JP2002117742A - 押しボタンスイッチ装置 - Google Patents

押しボタンスイッチ装置

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JP2002117742A
JP2002117742A JP2000307798A JP2000307798A JP2002117742A JP 2002117742 A JP2002117742 A JP 2002117742A JP 2000307798 A JP2000307798 A JP 2000307798A JP 2000307798 A JP2000307798 A JP 2000307798A JP 2002117742 A JP2002117742 A JP 2002117742A
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Japan
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lcd
switch device
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button switch
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JP2000307798A
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Toshiyuki Omori
俊行 大森
Kazunori Takahashi
和典 高橋
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部材点数を削減することによってカメラ内部
の省スペース化とコスト削減がなされた押しボタンスイ
ッチ装置を得る。 【構成】 外観部材に穿設した突出穴から突出する操作
ボタンを、LCD表示部を固定するLCD固定枠に突設
した板ばね部によって突出方向へ付勢した押しボタンス
イッチ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、カメラ等の各種機器に、
LCD表示部の近傍にセットで設けられる押しボタンス
イッチ装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】押しボタンスイッチ装置
は一般に、操作ボタンを外観部材から突出する方向に付
勢している。従来、この付勢は、操作ボタンとは別部材
からなるばね部材で行われ、あるいは操作ボタン自身を
ゴム製として、付勢力を与えていた。しかし、別部材か
らなるばね部材を用いると、部品点数が増加するため、
スペース面、コスト面で不利であり、ゴム製の操作ボタ
ンは、色や感触などが高級感に欠けるきらいがある。
【0003】
【発明の目的】本発明は、独立したばね部材を必要とし
ない、機器内部の省スペース化とコスト削減がなされた
押しボタンスイッチ装置を得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、押しボタンスイッチ装置はL
CD表示部の近傍にセットで設けられるケースが多いこ
と、及びLCDユニットを固定する固定枠に一体に操作
ボタン用のばね部を形成すれば部品点数の削減ができる
ことに着目してなされたものである。
【0005】すなわち本発明は、操作ボタン用の突出穴
とLCD表示部とを有する外観部材と;外観部材の内部
に位置するスイッチ装置と;このスイッチ装置を操作す
る軸部を有し、外観部材の突出穴から突出して、該外観
部材に押圧操作可能に支持される操作ボタンと;外観部
材のLCD表示部の内側にLCDユニットを固定するL
CD固定枠と;を有する押しボタンスイッチ装置におい
て、LCD固定枠に一体に、操作ボタンを外観部材から
突出する方向へ付勢する板ばね部を形成したことを特徴
としている。この構成によると、LCD固定枠の板ばね
部が操作ボタンを外観部材から突出する方向へ常時付勢
するため、部品点数を増加させることなく、操作ボタン
の付勢ができる。
【0006】本発明は、別の態様によると、操作ボタン
用の突出穴とLCD表示部とを有する外観部材と;外観
部材の内部に位置する、電気端子を有する回路基板と;
外観部材の突出穴から突出して、該外観部材に押圧操作
可能に支持される操作ボタンと;外観部材のLCD表示
部の内側にLCDユニットを固定するLCD固定枠と;
を有する押しボタンスイッチ装置において、LCD固定
枠に一体に、操作ボタンを外観部材から突出する方向へ
付勢する板ばね部を形成するとともに、該板ばね部の先
端部に上記基板上の電気端子に対して接離する電気接片
を形成したことを特徴としている。この構成によると、
板ばね部の先端部に形成した電気接片と電気端子とで別
のスイッチ装置を構成することができる。
【0007】LCD固定枠の板ばね部に挿通孔を穿設し
てこの挿通孔に操作ボタンの軸部を挿通する構成も可能
である。挿通孔に軸部を挿通することによって操作ボタ
ンをLCD固定枠の板ばね部に容易に装着することが可
能となる。突出する方向へ付勢される操作ボタンに抜け
止めフランジを形成することによって、この抜け止めフ
ランジが外観部材の突出穴の周縁下面に当接して、操作
ボタンの突出穴からの突出を規制できる。
【0008】LCD固定枠は、金属や合成樹脂等の硬質
部材から構成することができる。板ばね部は、このLC
D固定枠と同一材料で、LCD固定枠の成形時に同時に
一体に形成するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図5は、本発明の押し
ボタンスイッチ装置をコンパクトカメラの操作ボタン3
0a〜30cに適用した第一実施形態を示す。図1に示
すカメラは、カメラボディ10上面にLCD表示部21
を有するコンパクトカメラで、LCD表示部21の近傍
に設けられたこれらの操作ボタン30a〜30cを押圧
操作することによってLCD表示部21に表示される内
容や条件を設定する構成となっている。本実施形態で
は、操作ボタン30a〜30c及びLCD表示部21
は、カメラボディ10の外面一部を構成する外観部材2
0に設けられている。
【0010】本実施形態の押しボタンスイッチ装置は、
これらの操作ボタン30a〜30cに対して適用してい
るが、操作ボタン30a〜30cは、同一構造を有して
いるため以下の説明は操作ボタン30aに関してのみ行
う。
【0011】外観部材20は、同じく外観部材の一部で
ある前カバー11と後カバー12で挟むようにしてカメ
ラボディ10の上面に固定されている。操作ボタン30
aは、外観部材20内に備えられており、外観部材20
には、図5に示すように、操作ボタン30aが突出する
ための突出穴22が穿設されている。
【0012】外観部材20の内側には、図5に示すよう
に、回路基板60が設置されている。回路基板60に
は、弾性変形可能な電気接片61が半田付け部62によ
って固定されている。回路基板60上には、電気切片6
1とスイッチ装置63を構成する電気端子64が存在す
る。外観部材20のLCD表示部21は、外観部材20
の内側にLCD固定枠40を介して固定されるLCDユ
ニット50を透視可能な透明部からなっている。
【0013】外観部材20の裏面は、LCD表示部(透
明部)21を除いて印刷23(図4、図5)を施した印
刷面とされており、その印刷23は突出穴22周縁では
複数回施されている。
【0014】LCD固定枠40は、平面略矩形の開口4
0aを有する天板40bと、この天板40bの四辺から
天板40bに直角に下方に延びる脚片40cとを有する
枠体である。このLCD固定枠40には、その長辺側の
脚片40cに、天板40bと平行な方向に延びる板ばね
部41が三カ所に一体に突設されており、この板ばね部
41の先端部分には、挿通孔42がそれぞれ穿設されて
いる。このLCD固定枠40の天板40bと脚片40c
との接続部には、その長辺側に各2個ずつ合計4個の固
定穴部43a〜43dが穿設されている。LCDユニッ
ト50は、このLCD固定枠40の脚片40c内に挿入
され、その表面の周縁が天板40bに接触し、中心の表
示部が開口40aから露出する。
【0015】操作ボタン30aは、外観部材20の突出
穴22の外径より若干小さい外径を有する平面略楕円形
(長円形)に形成されており、その裏面の中心には、回
路基板60のスイッチ装置63(電気切片61)に向か
って伸びる小径の軸部31が突設されている。この軸部
31は、板ばね部41の先端の挿通孔42に挿入されて
いて、板ばね部41の先端が操作ボタン30aの裏面に
当接し、操作ボタン30aに外観部材20から突出する
方向の付勢力を及ぼしている。操作ボタン30aには、
突出穴22の下面周縁に接触し、外観部材20からの突
出位置を規制する抜け止めフランジ32が突出形成され
ている。
【0016】本発明の押しボタンスイッチ装置は、次の
ようにカメラボディ10に組み込まれる。LCDユニッ
ト50を、LCD固定枠40の脚片40c内に嵌め込む
とともに、LCD固定枠40と一体の板ばね部41の挿
通孔42に操作ボタン30aの軸部31を挿通して、操
作ボタン30aを板ばね部41に装着する。このLCD
ユニット50をカメラボディ10の載置面10a(図
4)に載置し、固定穴部43aないし43dに、載置面
10a周囲に突出形成したリブ24aないし24dを挿
通し、脚片40cを弾性変形させながら、リブ24aな
いし24dの係止頭部を固定穴部43aないし43dか
ら突出させる。このようなLCD固定枠40を利用した
LCDユニット50の固定構造は周知である。
【0017】以上の固定作業と同時に、操作ボタン30
aを外観部材20の突出穴22から突出させて、板ばね
部41の弾性により該突出穴22から突出する方向に付
勢する。以上の外観部材20は、前カバー11と後カバ
ー12で挟み込むようにカメラボディ10に組み込まれ
る。
【0018】本実施例では、操作ボタン30aを押圧操
作することで設定内容を選択し、その設定内容をLCD
ユニット50に表示する構成となっている。操作ボタン
30aを押圧操作すると、LCD固定枠40の板ばね部
41が撓んで操作ボタン30aの軸部31が回路基板6
0に向かって移動する。さらに操作ボタン30aへの押
圧操作を続けると、操作ボタン30aの軸部31は回路
基板60上の電気接片61を弾性変形させて電気端子6
4に接触させ、スイッチ装置63をオンする。このとき
電気切片61の弾性変形によってクリック感が操作者に
伝わるとともに、ONとなったスイッチ装置に対応して
LCDユニット50に設定した情報が表示される。選択
した設定内容がLCDユニット50に表示されるため、
操作者は目視で設定内容を確認することができる。
【0019】本発明の押しボタンスイッチ装置の第二実
施形態を図6に示す。この第二実施形態は、LCD固定
枠40の板ばね部41を、挿通孔42の先から回路基板
60に向けて延長し、その先端部分を操作ボタン30a
側に湾曲させて電気接片45とした点が第一実施形態と
異なる。この電気切片45は、回路基板60上の電気端
子66と対応して別のスイッチ装置67を構成してい
る。この電気接片45は操作ボタン30aが押圧操作さ
れていない自由状態では、回路基板60(電気端子6
6)から離間している。この他の部分は、第一実施形態
と同様の構成であり、同一の部材には同一符号を付して
説明を省略する。
【0020】以上の実施形態では、操作ボタン30a
が、押圧操作されると板ばね部41が撓んで操作ボタン
30aが回路基板60に向かって移動するとともに、板
ばね部41の先端部分に形成した電気接片45が回路基
板60(電気端子66)に接触する。このときスイッチ
装置67がONとなり、LCD表示部50に設定した情
報が表示される。操作ボタン30aを押圧操作する度に
表示された設定が変更される。
【0021】本発明の押しボタンスイッチ装置は、カメ
ラの操作ボタンに限定されず、LCD表示部の近傍に操
作ボタンを備えたタイプのあらゆる機器に適用可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明の押しボタンスイ
ッチ装置によれば、LCD固定枠に操作ボタンを外観部
材から突出する方向へ付勢する板ばね部を形成したこと
により、機器内部の構造を複雑にしスペースをとってい
た圧縮ばねを省くことができる。これにより機器内部の
省スペース化とコスト削減を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した押しボタンスイッチ装置を
有するカメラの平面図である。
【図2】 図1の外観部材を除去した状態のLCD固定
枠回りの平面拡大図である。
【図3】 図2のIII‐III線に沿った断面図である。
【図4】 図2のIV‐IV線に沿う、カメラボディへの固
定状態を示す断面図である。
【図5】 本発明を適用した押しボタンスイッチ装置の
第一の実施例を示す断面図である。
【図6】 本発明を適用した押しボタンスイッチ装置の
第二の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 カメラボディ 11 前カバー 12 後カバー 20 外観部材 21 透明部 22 突出穴 24a〜24d リブ 30a〜30c 操作ボタン 31 軸部 32 抜け止めフランジ 40 LCD固定枠 41 板ばね部 42 挿通孔 43a〜43d 穴部 44 湾曲部 45 電気接片 50 LCDユニット 60 回路基板 61 電気接片 62 半田付け部 63 67 スイッチ装置 64 66 電気端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作ボタン用の突出穴とLCD表示部と
    を有する外観部材と;上記外観部材の内部に位置するス
    イッチ装置と;このスイッチ装置を操作する軸部を有
    し、上記外観部材の上記突出穴から突出して、該外観部
    材に押圧操作可能に支持される操作ボタンと;上記外観
    部材のLCD表示部の内側にLCDユニットを固定する
    LCD固定枠と;を有する押しボタンスイッチ装置にお
    いて、 上記LCD固定枠に一体に、上記操作ボタンを外観部材
    から突出する方向へ付勢する板ばね部を形成したことを
    特徴とする押しボタンスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 操作ボタン用の突出穴とLCD表示部と
    を有する外観部材と;上記外観部材の内部に位置する、
    電気端子を有する回路基板と;上記外観部材の上記突出
    穴から突出して、該外観部材に押圧操作可能に支持され
    る操作ボタンと;上記外観部材のLCD表示部の内側に
    LCDユニットを固定するLCD固定枠と;を有する押
    しボタンスイッチ装置において、 上記LCD固定枠に上記操作ボタンを外観部材から突出
    する方向へ付勢する板ばね部を形成するとともに、該板
    ばね部の先端部に上記基板上の電気端子に対して接離す
    る電気接片を形成したことを特徴とする押しボタンスイ
    ッチ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の押しボタンスイ
    ッチ装置において、操作ボタンに、外観部材の突出穴の
    下面周縁に位置する抜け止めフランジを形成した押しボ
    タンスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の押しボタンスイ
    ッチ装置において、LCD固定枠の板ばね部に、操作ボ
    タンの軸部を挿通する挿通孔を穿設した押しボタンスイ
    ッチ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項記載の押
    しボタンスイッチ装置において、LCD固定枠は、金属
    製である押しボタンスイッチ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれか一項記載の押
    しボタンスイッチ装置において、LCD固定枠は、合成
    樹脂製である押しボタンスイッチ装置。
JP2000307798A 2000-10-06 2000-10-06 押しボタンスイッチ装置 Pending JP2002117742A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017069684A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 アイホン株式会社 インターホン機器

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