JP2002116684A - 在宅教育システム - Google Patents

在宅教育システム

Info

Publication number
JP2002116684A
JP2002116684A JP2000311232A JP2000311232A JP2002116684A JP 2002116684 A JP2002116684 A JP 2002116684A JP 2000311232 A JP2000311232 A JP 2000311232A JP 2000311232 A JP2000311232 A JP 2000311232A JP 2002116684 A JP2002116684 A JP 2002116684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
home
school
education
information
certified person
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000311232A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Nakada
透 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000311232A priority Critical patent/JP2002116684A/ja
Publication of JP2002116684A publication Critical patent/JP2002116684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体的、もしくは宗教的理由などから登校が
困難あるいは登校することができない特別な事情を抱え
た生徒もしくは学生が、実際に学校に登校しなくても、
学校で受験するのと同等の厳正さのもと、学校で受ける
のと同様の試験を在宅で試験を受けることのできる在宅
教育システムを提供すること。 【解決手段】 在宅教育認定者は、学校で他の生徒もし
くは学生が試験を開始するのと同時にサーバ101から
送信された試験問題をパソコン115などを介して取得
し、回答を入力することにより試験を行なう。教師は、
在宅教育認定者宅設備110内のビデオカメラ112を
遠隔制御し、映し出された映像をもとに在宅教育認定者
の受験状況を監視することにより在宅教育認定者のカン
ニング行為の防止を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、在宅教育システム
に関し、より詳細には、学校と在宅教育認定者宅とを接
続する通信回線を介して接続された端末を用いて、学校
で受ける試験と同様の試験を自宅にいながら受けること
のできる在宅教育システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、身体的な理由、いじめなどの精神
的な理由、宗教上の理由などの様々な理由から学校への
登校が困難、あるいは登校することができない登校拒否
という生徒が増加しつつある状況にあるが、現在の学校
教育制度では、このような生徒であっても、小学校、も
しくは中学校という一箇所の施設に行き、所定の授業お
よび試験を他の生徒とともに受けなくては教育を受ける
ことができず、卒業認定に必要な単位の取得を行なうこ
とができない。ネットワーク技術およびコンピュータ技
術が進展してきている現在、このような学校で授業を受
けることのできない生徒たちであっても在宅で教育を受
けることができ、卒業認定に必要な単位の取得が可能と
なるような在宅教育システムの開発が望まれている。
【0003】現在提案されている在宅教育システムとし
ては、例えば特開平10−111636号公報に開示さ
れている学習塾における在宅教育システムがある。これ
は、学習塾と契約している生徒が学習塾で行なわれる授
業を在宅で受けられるようにした在宅教育システムであ
り、学習塾と生徒宅とを通信回線によって接続し、平常
授業は学習塾のホームページに掲載された音声情報付画
像情報に通信手段を介してアクセスし、学習塾と通信回
線を確立した状態であらかじめ提供されたCD−ROM
教材ソフトを起動することにより自習ができ、平常授業
または自習において疑問が発生した場合はヘルプ機能に
より学習塾の職員を呼びだし、同一の画像情報に基づき
双方向性の通話を行なうことにより疑問を解決させ、ま
た、定期にホームページに掲載される情報を取得させる
ことによりテストを行なうことができるという技術を開
示したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平10−111636号公報で開示された技術は、学
習塾を対象としたシステムであり、一般の学校教育制度
を対象としたものでないため、学校教育の代替手段とな
らない、という問題がある。また、学校教育で行なわれ
る試験は、学習塾で行なわれる試験と異なり、自分の実
力がどの程度かを客観的に判断する材料としてのみなら
ず、その結果が内申書に反映され、いわゆる進学の際の
資料として使われることから厳正に行なわれるものの、
前記特開平10−111636号公報で開示された技術
が学習塾を対象としたものであるため、このシステムに
おいて行なわれる試験はカンニング防止などの厳正さに
欠けるという問題もあった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、身体的、もしくは
宗教的理由などから登校が困難あるいは登校することが
できない特別な事情を抱えた生徒もしくは学生が、実際
に学校に登校しなくても、学校で受験するのと同等の厳
正さのもと、学校で受けるのと同様の試験を在宅で受験
することのできる在宅教育システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、学校における学校
設備と在宅教育認定者の自宅における在宅教育認定者宅
設備とをネットワークで接続し、前記在宅教育認定者が
自宅において授業または試験を受けることのできる在宅
教育システムにおいて、前記学校設備は、前記学校側の
映像情報、音声情報、および文字情報のうち少なくとも
1つを含む学校情報を入力する第1の入力手段と、前記
学校情報を前記在宅教育認定者宅設備に送信する第1の
送信手段と、前記在宅教育認定者宅側の映像情報、音声
情報、および文字情報のうち少なくとも1つを含む在宅
教育認定者情報を前記在宅教育認定者宅設備から受信す
る第1の受信手段と、前記在宅教育認定者情報を出力す
る第1の出力手段とを備え、前記在宅教育認定者宅設備
は、前記在宅教育認定者情報を入力する第2の入力手段
と、前記在宅教育認定者情報を前記学校設備に送信する
第2の送信手段と、前記学校情報を前記学校設備から受
信する第2の受信手段と、前記学校情報を出力する第2
の出力手段とを備え、前記在宅教育認定者情報は、前記
在宅教育認定者が試験を受けている最中における情報を
含むことを特徴とする。
【0007】ここで「学校」とは、一定の教育目的のも
と、組織的・計画的に教育を行なう施設をいい、小学
校、中学校などの学校教育基本法一条にいう学校をい
う。また、「在宅教育認定者」とは、身体的、もしくは
宗教的理由などから登校が困難あるいは登校することが
できない特別な事情を抱えた生徒もしくは学生であっ
て、自宅などでの在宅教育が認められた生徒もしくは学
生をいう。
【0008】このような構成を有することにより、在宅
教育認定者は、実際に学校に登校しなくても、学校で受
験するのと同等の厳正さのもと、学校で受けるのと同様
の試験を在宅で受験することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の在宅教育システムにおいて、前記第1の出力手段はモ
ニタ端末を含み、該モニタ端末は前記第2の入力手段が
取得した前記在宅教育認定者宅情報を表示することを特
徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の在宅教育システムにおいて、前記第2の入力
手段はビデオカメラを含み、前記第1の出力手段は該ビ
デオカメラが取得した前記在宅教育者宅情報を表示する
ことを特徴とする。
【0011】このような構成を有することにより、教師
は、モニタ端末を介して在宅教育認定者の受験状況を監
視することにより在宅教育認定者のカンニング行為の防
止を図ることができ、在宅教育認定者は、実際に学校に
登校しなくても、学校で受験するのと同等の厳正さのも
と、学校で受けるのと同様の試験を在宅で受験すること
ができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の在宅教育システムにおいて、前記第2の出力手段はヘ
ッドホンを含み、該ヘッドホンは前記第1の入力手段が
取得した前記学校設備側の音声情報を出力することを特
徴とする。
【0013】このような構成を有することにより、教師
は、ヘッドホンの着用を義務付け外部の音声を聞くこと
のできないようにすることにより在宅教育認定者のカン
ニング行為の防止を図ることができ、在宅教育認定者
は、実際に学校に登校しなくても、学校で受験するのと
同等の厳正さのもと、学校で受けるのと同様の試験を在
宅で受験することができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の在宅教育システムにおいて、前記学校設備は、前記在
宅教育認定者宅設備の通信機能を制御する通信制御手段
をさらに備えたことを特徴とする。
【0015】このような構成を有することにより、教師
は、在宅教育認定者が外部とメールの送受信を行うこと
のできないようにすることにより在宅教育認定者のカン
ニング行為の防止を図ることができ、在宅教育認定者
は、実際に学校に登校しなくても、学校で受験するのと
同等の厳正さのもと、学校で受けるのと同様の試験を在
宅で受験することができる。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の在宅教育システムにおいて、前記第1の出力手段は、
前記第2の出力手段の出力する出力内容を出力すること
を特徴とする。
【0017】このような構成を有することにより、教師
は、在宅教育認定者が外部とメールの送受信を行った
り、パソコンに格納されている情報の検索を行うことの
できないようにすることにより在宅教育認定者のカンニ
ング行為の防止を図ることができ、在宅教育認定者は、
実際に学校に登校しなくても、学校で受験するのと同等
の厳正さのもと、学校で受けるのと同様の試験を在宅で
受験することができる。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の在宅教育システムにおいて、前記第2の出力手段はヘ
ッドマウントディスプレイを含むことを特徴とする。
【0019】このような構成を有することにより、在宅
教育認定者はヘッドマウントディスプレイに映し出され
た映像しか見ることができなくなることから、在宅教育
認定者のカンニング行為の防止を図ることができ、在宅
教育認定者は、実際に学校に登校しなくても、学校で受
験するのと同等の厳正さのもと、学校で受けるのと同様
の試験を在宅で受験することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、在
宅教育システムのシステム構成の一例を示す図である。
本発明の在宅教育システムは、学校設備(装置)100
と、在宅教育認定者宅設備(装置)110と、学校設備
100と在宅教育認定者宅設備110とを相互に接続す
るインターネットなどのネットワーク130とを備え
る。
【0021】学校設備100は、LANなどの回線を介
して相互に接続されたサーバ101と、教師用モニタ1
02と、マイク103と、ビデオカメラ104と、電子
黒板105と、データベース装置106と、スピーカー
109と生徒用パソコン107とを備える。サーバ10
1は、回線を介して接続されている教師用モニタ102
などの様々な機器の制御と、在宅教育認定者以外の他の
生徒や外部の一般ユーザの保有するパソコンなどの端末
とのネットワーク116を介した通信を制御する機能を
有する。ビデオカメラ104は試験を実施している教室
の様子という映像情報を、マイク103は教師が行った
試験開始の合図や、解説などの音声情報を、それぞれデ
ータベース装置106に記憶させるために収集する機能
を有する。電子黒板105は、教師が記載した文字情報
をデータベース装置106に記憶させるために収集し、
また、あらかじめデータベース装置106に記録されて
いる映像を映し出す機能を有する。データベース装置1
06は、マイク103やビデオカメラ104や電子黒板
105などにより収集された音声情報、映像情報、文字
情報を記憶する機能を有する。教師用モニタ102は、
在宅教育認定者宅設備110のビデオカメラ112で撮
影された在宅教育認定者の試験の受験状況映像を映し出
す機能を有し、スピーカー109は、教師から在宅教育
認定者に対して行われた質問に対しマイク111から入
力された在宅教育認定者の肉声を他の生徒にも聞こえる
ように教室内に出力する機能を有する。こうして在宅教
育認定者と教師、および他の生徒間で映像情報、音声情
報を共有化することにより、学校教育で重要とされる生
徒の人格形成を行なうことができる。
【0022】在宅教育認定者宅設備110は、特別な事
情から自宅における在宅教育が認められた在宅教育認定
者用の設備であり、回線116を介して相互に接続され
たパソコン115と、マイク111と、ビデオカメラ1
12と、ヘッドホン113と、スキャナまたはFAXな
どの画像送信機114とを備える。パソコン115は、
サーバ101からネットワーク130を介して送信され
る試験を実施している教室の様子などの映像情報を在宅
教育認定者に取得させ、またネットワーク130を介し
てデータベース装置106にアクセスし、記録されてい
る過去の授業の内容や教育材料をダウンロードし、在宅
教育認定者に取得させる機能を有する。マイク111は
教師からの質問に対する在宅教育認定者の肉声という音
声情報を収録する機能を有し、ビデオカメラ112は、
在宅教育認定者宅における在宅教育認定者の試験の受験
状況という映像情報を取得する機能を有する。ヘッドホ
ン113またはスピーカー(図示せず)は、サーバ10
1からネットワーク130を介して送信される学校での
音声情報を在宅教育認定者に取得させる機能を有する。
【0023】ネットワーク130は、学校設備100と
在宅教育認定者宅設備110とを相互に接続する機能を
有し、例えば、インターネットや、イントラネットや、
LANや、公衆電話網(アナログ/デジタルの双方を含
む)や、PDC/PDC―P方式等の携帯回線交換網/
携帯パケット交換網や、無線呼出網や、PHS網や、衛
星通信網等のうちいずれかを含んでもよい。
【0024】次に、このように構成された本実施の形態
における在宅教育システムの動作の一例について説明す
る。
【0025】学校で通常行なう授業は、以下のように行
なう。教師は、電子黒板105に文字を記入しながら、
あるいはデータベース装置106にあらかじめ記録され
ている映像情報を電子黒板105の一部に映し出しなが
ら授業を進める。授業の様子は、マイク103とビデオ
カメラ104と電子黒板105とによってその音声情報
と映像情報と文字情報とが取得され、サーバ101を介
してデータベース装置106に記録される。教室にいる
生徒は、教師の行なう授業を受講しつつ、必要に応じて
各自に割り当てられた生徒用パソコン107からデータ
ベース106にアクセスし、記録されている情報を参照
しながら学習を行なう。一方在宅教育認定者は、ネット
ワーク130を介してサーバ101から送信される授業
の映像情報、音声情報、文字情報をパソコン115、ヘ
ッドホン113、またはスピーカー(図示せず)を介し
て取得することにより、学校で授業を受けている他の生
徒と同一時間に、学校で行われている同一の授業を並行
して受講し、教室にいる生徒同様、必要に応じて各自に
割り当てられた生徒用パソコン107からデータベース
106にアクセスし、記録されている情報を参照しなが
ら学習を行なう。学校で行なう授業を在宅教育認定者が
同一時間に受講しているか否かの受講状況は、ビデオカ
メラ112で撮影され、教師用モニタ102に映し出さ
れることにより、教室で授業を行なう教師に把握され
る。
【0026】一方、音楽や美術などの授業は、以下のよ
うに行なう。音楽は、上述の通常行なう授業と同様、教
室と在宅教育認定者宅との間で音声情報、映像情報を送
受信することにより授業を行なうことができる。美術
は、在宅教育認定者の作成した絵画などの作品をスキャ
ナ114で読み取り、教師に送信することで指導を受け
ることができる。また、体育などの屋外活動は本システ
ムでは実行できないが、それに変わる課題を与え、ネッ
トワークを介してレポートを提出させることで単位を取
得するなどすることが考えられる。
【0027】また、学校で行なう試験は、以下のように
行なう。在宅教育認定者は、学校で他の生徒もしくは学
生が試験を開始するのと同時にサーバ101から送信さ
れた試験問題をパソコン115などを介して取得し、回
答を入力することにより試験を行なう。しかし、在宅教
育認定者に対する試験においても学校で行なう試験と同
様の試験の厳正さを確保するため、カンニング防止措置
が必要となる。そこで教師は、在宅教育認定者宅設備1
10内のビデオカメラ112を遠隔制御し、映し出され
た映像をもとに在宅教育認定者の受験状況を監視するこ
とにより在宅教育認定者のカンニング行為の防止を行な
う。
【0028】(第2の実施の形態)在宅教育認定者宅設
備110に備えられているヘッドホン113の着用を義
務付けて試験の受験を行なわせることにより、在宅教育
認定者のカンニング行為の防止を行い、在宅教育認定者
に対する試験においても学校で行なう試験と同様の試験
の厳正さを確保することができる。具体的には、学校設
備100からヘッドホン着用音声を在宅教育認定者宅に
送り、在宅教育認定者に音声または文字で返答させるこ
とによりヘッドホン113着用を確認することによりヘ
ッドホン113の着用を義務付け、外部からの音声を聞
くことができなくすることにより、例えば協力者が視野
外から音声で情報を伝達したりすることによる在宅教育
認定者のカンニング行為の防止を行なう。
【0029】(第3の実施の形態)在宅教育認定者宅設
備110におけるパソコン115のメール機能を試験実
施時間中のみ停止するよう学校設備100におけるサー
バ101を制御することにより、在宅教育認定者のカン
ニング行為の防止を行い、在宅教育認定者に対する試験
においても学校で行なう試験と同様の試験の厳正さを確
保することができる。こうすることで、在宅教育認定者
がインターネットのメール機能を利用して外部の協力者
に協力を求めることによるカンニングを防止することが
できる。
【0030】(第4の実施の形態)学校設備100にお
ける教師用モニタ102に、在宅教育認定者が使用する
パソコン115の画面イメージを映し出すようサーバ1
01を制御することにより在宅教育認定者のカンニング
行為の防止を行い、在宅教育認定者に対する試験におい
ても学校で行なう試験と同様の試験の厳正さを確保する
ことができる。こうすることで、在宅教育認定者が外部
からメールを受信したり、あるいはパソコン115のハ
ードディスクに書きこまれている情報を検索したりする
ことによるカンニングを防止することができる。
【0031】(第5の実施の形態)図2は、第5の実施
の形態におけるシステム構成の一例を示す図である。図
1で示した在宅教育認定者宅設備110に、さらにパソ
コン115に接続されたヘッドマウントディスプレイ2
01と、電子パッド202を備えた構成となっている。
ヘッドマウントディスプレイ201は、サーバ101か
ら送信される試験内容を表示する機能を有する。電子パ
ッド202は、在宅教育認定者がペン203により回答
を書きこむためのものである。電子パッド202に書き
こまれた文字は、パソコン115上の文字認識プログラ
ムで検知され、サーバ101に試験回答として送信され
る。
【0032】このように構成されたシステムを用いて試
験を行なうことで、在宅教育認定者はヘッドマウントデ
ィスプレイ201に映し出された映像しか見ることがで
きず、しかも試験内容は在宅教育認定者のみにしか把握
できないため、外部にいる協力者に協力を求めたり、パ
ソコン115のハードディスクに書きこまれている情報
を検索したりすることができなくなり、在宅教育認定者
のカンニング行為の防止を図れることから、在宅教育認
定者に対する試験においても学校で行なう試験と同様の
試験の厳正さを確保することができる。
【0033】また、ヘッドマウントディスプレイ201
には必要に応じて他の映像情報も加えられることから、
あたかも在宅教育認定者型の生徒とともに教室にいるよ
うなイメージを作り出し、教室同様の厳格な雰囲気の中
で試験の受験を行なわせることすこともできる。
【0034】(他の実施の形態)上述した実施の形態に
おいては、学校設備100内に固定されたビデオカメラ
を通じて教室における授業の映像情報を収録し、在宅教
育認定者に対して送信する場合を一例に説明したが、本
発明はこの場合に限定されるものではなく、他の実施の
形態においては、在宅教育認定者に学校設備100内の
ビデオカメラ104を遠隔操作できるようにし、教室内
の様子を適宜確認できるようにさせたりすることも考え
られる。また、教師にビデオカメラ104を操作させ、
教室内の必要な映像情報を在宅教育認定者に送信するこ
とも考えられる。こうすることで在宅教育認定者と教
師、および他の生徒間で映像情報を共有することによ
り、学校教育で重要とされる生徒の人格形成を行なうこ
とができる。
【0035】また、上述した実施の形態においては、教
師用モニタ102による監視や、ヘッドホン113の着
用義務付けなどを個々に行なうことにより在宅教育認定
者のカンニングを防止し、学校で行なう試験と同様の試
験の厳正さを確保する場合を例に説明したが、本発明は
この場合に限定されるものではなく、他の実施の形態に
おいては、これらのカンニング防止対策を適宜相互に組
み合わせて実施することにより、一層のカンニング防止
を図ることができることは当業者にとって自明である。
【0036】以上述べた発明の実施の形態以外にも種々
の変形が可能である。しかしながら、その変形が特許請
求の範囲に記載された技術思想に基づくものである限
り、その変形は本発明の技術範囲内となる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、学校
設備は、学校側の映像情報、音声情報、および文字情報
のうち少なくとも1つを含む学校情報を入力する第1の
入力手段と、前記学校情報を前記在宅教育認定者宅設備
に送信する第1の送信手段と、在宅教育認定者宅側の映
像情報、音声情報、および文字情報のうち少なくとも1
つを含む在宅教育認定者情報を在宅教育認定者宅設備か
ら受信する第1の受信手段と、前記在宅教育認定者情報
を出力する第1の出力手段とを備え、前記在宅教育認定
者宅設備は、前記在宅教育認定者情報を入力する第2の
入力手段と、前記在宅教育認定者情報を前記学校設備に
送信する第2の送信手段と、前記学校情報を前記学校設
備から受信する第2の受信手段と、前記学校情報を出力
する第2の出力手段とを備え、前記在宅教育認定者情報
は、前記在宅教育認定者が試験を受けている最中におけ
る前記在宅教育認定者情報であるとすることにより、身
体的、もしくは宗教的理由などから登校が困難あるいは
登校することができない特別な事情を抱えた生徒もしく
は学生が、実際に学校に登校しなくても、学校で受験す
るのと同等の厳正さのもと、学校で受けるのと同様の試
験を在宅で試験を受けることのできる在宅教育システム
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】在宅教育システムのシステム構成の一例を示す
図である。
【図2】第5の実施の形態におけるシステム構成の一例
を示す図である。
【符号の説明】
100 学校設備 101 サーバ 102 教師用モニタ 103、111 マイク 104、112 ビデオカメラ 105 電子黒板 106 データベース装置 107、115 パソコン 109 スピーカー 110 在宅教育認定者宅設備 113 ヘッドホン 114 スキャナまたはFAX 116 回線 130 ネットワーク 201 ヘッドマウントディスプレイ 202 電子パッド 203 ペン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学校における学校設備と在宅教育認定者
    の自宅における在宅教育認定者宅設備とをネットワーク
    で接続し、前記在宅教育認定者が自宅において授業また
    は試験を受けることのできる在宅教育システムにおい
    て、 前記学校設備は、 前記学校側の映像情報、音声情報、および文字情報のう
    ち少なくとも1つを含む学校情報を入力する第1の入力
    手段と、 前記学校情報を前記在宅教育認定者宅設備に送信する第
    1の送信手段と、 前記在宅教育認定者宅側の映像情報、音声情報、および
    文字情報のうち少なくとも1つを含む在宅教育認定者情
    報を前記在宅教育認定者宅設備から受信する第1の受信
    手段と、 前記在宅教育認定者情報を出力する第1の出力手段とを
    備え、 前記在宅教育認定者宅設備は、 前記在宅教育認定者情報を入力する第2の入力手段と、 前記在宅教育認定者情報を前記学校設備に送信する第2
    の送信手段と、 前記学校情報を前記学校設備から受信する第2の受信手
    段と、 前記学校情報を出力する第2の出力手段とを備え、 前記在宅教育認定者情報は、前記在宅教育認定者が試験
    を受けている最中における情報を含むことを特徴とする
    在宅教育システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の出力手段はモニタ端末を含
    み、該モニタ端末は前記第2の入力手段が取得した前記
    在宅教育認定者宅情報を表示することを特徴とする請求
    項1に記載の在宅教育システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の入力手段はビデオカメラを含
    み、前記第1の出力手段は該ビデオカメラが取得した前
    記在宅教育者宅情報を表示することを特徴とする請求項
    1または2に記載の在宅教育システム。
  4. 【請求項4】 前記第2の出力手段はヘッドホンを含
    み、該ヘッドホンは前記第1の入力手段が取得した前記
    学校設備側の音声情報を出力することを特徴とする請求
    項1に記載の在宅教育システム。
  5. 【請求項5】 前記学校設備は、前記在宅教育認定者宅
    設備の通信機能を制御する通信制御手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の在宅教育システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の出力手段は、前記第2の出力
    手段の出力する出力内容を出力することを特徴とする請
    求項1に記載の在宅教育システム。
  7. 【請求項7】 前記第2の出力手段はヘッドマウントデ
    ィスプレイを含むことを特徴とする請求項1に記載の在
    宅教育システム。
JP2000311232A 2000-10-11 2000-10-11 在宅教育システム Pending JP2002116684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000311232A JP2002116684A (ja) 2000-10-11 2000-10-11 在宅教育システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000311232A JP2002116684A (ja) 2000-10-11 2000-10-11 在宅教育システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002116684A true JP2002116684A (ja) 2002-04-19

Family

ID=18791032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000311232A Pending JP2002116684A (ja) 2000-10-11 2000-10-11 在宅教育システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002116684A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2451418A (en) * 2007-05-02 2009-02-04 Ewen Barnes A computer and image capture device for gathering information from a user
JP2009237801A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Nippon Tokei Jimu Center:Kk 通信システム及び通信方法
CN101895728A (zh) * 2010-06-08 2010-11-24 北京竞业达数码科技有限公司 对考场视频进行监控处理的方法及装置
JP2010268497A (ja) * 2010-07-08 2010-11-25 Optim Corp 遠隔制御システムおよびその処理方法
JP4618619B1 (ja) * 2010-07-08 2011-01-26 株式会社オプティム 遠隔制御システムおよびその処理方法
JP2012523587A (ja) * 2009-04-07 2012-10-04 ラーニング ツリー インターナショナル, インコーポレイテッド ハイブリッドコース指導のためのシステムおよび方法
JP2012247773A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Sharp Corp 試験中における携帯装置監視システム及び方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2451418A (en) * 2007-05-02 2009-02-04 Ewen Barnes A computer and image capture device for gathering information from a user
JP2009237801A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Nippon Tokei Jimu Center:Kk 通信システム及び通信方法
JP2012523587A (ja) * 2009-04-07 2012-10-04 ラーニング ツリー インターナショナル, インコーポレイテッド ハイブリッドコース指導のためのシステムおよび方法
US9064232B2 (en) 2009-04-07 2015-06-23 Learning Tree International, Inc. System and method for hybrid course instruction
US9466222B2 (en) 2009-04-07 2016-10-11 Learning Tree International, Inc. System and method for hybrid course instruction
CN101895728A (zh) * 2010-06-08 2010-11-24 北京竞业达数码科技有限公司 对考场视频进行监控处理的方法及装置
JP2010268497A (ja) * 2010-07-08 2010-11-25 Optim Corp 遠隔制御システムおよびその処理方法
JP4618619B1 (ja) * 2010-07-08 2011-01-26 株式会社オプティム 遠隔制御システムおよびその処理方法
JP2011018333A (ja) * 2010-07-08 2011-01-27 Optim Corp 遠隔制御システムおよびその処理方法
JP4660856B2 (ja) * 2010-07-08 2011-03-30 株式会社オプティム 遠隔制御システムおよびその処理方法
JP2012247773A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Sharp Corp 試験中における携帯装置監視システム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Zhou et al. Assistive technology for students with visual impairments: Challenges and needs in teachers’ preparation programs and practice
US20070261080A1 (en) System of Delivering Interactive Seminars, and Related Method
Silman et al. Use of assistive technology for teaching-learning and administrative processes for the visually impaired people
CN110444061B (zh) 物联网教学一体机
JPH10171337A (ja) バーチャル教室システム
Shrivastava et al. Classroom distraction due to mobile phones usage by students: College teachers’ perceptions
Ramos Tackling a Tough Task: Teaching Today's Teachers to Teach English Learners.
KR20100060289A (ko) 쌍방향 온라인 동영상 강의 시스템 및 방법
KR20210123771A (ko) 학교 수업을 대체하는 양방향 몰입수업 시스템
Rock et al. See me, hear me, coach me
JP2002116684A (ja) 在宅教育システム
Sorensen et al. Interaction in Interactive Television Instruction: Perception versus Reality.
Damayanti et al. WhatsApp with preservice teacher learning experiences in the midst of COVID-19 pandemic
van der Kleij et al. Feasibility and value of using a GoPro camera and iPad to study teacher-student assessment feedback interactions
TW202347275A (zh) 直播教學系統
JP2002169901A (ja) インターネットを利用した集合参加型教育システム
Parlakkilic Bridging the gap with distance education students: Telepresence
Bruce et al. Teaching via compressed video: Promising practices and potential pitfalls
Milakovich et al. Improving the quality of online programs
Mirek Meeting the New Normal: A Case Study of An Online Simultaneous Interpreting Course
Norkulov et al. BASICS OF ONLINE TEACHING, USAGE ANDIMPLEMENTATIONPROCESS.
Le Interaction and evaluation of teaching and learning English online: Challenges and solution
Zh et al. FEATURES OF TEACHING LECTURE (E-LECTURE) IN THE CONDITIONS OF DISTANCE LEARNING
Sipe et al. Exploring the New Normal Practices in Thai University EFL Classrooms: Voices of the Teachers and Students.
Chong THE ELEMENTARY TEACHER’S PERSPECTIVE: TEACHING DURING THE COVID-19 PANDEMIC