含まれる優先情報を
    前記特定搬送波に割り当て、前記結合情報に含まれる前
    記インタリーブ情報をその他の搬送波に割り当てる時分
    割割当部と、 前記時分割割当部から出力される各搬送波を前記伝送路
    に送信する送信部と、を具備するものであり、 前記受信機は、 前記伝送路を介して前記送信機から送信された複数の搬
    送波を受信する受信部と、 前記受信部で受信した複数の搬送波を前記特定搬送波と
    その他の搬送波とに識別し、前記特定搬送波から前記優
    先情報を抽出し、前記その他の搬送波から前記インタリ
    ーブ情報を抽出する優先情報搬送波抽出部と、 前記優先情報搬送波抽出部で分離したインタリーブ情報
    に対してデインタリーブ処理を施すデインタリーブ部
    と、 前記デインタリーブ部から得られる誤り訂正付加情報に
    対して誤り訂正処理を行い前記非優先情報を出力する誤
    り訂正部と、 前記優先情報搬送波抽出部で分離された優先情報と前記
    誤り訂正部から出力される非優先情報とを受信情報とし
    て一時保持する受信情報格納部と、を具備するものであ
    ることを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 前記送信機と前記受信機とを1つの端末
    装置に設け、複数の前記端末装置の送信機及び受信機を
    伝送路を介して結合し、双方向で情報の送受信を行える
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
    項記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 双方向通信を行う前記伝送路の情報伝送
    容量が制限されているとき、前記伝送路に結合された一
    方の前記端末装置の送信機の情報伝送速度を、前記伝送
    路に結合された他方の前記端末装置の送信機の情報伝送
    速度より大きく設定したことを特徴とする請求項5記載
    の通信装置。
  7. 【請求項7】 前記送信機は、前記搬送波で直交振幅変
    調を用いて情報を送信することを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか1項記載の通信装置。
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