JP2002116696A - 電子データ送受信仲介方法及びそのシステム - Google Patents

電子データ送受信仲介方法及びそのシステム

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JP2002116696A
JP2002116696A JP2000313143A JP2000313143A JP2002116696A JP 2002116696 A JP2002116696 A JP 2002116696A JP 2000313143 A JP2000313143 A JP 2000313143A JP 2000313143 A JP2000313143 A JP 2000313143A JP 2002116696 A JP2002116696 A JP 2002116696A
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JP2000313143A
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Inventor
Hideo Noyama
英郎 野山
Takeshi Matsuki
武 松木
Shuji Terada
修司 寺田
Kosuke Hara
康介 原
Eriko Ikeda
恵理子 池田
Mitsuru Iwamura
充 岩村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、所定期間又は所定時点又は所
定時点以前又は所定時点以降における電子データの内容
を特定する電子データ特定者の不正(例えば、改竄)を
防止し、電子データ利用した契約、申請、出願、取引、
決済等の信頼性を向上することである。 【解決手段】本発明は、時刻保証者システム1040が第1
時刻データを利用者1システム1010(電子店舗1システム
1060)へ送信すると共に保存し、利用者1システム1010
(電子店舗1システム1060)が第1時刻データを付与さ
れた電子データに電子署名を付与した後に時刻保証者シ
ステム1040へ送信し、時刻保証者システム1040が電子署
名及び第1時刻データを付与された電子データに第2時
刻データを付与した後に保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定期間又は所定
時点又は所定時点以前又は所定時点以降におけるユーザ
の電子データの内容を特定する電子データ特定方法及び
そのシステムに係り、特に、電子的に行われる契約、電
子的に行われる申請、電子的に行われる知的所有権に関
する出願若しくは申請、電子的に行われる取引、電子的
に行われる決済等に関する電子データの内容の特定する
電子データ特定方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開平11-261550号
公報には、電子文書から特徴を抽出して特徴データを生
成し、この特徴データを当事者の暗号鍵で暗号化して暗
号化データを作成し、さらにこの暗号化データに日付な
どの外部認証データを付与し、これを外部認証者の暗号
鍵で暗号化することにより、当事者であっても文書の改
竄を防止することが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、当事者の不正を防止することができるが、外部
認証者の不正を防止することまで考慮されていない。
【0004】本発明の目的は、所定期間又は所定時点又
は所定時点以前又は所定時点以降における電子データの
内容を特定する電子データ特定者の不正(例えば、改
竄)を防止し、電子データ利用した契約、申請、出願、
取引、決済等の信頼性を向上する電子データ特定方法及
びそのシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子データ特
定者が第1時刻データをユーザへ送信すると共に保存
し、ユーザが第1時刻データを付与された電子データに
電子署名を付与した後に電子データ特定者へ送信し、電
子データ特定者が電子署名及び第1時刻データを付与さ
れた電子データに第2時刻データを付与した後に保存す
る。さらに、好ましくは、ユーザ又は第3者から所定期
間又は所定時点又は所定時点以前又は所定時点以降にお
ける電子データの内容の特定を要求された場合に、予め
保存された電子データの中から、電子データの存在期間
の特定を要求するユーザの電子署名に一致する電子署名
を付与された電子データを検索し、検索された電子署名
に付与された第1時刻データと第2時刻データとに基づ
いて、所定期間間又は又は所定時点又は所定時点以前又
は所定時点以降における電子データの内容を特定する。
【0006】電子データ特定者は、所定期間又は所定時
点又は所定時点以前又は所定時点以降におけるユーザの
電子データの内容を特定する者であり、例えば、ユーザ
へ電子データの内容を特定するサービスを提供する者、
時刻保証者である。ユーザは、電子データ特定者に対し
所定期間又は所定時点又は所定時点以前又は所定時点以
降におけるユーザの電子データの内容の特定を要求する
者であり、例えば、電子店舗を所有若しくは運営若しく
は管理する者、電子店舗を利用する者である。電子デー
タは、例えば、電子的な契約書類、電子的な申請書類、
電子的な知的所有権に関する出願若しくは申請書類、電
子的な取引書類、電子的な決済書類等に関するテキスト
データ、画像データ、音声データである。第1時刻デー
タ及び第2時刻データは、時刻を証明可能なデータであ
り、例えば、テキストデータ、画像データ、音声デー
タ、そののハッシュ値である。
【0007】又は、本発明は、電子データ送受信仲介者
が第1時刻データを前記第1ユーザへ送信すると共に保
存し、第1ユーザが第1時刻データを付与された電子デ
ータに電子署名を付与した後に電子データ送受信仲介者
へ送信し、第1ユーザの電子署名及び第1時刻データを
付与された電子データに第2時刻データを付与した後に
第2ユーザへ送信すると共に保存する。さらに、好まし
くは、第2のユーザが第1ユーザの電子署名及び第1時
刻データ及び第2時刻データ及び前記第2ユーザの電子
署名を付与された電子データに第3時刻データを付与し
た後に保存する。さらに、好ましくは、電子データ送受
信仲介者が第1ユーザの電子署名及び第1時刻データ及
び第2時刻データ及び第2ユーザの電子署名及び第3時
刻データを付与された電子データを第1ユーザ又は第2
ユーザの少なくとも1つへ送信する。
【0008】電子データ送受信仲介者は、第1ユーザの
システムと第2ユーザのシステムとの間の電子データの
送信又は受信の少なくとも1つを仲介する者であり、例
えば、時刻保証者である。第1ユーザは、第2ユーザへ
電子データを送信する者であり、例えば、電子店舗を利
用する者である。第2ユーザは、第1ユーザから電子デ
ータを受信する者であり、例えば、電子店舗を所有若し
くは運営若しくは管理する者である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0010】図1は、本発明を実施するためのサービス
提供者を中心としたネットワーク構成例を示す図であ
る。図1において、利用者1システム1010から利用者M
システム1020までのM個の利用者システムがネットワー
ク1030を経由して時刻保証者システム1040に接続されて
いる。また、電子店舗1システム1060から電子店舗Nシ
ステム1070までのN個の電子店舗システムがネットワー
ク1050を経由して時刻保証者システム1040に接続されて
いる。すなわち、任意の利用者A1≦A≦Mと電子店舗
B1≦B≦Nとが取り引きをする場合、取り引きの情報
は必ず時刻保証者システム1040を中継することになる。
Mは、1でもよし、2以上でもよい。Nは、1でもよし、
2以上でもよい。
【0011】例えば、金融取り引きの自由化に伴って、
国内・海外の金融機関と消費者の直接取り引きが増えて
くると考えられる。このような時が来たとき、消費者は
複数の金融取り引きによって得た損益を纏めて確定申告
しなければならない。また、役所からの請求があった場
合は、過去数年に渡って取り引き内容を示さなければな
らない。こうような場合、時刻保証者システム1040を中
継した取り引きであれば、時刻保証者システム1040が取
り引き日時や取り引き内容を保証することが可能にな
る。
【0012】また、時刻保証者システム1040は、利用者
1システム1010から利用者Mシステム1020のM個の電子
署名と、電子店舗1システム1060から電子店舗N1070のN
個の電子署名を持っており、時刻保証者システム1040は
電子署名付きの文書を受信した場合に、該文書の送付者
が正しい相手かどうかを電子署名の正しさを検証するこ
とで確認することができる。
【0013】より具体的には、時刻保証者システム1040
は、例えば利用者1システム1010の公開鍵を予め入手し
ている。利用者1システム1010は、作成した文書を自ら
の秘密鍵で暗号化して時刻保証者システム1040に送付す
る。そして、時刻保証者システム1040は、この暗号化さ
れた文書を利用者1システムの公開鍵で復号化する処理
を行ない、復号化処理が正しく行なわれた場合は、文書
が利用者1システムで作成されたとみなすことができる
ので、電子署名が正しいものであったということができ
る。
【0014】図2は、時刻保証者システム1040のハード
ウェア構成例であり、メモリ2020と演算装置2060と通信
装置2030と一度だけ書き込み可能な媒体(例えば、CD-R
OM、CD-R、DVD-ROM、DVD-R等)からなる記憶装置2040と
ディスプレイやプリンタ等の出力装置2050と暗号及び署
名処理を高速に行なう署名処理装置2070とある時刻以降
であることを証明する為の時刻保証データ生成装置2080
がバスで繋がれている。
【0015】図3は、利用者システム1010,1020あるい
は電子店舗システム1060,1070のハードウェア構成例で
あり、メモリ3020とネットワークに接続する為の通信装
置3030と時刻保証者から放送される番組を受信する為の
受信装置3040と取り引き内容等を入力する為の入力装置
3050と演算装置3060と記憶装置3070がバスで繋がれてい
る。
【0016】図4と図5は、本発明を実施するための基本
的な処理フローであり、図6は時刻保証者システムの記
憶装置に記録される時刻保証データの例である。
【0017】利用者aシステムと電子店舗Aシステムとの
間で取り引きをする場合を例に考えてみる。
【0018】利用者aシステム4110は、取り引きをする
為の契約データ1を作成する処理(ステップ4120)にお
いて、受信装置3040で時刻保証者システム1040から時刻
1保証データ(タイムスタンプ)を入手し、このデータ
を契約データ1に追加し(ステップ4130)、このデータ
を契約データ2とする。さらに、契約データ2に利用者a
の電子署名を付け(ステップ4140)、署名データ1とす
る。なお、電子署名を付けるとは、公開鍵方式の秘密鍵
で暗号化することと同じ処理であり、演算装置3060にお
いて演算処理が行なわれる。利用者aシステム4110は、
時刻保証者システム1040へ時刻1保証データを要求して
もよいし、時刻保証者システム1040が定期的に又は不定
期に発行する時刻1保証データをネットワーク上から入
手してもよい。
【0019】次に、署名データ1を通信装置3030で時刻
保証者システム1040に送信し(ステップ4150)、署名デ
ータ1を記憶装置3070に記録する(ステップ4160)。な
お、本実施の形態では利用者システムの公開鍵を入手す
ると、契約データ1が平分化されてしまい不都合な場合
がある。このような場合は、契約データ1の代わりに契
約データ1のハッシュ値を用いても良い。文字列に数値
を対応させる適当な関数を定め、これによって、データ
項目を表す文字列に数値を対応させる。この関数をハッ
シュ関数といい、その値をハッシュ値という。
【0020】一方、時刻保証者システムは、時刻保証デ
ータ生成装置2080において、一定時間毎、あるいは利用
者aシステムの要求時に時刻保証データを生成する(ス
テップ4020)。時刻保証データとは、日時のデータその
ものでも構わないが、テレビ番組のように多数の人に向
けて放送されているデータを用いることもできる。ただ
し、映像や音声のデータはデータ量が大きいので、これ
らの値のハッシュ値を用いるようにする。そして、時刻
保証データを生成した場合は、そのデータを記憶装置20
40に記録する。
【0021】図6は、時刻保証者システム1040の記憶装
置2040に記録されるデータの一例を示すテーブルであ
る。このデータテーブル6010は追記型であり、通番の若
い番号から順にデータが追加される。テーブル6010に
は、通番6020と、時刻保証データ6030と、契約内容を保
証するデータである契約データ6040と、契約データが改
竄されていない事を保証する為の電子署名データ6050の
項目がある。
【0022】ステップ4030で記録したデータは、時刻1
保証データであり、契約データの種類は時刻データであ
り、このデータを保証しているのは時刻保証者システム
であるから、テーブル6010の通番1の行にこの内容が記
録される。
【0023】次に、時刻保証者システム1040が利用者a
システム4110から署名データ1を受け取った場合、署名
処理装置2070において署名データ1の電子署名が正しい
ものかどうかを検証する。そして、電子署名が正しい場
合は、署名データ1をテーブル6010に記録する(ステッ
プ4050)。すなわち、署名データ1は契約データ2に利
用者aの電子署名を付けたデータであり、契約データ2に
は時刻1保証データが付いているから、テーブル6010の
通番2の行に、時刻1保証データと契約データと利用者a
の電子署名データを記録する。
【0024】次に、利用者aから署名データを受け取っ
た時刻を証明するために時刻2保証データを作成し(ス
テップ4060)、署名データ1に時刻2保証データを付加し
契約データ3とする。さらに、契約データ3に時刻保証者
の電子署名を付けて(ステップ4070)署名データ2と
し、該署名データ2をテーブル6010の通番3の行に記録す
る(ステップ4080)。この署名データ2は、電子店舗Aシ
ステム5010に送信されるが、同時に利用者aシステムに
も送信しても良い。
【0025】電子店舗Aシステム5010は、署名データ2を
受信した時、署名データ2の電子署名が時刻保証者シス
テムのものであるかどうかを検証し(ステップ5020)、
電子署名が時刻保証者のものであった場合は、利用者a
の取り引き内容を受付けて契約データを作成する(ステ
ップ5030)。
【0026】ただし、電子署名は取り引き相手を確認す
る有効な手段であるが、取り引き相手に支払能力がある
かどうかを判断するものではないから、利用者と電子店
舗の間で金銭的な取り引きを行なう場合は支払能力等に
ついての調査が別途必要である。本実施の形態におい
て、このような取り引き相手の信用問題は本質的ではな
いので省略し、会員制などにより事前に取り引き相手の
信用確認が取れているものとし、取り引き相手の確認が
できさえすれば取り引き相手の信用リスクは無いものと
する。
【0027】次に、この契約データに電子店舗Aの電子
署名を付けて署名データ3とし(ステップ5040)、この
署名データ3を電子店舗Aの記憶装置3070に記録する(ス
テップ5050)。一方、時刻保証システム1040は署名デー
タ3を受信し、署名データ3の電子署名が電子店舗Aシス
テムのものであるかどうかを検証し、この電子署名が電
子店舗Aシステムのものであったならば、署名データ3を
テーブル6010の通番4の行に記録する(ステップ522
0)。さらに、時刻保証者システム1040は、署名データ3
の受信時刻を証明するために時刻3保証データを作成し
(ステップ5230)、この時刻3保証データを署名データ3
に付加し、時刻保証者システムの電子署名を付与して
(ステップ5240)、署名データ4とし、テーブル6010の
通番5の行に記録する(ステップ5250)。また、時刻保
証者システム1040は、署名データ4を電子店舗Aシステム
5010と利用者aシステム4110に送信する。
【0028】時刻保証者システム1040が上記一連の処理
を行なうと、テーブル6010には時系列に通番1から通番5
のデータが記録される。このとき、利用者aが署名した
取り引きデータには時刻1保証データが含まれているの
で、時刻1以降に作成されたデータであり、通番3より以
前に記録されているから、時刻2より前に作成されたデ
ータであることを示すことができる。
【0029】なお、本実施の形態において、時刻保証者
システム、電子店舗システム、利用者システムは、いわ
ゆるパーソナルコンピュータ、ワークステーション等が
用いられ、このようなコンピュータ上で動作するプログ
ラムにより上述した各手段が機能的に実現される。ま
た、特に利用者のコンピュータは、記憶手段や表示・入
力手段や通信手段を持ち、プログラムを搭載できる多機
能携帯端末でも良いので、いわゆるコンピュータ装置に
限定されるものではない。さらに、時刻保証者システム
の記憶装置2040は、一度だけ書き込み可能な記録媒体に
対してデータを追記する装置としているが、記録された
データに対して上書きや削除ができないアクセス制御機
能を持つ装置であれば、前記記録媒体に限定されるもの
ではない。
【0030】また、時刻1保証データと時刻2保証データ
と時刻3保証データとは、必ずしも3つ全てが必要なわ
けではなく、そのうちの2つ、又は1つでもよい。1つ
の場合は、その時刻以前又はその時刻以降に契約データ
が存在していたことを保証することができる。また、時
刻1保証データと時刻2保証データと時刻3保証データと
は、日、月、年、曜日を保証するものであってもよい。
【0031】また、以上に述べた本実施の形態では、利
用者システム4110や電子店舗システム5010にはプログラ
ムが予めインストールされていた。すなわち、利用者シ
ステムや電子店舗システムに特別なプログラムをインス
トールしなければこのサービスを受けることができない
仕組みであった。ところが、Java等の技術を利用し、特
別なプログラムに相当する処理をJavaアプレットとして
実装し、該アプレットをサービス提供者である時刻保証
者システム1040からダウンロードして利用できれば、イ
ンストール作業が不要となる。ネットワークに接続され
ているほとんどのコンピュータには、汎用ブラウザがイ
ンストール済みであるから、Java技術を利用すると利用
者に特別な負担を強いる必要が無くなる。プログラム
は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体((例え
ば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディス
ク、メモリーカード、メモリースティック、MO、PD、CD
-ROM、CD-R/RW、DVD−ROM、DVD−RAM、サーバ)に記録
されてもよい。
【0032】図7は、図1に示すように、複数の利用者シ
ステムと複数の電子店舗システムとの取り引きに利用し
た場合に時刻保証者システムの記憶装置2040に記録され
るテーブルの例である。図7のテーブル7010には、図6の
テーブル6010と同じデータが含まれており、斜線部通番
1,通番4,通番6,通番8,通番10で示されている。ま
た、テーブル7010には、上記以外のデータとして、利用
者a以外の利用者、及び電子店舗A以外の電子店舗との
取り引きにおける時刻保証データが含まれている。すな
わち、テーブル6010を使った場合、利用者aが取り引き
を行なった時間は、時刻1から時刻2の間であるというこ
とは言えるが、時刻1と時刻2の間が1時間であるとする
とそれ以上の詳しい時間を保証することはできない。し
かし、テーブル7010を使った場合、利用者aが取り引き
を行なった時間は、時刻aから時刻cの間に限定されるか
ら、時刻1と時刻2の間よりも短い時間に限定することが
できる。すなわち、多くの利用者及び電子店舗が時刻保
証者システムに参加していれば、取り引き時刻を極めて
短い範囲に絞り込むことができる。
【0033】図8は、時刻保証者システム1040におい
て、取り引き時刻を絞り込むための処理の流れを示した
ものである。
【0034】時刻保証者システム1040は、ステップ8010
において時刻を保証すべき契約データを受付ける。い
ま、対象とするデータを利用者aの申し込んだ契約デー
タ1とする。そして、ステップ8020において、テーブル7
010から申請者の電子署名が付いた契約データ1を検索す
る。契約データ1が見つかったとき、この契約データ1に
付いている電子署名が利用者aのものであるかどうかを
ステップ8030において検証する。この検証方法について
は前述したので省略する。そしてステップ8040におい
て、この電子署名が利用者aのものであれば、時刻保証
者システム1040はステップ8060に制御を移し、利用者a
のものでなければ、ステップ8050において偽造改竄され
た可能性があると判断する。
【0035】次に、ステップ8040において、テーブル70
10から選び出されたデータを通番4の行とすると、通番4
より前の時刻で時刻保証者の電子署名がついた行を検索
する。テーブル7010では通番2の行がヒットし、時刻a保
証データが前時刻保証データとして得られる。一方、同
じくステップ8040において、通番4より後の時間で時刻
保証者の電子署名が付いた行を検索すると、通番5の行
がヒットし、時刻c保証データが後時間保証データとし
て得られる。時刻a保証データと時刻c保証データが選択
されたとき、これら2つのデータに付いている電子署名
が時刻保証者のものであることをステップ8070で検証す
る。そして、時刻保証者システム1040は、ステップ8080
において、これが時刻保証者の電子署名と一致した場合
は、ステップ8100に制御を移して、契約データ1がその
内容で存在した時点を時刻aから時刻cの間と判断する。
また、一致するデータが見つからなかった場合は、契約
データ1の時刻保証はできないと判断する。
【0036】これまで述べた方式は、時刻保証者システ
ムの記憶装置2040が1度だけ書き込みができる媒体を用
いると制限していた。しかし、通常のハードディスク等
の記憶装置は再書き込み可能なものが多いので、再書き
込み等の処理をした場合にその痕跡を残すようなソフト
ウエア技術が必要である。
【0037】図9は、図6に示したテーブル6010や図7に
示したテーブル7010のデータについて、通番に代わって
順序を表わす履歴データを用いた場合のテーブルを示し
たものである。
【0038】テーブル7010の通番1の行に対応するデー
タがテーブル9010であり、以下、通番2の行がテーブル9
110に対応する。また、1つのテーブル9010は履歴デー
タ9020と、時刻保証データ9030と、取り引きに関わる契
約データ9040と、電子署名データ9050から構成されてい
る。
【0039】すなわち、第n番目のテーブルをTnとす
るとき、第n+1番目のテーブルTn+1は以下の式で
表わされる。
【0040】
【式1】Tn+1=A+Sign{HA} ただし、A={HTn+時刻保証データ+契約データ}、Signa
は値aを時刻保証者の秘密鍵で暗号化する電子署名を付
与すること、Haは値aのハッシュ値を意味する。また、
契約データはそのデータのハッシュ値を用いても良い。
【0041】そして、履歴データを記載する領域には、
直前のテーブルに記載されたデータのハッシュ値が記録
される。すなわち、テーブル9010のハッシュ値がテーブ
ル9110の履歴データとして記録され、テーブル9110のハ
ッシュ値がテーブル9210の履歴データとして記録され
る。このように、時刻保証者システムが、直前に記録し
たデータのハッシュ値を次のデータに反映させる手段を
持つことによって、データの改竄やテーブルの入れ替え
を行なった場合その連続性が失われる。すなわち、時刻
保証者1040の記憶装置2040が書き換え可能な記録媒体を
使っていても、一部のデータを改竄することが極めて難
しくなる。
【0042】図10は、図9において説明した履歴データ
を作る仕組みを、時刻保証者システムだけでなく、利用
者システム1010や電子店舗システム1060にも導入した場
合の影響を示した説明図である。また、図11と図12は、
この場合の利用者システム及び電子店舗システムに記録
されるデータを示したテーブル図である。すなわち、時
刻保証者1040の記憶装置2040は、履歴データによってそ
の連続性を保証しているが、例えばデータテーブル 100
30のハッシュ値はタイムスタンプとして利用者aシステ
ム10210にも送られ、データテーブル 11020の履歴デー
タに記録される。そして、それ以降のデータテーブル 1
1030には、この履歴データが影響を与える。また、利用
者aシステムが取り引き情報を送信すると、利用者aの電
子署名がデータテーブル 10050に付けられる。同様に、
データテーブル 10060のハッシュ値が電子店舗Aシステ
ム12010のデータテーブル12020の履歴データに記録され
る。そして、以降のデータテーブル 12030に、この履歴
データが影響を与える。このように、複数の利用者シス
テムや電子店舗システムが関与すると、データテーブル
を書き換えることが事実上不可能になる。
【0043】図13は、履歴データを格納する領域として
広告等の画像データを用いた場合のフローチャートであ
り、図14はその際に用いるテーブルの構造を示す説明図
である。
【0044】時刻保証者システム1040は、ステップ1301
0において時刻1保証データを生成するが、そのデータの
有効期限もステップ13020において設定する。そして、
時刻1保証データと有効期限のデータを、画像データに
透かしデータとして挿入する。一方、この画像データが
添付された契約データを受信した場合、ステップ13050
において透かしデータを抽出し、ステップ13060におい
て有効期限内であるかどうかを判定する。有効期限内で
あれば、契約データを受け付けてステップ13070にフロ
ーが流れるが、有効期限を過ぎていた場合は、期限切れ
である事を利用者aシステム4110に通知する。
【0045】利用者aシステム4110は、ステップ13110に
おいて契約データ1を作成し、この契約データのハッシ
ュ値をステップ13120において作成し、ステップ13130に
おいてこのデータに前記画像データを貼り付ける。この
データを契約データAとする。ステップ13140において契
約データAに利用者aシステムの電子署名を付与して(ス
テップ13140)、保存する(ステップ13150)。
【0046】このように、時刻保証者システムは、時刻
保証データテーブル14020のハッシュ値14030を次行の履
歴データに記録するのではなく、画像14040に透かしデ
ータとして埋め込む。そして、この画像を利用者システ
ム14060が入手して契約等の文書データに貼り付け、こ
の文書を時刻保証者システムに送ることによって時刻を
保証してもらうことができる。
【0047】この方法によれば、利用者は画像を貼り付
けることで時刻を証明してもらうことができるし、この
仕組みに参加する電子店舗や企業は、自社の広告を文書
に貼り付けてもらうことになるから広告効果は大きいと
考えられる。
【0048】図14の下図が、利用者システムの画面イメ
ージ14110であり、画面内に契約データ14120と広告の画
像14130が並存する。この画面イメージ14110は、利用者
システム1010に記録されることになるので、この広告効
果は非常に高いとみなすことができる。
【0049】図13及び図14は広告の画像と電子店舗は無
関係としたが、図15では電子店舗の貢献度に応じて広告
の画像を出せるようにした場合の説明図である。
【0050】すなわち、利用者c15030の文書を対象とす
るとき、電子店舗Aシステム15020は利用者cに送信され
る時刻保証データ15060の直前に署名しており、この時
刻保証データ15060の第1関係者とみなすことができる。
一方、電子店舗Bシステム15010は時刻保証データ15050
の前に署名をしており、電子店舗Bで保証される時間は
電子店舗Aの時間よりも曖昧であり、時刻保証データ150
60に対する貢献度は低いと判断することができる。
【0051】そこで、貢献度の大きい電子店舗Aの広告
は大領域15130に割り当て、貢献度の低い電子店舗Bの広
告は小領域15140に割り当てる手段を設ける。時刻保証
者システムが該手段を持つことで、広告を出したい電子
店舗のアクセスが増えると考えられる。これによって、
時間の絞込みが精度良くできるようになる。
【0052】図16は、時刻に最も関係する関与者とし
て、時刻保証データの前時刻保証者と後時刻保証者を選
択し、その2者の広告を出せるようにした場合の説明図
である。
【0053】すなわち、利用者c16020の文書を対象とす
るとき、電子店舗Aシステム16010は利用者cに送信され
る時刻保証データ16050の直前に署名しており、この時
刻保証データ16050の第1関係者とみなすことができる。
一方、電子店舗Bシステム16030は時刻保証データ16050
の直後の時刻保証データ16060を入手して保存するか
ら、これも第1関係者とみなすことができる。
【0054】そこで、貢献度の大きい電子店舗Aと電子
店舗Bの広告を領域16130,16140に割り当てる手段を設
ける。ここで、電子店舗Bは利用者cが契約データを送っ
た後に決まるので、図5のステップ5130において表示さ
れる。時刻保証者システムが該手段を持つことで、広告
を出したい電子店舗のアクセスが増えると考えられる。
【0055】以上に述べたように、多くの電子店舗が時
刻保証者システムにアクセスすると、時刻保証者の信頼
性が高くなるので、利用者が集まる環境が整う。同時
に、利用者が集まる事によって、広告効果を期待する電
子店舗が時刻保証者システムに集まるというサイクルが
生じると考えられる。
【0056】上記本実施の形態によれば、文書の作成時
刻の保証を時刻保証者一人に求めるのではなく、多くの
関係者(利用者、電子店舗を所有若しくは運営若しくは
管理する者)が関与することによって、時刻保証者自身
もが不正を行なえない仕組みを提供することができ、こ
れによって役所や公証人だけでなくそれ以外の一般民間
企業等を時刻保証者として活用でき、より低価格で電子
データの存在した期間又は時点を証明できるようにな
る。
【0057】また、上記本実施の形態によれば、利用者
又は電子店舗を所有若しくは運営若しくは管理する者の
要求に基づいて、時刻保証者が文書の存在期間若しくは
時点、又は申請期間若しくは時点、又は申請順序を証明
するサービスを提供することができる。、例えば、自己
申告に基づいて権利を主張する場合、主張者と利害関係
を有する利害関係者の意見が一致しないことがあり、そ
の場合に自分の主張の正しさを証明するにはかなりの労
力が必要となる。このような場合として、アイデアの先
行性を証明したい場合、ビジネスの先使用権を証明した
い場合などがある。さらに、ある期間内に申請した文書
を証明するサービスが提供できれば、金融取り引きにお
ける確定申告の内容を証明したい場合にも適用できる。
【0058】また、上記本実施の形態によれば、時刻の
認証データを企業広告に埋め込んでおくことにより、広
告を消費者に見てもらいたいという企業側のニーズと、
文書の申請日時を証明して欲しいという消費者のニーズ
を結び付けることができ、これによって時刻認証者が広
告ビジネスをできるようになる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、所定期間又は所定時点
又は所定時点以前又は所定時点以降における電子データ
の内容の特定に、電子データ特定者だけでなくユーザも
関与することにより、電子データ特定者の不正(例え
ば、改竄)を防止することができ、電子データ利用した
契約、申請、出願、取引、決済等の信頼性を向上するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するためのサービス提供者を中心
としたネットワーク構成例を示す図である。
【図2】本発明を実施するためにサービス提供者時刻証
明者が用いるシステム構成図である。
【図3】本発明を実施するために利用者、もしくは、電
子店舗が用いるシステム構成図である。
【図4】本発明を実施する際に、サービス提供者システ
ムと利用者システムとの間で取り交わされる基本的な処
理フローである。
【図5】本発明を実施する際に、サービス提供者システ
ムと電子店舗システムの間で取り交わされる基本的な処
理フローである。
【図6】本発明を実施する際に、サービス提供者システ
ムの蓄積手段に記録されるデータの例を示したテーブル
図である。
【図7】複数の利用者システムと複数の電子店舗システ
ムとの取り引きに利用した場合に時刻保証者システムの
記憶装置に記録されるテーブルの例である。。
【図8】時刻保証者システムにおいて、取り引き時刻を
絞り込むための処理の流れを示したフローチャートであ
る。
【図9】通番に代わって順序を表わす履歴データを用い
た場合のテーブルを示したものである。
【図10】履歴データを作る仕組みを、時刻保証者シス
テムだけでなく、利用者システムや電子店舗システムに
も導入した場合の影響を示した説明図である。
【図11】通番に代わって順序を表わす履歴データを用
いた場合の利用者システムに記録されるデータを示した
テーブル図である。
【図12】通番に代わって順序を表わす履歴データを用
いた場合の電子店舗システムに記録されるデータを示し
たテーブル図である。
【図13】履歴データを格納する領域として広告等の画
像データを用いた場合のフローチャートである。
【図14】履歴データを格納する領域として広告等の画
像データを用いた場合の説明図である。
【図15】電子店舗の貢献度に応じて広告の画像を出せ
るようにした場合の説明図である。
【図16】時刻に最も関係する関与者として、時刻保証
データの前時刻保証者と後時刻保証者を選択し、その2
者の広告を出せるようにした場合の説明図である。
【符号の説明】 1010…利用者1システム、1020…利用者Mシステム、103
0、1050…ネットワーク、1040…時刻保証者システム、1
060…電子店舗1システム、電子店舗Nシステム…1070。
フロントページの続き (72)発明者 寺田 修司 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報サービス事業部内 (72)発明者 原 康介 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報サービス事業部内 (72)発明者 池田 恵理子 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報サービス事業部内 (72)発明者 岩村 充 東京都練馬区中村2−14−17 Fターム(参考) 5J104 AA09 AA11 AA14 AA41 LA05 LA06 PA07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定期間又は所定時点又は所定時点以前又
    は所定時点以降におけるユーザの電子データの内容を特
    定する電子データ特定方法において、 第1時刻データを前記ユーザへ送信し、 前記第1の時刻データを保存し、 前記ユーザの電子署名及び前記第1時刻データを付与さ
    れた電子データを受信し、 前記電子署名及び前記第1時刻データを付与された電子
    データに第2時刻データを付与し、 前記第電子署名及び前記第1時刻データ及び前記第2時
    刻データを付与された電子データを保存する電子データ
    特定方法。
  2. 【請求項2】前記電子署名及び前記第1時刻データ及び
    前記第2時刻データを付与された電子データに当該電子
    データ送受信仲介者の電子署名を付与した後に前記ユー
    ザへ送信する請求項1に記載の電子データ特定方法。
  3. 【請求項3】前記第1時刻データと前記第2時刻データ
    の少なくとも1つは、時刻を証明可能なテキストデータ
    又は画像データ又は音声データの少なくとも1つののハ
    ッシュ値を含む請求項1に記載の電子データ特定方法。
  4. 【請求項4】前記ハッシュ値は、ユーザのシステムで作
    成される請求項3に記載の電子データ特定方法。
  5. 【請求項5】前記ユーザ又は第3者から所定期間又は所
    定時点又は所定時点以前又は所定時点以降における前記
    電子データの内容の特定を要求された場合に、予め保存
    された電子データの中から、前記電子データの存在期間
    の特定を要求するユーザの電子署名に一致する電子署名
    を付与された電子データを検索し、 検索された電子署名に付与された第1時刻データと第2
    時刻データとに基づいて、所定期間又は所定時点又は所
    定時点以前又は所定時点以降における電子データの内容
    を特定する請求項1に記載の電子データ特定方法。
  6. 【請求項6】前記第電子署名及び前記第1時刻データ及
    び前記第2時刻データを付与された電子データのハッシ
    ュ値を画像に埋め込む請求項1に記載の電子データ特定
    方法。
  7. 【請求項7】前記第1時刻データは、前記第1時刻デー
    タを前記ユーザへ送信する以前の時刻を証明可能なデー
    タを含む請求項1に記載の電子データ特定方法。
  8. 【請求項8】前記第1時刻データは、前記ユーザから前
    記第1時刻データの要求を受信した以降の時刻証明可能
    なデータを含む請求項7に記載の電子データ特定方法。
  9. 【請求項9】前記第2時刻データは、前記電子署名及び
    前記第1時刻データを付与された電子データを受信した
    以降の時刻を証明可能なデータを含む請求項1に記載の
    電子データ特定方法。
  10. 【請求項10】所定期間又は所定時点又は所定時点以前
    又は所定時点以降におけるユーザの電子データの内容を
    特定するための電子データ特定システムにおいて、 第1時刻データを前記ユーザのシステムへ送信し、前記
    ユーザの電子署名及び前記第1時刻データを付与された
    電子データを受信する通信装置と、 前記電子署名及び前記第1時刻データを付与された電子
    データに第2時刻データを付与する演算装置と、 前記第1の時刻データと、前記第電子署名及び前記第1
    時刻データ及び前記第2時刻データを付与された電子デ
    ータとを保存する記憶装置とを備えた電子データ特定シ
    ステム。
  11. 【請求項11】所定期間又は所定時点又は所定時点以前
    又は所定時点以降におけるユーザの電子データの内容を
    特定するための電子データ特定処理を、コンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録した記録媒体におい
    て、 前記電子データ特定処理は、 第1時刻データを前記ユーザのシステムへ送信する処理
    と、 前記第1の時刻データを保存する処理と、 前記ユーザの電子署名及び前記第1時刻データを付与さ
    れた電子データを受信する処理と、 前記電子署名及び前記第1時刻データを付与された電子
    データに第2時刻データを付与する処理と、 前記第電子署名及び前記第1時刻データ及び前記第2時
    刻データを付与された電子データを保存する処理とを含
    む記録媒体。
  12. 【請求項12】第1ユーザと第2ユーザとの間の電子デ
    ータの送信又は受信の少なくとも1つを仲介する電子デ
    ータ送受信仲介方法において、 第1時刻データを前記第1ユーザへ送信し、 前記第1の時刻データを保存し、 前記第1ユーザの電子署名及び前記第1時刻データを付
    与された電子データを受信し、 前記第1ユーザの電子署名及び前記第1時刻データを付
    与された電子データに第2時刻データを付与し、 前記第1ユーザの電子署名及び前記第1時刻データ及び
    前記第2時刻データを付与された電子データを前記第2
    ユーザへ送信し、 前記第1ユーザの電子署名及び前記第1時刻データ及び
    前記第2時刻データを付与された電子データを保存する
    電子データ送受信仲介方法。
  13. 【請求項13】前記第1ユーザの電子署名及び前記第1
    時刻データ及び前記第2時刻データ及び前記第2ユーザ
    の電子署名を付与された電子データを受信し、 前記第1ユーザの電子署名及び前記第1時刻データ及び
    前記第2時刻データ及び前記第2ユーザの電子署名を付
    与された電子データに第3時刻データを付与し、 前記第1ユーザの電子署名及び前記第1時刻データ及び
    前記第2時刻データ及び前記第2ユーザの電子署名及び
    前記第3時刻データを付与された電子データを保存する
    請求項12に記載の電子データ送受信仲介方法。
  14. 【請求項14】前記第1ユーザの電子署名及び前記第1
    時刻データ及び前記第2時刻データ及び前記第2ユーザ
    の電子署名及び前記第3時刻データを付与された電子デ
    ータを前記第1ユーザへ送信する請求項13に記載の電
    子データ送受信仲介方法。
  15. 【請求項15】前記第1ユーザの電子署名及び前記第1
    時刻データ及び前記第2時刻データ及び前記第2ユーザ
    の電子署名及び前記第3時刻データを付与された電子デ
    ータを前記第2ユーザへ送信する請求項13に記載の電
    子データ送受信仲介方法。
  16. 【請求項16】第1ユーザのシステムと第2ユーザのシ
    ステムとの間の電子データの送信又は受信の少なくとも
    1つを仲介する電子データ送受信仲介システムにおい
    て、 第1時刻データを前記第1ユーザのシステムへ送信し、
    前記第1ユーザの電子署名及び前記第1時刻データを付
    与された電子データを受信し、前記第1ユーザの電子署
    名及び前記第1時刻データ及び第2時刻データを付与さ
    れた電子データを前記第2ユーザのシステムへ送信する
    通信装置と、 前記第1ユーザの電子署名及び前記第1時刻データを付
    与された電子データに第2時刻データを付与する演算装
    置と、 前記第1の時刻データと前記第1ユーザの電子署名及び
    前記第1時刻データ及び前記第2時刻データを付与され
    た電子データとを保存する記憶装置とを備えた電子デー
    タ送受信仲介方法。
  17. 【請求項17】第1ユーザのシステムと第2ユーザのシ
    ステムとの間の電子データの送信又は受信の少なくとも
    1つを仲介する電子データ送受信仲介処理を、コンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体
    において、 電子データ送受信仲介処理は、 第1時刻データを前記第1ユーザのシステムへ送信する
    処理と前記第1の時刻データを保存する処置と、 前記第1ユーザの電子署名及び前記第1時刻データを付
    与された電子データを受信する処理と、 前記第1ユーザの電子署名及び前記第1時刻データを付
    与された電子データに第2時刻データを付与する処理
    と、 前記第1ユーザの電子署名及び前記第1時刻データ及び
    前記第2時刻データを付与された電子データを前記第2
    ユーザのシステムへ送信する処理と、 前記第1ユーザの電子署名及び前記第1時刻データ及び
    前記第2時刻データを付与された電子データを保存する
    処理とを含む記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007109209A (ja) * 2005-07-27 2007-04-26 Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europa Bv 分配ネットワークを介する供給を制御する方法及び装置、供給を検査する装置、装置によって送信される信号並びにコンピュータプログラム
JP2017157926A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム
WO2022074894A1 (ja) * 2020-10-06 2022-04-14 株式会社Gfs 押印管理方法、押印管理装置、及びプログラム

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